JP2005315728A - 表面形状計測装置、表面形状計測方法 - Google Patents

表面形状計測装置、表面形状計測方法 Download PDF

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堅 藤井
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Abstract

【課題】 低コスト化できて、簡便で精度を向上できる表面形状計測装置、表面形状計測方法を実現する。
【解決手段】 対象の計測表面1に対し、予め設定された投影パターン情報に基づく投影パターン3aを投影すると共に上記投影パターン情報を出力する液晶プロジェクタ3を設ける。投影パターン3aが投影された計測表面1を撮影して計測表面1に応じて変形した撮影パターン6aを含む画像を画像信号として出力するデジタルカメラ6を設ける。撮影パターン6aと投影パターン情報とから計測表面1の形状を算出により計測するパソコン7を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、橋等の構造物の表面形状を非接触にて計測できる表面形状計測装置、およびその表面形状計測方法に関するものである。
近年、我が国において、供用期間が40〜60年以上になる鋼橋等の既設の鋼を主とする構造物が多くなり、構造物の適切な維持管理が必要になってきた。維持管理に適した計測技術として、上記構造物の表面形状を非接触にて測定し、上記構造物の腐食などによる耐久性の程度を計測するために、上記構造物の表面に対する画像計測の活用も種々検討されている。
例えば、非特許文献1による報告では、構造物の表面を互いに異なる角度で撮影した2枚の画像を用いて、上記表面の立体画像を得、その立体画像により腐食面を画像計測によって再現し評価する方法が開示されている。
また、特許文献1には、表面処理された鋼材の劣化・腐食検出判定方法およびその劣化・腐食検出判定システム装置が開示されている。上記システム装置は、構造物を構成する部材外部表面を撮像するビデオカメラやフォトCDなどのカメラを構造物の構成部材に対し遠方に設置し、このカメラで構造物全体または部分的に撮影し、得られた映像を画像処理機能を備えたコンピュータに入力し、この画像処理による二値化処理とHough 変換で検査対象物を抽出すると共に、明度、彩度、色相、面積、面積比等を利用して、この検査対象物の腐食状態を検出し、検査対象物外部表面の腐食度または劣化レベルを判定するものである。
さらに、構造物の表面状態を正確に計測する計測装置として、レーザを構造物の表面に照射し、その表面からの反射光によって上記表面状態を計測する装置が知られている。
土木学会第57回年次学術講演会(2002年9月) 特開平11−132962号公報(公開日:1999年5月21日)
しかしながら、前記の非特許文献1に記載の従来方法では、立体画像を得る過程で、異なる角度で撮影した2枚の画像における同一点の認識に行き詰っているのが実態であり、正確な立体画像が得られず、腐食面の再現性に劣るという課題を生じている。
また、前記の特許文献1に記載の従来構成においては、カメラにより得られた映像は、日光などの外部からの照明によるものであるから、その照明の照射角度により上記照明によって形成される影が変化するので得られた映像が変化して、構造物の表面状態を正確に得られないという課題を生じている。
さらに、前記のレーザを用いる従来装置は、少なくとも数千万円以上と高価なものであり、種々な構造物に対する使用はコスト的に困難であるという課題を生じる。
本発明は、上記の各課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的、簡便な構成にて、正確に表面形状を計測できる表面形状計測装置、および表面形状計測方法を実現することにある。
本発明に係る表面形状計測装置は、上記課題を解決するために、対象の計測表面を撮影して上記計測表面の画像を画像信号として出力するカメラ部と、上記画像信号から、上記計測表面の形状を算出により計測する計測部と、予め設定された投影パターン情報に基づく投影パターンを上記計測表面に対し投影すると共に上記投影パターン情報を上記計測部に出力する投影部とを有することを特徴としている。
