JP2005314831A - スライドファスナー取付構造及びスライドファスナー取付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無縫製、安全、製造容易で、ファスナー周縁の生地を柔軟とし、体裁よく美しい外観を呈するスライドファスナー取付構造等の提供。
【解決手段】 取付対象生地(2)へ、スライドファスナーを熱接着部材で取着したスライドファスナー取付構造で、取付対象生地(2)と熱接着部材(3)は、務歯列部(10)の係合状態の幅寸法(w1)以上の幅寸法(w2)のスライドファスナー取付用長穴(20)が連通し、スライドファスナー(1)は、熱接着部材(3)側から、務歯列部(10)がスライドファスナー取付用長穴(20)内に収まって重合し、取付対象生地(2)とテープ部材(11)との重合部で溶着ライン(22)又は溶着点(21)で熱接着部材(3)が溶融固化し取付対象生地(2)とテープ部材(11)を取着し、前記重合部(23)の溶着ライン(22)、溶着点(21)以外の部分を非溶着部(24)とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無縫製で、スライドファスナーを、合成繊維等からなる衣服の生地に取着するスライドファスナーの取付構造と、該スライドファスナーの取付方法に関するものである。
周知のように、スライドファスナーは、夫々対向する取付対象生地の縁に縫着される二本一組のテープ部材上に夫々多数の務歯を列設し、スライダーの往復動によって、前記多数の務歯を係合、離脱する構成が一般的である。
近年、省力化の観点等から、前記したスライドファスナーの取付対象生地の縁部の形成をレーザー加工機を用いることによって形成することが行なわれており、熱可塑性の合成樹脂の化繊で作られた生地と、上記生地の裏面に密着された熱可塑性の合成樹脂テープと、上記生地と上記合成樹脂テープをレーザー光が貫通して形成された線状の切断部とを備え、上記生地の裏面の上記切断部に対面してスライドファスナーのファスナーテープが取り付けられ、上記生地の上記切断部の端縁部には、上記合成樹脂テープ及び生地がレーザー光により溶融した後固化して形成された溶融固化部が設けられ、上記合成樹脂テープの溶融固化部が上記生地の溶融固化部よりもわずかに突出していることを特徴とするスライドファスナーの取付構造(例えば、特許文献1参照。)が公知である。
特許第3467494号公報
しかしながら、上記構成においても、生地とスライドファスナーとの最終的な取付けは、結局縫製によって行なわれることから、スライドファスナーにおける二本のテープ部材は、右側の取付対象生地と左側の取付対象生地の夫々に取付けなければならず、溶着時に取付対象生地が非常に嵩張るものとなり、また右側の取付対象生地と左側の取付対象生地がずれないようにする必要があり、万一左右にずれが生じた場合には、当該ずれを補正しなければならず、作業の手間が非常に大きいものであった。また、折れ針等の混入の危険性が非常に高くなり、検針機を用いた検査を行なうものの、安全性の観点からすると、問題であった。
更に、合成樹脂テープをヒートプレスによって取付対象生地へ取付ける構成とした場合には、生地の溶着部分は、熱によって固化して柔軟性が損なわれるとともに、取付対象生地自体に不規則な起伏が生じ、非常に体裁が悪くなる欠点があった。
また、スライドファスナー周縁の取付対象生地が着用者にとってはファスナー周縁部のごわつきとして感じられることから好ましくなく、製品品質の低下をも招来することとなる。
また、スライドファスナーを取付けていない状態では生地は平坦なものの、スライドファスナーを生地に縫着すると、スライドファスナーの務歯列が生地に被覆されることによって、生地に凹凸が形成されやすく、縫着ラインを正確に体裁良く形成することに手間がかかる欠点があった。
更には、務歯が生地を噛みこまないようにするために、合成樹脂テープの溶融固化部が上記生地の溶融固化部よりも突出する構成を具備しなければならず、外観体裁を損ないやすい欠点があった。
また、一方で、一般的に編地や伸縮性生地は熱に対して弱く、ヒートプレス等を行なうには適さないものであるから、このような編地や伸縮性生地を対象にスライドファスナーを取付けることができれば、これまでにない分野でスライドファスナーが利用できることとなり、非常に好ましい。
