JP2005311035A - 積層コイル部品及び該積層コイル部品の製造方法 - Google Patents

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正廣 由留木
Takashi Tomohiro
俊 友廣
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Abstract

【課題】外形寸法の変化を生じることもなく所望インピーダンスZcを容易に得ることができる積層コイル部品、及びインピーダンスZcの微調整を容易に行うことができる積層コイル部品の製造方法を実現する。
【解決手段】内部導体のうち、一部の内部導体の導体コイル面積が、他の内部導体の導体コイル面積と異なっている。例えば、第1及び第2のコイル導体4、5の始端側内部導体6a、9a及び終端側内部導体6g、9gとこれらに隣接する内部導体6b、9b、6f、9fの導体コイル面積Aが、他の内部導体6c〜6e、9c〜9eの導体コイル面積(基準コイル内面積A′)よりも小さくなるように形成する。これにより全ての内部導体が基準コイル内面積A′を有する場合に比べ、第1及び第2のコイル導体4、5におけるコイルターン数が少なくなり、したがって磁束密度も変化し、インピーダンスの微調整が可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は積層コイル部品及び該積層コイル部品の製造方法に関し、より詳しくは積層コモンモードチョークコイル等の積層コイル部品とその製造方法に関する。
積層コモンモードチョークコイルは、信号ラインや電源ラインと接地間に発生するコモンモードノイズを除去することができるため、各種電子機器におけるコモンモードノイズ対策に使用されている。
そして、この種の積層コモンモードチョークコイルでは、その特性を示すコモンモードインピーダンス(以下、単に、「インピーダンス」という)Zcが磁性体シートやコイル導体の導体幅等により変化するため、インピーダンス特性の調整が必要となる
そこで、従来より、2枚の磁性体グリーンシートの間にスルーホールを形成したインダクタンス調整用グリーンシートを所定枚数介在させ、2枚の磁性体グリーンシートのコイル構成用の導体パターンを、該磁性体グリーンシート及びインダクタンス調整用グリーンシートに形成したスルーホールを介して接続したインダクタンス素子が提案されている(特許文献1)
特許文献1では、グリーンシートの積層枚数を変えることによってコイル導体の導体幅を変化させ、これによって積層コモンモードチョークコイルのインピーダンスZcを調整している。
実開平5−28006号公報
しかしながら、特許文献1では、積層コモンモードチョークコイルのインピーダンスZcをグリーンシートの積層枚数を変えることにより調整しているため、インピーダンス特性の微調整が困難であるという問題点があった。
また、特許文献1では、グリーンシートの厚みを異ならせることにより、コイル間の結合量を変化させ、これによりインピーダンス特性の調整が可能となるが、グリーンシートの厚みはフェライト材料やグリーンシートの製造装置によって制限を受けるため、所望インピーダンスに微調整するのが困難になる場合があるという問題点があった。
さらに、特許文献1では、グリーンシートの積層枚数を増減させているため、積層コモンモードチョークコイルの厚みもインピーダンス特性に応じて異なり、特にグリーンシートの積層枚数を増加させなければならない場合は工程数の増加や材料費の高騰を招き、外形寸法も大きくなってしまって小型化の要請にも反するという問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであって、外形寸法の変化を生じることもなく所望インピーダンスZcを容易に得ることができる積層コイル部品、及びインピーダンスZcの微調整を容易に行うことができる積層コイル部品の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る積層コイル部品は、コイル導体を形成する多数の内部導体がセラミック素体内に並設されてなる螺旋状コイルを少なくとも2つ以上備えると共に、該セラミック素体の両端部に外部導体が形成され、前記2つ以上の螺旋状コイルの始端側内部導体及び終端側内部導体が前記外部導体に電気的に接続された積層コイル部品において、前記内部導体のうち、一部の内部導体のコイル内面積が、他の内部導体のコイル内面積と異なることを特徴としている。
本発明の積層コイル部品は、具体的態様としては、前記一部の内部導体が、前記始端側内部導体及び前記終端側内部導体とこれらに隣接する内部導体であることを特徴としている。
