JP2005309540A - 記録装置および方法 - Google Patents

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聡 米谷
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Abstract

【課題】 データを記録中の記録媒体を、後にデータが再生可能なように取り外せるようにする。
【解決手段】 取り外しスイッチが操作されると(ステップS10)、現在記録中のメモリカードにおいて、ファイルクローズ処理(ステップS11)およびメモリカード排出処理(ステップS12)が行われる。排出処理は、ファイルクローズ処理が完了してからメモリカードが取り外し可能となるように、排出速度が制御される。排出されたメモリカードは、ユーザにより取り外される(ステップS13)。ファイルクローズ処理が行われているので、取り外されたメモリカードに記録されているデータは、再生可能である。また、バッファメモリには継続してデータが溜め込まれているので、新たなメモリカードを装填することで、バッファメモリに溜め込まれたデータを新たなメモリカードに記録し、継続的に記録を行うことができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、着脱自在の記録媒体に動画データを記録する記録装置および方法に関し、特に、記録媒体に半導体メモリを用い、動画データを記録中に記録媒体の取り外し操作を行えるようにした記録装置および方法に関する。
近年では、記録可能な光ディスクや半導体メモリに関する技術が向上し、その記録容量が従来に比べ格段に増大してきている。それに伴い、放送局用の映像機器においても、記録メディアに光ディスクや半導体メモリを用いた映像機器が出現してきている。これら光ディスクや半導体メモリは、ランダムアクセスが可能であると共に、一般的には、コンピュータ装置に適用されるファイルシステムに準じた方式でデータの管理がなされ、従来から用いられている磁気テープと比して、アクセス性やデータの管理などの面で格段に有利である。特に、半導体メモリは、小型で可動部分が無いため、振動に強い、低消費電力、多数のメディアを持ち歩いても嵩張らない、などの点から、携帯型のビデオカメラの記録メディアとして用いて好適である。
半導体メモリは、例えばフラッシュメモリを記録媒体とし、外部に対するインターフェイス回路と共に、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)に規定されるPCカードといった汎用的なパッケージに格納され、メモリカードとして用いられる。形状およびインターフェイス仕様が同一であれば、容量や型番などを問わず、差し替えて用いることができるようにされている。また、記録データの管理方式としては、コンピュータ装置などで用いられるファイルシステムが適用されることが多く、この場合には、データの記録および再生をコンピュータ装置を用いて行うことができる。特許文献1には、メモリカードを用いたビデオカメラが記載されている。
特開2003−204527
ところで、一般的に、着脱可能とされた記録媒体は、記録装置に装填された状態から取り外す際には、意識して記録終了処理を行う必要があった。そのため、緊急時、あるいは、不用意に、記録媒体を所定の処理を行わずに不正に取り出すと、記録されたデータが不完全な状態となり、後にそのデータを再生することができなくなるという問題点があった。
例えば、メモリカードの例では、ホスト側がファイルシステムを持つ場合、記録の開始時にファイルオープン処理が行われ、ディレクトリエントリがメモリに書き込まれる。ディレクトリエントリ書き込み時には、ファイル名とサイズが0とされファイルサイズ情報とがメモリの管理領域に書き込まれる。ファイルオープンの処理に続けてユーザデータがメモリに書き込まれる。記録終了時には、ファイルクローズ処理が行われ、ディレクトリエントリが更新される。ディレクトリエントリの更新により、最終ファイルサイズがデータとしてメモリに書き込まれる。このディレクトリエントリの更新処理が行われないと、ホスト側では、ユーザデータを認識することができない。
このように、従来では、所定の記録終了処理を行わずに、不正にメモリカードを取り外してしまうと、ホスト側で記録データを認識できなくなってしまっていた。
また、現状で用いられているメモリカードは、動画データの記録などに従来から用いられている磁気テープや光ディスクなどの記録媒体に比べて、記録容量が少ない。そのため、メモリカードを記録媒体として用いて長時間の記録を行おうとする場合には、複数のメモリカードを交換しながら記録を行う必要があった。そこで、複数のメモリカードを同時に装填して、1枚のメモリカード容量が無くなる度に順次、他のメモリカードに記録先を変更しながら連続記録を実現するような記録装置も提案されている。
ところが、このような記録装置においても、記録中のメモリカードが不正に取り外されてしまうと、取り外されたこのメモリカードに記録された動画データが再生できないため、動画の連続記録を行うことができなくなってしまうという問題点があった。さらにこの場合、前のメモリカードへの記録終了処理が行われていないため、次のメモリカードに対して記録を継続できない可能性もあった。
したがって、この発明の目的は、データを記録中の記録媒体を、後にデータが再生可能なように取り外せるようにした記録装置および方法を提供することにある。
この発明は、上述した課題を解決するために、着脱可能な記録媒体にデータを記録する記録手段と、記録媒体に記録するためのデータを溜め込む記憶手段と、ユーザの操作に応じて記録媒体の排出を指示する排出指示手段と、排出指示手段の排出指示に応じて記録媒体に記録中のファイルのクローズ処理を行うファイルクローズ処理手段と、排出指示手段の排出指示に応じて記録媒体を排出可能とする排出手段とを有し、排出指示手段で記録媒体の排出指示が出されても記憶手段に対するデータの記憶が継続されるようにしたことを特徴とする記録装置である。
また、この発明は、着脱可能な記録媒体にデータを記録する記録のステップと、記録媒体に記録するためのデータを記憶手段に溜め込むステップと、ユーザの操作に応じて記録媒体の排出を指示する排出指示のステップと、排出指示のステップによる排出指示に応じて記録媒体に記録中のファイルのクローズ処理を行うファイルクローズ処理のステップと、排出指示のステップによる排出指示に応じて記録媒体を排出可能とする排出のステップとを有し、排出指示のステップにより記録媒体の排出指示が出されても記憶手段に対するデータの記憶が継続されるようにしたことを特徴とする記録方法である。
上述したように、この発明は、ユーザの操作に応じた着脱可能な記録媒体の排出指示に応じて、記録媒体に記録中のファイルのクローズ処理を行うと共に、排出指示に応じて記録媒体を排出可能とし、記録中の記録媒体に対して排出指示が出されても、記録媒体に記録するためのデータを溜め込む記憶手段に対するデータの記憶が継続されるようにしているため、記録媒体にデータを記録中に記録媒体を排出しても、記録媒体に記録されたデータは、後に再生可能である。
また、ファイルクローズ処理が行われても記憶手段に対するデータの記憶が継続されるため、記録媒体の排出後に他の記録媒体を装填して記憶手段に記憶されているデータを装填された他の記録媒体に記録することで、記録媒体を交換しながらの連続記録が可能である。
この発明は、メディア装填部に装填された記録媒体に対する取り外し操作を行うことで、当該記録媒体に対するファイルクローズ処理と、当該記録媒体のメディア装填部からの排出処理とを自動的に行うようにされているため、記録媒体に記録されたデータが再生可能なように、現在記録中の記録媒体を取り出すことができるという効果がある。
また、この発明は、メディア装填部を複数有し、複数のメモリカードを装填可能な場合に、取り外し操作を行うだけで現在記録中メモリカードに対する記録終了処理(ファイルクローズ処理)および排出処理と、次のメモリカードに対する記録開始処理を自動的に行うようにしているため、より長時間の連続記録が可能となる効果がある。
また、この発明は、取り外し操作を行うだけで、現在記録中のメモリカードに対する記録処理が終了されると共に、当該メモリカードが排出される。データは、バッファメモリに継続的に記憶されているため、次のメモリカードをメディア装填部に装填すれば、バッファメモリに記憶されたデータがメモリカードに記録されると共に、新たなデータがメモリカードにさらに記録される。そのため、より長時間の連続記録が可能とされる効果がある。さらに、バッファメモリを用いているため、メディア装填部を複数有さなくても、複数枚のメモリカードを用いた連続記録が可能であるという効果がある。
以下、この発明の実施の第1の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の第1の形態に適用されるビデオカメラ装置1の外観を概略的に示す。なお、図1において、ビューファインダや操作部など、この発明にとって関連性の薄い部分については、繁雑さを避けるため、記載を省略する。この発明の実施の第1の形態では、ビデオカメラ装置1は、メモリカード13を記録媒体として用いる。メモリカード13は、例えばフラッシュメモリなどの半導体メモリと、その制御回路とを所定の規格のカードパッケージ内にパッケージングしたものである。ビデオカメラ装置1において、本体10に対して、メモリカード13が着脱自在に装填可能なメディア装填部12が設けられる。スイッチ14は、メディア装填部12に装填されたメモリカード13をメディア装填部12から取り外す指示を出すための取り外しスイッチである。
なお、ビデオカメラ装置1に適用可能な記録媒体は、メモリカード13に限られない。例えば、記録可能な光ディスクや、着脱可能とされたハードディスクドライブなど、着脱可能で、且つ、記録データをファイルとして記録するようなものであれば、他の記録媒体を用いることもできる。
