JP2005312005A - 通信機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 単一の通信チャネルしか有しない通信機器が複数、同時に存在する場合でも、相互の混信を防止することができる通信機器を提供することを目的とする。
【解決手段】 基準クロックを発生するための基準クロック発生部(107、127、147)と、送信データを発生するための送信データ発生部(111、131、151)と、基準クロックに基づいて送信間隔を変化させた送信タイミング信号を発生する送信タイミング信号発生部(101、121、141)と、単一の通信チャネルで送信タイミング信号に応じて送信データを無線送信する送信部(105、125、142)と、を有する通信機器(100、120、140)。
【選択図】 図1

Description

本発明は通信機器に関し、特に、単一の通信チャネルで通信を行い且つ混信防止機能を有する通信機器に関する。
ユーザがPC(パーソナルコンピュータ)等を利用して、機密性の高い情報の入力や文書の作成を行っている場合、ユーザがPCを離れた時に、第3者にPCに記憶されたデータを勝手に見られたり、ダウンロードされたり、改ざんされたり、消去されたりすることを防ぐ必要性がある。
そこで、識別データを送信する通信機器と、通信機器から識別データを受信可能なPCから構成されるセキュリティシステムが知られている(例えば、特許文献1)。このようなシステムでは、通信機器が送信する識別データは予めPCに登録されており、PCは、予め登録された識別データを受信した場合にはPCを使用可能状態とし、予め登録された識別データ以外の識別データを受信した場合又は(通信機器がPCから離間されているため)識別データを受信しない場合にはPCを使用不可状態とする。即ち、通信機器を保持する正規のユーザがPCの近傍にいる場合には、PCが使用可能状態となるが、正規のユーザがPCの近傍から離れるとPCは使用不可状態となって、PCが第3者に不正に使用されない状態に維持される。
このような、システムの一例を図10に示す。図10において、第1通信機器10は、制御部11、バス12を介して制御部11と接続された表示部13、記憶部14及び送信部15、及び基準信号発生回路17等を有している。また、第1通信機器10の送信部15からは所定時間間隔で識別データが送信されているものとする。また、第1PC端末20は、制御部21、バス22を介して制御部21と接続された表示部23、記憶部24、受信部25及び操作部26等を有している。第1PC端末20は、第1通信機器10から予め定められた識別データを受信部25を介して受信した場合には、ユーザが第1PC端末20の操作部26を使用することができる使用可能状態に維持する。また、第1PC端末20は、第1通信機器10から予め定められた識別データ以外の識別データを受信した場合又は識別データを全く受信しない場合には、ユーザが第1PC端末20の操作部26を使用することができない使用不可状態に維持する。
図11に、このようなシステムが同時に多数(例えば4組)、近接して存在する場合の一例を示す。図11において、第1PC端末20、第2PC端末40、第3PC端末60及び第4PC端末80が近接して配置されている。各PC端末は、それぞれと対になっている第1通信機器10、第2通信機器30、第3通信機器50、第4通信機器70から、それぞれの識別データを受信するための受信部25、45、65、85を有している。図11では、第1及び第2通信機器10及び30のみが存在する例を示している。
第1〜第4通信機器10、30、50及び70が、単一の通信チャネルしか有しておらず、それぞれが所定の時間間隔で識別データの送信を行う場合、各通信機器からの識別データは、受信可能範囲内の全てのPC端末の受信部で受信されてしまう。単一の通信チャネルで同時期に送信された複数の識別データは、互いに混信し、受信部では、混信したデータから正確な識別データを抽出することができなくなる。したがって、正規の通信機器を有していながら、PC端末を使用可能状態とすることができないと言う不具合を生じる。
図12に、図11に示す場合における、第1通信機器10及び第2通信機器30の送信タイミングの一例を示す。図中701は第1通信機器10が送信データを送信する送信タイミング、702は第2携帯端末30が送信データを送信する送信タイミングを示している。また、図中、703及び704はそれぞれ第1及び第2通信機器10及び30の送信データの送信間隔を示し、705及び706はそれぞれ第1及び第2通信機器10及び30の識別データの送信時間を示している。
例えば、図12(a)に示すように、第1及び第2通信機器10及び30の送信タイミングが異なれば、それぞれが送信した識別データに混信は発生しない。しかしながら、図12(d)に示すように、第1及び第2通信機器10及び30の送信タイミングが重なると、それぞれが送信した識別データが混ざって合成(混信)されてしまう(図中斜線で示す)。この場合、第1PC端末20あるいは第2PC端末40では、適切に第1通信機器10あるいは第2通信機器30からの識別データを受信できず、第1PC端末20あるいは第2PC端末40を使用可能状態とすることができないという不具合が発生する。