尚、内部導体のコイル内面積とは、内部導体と、内部導体の始端と終端とを結んだ線により囲まれた面積をいう。コイルの始端側と終端側の内部導体では、外部電極への引出部を除いた導体部分の始端と終端とを結んだ線で囲まれた面積をコイル内面積としている。
また、他の態様としては、前記一部の内部導体が、前記始端側内部導体と該始端側内部導体に隣接する内部導体、及び前記終端側内部導体と該終端側内部導体に隣接する内部導体のうち、いずれかであることを特徴とするのも好ましく、前記一部の内部導体が、前記始端側内部導体及び前記終端側内部導体にそれぞれ隣接する内部導体以外の内部導体であることを特徴とするのも好ましい。
さらに、本発明の積層コイル部品は、前記一部の内部導体は、前記始端側内部導体及び前記終端側内部導体のうちのいずれか一方の内部導体と、前記始端側内部導体及び前記終端側内部導体に隣接しない内部導体のうちの少なくとも1つの内部導体であることを特徴とするのも好ましく、前記一部の内部導体が、前記始端側内部導体及び前記終端側内部導体のうちのいずれか一方に隣接する内部導体であることを特徴とするのも好ましい。
また、本発明に係る積層コイル部品の製造方法は、セラミックグリーンシートの表面に導体パターンを形成し、該導体パターンの形成された多数のセラミックグリーンシートをコイル導体が形成されるように積層して積層体を形成し、その後、前記積層体に焼成処理を施してセラミック素体を形成し、該セラミック素体の両端部に外部導体を形成する積層コイル部品の製造方法において、前記導体パターンのうち、一部の導体パターンのコイル内面積が、他の導体パターンのコイル内面積と異なるように前記複数のセラミックグリーンシートの表面に前記導体パターンを形成することを特徴としている。
上記積層コイル部品によれば、多数の内部導体のうち、一部の内部導体のコイル内面積が、他の内部導体のコイル内面積と異なるので、内部導体のコイル内面積が全て同一である場合に比べ、コイル内面積を異ならせた分だけコイルターン数が変化し、これにより磁束密度もコイルターン数の変化量に比例して変化することとなり、インピーダンスを微調整することが可能となる。すなわち、一部の内部導体のコイル内面積を通常のコイル内面積と異ならせるだけで、インピーダンスを微調整することが可能となり、したがって外形寸法に変化が生じることなく所望のインピーダンスを有する積層コイル部品を容易に得ることができる。
尚、コイル同士が隣り合う内部導体のコイル内面積は、コイル間の結合に与える影響が大きい。このため、コイル同士が隣り合う内部導体或いは該内部導体に隣接するコイル導体のコイル内面積を変化させることにより、インピーダンスの微調整範囲を広くすることができる。
また、上記積層コイル部品の製造方法によれば、一部の導体パターンのコイル内面積が、他の導体パターンのコイル内面積と異なるように前記多数のセラミックグリーンシートの表面に前記導体パターンを形成するので、通常のコイル内面積と異なるコイル内面積の導体パターンを形成したセラミックグリーンシートを多数作製して準備しておくことにより、工程数の増加や材料費の高騰化を招くことなくインピーダンスが微調整された積層コイル部品を容易に製造することができ、したがって用途に応じた所望のインピーダンス特性を有する積層コイル部品を容易に得ることが可能となる。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づき詳説する。
図1は本発明に係る積層コイル部品としての積層コモンモードチョークコイルの一実施の形態(第1の実施の形態)を示す斜視図であって、該積層コモンモードチョークコイルは、Ni−Zn−Cu系フェライト材料を主成分とするフェライト素体(セラミック素体)1の両端部に外部導体2a、2b、3a、3bが形成されると共に、前記フェライト素体1には第1及び第2のコイル導体4、5が埋設されている。
図2はフェライト素体1の分解斜視図であって、該フェライト素体1は、内部導体6a〜6g、9a〜9gが表面に形成された磁性体シート7a〜7g、10a〜10gの積層体が焼成されてなり、内部導体6a〜6gで第1のコイル導体4を形成し、内部導体9a〜9gで第2のコイル導体5を形成している。
始端側内部導体6aは、コ字形状のコイル部を有すると共に該コイル部の末端にはビアホール8aが形成され、かつ、前記コイル部の先端側は延伸されてコ字状に屈曲され、磁性体シート7aの端縁に露出されて引出部6a′を形成し、該引出部6a′は外部導体2aに接続されている。また、終端側内部導体6gは、コ字形状のコイル部を有すると共に、該コイル部の先端側はコ字状に延伸されてコ字状に屈曲され、磁性体シート7gの端縁に露出して引出部6g′を形成し、該引出部6g′は外部導体2bに接続されている。