また、LED15(G)、15(R)は、例えばLED15(G)が緑色に発光するLED(Light Emitting Diode)、LED15(R)が赤色に発光するLEDであって、メディア装填部12に装填されたメモリカード13がファイルオープン状態にあるか、ファイルクローズ状態にあるかを表示する。一例として、緑色のLED15(G)が点灯中は、メモリカード13がファイルクローズ状態を示し、赤色のLED15(R)が点灯中は、メモリカード13がファイルオープン状態であることを示す。これらの表示は、一例であって、これに限定されるものではない。例えば、LEDは、赤色と緑色との組み合わせである必要はなく、他の色の組み合わせでもよいし、1個のLEDを用いて点滅と点灯を組み合わせて、メモリカード13の状態を表現してもよい。また、発光素子も、LEDに限られない。
ビデオカメラ装置1は、被写体からの光を光学系11により本体10内の撮像部に入射し、入射された光を電気信号に変換する。図示されない操作部に対するユーザの操作に応じて、撮影され電気信号に変換された光が後述するようにしてさらにディジタルビデオ信号に変換され、所定の処理の後、内蔵されるバッファメモリに一旦溜め込まれる。バッファメモリに溜め込まれたディジタルビデオ信号は、バッファメモリからの読み出しを所定に制御され、メディア装填部12に装填されたメモリカード13に書き込まれる。ディジタルビデオ信号の記録中に、取り外しスイッチ14を操作すると、メモリカード13の取り外しが指示され、メモリカード13においてファイルクローズ処理が行われると共に、メモリカード13のメディア装填部12からの排出処理が行われる。
図2は、この発明の実施の第1の形態によるメモリカード排出処理の一例のフローチャートを示す。なお、図2および以下の同様なフローチャートにおいて、二重枠で示した処理は、ユーザによる操作を示す。このフローチャートの処理に先立って、ビデオカメラ装置1において、図示されない操作部の操作に応じて撮影動作が行われ、メディア装填部12に装填されたメモリカード13においてファイルオープン処理がなされ、オープンされたファイルに対して撮影されたディジタルビデオ信号が記録される。
ビデオカメラ装置1において、ディジタルビデオ信号をメモリカード13に記録中に取り外しスイッチ14を操作すると(ステップS10)、メモリカード13において、記録中のファイルに対してファイルクローズ処理が実行される(ステップS11)。次のステップS12で、メモリカード13のメディア装填部12からの排出処理が行われる。排出動作が完了されると、メモリカード13がメディア装填部12から取り出し可能な状態となる。ステップS13で、ユーザによりメモリカード13がメディア装填部12から取り出される。
ここで、図2のフローチャートの処理において、ステップS12の排出処理は、ステップS11で開始されたメモリカード13におけるファイルクローズ処理が完了するまでは、メモリカード13においてビデオカメラ装置1との間の必要な接続が保たれるように行われる。
ファイルクローズ処理に要する時間は、ファイルシステムがメモリカード側にあるか、ホスト(ビデオカメラ装置1)側にあるか、また、ファイルシステムがホスト側にある場合、ホストの処理速度の如何により様々である。一例として、メモリカード側がファイルシステムを持つ場合、ファイルクローズ処理が開始されてから完了するまで、略100msecを要する。また、ホスト側がファイルシステムを持つ場合、ホスト90の処理速度に大きく依存されるが、ファイルクローズ処理が開始されてから完了するまで、略1secを要する。
この発明の実施の第1の形態では、メモリカード13に対するファイルクローズ処理が完了後に、メモリカード13がメディア装填部12から取り外し可能な状態になるように、メモリカード13のメディア装填部12からの排出速度が制御される。
図3〜図5は、メモリカード13が排出される際の排出速度を制限可能な、メディア装填部12の構造例を示す。図3は、取り外しスイッチ14を押し込むことで、メモリカード13(メモリカード)が所定の時間をかけてメディア装填部12から押し出されるようにした一例の構造を示す。なお、図3において、「●(黒丸)」で示される回転軸(回転軸107および108)は、移動する部品に取り付けられた回転軸であり、「○(白丸)」で示される回転軸(回転軸109および110)は、固定された部品に取り付けられた回転軸である。また、電気スイッチ106は、メモリカード13が取り外される操作が行われたことを、ビデオカメラ装置1のシステムコントローラなどに対して通知するための制御信号を出力する。
メモリカード13が装填されていない状態において、上下に可動とされた排出部材101は、例えばL字型部が電気コネクタ200の位置と略一致するような高さに設けられ、底部がバネ部材105により支持されている。また、排出部材101は、内部にラックアンドピニオンギア構造を有し、油圧シリンダなどにより構成される緩衝器(図示しない)を作用させる。これにより、排出部材101が押し込まれた状態から排出バネ105の反発力により元の位置に戻される動作の速度を、所定速度に制限するようにしている。
隙間生成部材103は、排出部材101に回転軸107で回動自在に取り付けられ、その側面が排出部材ロック部材104の斜面部に接するようにされている。また、隙間生成部材103の上面部は、メモリカード13が押し込まれた際に、メモリカード13の下端隅と、排出部材ロック部材104とが共に接するように、広く作られている。排出部材ロック部材104は、メディア装填部12に対して回転軸110により回動自在に固定され、図示されないバネ材などにより、図3に示されるような姿勢を回転軸110について左回転方向に対して保つようにされている。
このような構造において、メモリカード13を押し込むと、隙間生成部材103の上面がメモリカード13の下端隅により押され、それにより、排出部材101が押し込まれる。また、メモリカード13が押し込まれると、隙間生成部材103により排出部材ロック部材104が左回転方向に押され、さらにメモリカード13が押し込まれると、排出部材ロック部材104がバネ部材により元の位置(図3に示される位置)に戻り、隙間生成部材103の上側をロックする。また、この位置までメモリカード13が押し込まれると、メモリカード13のコネクタが電気コネクタ200に対して挿着され、メモリカード13のコネクタと電気コネクタ200とが電気的に接続される。
取り外しスイッチ14を押し込むと、その動作が取り外しスイッチ棒102を介して電気スイッチ106を押し込み、例えばシステムコントローラに対してメモリカード13を取り外す操作が行われたことが通知される。この通知に基づき、メモリカード13におけるファイルクローズ処理が開始される。
一方、取り外しスイッチ棒102が押し込まれる動作に伴い、リンク111が回転され、隙間生成部材103が排出部材ロック部材104から外れる。隙間生成部材103が排出部材ロック部材104から外れると、排出バネ105の反発力により排出部材101が押し上げられる。このとき、排出部材101のラックアンドピニオンギア機構が図示されない緩衝器に作用し、排出部材101が排出バネ105により押し上げられる速度が所定に制限される。メモリカード13は、これらの動きに伴い排出部材101に下端隅を押されて押し上げられ、電気コネクタ200から抜脱され電気的接触が切断されると共に、メディア装填部12から取り外し可能な状態とされる。
上述したように、排出部材101が押し上げられる速度は、図示されない緩衝器により所定に制限される。取り外しスイッチ14が押し込まれるのに伴い開始されるメモリカード13のファイルクローズ処理が完了してから、メモリカード13が電気コネクタ200から抜脱されるように、緩衝器の動作を調整することで、メモリカード13に対してディジタルビデオ信号を記録中に取り外しスイッチ14を押しても、排出されたメモリカード13に記録されたデータを後に再生可能なようにできる。
図4は、取り外しスイッチ14を用いないで、メモリカード13の着脱を行うようにしたメディア装填部12の第1の構造例である。図4Aが正面図、図4Bが側面図、図4Cが案内溝板の平面図を示す。この図4の例では、メモリカード13をメディア装填部12に装填し、1回目に押し込んだときにメモリカード13が電気コネクタ200に接続され、2回目に押し込んだときに、緩衝器128により排出速度が所定に制限されてメモリカードがメディア装填部12から取り外されるようになっている。
図4Aにおいて、排出部材120は、メモリカード13がメディア装填部12に装填されたときに、凹部の肩部120Aおよび120Bがメモリカード13と当接するように形成され、底部が排出バネ127により支持される。また、排出部材120の下部中央付近に、排出部材120の両面に対して案内溝移動突起部123が設けられる。さらに、排出部材120は、長辺の側面にラックアンドピニオンギア機構が設けられ、例えば油圧シリンダを用いた緩衝器128を作用させるようになっている。
図4Bに示されるように、一体的に形成されたロック部材121およびロック部材補助板121’が、排出部材120を両側から挟むように設けられる。ロック部材121は、メモリカード13が装填されたときに排出部材120の外側の肩部120Cを係止するように、爪部121Aが設けられる。それと共に、後述する案内溝板130の働きにより押しつけられた排出部材120の突起部123が係合し、且つ、排出部材120が押し下げられるときにロック部材121(およびロック部材補助板121’)が左方向へ移動するように、案内溝125が設けられる。また、ロック部材補助板121’は、案内溝板130の働きにより押しつけられた排出部材120の突起部123が係合し、且つ、排出部材120が押し上げられるときにロック部材121(およびロック部材補助板121’)が右方向へ移動するように、案内溝126が設けられる。案内溝125および126は、図4Aの方向から見て斜部が互いに交差するように設けられる。
さらに、ロック部材121には、底部に案内溝移動突起部124が設けられる。この案内溝移動突起部124は、案内溝板130の案内溝132または133に対して当接される。
図4Cに示されるように、案内溝板130は、案内溝仕切板131で案内溝132および133に分割された、菱形の案内溝を有する。案内溝仕切板131は、両端が曲がるようになっており、上述したロック部材121の底部の案内溝移動突起部124は、ロック部材121の左右方向の移動に伴い、案内溝仕切板131の一方の端を押し曲げて、案内溝132および133の間を移動するようにされている。