また、当初図12(a)に示すように、混信が発生していなくても、送信タイミングの基準となる基準信号発生回路17にも必ず誤差はあるので、第1及び第2通信機器10及び30の送信タイミングが少しずつズレて、図12(b)〜図12(c)の様に送信タイミングが接近し、最終的には図12(d)〜図12(f)のように混信が発生する場合がある。送信タイミングがズレ続ければ、その後図12(g)のように、再度混信が発生しなくなるが、図12(d)〜図12(f)の期間は混信が続くこととなる。また、図12(d)〜図12(f)の期間は、通信機器の送信時間間隔を定める基準信号発生回路17等の精度が高いほど長くなり、時には10時間を越えることも考えら、長期間PC端末を利用することができないという不具合が生じる。
特開2000−99187(第5−6頁、第2図)
そこで、本発明は、上記の不具合を解消することを可能とした混信防止機能を有する通信機器を提供することを目的とする。
また、本発明は、単一の通信チャネルしか有しない通信機器が複数、同時に存在する場合でも、相互の混信を防止することができる通信機器を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、単一の通信チャネルしか有せず且つ高精度な基準信号発生回路に基づいて送信タイミングを決定する通信機器が複数、同時に存在する場合でも、相互の長期間に渡る混信を防止することができる混信防止装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、単一の通信チャネルしか有せず且つ高精度な基準信号発生回路に基づいて送信タイミングを決定する通信機器が複数、同時に存在する場合であって、乱数を発生させる手段を有していなくても、相互の長期間に渡る混信を防止することができる混信防止装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、単一の通信チャネルしか有せず且つ高精度な基準信号発生回路に基づいて送信タイミングを決定する通信機器が複数、同時に存在する場合でも、相互の長期間に渡る混信を防止することができ、さらに省電力化を図ることができる混信防止装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る通信機器は、基準クロックを発生するための基準クロック発生部と、送信データを発生するための送信データ発生部と、基準クロックに基づいて送信間隔を変化させた送信タイミング信号を発生する送信タイミング信号発生部と、単一の通信チャネルで送信タイミング信号に応じて送信データを無線送信する送信部と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る通信機器では、送信タイミングはランダムに変化させることが好ましく、さらに、送信タイミング信号発生部が送信間隔をランダムに変化させた変化量は、常に、送信部が送信データを送信するための送信時間より長く設定されることが好ましい。変化量を送信時間より大きくすることによって、送信タイミングを変化させた場合にも、確実に混信を防止できるように構成したものである。
さらに、本発明に係る通信機器では、ランダム信号を発生するランダム信号発生部を有し、送信タイミング発生部は、基準クロックとランダム信号を用いて、送信間隔をランダムに変化させた送信タイミング信号を発生することが好ましい。基準クロックとランダム信号を用いて、送信間隔をランダムに変更できるように構成したものである。
さらに、本発明に係る通信機器では、基準クロックを用いてクロック間隔をランダムに変化させたランダム信号を発生するランダム信号発生部を有し、送信タイミング信号発生部はランダム信号を用いて送信間隔をランダムに変化させた送信タイミング信号を発生することが好ましい。最初に基準クロックに基づいたランダム信号を発生させ、ランダム信号に基づいて送信間隔をランダムに変更できるように構成したものである。
さらに、本発明に係る通信機器では、送信タイミング信号発生部は、基準クロック発生部を第1の周期でリセットさせることによって、送信間隔を変化させた送信タイミング信号を発生させることが好ましい。基準クロック発生部を例えば制御値t1又はt3に応じた第1の周期でリセットすることによって、基準クロックの発信タイミングをずらし、送信間隔を変化させるようにしたものである。
さらに、本発明に係る通信機器では、送信タイミング信号発生部は、参照する基準クロックを第2の周期毎に半周期ずらすことによって、送信間隔を変化させた送信タイミング信号を発生させることが好ましい。送信タイミングを決定するために参照する基準クロックを、例えば制御値t2に応じた第2の周期毎に半周期ずらすことによって、送信間隔を変化させるようにしたものである。
さらに、本発明に係る通信機器では、送信タイミング信号発生部は、基準クロックの立ち上がり及び立ち下がり、又は基準クロックの立ち上がり又は立ち下がりの何れか一方に対応して、送信間隔を変化させた送信タイミング信号を発生させることが好ましい。
さらに、本発明に係る通信機器では、送信タイミング信号発生部は、参照する基準クロックの立ち上がり又は立ち下がりを、第3の周期毎に切換えることによって、送信間隔を変化させた送信タイミング信号を発生させることが好ましい。参照する基準クロックの立ち上がりと立ち下がりを例えば制御値t3に応じた第3の周期毎に切換えることによって、送信間隔を変化させるようにしたものである。
