JP2005312535A - 電気掃除機の吸口体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 吸口体に、少なくとも衝撃力を吸口本体が水平面内で自動的に回動することで吸収する機能と、吸口継手部を手動操作によりねじることによっても吸口本体を水平面内で回動させることができる機能の、2つの機能を備えさせる。
【解決手段】 底面に吸込口を有する吸口本体4の長手方向中央部の一側に水平回動自在に吸口継手取付用ケース5を取り付け、吸口継手取付用ケースと吸口本体との間には、一方が回動したときに常態位置に戻すための復帰力が蓄えられる復帰手段を介在設置し、吸口継手取付用ケースには、常態位置下における吸口本体長手方向に沿う基本回転軸を有する第1吸口継手8を上下揺動可能に取り付け、第1吸口継手には、常態位置下における第1吸口継手の基本回転軸に直交する第1軸線上に配置されて、第1軸線に斜めに交差する第2軸線を中心に揺動可能に第2吸口継手9を取り付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気掃除機の吸口体、特に操作性を向上させ得る電気掃除機の吸口体に関する。
従来より、底面に吸込口を有する吸口本体に、常態位置から左右へ揺動可能に吸口継手を接続するとともに、この吸口継手を揺動させたときにこれを常態位置に戻すための復帰力が蓄えられる復帰手段を設けた電気掃除機の吸口体が知られている(例えば特許文献1参照)。
このようなものにおいて、吸口体が壁や家具等(特に家具や机の脚等)に衝突すると、吸口本体が吸口継手に対し自動的に相対回動して衝撃力を吸収する。これにより、壁や家具または吸口体が傷つくのが防止される。
特開2001−340269号公報
しかしながら、吸口継手を常態位置から左右へ揺動させる部分に常時復帰力が蓄えられるようにしたものにあっては、吸口体の進行方向を変更させる場合、ホース持ち手の進行方向そのもの、つまり使用者の体ごと進行方向を変えなければならない。
また、吸口体をその本体長手方向の幅(常態下における吸口本体部の横幅)より狭い隙間に入れる際、進入時はホース持ち手の進行方向(操作力)が復帰手段の復帰力に抗する方向に作用するので、吸口本体を隙間の側壁に押し付けて吸口継手を常態位置から回動させ、吸口体に隙間への進入が可能な姿勢を簡単にとらせることができて問題ない。しかし、隙間から引き抜く際は、ホース持ち手の進行方向(操作力)が復帰手段による復帰力を助長する方向、つまり隙間の側壁等に対し吸口本体をかじる方向に作用し易くなり、引出すことが非常に困難となる。この問題は、復帰手段が許容する吸口継手回動可能範囲が大きくなればなる程、蓄勢力が高まるため深刻となる。
ところで、復帰手段を備えていない吸口体において、異形管からなる吸口継手を吸口本体に回動可能に取り付け、吸口継手部をねじることによって吸口本体を水平面内で相対的に回動させ得るようにして、常態下における吸口本体部の横幅よりある程度狭い隙間に吸口体を出し入れすることができるようにしたものが市販されているが、このようなものにおいては吸口体が壁や家具等(特に家具や机の脚等)に衝突した場合、この衝撃力を吸収することができず、壁や家具または吸口体そのものを傷つけてしまう虞れがある。また、吸口継手が異形管からなるため、直進姿勢をとる常態下において吸口体の高さ寸法を圧縮できず、常態下の直進姿勢のまま高さ方向に狭い空間に吸口体を出し入れすることはできなかった。
いずれにせよ、一般的に用いられている緩衝材であるバンパー以外に、吸口体が壁や家具等に衝突した場合の衝撃力を吸口本体が水平面内で自動的に回動することで吸収する機能と、吸口継手部をねじることによっても吸口本体を水平面内で回動させ得る機能の2つの機能を併せ持つ吸口体はこれまで存在していない。さらに、これら2つの機能に加えて、直進姿勢をとる常態下において吸口体の高さ寸法を圧縮する姿勢をとらせ、高さ方向に狭い空間にも吸口体を出し入れできる機能を持たせることについては、このような発想すらこれまで存在していない。
本発明の第1の技術的課題は、吸口体に、少なくとも衝撃力を吸口本体が水平面内で自動的に回動することで吸収する機能と、吸口継手部を手動操作によりねじることによっても吸口本体を水平面内で回動させることができる機能の、2つの機能を備えさせるようにすることにある。