本発明は以上の事情に鑑みてなされたものであり、生地が布帛のみならず編地や伸縮性生地の場合であっても、縫製を必要とせず、且つ、容易に製造することができ、またファスナー周縁の取付対象生地のごわつきを生じず柔軟性を確保し、折れ針の混入も招来せず、体裁がよく、美しい外観を呈することのできるスライドファスナー取付構造と、当該取付構造を実現するためのスライドファスナー取付方法を提供することを、解決すべき課題とするものである。
熱可塑性繊維からなる一枚の取付対象生地に対し、二本一組のテープ部材上に夫々多数の務歯が列設してなるスライドファスナーを、熱接着部材で取着するスライドファスナー取付構造において、取付対象生地と熱接着部材は、ファスナー取付用長穴が連通したものとし、前記スライドファスナーは、前記熱接着部材側から、当該務歯がファスナー取付用穴内に収まるように重合し、取付対象生地とテープ部材との重合部で曲線状若しくは直線状の溶着ライン又は複数の点状となる溶着点で熱接着部材が溶融固化して取付対象生地とテープ部材が溶着し、前記重合部における溶着ライン又は溶着点以外の部分を非溶着部として形成したことを特徴とするスライドファスナー取付構造、及び、一枚の熱可塑性繊維からなる取付対象生地と、熱接着部材とを重合し、熱接着部材側からレーザー若しくは超音波で前記取付対象生地と熱接着部材とを溶断して、後記スライドファスナーの務歯幅より大きい幅を有するファスナー取付用長穴を形成し、レーザー若しくは超音波の溶断で生ずる熱により前記取付対象生地と熱接着部材を仮止めし、二本一組のテープ部材上に夫々多数の務歯が列設してなるスライドファスナーを、前記熱接着部材側から、当該務歯がファスナー取付用穴内に収まるように重合して、熱接着部材を挟んでスライドファスナーのテープと取付対象生地とが重なる重合部に、取付対象生地側から線状若しくは直線状の溶着ライン又は複数の点状となる溶着点を、スライドファスナー長手方向に向かって連続的に形成するとともに、当該重合部における溶着ライン又は溶着点以外の部分を非溶着部として残すことを特徴とするスライドファスナーの取付方法を基本として、上記課題の解決を図るものである。
本発明の請求項1に係る発明によれば、取付対象生地と熱接着部材は、スライドファスナーの務歯列部の幅寸法以上の幅寸法を有するファスナー取付用長穴が連通したものとし、前記スライドファスナーは、前記熱接着部材側から、当該務歯列部がファスナー取付用長穴内に収まるように重合したことから、溶着時に取付対象生地に形成されたファスナー取付用長穴にスライドファスナーを取付ける際には、無歯列部を溶着箇所の位置決めの基準として利用してすることができ、左右の取付対象生地のズレを補正する必要が無く、作業の手間を低減することができ、また、取付対象生地とテープ部材との重合部で曲線状若しくは直線状の溶着ライン又は複数の点状となる溶着点で熱接着部材が溶融固化して取付対象生地とテープ部材が溶着し、前記重合部における溶着ライン又は溶着点からなる溶着面積よりも面積の大きい非溶着部を形成したことにより、固化される溶着箇所が部分的に散在するのみとなり、柔軟性を備えた非溶着部が残存することで、スライドファスナー周縁の生地のごわつきを大幅に低減して、生地自体の柔軟性を確保することができるのである。
そして、これらの構成が、熱接着部材の溶融固化で生地とテープ部材とを取着する構成により、無縫製でスライドファスナーと取付対象生地とを取着する構成で実現されることによって、作業の手間を軽減し製造コストの低減を図ることができるとともに、折れ針の混入の危険性を排除することができる。
更に、超音波で取付対象生地に溶着したスライドファスナーの端部側を、取付対象生地とともに超音波でカットし、スライドファスナーの務歯を溶融固着状態とする構成を具備させることにより、形成される裾およびスライドファスナーの端部が超音波による溶断で外観上体裁良く処理できるとともに、スライドファスナーの端部は、務歯が溶断されることで、当該務歯が熱で変形し、スライダーの脱落を阻止することができる。
これに加え、曲線状若しくは直線状の溶着ライン又は複数の点状となる溶着点は、スライドファスナーの左右隣接位置の取付対象生地上に現される連続した模様として形成することができるとともに、全く縫目が生じないことから、優れた意匠上の効果を得ることができる。