さらに、本発明に係る通信機器では、送信タイミング発生部は、送信部による無線送信終了後に省電力により動作を行うスリープモードに移行することが好ましい。混信を防止するために送信間隔を変化させ、さらに省電力化の為にスリープモードに移行できるようにしたものである。
さらに、本発明に係る通信機器では、送信タイミング発生部は、基準クロックの立ち上がり及び立ち下がりに対応して、又は基準クロックの立ち上がり又は立ち下がりの何れか一方に対応して、スリープモードから送信部による無線送信が可能な通常モードへ復帰することが好ましい。また、送信タイミング発生部は、スリープモードから通常モードへ復帰する基準クロックの立ち上がり又は立ち下がりの何れか一方を設定することができることが好ましい。
さらに、本発明に係る通信機器では、送信データは、通信機器の識別データであることが好ましい。通信機器からの識別データによってPC端末等の使用可能状態及び使用不可状態の切換え制御を行えるように構成したものである。
本発明によれば、送信間隔を変化させることによって、単一の通信チャネルのみを有する複数の通信機器が同時に存在する場合であっても、相互の混信を防止することが可能となった。
また、本発明によれば、送信間隔を変化させることによって、単一の通信チャネルのみを有する複数の通信機器が同時に存在する場合であっても、相互の長期間に渡り連続した混信を防止することが可能となった。即ち、仮に、複数の通信機器の送信タイミングが一致することがあっても、連続して一致することが無いので、長期間に渡る混信を防止することができる。
以下図面を参照して、本発明に係る通信機器について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信機器100及び通信機器100と対になっているPC端末200の構成を示す概略ブロック図である。通信機器100は、腕時計として構成されたものであり、制御部101、バス102を介して制御部101と接続されている液晶ディスプレイ等から構成される表示部103、各種記憶媒体から構成された記憶部104、送信データを無線送信するための送信部105、時計動作を主に制御するための竜頭やプッシュボタンから構成される操作部106、基準信号発生回路107及びランダム信号発生回路108、電源回路(不図示)、時計用のムーブメント(不図示)等から構成されている。
通信機器100は、ユーザが常時携帯することを前提とした腕時計型に構成されているが、首からぶら下げる名刺サイズのカードタイプ、胸にピンなどで止めるバッチ型の名札タイプ、携帯電話、PDA、小型PC端末など既存の情報端末装置等であっても良く、そのサイズ、重さ、形態などは特に限定されるものではない。
制御部101は、CPUコア、プログラム等を格納するためのROM(Read Only Memory)、作業領域であるRAM(Random Access Memory)及び周辺回路等から構成され、送信タイミング信号発生手段110、送信データ発生手段111を有している。また、記憶部104には、通信機器100を識別するための固有の識別データ(例えば16ビットの数字列)が予め記憶されている。識別データは、通信機器を識別するための固有識別データだけでなく、ユーザが自由に設定できるパスワードであっても良い。
送信タイミング信号発生手段110は、基準信号発生回路107が発生する基準クロック及びランダム信号発生回路108から発生されるランダム信号(乱数データ)を利用して、2.00秒を中心に0.02秒毎に変化する10個の送信間隔(1.92秒、1.94秒、1.96秒、1.98秒、2.00秒、2.02秒、2.04秒、2.06秒、2.08秒及び2.10秒)の内の1つを有する送信タイミング信号を発生する。また、送信タイミング信号発生手段110は、制御部101中にソフトウエア、ハードウエア又は両者の何れかによって構成されている。
送信データ発生手段111は、記憶部104から、予め定められている識別データを取得し、識別データに基づいて送信データを発生する。送信データ発生手段111は、制御部101中にソフトウエア、ハードウエア又は両者の何れかによって構成されている。
送信部105は、単一の通信チャネル(発信周波数)のみを有する無線送信機である。本実施形態において、送信部105が、送信データを送信するのに必要な送信時間は、0.01秒である。
制御部101は、毎回、送信タイミング信号発生手段110が発生したランダムな送信間隔を有する送信タイミング信号のタイミングで、送信データ発生手段111が発生した送信データを送信部105から無線送信するように制御する。
PC端末200は、制御部201、バス202を介して制御部201と接続された液晶又はCRTディスプレイより構成される表示部203、ハードディスク等の記憶媒体より構成される記憶部204、通信機器100から識別データを受信するための受信部205、キーボード及びマウス等から構成される操作部206等から構成されている。記憶部204には、予め通信機器100と共有された識別データが記憶されている。