上記構成によれば、対象の計測表面に対し、投影部により予め設定された投影パターンに基づく投影パターンを投影して、上記投影パターンが投影された計測表面をカメラ部により撮影すれば、上記投影パターンが計測表面の表面形状(つまり凹凸形状)に沿って変形した撮影パターンを含む画像信号を得ることができる。
これにより、上記構成では、計測部において、投影部から入力された投影パターン情報と、上記投影パターンに対応する撮影パターンとの比較による相違点によって、計測表面を再現するための計測された表面形状を、実際の表面形状に近づけることがより確実化できる。
上記表面形状計測装置では、前記投影パターンは、計測表面の色と相違し、識別できる測定色の光点を標点として含むものが好ましい。上記構成によれば、投影パターンが計測表面の色と相違し、識別できる測定色の光点を標点として含むことで、上記投影パターンをカメラ部にて撮影し易くなり、計測表面を再現するための計測された表面形状を、実際の計測表面に近づけることがより確実化できる。
上記表面形状計測装置においては、前記投影部は、液晶プロジェクタであっても、レーザ投光器であってもよい。上記構成によれば、液晶プロジェクタ、またはレーザ投光器により、投影パターン情報に基づく投影パターンを容易に形成でき、かつ上記形成を簡素化、つまり低コスト化できる。
上記表面形状計測装置では、前記カメラ部はデジタルカメラであることが望ましい。上記構成によれば、得られた画像信号がデジタル信号であるから、上記画像信号に含まれる撮影パターンと投影パターン情報との比較を容易化できると共に、デジタルカメラが数万円で調達できるから低コスト化が可能となる。
上記表面形状計測装置においては、前記投影パターンは、繰り返し構造を備えていることが好ましい。上記表面形状計測装置では、前記投影パターンは、メッシュ形状であってもよい。
上記構成によれば、投影パターンが、繰り返し構造を備えていたり、メッシュ形状であったりすることで、上記計測部において、上記投影パターン情報とカメラ部からの画像信号に含まれる撮影パターンとの比較を容易化できる。
上記表面形状計測装置においては、さらに、前記計測表面に対する投影部からの投影光の投影角度を設定するための投影角度設定部を有してもよい。上記表面形状計測装置では、さらに、前記カメラ部の光軸の受光角度を設定するための受光角度設定部を有してもよい。上記表面形状計測装置においては、さらに、前記投影部とカメラ部との間隔を設定するための間隔設定部を有してもよい。
上記構成によれば、投影角度、受光角度および間隔を設定することで、画像信号に含まれる撮影パターンと投影パターン情報との比較を確実化できて、計測表面の表面状態の再現性を向上でき、また、投影角度、受光角度および間隔の少なくとも一つの設定を変更して撮影することで、計測表面の表面状態に関する撮影パターンを増やすことにより、計測表面の表面状態の再現性を改善できる。
上記表面形状計測装置では、前記予め設定された投影パターン情報を記憶しておくための記憶部を有してもよい。上記表面形状計測装置においては、前記計測部は、投影パターン情報と、投影パターン情報に基づく投影パターンが投影された計測表面の画像からの画像信号とに基づき、上記計測表面の形状を算出するようになっていてもよい。
本発明に係る表面形状計測方法は、前記課題を解決するために、予め設定されたデジタル情報である投影パターン情報に基づく投影パターンを計測表面に対して投影し、投影パターンが投影された計測表面を撮影して上記計測表面の画像をデジタル画像信号として出力し、上記デジタル画像信号と、上記投影パターン情報とから、上記計測表面の形状を算出により計測することを特徴としている。
上記方法によれば、対象の計測表面に対し、投影部により予め設定された投影パターンを投影し、上記投影パターンが投影された計測表面を撮影すれば、上記投影パターンが計測表面の表面形状(つまり凹凸形状)に沿って変形した撮影パターンを含む画像信号を得ることができる。
これにより、上記方法では、投影パターンのデジタル情報と、上記投影パターンに対応する撮影パターンとの比較による相違点によって、計測表面を再現するための計測された表面形状を、実際の表面形状に近づけることがより確実化できる。