また、請求項1に係る発明のスライドファスナー取付用長穴に代えて、本発明の請求項2に係る発明のように、当該務歯が収まるようにファスナー取付用切欠部を形成した場合には、上記した本発明の請求項1と同様に、溶着の際のずれを防止でき、作業の手間を軽減し製造コストの低減を図ることができ、折れ針の混入の危険性を排除することができ、スライドファスナー周縁の生地のごわつきを大幅に低減して、生地自体の柔軟性を確保することができるという種々の効果が得られるとともに、横方向へスライドファスナーを溶断することなく衣服に取付けることができ、予めスライダーの抜け止め金具等を備えたスライドファスナーを用いた構成とすることができる。
次に、請求項3に係る発明は、前記請求項1に係る発明の構成を実現するための方法であり、当該請求項2に係る発明によれば、熱可塑性繊維からなる一枚の取付対象生地と、熱接着部材とを重合し、熱接着部材側からレーザー若しくは超音波で前記取付対象生地と熱接着部材とを溶断することで、レーザー若しくは超音波の溶断で生ずる熱により熱接着部材が溶融することとなり、特に編地や伸縮性生地といった従来では溶着に適さなかった取付対象生地と熱接着部材を適度に仮止めでき、スライドファスナー重合部の皺や歪みを生じずに平均的に取着できるのである。
また、後記スライドファスナーの務歯幅より大きい幅を有するスライドファスナー取付用長穴を形成することによって、スライドファスナーの務歯が、スライドファスナー取付用穴内に収まるように、当該スライドファスナーを熱接着部材側から重合して、線状若しくは直線状の溶着ライン又は複数の点状となる溶着点を、超音波溶着手段によってスライドファスナー長手方向に向かって連続的に形成するとともに、当該溶着ライン又は溶着点からなる溶着面積よりも面積の大きい非溶着部を残す取付方法によって、溶着ライン又は溶着点でスライドファスナーに熱接着部材が溶着した請求項1の構成を実現することができ、編地や伸縮性生地といった従来では溶着に適さなかった取付対象生地であっても、無縫着で取付対象生地にスライドファスナーを取着することができ、更にこれによって、製造コストの低減を図ることができ、縫製しないため折れ針混入の危険性を排除することができるのである。
当該効果は、本発明の請求項3に示したスライドファスナー取付用長穴に代えて、請求項4に示したスライドファスナー取付用切欠部を形成した場合においても得ることができ、更に、横方向へスライドファスナーを溶断することなく衣服に取付けることができるとともに、予めスライダーの抜け止め金具等を備えたスライドファスナーを用いることができ、スライドファスナー取付方法を適用できる対象を、広げることができる。
また、請求項5に係る発明によれば、スライドファスナーの左右両側を同時に連続して溶着する構成としたことにより、スライドファスナーの左右位置において、左右の回転速度、加圧部における押圧力等諸条件を同一条件として、スライドファスナーの溶着を行なうことができることから偏りによる皺の発生を防止し、バランスがとれた状態で該スライドファスナーを溶着することができる。
一方、請求項6に係る発明によれば、超音波で取付対象生地に溶着したスライドファスナーの端側を、取付対象生地とともに超音波でカットし、スライドファスナーの務歯を溶融固着状態とするスライドファスナーの取付方法とすることで、従前のようにスライドファスナーの下端部の折返し縫合処理や上端部の抜止金具の取付等を行なう必要が無く、必要な生地の裁断を行なう際に、併せてスライドファスナーの端部の処理を行なうことができ、製造時の手間を軽減することができる。
そして、請求項7に係る発明によれば、前記請求項1に列記した複数の優れた効果、即ち、スライドファスナー周縁の生地のごわつきを大幅に低減して、生地自体の柔軟性を確保することや、製造コストの低減を図ることができること、また折れ針の混入の危険性を排除できること、縫目を生じず優れた意匠上の効果を得ることができる等といった効果を、従来溶着に適さない編地や伸縮性生地を取付対象生地とすることができる。
また、請求項8に係る発明によれば、前記請求項2の効果として示したように、ヒートプレスを使用せず、レーザー若しくは超音波による仮止め及びスライドファスナー取付用長穴の形成と、部分的な超音波溶着手段の組合せによって、従来溶着に適さない編地や伸縮性生地を取付対象生地とすることができ、更に、このような編地や伸縮性生地に適用することで、上記種々の優れた効果を、従来ではなし得なかった幅広い編地製品、伸縮性製品に対して、本願発明に係る取付方法を適用することができる。
