JP2005311073A - 回路基板及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 導体回路パターン間の電気的接続を行う導電部間において高い電気絶縁信頼性を確保することができる回路基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 繊維質材料(10)と有機樹脂組成物(11)とを含む1層以上の電気絶縁層(12)と、電気絶縁層(12)表面及び各々の電気絶縁層(12)間に形成された導体回路パターン(13)と、上下の導体回路パターン(13)間を電気的に接続するための導電部(14)とを備え、電気絶縁層(12)の厚み方向と直交する方向に隣接する導電部(14)間の少なくとも一部に、導電部(14)間を架け渡す繊維質材料(10)の繊維(10a)を切断するための有機樹脂組成物(11)のみからなる樹脂充填部(15)を有している回路基板(1)とする。
【選択図】 図1






Description

本発明は、繊維質材料と有機樹脂組成物とを含む1層以上の電気絶縁層と、電気絶縁層表面及び各々の電気絶縁層間に形成された導体回路パターンと、上下の導体回路パターン間を電気的に接続するための導電部とを備えた回路基板及びその製造方法に関し、特に、各々の導電部間において高い電気絶縁信頼性を確保することができる回路基板及びその製造方法に関する。
近年、電子機器の小型化・高性能化に伴い、産業用にとどまらず広く民生用機器の分野においてもLSI等の部品を高密度に実装できる回路基板が強く要望されてきている。このような回路基板では、導体回路パターン間の電気的接続を行う導電部が狭ピッチ化され、かつ各々の導電部間において高い電気絶縁信頼性を有していることが重要である。
従来の回路基板としては、図8に示すように、電気絶縁層101と、導体回路パターン102と、上下の導体回路パターン102間を電気的に接続するための導電部103とを備え、電気絶縁層101として、基板強度を高めるために繊維を編みこんだ耐熱性織布又は不織布からなる繊維質材料104に有機樹脂組成物105を含浸させたものを用いた回路基板100が知られている。
しかし、回路基板100では、空気中の水分等が基板内に進入した場合、使用時における電圧によって導電部103中の金属がイオン化され、電気絶縁層101を構成する繊維質材料104に沿って移動し(以下、「マイグレーション」という)、導電部103間に導電パスを形成して電気絶縁不良が起こるおそれがある。
この問題を解決するために、導電部103の周囲の電気絶縁層101に液状樹脂を含浸させた後、この液状樹脂を硬化させて、導電部103から発生するマイグレーションを防止する発明が、特許文献1に提案されている。
特開2002−111215号公報(段落0020〜0031)
しかし、特許文献1に提案された回路基板では、液状樹脂を含浸させる際、毛細管現象を利用しているため、回路基板の表面付近と内部とで、含浸量にばらつきが生じるおそれがある。この場合、含浸量の少ない個所からマイグレーションが発生して、電気絶縁不良が起こるおそれがある。
本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、導体回路パターン間の電気的接続を行う導電部間において高い電気絶縁信頼性を確保することができる回路基板及びその製造方法を提供する。
本発明の回路基板は、繊維質材料と有機樹脂組成物とを含む1層以上の電気絶縁層と、前記電気絶縁層表面及び各々の前記電気絶縁層間に形成された導体回路パターンと、上下の前記導体回路パターン間を電気的に接続するための導電部とを備えた回路基板であって、前記電気絶縁層の厚み方向と直交する方向に隣接する前記導電部間の少なくとも一部に、前記導電部間を架け渡す前記繊維質材料の繊維を切断するための前記有機樹脂組成物のみからなる樹脂充填部を有していることを特徴とする。
また、本発明の回路基板の製造方法は、前記電気絶縁層の所望の位置にビアホールと前記繊維質材料の繊維を切断する空隙部とを形成し、前記ビアホールにのみ導電性ペーストを充填し、前記電気絶縁層の上下に金属箔を積層し、その上下部にプレス用冶具を載置した後、熱プレスにより加熱、加圧処理して、前記ビアホール内に前記導電部を形成するとともに前記空隙部に前記有機樹脂組成物を充填して前記樹脂充填部を形成し、前記金属箔をパターニングして前記導体回路パターンを形成することを特徴とする。