このような構造において、当初メモリカード13が装填されていない状態では、ロック部材121の案内溝移動突起部124が案内溝板130の案内溝133側の右端にあり、ロック部材121側が排出部材120に押しつけられている。この状態から1回目にメモリカード13が押し込まれると、メモリカード13の下端の両端部が排出部材120の凹部に設けられた肩部120Aおよび120Bに当接され、排出部材120が押し込まれると共に、メモリカード13のコネクタが電気コネクタ200に対して挿着され、メモリカード13と電気コネクタ200とが電気的に接続される。
メモリカード13が押し込まれるのに伴い、案内溝移動突起部123がロック部材121に設けられた案内溝125に沿って下がり、案内溝125の形状に応じてロック部材121が左方向に移動され、爪部121Aが排出部材120の肩部120Cに当接され、排出部材120がロック部材121によりロックされる。同時に、案内溝移動突起部124が案内溝133から案内溝132へと移動し、ロック部材補助板121’が排出部材120側に押しつけられ、案内溝移動突起部123が案内溝125から抜ける。
この状態で、メモリカード13を離すと、案内溝移動突起部123は、案内溝126に移ることになる。図4は、この時点での状態を示している。
2回目、すなわち、メモリカード13が装填されている状態でメモリカード13を押し込むと、案内溝移動突起部123が案内溝126に沿って下がる。すると、ロック部材121が右方向に移動し、ロック部材121の爪部121Aが排出部材120の肩部120Cから外れ、排出部材120が解放される。排出部材120が解放されると、排出バネ127の反発力により排出部材120が押し上げられ、メモリカード13が排出される。このとき、排出部材120が押し上げられる速度は、緩衝器128により所定に制限される。
図5は、取り外しスイッチ14を用いないで、メモリカード13の着脱を行うようにしたメディア装填部12の第2の構造例である。図5Aが正面図、図5Bが側面図、図5Cが案内溝板の平面図、図5Dが別の例の側面図を示す。この第2の構造例も、上述した第1の構造例と同様に、メモリカード13をメディア装填部12に装填し、1回目に押し込んだときにメモリカード13が電気コネクタ200に接続され、2回目に押し込んだときに、緩衝器127により排出速度が所定に制限されてメモリカードがメディア装填部12から取り外されるようになっている。なお、図5に関する以下の説明において、上述した図4と共通する部分には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
この図5の例でも、1回目にメモリカード13を押し込むと、排出部材140がメモリカード13に押されて下がってきて、メモリカード13のコネクタが電気コネクタ200に対して挿着され、メモリカード13と電気コネクタ200とが電気的に接続される。排出部材140が下がるのに伴い、排出部材140に設けられた案内溝移動突起部123がロック部材142の案内溝125に沿って下がってくる。すると、ロック部材142が左側に移動し、排出部材140をロックする。ロック部材142が左方向に移動するのに伴って、ロック部材142の底部に設けられた案内溝移動突起部124が案内溝133から案内溝132へと移動し、案内溝移動突起部123が、ロック部材142と一体的に形成されたロック部材補助板142’に押しつけられ、案内溝125から抜ける。
この状態で、メモリカード13を離すと、案内溝移動突起部123は、ロック部材補助板142’に設けられた案内溝126’に移ることになる。このとき、案内溝126’は、案内溝125に対して上端側が短く形成されているので、排出部材140を途中で止めることになる。図5は、この時点での状態を示している。この図5に示される第2の例の構造では、メモリカード13を1回目に押し込んで、メモリカード13を離しても、排出部材140が上まで戻らないようになっているため、図4を用いて説明した第1の例と比して、排出部材140の肩部120Cや、ロック部材142の爪部121Aなどの構造を設ける必要が無い。
2回目、すなわち、メモリカード13が装填されている状態でメモリカード13を押し込むと、案内溝移動突起部123が案内溝126に沿って下がる。すると、案内溝移動突起部124が案内溝132から案内溝133に移動し、案内溝移動突起部123がロック部材142に押しつけられ、案内溝移動突起部123が案内溝126’を外れ案内溝125に移動する。排出部材140は、引っ張りコイルバネ141により、案内溝125の上端に案内溝移動突起部123が達するまで、高く押し上げられ、メモリカード13が排出される。このとき、排出部材140が押し上げられる速度は、緩衝器128により所定に制限される。
なお、図5の構造では、ロック部材142およびロック部材補助板142’が、排出部材140との平行関係を保ったまま、案内溝125および126’に沿って移動する必要がある。このためには、例えば図5Dに一例が示されるように、ロック部材142”の上部を長く形成し、上端にレール143を取り付けるようにすればよい。これは、図4の構造にも適用可能である。
上述した図4および図5の構造では、取り外しスイッチ14を用いないので、他の方法により、メモリカード13のファイルクローズ処理を実現する必要がある。例えば、メモリカード13のコネクタと、ビデオカメラ装置1本体の電気コネクタ200との電気的接続状態に基づき、ファイルクローズ処理を行う方法が考えられる。
ここで、メモリカード13の構成、ならびに、ファイルオープンおよびクローズ処理について説明する。図6は、メモリカード13の一例の構成を示す。なお、図6において、ビデオカメラ装置1本体側の構成を、メモリカード13に対するホストコントローラ90として概略的に示す。メモリカード13は、コントローラ部80とフラッシュメモリ部81とからなる。コントローラ部80は、CPU83、メモリ84、レジスタ85およびページバッファ86を有し、ホストインターフェイス82を介してホスト90と接続される。
レジスタ85は、ホスト90との間でステータスやデータのやりとりを行うためのもので、ホスト90は、このレジスタ85をアクセスすることで、メモリカード13に対してコマンドなどを渡したり、メモリカード13のステータスを受け取ったりすることができる。例えば、ホスト90からメモリカード13に対して送信される、データ書き込みや読み出しのコマンドや、ファイル名は、一旦レジスタ85に書き込まれる。また、メモリカード13側からは、フラッシュメモリ部81のステータス情報などをレジスタ85に書き込む。
フラッシュメモリ部81は、物理ブロックアドレス(Physical Block Address:PBA)によってアドレス指定される1または複数のブロック88、88、・・・からなる。すなわち、メモリカード13に供給されたデータは、PBAによりアドレス指定され、ブロック88を単位として書き込まれる。コントローラ部80とフラッシュメモリ部81とは、フラッシュインターフェイス87を介して接続される。
図7は、フラッシュメモリ部81の一例の構成をより詳細に示す。ブロック88は、さらにページ89、89、・・・に分割される。ページ89、89、・・・のそれぞれは、物理ページアドレス(Physical Page Address:PPA)によりアクセスされる。図7の例では、1ページは、2112バイトの容量を有し、1ブロックは、64ページからなる。また、1ページにおいて、2112バイトのうち2048バイトがデータ領域であって、データ領域は、4個の512バイトの領域に区切られる。例えば書き込みの際には、ホスト90から送信されたユーザデータは、ページバッファ86にバッファリングされ、ページ89のデータ領域に書き込まれる。1ページの残りの64バイトは、16バイト毎に区切られ、データ領域に書き込まれるデータのためのECC(Error Correction Coding)、管理フラグおよびECCのための管理フラグが格納される。したがって、1ブロックの実質的なデータ容量は、128kバイトとなる。
なお、初期不良や使用中の後発不良は、ブロック単位で管理される。不良のため書き込みができないブロックを、BadBlock、BadBlockではないブロックをGoodBlockと呼ぶ。
次に、メモリカード13に対するデータの書き込み処理およびメモリカード13からのデータの読み出し処理について説明する。データの書き込みおよび読み出し処理は、ファイルシステムがホスト90側にあるか、メモリカード13側にあるかで異なる。
ホスト90側がファイルシステムを持つ場合、図6に一例が示されるように、ホスト90側が論理ブロックアドレス(Logical Block Address:LBA)で以て書き込みアドレスを指定して、書き込みがなされる。すなわち、ホスト90は、ファイル名とLBAとを対応付けて管理し、書き込みを行う際には、書き込まれるファイルのLBAをメモリカード13側でPBAに変換させる。
先ず、メモリカード13の内部では、フラッシュメモリ部81の各ブロック88、88、・・・について、初期不良情報を取得する。ホスト90側がファイルシステムを持つ場合には、ホスト90側は、論理ブロックアドレス(Logical Block Address:LBA)で以て書き込みアドレスを指定する。ホスト90からの書き込み要求がホストインターフェイス82を介してCPU83に供給されると、CPU83は、フラッシュインターフェイス87を介してフラッシュメモリ部81にアクセスし、データを消去済みのGoodBlockのPBAを取得する。
ホスト90から供給された記録データは、ホストインターフェイス82を介して例えばページバッファ86に溜め込まれる。また、LBAで供給される書き込みアドレス情報は、CPU83によりGoodBlockのPBAに変換され、例えばメモリ84に書き込まれる。ページバッファ86に1ページ分の記録データが溜め込まれると、CPU83の制御により、ページバッファ86から記録データが読み出され、フラッシュインターフェイス87を介してフラッシュメモリ部81に供給され、対応する当該記録データに対応するPBAのブロック88内の所定ページにに書き込まれる。さらに、書き込まれたデータに対して、LBAからPBAへの変換情報や、何ページ書き込んだかといった管理情報を付加して書き込む。
