JP2005318029A - 補正pcr値算出方法及びその回路 - Google Patents

補正pcr値算出方法及びその回路 Download PDF

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Abstract

【課題】PCR補正回路における外付けのVCO発振器や平滑回路を用いたPLL制御方式に対し、部品点数や回路規模を減らし、また比較的容易な制御方法で実現可能なPCR補正回路を提供することを課題とする。
【解決手段】ビットレート変換前のPCR入力タイミングとビットレート変換後の出力PCRタイミングとの時間差値を算出し、その時間差値を入力PCR値に加算した値を補正PCR値としてビットレート変換後のPCR値と置き換えるようにしたものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、MPEG2トランスポートストリーム(以下、TSと称する)のビットレート変換処理における補正PCR値算出方法に関する。
デジタル伝送方式ではMPEG2(ISO/IEC13818)−TS(Transport Stream)方式が採用されている。この方式では、符号化された映像、音声、データなど複数の情報を1本のストリーム(TS)の中で多重する。TSは、188又は204バイト固定長のTSパケット複数個から構成される。
図3は従来の補正PCR値算出回路を用いたビットレート変換回路の構成図である。FIFOライトタイミング生成部1では入力TSクロックbに同期した入力TS信号aを1TS単位でライト可能なライトイネーブルdを生成する。この際、入力TS信号aに含まれるNULLパケット(無効データ)を常に検出しており、ライト/リード制御部2からライト不可信号cを検出した場合で且つ前記NULLパケット検出期間のみライトイネーブルdをディセーブルとしてライト動作を停止する機能を持つ。(NULLパケットの削除機能)
一方、FIFOリードタイミング生成部5では、変換クロックjに同期して1TS単位でリード可能なリードイネーブルgを生成する。ライト/リード制御部2からのリード不可信号fを検出した場合、リードイネーブルgをディセーブルとしてリード動作を停止する機能を持つ。(NULLパケットの追加機能)
ライト/リード制御部2では、前記ライトイネーブルdおよび前記リードイネーブルgを参照してFIFOライトタイミング生成部1及びFIFOリードタイミング生成部5を制御することによりFIFO3のアドレス管理を行う。例えば、入力TSクロックb<変換クロックjの場合、リードアドレスがライトアドレスを追い越さない様にリード不可信号fを出力することによりリードイネーブルdをディセーブルにしてFIFOリードタイミング生成部5のリード動作を制御する。逆に、入力TSクロックb>変換クロックjの場合、ライトアドレスがリードアドレスを追い越さない様にライト不可信号cを出力することによりライトイネーブルdをディセーブルにしてFIFOライトタイミング生成部1のライト動作を制御する。
FIFO3では、前記入力TSクロックbに同期したライトTSデータeをライトイネーブルdに従って書き込まれ、前記変換クロックjに同期してリードTSデータhをリードイネーブルgに従って読み出される。
最多重部6では、前記リードTSデータhに対して、リードイネーブルgがディセーブルのタイミング期間のみNULLパケットを挿入し、レート変換データkを得る。
以上述べたような入力TS信号のレート変換に伴うNULLパケットの削除、追加を行う場合、TS信号に含まれるPCR(Program Clock Reference)値の補正を行う必要がある。PCRはTS信号に含まれる映像・音声圧縮データの基準となる時間情報で、27MHzのクロックに同期したカウンタ値である。上記述べたようなNULLパケットの削除、追加を行った場合、その基準時刻にズレが生じることになる。
図4に一例として、前記入力TSクロックb<変換クロックjの場合の、入力TS信号a及びレート変換データkのタイミング図を示す。TSP1〜TSP8は入力TS信号aのTSパケットデータ列であり、PCR1がTSP2に含まれたPCR情報値、PCR2がTSP7に含まれたPCR情報値を示す。TSP1´〜TSP8´はレート変換後のTSP1〜TSP8であり、PCR1´がTSP2´に含まれたPCR情報、PCR2´がTSP7´に含まれたPCR情報を示す。図のようにレート変換によるNULLパケット挿入により、PCR1とPCR1´ではΔPCRのずれが生じ、またPCR2とPCR2´ではΔPCR2のズレが生じることとなる。このズレを補正して適性なPCR値を生成するのが、図3におけるPCR補正部4であり、補正PCR値iを求め再多重部6にてリードTSデータhに含まれるPCR情報に対し挿げ替えて行う。
図5にPCR補正部4における従来の補正PCR値算出回路を示す。PCR検出部7にて入力TS信号aに含まれるPCR情報1を検出する。差分検出部8は前記PCR情報l及びSTCカウンタ部10からのSTCカウンタ値rとの差分を算出し、差分情報mを得る。PWM生成部9は、差分情報mよりPWM信号nを生成する。PWM(ulse idth odulation−パルス幅変調)は、入力値(差分情報m)を一定周期の方形波のON時間の割合(duty比)として出力する変調方式のことである。LPF平滑部11は、前記PWM信号nの高周波成分を取り除き一定電圧レベルの制御信号oとして出力する。27MHzVCO発振器12は、前記制御信号oの電圧レベルに応じて発振周波数を変動させることによりSTCクロックpを発振する。STCカウンタ10は、動作開始後、一番初めにPCR検出部7にて検出したPCR情報lをカウンタ初期値とし、前記STCクロックpに同期したSTCカウンタ値rを得る。以上の機能を持つ従来の回路においては、PCR情報lとSTCカウンタ値rとの差分情報mの値が一定となるように27MHzVCO発振器12を制御するPLLを構成することにより、元々のPCR基準クロックである27MHzのSTCクロックpを再生することが可能であり、そのクロックに同期したSTCカウンタ値rを図3における補正PCR値iとして最多重部6にてレート変換後のTSに含まれるPCRと入れ替えることで、適正なPCR補正を行うことができる。