また、始端側内部導体6aに隣接する内部導体6bは、始端側内部導体6aの導体パターンに対し計回り方向に90°回転したコ字形状に形成され、ビアホール8aを介して内部導体6aと電気的に接続されている。内部導体6c〜6fも、内部導体6bと略同様、それぞれ上層の内部導体に対し時計回り方向に90°回転したコ字形状に形成され、ビアホール8b〜8eを介して互いに電気的に接続されている。すなわち、各内部導体7a〜7gは、ビアホール8a〜8fを介して螺旋状に接続され、これにより第1のコイル導体4を形成し、前記引出部6a′、6g′を介して外部導体2a、2bに電気的に接続されている。
そして、本第1の実施の形態では、始端側内部導体6aとこれに隣接する内部導体6b、及び終端側内部導体6gとこれに隣接する内部導体6fは、コイルを形成するコイル内面積が、その他の内部導体、すなわち中間に位置する内部導体6c〜6eのコイル内面積(以下、「基準コイル内面積」という)よりも小さくなるように形成されている。
すなわち、始端側内部導体6aは、図3に示すように、コイル部の底部6a″が仮想線で示す位置から図中上方に平行移動し、基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積A(図中、斜線部で示す)を有するように形成されている。
また、始端側内部導体6aに隣接する内部導体6bは、図4に示すように、コイル部の側部6b″が仮想線で示す位置から図中上方に平行移動し、基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積Aを有するように形成されている。
さらに、終端側内部導体6g及びこれに隣接する内部導体6fも、始端側内部導体6a及びこれに隣接する内部導体6bと同様、基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積Aを有するように形成されている。
一方、内部導体6cは、図5に示すように、基準コイル内面積A′を有するように導体パターンが形成され、また、内部導体6d、6eも、内部導体6cと同様、基準コイル内面積A′を有するように導体パターンが形成されている。
すなわち、従来は内部導体のコイル内面積は、一律に基準コイル内面積A′を有するように導体パターンが形成されていたが、本第1の実施の形態では、始端側内部導体6aとこれに隣接する内部導体6b、及び終端側内部導体6gとこれに隣接する内部導体6fは、基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積Aを有するように導体パターンが形成されている。
また、第2のコイル導体5は、内部導体9a〜9gを有し、これら内部導体9a〜9gは磁性体シート10a〜10gの表面に形成されている。
始端側内部導体9aは、コ字形状のコイル部を有すると共に該コイル部の末端にはビアホール11aが形成され、かつ前記コイル部の先端側は延伸され、L字状に屈曲されて磁性体シート10aの端縁に露出して引出部9a′を形成し、該引出部9a′は外部導体3aに接続されている。また、終端側内部導体9gは、コ字形状のコイル部を有すると共に、該コイル部の先端はL字状に屈曲されて磁性体シート10gの端縁に露出して引出部9g′を形成し、該引出部9g′は外部導体3bに接続されている。さらに、内部導体9b〜9fは、上層のコイルパターンに対し時計回り方向に90°回転したコ字形状に形成され、ビアホール11a〜11fを介して螺旋状に電気的に接続されている。
そして、第2のコイル導体5においても、始端側内部導体9aとこれに隣接する内部導体9b、及び終端側内部導体9gとこれに隣接する内部導体9fは、基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積Aを有するように導体パターンが形成されている。
このように本第1の実施の形態では、始端側内部導体6aとこれに隣接する内部導体6b、及び終端側内部導体6gとこれに隣接する内部導体6fのコイル内面積Aが基準コイル内面積A′よりも小さくなるように形成されており、しかもこれら内部導体6a、6g、6b、6fのコイル内面積Aは同一であるので、第1のコイル導体4のコイルターン数(巻数)の変化は、内部導体6aの面積変化量の4倍相当となり、磁束密度もコイルターン数の変化に略比例して変化する。そして、第1及び第2のコイル導体4、5によって生じるインピーダンスZcは、磁束密度の変化量に応じて変化することから、インピーダンスZcが微調整することが可能となり、インピーダンスZcが微調整された所望のインピーダンス特性を有する積層コモンモードチョークコイルを容易に得ることができる。
しかも、本第1の実施の形態では、第1及び第2のコイル導体4、5のインダクタンスL及びコイル間の結合量の変化量も同一であるので、平衡な状態を維持することが可能な積層コモンモードチョークコイルを得ることができる。