制御部201は、受信部205を介して通信機器100から識別データを受信した場合、予め記憶部204に記憶されている識別データと比較し、一致した場合には操作部206の使用を可能とし、PC端末200を使用可能状態に維持するように制御する。また、制御部201は、所定時間以内(例えば、7秒以内)に、予め記憶された識別データと一致する識別データを受信しない場合(識別データを全く受信しない場合を含む)には、操作部206を使用できなくして、PC端末20を使用不可状態に維持するように制御する。なお、PC端末200側の制御方法は、上記に限定されず、様々な改変が可能である。
図2(a)〜(j)に、送信タイミング信号発生手段110が発生する10種類の送信タイミング信号の一例を示す。前述したように、送信タイミング信号発生手段110は、ランダムに図2(a)〜(j)の内の1つの送信タイミング信号を発生し、制御部101は、発生された送信タイミング信号の信号の立ち上がりに同期して(立ち下りに同期しても良い)送信部105から送信データが送信されるように制御する。
図3に、2台(1台目の通信機器からの送信タイミングを(a)、2台目の通信機器からの送信タイミングを(b)とする)の図1に示す通信機器100を、近接して同時に用いた場合の例を示す。図3に示すように、仮に図3の301の時点で、2台の通信機器の送信タイミングが同じになったとしても、次に送信される送信データまでの送信間隔は、それぞれの送信タイミング信号発生手段がランダムに発生する送信タイミング信号に同期しているので、複数回続けて同じ送信タイミングになる可能性は極めて低い。したがって、図3の302及び303の時点のように、送信タイミングがずれて、混信を防止することが可能となる。
また、本実施形態では、送信タイミング信号発生手段110は、送信データの送信時間(0.01秒)に対して、送信タイミングを0.02秒毎に変化させて、10種類の送信間隔の異なる送信タイミングを決定している。このように、送信データの送信時間より大きい時間間隔で送信タイミングをランダムに変化させることが、異なった送信タイミングを選択した場合に、確実に混信を防止することができるので、より好ましい。例えば、図3の例で、仮に送信タイミングを変化させる時間間隔が送信時間より小さいとすると(例えば、0.001秒)、図3の302の時点でそれぞれの送信タイミング信号発生手段が異なった送信タイミングを決定したとしても、301の時点で引き続き混信を生じてしまう可能性がある。
さらに、本実施形態では、送信タイミング信号発生手段110は、送信時間(0.01秒)より大きい時間間隔(0.02秒)で送信間隔がランダムに変化する10種類の送信タイミングを決定したが、これは一例であって、数々の変更が考えられる。例えば、送信時間(0.01秒)より大きい0.04秒間隔で、送信時間がランダムに変化する20種類の送信タイミングを決定しても良い。
さらに、本実施形態では、送信タイミング信号発生手段110は、ランダム信号発生手段108が発生するランダム信号を用い、基準信号発生手段107が発生する基準クロックに基づいて、0.02秒毎にランダムに変化する1.92秒〜2.10秒の送信タイミングを決定した。しかしながら、送信タイミング信号発生手段110は、基準クロックを変化させる変化量を、所定の計算式によりランダム信号が表すデータ内容を演算することによって求めてもよいし、ランダム信号が表すデータ内容を用いて予め記憶された10種類の基準クロックを変化させる変化量のうちの一つをランダムに選択するようにしても良い。その場合、上記のごとく所定の計算式を用いずにランダム信号に対応する変化量を示す乱数表を用いることもできる。このようにして得られた基準クロックを変化させる変化量を用いて、基準クロックを変化させて、0.02秒毎に変化する10種類の送信タイミングを決定することもできる。
図4に本発明の第2の実施形態に係る通信機器120の概略ブロック図を示す。通信機器120は、腕時計として構成されたものであり、制御部121、バス122を介して制御部121と接続されている液晶ディスプレイ等から構成される表示部123、各種記憶媒体から構成された記憶部124、送信データを無線送信するための送信部125、時計動作を主に制御するための竜頭やプッシュボタンから構成される操作部126、基準信号発生回路127及びランダム信号発生回路128、電源回路(不図示)、時計用のムーブメント(不図示)等から構成されている。
制御部121は、CPUコア、ROM、RAM及び周辺回路等から構成され、送信タイミング信号発生手段130、送信データ発生手段131を有している。
ランダム信号発生回路128は、基準信号発生回路127からの基準クロックのクロック間隔をランダムに変更した10種類のランダム信号の内の1つを発生する。
送信タイミング信号発生手段131は、ランダム信号発生回路128が発生するランダム信号を用いて、図1の送信タイミング信号発生手段110と同様に、2.00秒を中心に0.02秒毎に変化する10個の送信間隔(1.92秒、1.94秒、1.96秒、1.98秒、2.00秒、2.02秒、2.04秒、2.06秒、2.08秒及び2.10秒)の内の1つを有する送信タイミング信号を発生する。また、送信タイミング信号発生手段130は、制御部121中にソフトウエア、ハードウエア又は両者の何れかによって構成されている。