上記表面形状計測方法では、前記投影パターンに、計測表面の色と相違し、識別できる測定色の光点を標点として用いることが好ましい。上記表面形状計測方法においては、前記投影パターンに、間隔が設定された格子形状を用いてもよい。
本発明に係る表面形状計測装置は、以上のように、対象の計測表面を撮影して上記計測表面の画像を画像信号として出力するカメラ部と、上記画像信号から、上記計測表面の形状を算出により計測する計測部と、予め設定された投影パターン情報に基づく投影パターンを上記計測表面に対し投影すると共に上記投影パターン情報を上記計測部に出力する投影部とを有する構成である。
それゆえ、上記構成は、対象の計測表面に対し、予め設定された投影パターンを投影部により投影することで、上記投影パターンが投影された計測表面をカメラ部により撮影すれば、上記投影パターンが計測表面の表面形状(つまり凹凸形状)に沿って変形した撮影パターンを含む画像信号を得ることができる。
これにより、上記構成では、計測部において、投影部から入力された投影パターン情報と、上記投影パターンに対応する撮影パターンとの比較による相違点に基づき、計測表面を再現するための計測された表面形状を、実際の表面形状に近づけることがより確実化できる。
この結果、上記構成は、計測表面の計測による再現を非接触でも可能となるので、橋梁やビルといった構造物の腐食面といった触れることが困難なものの表面状態を、より確実に把握できて、上記構造物の補修や廃棄といった判断をより的確化できるという効果を奏する。
本発明に係る表面形状計測装置の一実施形態について図1ないし図12に基づいて説明すると以下の通りである。すなわち、上記表面形状計測装置では、図1に示すように、計測対象の計測表面1に対し、予め設定された投影パターン情報に基づく投影パターン3aを投影するための液晶プロジェクタ(投影部)3が、その光学的な基点(光源の位置)を仮想基準線2上に配置して設けられている。
液晶プロジェクタ3は、図示しないが、光源と、その光源からの光に対し、上記投影パターン情報に基づく投影パターン3aを形成するための液晶パネルとを有している。上記投影パターン情報は、アナログ情報でもデジタル情報でもよいが、投影パターンに関する位置情報と共に色情報を含むデジタル情報が後述の画面処理の利便性から好ましい。
上記投影パターン3aは、投影パターン情報に基づいて、計測表面1の表面の色と相違し、計測表面1の表面の色に対して識別できる測定色(望ましくは対照色(補色))の光点を標点として含むものであればよく、例えば繰り返し構造を有するメッシュ状(四角の格子状、グリッド状)のパターンに設定されている。よって、投影パターン3aの色は、計測表面1が腐食表面のように黒または濃い灰色の場合は、白色が好ましい。上記パターンとしては、四角の格子状以外に、三角形や五角形でもよく、また、間隔が予め設定された点の集合体でもよい。
また、液晶プロジェクタ3は、上記投影パターンの形状や間隔といった細部の位置情報をデジタル情報により記憶しておくためのメモリ(記憶部)と、上記投影パターンのデジタル情報から、上記投影パターン3aを液晶パネルの各画素にて形成するためのドライバとを、図示していないが、備えている。
さらに、上記投影パターン情報は、上記計測表面1上でのパターン画像と光学的に区別できる、例えば輝度、色度、および彩度の少なくとも一つが相違するドット状の光点である特異標点を上記投影パターン3a内の予め設定された位置に含むようになっていてもよい。また、上記特異標点は、輝度、色度、および彩度の内、色度を相違させること(投影パターン3aが例えば青色の場合、赤色や黄色)が望ましく、さらに計測表面1の表面とも識別できる色度(例えば赤色や黄色)に設定されることが好ましい。
その上、上記特異標点は、予め設定された配列(例えば、直線上にて互いに等間隔の三連星状の配列)にて複数(図1では、A〜C)であってもよい。上記複数の特異標点A〜Cでも、繰り返し構造を有することが望ましい。このような特異標点を設けることで、投影パターン情報に基づく投影パターン3aと、後述の撮影パターン6aとの間での相関、対応関係を、より確実に正確に決定できて、実際の計測表面1の表面形状に近い測定結果の再現性を向上できる。