次に、上記積層コモンモードチョークコイルの製造方法を詳述する。
まず、例えば、Ni−Zn−Cu系等のフェライト原料を共沈法で作製した後、該フェライト原料を仮焼し湿式で粉砕処理を行い、次いでバインダ樹脂や可塑剤を混合して再度湿式粉砕してフェライトスラリーを作製し、その後、ドクターブレード法により成形加工を施して所定厚みの磁性体シート(セラミックグリーンシート)を作製する。
次に、この磁性体シートを所定寸法に切断した後、所定位置にビアホールを形成し、次いで、内部導体用導電性ペーストを使用して磁性体シートにスクリーン印刷を施し、コイル内面積A及び基準コイル内面積A′を有するコイルパターンを磁性体シート上に形成する。
次に、第1のコイル導体4及び第2のコイル導体5が形成可能となるように磁性体シートを適宜積層し、圧着して積層体を形成する。
次いで、この積層体に脱バインダ処理を施した後、焼成処理を施し、フェライト素体1を作製する。
次に、フェライト素体1の両端部に外部導体用導電性ペーストを塗布・焼き付けて第1及び第2の外部導体2a、2b、3a、3bを形成し、これにより積層コモンモードチョークコイルが作製される。
このように上記製造方法によれば、基準コイル内面積A′より小さい各種コイル内面積Aを有する磁性体シートを予め多数作製して用意しておき、所望のインピーダンスZcが得られるようなコイル内面積Aの磁性体シートを適宜選択して積層コモンモードチョークコイルを製造することにより、インピーダンスZcが微調整された積層コモンモードチョークコイルを容易に製造することができる。
次に、本発明の他の実施の形態について詳述する。
図7は本発明の第2の実施の形態を示すフェライト素体1の分解斜視図であって、該第2の実施の形態は、第1のコイル導体12を構成する内部導体13a〜13g及び第2のコイル導体15を構成する内部導体16a〜16gのうち、内部導体13a、13b、16f、16gは、他の内部導体13c〜13g、16a〜16eに比べてコイル内面積が小さくなるように形成され、内部導体13a〜13gはビアホール14a〜14fを介して電気的に接続され、内部導体16a〜16gはビアホール17a〜17fを介して電気的に接続されている。
すなわち、本第2の実施の形態では、第1のコイル導体12の終端側内部導体13gが、図8に示すような基準コイル内面積A′を有するように形成され、第2のコイル導体15の始端側内部導体16aも、図9に示すような基準コイル内面積A′を有するように形成され、さらに、内部導体13f、16bも基準コイル内面積A′(図5参照)を有するように形成されている。そして一方、内部導体13a、13b、16f、16gは、図3、4、6に示すように、基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積Aを有するように形成されている。
このように本第2の実施の形態では、第1のコイル導体12の内部導体13c〜13g及び第1のコイル導体15の内部導体16a〜16eが基準コイル内面積A′を有するように導体パターンが形成され、第1のコイル導体12の始端側内部導体13aとこれに隣接する内部導体13b、及び第2のコイル導体15の終端側内部導体16gとこれに隣接する内部導体16fが基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積Aを有するように形成されているので、第1の実施の形態と同様、コイル面積比A/A′の変化量に応じてコイルターン数も変化し、これによりインピーダンスZcを微調整することが可能となり、外形寸法の変化を伴うことなく所望のインピーダンス特性を有する積層コモンモードチョークコイルを容易に得ることができる。
尚、上記第2の実施の形態では、第1のコイル導体12の始端側内部導体13aとこれに隣接する内部導体13b、及び第2のコイル導体15の終端側内部導体16gとこれに隣接する内部導体16fのコイル内面積を基準コイル内面積A′よりも小さくしているが、第1のコイル導体12の終端側内部導体13gとこれに隣接する内部導体13f、及び第2のコイル導体15の始端側内部導体16aとこれに隣接する内部導体16bのコイル内面積を基準コイル内面積A′よりも小さくすることによっても、同様の作用効果を得ることができるのはいうまでもない。
