JP2005317424A - インバータ回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 2つ以上の自励発振回路(インバータ)において、それぞれの周波数同期をとることによって、ノイズを軽減して画面のちらつき等を防止する。
【解決手段】 一端が電源に接続された第1および第2の1次巻線、それらの1次巻線の他端がそれぞれのコレクタに接続され、それぞれのエミッタが接地され、それぞれのベースが3次巻線の両端に接続された第1および第2のトランジスタを具え、第1および第2のトランジスタのコレクタ同士が接続され、自励発振によって2次巻線から出力を得るインバータを複数個用いて複数の放電管を点灯するインバータ回路において、それぞれのインバータの第1のトランジスタのコレクタ同士を接続する。第1のトランジスタ、または第2のトランジスタのコレクタ同士を接続して同相にしたり、一方の第1のトランジスタと他方の第2のトランジスタのコレクタ同士を接続して逆相とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 一端が電源に接続された第1および第2の1次巻線、それらの1次巻線の他端がそれぞれのコレクタに接続され、それぞれのエミッタが接地され、それぞれのベースが3次巻線の両端に接続された第1および第2のトランジスタを具え、第1および第2のトランジスタのコレクタ同士が接続され、自励発振によって2次巻線から出力を得るインバータを複数個用いて複数の放電管を点灯するインバータ回路において、それぞれのインバータの第1のトランジスタのコレクタ同士を接続する。第1のトランジスタ、または第2のトランジスタのコレクタ同士を接続して同相にしたり、一方の第1のトランジスタと他方の第2のトランジスタのコレクタ同士を接続して逆相とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、冷陰極蛍光管当の点灯に利用されるインバータ回路に掛かるもので、複数の冷陰極蛍光管を同時に並列して点灯するためのインバータ回路に関するものである。
大型の液晶表示装置の画面のバックライトとして複数の冷陰極蛍光管を用いる場合、複数の冷陰極蛍光管をそれぞれロイヤー発振回路を用いて駆動している。この場合、それぞれの発振回路の駆動周波数が異なるのが通常で、この周波数のずれがノイズとなり、画面に縞模様が出るなどの悪影響を及ぼす原因となる。
図3はそのようなロイヤー自励発振回路を用いたインバータの例を示す回路図である。トランスの1次巻線L1とL2とが、L6とL7とが直列に接続され、それらの接続点がチョークコイルL6、L7を介して電源V1に接続されている。1次巻線L1、L6の他端はトランジスタQ1、Q3のコレクタに接続され、1次巻線L2、L7の他端はトランジスタQ2、Q4のコレクタに接続されている。4つのトランジスタQ1〜Q4のエミッタは接地されている。トランスの3次巻線L3の両端がトランジスタQ1、Q2のベースに、トランスの3次巻線L8の両端がトランジスタQ3、Q4のベースにそれぞれ接続されている。トランスの2次巻線L4、L9から昇圧された出力が得られ、冷陰極蛍光管を点灯する。
トランジスタQ1とQ2、またQ3とQ4とはそれぞれ交互にオンオフを繰り返して1次巻線L1とL2、またL6とL7に交互に電流を流す。それぞれの1次巻線の電流の方向が交互に異なることになるので2次巻線から交流出力が得られる。この動作はそれぞれのインバータの自励発振を利用したものである。この自励発振のロイヤー回路において同期をとる方法はいくつか提案されている。これらは、いずれもトランスに4次巻線を施すことが必要路なり、同期をとらなければならないそれぞれの回路の共振点に大きな差がある場合には同期をとることができないといった不都合が発生している。
特開2000−260592号公報
特開2000−12256号公報
特開2002−299094号公報
特開2002−25786号公報
本発明は、2つ以上の自励発振回路(インバータ)において、それぞれの周波数同期をとることによって、ノイズを軽減して画面のちらつき等を防止するものである。
本発明はそれぞれのインバータの対応する位置の電位を共通することによって、上記の課題を解決するものである。すなわち、一端が電源に接続された第1および第2の1次巻線、それらの1次巻線の他端がそれぞれのコレクタに接続され、それぞれのエミッタが接地され、それぞれのベースが3次巻線の両端に接続された第1および第2のスイッチングトランジスタを具え、第1および第2のスイッチングトランジスタのコレクタ同士がコンデンサを介して接続され、自励発振によって2次巻線から出力を得るインバータを複数個用いて複数の放電管を点灯するインバータ回路において、それぞれのインバータの第1のスイッチングトランジスタのコレクタ同士を接続したことに特徴を有するものである。
本発明により同期をとって駆動されることになる利点は次のとおりである。
(1)位相同期が取れるので、管電流が安定する。
(2)逆位相同期の場合、ランプの低電圧側管電流が0となり、LCDパネルを経由して乗るノイズが軽減される。
(3)逆位相同期の場合、ランプの低電圧側管電流が0となるので、安全性が向上する。
(1)位相同期が取れるので、管電流が安定する。
(2)逆位相同期の場合、ランプの低電圧側管電流が0となり、LCDパネルを経由して乗るノイズが軽減される。
(3)逆位相同期の場合、ランプの低電圧側管電流が0となるので、安全性が向上する。
