JP2005311570A - デジタル変調信号評価装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 デジタル変調信号がアナログ放送等による妨害を受けているか否かを正確に且つ容易に把握できるようにする。
【解決手段】 復調部30でサブキャリアごとに復調された復調信号u(1)〜u(N)に対してそれぞれ変調誤差比MER(1)〜M(N)を求めて記憶する。しきい値設定部37は、記憶された変調誤差比のうち、妨害波の干渉を受けると予想される干渉帯域に含まれないサブキャリアの変調誤差比に基づいて、妨害波の有無を判定するためのしきい値Rを求め、判定部38は、このしきい値Rと干渉帯域に含まれるサブキャリアの変調誤差比とを比較して妨害波があるか否かを判定し、その判定結果を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地上波デジタル放送等で使用されるデジタル変調信号に対する評価を行うための装置について、妨害波の影響を受けているか否かを容易に把握できるようにするための技術に関する。
テレビジョンの地上波による放送は、従来のアナログ方式からデジタル方式に移行してきており、地上波デジタル放送で使用されるデジタル変調信号の評価を行うための装置が各種提案されている。
この種のデジタル変調信号の質は、一般的に搬送波(キャリア)と雑音(ノイズ)との比を表すCN比、ビット誤り率(BER)、変調誤差比(MER)等で評価され、これらの評価値は、例えばCN比が小さければ、ビット誤り率は大きく、また変調誤差比は小さくなり、逆にCN比が大きければ、ビット誤り率は小さく、また変調誤差比は大きくなるというように互いに相関があり、システムや変調方式が定まればそれらの関係も一義的に決まる。
変調誤差比は、受信したデジタル放送信号を復調して得られるI、Q座標上のコンスタレーション・シンボルと、理論的なコンスタレーション・シンボルとの間の距離を誤差として求め、その実効値について統計的に集計して得られる値であり、本願出願人はこの変調誤差比の測定が可能な変調誤差比測定装置を次の特許文献1において開示している。
特開2002−124931号公報
図6は、変調誤差比測定機能を有する従来のデジタル変調信号評価装置10(以下、評価装置10と記す)の概略構成を示している。
この評価装置10では、例えばISDB−Tシステムで採用されるBST−OFDM変調方式で変調された測定対象のデジタル放送信号を周波数変換して得られた中間周波数帯のデジタル変調信号d(t)を、A/D変換部11によりデジタル信号列D(k)に変換し、直交復調部12によってベースバンド信号I(k)、Q(k)に復調し、これを復調部13に出力する。
復調部13は、周波数誤差補正部14、シンボルタイミング検出部15およびシンボル復調部16を含み、入力されたベースバンド信号I(k)、Q(k)に対する周波数誤差補正処理、シンボルタイミング検出処理を行い、それらの処理で得られた情報に基づいてI、Q座標上のコンスタレーション・シンボルの復調処理を行う。
復調部13によって得られたコンスタレーション・シンボルの情報は変調誤差比算出部17に出力され、入力されたデジタル変調信号d(t)の品質を示す変調誤差比(MER)が算出される。なお、この算出は前記特許文献1の式(1)に基づいて行われる。
上記のように評価対象のデジタル変調信号の変調誤差比を得ることができると、その変調誤差比の大小等からデジタル変調信号の品質の善し悪しを把握できる。
現在、地上波についてはアナログ放送からデジタル放送への移行期にあたり、また、デジタル放送とアナログ放送のチャネル周波数帯域は同一であるため、地域によってはデジタル放送のチャネル内にアナログ放送が妨害波として存在する状況が考えられる。
このようにデジタル放送とアナログ放送とが同一チャネル周波数に存在した場合、アナログ放送の音声帯域と映像帯域の信号が、デジタル変調信号に雑音として加わることになり、変調誤差比が低下する。