読み出し時は、ホスト90からLBAが指定され、CPU83により、このLBAが管理情報に基づきPBAに変換される。変換されたPBAのブロック88からデータが読み出され、ページバッファ86およびホストインターフェイス82を介してホスト90に送信される。
図8を用いて、この、ホスト90側がファイルシステムを持つ場合の、ファイルのオープンおよびクローズ処理について説明する。メモリカード13に対して新たにデータを書き込む際には、ホスト90側からLBAが指定され、メモリカード13に対してディレクトリエントリが書き込まれ、ファイルオープン処理が行われる(ステップS100)。ディレクトリエントリの書き込み処理で、ファイル名と初期のファイルサイズ(サイズ「0」)がメモリカード13に対して書き込まれる。ディレクトリエントリの書き込みが終了されると、ホスト90からメモリカード13に対してユーザデータが送信され、ホスト90から指定されたLBAが変換されたPBAに対して、ユーザデータが書き込まれる(ステップS101)。ユーザデータの書き込みが終了すると、ディレクトリエントリの更新処理により、書き込まれたユーザデータによる最終的なファイルサイズがメモリカード13に対して書き込まれ、ファイルクローズ処理が行われる(ステップS102)。
このホスト90側がファイルシステムを持つ例では、ホスト90がメモリカード13に対して、ユーザデータ以外のデータ(ディレクトリエントリ)を書き込むことになる。ファイルクローズ処理が正常に終了せず、ディレクトリエントリの更新が行われないと、後に、ホスト90は、このときに書き込んだユーザデータを認識することができない。
図9は、メモリカード13側がファイルシステムを持つ場合の処理の例である。ファイルシステムをメモリカード13側が持つ場合、ホスト90がファイルを指定して、その後にファイルに対する操作を指定するという手順になる。すなわち、メモリカード13側では、ホスト90から指定されたファイル名に対してPBAを対応付けて、当該PBAに対してデータの書き込みを行う。
メモリカード13の内部において、先ず、上述と同様にしてフラッシュメモリ部81の各ブロック88、88、・・・について、初期不良情報を取得する。ホスト90から書き込み要求があると、メモリカード13側において、データを消去済みのGoodBlockのPBAが取得される。ホスト90からは、書き込み要求の際に、書き込みを行うデータに対して新たにファイル名が指定されるので、メモリカード13側では、指定された新たなファイル名とデータを消去済みのGoodBlockのPBAとの対応付けを行う。そして、ホスト90から供給されたデータを、対応付けがなされたPBAのブロック88、88、・・・に対して書き込む。さらに、メモリカード13内部で書き込まれたデータに対する管理情報を付加して書き込む。
読み出しの際には、ホスト90から読み出したいデータのファイル名がメモリカード13に対して指定される。メモリカード13は、データの書き込み時に記録された管理情報に基づきファイル名をPBAに変換する。そして、変換されて得られたPBAに基づきデータを読み出し、ホスト90に送信する。
図10を用いて、この、メモリカード13側がファイルシステムを持つ場合の、ファイルのオープンおよびクローズ処理について説明する。メモリカード13に対して新たにデータを書き込む際には、メモリカード13は、ファイルオープン処理により、ホスト90側から指定されたファイル名に対して新たなPBAを対応付ける(ステップS110)。ホスト90から送信されたユーザデータは、ステップS110で対応付けられたPBAから順に、ブロック88、88、・・・に対して書き込まれる(ステップS111)。ユーザデータの書き込みが終了されると、メモリカード13内部でファイルサイズ情報などの管理情報が更新され、ファイルクローズ処理が行われる(ステップS112)。
このように、メモリカード13側でファイルシステムを持つ場合は、ホスト90からユーザデータ以外のデータの書き込みが行われず、ファイルクローズ時に、メモリカード13内部のデータで処理が完結できる。
図11〜図13を用いて、取り外しスイッチ14を用いないでファイルクローズ処理を実現する方法について説明する。これら図11〜図13で示される方法と、上述の図4、図5で示される機構とを組み合わせて用いることで、取り外しスイッチ14を用いずに、ファイルクローズ処理とメモリカード13の排出動作とを伴わせることが可能である。
図11は、メディア装填部12に設けられた蓋150の開閉を検知することで、ホストコントローラ90またはメモリカード13に対して割り込みを発生させ、この割り込みにより、メモリカード13におけるファイルクローズ処理を行うものである。例えば、メモリカード13をメディア装填部12に装填する際に、蓋150が倒されて開かれ、割り込みが発生され、メモリカード13においてファイルクローズ処理が行われる。この例は、ファイルシステムがホスト90側およびメモリカード13側の何方にあっても、実装が可能である。
ファイルシステムがホスト90側にある場合には、例えば、メモリカード13の排出のために蓋150が開かれると、ホスト90がこれを検知し、上述したステップS102の、ホスト90側からメモリカード13に対するディレクトリエントリの更新処理などのファイルクローズ処理が行われる。一方、ファイルシステムがメモリカード13側にある場合には、例えば、排出のために蓋150が開かれたことがホスト90からメモリカード13に対して通知され、メモリカード13は、この通知を受け、上述したステップS112の、メモリカード13の内部でのファイルサイズ情報などの更新を行い、ファイルクローズ処理を行う。
図12は、メモリカード13が電気コネクタ200から抜かれた際に割り込みを発生させ、その割り込みによってファイルクローズ処理を行うようにした例である。図12Aは、メモリカード13が電気コネクタ200から抜かれる過程で、ホスト90に対して割り込みが発生するようにした例である。メモリカード13において、ホストインターフェイス82には、データ信号やコントロール信号のやりとりを行う端子(Data、Cont)の他に、メモリカード13に対して電源を供給するVcc端子151およびアース(GND)端子153が設けられている。これらは、ホスト90側のVcc端子154およびGND端子156とそれぞれ接続されることで、メモリカード13に対して電源電圧が供給される。
この図12Aの例では、ホストインターフェイス82およびホスト90側のコネクタに対して、さらにディテクト(Detect)端子152および155がそれぞれ設けられる。メモリカード13側において、Vcc端子151とディテクト端子152とが結線される。また、ディテクト端子152が他の端子に比べて、メモリカード13側に奥から導通部が現れるように設けられる。また、ホスト90において、ディテクト端子155は、ホスト90の制御を司るコントローラ158の割り込み端子に接続される。コントローラの割り込み端子には、さらに高抵抗157が接続され、高抵抗の他端がGND端子156に接続される。
このような構成において、メモリカード13がメディア装填部12から排出されると、その過程で、他の端子に先んじて、ディテクト端子152がホスト90側の対応するディテクト端子155から離れる。すると、コントローラ158の割り込み端子の電位がVcc電位からGND電位に変化し、コントローラ158に対して割り込みが発生する。ホスト90側がファイルシステムを持っている場合、コントローラ158は、図8のステップS102で説明したように、この割り込みに対応して、メモリカード13側に対してアクセスし、ディレクトリエントリの更新処理を行う。ファイルシステムをメモリカード13側が持っている場合には、図10のステップS112で説明したように、割り込みに対応し、ホスト90は、メモリカード13に対してファイルクローズ要求を送信する。メモリカード13は、この要求に応じてファイルクローズ処理を行う。
メモリカード13側のディテクト端子152は、Vcc端子151やGND端子153など、メモリカード13のホストインターフェイス82の他の端子よりも奥に配置されているため、ディテクト端子152がホスト90側のディテクト端子155と離れても、他の端子は、ホスト90側の対応する端子と接続されている。ディテクト端子152がホスト90側のディテクト端子155と離れてから、メモリカード13の他の端子が対応するホスト90側の他の端子と離れるまでの間に、メモリカード13におけるファイルクローズ処理が完了できるように、メモリカード13の排出速度を制御する。
図12Bは、メモリカード13が電気コネクタ200から抜かれると、メモリカード13側に対して割り込みが発生するようにした例である。この場合は、メモリカード13側において、コントローラ161(例えば図6のCPU83)の割り込み端子に対して、Vcc端子151が高抵抗160を介して接続されると共に、ディテクト端子152が接続される。ディテクト端子152は、図12Aの例と同様に、他の端子よりも奥に配置される。一方、ホスト90側では、ディテクト端子155とGND端子156とが結線される。
このような構成において、メモリカード13がメディア装填部12から排出されると、その過程で、他の端子に先んじてディテクト端子152がホスト90側の対応するディテクト端子155から離れる。すると、コントローラ161の割り込み端子の電位がGND電位からVcc電位に変化し、コントローラ161に対して割り込みが発生する。この12Bの例では、メモリカード13側がファイルシステムを持っている場合のみに対応し、図10のステップS112で説明したように、メモリカード13内部でファイルサイズ情報などを更新し、ファイルクローズ処理を行う。メモリカード13の排出速度の制御については、図12Aの例と同様である。