図10は本発明の第3の実施の形態を示すフェライト素体1の分解斜視図であって、該第3の実施の形態は、第1のコイル導体18を構成する内部導体19a〜19g及び第2のコイル導体21を構成する内部導体22a〜22gのうち、 始端側内部導体19a、22a及び終端側内部導体19g、22gに隣接する内部導体19b、19f、22b、22fは基準コイル内面積A′となるようにパターン形成され、それ以外の内部導体、すなわち内部導体19a、19c〜19e、19f、22a、22c〜22e、22fは基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積Aとなるように導体パターンが形成されている。
このように本第3の実施の形態では、第1のコイル導体18の始端側内部導体19a及び終端側内部導体19gにそれぞれ隣接する内部導体19b、19f、及び第2のコイル導体21の始端側内部導体22a及び終端側内部導体22gにそれぞれ隣接する内部導体22b、22f以外の内部導体19a、19c〜19e、19g、22a、22c〜22e、22gが、基準コイル内面積A′より小さいコイル内面積Aを有するように導体パターンが形成されているので、第1の実施の形態と同様、コイル面積比A/A′の変化に応じてコイルターン数も変化し、これによりインピーダンスZcが微調整することが可能となり、外形寸法の変化を伴うことなく所望のインピーダンス特性を有する積層コモンモードチョークコイルを容易に得ることができる。
図11は本発明の第4の実施の形態を示すフェライト素体1の分解斜視図であって、該第4の実施の形態では、第1のコイル導体24を構成する内部導体25a〜25g及び第2のコイル導体27を構成する内部導体28a〜28gのうち、内部導体25b、25d〜25g、28a〜28d、28fが基準コイル内面積A′を有するように形成され、内部導体25a、25c、28e、28gが、基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積Aを有するように形成されている。
このように本第4の実施の形態では、第1のコイル導体24の始端側内部導体25aと内部導体25c、及び第2のコイル導体27の終端側内部導体28eと内部導体28gのコイル内面積Aが、基準コイル内面積A′より小さく形成されているので、第1の実施の形態と同様、コイル面積比A/A′の変化に応じてコイルターン数も変化し、これによりインピーダンスZcを微調整することが可能となり、所望のインピーダンス特性を有する積層コモンモードチョークコイルを容易に得ることができる。
尚、本第4の実施の形態では、第1のコイル導体24の始端側内部導体25aと内部導体25c、及び第2のコイル導体27の終端側内部導体28eと内部導体28gのコイル内面積Aを、基準コイル内面積A′より小さくしているが、第1及び第2のコイル導体24、27の始端側内部導体25a、28a及び終端側内部導体25g、28gのいずれかと、これに隣接しない内部導体25c〜25e、28c〜28eのうちの少なくとも1つが、基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積Aを有するように形成しても、同様の作用効果をえることができる。
図12は本発明の第5の実施の形態を示すフェライト素体1の分解斜視図であって、該第5の実施の形態では、第1のコイル導体30を構成する内部導体31a〜31g及び第2のコイル導体33を構成する内部導体34a〜34gのうち、内部導体31b、34bは基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積Aとなるように形成され、その他の内部導体、すなわち31a、31c〜31g、34a、34c〜34gは基準コイル内面積A′を有するように形成されている。
このように本第5の実施の形態では、第1のコイル導体30の始端側内部導体31aに隣接する内部導体31b、及び第2のコイル導体33の始端側内部導体34aに隣接する内部導体34bのみが、基準コイル内面積A′より小さいコイル内面積Aを有するように導体パターンが形成されているので、第1の実施の形態と同様、コイル面積比A/A′の変化に応じてコイルターン数も変化し、これによりインピーダンスZcが微調整することが可能となり、所望のインピーダンス特性を有する積層コモンモードチョークコイルを容易に得ることができる。
尚、本第5の実施の形態では、内部導体31b、34bが基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積Aを有するように形成されているが、第1及び第2のコイル導体30、33の終端側内部導体31g、34gに隣接する内部導体31f、34fが、基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積Aを有するように形成しても、同様の作用効果を得ることができる。
また、上記第1〜第5の実施の形態では、積層コモンモードチョークコイルが2個のコイル導体(第1及び第2のコイル導体)を積層してなるが、3個以上のコイル導体を積層した場合も、上述と同様の効果を奏することができる。