妨害波の存在は、一般的にスペクトラムアナライザ等で観測可能であるが、デジタル変調信号の場合、そのチャネル帯域全体に多数のサブキャリアが存在しているので妨害波がマスクされてしまい、スペクトラムアナライザによる観測では妨害波の存在を認識することは困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、デジタル変調信号が、アナログ放送等による妨害を受けているか否かを正確に且つ容易に把握できるデジタル変調信号評価装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1のデジタル変調信号評価装置は、
所望チャネルのデジタル変調信号を受け、該デジタル変調信号に含まれる全てのサブキャリアについて復調する復調部(30)と、
前記復調部で復調されたサブキャリア毎の復調信号について変調誤差比を算出する変調誤差比算出部(35)と、
前記変調誤差比算出部によって算出されたサブキャリア毎の変調誤差比に対して妨害波の有無を判定するためのしきい値を設定するしきい値設定部(37)と、
前記しきい値設定部によって設定されたしきい値と、前記サブキャリア毎の変調誤差比とを比較して、妨害波があるか否かを判定する判定部(38)と、
表示器(42)と、
前記判定部の判定結果を前記表示器に表示させる表示制御部(41)とを備えている。
また、本発明の請求項2のデジタル変調信号評価装置は、請求項1記載のデジタル変調信号評価装置において、
前記しきい値設定部は、前記変調誤差比算出部によって得られた全てのサブキャリアについての変調誤差比のうち、妨害波の干渉を受けると予想される干渉帯域に含まれないサブキャリアの変調誤差比に基づいて、妨害波の有無を判定するためのしきい値を算出するように構成され、
前記判定部は、前記しきい値設定部によって算出設定されたしきい値と、前記干渉帯域に含まれるサブキャリアの変調誤差比とを比較して、前記干渉帯域に妨害波があるか否かを判定するように構成されている。
また、本発明の請求項3のデジタル変調信号評価装置は、請求項2記載のデジタル変調信号評価装置において、
前記しきい値設定部は、前記干渉帯域に含まれないサブキャリアの変調誤差比の平均値と標準偏差とを求め、該平均値と標準偏差とで決まるしきい値を算出することを特徴としている。
また、本発明の請求項4のデジタル変調信号評価装置は、請求項1または請求項2または請求項3記載のデジタル変調信号評価装置において、
前記表示制御部は、前記変調誤差比算出部によって算出されたサブキャリア毎の変調誤差比の周波数特性を前記判定部の判定結果とともに前記表示器に表示することを特徴としている。
また、本発明の請求項5のデジタル変調信号評価装置は、請求項4記載のデジタル変調信号評価装置において、
前記表示制御部は、所定時間毎に得られた前記変調誤差比の周波数特性を、時間軸を含めた3次元座標上に表示させることを特徴としている。
このように、本発明のデジタル変調信号評価装置では、復調部でサブキャリアごとに復調された復調信号に対してそれぞれ変調誤差比を求め、これをしきい値と比較して妨害波があるか否かを判定し、その判定結果を表示している。
このため、アナログ放送波等の妨害波の影響を受けているか否かを正確に且つ容易に把握できる。
また、しきい値設定部が、妨害波の干渉を受けると予想される干渉帯域に含まれないサブキャリアの変調誤差比に基づいてしきい値を算出するように構成され、判定部がそのしきい値と、干渉帯域に含まれるサブキャリアの変調誤差比とを比較して、干渉帯域に妨害波があるか否かを判定するように構成されたものでは、干渉帯域が既知の場合に、自動的にしきい値の算出設定がされるので、簡単に妨害波の有無を知ることができる。
また、干渉帯域に含まれないサブキャリアの変調誤差比の平均値と標準偏差とによりしきい値を算出するものでは、妨害波の影響を受けていない変調誤差比のばらつきの程度に応じた適正なしきい値を得ることができ、妨害波の存在判定を正確に行うことができる。
また、サブキャリア毎の変調誤差比の周波数特性を判定結果とともに表示するものでは、妨害波の影響の大きさ等を直感的に把握できる。
また、所定時間毎に得られた変調誤差比の周波数特性を、時間軸を含めた3次元座標上に表示させるものでは、妨害波の影響の経時変化を一画面上で把握できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用したデジタル変調信号評価装置20(以下、評価装置20と記す)の構成を示している。