上記表面形状計測装置においては、計測表面1に対する液晶プロジェクタ3からの投影光4の中心軸である光軸4aの上述した仮想基準線2に対する鋭角である投影角度αを測定または設定するための投影角度設定部(図示せず)が設けられていることが好ましい。
また、上記表面形状計測装置では、上記投影パターン3aが投影された状態の計測表面1の表面からの画像光5を受光して撮影し、得られた撮影パターン6aをデジタル画像信号として出力するデジタルカメラ(カメラ部)6が、その光学的な基点(レンズの位置)を仮想基準線2上に配置して設けられている。デジタルカメラ6としては、画素(ピクセル)数が、100万〜1000万の、例えば300万のカラーCCDカメラが挙げられ、さらに2〜10倍程度の光学ズームを備えたものであってもよい。
上記デジタル画像信号には、前記投影パターン3aが計測表面1の表面形状に応じて変形した撮影パターン6aのデジタル情報が含まれている。さらに、上記デジタル画像信号においては、前記各標点A〜Cの互いの位置関係が計測表面1の表面形状に応じて変形した各標点A’〜C’のデジタル情報も含まれている。
上記デジタルカメラ6への画像光5における光軸5aの仮想基準線2に対する鋭角である受光角度βを測定、または設定するための受光角度設定部(図示せず)が設けられていてもよい。さらに、上記液晶プロジェクタ3の仮想基準線2上の基点とデジタルカメラ6の仮想基準線2上の基点との間隔lを測定または設定するための間隔設定部(図示せず)が設けられていてもよい。
このような仮想基準線2は、液晶プロジェクタ3とデジタルカメラ6との相互間の位置関係を決めるためのものであり、よって、計測表面1の平均化された仮想平面に対して、仮想基準線2は、垂直に設定されると測定が困難になるため好ましくなく、平行であることが望ましいが、特に平行でなくとも計測は可能である。つまり、平行でない場合でも、得られたデジタル画像信号に含まれる撮影パターン6aのデータから補正により平行とすることができる。
また、計測表面1に対する、液晶プロジェクタ3とデジタルカメラ6の配置としては、液晶プロジェクタ3から映写されて、計測表面1上に投影パターン3aが結像され、その結像された投影パターン3aをデジタルカメラ6にて撮影できればよいが、液晶プロジェクタ3からの光4の光軸4aと、デジタルカメラ6への画像光5の光軸5aとが交差するように配置されていることが望ましく、その交差点が計測表面1の表面より遠くにあることが好ましい。
また、前記の投影角度αと受光角度βとが互いに略等しくなるように液晶プロジェクタ3とデジタルカメラ6と互いに配置されていることが望ましい。投影角度αと受光角度βとの各角度が計測表面1の平均化された仮想計測平面の法線方向に一致することは、計測表面1上に結像された投影パターン3aが計測表面1の形状(凹凸)に応じて殆ど変形しなくなるので好ましくない。よって、投影角度αと受光角度βとの各角度は、各光軸4a、5aが、上記法線の向きと一致しない、上記法線に対し傾いた状態に設定されることが望ましい。投影角度αの角度範囲としては、精度上45度程度が望ましいが、90度未満であればよく、受光角度βの角度範囲としては、精度上45度程度が望ましいが、90度未満であればよい。
さらに、計測表面1に対する、液晶プロジェクタ3およびデジタルカメラ6の各仰角はそれぞれゼロが望ましい。各仰角がゼロとは、各光軸4a、5aを含む仮想光軸平面が前述の仮想計測平面の法線方向と平行となることである。
上記投影パターン3aおよび撮影パターン6aの各デジタル情報が入力され、上記各デジタル情報に基づき、上記計測表面1の表面形状を計測するためのパソコン(計測部)7が液晶パネル等の表示部7aを有して設けられている。本実施の形態では、上記パソコン7での上記表面形状の計測において、必要に応じ、投影角度α、受光角度β、および間隔lをデジタルデータとして、ユーザの入力または前述の測定による入力によって加えてもよい。また、上記パソコン7は、投影角度α、受光角度β、および間隔lを設定するために、投影角度設定部、受光角度設定部、間隔設定部を制御する制御部としての機能を予め格納されたプログラム、またはユーザの入力に沿って制御するものであってもよい。