送信データ発生手段121は、記憶部124から、予め定められている識別データを取得し、識別データに基づいて送信データを発生する。送信データ発生手段は、制御部121中にソフトウエア、ハードウエア又は両者の何れかによって構成されている。
送信部125は、単一の通信チャネル(発信周波数)のみを有する無線送信機である。本実施形態において、送信部125が、送信データを送信するのに必要な送信時間は、0.01秒である。
制御部121は、毎回、送信タイミング信号発生手段130が発生したランダムな送信間隔を有する送信タイミング信号のタイミングで、送信データ発生手段131が発生した送信データを送信部125から無線送信するように制御する。
通信機器120と対となっているPC端末は、図1に示すPC端末20と同様である。図4に示す通信機器120を複数、同時に利用した場合でも、通信機器120から送信される送信データの送信タイミングがランダムに変化するために、相互の混信を防止することが可能となる。また、仮に2台の通信機器の送信タイミングが同じになったとしても、次に送信される送信データまでの送信間隔は、それぞれの送信タイミング信号発生手段がランダムに発生する送信タイミング信号に同期しているので、複数回続けて同じ送信タイミングになる可能性は極めて低い。したがって、相互の長期間に渡り連続した混信を防止することが可能となる。
図5に本発明の第3の実施形態に係る通信機器140の概略ブロック図を示す。通信機器140は、腕時計として構成されたものであり、制御部141、バス142を介して制御部141と接続されている液晶ディスプレイ等から構成される表示部143、各種記憶媒体から構成された記憶部144、送信データを無線送信するための送信部145、時計動作を主に制御するための竜頭やプッシュボタンから構成される操作部146、ウェイクアップ信号発生回路147、電源回路(不図示)、時計用のムーブメント(不図示)等から構成されている。
制御部141は、CPUコア、ROM、RAM及び周辺回路等から構成され、送信データ発生手段151を有している。
ウェイクアップ信号発生回路147は、制御部141をスリープモードから通常モードに復帰させるためのウェイクアップクロック148を制御部141に対して2秒間隔で出力するように構成されている。また、ウェイクアップ信号発生回路147は、ウェイクアップクロックリセット信号149を受信すると、ウェイクアップクロック148を出力するタイミングがリセットされるように構成されている。
送信データ発生手段151は、記憶部144から、予め定められている識別データを取得し、識別データに基づいて送信データを発生する。送信データ発生手段151は、制御部141中にソフトウエア、ハードウエア又は両者の何れかによって構成されている。
送信部145は、単一の通信チャネル(発信周波数)のみを有する無線送信機である。本実施形態において、送信部145が、送信データを送信するのに必要な送信時間は、0.01秒である。制御部141は、ウェイクアップクロック148によって、スリープモードから通常モードに復帰した後、所定のタイミングで、送信データ発生手段151が発生した送信データを送信部145から無線送信するように制御する。なお、通信機器140と対となっているPC端末は、図1に示すPC端末200と同様である。
以下、図6及び図7を用いて、通信機器140が送信データを無線送信する手順について説明する。図6に示す手順は、制御部141中のROMに予めインストールされたプログラムに従って、CPUコアによって実行されるように構成した。
最初に、電源をONし、処理を開始する(ステップ600)。処理開始時点は、図7の701に対応している。
次に、制御値t1(図7(b)参照)をSに(本実施形態では2)、制御値t2(図7(a)参照)をNに(本実施形態では8)設定し(ステップ601)、送信タイミングフラグ(図7(e)参照)をクリア(「0」レベルに設定)する(ステップ602)。制御部141は、送信タイミングフラグが「1」レベルの時に、送信部145から前述した送信データを送信するように制御する。
次に、送信タイミングフラグが「1」レベルか否かが判断される(ステップ603)。ここでは、送信タイミングフラグ=0であるので、ステップ610へ進み、制御部141はスリープモードに移行する(図7(g)参照)。スリープモードとは、制御部141の使用電力を極力抑えた省電力モードである。本実施形態では、ウェイクアップ信号発生回路147からのウェイクアップクロック148(図7の(c)参照)の立ち上がり及び立ち下りで、制御部141がスリープモードから通常モードに復帰するように構成されている。
次に、制御部141は、ウェイクアップ信号発生回路147からのウェイクアップクロック148の立ち下りに対応して(ステップ611)、スリープモードから通常モードに復帰する(ステップ612)。さらに、制御値t2から1をディクリメントし(ステップ613)、制御値t2が0(ゼロ)か否かを判断する(ステップ614)。ここでは、制御値t2=7であるので、ステップ615へ進み、送信タイミングフラグをトグル(反転)させる。即ち、送信タイミングフラグが「0」レベルから「1」レベルに反転される。このタイミングは、図7の702に対応している。