図13は、メモリカード13を排出のために押し込んだ際に、メモリカード13側のディテクト端子152と、ホスト90側のディテクト端子155とが接触するようにした例である。ディテクト端子155(または、メモリカード13側においてはディテクト端子152)を通常に接続可能な位置よりもさらに奥に配置し、メモリカード13を排出するために押し込んだ際に、ホスト90側のディテクト端子155と、メモリカード13側のディテクト端子152とが接触するようにし、この接触により割り込みを発生させることができる。
上述では、図11、図12A、図12Bおよび図13の各方法をそれぞれ単独で用いるように説明したが、これはこの例に限定されず、複数の方法を組み合わせて用いることができる。例えば、図11を用いて説明した方法と、図12Aまたは図12Bを用いて説明した方法とを組み合わせてファイルクローズ処理を行うようにすることで、より堅牢な処理とすることができる。
図14は、この発明の実施の第1の形態に適用可能なビデオカメラ装置1の一例の構成を示す。ビデオカメラ装置1は、概略的には、ビデオカメラを制御し映像信号を発生させるカメラブロック20と、映像信号や映像信号に伴うオーディオ信号およびメタデータなどをメモリカード13などの記録媒体に記録し、また、記録媒体に記録されたこれらのデータを再生するレコーダブロック21とからなる。
カメラブロック20から説明する。被写体からの光が光学系31を介して撮像部32に入射される。撮像部32は、例えばCCD(Charge Coupled Device)を撮像素子として用い、入射された光を電気信号である撮像信号に変換して出力する。なお、光学系31および撮像部32は、カメラコントローラ35からの制御信号により制御される。これにより、オートフォーカスやオートアイリスの制御、シャッタ制御などが行われる。撮像部32から出力された撮像信号は、ビデオプロセッサ33に供給され、A/D変換されてディジタル信号とされ、さらに画質調整処理などを施され、ディジタルビデオ信号が発生される。
ビデオプロセッサ33から出力されたディジタルビデオ信号は、ビデオ信号圧縮部37で所定の方式で以て圧縮符号化される。圧縮符号化方式としては、例えばMPEG2(Moving Pictures Experts Group 2)方式を用いることができる。MPEG方式では、DCT(Discrete Cosine Transform)を用いたフレーム内圧縮符号化と、時系列方向の予測符号化を用いたフレーム間圧縮符号化とを用いてビデオデータを圧縮符号化する。ここで、時系列方向に予測符号化を行ったB(Bidirectionally)ピクチャおよびP(Predictive)ピクチャと、1画面(1フレーム)で完結するI(Intra)ピクチャとが定義され、GOP(Group Of Picture)は、最低1枚のIピクチャを含むそれ自身で完結したグループで、MPEGのストリームにおいて独立してアクセス可能な最小の単位とされる。
ビデオ信号圧縮部37で圧縮符号化されたディジタルビデオ信号は、ビデオインターフェイス38を介してデータバス30に供給され、データバス30を介して、一旦ビデオ用バッファメモリ45に溜め込まれる。ビデオ用バッファメモリ45に書き込まれたディジタルビデオ信号は、後述するレコーダブロック21におけるメモリカード13への記録速度に応じて、読み出しが制御される。ビデオ用バッファメモリ45から読み出されたディジタルビデオ信号は、後述するレコーダインターフェイス44を介してレコーダブロック21に送信される。
データバス30には、さらに、カメラコントローラインターフェイス36、ビデオプロセッサインターフェイス34、操作部インターフェイス39、ビューファインダインターフェイス42およびレコーダインターフェイス44の各インターフェイスと、カメラブロックコントローラ41とが接続される。カメラブロックコントローラ41は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を有し、CPUは、ROMに予め記憶された制御ソフトウェアプログラムに従い、このカメラブロック20の全体を制御する。RAMは、その際のワークメモリとして用いられる。
また、カメラブロックコントローラ41は、必要に応じて、データバス30に接続された各インターフェイスとの間でデータなどのやりとりを行う。例えば、カメラブロックコントローラ41は、ビデオプロセッサインターフェイス34との間でデータやコマンドのやりとりを行い、ビデオプロセッサ33を制御する。また、ビデオプロセッサ33から得られた情報に基づき、カメラコントローラインターフェイス36を介してカメラコントローラ35に対してデータやコマンドを送り、カメラコントローラ35を制御する。カメラコントローラインターフェイス36を介してカメラコントローラ35を制御する。
操作部40は、このビデオカメラ装置1を操作するための各種ボタン、キーなどの操作子などが設けられ、各操作子に対する操作に応じた制御信号を出力する。操作部40から出力された制御信号は、操作部インターフェイス39を介してカメラブロックコントローラ41に供給される。ビューファインダ43は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)による表示素子を有し、撮像部32で撮影されている映像や、後述するメモリカード13から再生された映像、各種メタデータを表示する。ビューファインダ43で表示するための各種映像やデータは、バス30からビューファインダインターフェイス42を介して供給される。
なお、撮影時に発生される各種メタデータは、それぞれの発生ブロックからデータバス30を介してカメラブロックコントローラ41に供給される。メタデータとしては、例えば撮影の際の時間情報を示すタイムコード、撮影時の操作部40に対する操作を示す情報、カメラコントローラ35により取得された、撮像部32におけるフォーカス情報、アイリス情報、フラッシュ情報などが考えられる。また、後述するオーディオプロセッサ52から得られるオーディオレベル情報なども、メタデータとして扱われる。
レコーダインターフェイス44は、カメラブロック20側からカメラブロック20とレコーダブロック21とを接続するためのインターフェイスである。
レコーダブロック21について説明する。カメラインターフェイス51は、レコーダインターフェイス44と接続され、レコーダブロック21側からカメラブロック20とレコーダブロック21とを接続するためのインターフェイスである。例えば、ビデオ用バッファメモリ45から所定のタイミングで読み出されたディジタルビデオ信号は、レコーダインターフェイス44から送信され、カメラインターフェイス51に受信されてデータバス50に供給される。同様にして、撮影時に発生された各種メタデータがカメラブロックコントローラ41からデータバス30を介してレコーダインターフェイス44に供給され、レコーダインターフェイス44から送信されカメラインターフェイス51に受信される。受信された各種メタデータは、データバス50に供給される。
マイクロフォン70から出力されたアナログオーディオ信号は、オーディオプロセッサ52でディジタルオーディオ信号に変換されると共に、音質調整処理などを施されて出力される。このディジタルオーディオ信号は、オーディオインターフェイス53を介してデータバス50に供給され、オーディオ用バッファメモリ60に一旦溜め込まれる。
データバス50には、さらに、オーディオプロセッサインターフェイス54、メカニズムインターフェイス62、LED表示インターフェイス66、メモリカードインターフェイス65、LCD表示インターフェイス56およびコンピュータインターフェイス58といった各種インターフェイスと、レコーダブロックコントローラ55とが接続されると共に、メタデータを記録するためのメモリカード59が接続される。メモリカード59は、図示されないコネクタによりこのビデオカメラ装置1に対して着脱可能に接続される。また、レコーダブロックコントローラ55は、CPU、ROMおよびRAMを有し、CPUは、ROMに予め記憶された制御ソフトウェアプログラムに従い、このレコーダブロック21の全体を制御する。RAMは、その際のワークメモリとして用いられる。
また、レコーダブロックコントローラ55は、必要に応じてデータバス50に接続された各インターフェイスとの間でデータなどのやりとりを行う。例えば、レコーダブロックコントローラ55は、オーディオプロセッサインターフェイス54との間でデータやコマンドのやりとりを行い、オーディオプロセッサ52を制御する。
メモリカード13は、メモリカードホルダ63によりビデオカメラ装置1内に保持され、図示されない電気コネクタ200を介してメモリカードインターフェイス65と接続される。メモリカードホルダ63は、上述したメディア装填部12の内部構造に含まれるものである。メモリカードインターフェイス65は、データバス50とメモリカード13との間のデータやコマンドのやりとりを制御する。メモリカードホルダ63に保持されたメモリカード13は、例えば取り外しスイッチ14を操作することで、メモリカードホルダ63から取り外され、メディア装填部12から排出される。
例えば、メモリカード13がメモリカードホルダ63から電動駆動により取り外される場合には、取り外しスイッチ14は、操作に応じた制御信号を排出メカセンサ/コントローラ61に供給する。排出メカセンサ/コントローラ61は、取り外しスイッチ14からの制御信号が供給されると、メモリカードホルダ63に所定に設けられたセンサ類の出力信号を監視しながら、メモリカードホルダ63におけるメモリカード13の排出動作を制御し、メモリカードホルダ63からメモリカード13を押し出す。それと共に、メモリカード13のコネクタが外れ、メモリカード13とメモリカードインターフェイス65との間の接続が絶たれる。
また例えば、メモリカード13がメモリカードホルダ63から、電動駆動されずに、人力に基づく機械的駆動により取り外される場合には、取り外しスイッチ14を操作に応じた力が排出メカニズムに伝導され、メモリカード13がメモリカードホルダ63から押し出される。それと共に、メモリカード13のコネクタが外れメモリカード13ととメモリカードインターフェイス65との間の接続が絶たれる。