この評価装置20は、前記特許文献1の変調誤差比測定装置と同様に、地上波デジタル放送に用いられる受信機を含む各種機器が出力するデジタル変調信号に対して、変調誤差比(MER)を求め、これを評価対象値として品質評価を行うものである。
図1に示しているように、評価対象のデジタル変調信号d(t)は、A/D変換器21によってデジタル信号列D(k)に変換され、直交復調部22に入力される。なお、ここでは、評価対象のデジタル変調信号d(t)を、A/D変換器21で直接サンプリングしているが、前記特許文献1の変調誤差比測定装置と同様に、A/D変換器21の前段に周波数変換部を設けて、より高い周波数のデジタル変調信号(デジタル放送波)を直接入力できるようにしてもよい。
直交復調部22は、デジタル変調信号d(t)に対応した周波数を有する正弦波の局発信号(実際はその振幅の数値列)とデジタル信号列D(k)との積をベースバンドの同相成分信号I(k)として出力し、前記局発信号に対して90°位相差をもつ信号(実際はその振幅の数値列)とデジタル信号列D(k)との積をベースバンドの直交成分信号Q(k)として出力する。
直交復調部22から出力されたベースバンド信号I(k)、Q(k)は、復調部30に入力される。
復調部30は、図2に示すように、シンボルタイミング検出部31、周波数誤差補正部32、シンボル/データ復調部33等を含み、入力されたベースバンド信号I(k)、Q(k)に対して、シンボルタイミング検出処理、周波数誤差補正処理、コンスタレーション・シンボルの復調処理、およびデジタル変調信号に含まれる全てのサブキャリアについてのデータ復調(復号)処理をそのサブキャリアの変調方式に応じてそれぞれ行い、コンスタレーション・シンボルの情報を含む復調信号u(1)〜u(N)および各サブキャリアについての変調方式の情報を変調誤差比算出部35に入力する。
変調誤差比算出部35は、復調部30によって復調されたサブキャリア毎の復調信号u(1)〜u(N)を受けて、サブキャリア毎の変調誤差比MER(1)〜(N)をその変調方式に応じてそれぞれ算出する。この算出は特許文献1の式(1)に基づいて行われる。
変調誤差比算出部35によって得られたサブキャリア毎の変調誤差比MER(1)〜(N)は、メモリ36に記憶される。
しきい値設定部37は、前記変調誤差比算出部によって算出されたサブキャリア毎の変調誤差比に対して妨害波の有無を判定するためのしきい値を設定するためのものであり、手動による設定あるいは自動設定のいずれでもよいが、ここでは自動設定の場合について説明する。
即ち、しきい値設定部37は、メモリに記憶されたサブキャリア毎の変調誤差比MER(1)〜(N)のうち、妨害波の干渉を受けると予想される干渉帯域に含まれないサブキャリアの変調誤差比に基づいて、妨害波の有無を判定するためのしきい値Rを算出して後述する判定部38に設定する。
ここで、妨害波を日本や米国で採用されているNTSC方式のアナログ放送とすると、図3に示すように、映像キャリアCvを基準にして、−1.25MHzから音声キャリアCaが存在する4.5MHzまでの約6MHz幅のチャネル帯域を有している。
映像信号は映像キャリアCvに対する振幅変調、音声信号は音声キャリアCaに対するFM変調が採用されており、この方式のチャネル帯域全体でみると、映像キャリアCvと音声キャリアCaのレベルが映像信号成分より格段に大きく、デジタル変調信号に対する影響が高く、キャリアを除く映像信号成分の影響は小さいと予想される。
したがって、この場合、チャネル帯域の下限から1.25MHzだけ高い周波数を中心とする所定幅の帯域B1と、その帯域Aの中心から4.5MHzだけ高い周波数を中心とする所定幅の帯域B2を、デジタル変調信号が妨害を受けると予想される干渉帯域とし、それ以外を非干渉帯域とする。なお、この干渉帯域B1、B2の幅は任意であるが、FM変調される音声キャリア側の帯域B2については、その周波数変調幅より広く設定する必要がある。
また、しきい値Rについても、妨害波の影響の大小が識別できる値であれば任意である。ここでは一例として、妨害波の影響が小さいと予想される変調誤差比が正規分布を示すと仮定し、干渉帯域B1、B2の変調誤差比がこの分布から外れているか否かを識別できるようにしきい値Rを決定している。
