JP2004328951A - インバータトランス - Google Patents

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JP2004328951A
JP2004328951A JP2003123250A JP2003123250A JP2004328951A JP 2004328951 A JP2004328951 A JP 2004328951A JP 2003123250 A JP2003123250 A JP 2003123250A JP 2003123250 A JP2003123250 A JP 2003123250A JP 2004328951 A JP2004328951 A JP 2004328951A
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Hiroyuki Igarashi
博之 五十嵐
Kazunori Yamada
和則 山田
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Toko Inc
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Toko Inc
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Abstract

【課題】1次巻線に特別な高電圧対策を必要とせず、複数のCCFLを点灯できるインバータトランスを提供する。それらのCCFLを同じ周波数で駆動する。
【解決手段】1次巻線に流れる直流電流をインバータ回路によって間欠的にオンオフして2次巻線から高圧出力を得るインバータトランスにおいて、インバータトランスが複数の負荷をそれぞれ駆動する複数のトランスで構成され、複数のトランスの1次巻線が直列に接続されるとともに同一のインバータによって駆動される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置のバックライト用のインバータトランスに関するもので、多灯点灯用のインバータトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開2000− 58279号公報
【特許文献2】特開2002− 25786号公報
【特許文献3】特開2002−175891号公報
【0003】
液晶表示装置のバックライトとして冷陰極蛍光管(CCFL)が用いられており、このCCFLを点灯するのにインバータ回路と昇圧トランスが用いられる。通常1個のトランスで1個のCCFLを点灯するが、液晶表示装置の画面の大型化に伴って、複数のCCFLを並列に点灯することが必要となっている。
【0004】
多灯のCCFLを1個のトランスで点灯させる場合、入力電圧が高くなるとインバータトランスの1次巻線の巻き数を多くしなければならない。これは、そのままの巻き数では励磁電流が増大し過ぎるので、1次巻線の巻き数を増やしてインダクタンスを大きくしなければならないためである。しかし、そのためにトランスが大型化してしまう問題が生じる。開放電圧を一定にするためには1次巻線と2次巻線は同じ巻き数比とすることが必要なので、1次巻線の巻き数を増やすと2次巻線の巻き数も増やす必要がある。したがって、巻き枠を大きくしなければならず、トランスがますます大型化してしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
入力電圧が高くなると、1次巻線の高圧側と低圧側の間に高い電圧が加わることになるので、絶縁について十分な配慮を行う必要がある。従来、バックライト用インバータトランスの1次巻線に高い電圧を印加することは考えられておらず、高電圧を発生する2次巻線のように高電圧の対策は施されていない。本発明は、1次巻線に特別な高電圧対策を必要とせず、複数のCCFLを点灯できるインバータトランスを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数のトランスの1次側を直列接続してトランス1個あたりに印加される電圧を下げることによって、上記の課題を解決するものである。すなわち、1次巻線に流れる直流電流をインバータ回路によって間欠的にオンオフして2次巻線から高圧出力を得るインバータトランスにおいて、インバータトランスが複数の負荷をそれぞれ駆動する複数のトランスで構成され、複数のトランスの1次巻線が直列に接続されたことに特徴を有するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明によるインバータトランスの構成要素は次のようになる。
(1)駆動電源とスイッチング回路(インバータ回路)に接続され、かつ直列に接続された複数の1次巻線。
(2)それぞれの1次巻線に対応する昇圧された電圧を得てそれをCCFLに印加する複数の2次巻線。