図13は本発明の第6の実施の形態を示す積層コモンモードチョークコイルの斜視図であって、本第6の実施の形態は、フェライト素体36が、第1の実施の形態と同様の第1のコイル導体4に加え、第2のコイル導体37及び第3のコイル導体42を有し、3線式積層コモンモードチョークコイルを形成している。
図14はフェライト素子36の分解斜視図であって、該フェライト素体36は、第1の実施の形態と略同様、表面に内部導体6a〜6g、39a〜39g、43a〜43gが形成された磁性体シート7a〜7g、41a〜41g、45a〜45gの積層体が焼成されてなり、内部導体6a〜6gで第1のコイル導体4を形成し、内部導体39a〜39gで第2のコイル導体37を形成し、内部導体43a〜43gで第3のコイル導体42を形成している。
第2のコイル導体37は、第1のコイル導体4と略同様、始端側内部導体39aが、コ字状のコイル部を有すると共に該コイル部の末端にはビアホール40aが形成され、さらに、該コイル部の先端側は延伸され、適宜コ字状に屈曲されて磁性体シート41aの端縁に露出して引出部39a′を形成し、該引出部39a′は第3の外部導体38aに接続されている。また、終端側内部導体39gは、コ字状のコイル部を有すると共に該コイル部の先端側はコ字状に屈曲されて磁性体シート41gの端縁に露出して引出部39g′を形成し、該引出部39g′は第3の外部導体38bに接続されている。また、内部導体39b〜39fは、上層の導体パターンに対しそれぞれ反時計回り方向に90°回転したコ字形状に形成され、ビアホール40a〜40fを介して螺旋状に電気的に接続されている。
そして、第2のコイル導体37は、始端側内部導体39aとこれに隣接する内部導体39b、及び終端側内部導体39gとこれに隣接する内部導体39fは、基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積Aを有するように導体パターンが形成されている。例えば、始端側内部導体39aは、図15に示すように、コイルの底部39a″が、基準コイル内面積A′よりも小さくなるように仮想線で示す位置から図中下方に平行移動し、コイル内面積Aを有するように形成されている。
また、第3のコイル導体42も、第1のコイル導体4と略同様、始端側内部導体43aが、コ字状のコイル部を有すると共に該コイル部の末端にはビアホール44aが形成され、さらに、該コイル部の先端側は延伸され、適宜コ字状に屈曲されて磁性体シート45aの端縁に露出して引出部43a′を形成し、該引出部43a′は第3の外部導体46aに接続されている。また、終端側内部導体43gは、コ字状のコイル部を有すると共に該コイル部の先端側はコ字状に屈曲されて磁性体シート45gの端縁に露出して引出部43g′を形成し、該引出部43g′は第3の外部導体46bに接続されている。また、内部導体43b〜43fは、上層の導体パターンに対しそれぞれ時計回り方向に90°回転したコ字形状に形成され、ビアホール44a〜44fを介して螺旋状に電気的に接続されている。
そして、第3のコイル導体42は、第1及び第2のコイル導体4、37と同様、始端側内部導体43aとこれに隣接する内部導体43b、及び終端側内部導体43gとこれに隣接する内部導体43fが、基準コイル内面積A′よりも小さいコイル内面積Aを有するように導体パターンが形成されている。
このように本第6の実施の形態も、第1の実施の形態と略同様、始端側内部導体6a、39a、43aとこれに隣接する内部導体6b、39b、43b及び終端側内部導体6g、39g、43gとこれに隣接する内部導体6f、39f、43fのコイル内面積Aが基準コイル内面積A′よりも小さくなるように形成されているので、3素子間(第1乃至第3のコイル導体4、37、42)で結合する磁束密度もその変化量に比例して変化し、これによりインピーダンスZcが微調整された所望のインピーダンス特性を有する積層コモンモードチョークコイルを得ることができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。上記第6の実施の形態では、3線式積層コモンモードチョークコイルの例として、第1の実施の形態と同様、始端側内部導体とこれに隣接する内部導体、及び終端側内部導体とこれに隣接する内部導体のコイル内面積を基準コイル内面積A′よりも小さくしているが、第2〜第5の実施の形態と同様の形態を3線式積層コモンモードチョークコイルに適用した場合であっても、本発明の所期の目的を達成できるのはいうまでもない。
また、上記実施の形態では、一部の内部導体のコイル内面積を、基準コイル内面積A′よりも小さくしているが、一部の内部導体のコイル内面積を、基準コイル内面積A′よりも大きくなるように形成しても、本発明の所期の目的を達成することができる。