一方、取り外しスイッチ14が操作されると、例えば、排出メカセンサ/コントローラ61から、メモリカード13を取り外す旨がメカニズムインターフェイス62を介してレコーダブロックコントローラ55に通知される。レコーダブロックコントローラ55は、この通知に応じてメモリカードインターフェイス65とやりとりを行い、メモリカード13に対して例えばファイルクローズ処理などを行う。なお、メモリカード13のファイルクローズ処理は、上述したように、取り外しスイッチ14が操作されてからメモリカード13がコネクタから外れるまでの間に完了されるように、メモリカード13の排出動作の速度が制御されてなされる。
また、取り外しスイッチ14が操作されてメモリカード13の排出動作がなされている間も、例えば操作部40に対する記録操作が継続され、ディジタルビデオ信号の記録処理が継続される場合、ディジタルビデオ信号をビデオ用バッファメモリ45に継続的に蓄えることができる。
なお、ディジタルビデオ信号をメモリカード13に記録中に、メモリカード13の排出動作を行う場合、後に排出されたメモリカード13単体でディジタルビデオ信号が再生可能な形態でファイルクローズ処理されるようにすると、より好ましい。例えば、ディジタルビデオ信号の圧縮符号化をMPEG2で行う場合、GOP単位でファイルがクローズされるように処理することが考えられる。また、この実施の第1の形態では、ディジタルオーディオ信号の圧縮符号化は行わないので、ディジタルオーディオ信号については、サンプル単位でファイルクローズ処理を行えばよい。圧縮符号化されたディジタルオーディオ信号を記録する場合には、ディジタルオーディオ信号の圧縮符号化の単位と、ディジタルビデオ信号の圧縮符号化の単位とを考慮に入れる必要がある。
LED(Light Emitting Diode)15は、例えばメモリカード13に対するアクセス状態などを表示する。レコーダブロックコントローラ55からLED表示インターフェイス66を介して送られる表示制御信号に応じて、LED15の表示が制御される。図1を用いて説明したように、LED表示インターフェイス66は、例えば緑色LED15(G)および赤色LED15(R)といったように、複数のLED15の制御が可能である。
図15を用いて、LED表示インターフェイス66によるLED15の表示制御について説明する。この図15の例では、LED15は、緑色LED15(G)および赤色LED15(R)の2個が用いられる。先ず、操作部40に対する記録開始操作がユーザによってなされ(ステップS40)、この操作に応じて、撮影され得られたディジタルビデオ信号のメモリカード13に対する記録処理が開始される(ステップS41)。記録処理が開始されることにより、メモリカード13において、例えば図10で説明したステップS110のようにしてファイルオープン処理が行われる。ファイルオープン処理が行われると、レコーダブロックコントローラ55の命令に基づくLED表示インターフェイス66の制御により、赤色LED15(R)が点灯される(ステップS42)。
そして、ステップS43で、ユーザにより取り外しスイッチ14が操作されると、例えば図10で説明したステップS112のようにしてデータファイルクローズ処理が行われる(ステップS44)。データファイルクローズ処理が開始されると、レコーダブロックコントローラ55の命令に基づくLED表示インターフェイス66の制御により、赤色LED15(R)が消灯され、緑色LED15(G)が点灯される(ステップS45)。そして、ファイルクローズ処理が完了すると、ステップS46でメモリカード13の排出処理がなされ、メモリカードがメディア装填部12から取り出し可能となると、ユーザにより、メモリカード13が取り出される(ステップS47)。緑色LED15(G)は、ステップS46の段階で消灯してもよいし、メモリカード13がユーザにより取り出されてから消灯するようにしてもよい。
このように、ファイルオープン/クローズ状態を示す表示を行うことで、ユーザに対して安心感を与えることができる。
LCD表示部57は、レコーダブロック21の動作状態などを表示するためのもので、レコーダブロックコントローラ55からLCD表示インターフェイス56を介して送られる表示制御信号に応じて、LCD表示部57の表示が制御される。また、コンピュータインターフェイス58は、このビデオカメラ装置1を外部のコンピュータ装置に接続する際のインターフェイスである。
次に、この発明の実施の第1の形態に適用可能な一例のデータ管理構造について、図16〜図18を用いて説明する。この発明の実施の第1の形態では、データは、ディレクトリ構造で管理される。ファイルシステムとしては例えばUDF(Universal Disk Format)が用いられ、図16に一例が示されるように、ルートディレクトリ(root)の直下にディレクトリPAVが設けられる。この実施の第1の形態では、このディレクトリPAV以下を定義する。この発明の実施の第1の形態におけるデータ管理が及ばないディレクトリPAVに対するデータの記録は、任意である。
ディレクトリPAVの直下には、4つのファイル(INDEX.XML、INDEX.RSV、DISCINFO.XMLおよびDISCINFO.RSV)が置かれると共に、2つのディレクトリ(CLPRおよびEDTR)が設けられる。
ディレクトリCLPRは、クリップデータを管理する。ここでいうクリップは、例えば撮影が開始されてから停止されるまでの、ひとまとまりのデータである。例えば、ビデオカメラの操作において、操作開始ボタンが押されてから操作停止ボタンが押される(操作開始ボタンが解放される)までが1つのクリップとされる。
このひとまとまりのデータとは、上述した本線系のオーディオデータおよびビデオデータと、当該オーディオデータおよびビデオデータから生成された補助AVデータと、当該オーディオデータおよびビデオデータに対応した時系列メタデータと非時系列メタデータとからなる。ディレクトリCLPRの直下に設けられたディレクトリ「C0001」、「C0002」、・・・には、クリップ毎に、クリップを構成するひとまとまりのデータが格納される。
すなわち、クリップは、図17に一例が示されるように、記録開始から終了までの共通の時間軸を有するビデオデータ、各チャンネルのオーディオデータ(1)、(2)、・・・、補助AVデータおよび時系列メタデータ、ならびに、非時系列メタデータから構成される。なお、図17では、非時系列メタデータは、省略されている。
図18は、ディレクトリCLPRの直下に設けられた、一つのクリップ「C0001」に対応するディレクトリ「C0001」の一例の構造を示す。以下、ディレクトリCLPRの直下の一つのクリップに対応するディレクトリを、適宜、クリップディレクトリと称する。クリップディレクトリの構成は、上述した図17の構成と略対応するものである。すなわち、クリップディレクトリ「C0001」に対して、上述のひとまとまりのデータのそれぞれがファイル名により区別されて格納される。
より具体的には、この図18の例では、クリップ「C0001」を構成するひとまとまりのファイルとして、クリップ情報を示すファイル「C0001C01.SMI」、本線系ビデオデータファイル「C0001V01.MXF」、本線系の8ch分のオーディオデータファイル「C0001A01.MXF」〜「C0001A08.MXF」、本線系のAVデータがさらに高圧縮率で圧縮符号化された補助AVデータが格納される補助AVデータファイル「C0001S01.MXF」、非時系列メタデータファイル「C0001M01.XML」、時系列メタデータファイル「C0001R01.BIM」およびポインタ情報ファイル「C0001I01.PPF」が、クリップディレクトリ「C0001」に格納される。
ディレクトリEDTRは、編集情報が管理される。編集結果は、エディットリストやプレイリストとして記録される。ディレクトリEDTRの直下に設けられたディレクトリ「E0001」、「E0002」、・・・には、編集結果毎に、編集結果を構成するひとまとまりのデータが格納される。
ファイル「INDEX.XML」は、ディレクトリPAV以下に格納された素材情報を管理するインデックスファイルである。このファイル「INDEX.XML」により、上述した各クリップおよびエディットリストが管理される。ファイル「DISCINFO.XML」は、このディスクに関する情報が管理される。再生位置情報なども、このファイル「DISCINFO.XML」に保存される。
この実施の第1の形態では、データがこのようにクリップ単位で管理される。そのため、記録中にメモリカード13を排出し、ファイルクローズ処理を行う際には、クリップ単位でファイルをクローズすると、上述したディレクトリ構造をメモリカード13内に構築することができ、より好ましい。この場合には、例えば、ファイルクローズ処理を行った部分を強制的にクリップとして管理する方法が考えられる。
なお、時系列および/または非時系列メタデータは、メモリカード13に限らず、メタデータ用のメモリカード59に記録することもできる。メモリカード59は、メモリカード13と同時に取り外す必要はない。ここで、メモリカード13の排出処理に伴うクリップ作成のタイミングに対応して、メモリカード59に記録するメタデータを区切ると、メモリカード13に記録されたデータを再生する際に、対応するメタデータを容易に検索でき、好ましい。
次に、この発明の実施の第2の形態について説明する。図19は、この発明の実施の第2の形態に適用されるビデオカメラ装置1’の外観を概略的に示す。なお、図19において、ビューファインダや操作部など、この発明にとって関連性の薄い部分については、繁雑さを避けるため、記載を省略する。このビデオカメラ装置1’は、上述した実施の第1の形態のビデオカメラ装置1に対して、本体10’に対してメディア装填部12を2基、設けたものである。
すなわち、図19において、2基のメディア装填部12Aおよび12Bには、それぞれメモリカード13Aおよび13Bを同時に装填することができる。また、メディア装填部12Aおよび12Bには、それぞれ取り外しスイッチ14Aおよび14Bが設けられる(取り外しスイッチを用いてメモリカードを排出する場合)。
それと共に、メディア装填部12Aおよび12Bのそれぞれに対応して、緑色LED15(G)Aおよび赤色LED15(R)A、ならびに、緑色LED15(G)Bおよび赤色LED(15)Bが設けられる。緑色LED15(G)Aおよび赤色LED15(R)Aは、メディア装填部12Aに装填されたメモリカード13Aのファイルクローズ/オープン状態を示し、緑色LED15(G)Bおよび赤色LED15(R)Bは、メディア装填部12Bに装填されたメモリカード13Bのファイルクローズ/オープン状態を示す。