また、本発明の回路基板の別の製造方法は、前記繊維質材料の所望の位置に前記繊維質材料の繊維を切断する空隙部を形成し、前記繊維質材料に前記有機樹脂組成物を含浸させることにより、前記電気絶縁層を形成するとともに前記空隙部に前記有機樹脂組成物を充填して前記樹脂充填部を形成し、前記電気絶縁層の所望の位置にビアホールを形成し、前記ビアホールに導電性ペーストを充填し、前記電気絶縁層の上下に金属箔を積層し、その上下部にプレス用冶具を載置した後、熱プレスにより加熱、加圧処理して、前記ビアホール内に前記導電部を形成し、前記金属箔をパターニングして前記導体回路パターンを形成することを特徴とする。
本発明の回路基板によれば、電気絶縁層の厚み方向と直交する方向に隣接する導電部間の少なくとも一部に、導電部間を架け渡す繊維質材料の繊維を切断するための有機樹脂組成物のみからなる樹脂充填部を有しているため、マイグレーションが発生しても、樹脂充填部により導電パスの形成を抑制することができる。これにより、各々の導電部間において高い電気絶縁信頼性を確保することができる。
本発明の回路基板の製造方法によれば、導電性ペーストを充填して導電部を形成するので、本発明の回路基板を容易に製造することができる。
本発明の回路基板は、繊維質材料と有機樹脂組成物とを含む1層以上の電気絶縁層と、電気絶縁層表面及び各々の電気絶縁層間に形成された導体回路パターンと、上下の導体回路パターン間を電気的に接続するための導電部とを備えている。繊維質材料は、特に限定されないが、織布又は不織布が好適に使用できる。織布は繊維の方向がそろっており、束になっているために、導電部間に導電パスが形成され易く、本発明を用いることは大変有用である。不織布は、繊維がランダムに編みこまれているため、織布に比べれば導電部間の導電パスが形成され難いが、現在使用されている不織布の繊維は長く、導電部間を連結するものも存在するため、本発明を使用する事で、電気絶縁信頼性を向上させることができる。なお、織布は、アラミド、全芳香族ポリエステル、ガラス及びアルミナから選ばれた少なくとも1種類以上から形成されていることが好ましい。また、不織布は、アラミド、ポリイミド、ポリ-p-フェニレンベンゾオキサゾール、全芳香族ポリエステル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエーテルスルフォン、ポリエーテルイミド、ガラス及びアルミナから選ばれた少なくとも1種類以上から形成されていることが好ましい。また、有機樹脂組成物は、熱硬化性樹脂に無機フィラーを含有させたものを用いることが好ましく、好適な例として熱硬化性エポキシ樹脂にシリカフィラーを含有させたもの等が挙げられる。
導体回路パターンは公知の手段により形成することができ、例えば、電気絶縁層上に熱プレス等により接着させた金属箔を、公知のフォトリソグラフィー法によりパターニングすることにより形成することができる。上下の導体回路パターン間を電気的に接続するための導電部の形成方法は特に限定されないが、高密度に部品を実装させるためには、後述するように、電気絶縁層に設けたビアホール内に導電性ペーストを充填させた後、圧縮して形成することが好ましい。
そして、本発明の回路基板は、電気絶縁層の厚み方向と直交する方向に隣接する導電部間の少なくとも一部に、導電部間を架け渡す繊維質材料の繊維を切断するための有機樹脂組成物のみからなる樹脂充填部を有している。これにより、マイグレーションが発生しても、樹脂充填部により導電パスの形成を抑制することができるため、各々の導電部間において高い電気絶縁信頼性を確保することができる。なお、樹脂充填部は、隣接する導電部と異なる形状や大きさのものでもよく、例えば、導電部の高さ(電気絶縁層の厚み方向の長さ)又は幅より小さい高さ又は幅のものでもよい。樹脂充填部の高さ又は幅が、導電部の高さ又は幅より小さい場合は、電気絶縁層の機械的強度をより容易に確保することができる。
