JP2005312922A - 足首運動器具 - Google Patents

Abstract

【課題】 この発明は、常に足首を柔軟にしておくことにより、ちょっとしたつまずきによって転倒し大怪我をするという大事故を未然に防ぐ。又、血管も丈夫になり末端毛細血管まで血行がよくなるので足の冷え症も解消される足首運動器具を提供する。
【解決手段】 ペダルの下部に、球体軸受と球体軸受兼カバーで保持された、あらゆる角度に傾動可能な球体支持軸は定位置再現用スプリングによってガードされペダルはたえず定位置に位置することを特徴とする足首運動器具。
【選択図】 図１

Description

この発明は、近年文明が進み過ぎて歩くことが非常に少なくなり、身体を支えるのに一番大切な足首が運動不足の原因で、ちょっとしたつまずきにも対応できず転倒して大怪我をし、又は死につながる大事故になり非常に危険な状況である。そこで、足首を常に柔軟にし、如何なる体勢にも対処できるような足首にするための足首運動器具に関するものである。

従来より、足首の運動器具としては、足を乗せる板の略中央部に支軸がありその板に足を乗せ、つま先とかかとを前後にシーソー運動させる運動器具であった。

そのために次のような問題があった。
つま先とかかとを交互にシーソー運動させるのみで回転、傾転運動が出来ない運動器具では、足首の前後の筋肉のみの運動であり、足首全体の運動にはならず、あまり効果はない。
本発明はこれらの問題点を解決するためになされたものである。

今その構成を説明すると、
ペダル１の下部に、球体軸受６を設け、球体支持軸４の球体部を球体軸受け兼カバー２によって挟み込む。ペダル１の動きは球体部を支点としているため、左右傾転８、水平傾転回転１１、上下運動９、左右運動１０とあらゆる動きが出来る。又、足を乗せやすく運動しやすいようペダル１には足かけ７の取付け方向を一定にするための球体受軸６、球体受軸兼ペダルカバー２の下側と球体支持軸４の間に、定位置再現用スプリング５を入れる。収納しやすいようにベース板３に設けられた取付ピン１２に脱着することにより分離できる。
本発明は、以上の構成より成る足首運動器具。

本発明を使用することによって、両足の足首が別々に、自由に運動を出来るため、足首の筋肉、靱帯等をのばし、常に柔軟な足首を保つことによって、ちょっとしたつまずきにも対応できれば、転倒しなくなり大怪我や運が悪ければ死亡につながる大事故を未然に防ぐことができる。又、血管も柔らかくなり血液の流れも末端の毛細血管まで良くなるので、足の冷え症も解消される。

以下、本発明の形態を説明する。
（イ）足かけ７が取付けられたペダル１の下側に半割り球面穴を加工した球体軸受 ６を設ける。
（ロ）球体支持軸４は、上部先端が球体形状で下部は軸になっており中心部に、取付ピン１２に差し込み固定できるよう位置決め穴を設けている。
（ハ）ペダル１に設けられた球体軸受６は、球体支持軸４の球体部を、半割り球面穴のついた球体軸受兼カバー２によって挟み込み取り付ける。
（ニ）定位置再現用スプリング５は、足がいつでも乗せやすいよう方向を一定にするために球体軸受６、球体軸受兼カバー２の下部と球体支持軸４の間に取付けられ、如何なる運動をした後でも必ず定位置に戻るようになっている。
（ホ）ベース板３に設けられた取付ピン１２は、適位置に二ヶ所あり、そこへ球体支持軸４を差し込み取り付ける
（ヘ）ベース板３とペダル１は球体支持軸４と取付ピン１２の脱着によって二つに分離できるので収納は小スペースで済む。
本発明は、以上の構成よりなり、
本発明を使用するときは、ペダル１と一体に組付けられた定位置再現用スプリング５入り球体支持軸４は、ベース板３の二ヶ所に設けられた取付ピン１２に差し込み、椅子に腰掛けてスリッパを履く要領でペダル１を履き、足首を自由な方向で大きく動かす。
「第二実施の形態」
図３に示すように、ペダル１に突起物１３を設けて足裏を刺激しながら足首運動をすれば健康効果は更に倍増する。

本発明の斜視図 本発明の部分分解斜視図及び部分断面斜視図 本発明の応用例の斜視図

符号の説明

１ ペダル
２ 球体軸受兼カバー
３ ベース板
４ 球体支持軸
５ 定位置再現用スプリング
６ 球体軸受
７ 足かけ
８ 左右傾転
９ 上下運動
１０ 左右運動
１１ 水平及び傾転回転
１２ 取付ピン
１３ 突起物

Claims (1)

1. ペダルの下部に、球体軸受と球体軸受兼カバーで保持された、あらゆる角度に傾動可能な球体支持軸は定位置再現用スプリングによってガードされペダルはたえず定位置に位置することを特徴とする足首運動器具。

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