また、本発明の第2の技術的課題は、前記2つの機能に加えて、直進姿勢をとる常態下において吸口体の高さ寸法を圧縮できるようにすることにある。
本発明の電気掃除機の吸口体は、底面に吸込口を有する吸口本体と、吸口本体の長手方向中央部の一側に水平回動自在に取り付けられて吸込口に連通する吸口継手取付用ケースと、吸口継手取付用ケースと吸口本体との間に介在設置されて、吸口継手取付用ケースまたは吸口本体の一方が回動したときに常態位置に戻すための復帰力が蓄えられる復帰手段と、常態位置下における吸口本体長手方向に沿う基本回転軸を有し、吸口継手取付用ケースに上下揺動可能に取り付けられた第1吸口継手と、常態位置下における第1吸口継手の基本回転軸に直交する第1軸線上に配置され、かつ第1軸線に斜めに交差する第2軸線を中心に揺動可能に、該第1吸口継手に取り付けられた第2吸口継手と、を備えるものである。
本発明の電気掃除機の吸口体においては、吸口体が壁や家具等(特に家具や机の脚等)に衝突しても、吸口継手取付用ケースの水平回動範囲であれば吸口本体が吸口継手取付用ケースに対し自動的に相対回動して衝撃力を吸収し、壁や家具または吸口体が傷つくのを防止することができる。さらに、家具や机の脚部分を通過した後、復帰手段の復帰力によって、吸口本体が元の位置に復帰しても、第2吸口継手すなわちホース持ち手をひねることで、吸口本体を手動回動させることができるので、吸口体の引き時に吸口本体の後端が再度、家具や机の脚等と干渉するのを防止することができる。このため、使い勝手が向上する。
また、このようにホース持ち手をひねり、第2吸口継手を第2軸線を中心に揺動させることで、第2吸口継手を吸口継手取付用ケースの水平回動範囲限度から更に回動させることができるので、吸口本体の長手方向と第2吸口継手に接続される延長管の筒軸方向とを簡単に略平行とすることができて、吸口継手取付用ケースの水平回動範囲を超えるような狭い隙間の掃除が容易となる。
さらに、このように水平回動を、復帰手段の復帰力が蓄えられる吸口継手取付用ケースの回動(1段目回動)と、第2吸口継手の揺動による回動(2段目回動)とからなる2段階で行なわせることで、復帰手段が許容する吸口継手取付用ケースの水平回動可能範囲を小さくすることができて、その分、蓄勢力を抑えることができる。このため、狭い隙間から吸口体を引き抜く際の、復帰力に伴う吸口本体のかじりの問題を大幅に低減することができる。
以下、図示実施形態により本発明を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る電気掃除機の吸口体の全体構成を示す斜視図、図2はその上面図およびA−A線矢視断面図、図3はその下面図、図4はその側面図、図5はその全体を上方より示す分解斜視図、図6はその吸口継手部組立体を下方より示す分解斜視図、図7はその全体を下方より示す分解斜視図、図8はその吸口本体における上ケースの下面図および上下ケースの組付状態の側面図、図9はその吸口本体における下ケースの上面図、図10乃至図15はいずれもその動作の説明図である。
本実施形態の電気掃除機の吸口体は、底面に吸込口1を有する下ケース2及びその上部を覆う上ケース3からなる吸口本体4と、吸口本体4の長手方向中央部の一側に水平回動自在に取り付けられて吸込口1に連通する吸口継手取付用ケース5と、吸口継手取付用ケース5と吸口本体4との間に介在設置されて、吸口継手取付用ケース5または吸口本体4の一方が回動したときに常態位置(図1乃至図3の状態)に戻すための復帰力が蓄えられる復帰手段すなわちねじりばね6(図5及び図9)と、常態位置下における吸口本体4の長手方向に沿う基本回転軸7(図5乃至図7)を有し、吸口継手取付用ケース5に基本回転軸7を中心に上下揺動可能に取り付けられた第1吸口継手8と、常態位置下における第1吸口継手8の基本回転軸7に直交する第1軸線10(図2)上に配置されかつ第1軸線10に斜め(略45度の角度)に交差する第2軸線20(図2)を中心に左右各90度(合計略180度)揺動可能に第1吸口継手8に取り付けられた第2吸口継手9と、を備えている。