また、本発明の回路基板は、樹脂充填部が導電部間を架け渡す繊維質材料の繊維の10%以上を切断していることが好ましく、25%以上を切断していることがより好ましい。この構成により、マイグレーションが発生した場合に、導電パスの形成確立が減少するため、電気絶縁信頼性を向上させることができる。更に、樹脂充填部を電気絶縁層の厚み方向に切断した切断面の最大面積は、樹脂充填部と隣接する導電部を電気絶縁層の厚み方向に切断した切断面の最大面積と同等又はそれ以上であることが最も好ましい。これにより、樹脂充填部で金属イオンの移動を確実に遮断することができるので、導電パスの発生を確実に防止することができる。この構成の一例として、隣接する導電部間に、導電部の直径と同等以上の直径を有する貫通孔を設けた後、この貫通孔に有機樹脂組成物を充填して樹脂充填部を形成した構成が挙げられる。
本発明の回路基板の製造方法は、電気絶縁層の所望の位置にビアホールと繊維質材料の繊維を切断する空隙部とを形成し、ビアホールにのみ導電性ペーストを充填し、電気絶縁層の上下に金属箔を積層し、その上下部にプレス用冶具を載置した後、熱プレスにより加熱、加圧処理して、ビアホール内に導電部を形成するとともに空隙部に有機樹脂組成物を充填して樹脂充填部を形成し、金属箔をパターニングして導体回路パターンを形成する。空隙部及びビアホールの形成方法は、ドリル、パンチャー等の機械加工やレーザー等を用いた熱加工等によって形成することができる。この際、空隙部とビアホールは、同じ方法で形成してもよいし、それぞれ別の方法で形成してもよい。また、ビアホールに充填される導電性ペーストとしては、銀、銅、ニッケルから選ばれた少なくとも1種類以上の金属を含むことが好ましい。前記金属を含むことにより、導電性ペーストの導電性が高くなるため、信頼性の高いビアホール接続を実現できる。このように、本発明の回路基板の製造方法は、樹脂充填部と導電性ペーストからなる導電部とを形成するため、高い電気絶縁信頼性を確保した上で、導電部を狭ピッチ化することができる。
また、本発明の回路基板の別の製造方法は、繊維質材料の所望の位置に繊維質材料の繊維を切断する空隙部を形成し、繊維質材料に有機樹脂組成物を含浸させることにより、電気絶縁層を形成するとともに空隙部に有機樹脂組成物を充填して樹脂充填部を形成する。これにより、後述する熱プレス前に樹脂充填部が形成されるため、導電部間の導電パスの形成をより確実に抑制することができる。そして、樹脂充填部を形成した後で、電気絶縁層の所望の位置にビアホールを形成し、ビアホールに導電性ペーストを充填し、電気絶縁層の上下に金属箔を積層し、その上下部にプレス用冶具を載置した後、熱プレスにより加熱、加圧処理して、ビアホール内に導電部を形成し、金属箔をパターニングして導体回路パターンを形成する。これにより、導電性ペーストからなる導電部を形成するため、高い電気絶縁信頼性を確保した上で、導電部を狭ピッチ化することができる。以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について適宜図面を参照して説明する。参照する図1は、第1実施形態に係る回路基板の概略断面図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る回路基板1は、繊維質材料10と有機樹脂組成物11とを含む複数の電気絶縁層12と、導体回路パターン13と、上下の導体回路パターン13間を電気的に接続するための導電部14とを備え、更に、電気絶縁層12の厚み方向と直交する方向に隣接する導電部14間に、導電部14間を架け渡す繊維質材料10の繊維10aを切断するための有機樹脂組成物11のみからなる樹脂充填部15を有している。樹脂充填部15は、導電部14の直径と同じ大きさの直径を有し、電気絶縁層12を貫通して設けられ、この樹脂充填部15は、電気絶縁層12の厚み方向と直交する方向に隣接する導電部14間の全てに1つ以上形成されている。これにより、導電部14からマイグレーションが発生しても、樹脂充填部15で金属イオンの移動を確実に遮断することができるので、各々の導電部14間において高い電気絶縁信頼性を確保することができる。なお、本実施形態では、樹脂充填部の直径を導電部の直径と同じ大きさとしたが、本発明はこれに限定されず、樹脂充填部の直径を導電部の直径より小さく形成してもよいし、大きく形成してもよい。ただし、樹脂充填部で金属イオンの移動を確実に遮断するためには、樹脂充填部の直径を導電部の直径と同等又はそれ以上とすることが好ましい。また、本実施形態では、樹脂充填部の形状を円柱形状としたが、本発明はこれに限定されず、繊維質材料の繊維を切断することができればよく、例えば、楕円柱形状、四角柱形状等の形状であってもよい。