次に、ステップ603へ進み、送信タイミングフラグが「1」レベルか否かが判断される。ここでは、送信タイミングフラグ=1であるので、制御値t1から1をディクリメントし(ステップ604)、制御値t1が0「ゼロ」か否かが判断される(ステップ605)。ここでは、制御値t1=1であるので、ステップ609へ進み送信データが送信され(図7(f)参照)、制御部141はスリープモードに移行する(ステップ610)。
次に、制御部141は、ウェイクアップ信号発生回路147からのウェイクアップクロック148の立ち上がりに対応して(ステップ611)、スリープモードから通常モードに復帰する(ステップ612)。さらに、制御値t2から1をディクリメントし(ステップ613)、制御値t2が0(ゼロ)か否かを判断する(ステップ614)。ここでは、制御値t2=6であるので、ステップ615へ進み、送信タイミングフラグをトグル(反転)させる。即ち、送信タイミングフラグが「1」レベルから「0」レベルに反転される。このタイミングは、図7の703に対応している。
次に、ステップ603へ進み、再度、送信タイミングフラグが「1」レベルか否かが判断される。ここでは、送信タイミングフラグ=0であるので、ステップ610へ進み、送信データを送信せずに、制御部141はスリープモードに移行する。
次に、制御部141はウェイクアップ信号発生回路147からのウェイクアップクロック148の立ち下がりを受信し(ステップ611)、それに対応して制御部141はスリープモードから通常モードに復帰する(ステップ612)。さらに、制御値t2から1をディクリメントし(ステップ613)、制御値t2が0(ゼロ)か否かを判断する(ステップ614)。ここでは、制御値t2=5であるので、ステップ615へ進み、送信タイミングフラグをトグル(反転)させる。即ち、送信タイミングフラグが「0」レベルから「1」レベルに反転される。このタイミングは、図7の704に対応している。
次に、ステップ603へ進み、再度、送信タイミングフラグが「1」レベルか否かが判断される。ここでは、送信タイミングフラグ=1であるので、ステップ604へ進み、制御値t1から1をディクリメントし、制御値t1が0「ゼロ」か否かが判断される(ステップ605)。ここでは、制御値t1=0であるので、ステップ606へ進み、ウェイクアップクロックリセット信号が「L」レベルに設定され、送信データが送信される(ステップ607)。
次に、ステップ608へ進み、ウェイクアップクロックリセット信号が「H」レベルに設定される。これによって、ウェイクアップ信号発生回路147が発生する周期T(本実施形態では2秒間隔)のウェイクアップクロック148がリセットされ、そこから周期Tでウェイクアップクロック148がクロックを開始する。このタイミングは、図7の705に対応している。
以下、図6のフローの各ステップに従い送信データの送信を所定のタイミングで繰り返すが、制御値t2の値をディクリメントし続けた結果、t2=0となった場合、ステップ614からステップ616へ進み、制御値t2が再度Nに設定し直される。その結果、ステップ615をスキップすることから、通信タイミング信号が「L」レベルから「H」レベルに変更されず、ステップ603から送信データの送信を行わずにステップ610へスキップし、制御部141がスリープモードに移行してしまう。したがって、送信データの送信タイミングが、ウェイクアップクロック148の1/2周期ズレルこととなる。このタイミングは、図7の712に対応している。
このように図6に示すフローに従うと、制御値t1の値に従った第1の周期で、ウェイクアップ信号発生回路147が発生するウェイクアップクロック148の周期Tは変化しないが、クロックの開始タイミングが変化する(図7の705参照)。さらに、制御値t2の値に従った第2の周期で、送信データが送信されるタイミングが、ウェイクアップクロック148の1/2周期ズレルこととなる(図7の712参照)。ウェイクアップクロック148を基準クロックとして利用し、通信機器140の制御値t1及びt2の値を、個体毎に異ならせることによって、各通信機器から送信データが送信されるタイミングがズレ、複数回続けて同じ送信タイミングになる可能性は極めて低い。したがって、相互の長期間に渡り連続した混信を防止することが可能となる。
本実施形態における通信機器140では、図1及び図4に示す制御部と異なり、送信タイミングを取るための送信間隔を計測する必要がないので、処理を簡素化することが可能となった。また、送信タイミングをランダムに制御するための乱数を発生させるための手段を必要としないので、構成を簡素化することが可能となった。さらに、送信が終了した後は、次の送信までスリープモード状態で待機することができるので、省電力化を図ることが可能となった。
以下、図8及び図9を用いて、第3の実施形態における通信機器140が送信データを無線送信する他の手順について説明する。図8に示す手順は、制御部141中のROMに予めインストールされたプログラムに従って、CPUコアによって実行されるように構成した。また、図6の場合では、ウェイクアップ信号発生回路147からのウェイクアップクロック148(図7の(c)参照)の立ち上がり及び立ち下りで、制御部141がスリープモードから通常モードに復帰するように構成されているが、図8の場合では、制御部141がウェイクアップクロック148(図9の(c)参照)の立ち上がり又は立ち下りのどちらで通常モードに復帰するかを設定できるように構成されている。その他の構成は、全て図5及び図6の場合と同様である。