これを更に詳述すると、吸口本体4の下ケース2の吸込口1には、これを覆うように回転清掃体11が配置され、回転清掃体11の両端が上下ケース3,2により回転自在に支持されるようになっている。また、下ケース2の長手方向中央部の一側には、図5及び図9のように底部より小径のばね掛け円筒12が突出して設けられ、ばね掛け円筒12に、後述の大径のばね掛け円筒を介してねじりばね6のコイル部が嵌め入れられている。また、下ケース2の底部におけるばね掛け円筒12の周囲には、前方に、ねじりばね両端を引っ掛けてその復帰位置(常態位置)を規定するための円弧状のばね係止壁13が起立して設けられているとともに、後方に、吸口継手取付用ケース5を案内するための円弧状のガイド壁14が起立して設けられ、さらにガイド壁14の両端に、ねじりばね6の回転を規制して、吸口継手取付用ケース5の回動範囲を左右各45度(合計略90度)に規定するストッパリブ15a,15bが起立して設けられている。
なお、既述したように第2吸口継手9は、第1と第2吸口継手8,9の共通の軸線である第1軸線10に斜め(略45度の角度)に交差する第2軸線20を中心に左右各90度(合計略180度)揺動可能となっている。しかし、この第2吸口継手9の揺動角度は、上方から平面的にみると図12のように左右それぞれに約45度(合計約90度)となる。したがって、第2吸口継手9の揺動角度に前述の吸口継手取付用ケース5の水平回動角度(左右各45度)を加えた2段階の角度操作により、吸口本体4に対する第2吸口継手9の揺動角度を平面的にみて左右それぞれに約90度(合計約180度)とすることができるようになっている。
吸口本体4の上ケース3には、吸口継手取付用ケース5の取付部位に、後部が開放された略半円状の切欠部16が形成され、この切欠部16内で吸口継手取付用ケース5が相対回動できるようになっている。
吸口継手取付用ケース5は、継手取付用上ケース17と継手取付用下ケース18とからなり、これら上下ケース17,18の左右の内面に、第1吸口継手8の左右の基本回転軸7(一方のみ図示)を、これらの共通軸線が常態位置下において吸口本体4の長手方向に沿う方向となるように支承する凹部(一方のみ図示)21,22が形成されている。また、継手取付用下ケース18には、その下面に、吸口本体4の下ケース2のばね掛け円筒12にスライド自在に外嵌して回動中心の位置決めがなされるとともにねじりばね6のコイル部が嵌め入れられる大径のばね掛け円筒23(図2及び図6)が垂下して設けられている。また、継手取付用下ケース18の下面におけるばね掛け円筒23の周囲には、前方に、吸口本体4の下ケース2の係止壁13の円弧の内側、つまりねじりばね6の両端間に嵌入して、ねじりばね6によってその復帰位置(常態位置)に保持される円弧状のばね係止壁24(図2及び図6)が垂下して設けられているとともに、後方に、吸口本体4の下ケース2のガイド壁14の円弧の内側にスライド自在に嵌入して案内されるスライド壁25が垂下して設けられている。
継手取付用上ケース17には、後部が開放された略半円状の切欠部26が形成され、これによって、第1吸口継手8の基本回転軸7を中心とした上下揺動範囲(特に下限範囲)を大きくすることができるようになっている。このため、常態位置下において、第1吸口継手8から第2吸口継手9、図示しない延長管、ホース持ち手までの組立体を床面に対し平行とすることができて、吸口体全体の高さを低くすることができるようになっている。このため、家具やベッドの下など、高さ方向に狭い空間にも吸口体を出し入れして掃除することができるようになり、使い勝手が向上している。
なお、吸口本体4には、前縁部にバンパー27が取り付けられているとともに、その下ケース2の前端の両側に、その前縁部から下面にかけて前側の支持体となる起毛布片28a,28b(図7)がそれぞれ着脱自在に装着され、さらに下ケース2の後端の第2軸線20(図2参照)を挟む両側に、後側の支持体となる、起毛布が巻かれた後車輪29a,29bが、車軸を吸口本体4の長手方向と平行となるように取り付けられている。