(第1製造方法)
次に、本発明の第1実施形態に係る回路基板1の第1製造方法について適宜図面を参照して説明する。参照する図2は、回路基板1の第1製造方法の一部を示す断面図である。なお、以下説明する図において、図1と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
まず、図2Aに示すように、繊維質材料10を用意する。次に、図2Bに示すように、繊維質材料10の所望の位置に、ドリル、パンチャー等による機械加工や、レーザー等の熱加工等により空隙部2を設ける。続いて、図2Cに示すように、繊維質材料10に有機樹脂組成物11を含浸させる。これにより、電気絶縁層12(プリプレグ)を形成するとともに、空隙部2に有機樹脂組成物11を充填して樹脂充填部15を形成する。
そして、この電気絶縁層12の上下面に、保護フィルム16をラミネートした後(図2D)、所望の位置にレーザー等を用いてビアホール17を形成する(図2E)。この際、隣接するビアホール17間に樹脂充填部15が少なくとも1つ以上配置されるようにする。そして、このビアホール17に導電性ペースト18を印刷法等の手段により充填する(図2F)。続いて、保護フィルム16を電気絶縁層12から剥離することで、導電性ペースト18が充填された電気絶縁層12が得られる(図2G)。そして、電気絶縁層12の上下に金属箔19を積層し、その上下部にプレス用冶具(図示せず)を載置した後、熱プレスにより加熱、加圧処理して、ビアホール17内に導電性ペースト18からなる導電部14を形成するとともに、電気絶縁層12と金属箔19とを接着させ(図2H)、金属箔19をフォトリソグラフィー法等の手段によりパターニングして導体回路パターン13を形成し、両面回路基板20を得る(図2I)。
次に、この両面回路基板20を用いた多層回路基板の製造方法について、図3を参照して説明する。まず、両面回路基板20の上下に、導電性ペースト18が充填された電気絶縁層12(図2G参照)を配置し、更にその上下に金属箔19を配置する(図3A)。そして、金属箔19の上下部にプレス用冶具(図示せず)を載置した後、熱プレスにより加熱、加圧処理して積層体30を形成する(図3B)。続いて、金属箔19をフォトリソグラフィー法等の手段によりパターニングして、多層回路基板である回路基板1が得られる(図3C)。なお、図3では、電気絶縁層を3層用いた多層回路基板を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、電気絶縁層を4層以上用いた多層回路基板としてもよいし、電気絶縁層を1層のみ用いた両面回路基板としてもよい。
(第2製造方法)
次に、本発明の第1実施形態に係る回路基板1の第2製造方法について適宜図面を参照して説明する。参照する図4は、回路基板1の第2製造方法の一部を示す断面図である。
まず、電気絶縁層12を用意する(図4A)。電気絶縁層12は、繊維質材料10と有機樹脂組成物11とを含む電気絶縁層であれば特に限定されない。そして、この電気絶縁層12の上下面に、保護フィルム16をラミネートした後(図4B)、所望の位置に空隙部2とビアホール17とを形成する(図4C)。この際、隣接するビアホール17間に空隙部2が少なくとも1つ配置されるようにする。なお、空隙部2及びビアホール17の形成方法は、ドリル、パンチャー等の機械加工やレーザー等を用いた熱加工等によって形成することができ、空隙部2とビアホール17は、同じ方法で形成してもよいし、それぞれ別の方法で形成してもよい。
続いて、金属マスク40等によって、空隙部2の開口部を塞ぎ、ビアホール17のみに導電性ペースト18を充填する(図4D)。次に、保護フィルム16を電気絶縁層12から剥離することで、導電性ペースト18が充填された電気絶縁層12が得られる(図4E)。そして、電気絶縁層12の上下に金属箔19を積層し、その上下部にプレス用冶具(図示せず)を載置した後、熱プレスにより、ビアホール17内に導電性ペースト18からなる導電部14を形成するとともに、空隙部2に有機樹脂組成物11を充填して樹脂充填部15を形成し(図4F)、金属箔19をフォトリソグラフィー法等の手段によりパターニングして、両面回路基板20を得る(図4G)。以下、多層回路基板の形成方法は第1製造方法と同様なので省略する。