最初に、電源をONし、処理を開始する(ステップ800)。処理開始時点は、図9の901に対応している。
次に、制御値t3(図9(b)参照)をS(本実施形態では2)に、制御値t4(図9(a)参照)をN(本実施形態では4)に設定し(ステップ801)、起動エッジ(図9(e)参照)を「立下り」に設定する(ステップ802)。
次に、制御値t3が0(ゼロ)か否かが判断される(ステップ803)。ここでは、t3=2であるので、ステップ807へ進み、送信データが送信される。さらに、制御部141はスリープモード(図9(g)参照)に移行する(ステップ808)。本実施形態では、予め設定された、ウェイクアップクロック148(図7の(c)参照)の立ち上がり又は立ち下りで、制御部141がスリープモードから通常モードに復帰するように構成されている。
次に、制御部141は、ウェイクアップ信号発生回路147からのウェイクアップクロック148の立ち下りに対応して(ステップ809)、スリープモードから通常モードに復帰する(ステップ810)。このタイミングは、図9の902に対応している。
次に、制御値t3から1をディクリメントし(ステップ811)、制御値t4から1をディクリメントし(ステップ812)、制御値t4が0(ゼロ)か否かを判断する(ステップ813)。ここでは、制御値t4=3であるので、ステップ803へ進み、制御値t3が0(ゼロ)か否かが判断される。ここでは、t3=1であるので、ステップ807へ進み、送信データが送信される。さらに、制御部141はスリープモード(図9(g)参照)に移行する(ステップ808)。
次に、ウェイクアップ信号発生回路147からのウェイクアップクロック148が立ち上がるが、前述したように、制御部141はウェイクアップクロック148の立ち下りに対応するように設定されているため、通常モードへの復帰は行われない。このタイミングは、図9の903に対応している。
次に、制御部141は、ウェイクアップ信号発生回路147からのウェイクアップクロック148の立ち下りに対応して(ステップ809)、スリープモードから通常モードに復帰する(ステップ810)。このタイミングは、図9の904に対応している。
次に、制御値t1から1をディクリメントし(ステップ811)、制御値t4から1をディクリメントし(ステップ812)、制御値t4が0(ゼロ)か否かを判断する(ステップ813)。ここでは、制御値t4=2であるので、ステップ803へ進み、制御値t3が0(ゼロ)か否かが判断される。ここでは、t3=0であるので、ステップ804へ進み、ウェイクアップクロックリセット信号が「L」レベルに設定し、送信データが送信される(ステップ805)。
次に、ステップ806へ進み、ウェイクアップクロックリセット信号が「H」レベルに設定される。これによって、ウェイクアップ信号発生回路147が発生する周期T(本実施形態では2秒間隔)のウェイクアップクロック148がリセットされ、そこから周期Tでウェイクアップクロック148がクロックを開始する。このタイミングは、図9の905に対応している。
以下、図8のフローの各ステップに従い送信データの送信を所定のタイミングで繰り返すが、制御値t4の値をディクリメントし続けた結果、t4=0となった場合、ステップ813からステップ814へ進み、制御値t4が再度Nに設定し直され、起動エッジが変更(この場合、立ち下り「1」から立ち上がり「0」に変更)される(ステップ815)。このタイミングは、図9の910に対応している。その結果、その後は、ウェイクアップクロック148の立ち上がりに対応して制御部141が通常モードに復帰して送信データを送信するようになることから、送信タイミングは、ウェイクアップクロック148の1/2周期ずれることとなる。
このように図8に示すフローに従うと、制御値t3の値に従った第1の周期で、ウェイクアップ信号発生回路147が発生するウェイクアップクロック148の周期Tは変化しないが、クロックの開始タイミングが変化する(図9の905参照)。さらに、制御値t4の値に従った第3の周期で、送信データが送信されるタイミングが、ウェイクアップクロック148の1/2周期ズレルこととなる(図9の910参照)。ウェイクアップクロック148を基準クロックとして利用し、通信機器140の制御値t3及びt4の値を、個体毎に異ならせることによって、各通信機器から送信データが送信されるタイミングがズレ、複数回続けて同じ送信タイミングになる可能性は極めて低い。したがって、相互の長期間に渡り連続した混信を防止することが可能となる。
さらに、図8に示す手順では、図6に示す手順と異なり、ウェイクアップクロック148の何れかのエッジ(立ち上がり又は立ち下がり)でしか制御部141が通常モードに復帰しないので、送信データを送信するタイミングでないのに通常モードに復帰することを避けることが可能となり、さらに、省電力化を図ることが可能となった。