しかし、以上述べたような従来の回路では、前記差分検出器8やPWM生成部9などの回路において多数の加算乗算といった演算回路が必要となるため、その回路規模が大きくなるという問題があった。また、外付けのVCOや平滑回路、及びPLL制御が必要なことから、その制御方法は容易ではないという問題もあった。
特開平9−163182号公報
本発明は前記の問題を解決するためになされたもので、前記述べたようなPCR補正回路における外付けのVCO発振器や平滑回路を用いたPLL制御方式に対し、部品点数や回路規模を減らし、また比較的容易な制御方法で実現可能なPCR補正回路を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る補正PCR値算出方法は、ビットレート変換前のPCR入力タイミングとビットレート変換後のPCR出力タイミングとの時間差を算出し、その時間差値を入力PCR値に加算した値を補正PCR値とするようにしたものである。
本発明に係る補正PCR値算出回路は、ビットレート変換前のPCR値及びその入力タイミングを検出する入力PCR検出部と、ビットレート変換後のPCR出力タイミング検出部と、固定クロック発振器と、前記PCR入力タイミングとPCR出力タイミングとの時間差値を固定クロックのカウンタ値として算出する時間差検出部と、前記時間差情報を前記PCR値に加算するPCR補正値加算部とを具備するようにしたものである。
本発明に係る補正PCR算出方法及び補正PCR算出回路により、従来の外付けのVCOや平滑回路及びPLL制御を必要とした場合に比べて、部品点数、回路規模の削減、制御の簡素化が図れる。
本発明の実施の形態を図1、図2にて説明する。図2は、本発明のPCR算出回路を用いた場合のビットレート変換回路である。図3における従来のビットレート変換回路との違いは、PCR補正部4に対して、レート変換後のPCR出力タイミングを得るために、変換クロックj及びリードTSデータhが入力される点にある。
図1は、図2のPCR補正部4における本発明の補正PCR値算出回路である。入力PCR検出部13では入力TSクロックbに同期した入力TS信号aに含まれる入力PCR情報s及びその入力PCRタイミング信号tを検出する。一方、出力PCR検出部14では、変換クロックjに同期したレート変換後のリードTSデータeに含まれるPCRの出力PCRタイミング信号uを得る。
時間差検出部16では、27MHz固定水晶発振器15からの27MHz固定クロックvに同期してカウントアップするカウンタであり、前記入力PCRタイミング信号tのタイミングでカウントスタートし、前記出力PCRタイミング信号uのタイミングでカウントストップし、その間進んだカウント値を時間差情報wとして出力する。PCR補正値加算部では、前記入力PCR情報sに前記時間差情報wを加算することにより、補正PCR値xを得る。その後、求められた補正PCR値xを図2における補正PCR値iとして再多重部にて出力PCR情報と挿げ替えを行う。
以上述べた方法を、図4において説明する。ΔPCR1及びΔPCR2に相当するのが前記時間差情報wであり、PCR1´=PCR1+ΔPCR1、PCR2´=PCR2+ΔPCR2であることから、前記時間差情報wと前記入力PCR情報sを加算することで、NULLパケット追加によって生じた時間のズレを補正した補正PCR値iを得ることが可能となる。
本発明の補正PCR算出回路。 本発明の補正PCR算出回路を用いたビットレート変換回路。 従来の補正PCR算出回路を用いたビットレート変換回路。 入力TS信号及びレート変換データタイミング図。 本発明の補正PCR算出回路。
符号の説明
1:FIFOライトタイミング生成部
2:リード/ライト制御部 3:FIFO
4:PCR補正部
5:FIFOリードタイミング生成部
6:再多重部 7:PCR検出部
8:差分検出部 9:PWM生成部
10:STCカウンタ 11:LPF平滑部
12:27MHzVCO発振器 13:入力PCR検出部
14:出力PCR検出部
15:27MHz固定水晶発振器 16:時間差検出部
17:PCR補正値加算部 a:入力TS信号
b:入力TSクロック c:ライト不可信号
d:ライトイネーブル e:ライトTSデータ
f:リード不可信号 g:リードイネーブル
h:リードTSデータ i:補正PCR値
j:変換クロック k:レート変換クロック
l:PCR情報 m:差分情報
n:PWM信号 o:制御信号
p:STCクロック r:STCクロック値
s:入力PCR情報 t:入力PCRタイミング信号
u:出力PCRタイミング信号 v:27MHz固定クロック
w:時間差情報 x:補正PCR値

Claims (2)

  1. 所定のビットレートで入力されたMPEG2トランスポートストリームをバッファを介して異なったビットレートに変換する際に行う補正PCR値算出方法において、ビットレート変換前のPCR入力タイミングとビットレート変換後の出力PCRタイミングとの時間差値を算出し、その時間差値を入力PCR値に加算した値を補正PCR値としたことを特徴とする補正PCR算出方法。
  2. ビットレート変換を行う際に用いられる補正PCR値算出回路において、ビットレート変換前のPCR値及びその入力タイミングを検出する入力PCR検出部と、ビットレート変換後のPCRの出力タイミングを検出するPCR出力タイミング検出部と、固定クロック発振器と、前記PCR入力タイミングとPCR出力タイミングとの時間差を前記固定クロックのカウンタ値として算出する時間差検出部と、前記時間差の情報を前記入力PCR値に加算するPCR補正値加算部とを具備したことを特徴とした補正PCR算出回路。
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