上記実施の形態では、液晶プロジェクタ3を用いた例を挙げたが、投影パターン3aを計測表面1上に形成できるものであればよく、レーザ光を所望する方向に反射するポリゴンミラーにより投影パターン3aを計測表面1上に形成できる、レーザ投光器であってもよい。上記ポリゴンミラーは、周面が鏡面仕上げされた多角柱形状のものであり、その中心軸を回転軸として回転し、かつ、回転軸を変位して、上記回転している周面に対し、レーザ光を所定のタイミングにて照射し所望の方向に反射させて、所望する位置に照射して所定のパターンを形成できるものである。
本発明に係る表面形状計測装置の一実施例としては、例えば図2に示すように、液晶プロジェクタ3とデジタルカメラ6との間隔lを50cm、液晶プロジェクタ3の焦点距離を2.62cm、デジタルカメラ6の焦点距離を11.7cm、計測表面1に対する液晶プロジェクタ3の投影角度αを75度、計測表面1よりのデジタルカメラ6の受光角度βを75度に設定したものが挙げられる。また、デジタルカメラ6の画素(ピクセル)数は300万のものを用いた。
次に、本実施の形態に記載の表面形状計測装置を用いた表面形状計測方法について、図3に示すフローチャートに基づき説明する。図3に示すように、まず、液晶プロジェクタ3とデジタルカメラ6との間隔l、投影角度αおよび受光角度βを、例えば前記一実施例のように設定して液晶プロジェクタ3およびデジタルカメラ6を固定する(ステップ1、以下、ステップをSと記す)。
続いて、鋼の腐食面である計測表面1に対し液晶プロジェクタ3で、前記の赤色の特異標点を含む、青色の投影パターン3aを投影する(S2)。その後、投影された投影パターン3aをデジタルカメラ6で撮影する(S3)。このとき、デジタルカメラ6では、投影パターン3aは、図4に示すように、計測表面1の表面形状に応じて変形しており撮影パターン6aとなっている。また、上記の赤色の特異標点は、直線上に連なる赤色ドット6bとなっている。
その次に、デジタルカメラ6で撮影した撮影パターン6aを含む画像のデジタル画像信号を、パソコン7にて、上記撮影パターン6a上での標点(例えば、格子の格子点)や特異標点の画素(ピクセル)の位置を、例えば投影パターン3aの格子点といった各標点や各特異標点における、予め設定されている間隔や色度を利用して決定する(S4)。
続いて、パソコン7は、パソコン7に予め格納されている表面座標解析プログラムに対し、以下の(1) 投影角度α、受光角度β、(2) 各焦点距離fL、fR、(3) 間隔l、(4) 標点の投影パターン3a上における座標値、(5) 撮影パターン6a上での標点の画素(ピクセル)位置の各データを入力する(S5)。
その後、パソコン7は、上記各データ、液晶プロジェクタ3の投影パターン3aの各座標、およびデジタルカメラ6でのCCDの撮影パターン6aの各座標に基づき、各標点の三次元座標を算出し、図5に示すように、計測表面1の表面形状を再現した再現表面8が得られる(S6)。再現表面8上では、比較のために、撮影パターン6aに対応した再現撮影パターン8aも示した。
上記腐食面の計測表面1に対する、上記再現された表面形状と、同一の計測表面1に対する、精度が高いが高価なレーザ計測器による表面形状とを比較したところ、図6に示すように、上記両者間には高い相関が観察された。つまり、本発明に係る表面形状計測装置および表面形状計測方法は、光学的な手法により非接触での計測であり、かつ、計測表面1の計測表面の再現性が優れていることがわかった。
よって、本発明の表面形状計測装置および表面形状計測方法は、液晶プロジェクタ3とデジタルカメラ6という廉価で、かつ携帯が容易なものを用いることが可能なことにより、低コスト化および計測利便性の向上が可能になると共に、計測の優れた再現性も確保できるものであることがわかる。
上記計測表面1が腐食面の場合、上記のような表面形状を再現することで、上記腐食面での腐食の程度を計測でき、その腐食の程度によって上記計測表面1を備えた実構造物の残存耐荷力の評価が可能となる。
なお、上記では、計測表面1としては、鋼を主とする構造物の表面を挙げたが、本発明は、上記構造物の表面形状の計測のみに限定的に適用されるものではなく、凹凸を備えた対象物であれば適用可能であり、例えば、歯車など精密部品、車両の表面計測、顔や指紋の表面計測が挙げられる。