このような構成のビデオカメラ装置1’は、例えば、図14を用いて説明したビデオカメラ装置1の構成に対して、取り外しスイッチ14、排出メカセンサ/コントローラ61、メカニズムインターフェイス62、メモリカードホルダ63およびメモリカードインターフェイス65を1組追加し、2枚のメモリカード13を装填する手段を設けることで、実現可能である。排出メカセンサ/コントローラ61およびメカニズムインターフェイス62は、構成によっては追加不要である。また、LED表示インターフェイス66や、メタデータ用のメモリカード59を、それぞれさらに追加してもよい。
また、上述した実施の第1の形態で説明した、メディア装填部12におけるメモリカード13の排出機構、メモリカード13におけるファイルオープンおよびクローズ処理、データの管理構造などは、全て、この実施の第2の形態にも、同様に適用される。ファイルのオープンおよびクローズ処理は、ファイルシステムをホスト90で持っている場合の処理と、ファイルシステムをメモリカード側で持っている処理とをそれぞれ適用できる。
この発明の実施の第2の形態では、ビデオカメラ装置1’は、メディア装填部12Aおよび12Bにそれぞれメモリカード13Aおよび13Bを装填している際に、現在記録中のメモリカード(例えばメモリカード13A)の排出操作を行うと、他のメモリカード(例えばメモリカード13B)に継続的に記録を開始すると共に、排出操作が行われたメモリカード13Aに対しては、ファイルクローズ処理が行われる。ファイルクローズ処理が完了すると、メモリカード13Aが自動的に排出される。
図20は、この実施の第2の形態によるメモリカード排出処理の一例のフローチャートを示す。なお、このフローチャートの処理に先立って、メディア装填部12Aおよび12Bには、メモリカード13Aおよび13Bがそれぞれ装填されており、現在は、メモリカード13Aに対して記録が行われているものとする。
ビデオカメラ装置1において、ディジタルビデオ信号をメモリカード13Aに記録中に取り外しスイッチ14Aを操作すると(ステップS20)、別のメモリカード(メモリカード13B)に対する記録処理が開始される(ステップS21)。このとき、メモリカード13Bの空き容量などを調べて、メモリカード13Bにデータの記録が可能か否かを判断するとよい。次のステップS22で、記録中のメモリカード13Aにおいてデータファイルクローズ処理が行われる。
次のステップS23では、メモリカード13Aの排出処理が開始される。この排出処理は、既に説明したように、メモリカード13Aにおけるファイルクローズ処理が完了するまでは、メモリカード13Aにおいてメモリカードインターフェイス65との必要な接続が保たれるように、排出速度が制御されて行われる。ステップS23の排出動作が完了されると、メモリカード13Aがメディア装填部12Aから取り出し可能な状態となる。ステップS24で、ユーザによりメモリカード13Aがメディア装填部12Aから取り出される。
この実施の第2の形態によれば、このように、メディア装填部を複数有し、複数のメモリカードを装填可能なビデオカメラ装置1’において、取り外しスイッチ14Aを操作するだけで、現在記録中メモリカード13Aに対する記録終了処理(ファイルクローズ処理)および排出処理と、次のメモリカード13Bに対する記録開始処理を自動的に行うことができる。これにより、より長時間の連続記録が可能とされる。
次に、この発明の実施の第3の形態について説明する。図21は、この発明の実施の第3の形態によるビデオカメラ装置1の使用形態を説明するための図である。図21に一例が示されるように、実施の第3の形態では、上述した実施の第1の形態に適用されるビデオカメラ装置1と同等の装置を適用することができる。
また、上述した実施の第1の形態で説明した、メディア装填部12におけるメモリカード13の排出機構、メモリカード13におけるファイルオープンおよびクローズ処理、データの管理構造などは、全て、この実施の第3の形態にも、同様に適用される。ファイルのオープンおよびクローズ処理は、ファイルシステムをホスト90で持っている場合の処理と、ファイルシステムをメモリカード側で持っている処理とをそれぞれ適用できる。
この実施の第3の形態では、取り外しスイッチ14を操作すると、現在記録中のメモリカード13Aに対するファイルクローズ処理を行い、当該メモリカード13への記録を終了する。メモリカード13Aへの記録が終了していても、ビデオ用バッファメモリ45に対するディジタルビデオ信号の記憶や、オーディオ用バッファメモリ60に対するディジタルオーディオ信号の記憶は、継続している。ファイルクローズ処理が完了すると、メモリカード13Aがメディア装填部12から排出される。そして、次のメモリカード13Bがメディア装填部12に装填されると、当該メモリカード13Bに対してファイルオープン処理がなされ、メモリカード13Aに対するファイルクローズ処理が行われてからビデオ用バッファメモリ45およびオーディオ用バッファメモリ60に記憶されたデータが、メモリカード13に対して記録され、さらに、撮影によって得られたデータがメモリカード13Bに記録される。バッファメモリに記憶されたデータを用いて、メモリカードを交換しながら記録が行え、長時間の連続記録が可能である。
なお、この実施の第3の形態は、図21に一例が示されるメディア装填部12を1基、有するビデオカメラ装置1に限らず、上述した実施の第2の形態で図19を用いて説明した、メディア装填部12Aおよび12Bの2基のメディア装填部を有するビデオカメラ装置1’にも適用することができる。この場合には、例えばメディア装填部12Aに装填されたメモリカード13Aに対するファイルクローズ処理を行い、当該メモリカード13Aへの記録を終了する。記録が終了されると、メモリカード13Aに対する排出処理が実行される。
メモリカード13Aへの記録が終了していても、ビデオ用バッファメモリ45に対するディジタルビデオ信号の記憶や、オーディオ用バッファメモリ60に対するディジタルオーディオ信号の記憶は、継続している。そこで、メディア装填部12Bに装填されたメモリカード13Bに対してファイルオープン処理を行い、データの記録先をメモリカード13Bに変更する。メモリカード13Bのァイルオープン処理が完了すると、メモリカード13Aに対するファイルクローズ処理が行われる。そして、メモリカード13Aに対するファイルクローズ処理が行われてからメモリカード13Bに対するファイルオープン処理が完了しメモリカード13に対する記録が可能となるまでのデータが、ビデオ用バッファメモリ45およびオーディオ用バッファメモリ60から読み出され、メモリカード13Bに記録される。そして、撮影され得られたデータがメモリカード13Bに対して継続的に記録される。
図22は、この実施の第3の形態によるメモリカード排出処理の一例のフローチャートを示す。なお、このフローチャートの処理に先立って、メディア装填部12Aには、メモリカード13Aが装填されており、メモリカード13Aに対して記録が行われているものとする。
ビデオカメラ装置1において、ディジタルビデオ信号をメモリカード13Aに記録中に取り外しスイッチ14が操作される(ステップS30)。バッファメモリ(ビデオ用バッファメモリ45およびオーディオ用バッファメモリ60)に対する記録データの蓄積は、継続される(ステップS31)。
ここで、複数のメディア装填部を有しているビデオカメラ装置1’を用いている場合、処理は次のステップS32に移行し、次に記録を行いたいメモリカード13Bがメディア装填部12Bに装填されているか否かが判断される。若し、装填されていないと判断されれば、処理はステップS33に移行し、現在記録中のメモリカード13Aに対するファイルクローズ処理が行われる。なお、1基のメディア装填部を有しているビデオカメラ装置1を用いている場合は、ステップS31からステップS33に、直接的に処理が移行され、メモリカード13Aに対するファイルクローズ処理が行われる。
次のステップS34では、メモリカード13Aの排出処理が開始される。この排出処理は、既に説明したように、メモリカード13Aにおけるファイルクローズ処理が完了するまでは、メモリカード13Aにおいてメモリカードインターフェイス65との必要な接続が保たれるように、排出速度が制御されて行われる。ステップS34の排出動作が完了されると、メモリカード13Aがメディア装填部12から取り出し可能な状態となる。ステップS35で、ユーザによりメモリカード13Aがメディア装填部12から取り出される。そして、ステップS36で、次のメモリカード13Bがメディア装填部12(ビデオカメラ装置1’の場合は、メディア装填部12Aまたはメディア装填部12B)に装填される。次のステップS37で、次のメモリカード13Bに対する記録処理が開始される。
この実施の第3の形態の場合、バッファメモリを用いて、現在記録中のメモリカード13Aから次のメモリカード13Bへと、継続的に記録を行うことができる。このとき、メモリカード13Aに記録されたディジタルビデオ信号と、メモリカード13Bに記録されるディジタルビデオ信号とが再生時に時間的に連続して再生できるように制御すると、好ましい。
例えば、ディジタルビデオ信号がMPEG2方式で圧縮符号化され、GOP単位で記録が行われる場合、メモリカード13Aにおいてファイルクローズ処理されたGOPの次のGOPから、メモリカード13Bに対する記録が行われるようにする。また、クリップ単位で記録が行われる場合、例えば、ステップS20で取り外しスイッチ14の操作に伴いクリップを強制的に終了させ、メモリカード13Aには、終了されたクリップに基づき管理構造を構築すると共に、終了されたクリップについてファイルクローズ処理を行い、メモリカード13Bには、次のクリップから記録を開始する。これらのファイルクローズ位置および記録開始位置の制御は、例えば、ビデオ用バッファメモリ45に溜め込まれたディジタルビデオ信号の読み出し制御により可能である。