これによって、トランスの1次巻線に印加される電圧を下げることができるので、巻き数を多くする必要もなく、したがって絶縁対策を強化する必要も生じない。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。図1は、本発明の実施例を示す回路図で、2個のトランスを用いた例である。この例では2個のトランスT1、T2を用いており、トランスT1の1次巻線L1とトランスT2の1次巻線L3とが直列に接続され、一端が駆動電源Vccに接続され、他端がスイッチング素子Q1、Q2のコレクタに接続されている。自励発振を行うために、トランスT1の巻線L5からスイッチング素子Q1、Q2に帰還をかけるロイヤー発振回路構成をとったものである。なお、コンデンサC1は共振用のコンデンサである。スイッチング素子Q1、Q2のエミッタは接地されている。
【0009】
トランスT1の2次巻線L2とトランスT2の2次捲線L4からそれぞれ昇圧された出力が得られ、図示しないCCFLに接続されて点灯を行う。スイッチング素子Q1、Q2は自励発振によって交互にオン−オフするので、トランスT1の1次巻線L1とトランスT2の1次巻線L3の電源およびスイッチング素子への接続は対称に、逆方向となっている。これによって、2次巻線L2、L4から得られる出力は同相となる。もちろん、その周波数も一致している。
【0010】
図2は、フルブリッジ構成による例を示したもので、トランジスタQ5〜Q8によってフルブリッジのインバータが構成されている。このフルブリッジ回路がトランスT20の1次巻線L19の一端に、それに直列に接続されたトランスT21の1次巻線L21の他単に接続されている。それぞれのトランスの出力はトランスT20の2次巻線L20、トランスT21の2次巻線L22から得られる。この例においてはスイッチング素子Q5〜Q8の動作は外部からの制御信号によって制御されるが、トランスT20、T21が同じ周波数で、同相で駆動される。
【0011】
上記の例では、いずれもトランス1個に印加される電圧はVcc/2相当分になる。ただし、この場合どちらの回路も共振させているのでVcc/2とはならず、ロイヤー発振回路を用いた場合にはπVcc/2となる。図3は、図1の回路を4個のトランスを用いる場合に応用したもの、ロイヤー発振回路を用いて4出力を得るものである。この場合、トランス1個に印加される電圧はVcc/4相当分になる。ただし、ロイヤー発振回路を用いているのでπVcc/4となる。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、複数(N個)の同じ仕様のトランスを使用するので、1個当たりの巻線に加わる電圧は1/Nとなり、電圧を低く抑えることができる。したがって、特別な高圧絶縁対策が不要で小型のトランスで済ませることができる。また、1次巻線が直列に接続されているので、全てのトランスの1次巻線の励磁電流が同じ値で同じ周波数となるので、2次巻線(出力)も同じ周波数で動作する。これによって、全てのCCFLが同期して点灯するので、ランプ間の周波数のずれによるフリッカの発生などの問題を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図
【図2】本発明の他の実施例を示す回路図
【図3】本発明の他の実施例を示す回路図
【符号の説明】
T1、T2、T20、T21:トランス
L1、L3、L19、L21:1次巻線
L2、L4、L20、L22:2次巻線
Q1、Q2、Q5〜Q8:スイッチング素子

Claims (3)

  1. 1次巻線に流れる直流電流をインバータ回路によって間欠的にオンオフして2次巻線から高圧出力を得るインバータトランスにおいて、
    インバータトランスが複数の負荷をそれぞれ駆動する複数のトランスで構成され、複数のトランスの1次巻線が直列に接続されたことを特徴とするインバータトランス。
  2. 1次巻線に流れる直流電流をインバータ回路によって間欠的にオンオフして2次巻線から高圧出力を得るインバータトランスにおいて、
    インバータトランスが複数の負荷をそれぞれ駆動する複数のトランスで構成され、複数のトランスの1次巻線が直列に接続されるとともに同一のインバータによって駆動されることを特徴とするインバータトランス。
  3. 1次巻線に流れる直流電流をインバータ回路によって間欠的にオンオフして2次巻線から高圧出力を得るインバータトランスにおいて、
    インバータトランスが複数の負荷をそれぞれ駆動する複数のトランスで構成され、複数のトランスの1次巻線が直列に接続されて同一周波数で駆動されることを特徴とするインバータトランス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9504136B2 (en) 2014-01-16 2016-11-22 Ricoh Company, Ltd. Inverter device, plasma generating device, sheet-member reforming device, and alternating-current voltage output method

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