(第3製造方法)
次に、本発明の第1実施形態に係る回路基板1の第3製造方法について適宜図面を参照して説明する。参照する図5は、回路基板1の第3製造方法の一部を示す断面図である。
まず、第2製造方法と同様に、電気絶縁層12の上下面に、保護フィルム16をラミネートした後(図5A)、所望の位置にビアホール17を形成し(図5B)、ビアホール17に導電性ペースト18を充填する(図5C)。次に、所望の位置に空隙部2を形成する(図5D)。この際、隣接するビアホール17間に空隙部2が少なくとも1つ配置されるようにする。そして、保護フィルム16を電気絶縁層12から剥離することで、導電性ペースト18が充填された電気絶縁層12が得られる(図5E)。以降の工程は、第1及び第2製造方法と同様なので省略する。なお、図5においては、保護フィルム16の剥離前に空隙部2を形成したが、保護フィルム16の剥離後に空隙部2を形成してもよい。
(第4製造方法)
次に、本発明の第1実施形態に係る回路基板1の第4製造方法について適宜図面を参照して説明する。参照する図6は、回路基板1の第4製造方法の一部を示す断面図である。
まず、第2及び第3製造方法と同様に、電気絶縁層12の上下面に、保護フィルム16をラミネートした後(図6A)、所望の位置にビアホール17を形成する(図6B)。続いて、レーザー加工により、隣接するビアホール17間に空隙部2を形成する。この空隙部2の形成は、例えば、保護フィルム16に吸収されない波長で、電気絶縁層12に吸収される波長のレーザーを使用して加工すればよい。この際、隣接するビアホール17間に空隙部2が少なくとも1つ配置されるようにする。次に、ビアホール17に導電性ペースト18を充填する(図6D)。そして、保護フィルム16を電気絶縁層12から剥離することで、導電性ペースト18が充填された電気絶縁層12が得られる(図6E)。以降の工程は、第1〜第3製造方法と同様なので省略する。なお、図6においては、ビアホール17を形成した後に、空隙部2を形成したが、空隙部2を形成した後に、ビアホール17を形成してもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について適宜図面を参照して説明する。参照する図7は、第2実施形態に係る回路基板の概略断面図である。なお、図7において、図1と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図7に示すように、第2実施形態に係る回路基板50は、繊維質材料として織布51が用いられ、隣接する導電部14間に、導電部14間を架け渡す織布51の繊維51aを切断するための有機樹脂組成物11のみからなる樹脂充填部55を有している。樹脂充填部55は、第1実施形態に係る回路基板1と異なり、電気絶縁層12を貫通していない。これにより、電気絶縁層12の機械的強度を確保した上で、導電パスの形成確立を減少させ、電気絶縁信頼性を向上させることができる。また、樹脂充填部55は、導電部14間を架け渡す織布51の繊維51aの10%以上を切断していることが好ましく、25%以上を切断していることがより好ましい。これにより、導電パスの形成確立が更に減少するため、電気絶縁信頼性をより一層向上させることができる。なお、樹脂充填部55を形成するための空隙部56を例えばパンチャーにより形成する場合は、加工時におけるパンチャーのストローク等を制御することにより所望の深さに形成することができる。また、第2実施形態に係る回路基板50の製造方法は、空隙部56の加工条件を適宜制御する以外は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
以下、本発明の実施例について、特許請求の範囲から外れる比較例を参照しつつ説明する。なお、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
