JP2005313848A - 港湾内航路ガードフロート - Google Patents

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JP2005313848A
JP2005313848A JP2004136785A JP2004136785A JP2005313848A JP 2005313848 A JP2005313848 A JP 2005313848A JP 2004136785 A JP2004136785 A JP 2004136785A JP 2004136785 A JP2004136785 A JP 2004136785A JP 2005313848 A JP2005313848 A JP 2005313848A
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Nobuyasu Ikoma
信康 生駒
Takayuki Yamaguchi
貴之 山口
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Abstract

【課題】港湾内の航路を示すために所定間隔に配置した標識ブイでは、連続性がないことから、航路を横切ることができる。そこで、航路を航行している大型船が航路を横切る小型船と衝突事故をおこしそうになったり、おこしたりすることがある。
【解決手段】両端を閉止板で閉止した所定長さの管体のフロートを、弾性体による支持体中に金属製のチェーンが、そのチェーンを構成する金属製のリングとリングとは互いに直接当接しないようにその間に支持体を介在させ、さらに各リングの内径内にも支持体を充実させた状態となっている連結体によって連結し、連結された各フロートを伸縮可能なばね索と定長索とより構成される係留索により係留したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、港湾内の航路を定めるガードフロートに関する。
従来の港湾内の航路の案内は、航路の両側に所定間隔に配置した標識ブイにより行っている。
しかしながら、上述した従来の技術においては、所定間隔に配置した標識ブイでは、連続性がないことから、航路を横切ることができる。そこで、航路を航行している大型船が航路を横切る小型船と衝突事故をおこしそうになったり、おこしたりすることがある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、フロートを航路の両側に連続して配置する手段を提供することを目的とする。
そこで本発明は、両端を閉止板で閉止した所定長さの管体のフロートを、弾性体による支持体中に金属製のチェーンが、そのチェーンを構成する金属製のリングとリングとは互いに直接当接しないようにその間に支持体を介在させ、さらに各リングの内径内にも支持体を充実させた状態となっている連結体によって連結し、連結された各フロートを伸縮可能なばね索と定長索とより構成される係留索により係留したことを特徴とする。
これにより、本発明は、港湾内に左右閉鎖航路が形成されることにより、航路内を横切る船舶はなくなり、航行の安全を確保することができ、さらに、航路内への不審船や不審者の侵入を防止することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は説明図、図2はフロートの説明図、図3および図4は係留索の説明図である。
図において、1はフロートであり、両端を閉止板2で閉止した金属製等の所定長さの管体の外面および必要に応じて内面を天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂等の弾性体で被覆して防錆体としてある。
この所定長さ、所定径のフロート1は、図5に示す如く、天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂等の弾性体による支持体3中に金属製のチェーン4が、そのチェーン4を構成する金属製のリングとリングとは互いに直接当接しないようにその間に支持体3を介在させ、さらに各リングの内径内にも支持体3を充実させた状態となっている連結体5によって連結される。
その連結状態は、連結体5の両端の接続チェーンに取り付けた接続板等の接続部6によってフロート1の端面の閉止板2にボルトとナット等の結合具によって順次連結する。
さらに、その連結部は、必要に応じて対向する互いのフロート1の端部を封止具8によって封止連結する。この封止具8は、金属製の蛇腹状の筒体の外周面を天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂等の弾性体で被覆してあり、その両端をそれぞれフロート1の端部にボルト等の係止具によって固定密着させて連結部を水密性を有する可撓状態としてある。
9は係留索であり、伸縮可能なばね索10と定長索11とより構成される。
ばね索10は、図3に示す如く、前記連結体5と同様の構成であり、天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂等の弾性体による支持体3中に金属製のチェーン4が、そのチェーン4を構成する金属製のリングとリングとは互いに直接当接しないようにその間に支持体3を介在させ、さらに各リングの内径内にも支持体3を充実させた状態となっている。なお、このばね索10は、大きな伸縮性を要求するために前記連結体5より弾性体の弾性係数は大きく、伸縮性に富むものである。
また、チェーン4の代わりに、図4に示す如く、コイル7を用いてもよく、コイル7を支持体3中に埋設することにより伸縮性のある索とすることができる。
定長索11は、図3、図4に示す如く、チェーンやワイヤであり、下端を海底に設置したおもり12に接続し、上端を前記ばね索10に接続する。
前記ばね索10は、干満差や航走波等による水位変化に対応するためのものであり、フロート1の位置変化を少なくするものである。さらに、定長索11に前記の水位変化の影響をなるたけ与えないように常にフロート1の浮力を受けてその長さが変わらないようにし、交番変化である水位変化による接触部の磨耗や金属疲労による破損を防ぐもので、このような緊張係留索によって水位変動によるフロートの位置変動の少ない航路が形成できる。
このような係留索9を連続させた前記フロート1の一つにそれぞれ1本以上取り付けて各フロート1を係留して航路を形成する。
前記連続したフロート1には、所定の間隔に標識燈を取り付けておき、さらには、必要に応じて監視カメラを取り付け、センサーを設けることができる。
このようにして港湾内に左右閉鎖航路が形成されることにより、航路内を横切る船舶はなくなり、航行の安全を確保することができ、さらに、航路内への不審船や不審者の侵入を防止することができる。
また、フロート1は外周をゴム等の弾性体で覆っているために、カキ等の海洋生物の付着もなく、ばね索10も同様であり、保守・管理の少ない耐久性のある構造となる。
実施例を示す説明図 フロートの説明図 係留索の説明図 係留索の説明図 連結体の説明図
符号の説明
1 フロート
2 閉止板
3 支持体
4 チェーン
5 連結体
6 接続部
7 コイル
8 封止具
9 係留索
10 ばね索
11 定長索
12 おもり

Claims (2)

  1. 両端を閉止板で閉止した所定長さの管体のフロートを、弾性体による支持体中に金属製のチェーンが、そのチェーンを構成する金属製のリングとリングとは互いに直接当接しないようにその間に支持体を介在させ、さらに各リングの内径内にも支持体を充実させた状態となっている連結体によって連結し、連結された各フロートを伸縮可能なばね索と定長索とより構成される係留索により係留したことを特徴とする港湾内航路ガードフロート。
  2. 請求項1において、各フロートの連結部は、対向する互いのフロートの端部を、金属製の蛇腹状の筒体の外周面を弾性体で被覆した封止具の両端をそれぞれフロートの端部にボルト等の係止具によって固定密着させて連結部を水密性を有する可撓状態で連結したことを特徴とする港湾内航路ガードフロート。
JP2004136785A 2004-04-30 2004-04-30 港湾内航路ガードフロート Pending JP2005313848A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101113693B1 (ko) * 2008-12-03 2012-02-27 한국과학기술원 부유식 하이브리드 이동항구
CN105398546A (zh) * 2015-10-27 2016-03-16 巢湖市国力航标器材有限公司 一种防撞航海浮标组

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