さらに、本発明では、測定表面の位置情報もデジタルにて測定できることから、橋やビルディングやダムといった、常に負荷が印加されている建造物に対し、経時的な定点観測をすることにより、上記建造物の変形の程度も計測できる。よって、本発明は、上記建造物の経時的な変形の検出にも好適に利用できる。
次に、投影パターン3a上と撮影パターン6a上とにおける、互いに対応する同一点の決定方法の一例について説明する。同一点の決定には、各画素(ピクセル)に含まれるRGB値(テキスト化されたもの)を利用する。投影パターン3aのピクセルのRGB値をLR(K,L)、撮影パターン6aのピクセルのRGB値をRR(I,J)とする。図7に示した位置関係にある点を対応点とすると、下記の式(1)のように、対応点同士のRGB値の差の二乗和が最小となるときに、点(I,J)と点(K,L)とが同一点であるとした。この作業をマッチングと呼称する。上記マッチングでは、周囲何ピクセルまで二乗和を取るかは、プログラムの中で自由に設定できるようになっている。
Figure 2005315728
続いて、計測表面1での凹凸の算出方法の一例について図2、図8ないし図12を用いて説明する。図8において、点Aは、液晶プロジェクタ3の光源位置、点Bはデジタルカメラ6のレンズ位置、点Cは液晶プロジェクタ3の光軸4aとデジタルカメラ6の光軸5aとの交点、点Dは計測表面1上の点、点Eは、投影パターン3aの原点、点Fは撮影パターン6aの原点、点Gは、投影パターン3a上における点Dに対応する位置、点Hは撮影パターン6a上における点Dに対応する位置を表している。
このような撮影条件については図2に示したものを用い、間隔l、α、β、fL、fRは既知であるとする。また、液晶プロジェクタ3、デジタルカメラ6の各仰角はゼロとした。
投影パターン3aを示す図9において、点GのX、Y座標をXL、YLとすると、γ、δは次式で表される。
γ=tan-1(XL/fL) …(2)
δ=tan-1(YL/(fL2+XL21/2) …(3)
撮影パターン6aを示す図10において、点HのX、Y座標をXR、YRとすると、ε、φは次式で表される。
ε=tan-1(XR/fR) …(4)
φ=tan-1(YR/(fR2+XR21/2) …(5)
図11において、θ1、θ2は、α、β、γ、εを用いて
θ1=α−γ …(6)
θ2=β+ε …(7)
と表すことができる。したがって、θ3は、
θ3=π−(θ1+θ2) …(8)
で表される。
また、正弦定理より、
Figure 2005315728
が成り立つので、b、cは、
Figure 2005315728
で表される。
したがって、x、zは、θ1、bを用いて、
x=bcosθ1 …(12)
z=bsinθ1 …(13)
で表される。
図12において、yは、b、δを用いて、
y=btanδ …(14)
と表すことができる。
式(2)ないし式(14)を用いて、x、y、zを書き換えると、
Figure 2005315728
と表される。式(15)ないし式(17)中の記号の内、l、α、β、fL、fRは既知であるので、各点G、Hの各座標(XL、YL)、(XR、YR)が分かれば、点Aを原点としたときの点Dの座標、すなわち計測表面1上の任意の点での座標が求まることになる。したがって、投影パターン3a、撮影パターン6a上における同一点を決定できれば、撮影された計測表面1の凹凸を算出することができる。
本発明の表面形状計測装置および表面形状計測方法は、対象構造物の計測表面への投影パターンの投影により、計測表面の表面形状に関する優れた再現性を確保できると共に、液晶プロジェクタやデジタルカメラという廉価なものを用いることができて、低コストにできる。
これらによって、本発明の表面形状計測装置および表面形状計測方法は、鋼橋、各種の鉄管、鋼製水門、鉄塔、貯蔵タンク、ビルディングなどの対象構造物の表面形状を安価に、再現性よく、かつ非接触にて計測できるから、上記対象構造物の経年劣化や腐食度の診断と、その診断結果に基づく補修・補強対策、更新などの判断に有用な表面形状に関する定量的データを安価に、確実に提供可能にするものであるので、土木や建築の用途に好適に利用できる。