まず、実施例に用いた2種の電気絶縁層(プリプレグ)について説明する。1つは、旭シェーベル社製のガラスクロス(クロス厚み:80μm)100重量部に、有機樹脂組成物として30重量%の割合でフィラー(シリカ)を含んだエポキシ樹脂110重量部を含浸させ、乾燥して、半硬化状態のエポキシ樹脂を含浸したプリプレグを作製した(プリプレグ厚み:100μm、以下、プリプレグAという)。もう1つは、デュポン社製のケブラー繊維(1.5g/9000m、繊維長:3mm)を用いて、湿式法により抄紙した後、カレンダ処理をしてアラミド不織布(厚み:100μm)を作製した。この不織布100重量部に、有機樹脂組成物としてエポキシ樹脂110重量部を含浸させ、乾燥して、半硬化状態のエポキシ樹脂を含浸したプリプレグを作製した(プリプレグ厚み:100μm、以下、プリプレグBという)。
(実施例1)
次に、実施例1の回路基板の製造方法について説明する。まず、プリプレグAに保護フィルムとしてPETフィルムをロールラミネートした。次に、プリプレグAの所望の位置に炭酸ガスレーザーで150μm径のビアホールを形成した。続いて、長径:160μm、短径:70μmの楕円形状のパンチャーを用いて、隣接するビアホール間に空隙部として貫通孔を形成した。この際、パンチャーの長径の方向がビアホール間を結ぶ直線に直交するように調整してパンチ加工した。そして、金属マスクによって空隙部の開口部を塞ぎ、ビアホールのみに導電性ペーストを印刷法により充填した。次に厚み12μmの電解銅箔でプリプレグAを挟持し、熱プレスにより真空中にて約1時間加熱加圧して積層板を得た。この熱プレスにより、プリプレグAに含まれる有機樹脂組成物を空隙部に充填して樹脂充填部を形成した。そして、この積層板の両面にドライフィルムを熱ロールにてラミネートし、これに所望のパターンを有するマスクフィルムを配置し、紫外線にて露光し、回路パターン部に対応するドライフィルムを硬化させた。その後、未硬化部分のドライフィルムを現像処理で取り除き、回路パターン部以外の銅箔を塩化銅水溶液でエッチングした。最後に回路パターン部のドライフィルムを剥離して、両面回路基板を作製した。この回路基板のランド径は200μm、ビアホールピッチは300μmとした。なお、実施例1の製造方法は、前述した第2製造方法(図4参照)と同様である。また、本実施例では、楕円形状のパンチャーを用いて、隣接するビアホール間に貫通孔を形成したが、本発明はこれに限定されず、例えば、短形状のパンチャーや円形状のパンチャー等を用いてもよい。
(実施例2)
実施例2の回路基板は、プリプレグAの代わりに前述したプリプレグBを使用した以外は、実施例1と同様の方法で作製した。
(実施例3)
実施例3の回路基板は、実施例1の製造方法において、パンチャーで空隙部を設ける際、貫通孔を形成せずに、プリプレグAの表面から16μmの深さの穴を形成し、この穴を空隙部とした。この際、空隙部の形成箇所は、ビアホール間に存在するガラスクロスの頂部とした。その他は実施例1と同様の方法で作製した。なお、熱プレス後において、空隙部を断面観察したところ、導電部間を架け渡すガラスクロスの繊維400本中、38〜43本(10〜11%)が切断されていた。
(実施例4)
実施例4の回路基板は、実施例1の製造方法において、パンチャーで空隙部を設ける際、貫通孔を形成せずに、プリプレグAの表面から22μmの深さの穴を形成し、この穴を空隙部とした。この際、空隙部の形成箇所は、ビアホール間に存在するガラスクロスの頂部とした。その他は実施例1と同様の方法で作製した。なお、熱プレス後において、空隙部を断面観察したところ、導電部間を架け渡すガラスクロスの繊維400本中、98〜103本(25〜26%)が切断されていた。
(実施例5)
実施例5の回路基板の製造方法は、まず、実施例1で使用したパンチャーを用いて、旭シェーベル社製のガラスクロス(クロス厚み:80μm)のガラス繊維の所望の位置に、空隙部として貫通孔を形成した。次に、このガラスクロス100重量部に、有機樹脂組成物として30重量%の割合でフィラー(シリカ)を含んだエポキシ樹脂110重量部を含浸させ、乾燥して、半硬化状態のエポキシ樹脂を含浸したプリプレグを作製するとともに、空隙部に有機樹脂組成物を充填して樹脂充填部を形成した(プリプレグ厚み:100μm)。このプリプレグに、保護フィルムとしてPETフィルムをロールラミネートした。次に、プリプレグの所望の位置に、炭酸ガスレーザーで150μm径のビアホールを形成した。この際、隣接する樹脂充填部間にビアホールが形成されるように位置合わせを行った。続いて、形成されたビアホールに、導電性ペーストを印刷法により充填した。以降の工程は実施例1と同様に行った。なお、実施例5の製造方法は、前述した第1製造方法(図2参照)と同様である。