即ち、非干渉帯域のサブキャリアについての変調誤差比の平均値Aと標準偏差σとを求め、A−kσ(kは任意の係数で例えば3、4)を算出して、これをしきい値Rとしている。
このように、非干渉帯域のサブキャリアの変調誤差比の平均値Aと標準偏差σ、即ち、非干渉帯域の変調誤差比の分布を決める情報に基づいてしきい値Rを算出しているので、妨害波の影響を受けていない変調誤差比のばらつきの程度に応じた適正なしきい値Rを得ることができ、妨害波の存在判定を正確に行うことができる。
判定部38は、しきい値設定部37によって算出設定されたしきい値Rと、干渉帯域B1、B2に含まれるサブキャリアの変調誤差比とを比較し、しきい値Rより小さい変調誤差比が存在したとき妨害波があると判定し、しきい値Rより小さい変調誤差比が存在しないとき妨害波がないと判定し、その判定結果を後述する表示制御部41に出力する。
また、干渉帯域情報算出部39は、干渉帯域B1、B2に含まれるサブキャリアの変調誤差比の平均値A1、A2と、最低値MER(L1)、MER(L2)を求める。
情報設定部40は、しきい値設定部37、判定部38および干渉帯域情報算出部39に対して、妨害波の影響を受けると予想される干渉帯域を決定するのに必要な情報、しきい値Rの決定に必要な係数kの情報等を設定するためのものであり、図示しない操作部によって例えばNTSC方式やPAL方式のいずれかを指定させ、また、係数kとして3や4など値を指定させる。
表示制御部41は、変調誤差比算出部35によって算出されたサブキャリア毎の変調誤差比MER(1)〜(N)の周波数特性、しきい値設定部37で得られたしきい値、非干渉帯域の平均値Aおよび標準偏差σ、判定部38の判定結果、干渉帯域情報算出部39の算出結果等を所定のレイアウトで表示器42に表示させる。
図4は、その表示画面の一例であり、画面の中央および右の範囲には、指定された妨害波の種類(この場合NTSC)と判定結果(この場合干渉有り)、周波数を横軸とする変調誤差比MERの周波数特性のグラフ、非干渉帯域の変調誤差比の平均値Aと標準偏差σ、干渉帯域B1、B2の各変調誤差比の平均値A1、A2と最低値MER(L1)、MER(L2)、しきい値R(この場合3σ)等を一画面上に表示させている。また、変調誤差比MERの周波数特性のグラフには、干渉帯域B1、B2の境界線、しきい値Rの線等も表示される。
また、画面左側には、情報設定部40によって設定された測定の条件、測定チャネル、妨害波の種別、しきい値(係数k)の値等が表示される。また、測定の条件として、復調部30の各種復調用パラメータ(階層値等)を表示してもよい。
なお、この周波数特性のグラフで、しきい値Rより小さい変調誤差比の特性部分を他の部分と識別できるように表示してもよい。例えば、しきい値Rより小さい部分の色を別の色で表示したり、太い線や別の線種で表示する。このようにすれば、妨害波の有無をより直感的に把握できる。
このように、実施形態のデジタル変調信号評価装置20は、復調部30でサブキャリアごとに復調された復調信号に対してそれぞれ変調誤差比を求め、その変調誤差比のうち、妨害波の干渉を受けると予想される干渉帯域に含まれないサブキャリアの変調誤差比に基づいて、妨害波の有無を判定するためのしきい値Rを求め、そのしきい値Rと、干渉帯域に含まれるサブキャリアの変調誤差比とを比較して妨害波があるか否かを判定し、その判定結果を表示している。
このため、アナログ放送波等の妨害波の影響を受けているか否かを正確に且つ容易に把握できる。
また、変調誤差比の周波数特性をグラフ表示しているので、そのグラフ上で妨害波の影響の度合いを把握できる。
なお、表示器42の表示フォーマットは任意であり、図4の例に限定されるものではない。また、上記した単発的な測定だけでなく、所定時間ごとに変調誤差比を求めてメモリ36に順次記憶しておき、操作部などの操作にしたがって、各時間の変調誤差比についてのしきい値算出処理、判定処理を行い、各時間の測定結果を前記同様に表示器42に順次表示してもよい。
また、このように、時間毎の変調誤差比の周波数特性を、例えば図5に示すように、変調誤差比軸、周波数軸および時間軸からなる3次元座標上に立体的に表示してもよい。