本発明の第1の実施形態に係わる通信機器の一例を示す概略ブロック図である。 (a)〜(j)は、送信タイミング発生手段が発生する送信間隔が異なる送信タイミング信号の一例である。 本発明に係わる通信機器を複数、同時に使用した場合の送信状況を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係わる通信機器の一例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係わる通信機器の一例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態における送信データを送信する手順を説明するための図である。 図6に対応した各種信号状態を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態における送信データを送信する他の手順を説明するための図である。 図8に対応した各種信号状態を説明するための図である。 従来の通信機器の一例を示す概略ブロック図である。 従来の通信機器を複数、同時に使用した状況を説明するための図である。 従来の通信機器を複数、同時に使用した場合の送信状況を説明するための図である。
符号の説明
100、120、140 通信機器
101、121、141 制御部
104、124、144 記憶部
105、125、145 送信部
107、127 基準信号発生回路
108、128 ランダム信号発生回路
110、130 送信タイミング信号発生手段
111、131、151 送信データ発生手段
147 ウェイクアップ信号発生回路
200 PC端末
205 受信部
206 操作部

Claims (15)

  1. 通信機器であって、
    基準クロックを発生するための基準クロック発生部と、
    送信データを発生するための送信データ発生部と、
    前記基準クロックに基づいて、送信間隔を変化させた送信タイミング信号を発生する送信タイミング信号発生部と、
    単一の通信チャネルで、前記送信タイミング信号に応じて前記送信データを無線送信する送信部と、
    を有することを特徴とする通信機器。
  2. 前記送信タイミング信号発生部は、前記基準クロックに基づいて、送信間隔をランダムに変化させた送信タイミング信号を発生させる、請求項1に記載の通信機器。
  3. 前記送信タイミング信号発生部が前記送信間隔をランダムに変化させた変化量は、常に、前記送信部が前記送信データを送信するための送信時間より長く設定される、請求項2に記載の通信機器。
  4. さらに、ランダム信号を発生するランダム信号発生部を有し、
    前記送信タイミング発生部は、前記基準クロックと前記ランダム信号を用いて、送信間隔をランダムに変化させた送信タイミング信号を発生する、請求項2又は3に記載の通信機器。
  5. さらに、前記基準クロックに基づいてクロック間隔をランダムに変化させたランダム信号を発生するランダム信号発生部を有し、
    前記送信タイミング信号発生部は、前記ランダム信号を用いて、送信間隔をランダムに変化させた送信タイミング信号を発生する、請求項2又は3に記載の通信機器。
  6. 前記送信タイミング信号発生部は、前記基準クロック発生部を第1の周期でリセットさせることによって、送信間隔を変化させた送信タイミング信号を発生させる、請求項1に記載の通信機器。
  7. 前記送信タイミング信号発生部は、参照する前記基準クロックを第2の周期毎に半周期ずらすことによって、送信間隔を変化させた送信タイミング信号を発生させる、請求項1に記載の通信機器。
  8. 前記送信タイミング信号発生部は、前記基準クロックの立ち上がり及び立ち下がりに対応して、送信間隔を変化させた送信タイミング信号を発生させる、請求項6〜7の何れか一項に記載の通信機器。
  9. 前記送信タイミング信号発生部は、前記基準クロックの立ち上がり又は立ち下がりの何れか一方に対応して、送信間隔を変化させた送信タイミング信号を発生させる、請求項6〜7の何れか一項に記載の通信機器。
  10. 前記送信タイミング信号発生部は、参照する前記基準クロックの立ち上がり又は立ち下がりを、第3の周期毎に切換えることによって、送信間隔を変化させた送信タイミング信号を発生させる、請求項8又は9に記載の通信機器。
  11. 前記送信タイミング発生部は、前記送信部による無線送信終了後に省電力により動作を行うスリープモードに移行する請求項6〜10の何れか一項に記載の通信機器。
  12. 前記送信タイミング発生部は、前記基準クロックの立ち上がり及び立ち下がりに対応して、前記スリープモードから前記送信部による無線送信が可能な通常モードへ復帰する請求項11に記載の通信機器。
  13. 前記送信タイミング発生部は、前記基準クロックの立ち上がり又は立ち下がりの何れか一方に対応して、前記スリープモードから前記送信部による無線送信が可能な通常モードへ復帰する請求項11に記載の通信機器。
  14. 前記送信タイミング発生部は、前記スリープモードから前記通常モードへ復帰する前記基準クロックの立ち上がり又は立ち下がりの何れか一方を設定することができる、請求項13に記載の通信機器。
  15. 前記送信データは、前記通信機器の識別データである、請求項1〜14の何れか一項に記載の通信機器。
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