(実施例6)
実施例6の回路基板の製造方法は、まず、前述したプリプレグAにPETフィルムをロールラミネートした。次に、プリプレグAの所望の位置に、炭酸ガスレーザー(波長:10.6μm)で150μm径のビアホールを形成した。続いて、隣接するビアホール間に、空隙部としてYAGレーザー(波長:1064nm)でプリプレグAのみを貫通する60μ径の貫通孔を、ビアホール間を結ぶ直線に直交する方向に50μmピッチで3個形成した。次に、ビアホールに導電性ペーストを印刷法により充填した。以降の工程は実施例1と同様に行った。なお、実施例6の製造方法は、前述した第4製造方法(図6参照)と同様である。
(実施例7)
実施例7の回路基板は、実施例1の製造方法において、パンチャーで空隙部を設ける際、貫通孔を形成せずに、プリプレグAの表面から13μmの深さの穴を形成し、この穴を空隙部とした。この際、空隙部の形成箇所は、ビアホール間に存在するガラスクロスの頂部とした。その他は実施例1と同様の方法で作製した。なお、熱プレス後において、空隙部を断面観察したところ、導電部間を架け渡すガラスクロスの繊維400本中、19〜22本(5〜6%)が切断されていた。
(比較例1)
比較例1の回路基板は、空隙部を形成しなかったこと以外は、実施例1と同様の方法で作製した。
(比較例2)
比較例2の回路基板は、空隙部を形成しなかったこと以外は、実施例2と同様の方法で作製した。
(評価)
前記実施例1〜7及び比較例1,2について、以下の方法で電気絶縁信頼性の評価を行った。評価方法は、試料数を各々60個用い、各々の回路基板を、温度:85℃、相対湿度:85%の環境下に放置し、500時間及び2000時間経過後に、DC50Vのバイアス電圧を付与し、絶縁抵抗法を用いて各々の回路基板の抵抗値を測定した。なお、測定時の電圧はDC15Vとした。表1に試験結果を示す。評価基準は、絶縁抵抗値が1.0×108Ω以下の場合を電気絶縁不良と判断し、回路基板60個中において電気絶縁不良が発生した個数が、0個の場合を「○」、1〜6個の場合を「△」、7個以上の場合を「×」とした。更に、500時間又は2000時間経過後において、「×」となったものを「不合格」とした。
Figure 2005311073
表1に示すように、実施例1〜7はいずれも本発明の条件を満たすため、高い電気絶縁信頼性を維持していた(いずれも「合格」)。一方、比較例1は、500時間経過後で「×」となり、比較例2は、2000時間経過後で「×」となり、いずれも電気絶縁信頼性が劣化した。
比較例1は、樹脂充填部を有さず、更に、電気絶縁層に繊維の方向が揃った織布を使用しているため、マイグレーションが発生し易くなり、電気絶縁不良となったものと考えられる。また、比較例2は、繊維がランダムに編みこまれた不織布を使用しているため、比較例1に比べ、電気絶縁信頼性の劣化が抑えられているものの、樹脂充填部を有していないため、マイグレーションにより導電パスが形成され、電気絶縁不良となったものと考えられる。また、実施例3は、実施例7に比べ、繊維の切断割合が高い(10%以上)ため、500時間経過後においても電気絶縁不良が発生せず(「○」)、電気絶縁信頼性が向上した。更に、実施例4は、実施例3に比べ、繊維の切断割合が高い(25%以上)ため、2000時間経過後においても電気絶縁不良が発生せず(「○」)、電気絶縁信頼性が向上した。
以上の結果より、本発明の回路基板は、電気絶縁層の厚み方向と直交する方向に隣接する導電部間の少なくとも一部に、導電部間を架け渡す繊維質材料の繊維を切断するための有機樹脂組成物のみからなる樹脂充填部を有しているため、高い電気絶縁信頼性を確保することができた。
本発明の回路基板は、半導体素子を収納するパッケージ用の回路基板等に有用である。