なお、上記説明では、しきい値設定部37が非干渉帯域の変調誤差比に基づいてしきい値Rを自動的に算出していたが、図示しない操作部の操作によって任意に入力された値をしきい値として判定部38に設定するように構成してもよく、また、前記した自動設定モードと手動設定モードとを選択できるようにしたり、自動設定モードで得られたしきい値Rを手動で可変調整できるように構成してもよい。
また、このように手動でしきい値Rを設定する場合、前記同様に干渉帯域についての変調誤差比と比較する方法の他に、全てのサブキャリアについての変調誤差比と比較して、アナログ放送波以外の妨害波の存在も把握できるようにしてもよい。
また、上記評価装置20では、アナログのデジタル変調信号d(t)を評価対象として入力させていたが、デジタル変換されたデジタル変調信号列D(k)を評価対象のデジタル変調信号として受ける場合には、評価装置20においてA/D変換器21を省略でき、また、ベースバンド信号I(k)、Q(k)を評価対象のデジタル変調信号として受ける場合には、評価装置20において、A/D変換器21および直交復調部22を省略できる。
本発明の実施形態の構成を示す図 実施形態の要部の構成図 NTSC方式のアナログ放送波の伝送帯域特性図 実施形態の表示画面の一例を示す図 実施形態の表示画面の別の例を示す図 従来装置の構成を示す図
符号の説明
20……デジタル変調信号評価装置、21……A/D変換器、22……直交復調部、30……復調部、31……シンボルタイミング検出部、32……周波数誤差補正部、33……シンボル/データ復調部、35……変調誤差比算出部、36……メモリ、37……しきい値設定部、38……判定部、39……干渉帯域情報算出部、40……情報設定部、41……表示制御部、42……表示器

Claims (5)

  1. 所望チャネルのデジタル変調信号を受け、該デジタル変調信号に含まれる全てのサブキャリアについて復調する復調部(30)と、
    前記復調部で復調されたサブキャリア毎の復調信号について変調誤差比を算出する変調誤差比算出部(35)と、
    前記変調誤差比算出部によって算出されたサブキャリア毎の変調誤差比に対して妨害波の有無を判定するためのしきい値を設定するしきい値設定部(37)と、
    前記しきい値設定部によって設定されたしきい値と、前記サブキャリア毎の変調誤差比とを比較して、妨害波があるか否かを判定する判定部(38)と、
    表示器(42)と、
    前記判定部の判定結果を前記表示器に表示させる表示制御部(41)とを備えたデジタル変調信号評価装置。
  2. 前記しきい値設定部は、前記変調誤差比算出部によって得られた全てのサブキャリアについての変調誤差比のうち、妨害波の干渉を受けると予想される干渉帯域に含まれないサブキャリアの変調誤差比に基づいて、妨害波の有無を判定するためのしきい値を算出するように構成され、
    前記判定部は、前記しきい値設定部によって算出設定されたしきい値と、前記干渉帯域に含まれるサブキャリアの変調誤差比とを比較して、前記干渉帯域に妨害波があるか否かを判定するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のデジタル変調信号評価装置。
  3. 前記しきい値設定部は、前記干渉帯域に含まれないサブキャリアの変調誤差比の平均値と標準偏差とを求め、該平均値と標準偏差とで決まるしきい値を算出することを特徴とする請求項2記載のデジタル変調信号評価装置。
  4. 前記表示制御部は、前記変調誤差比算出部によって算出されたサブキャリア毎の変調誤差比の周波数特性を前記判定部の判定結果とともに前記表示器に表示することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載のデジタル変調信号評価装置。
  5. 前記表示制御部は、所定時間毎に得られた前記変調誤差比の周波数特性を、時間軸を含めた3次元座標上に表示させることを特徴とする請求項4記載のデジタル変調信号評価装置。
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