取付対象生地と熱接着部材に対してレーザー若しくは超音波でスライドファスナー取付用長穴を形成し、熱接着部材側からスライドファスナーを、当該スライドファスナー取付用長穴内に務歯が収まるようにして当接し、取付対象生地側から超音波溶着手段で溶着ライン及び/又は複数の溶着点を形成し、部分的に非溶着部を残す形態により、無縫製で容易に製造することができ、またファスナー周縁の生地の柔軟に保ち、体裁がよく、美しい外観を呈するという目的を実現した。
図1は本発明の実施例に係る取付対象生地2とスライドファスナー1との取付状態を示す斜視図、図2は本発明の実施例に係る取付対象生地2とスライドファスナー1との取付状態を示すA−A一部拡大断面図、図3は同実施例に係る取付対象生地2と熱接着部材3であるホットメルト接着フィルム3とを重合した状態を示す斜視図、図4は同実施例に係る取付対象生地2とホットメルト接着フィルム3aとにレーザーでスライドファスナー取付用長穴20を形成した状態を示す斜視図、図5は同実施例に係る取付対象生地2とホットメルト接着フィルム3aに対してレーザーによる溶断を行う前後を示す一部拡大断面図、図6は同実施例に係る取付対象生地2とスライドファスナー1を、ホットメルト接着フィルム3aを介して超音波溶着手段により溶着する状態を示す斜視図、図7はスライドファスナーと超音波溶着手段との関係を示す説明図、図8はスライドファスナーと取付対象生地2を超音波溶着で取着した状態を示す斜視図、図9は取付対象生地2に取着したスライドファスナー1の上端及び下端を超音波でカットした状態を示す斜視図、図10は前記図2に対応する他のスライドファスナーを用いたスライドファスナー取付構造の一部拡大断面図である。
(本発明の実施例1に係る取付構造)
本発明の実施例1に係る取付構造は、図1及び図2に示すように、ポリエステル繊維を用い伸縮性を有する編地からなる一枚の取付対象生地2に対して、二本一組のテープ部材11上に夫々多数の務歯が係合列設してなる務歯列部10を備えたスライドファスナー1を取着した取付構造である。
ここで、取付対象生地2とホットメルト接着フィルム3aには、連通して、組合わされた務歯列部10の幅寸法w1(本実施例では3.5ミリメートル程度)より大きい幅寸法w2(本実施例では6ミリメートル程度)のスライドファスナー取付用長穴20が形成されている。
前記スライドファスナー取付用長穴20の縁部25は平面視波型の模様を形成するようにカットした構成であり、またスライドファスナー取付用長穴20内には、務歯列部10が、当該スライドファスナー取付用長穴20の縁部25に接することなく露呈している。
ホットメルト接着フィルム3aは極薄のポリウレタンフィルムを使用しており、表面側は取付対象生地2に当接して部分的に溶着し、裏面側はスライドファスナー1のテープ部材11に当接して部分的に溶着して設けられている。これによって、ホットメルト接着フィルム3aを介してスライドファスナー1のテープ部材11と取付対象生地2とが取着した構成としている。
また取付対象生地2は、スライドファスナー取付用長穴20の縁に沿う重合部23には、複数の点状の溶着点21及び連続する溶着ライン22を模様として形成した構成を備えており、前記複数の溶着点21でホットメルト接着フィルム3aが溶融固化して取付対象生地2とテープ部材11とを取着し、前記重合部における溶着点21以外の部分は非溶着部24として残された構造となっている。
更に、取付対象生地2の上端及び下端、スライドファスナー1の上端及び下端を溶断することで、溶断された箇所にあるスライドファスナー1の務歯27は溶融固着により変形させ、スライダーSの抜止めとした構成を具備したものとしている。
本実施例1におけるスライドファスナー1におけるテープ部材11は、粗目の布帛を用いており、当該構成によって、ホットメルト接着フィルム3aが溶融すると、粗目の布帛内に当該ホットメルト接着フィルム3aが入り込んで、布帛との接触面積が増大するとともにホットメルト接着フィルム3aの結着性が増加し、スライドファスナー1の耐久性が向上する。
また、図1に示すように、スライドファスナー1のスライダーSは、その幅寸法を、スライドファスナー取付用長穴の幅寸法w2よりも小さいものとしている。
(本発明の実施例2に係る取付方法)
次に、本発明の実施例2に係るスライドファスナー1の取付方法について説明する。模様において溶着ラインの有無、スライドファスナー取付用長穴の縁形状、スライダーSの形状が相違することを除き、前記実施例1に係る取付構造と略同等な取付構造を形成するための取付方法である。尚、当然ながら本発明は前記実施例1及び本実施例2に限定されるものではない。