本発明の第1実施形態に係る回路基板の概略断面図である。 本発明の第1実施形態に係る回路基板の第1製造方法の一部を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る回路基板の第1製造方法の一部を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る回路基板の第2製造方法の一部を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る回路基板の第3製造方法の一部を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る回路基板の第4製造方法の一部を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る回路基板の概略断面図である。 従来の回路基板の概略断面図である。
符号の説明
1,50 回路基板
2,56 空隙部
10 繊維質材料
10a,51a 繊維
11 有機樹脂組成物
12 電気絶縁層
13 導体回路パターン
14 導電部
15,55 樹脂充填部
16 保護フィルム
17 ビアホール
18 導電性ペースト
19 金属箔
51 織布

Claims (10)

  1. 繊維質材料と有機樹脂組成物とを含む1層以上の電気絶縁層と、
    前記電気絶縁層表面及び各々の前記電気絶縁層間に形成された導体回路パターンと、
    上下の前記導体回路パターン間を電気的に接続するための導電部とを備えた回路基板であって、
    前記電気絶縁層の厚み方向と直交する方向に隣接する前記導電部間の少なくとも一部に、前記導電部間を架け渡す前記繊維質材料の繊維を切断するための前記有機樹脂組成物のみからなる樹脂充填部を有していることを特徴とする回路基板。
  2. 前記樹脂充填部は、前記導電部間を架け渡す前記繊維質材料の繊維の10%以上を切断している請求項1に記載の回路基板。
  3. 前記樹脂充填部を前記電気絶縁層の厚み方向に切断した切断面の最大面積は、前記樹脂充填部と隣接する前記導電部を前記電気絶縁層の厚み方向に切断した切断面の最大面積と同等又はそれ以上である請求項1に記載の回路基板。
  4. 前記繊維質材料は、織布である請求項1に記載の回路基板。
  5. 前記織布は、アラミド、全芳香族ポリエステル、ガラス及びアルミナから選ばれた少なくとも1種類以上から形成されている請求項4に記載の回路基板。
  6. 前記繊維質材料は、不織布である請求項1に記載の回路基板。
  7. 前記不織布は、アラミド、ポリイミド、ポリ-p-フェニレンベンゾオキサゾール、全芳香族ポリエステル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエーテルスルフォン、ポリエーテルイミド、ガラス及びアルミナから選ばれた少なくとも1種類以上から形成されている請求項6に記載の回路基板。
  8. 前記導電部は、導電性ペーストからなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の回路基板。
  9. 請求項1に記載の回路基板の製造方法であって、
    前記電気絶縁層の所望の位置にビアホールと前記繊維質材料の繊維を切断する空隙部とを形成し、
    前記ビアホールにのみ導電性ペーストを充填し、
    前記電気絶縁層の上下に金属箔を積層し、その上下部にプレス用冶具を載置した後、熱プレスにより加熱、加圧処理して、前記ビアホール内に前記導電部を形成するとともに前記空隙部に前記有機樹脂組成物を充填して前記樹脂充填部を形成し、
    前記金属箔をパターニングして前記導体回路パターンを形成することを特徴とする回路基板の製造方法。
  10. 請求項1に記載の回路基板の製造方法であって、
    前記繊維質材料の所望の位置に前記繊維質材料の繊維を切断する空隙部を形成し、
    前記繊維質材料に前記有機樹脂組成物を含浸させることにより、前記電気絶縁層を形成するとともに前記空隙部に前記有機樹脂組成物を充填して前記樹脂充填部を形成し、
    前記電気絶縁層の所望の位置にビアホールを形成し、
    前記ビアホールに導電性ペーストを充填し、
    前記電気絶縁層の上下に金属箔を積層し、その上下部にプレス用冶具を載置した後、熱プレスにより加熱、加圧処理して、前記ビアホール内に前記導電部を形成し、
    前記金属箔をパターニングして前記導体回路パターンを形成することを特徴とする回路基板の製造方法。
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