本発明の表面形状計測装置における実施の一形態を示す概略構成図である。 上記表面形状計測装置の一実施例を示す概略構成図である。 本発明に係る表面形状計測方法の実施の一形態を示すフローチャートである。 上記表面形状計測方法での一ステップを示す、投影パターンが投影された計測表面の平面図である。 上記表面形状計測方法での他のステップを示す、計測表面1の表面形状を再現した再現表面と、再現表面上に比較のための撮影パターンに対応した再現撮影パターンとを示した斜視図である。 上記再現された表面形状と、同一の計測表面に対するレーザ計測器による表面形状とを比較したグラフである。 上記表面形状計測方法における、投影パターン上と撮影パターン上とにおける、互いに対応する同一点の決定方法の一例を示す、投影パターンおよび撮影パターンの正面図である。 上記表面形状計測方法における、計測表面の凹凸を計測する方法を示す概略構成図である。 上記図8の要部概略構成図である。 上記図8の他の要部概略構成図である。 上記表面形状計測方法における、計算式のための概略構成図である。 上記表面形状計測方法における、他の計算式のための概略構成図である。
符号の説明
1 計測表面
3 液晶プロジェクタ(投影部)
3a 投影パターン
6 デジタルカメラ(カメラ部)
6a 撮影パターン
7 パソコン(計測部)

Claims (15)

  1. 対象の計測表面を撮影して上記計測表面の画像を画像信号として出力するカメラ部と、
    上記画像信号から、上記計測表面の形状を算出により計測する計測部と、
    予め設定された投影パターン情報に基づく投影パターンを上記計測表面に対し投影すると共に上記投影パターン情報を上記計測部に出力する投影部とを有することを特徴とする表面形状計測装置。
  2. 前記投影パターンは、計測表面の色と相違し、識別できる測定色の光点を標点として含む請求項1記載の表面形状計測装置。
  3. 前記投影部は、液晶プロジェクタである請求項1または2記載の表面形状計測装置。
  4. 前記投影部は、レーザ投光器である請求項1または2記載の表面形状計測装置。
  5. 前記カメラ部は、デジタルカメラである請求項1ないし4の何れか1項に記載の表面形状計測装置。
  6. 前記投影パターンは、繰り返し構造を備えている請求項1ないし5の何れか1項に記載の表面形状計測装置。
  7. 前記投影パターンは、メッシュ形状である請求項1ないし6の何れか1項に記載の表面形状計測装置。
  8. さらに、前記計測表面に対する投影部からの投影光の投影角度を設定するための投影角度設定部を有する請求項1ないし7の何れか1項に記載の表面形状計測装置。
  9. さらに、前記カメラ部の光軸の受光角度を設定するための受光角度設定部を有する請求項1ないし8の何れか1項に記載の表面形状計測装置。
  10. さらに、前記投影部とカメラ部との間隔を設定するための間隔設定部を有する請求項1ないし9の何れか1項に記載の表面形状計測装置。
  11. 前記予め設定された投影パターン情報を記憶しておくための記憶部を有する請求項1ないし10の何れか1項に記載の表面形状計測装置。
  12. 前記計測部は、情報パターン情報と、投影パターンが投影された計測表面の画像からの画像信号とに基づき、上記計測表面の形状を算出するようになっている請求項1ないし11の何れか1項に記載の表面形状計測装置。
  13. 予め設定されたデジタル情報である投影パターンに基づく投影パターンを計測表面に対して投影し、
    投影パターンに基づく投影パターンが投影された計測表面を撮影して上記計測表面の画像をデジタル画像信号として出力し、
    上記デジタル画像信号と、上記投影パターンのデジタル情報とから、上記計測表面の形状を算出により計測することを特徴とする表面形状計測方法。
  14. 前記投影パターンに、計測表面の色と相違し、識別できる測定色の光点を標点として用いる請求項13記載の表面形状計測方法。
  15. 前記投影パターンに、間隔が設定された格子形状を用いる請求項13または14記載の表面形状計測方法。
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