複数のインバータの同期をとる場合として、同位相で同期をとる場合と逆位相で同期をとる場合の2つがある。これらは、回路の内容当によって使い分けることができるし、必要があれば切り換えることもできる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。図1は本発明の実施例を示す回路図で基本的な構成は図3に示した従来の回路と同じである。トランスの1次巻線L1とL2とが、L6とL7とが直列に接続され、それらの接続点がチョークコイルL6、L7を介して電源V1に接続されている。1次巻線L1、L6の他端はトランジスタQ1、Q3のコレクタに接続され、1次巻線L2、L7の他端はトランジスタQ2、Q4のコレクタに接続されている。4つのトランジスタQ1〜Q4のエミッタは接地されている。トランスの3次巻線L3の両端がトランジスタQ1、Q2のベースに、トランスの3次巻線L8の両端がトランジスタQ3、Q4のベースにそれぞれ接続されている。なお、コンデンサC1、C4は共振用のコンデンサである。トランスの2次巻線L4、L9から昇圧された出力が得られ、冷陰極蛍光管を点灯する。
この例においては、トランジスタQ1のコレクタとトランジスタQ3のコレクタとが直接接続されている。このように接続された回路の動作について説明する。トランジスタQ1がオンとなったとき、トランジスタQ3がオフの状態でも巻線L6には電流が流れる。すなわち、トランジスタQ4がオン状態でも強制的にオフとされて、その結果トランジスタQ3はオンとなる。トランジスタQ1がオフの状態すなわちトランジスタQ2がオン状態となると、トランジスタQ3は直ちにオフ状態となり、トランジスタQ4がオン状態となる。このようにそれぞれのロイヤー発振回路が同じ周波数で動作することになる。巻線仕様が同じ端子側で接続すれば同位相同期を得ることができる。
図2は、逆位相同期を得る例を示すもので、トランジスタQ2のコレクタとトランジスタQ3のコレクタとを接続したものである。これはトランスの1次巻線の巻線仕様の逆特性側に接続したので逆位相同期を得ることができる。同相はもちろん3組以上のインバータに利用できるし、逆相のものと同相のものを組み合わせることもできる。
本発明は、液晶テレビや大型の液晶モニタ等の大画面の液晶表示装置のバックライト用として用いられる複数の冷陰極蛍光管等の点灯に適したインバータ回路である。
L1、L2、L6、L7:1次巻線
Q1〜Q4:スイッチングトランジスタ
L3、L8:検出(3次)巻線
Q1〜Q4:スイッチングトランジスタ
L3、L8:検出(3次)巻線
Claims (3)
- 一端が電源に接続された第1および第2の1次巻線、それらの1次巻線の他端がそれぞれのコレクタに接続され、それぞれのエミッタが接地され、それぞれのベースが3次巻線の両端に接続された第1および第2のスイッチングトランジスタを具え、第1および第2のスイッチングトランジスタのコレクタ同士がコンデンサを介して接続され、自励発振によって2次巻線から出力を得るインバータを複数個用いて複数の放電管を点灯するインバータ回路において、
それぞれのインバータの第1のスイッチングトランジスタのコレクタ同士を接続したことを特徴とするインバータ回路。 - 一端が電源に接続された第1および第2の1次巻線、それらの1次巻線の他端がそれぞれのコレクタに接続され、それぞれのエミッタが接地され、それぞれのベースが3次巻線の両端に接続された第1および第2のスイッチングトランジスタを具え、第1および第2のスイッチングトランジスタのコレクタ同士がコンデンサを介して接続され、自励発振によって2次巻線から出力を得るインバータを2組用いて複数の放電管を点灯するインバータ回路において、
2つのインバータの第1のスイッチングトランジスタ、または第2のスイッチングトランジスタのコレクタ同士を接続したことを特徴とするインバータ回路。 - 一端が電源に接続された第1および第2の1次巻線、それらの1次巻線の他端がそれぞれのコレクタに接続され、それぞれのエミッタが接地され、それぞれのベースが3次巻線の両端に接続された第1および第2のスイッチングトランジスタを具え、第1および第2のスイッチングトランジスタのコレクタ同士がコンデンサを介して接続され、自励発振によって2次巻線から出力を得るインバータを2組用いて複数の放電管を点灯するインバータ回路において、
一方のインバータの第1のスイッチングトランジスタのコレクタと、他方のインバータの第2のスイッチングトランジスタのコレクタとを接続したことを特徴とするインバータ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004135674A JP2005317424A (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | インバータ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004135674A JP2005317424A (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | インバータ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005317424A true JP2005317424A (ja) | 2005-11-10 |
Family
ID=35444607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004135674A Withdrawn JP2005317424A (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | インバータ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005317424A (ja) |
-
2004
- 2004-04-30 JP JP2004135674A patent/JP2005317424A/ja not_active Withdrawn
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071211 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080125 |