次に、前述のように構成された本実施の形態の電気掃除機の吸口体の動作について図10乃至図15に基づき図1乃至図9を参照しながら説明する。まず、通常の床面や絨毯の掃除は、吸口体の前後進に合わせて図10のように第1吸口継手8以降の管体が基本回転軸7を中心に上下揺動する。この場合、第1吸口継手8以降の管体を最下端まで揺動させれば、図4のように第1吸口継手8からホース持ち手までの組立体が床面に対し平行となり、吸口体全体の高さが低くなって、家具やベッドの下など、高さ方向に狭い空間の掃除が可能となる。
また、前進時、吸口体が壁や家具等(特に家具や机の脚等)に衝突すると、図11のように吸口本体4が吸口継手取付用ケース5に対して自動的に相対回動し、衝撃力を吸収して壁や家具または吸口体が傷つくのが防止される。家具や机の脚等の部分を通過し、家具や机の脚等と吸口体の干渉状態が解消されれば、ねじりばね6の復帰力により吸口本体4が元の位置(常態位置)に復帰する。後進時、家具や机の脚等に再度衝突する可能性がある場合は、ホース持ち手を操作して第2吸口継手9をねじる。これにより、吸口継手取付用ケース5をねじりばね6の復帰力による常態位置に保持させたまま、吸口本体4を第2吸口継手9に対し水平面内で回動させることができ、家具や机の脚等との衝突を回避することができる。
また、壁際や狭い隙間を掃除する場合は、図12乃至図15のように吸口本体4を壁に押し付けて、吸口本体4に対し吸口継手取付用ケース5を相対回動させ、さらに第2吸口継手9を揺動させて、吸口本体4と第2吸口継手9を平行状態にし、この状態で壁への押付力を保持しながら壁に沿って前後進させる。
このように、本実施形態の電気掃除機の吸口体においては、吸口体が壁や家具等に衝突した場合の衝撃力を吸口本体4が水平面内で自動的に回動することで吸収する機能と、第2吸口継手9をねじることによっても吸口本体4を水平面内で回動させ得る機能の2つの機能を持たせることができ、使い勝手が向上する。
また、前記2つの機能に加えて、継手取付用上ケース17に、後部が開放された略半円状の切欠部26を形成し、第1吸口継手8の基本回転軸7を中心とした上下揺動範囲(特に下限範囲)を大きくしているので、吸口体の高さを低くすることができて、家具やベッドの下など、高さ方向に狭い空間の掃除が容易となり、使い勝手が一層向上する。加えて、第1と第2吸口継手8,9が、常態位置下においては共通の軸線である第1軸線10上にストレートに配置(図2及び図4)されるようになっているので、第1吸口継手8から第2吸口継手9、図示しない延長管、ホース持ち手までの組立体を床面に対し平行とすることができて、吸口体全体の高さを低くすることができる。このため、高さ方向に狭くかつ奥行のある空間にも容易に吸口体を出し入れして掃除することができる。
また、ホース持ち手をひねり、第2吸口継手9を第2軸線20を中心に揺動させることで、第2吸口継手9を吸口継手取付用ケース5の水平回動範囲限度から更に回動させることができるので、吸口本体4の長手方向と第2吸口継手9に接続される延長管の筒軸方向とを簡単に略平行とすることができて、吸口継手取付用ケース5の水平回動範囲を超えるような狭い隙間の掃除が容易となる。
また、このように水平回動を、ねじりばね6の復帰力が蓄えられる吸口継手取付用ケース5の回動(1段目回動)と、第2吸口継手9の揺動による回動(2段目回動)とからなる2段階で行なわせるようにしているので、復帰手段であるねじりばね6が許容する吸口継手取付用ケース5の水平回動可能範囲を小さくすることができて、その分、ばね力(蓄勢力)を抑えることができる。このため、吸口本体4の長手方向と第2吸口継手9に接続される延長管の筒軸方向とを略平行とする吸口体姿勢を保持する際の使用者側の操作力が軽減され、狭い隙間から吸口体を引き抜く際の吸口本体4のかじりの問題を大幅に低減することができる。
なお、ここでは吸口本体4の下ケース2の後端の第2軸線20(図2参照)を挟む両側に、後側の支持体となる、起毛布が巻かれた後車輪29a,29bを、車軸が吸口本体4の長手方向と平行となるように取り付けるようにしたものを例に挙げて説明したが、これに限るものでなく、例えば車軸の向きが吸口継手取付用ケース5の基本回転軸7と常に平行となるように後車輪を設けてもよく、このようにすることで、吸口体を斜めに移動したとき(図11)や壁際走行時(図15)における操作性を改善することができる。