先ず、本発明の実施例2に係るスライドファスナーの取付方法は、図3及び図5上図に示すように取付対象生地2上にホットメルト接着フィルム3aを重ねて、レーザー加工機によって、上方からCOガスレーザーで溶断し(図5に溶断線50を図示)、図4に示すようにホットメルト接着フィルム3aと取付対象生地2を連通するスライドファスナー取付用長穴20を形成する。スライドファスナー取付用長穴20の縁部26の形状を直線状として形成している。
そして、図5下図に示すように、前記スライドファスナー取付用長穴20の形成の際に生ずる熱によって、スライドファスナー取付用長穴20の縁部26の近傍でのみ、ホットメルト接着フィルム3aが取付対象生地1に対して溶着した仮止め部28が形成されて、仮止めされることとなる。
次に、超音波溶着機を用いて、前記スライドファスナー取付用長穴20に対するスライドファスナー1の取付けを行う。図6に示すように、超音波溶着機は、上下振動するホーン41と、上部から下方へ押圧しながら回転するスライドファスナー取付用加圧ローラー40の挟み構造によって、超音波溶着を行ないながら前記スライドファスナー取付用加圧ローラー40の横中心軸を基準とする回転及びホーン41の縦軸周方向の回転によって、順次取付対象生地2を送出するものである。
スライドファスナー取付用加圧ローラー40は、図7に示すように、長手中央位置の小径部45と、該小径部45の左右に隣接し且つ該小径部45より大径となる加圧部42、42と、更に該加圧部42、42の左右外側に隣接して設けられる回転軸部46、46とを一体として具備している。
ここで、小径部と加圧部によって形成される段差の高さ寸法は、スライドファスナーの務歯列部10の高さ寸法よりも大きく形成している。また、前記加圧部42、42には、溶着点を形成するための凸部44を全周に亘って連続して形成している。
更に、加圧部42、42間の間隙部43の幅寸法w3と、組合わせた務歯列部10の幅寸法w1を略同程度の寸法として形成している。
即ち、小径部45及び加圧部42、42の連続した構成は、正面視断面略H字形状となり、小径部はスライドファスナー1の務歯列部10の上部と接触せず、務歯列部10を跨ぐこととなる。
前記スライドファスナー取付用加圧ローラー40が回転することによって、スライドファスナーの左右両側に対して、同時且つ連続的に溶着ライン、溶着点を形成する。
本実施例2に係る取付対象生地2とスライドファスナー1とを取着するには、ホットメルト接着フィルム3aを取着した取付対象生地2を、表裏を反転した状態、即ち、ホットメルト接着フィルム3aを取付対象生地下に配置した状態で、スライドファスナー1をスライダーS操作面側を上向きで、且つ、務歯を係合した状態で、前記ホットメルト接着フィルム3a下方に配置し、超音波溶着機のホーン41上に載置する。
前記したように、スライドファスナー取付穴の幅寸法よりも組合わせたスライドファスナーの務歯の幅寸法は小さいので、スライドファスナー取付用長穴20内にスライドファスナー1の務歯列部10が嵌り込み、テープ部材11がホットメルト接着フィルム3aと当接することとなる。
この状態で取付対象生地2及びスライドファスナー1の端部から順にホーン41とスライドファスナー取付用加圧ローラー40間で挟み込み溶着を行ない、スライドファスナー長手方向へ送出する。
この際に、前記したように、スライドファスナー取付用加圧ローラー40は、加圧部42、42間の間隙の幅寸法w3と、組合せた務歯の幅寸法w1とを略同程度としたことから、溶着時においてスライドファスナー取付用加圧ローラー40の加圧部42が、組合せ状態の務歯列部にガイドされることとなり、スライドファスナー1が送出方向に対して真直ぐに配置されることとなり、溶着ポイントのズレや取付対象生地2のズレ、皺寄りを生じないものとすることができ、スライドファスナー1を非常に体裁良く取付対象生地2に対して取付けできることとなる。
そして、超音波による溶着工程が終了した後に、レーザー加工機によって、取付対象生地2の上端及び下端とともに、スライドファスナー1の上端及び下端を溶断する(図8にレーザー溶断線51を図示。)。図9に示すように、スライドファスナー1の溶断によって、溶断された箇所にあるスライドファスナー1の務歯27は、溶融固着状態となり、スライダーSの抜止めとして機能することとなる。