また、上記第1の実施の形態では、フェライト原料を共沈法で作製しているが、他の方法、例えば湿式混合法で作製してもよく、また必要に応じてCoやMnを添加してもよい。
また、第1〜第3の外部導体2a、2b、38a、38b、46a、46bの表面には湿式めっき法等を使用してめっき皮膜を形成してもよく、また、外部導体用導電性ペーストを塗布・焼付ける代わりに、第1〜第3の外部導体2a、2b、38a、38b、46a、46bをスパッタリング法で形成してもよい。
次に、本発明の実施例を具体的に説明する。
まず、S:33〜83ppm、Cl:50〜150ppm、Na:70〜100ppm、Ca:50〜100ppmを含有したNi−Zn−Cu系フェライト原料を共沈法で作製し、次いでこのフェライト原料を温度650℃で仮焼して仮焼物を得た。次いで、この仮焼物にCo:2重量%及びMnを0.35重量%となるようにCo及びMnを添加し、再び湿式粉砕した。
次いで、この粉砕物を脱水・乾燥した後、酢酸ビニル系バインダ樹脂及び可塑剤を混合してフェライトスラリーを得た。そしてこの後、ドクターブレード法を使用してフェライトスラリーに成形加工を施し、厚みが約50μmの磁性体シートを作製した。
次に、この磁性体シートを所定寸法に切断した後、レーザ加工機を使用して該磁性体シートの所定位置にビアホールを形成し、さらにAgを主成分とした内部導体用導電性ペーストを用意し、該内部導体用導電性ペーストを使用して磁性体シートにスクリーン印刷を施しコイルパターンを形成した。
この際、始端側内部導体及び終端側内部導体となるべき導体パターン、及びこれらに隣接する内部導体となるべき導体パターンのコイル内面積については、基準となるコイル内面積(基準コイル内面積)A′、及びこの基準コイル内面積A′に対して7/16、6/16、5/16、4/16、3/16、2/16、1/16のコイル内面積Aを有するように磁性体シート上に導体パターンを形成した。
次いで、このようにして導体パターンの形成された磁性体シートを適宜積層し、第1のコイル導体が内蔵された第1の積層体、及び第2のコイル導体が内蔵された第2の積層体を形成し、これら第1の積層体及び第2の積層体を重ね合わせて圧着し、次いで、温度約500℃で脱バインダ処理を施した後、温度860〜940℃で焼成処理を行ない、フェライト素体を作製した。
次いで、Agを主成分とした外部導体用導電性ペーストをフェライト素体の両端部に塗布した後、温度750〜900℃で焼付け処理を行ない、試料番号1〜8の積層コモンモードチョークコイルを作製した(図1参照)。
次に、試料番号1〜8について、インピーダンスアナライザ(ヒューレット・パッカード社製4291A)を使用して100MHzにおけるインピーダンスZcを測定した。
表1は試料番号1〜8における始端側及び終端側内部導体、及びこれらに隣接する内部導体の基準コイル内面積A′に対するコイル面積比A/A′、第1又は第2のコイル導体のコイルターン数、コイルターン数の変化率、インピーダンスZc、及びインピーダンス変化率を示している。
Figure 2005311035
この表1から明らかなようにコイル面積比A/A′を小さくしてゆくに従い、コイルターン数も小さくなり、これによりインピーダンスZcも小さくなっており、したがって内部導体のコイル内面積を変化させることにより、インピーダンスZcを調整できることが分かった。因みに、本実施例1ではコイル面積比A/A′を7/16とすることによりインピーダンスZcを5%低下させることができ、以後コイル面積比A/A′を1/16ずつ均一に小さくすることにより、インピーダンスZcを4%ずつ低下させることができた。尚、本実施例において、コイルターン数を変更することによりコイル内面積を変化させているが、コイル導体幅やコイル導体形状を変化させることによってもコイル内面積を変化させることができる。
〔実施例1〕の同様の方法・手順で磁性体シートを作製した後、コイルパターンを作製し、3個のコイル導体を内蔵した試料番号11〜18の積層コモンモードチョークコイルを作製した(図13参照)。
そして、(実施例1〕と同様の方法で100MHzにおけるインピーダンスZcを測定した。
表2は試料番号11〜18における始端側及び終端側内部導体、及びこれらに隣接する内部導体の基準コイル内面積Aに対するコイル面積比、第1又は第2のコイル導体のコイルターン数、コイルターン数変化率、インピーダンスZc、及びインピーダンス変化率を示している。
Figure 2005311035