また、第2吸口継手9の揺動中心部の下方に位置するように、起毛布または車輪等からなる後側支持体を配置してもよく、このようにすることで、第2吸口継手9を左右に揺動させたときの後側支持体部の床面との摩擦等が最小限となり、吸口体のあらゆる角度においても後側支持体の追従性が損なわれることがなくなる。
また、起毛布または車輪等からなる後側支持体の位置を、常態位置下における第1吸口継手8の基本回転軸7に直交する第1軸線10(図2参照)上に配置すれば、吸口体の操作力の著しく軽減が可能となり、使い勝手がさらに向上する。なお、起毛布または車輪等からなる後側支持体の数は、1つでも又は2つ以上設けてもよく、適宜設定すればよい。
本発明の一実施形態に係る電気掃除機の吸口体の全体構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る電気掃除機の吸口体の上面図およびA−A線矢視断面図である。 本実施形態に係る電気掃除機の吸口体の下面図である。 本実施形態に係る電気掃除機の吸口体の側面図である。 本実施形態に係る電気掃除機の吸口体の全体を上方より示す分解斜視図である。 本実施形態に係る電気掃除機の吸口体の吸口継手部組立体を下方より示す分解斜視図である。 本実施形態に係る電気掃除機の吸口体の全体を下方より示す分解斜視図である。 本実施形態に係る電気掃除機の吸口体の吸口本体における上ケースの下面図および上下ケースの組付状態の側面図である。 本実施形態に係る電気掃除機の吸口体の吸口本体における下ケースの上面図である。 本実施形態に係る電気掃除機の吸口体の動作の説明図である。 本実施形態に係る電気掃除機の吸口体の動作の説明図である。 本実施形態に係る電気掃除機の吸口体の動作の説明図である。 本実施形態に係る電気掃除機の吸口体の動作の説明図である。 本実施形態に係る電気掃除機の吸口体の動作の説明図である。 本実施形態に係る電気掃除機の吸口体の動作の説明図である。
符号の説明
1 吸込口、4 吸口本体、5 吸口継手取付用ケース、6 ねじりばね(復帰手段)、7 基本回転軸、8 第1吸口継手、9 第2吸口継手、10 第1軸線、20 第2軸線、26 半円状の切欠部、29a,29b 後車輪。

Claims (5)

  1. 底面に吸込口を有する吸口本体と、
    前記吸口本体の長手方向中央部の一側に水平回動自在に取り付けられて前記吸込口に連通する吸口継手取付用ケースと、
    前記吸口継手取付用ケースと前記吸口本体との間に介在設置されて、前記吸口継手取付用ケースまたは前記吸口本体の一方が回動したときに常態位置に戻すための復帰力が蓄えられる復帰手段と、
    前記常態位置下における前記吸口本体長手方向に沿う基本回転軸を有し、前記吸口継手取付用ケースに上下揺動可能に取り付けられた第1吸口継手と、
    前記常態位置下における前記第1吸口継手の基本回転軸に直交する第1軸線上に配置され、かつ該第1軸線に斜めに交差する第2軸線を中心に揺動可能に、前記第1吸口継手に取り付けられた第2吸口継手と、
    を備えることを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  2. 吸口継手取付用ケースを、後部が開放された略半円状に形成したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機の吸口体。
  3. 吸口継手取付用ケースの回動と連動して回転軸の向きが基本回転軸と常に平行となるように後車輪を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電気掃除機の吸口体。
  4. 第2吸口継手の揺動中心部の下方に起毛布または車輪を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電気掃除機の吸口体。
  5. 起毛布または車輪の位置を、常態位置下における第1吸口継手の基本回転軸に直交する第1軸線上に配置したことを特徴とする請求項4記載の電気掃除機の吸口体。
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