JP2005315395A

JP2005315395A - 球形自転軸移動式弁（シングルレバー水栓）

Info

Publication number: JP2005315395A
Application number: JP2004162573A
Authority: JP
Inventors: Kenji Takei; 賢司武居
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2004-04-28
Filing date: 2004-04-28
Publication date: 2005-11-10

Abstract

【課題】本発明の球形自転軸移動式弁により、一本のレバー操作で給水・給湯の混合調整及び流量調節、並びにカラン・シャワーへの吐出切換ができるシングルレバー水栓である。
非力な子供・高齢者・身体障害者の方に使用が容易な水栓を提供する。
【解決手段】本発明は、その欠点を除くために考案されたもので、それを図面で説明すれば、
（イ）本体ケーシング（１）とケーシングカバー（２）。
（ロ）自転軸（３ａ）付き球形弁体（３）。
（ハ）操作用レバー（４）。
（ニ）ＩＮ側、給水口（５）と給湯口（６）。
（ホ）ＯＵＴ側、カラン（７）とシャワー（８）。
以上のような構成よりなる球形自転軸移動式弁、シングルレバー水栓である。
【選択図】図１

Description

この発明は、一本のレバー操作で給水・給湯の混合水の温度調整及び流量調節ができ、尚且つ、カラン及びシャワーへの二方向の吐出ができるシングルレバー水栓に関するものである。

従来水道の水栓は、開閉操作がネジ式の蛇口が主流であった。
給水・給湯を混合する場合、各々の蛇口を任意で調整し使用していた。
最近では、給水・給湯の混合水が調整できる一方向吐出用のレバー水栓があり又、カラン・シャワーへの二方向吐出の場合、吐出口選択用コック弁にて切換えていた。つまり、混合水用と吐出口選択用の２つの水栓が必要だった。

現在でも、浴場・洗面所・炊事場・公共の場等に蛇口式水栓が多く使用されています。この蛇口式水栓を大人の力で強く締められると非力な子供・高齢者・身体障害者の人達には、蛇口を開けることが困難です。又、浴場での湯加減に両手を使い適温調整に時間がかかる欠点がある。
そこで本発明は、その不便を除くため、万人が容易に操作できるシングルレバー水栓を考えた。

本発明は、その欠点を除くために考案されたもので、それを図面で説明すれば、
（イ）本体ケーシング（１）とケーシングカバー（２）。
（ロ）自転軸（３ａ）付き球形弁体（３）。
（ハ）操作用レバー（４）。
（ニ）ＩＮ側、給水口（５）と給湯口（６）。
（ホ）ＯＵＴ側、カラン（７）とシャワー（８）。
以上のような構成よりなる球形自転軸移動式弁、シングルレバー水栓である。

次に本発明の実施の形態について説明する。
この発明は、自転軸を有する球形弁体の、その自転軸を移動させることで弁部の接する面を多様化した球形自転軸移動式弁である。又、レバー操作で簡単に切換ができることを特徴とするシングルレバー水栓。
例えば、カラン・シャワー一体の設備が必要な理髪店・浴場等には最適である。
（イ）蛇口式水栓を大人の力で強く締められると非力な子供・高齢者・身体障害者の人達には、蛇口を開けることが困難です。
（ロ）給水・給湯が蛇口式の浴場では湯加減に両手を使い適温調整に時間がかかる。
（ハ）最近、給水・給湯の混合水用シングルレバー水栓からカラン・シャワーへ吐出選択用コック弁付きの水栓がありますが、いずれも２つの水栓が必要である。

この考案は、その欠点を除くために、
（イ）水栓操作をレバー式（４）にした。
（ロ）一本のレバー操作で給水・給湯の混合水をカラン及びシャワーへ切換できるシングルレバー水栓、すなわち、球形自転軸移動式弁である。

この使い方を説明する。
（イ）操作用レバー（４）が中央の位置では、左右水平に動かしても全閉止。
（ロ）操作用レバー（４）が最上向きの位置では、シャワー吐出全開。
（ハ）操作用レバー（４）が最下向きの位置では、カラン吐出全開。
（ニ）温度調整は、（ロ）・（ハ）の各位置で、水平に左へ給湯、同じく右へ給水、中央付近では温水の各吐出。
（ホ）流量調節は、（ロ）・（ハ）の各位置で中央方向へ微動に戻す。
本発明は、以上の構成からなるので非力な子供・高齢者・身体障害者の方でも簡単に操作できます。

発明の効果

本発明は、このような構成だから、給水・給湯の混合調整及び流量調節並びにカラン・シャワーへの吐出切換が一本のレバー操作でできるため、非力な子供・高齢者・身体障害者の方に使い易く、与える効果がある。

本発明の断面図である。本発明の正面図である。本発明の背面図である。本発明の平面の断面図である。本発明の実施例、シャワー吐出時の断面図である。「図５」の正面図である。「図５」の弁体位置の正面図である。「図１」の弁体位置の正面図である。

符号の説明

（１）本体ケーシング、（２）ケーシングカバー、（３）球形弁体、（３ａ）自転軸、（４）操作用レバー、（５）給水口、（６）給湯口、（７）カラン、（８）シャワー、（９）アジャストピン、（９ａ）スプリング、（１０）特殊ニップル、（１１）ボルト孔、（１２）シールパッキン、（１３）ストッパー、

Claims

（イ）自転軸（３ａ）を有した球形弁体（３）。
（ロ）その自転軸（３ａ）が移動する。
以上の如く構成された球形自転軸移動式弁。