このように、この発明の実施の第3の形態では、取り外しスイッチ14を操作するだけで、現在記録中のメモリカード13Aに対する記録処理が終了されると共に、当該メモリカード13Aが排出される。データは、バッファメモリに継続的に記憶されているため、次のメモリカード13Bをメディア装填部12に装填すれば、バッファメモリに記憶されたデータがメモリカード13Bに記録されると共に、新たなデータがメモリカード13Bにさらに記録される。そのため、より長時間の連続記録が可能とされる。バッファメモリを用いているため、メディア装填部を複数有さなくても、複数枚のメモリカードを用いた連続記録が可能である。
なお、上述では、メモリカード13の排出機構として、取り外しスイッチ14を用いて、人力に基づき機械的に排出する方法と、取り外しスイッチ14を用いずに、メモリカード13を2回目に押し込んだときに排出される方法との2通りについて説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、ファイルクローズ処理中にメモリカード13を取り出せないようにする方法であれば、他の方法を用いることもできる。
例えば、メディア装填部12を、電気モータなどを用いた電動式の構造とすることができる。一例として、メモりカード13をメディア装填部12に挿入すると、メディア装填部12は、メモリカード13が挿入されたことを検知し、電動駆動によりメモリカード13をメモリカードホルダ63の位置までローディングし、コネクタとの電気的接続を得る。取り外しスイッチ14が押されると、メディア装填部12は、ファイルクローズ処理の完了後にメモリカード13を取り外し可能となるように速度制御して、電動駆動にてメモリカード13をコネクタから抜き去り、ユーザが取り出し可能な位置までアンローディングする。
また例えば、メディア装填部12を、電気モータを用いたローディングなどを行わず、単にメモリカード13をラッチする構造とすることも可能である。一例として、メディア装填部12に電磁石など電動にて駆動可能な爪部を設けると共に、メモリカード13に、当該爪部に係合可能なように凹部を設ける。メモリカード13をメディア装填部12に挿入すると、メモリカード13のコネクタがメモリカードホルダ63に対して電気的に接続される位置で爪部がメモリカード13の凹部に係合され、メモリカード13がメモリカードホルダ63に固定される。ファイルクローズ処理が完了されると、電動駆動にて爪部のロックが自動的に解除され、メモリカード13が取り外し可能な状態となる。
また、上述では、複数のメディア装填部を有するときに、それぞれに同一種類の記録媒体を装填するように説明したが、これはこの例に限定されない。それぞれ異なる種類の記録媒体を装填可能な複数のメディア装填部を、1台の記録装置に設けてもよい。
さらに、上述では、この発明がビデオカメラ装置に適用されるように説明したが、これはこの例に限定されず、この発明は、カメラ部を有さないビデオ記録装置に適用することもできる。例えば、カメラ部とレコーダ部とが別個の筐体として構成され、ケーブルなどで接続して用いるようにした記録装置にも、この発明を適用することができる。
この発明の実施の第1の形態に適用されるビデオカメラ装置の外観を概略的に示す略線図である。 この発明の実施の第1の形態によるメモリカード排出処理の一例のフローチャートである。 メディア装填部の構造例を示す略線図である。 メディア装填部の構造例を示す略線図である。 メディア装填部の構造例を示す略線図である。 メモリカードの一例の構成を示すブロック図である。 フラッシュメモリ部の一例の構成をより詳細に示す略線図である。 ホスト側がファイルシステムを持つ場合のファイルのオープンおよびクローズ処理について説明するためのフローチャートである。 メモリカード側がファイルシステムを持つ場合の処理の例を説明するための図である。 メモリカード側がファイルシステムを持つ場合のファイルのオープンおよびクローズ処理について説明するためのフローチャートである。 取り外しスイッチを用いないでファイルクローズ処理を実現する方法について説明するための図である。 取り外しスイッチを用いないでファイルクローズ処理を実現する方法について説明するための図である。 取り外しスイッチを用いないでファイルクローズ処理を実現する方法について説明するための図である。 この発明の実施の第1の形態に適用可能なビデオカメラ装置の一例の構成を示すブロック図である。 LEDの表示制御について説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の第1の形態に適用可能な一例のデータ管理構造について説明するための図である。 この発明の実施の第1の形態に適用可能な一例のデータ管理構造について説明するための図である。 この発明の実施の第1の形態に適用可能な一例のデータ管理構造について説明するための図である。 この発明の実施の第2の形態に適用されるビデオカメラ装置の外観を概略的に示す略線図である。 この実施の第2の形態によるメモリカード排出処理の一例のフローチャートである。 この発明の実施の第3の形態によるビデオカメラ装置1の使用形態を説明するための図である。 この実施の第2の形態によるメモリカード排出処理の一例のフローチャートである。
符号の説明
1,1 ビデオカメラ装置
12,12A,12B メディア装填部
13,13A,13B メモリカード
14,14A,14B 取り外しスイッチ
15(G),15(G)A,15(G)B 緑色LED
15(R),15(R)A,15(R)B 赤色LED
32 撮像部
33 ビデオプロセッサ
40 操作部
41 カメラブロックコントローラ
45 ビデオ用バッファメモリ
55 レコーダブロックコントローラ
60 オーディオ用バッファメモリ
61 排出メカセンサ/コントローラ
63 メモリカードホルダ
65 メモリカードインターフェイス
66 LED表示インターフェイス
80 コントローラ部
81 フラッシュメモリ部
82 ホストインターフェイス
83 CPU

Claims (11)

  1. 着脱可能な記録媒体にデータを記録する記録手段と、
    上記記録媒体に記録するためのデータを溜め込む記憶手段と、
    ユーザの操作に応じて上記記録媒体の排出を指示する排出指示手段と、
    上記排出指示手段の排出指示に応じて上記記録媒体に記録中のファイルのクローズ処理を行うファイルクローズ処理手段と、
    上記排出指示手段の排出指示に応じて上記記録媒体を排出可能とする排出手段と
    を有し、
    上記排出指示手段で上記記録媒体の排出指示が出されても上記記憶手段に対するデータの記憶が継続されるようにしたことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、
    上記排出手段により上記記録媒体が排出可能とされた後に、他の記録媒体が上記記録手段に装填されたら、上記記憶手段に記憶された、上記ファイルクローズ手段によりファイルクローズ処理が行われた時点からのデータを上記他の記録媒体に記録して、記録を継続するようにしたことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1に記載の記録装置において、
    着脱可能な記録媒体にデータを記録する他の記録手段をさらに有し、
    上記排出手段により上記記録媒体が排出可能とされた後に、上記記憶手段に記憶された、上記ファイルクローズ手段によりファイルクローズ処理が行われた時点からのデータを上記他の記録手段に装填された記録媒体に記録して、記録を継続するようにしたことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1に記載の記録装置において、
    上記排出手段は、上記ファイルクローズ手段による上記クローズ処理が完了後に上記記録媒体の排出可能とする処理が完了するように、上記排出可能とする処理の速度を制御するようにしたことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項4に記載の記録装置において、
    上記ファイルクローズ手段による上記クローズ処理と、上記排出手段による上記排出可能とする処理とは、略同時に開始されることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1に記載の記録装置において、
    上記ファイルクローズ手段は、独立して再生可能な最小単位をデータの境界として上記ファイルを上記クローズ処理することを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1に記載の記録装置において、
    上記排出手段は、電動駆動で上記記録媒体を排出可能とすることを特徴とする記録装置。
  8. 請求項1に記載の記録装置において、
    上記排出手段は、上記排出指示手段に加えられた力に基づき上記記録媒体を排出可能とすることを特徴とする記録装置。
  9. 請求項1に記載の記録装置において、
    上記排出手段は、上記記録媒体を固定させる固定機構を解除することによって上記記録媒体を排出可能としたことを特徴とする記録装置。
  10. 請求項1に記載の記録装置において、
    上記記録媒体が上記ファイルクローズ手段により上記クローズ処理されていることを示す表示手段をさらに有することを特徴とする記録装置。
  11. 着脱可能な記録媒体にデータを記録する記録のステップと、
    上記記録媒体に記録するためのデータを記憶手段に溜め込むステップと、
    ユーザの操作に応じて上記記録媒体の排出を指示する排出指示のステップと、
    上記排出指示のステップによる排出指示に応じて上記記録媒体に記録中のファイルのクローズ処理を行うファイルクローズ処理のステップと、
    上記排出指示のステップによる排出指示に応じて上記記録媒体を排出可能とする排出のステップと
    を有し、
    上記排出指示のステップにより上記記録媒体の排出指示が出されても上記記憶手段に対するデータの記憶が継続されるようにしたことを特徴とする記録方法。
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