尚、伸張状態のポリエステル製編地は熱によって切れ易いものであり、例えば超音波による溶断等の通常の裁断方法では本発明に係る取付態様を実現するのは非常に困難であるが、COガスレーザーを使用することによって、編地や伸縮性生地においても、スライドファスナー取付用長穴20の形成及びスライドファスナー1の取付けを可能としている。
また本発明の実施例3に係るスライドファスナー取付構造は、図11に示すように、実施例1におけるスライドファスナー取付用長穴20に代えて、上端側に開口するスライドファスナー取付用切欠部29を形成したものである。上端側にスライダーの抜止体が予め形成されたスライドファスナーを使用する。尚、本実施例3における抜止体は金属製のものを使用している。
本実施例3に係るスライドファスナー取付構造を実現するための、スライドファスナー取付方法は、基本的に実施例2に開示した方法と同様の工程を行なうものである。スライドファスナー取付用切欠部の形成は、相互に重合された取付対象生地2及び熱接着部材3であるホットメルト接着フィルム3aに対してレーザーで溶断することによって行なう。
当該溶断によって、取付対象生地2の縁部が熱溶着部材の溶着固化によって補強されることにより、以降のファスナーを執着する工程においても対向する縁部相互が大きく広がらないこととなり、良好な作業性を確保することができる。
上記実施例1乃至実施例3においては、熱接着部材3としてホットメルト接着フィルム3aを使用しており、該ホットメルト接着フィルム3はポリウレタンからなる薄膜のものが特に柔軟性を備えており好ましい。しかしながら、本発明においては、これに限るものではなく、ポリアミド、ポリエステル等一般的なホットメルト接着フィルム3を使用することができるし、熱接着部材3として、フィルム状のものに限らず、ウェッブ状、粉状等のものを使用することもできる。
また本発明においては伸縮性を備えた取付対象生地2に使用できる点において優れているが、従前より使用される天然繊維を含め、非伸縮性の取付対象生地(布帛等)であっても、本発明に係る構成に使用することができる。
更に、上記実施例1、2においては、スライドファスナー1の上端部及び下端部の双方について、生地とともに溶断したが、本発明はこれに限るものではなく、スライドファスナー1の取付位置や用途に応じて、上端部または下端部のいずれかのみ溶断することもできるし、或いは上端部、下端部の何れとも取付対象生地2とともに溶断を行なわないものとすることもできる。
また本発明において、務歯列部10とは、列設された務歯自体を示す場合と、該務歯を列設することによって務歯の近傍に当該務歯に平行して形成される凸状の畝12を含めた部分を示す場合のいずれをも含む趣旨である。例えば、図2に示す場合は務歯列部10が畝12を含む場合を示すものであり、図10に示す他の実施例に係るスライドファスナーは列設される務歯のみで務歯列部10が形成されている場合を示すものである。
尚、本発明において開示したスライドファスナー取付用加圧ローラー40によれば、超音波発振伝達手段であるホーン上に載置されるスライドファスナーと取付対象生地とを加圧して、スライドファスナーの務歯と接触せず、務歯を跨いでスライドファスナーの左右両側の重合部に当接する加圧部を備えたことによって、スライドファスナーと生地の溶着手段が超音波発振伝達手段であるホーンとともに、スライドファスナー長手に直交する方向の回転軸を有し且つ溶着ライン若しく溶着点の形状を形成する挟圧構造を実現する。
そして、前記スライドファスナー取付用加圧ローラー40の加圧部42が、スライドファスナー1の務歯列部10と接触しないように、務歯列部10を跨いでスライドファスナーの左右両側の重合部を、超音波溶着する手段となり、務歯列部10を介して平行する二本のテープ部材11及び取付対象生地2が、片寄りや皺、起伏を生じることがなく、体裁良くテープ部材11と取付対象生地2とを取付けることができる。
またこの際に、スライドファスナー取付用加圧ローラー40における加圧部42、42間の間隙の幅寸法w3と、スライドファスナーにおける係合した務歯列部の幅寸法w1が略同一である構成によって、溶着時においてスライドファスナー取付用加圧ローラー40の加圧部42が、組合せた務歯列部10にガイドされることとなり、スライドファスナー1が送出方向に対して真直ぐに配置されることから、更に確実に、溶着ポイントのズレや生地のズレ、皺寄りを生じないものとすることができ、更に、溶着ライン及び溶着点を連続した模様とした場合には、装飾製の高い模様であっても、早く正確に付加することができる。