この表2から明らかなように、〔実施例1〕と同様、コイル面積比A/A′を小さくしてゆくに従いコイルターン数も小さくなり、これによりインピーダンスZcも小さくなっており、したがって内部導体のコイル内面積を変化させることにより、インピーダンスZcを調整できることが分かった。因みに、本実施例2ではコイル面積比を7/16とすることによりインピーダンスZcを5.5%低下させることができ、以後コイル面積比A/A′を1/16ずつ均一に小さくすることにより、インピーダンスZcを4.5〜4.6%ずつ低下させることができた。
本発明に係る積層コイル部品としての積層コモンモードチョークコイルの一実施の形態(第1の実施の形態)を示す斜視図である。 フェライト素体の分解斜視図である。 第1のコイル導体の始端側内部導体のコイルパターン(コイル内面積A)を示す平面図である。 第1のコイル導体の始端側内部導体に隣接する内部導体のコイルパターン(コイル内面積A)を示す平面図である。 第1のコイル導体の始端側内部導体に隣接する内部導体の下層の内部導体(基準コイル内面積A′)のコイルパターンを示す平面図である。 第2のコイル導体の始端側内部導体のコイルパターン(コイル内面積A)を示す平面図である。 第2の実施の形態を示すフェライト素体の分解斜視図である。 第2の実施の形態における第1のコイル導体の終端側内部導体のコイルパターン(基準コイル内面積A′)を示す平面図である。 第2の実施の形態における第2のコイル導体の終端側内部導体のコイルパターン(コイル内面積A)を示す平面図である。 第3の実施の形態を示すフェライト素体の分解斜視図である。 第4の実施の形態を示すフェライト素体の分解斜視図である。 第5の実施の形態を示すフェライト素体の分解斜視図である。 第6の実施の形態を示す積層コモンモードチョークコイルの斜視図である。 第6の実施の形態のフェライト素体の分解斜視図である。 第6の実施の形態における第3のコイル導体の始端側内部導体のコイルパターン(コイル内面積A)を示す平面図である。
符号の説明
1 フェライト素体(セラミック素体)
2a、2b 第1の外部導体
3a、3b 第2の外部導体
4、12、18、24 第1のコイル導体
5、15、21、27 第2のコイル導体
6a〜6g、9a〜9g 内部導体
13a〜13g、16a〜16g 内部導体
19a〜19g、21a〜21g 内部導体
25a〜25f、28a〜28f 内部導体
20、22、24、26、28 第3のコイル導体
36 フェライト素体(セラミック素体)
37 第3のコイル導体
38a、38b 第3の外部導体

Claims (7)

  1. コイル導体を形成する多数の内部導体がセラミック素体内に並設されてなる螺旋状コイルを少なくとも2つ以上備えると共に、該セラミック素体の両端部に外部導体が形成され、前記2つ以上の螺旋状コイルの始端側内部導体及び終端側内部導体が前記外部導体に電気的に接続された積層コイル部品において、
    前記内部導体のうち、一部の内部導体のコイル内面積が、他の内部導体のコイル内面積と異なることを特徴とする積層コイル部品。
  2. 前記一部の内部導体は、前記始端側内部導体及び前記終端側内部導体とこれらに隣接する内部導体であることを特徴とする請求項1記載の積層コイル部品。
  3. 前記一部の内部導体は、前記始端側内部導体と該始端側内部導体に隣接する内部導体、及び前記終端側内部導体と該終端側内部導体に隣接する内部導体のうち、いずれかであることを特徴とする請求項1記載の積層コイル部品。
  4. 前記一部の内部導体は、前記始端側内部導体及び前記終端側内部導体にそれぞれ隣接する内部導体以外の内部導体であることを特徴とする請求項1記載の積層コイル部品。
  5. 前記一部の内部導体は、前記始端側内部導体及び前記終端側内部導体のうちのいずれか一方の内部導体と、前記始端側内部導体及び前記終端側内部導体に隣接しない内部導体のうちの少なくとも1つの内部導体であることを特徴とする請求項1記載の積層コイル部品。
  6. 前記一部の内部導体は、前記始端側内部導体及び前記終端側内部導体のうちのいずれか一方に隣接する内部導体であることを特徴とする請求項1記載の積層コイル部品。
  7. セラミックグリーンシートの表面に導体パターンを形成し、該導体パターンの形成された多数のセラミックグリーンシートをコイル導体が形成されるように積層して積層体を形成し、その後、前記積層体に焼成処理を施してセラミック素体を形成し、該セラミック素体の両端部に外部導体を形成する積層コイル部品の製造方法において、
    前記導体パターンのうち、一部の導体パターンのコイル内面積が、他の導体パターンのコイル内面積と異なるように前記多数のセラミックグリーンシートの表面に前記導体パターンを形成することを特徴とする積層コイル部品の製造方法。
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