更に、本実施例ではいずれもスライドファスナー取付用長穴20及びスライドファスナー取付用切欠部29はいずれも複雑な加工が可能で且つ加工作業自体の軽減が可能なレーザーによる溶断を用いたが、本発明はこれに限るものではなく、該レーザーに代えて超音波によって前記スライドファスナー取付用長穴若しくはスライドファスナー取付用切欠部を形成することもできる。
本発明の実施例1に係る取付対象生地とスライドファスナーとの取付状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る取付対象生地とスライドファスナーとの取付状態を示すA−A一部拡大断面図である。 本発明の実施例2に係る取付対象生地とホットメルト接着フィルムとを重合した状態を示す斜視図である。 本発明の実施例2に係る取付対象生地とホットメルト接着フィルムとにレーザーでスライドファスナー取付用長穴を形成した状態を示す斜視図である。 本発明の実施例2に係る取付対象生地とホットメルト接着フィルムに対してレーザーによる溶断を行う前後を示す一部拡大断面図である。 本発明の実施例2に係る取付対象生地とスライドファスナーを、ホットメルト接着フィルムを介して超音波溶着手段により溶着する状態を示す斜視図である。 スライドファスナーと超音波溶着手段との関係を示す説明図である。 スライドファスナーと取付対象生地を超音波溶着で取着した状態を示す斜視図である。 取付対象生地に取着したスライドファスナーの上端及び下端を超音波でカットした状態を示す斜視図である。 図2に対応する他のスライドファスナーを用いたスライドファスナー取付構造の一部拡大断面図である。 本発明の実施例3に係る取付対象生地とスライドファスナーとの取付状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 スライドファスナー
10 務歯列部
11 テープ部材
12 畝
2 取付対象生地
20 スライドファスナー取付用長穴
21 溶着点
22 溶着ライン
23 重合部
24 非溶着部
25 縁部(実施例1)
26 縁部(実施例2)
27 務歯(溶融固化状態)
28 仮止め部
29 スライドファスナー取付用切欠部
3 熱接着部材
3a ホットメルト接着フィルム
40 スライドファスナー取付用加圧ローラー
41 ホーン
42 加圧部
43 間隙
44 凸部
50 レーザー溶断線
51 レーザー溶断線
S スライダー
w1 幅寸法(務歯列部の幅寸法)
w2 幅寸法(スライドファスナー取付用長穴の幅寸法、又はスライドファスナー取付用切欠部の幅寸法)
w3 幅寸法(加圧部間の間隙の幅寸法)

Claims (8)

  1. 取付対象生地(2)に対し、二本一組のテープ部材(11)上に夫々多数の務歯が列設した務歯列部(10)を有するスライドファスナーを、熱接着部材で取着したスライドファスナー取付構造において、
    取付対象生地(2)と熱接着部材(3)は、前記スライドファスナー(1)の務歯列部(10)の係合状態における幅寸法(w1)以上の幅寸法(w2)を有するスライドファスナー取付用長穴(20)が連通したものとし、前記スライドファスナー(1)は、前記熱接着部材(3)側から、当該務歯列部(10)がスライドファスナー取付用長穴(20)内に収まるように重合し、
    取付対象生地(2)とテープ部材(11)との重合部で曲線状若しくは直線状の溶着ライン(22)又は複数の点状となる溶着点(21)で熱接着部材(3)が溶融固化して取付対象生地(2)とテープ部材(11)を取着し、前記重合部(23)における溶着ライン(22)若しくは溶着点(21)以外の部分を非溶着部(24)としたことを特徴とするスライドファスナー取付構造。
  2. 取付対象生地(2)に対し、二本一組のテープ部材(11)上に夫々多数の務歯が列設した務歯列部(10)を有するスライドファスナーを、熱接着部材(3)で取着したスライドファスナー取付構造において、
    取付対象生地(2)と熱接着部材(3)は、前記スライドファスナー(1)の務歯列部(10)の係合状態における幅寸法(w1)以上の幅寸法(w2)を有するスライドファスナー取付用切欠部(29)を形成したものとし、前記スライドファスナー(1)は、前記熱接着部材(3)側から、当該務歯列部(10)がスライドファスナー取付用切欠部(29)内に収まるように重合し、
    取付対象生地(2)とテープ部材(11)との重合部で曲線状若しくは直線状の溶着ライン(22)又は複数の点状となる溶着点(21)で熱接着部材(3)が溶融固化して取付対象生地(2)とテープ部材(11)を取着し、前記重合部(23)における溶着ライン(22)若しくは溶着点(21)以外の部分を非溶着部(24)としたことを特徴とするスライドファスナー取付構造。
  3. 取付対象生地(2)と、熱接着部材(3)とを重合し、熱接着部材(3)側からレーザー又は超音波で前記取付対象生地(2)と熱接着部材(3)とを溶断して、後記スライドファスナー(1)の務歯列部(10)の幅寸法(w1)より大きい幅を有するスライドファスナー取付用長穴(20)を形成し、前記レーザー又は超音波の溶断で生ずる熱により前記取付対象生地(2)と熱接着部材(3)を仮止めし、
    二本一組のテープ部材(11)上に夫々多数の務歯が列設した務歯列部(10)を有するスライドファスナー(1)を、前記熱接着部材(3)側から、当該務歯列部(10)がスライドファスナー取付用長穴(20)内に収まるように重合して、
    熱接着部材(3)を挟んでスライドファスナー(1)のテープ部材(11)と取付対象生地(2)とが重なる重合部(23)に、取付対象生地(2)側から曲線状若しくは直線状の溶着ライン(22)又は複数の点状となる溶着点(21)を、スライドファスナー長手方向に向かって超音波溶着手段によって連続的に形成するとともに、重合部(23)において前記溶着ライン(22)若しくは溶着点(21)以外の部分を非溶着部(24)として残すことを特徴とするスライドファスナー取付方法。
  4. 取付対象生地(2)と、熱接着部材(3)とを重合し、熱接着部材(3)側からレーザー又は超音波で前記取付対象生地(2)と熱接着部材(3)とを溶断して、後記スライドファスナー(1)の務歯列部(10)の幅寸法(w1)より大きい幅を有するスライドファスナー取付用切欠部(29)を形成し、前記レーザー又は超音波の溶断で生ずる熱により前記取付対象生地(2)と熱接着部材(3)を仮止めし、
    二本一組のテープ部材(11)上に夫々多数の務歯が列設した務歯列部(10)を有するスライドファスナー(1)を、前記熱接着部材(3)側から、当該務歯列部(10)がスライドファスナー取付用切欠部(29)内に収まるように重合して、
    熱接着部材(3)を挟んでスライドファスナー(1)のテープ部材(11)と取付対象生地(2)とが重なる重合部(23)に、取付対象生地(2)側から曲線状若しくは直線状の溶着ライン(22)又は複数の点状となる溶着点(21)を、スライドファスナー長手方向に向かって超音波溶着手段によって連続的に形成するとともに、重合部(23)において前記溶着ライン(22)若しくは溶着点(21)以外の部分を非溶着部(24)として残すことを特徴とするスライドファスナー取付方法。
  5. スライドファスナー(1)と取付対象生地(2)との溶着手段は、超音波伝達手段であるホーン(41)と、スライドファスナー長手に直交する方向の回転軸(42)を有し且つ溶着ライン若しくは溶着点の形状を形成するスライドファスナー取付用加圧ローラー(40)との挟圧構造とし、
    前記スライドファスナー取付用加圧ローラー(40)はスライドファスナー(1)の務歯列部(10)の上部と接触せず、務歯列部(10)を跨いでスライドファスナー(1)の左右両側の重合部に当接する加圧部を備え、前記ホーン(41)及びスライドファスナー取付用加圧ローラー(40)間に順次送り込まれるスライドファスナー(1)の左右両側を同時に連続して溶着することを特徴とする請求項3又は4記載のスライドファスナー取付方法。
  6. 超音波による熱溶着手段を用いて熱接着部材(3)を介在して取付対象生地(2)に取着したスライドファスナー(1)の端部を、取付対象生地(2)とともに超音波で溶断し、スライドファスナー(1)の務歯列部(10)を溶融固着状態とした抜止めを形成することを特徴とする請求項3、4又は5記載のスライドファスナー取付方法。
  7. 取付対象生地(2)は、編地若しくは伸縮性生地としたことを特徴とする請求項1又は2記載のスライドファスナー取付構造。
  8. 取付対象生地(2)は、編地若しくは伸縮性生地としたことを特徴とする請求項3、4、5又は6記載のスライドファスナー取付方法。
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