JP2005308619A - プランジャー - Google Patents

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Hidehiko Hanaoka
秀彦 花岡
Kazutoshi Hosoya
和俊 細谷
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Abstract

【課題】被検査部位に確実に接触させることができるほか、プランジャーの各稜線部にフラックス等の付着物を堆積させないようにしたプランジャーの提供。
【解決手段】プローブコンタクトを構成して被検査部位への接触を自在に形成された先鋭先端部12を備えてなるプランジャー11において、先鋭先端部12は、接触端としての先端13へと向かって収束する3本の稜線部14を有する三角錐形状を付与して形成するとともに、これら稜線部14のそれぞれは、その長さ方向を略弓形形状に湾曲させることで、先端13との間に形成される内角をより鋭く鋭角化させた。しかも、先鋭先端部12は、隣り合う稜線部14,14相互間に位置する各斜面部16を凹曲化して各稜線部14の稜角をより鋭く鋭角化して形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、プローブコンタクトを構成してプリント回路基板等における被検査部位への電気的な接触を自在に形成されるプランジャーに関する技術である。
通常、プローブコンタクトは、プリント回路基板等における被検査部位への電気的な接触を自在に形成された先鋭先端部を備えてなるプランジャーと、該プランジャーを進退自在に保持するバレルと、該バレル内に配設されて前記プランジャーに対し押し出し方向での押圧力を付勢するコイルスプリングとを少なくとも備えてその全体が形成されている。
図4は、下記特許文献1に開示されているプランジャーの先端形状を示す要部拡大説明図であり、プランジャー1の先鋭先端部2は、3本の稜線部4を有する三角錐形状を呈して形成されていることから、先鋭先端部2の接触端である先端3をプリント回路基板の被検査部位に圧接させることにより、仮にその表面に半田カスやフックス等の付着物(以下、本明細書では単に「付着物」という。)が付着していてもこれを突き破って被検査部位に確実に接触させ、かつ、斜面部5へと付着物を逃がすこともできるようになっている。
特開平7−280837号公報
また、プランジャー1の先鋭先端部2は、隣り合う稜線部4,4相互間に位置する各斜面部5を凹曲化することで、各稜線部4の稜角をより鋭く鋭角化させて形成されており、これにより稜線部4に対し残存している付着物を切り裂く効果を付与することができるようになっている。
しかし、特許文献1に開示されているプランジャー1の先鋭先端部2は、各稜線部4が直線状となって三角錐形状を呈していることから、各稜線部4が先端3との間に形成する内角も鋭角とはなっているものの、必ずしも必要な程度に鋭い角度(角度のより小さな鋭角)を確保したものとはなっていなかった。
このため、特許文献1に開示されているプランジャー1を用いた場合においても、その先端13が被検査部位に残存している付着物を突き破って削り取った付着物を各稜線部4に付着・堆積させやすいという不具合を効果的に解消することができない問題が依然としてあった。
本発明は、従来技術にみられた上記課題に鑑み、被検査部位に対し電気的に確実に接触させることができるばかりでなく、プランジャーの各稜線部に対し付着物を堆積させないセルフクリーニング効果をも奏させることができるプランジャーを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであり、プローブコンタクトを構成して被検査部位への接触を自在に形成された先鋭先端部を備えてなるプランジャーにおいて、前記先鋭先端部は、接触端としての先端へと向かって収束する少なくとも3本以上の稜線部を有する多角錐形状を付与して形成するとともに、これら稜線部のそれぞれは、その長さ方向を略弓形形状に湾曲させることで、前記先端との間に形成される内角をより鋭く鋭角化させたことことを最も主要な特徴とする。
この場合、前記先鋭先端部は、隣り合う稜線部相互間に位置する各斜面部を凹曲化することで、各稜線部の稜角をより鋭く鋭角化させて形成するのが好ましい。
本発明によれば、先鋭先端部における各稜線部を湾曲させてあるので、先端先端との間に形成される内角をより鋭く鋭角化させることができ、プリント回路基板等の被検査部位上に付着物が残存していてもこれを突き破って被検査部位と直に接触させることができるばかりでなく、先鋭先端部の先端が削り取った付着物を各稜線部に付着・堆積させることなく斜面部側へと円滑に逃がすことができる。
このため、プランジャーの先鋭先端部は、その先端と各稜線部とを被検査部位に対し確実に接触させることができることになり、これを備えたプローブコンタクトを用いることにより、プリント回路基板等の被検査部位に対するより正確な検査を実行する上での一助とすることができる。
一方、先鋭先端部の各斜面部が凹曲化されている場合には、各稜線部の稜角をより鋭く鋭角化して形成することができる結果、稜線部に対し被検査部位に残存している付着物をより鋭く切り裂く効果を付与することができる。
図1は、本発明の一例につきその要部を拡大して示す部分斜視図であり、図2のうち、(a)は図1を先端方向からみた正面図を、(b)は図1を右側方向からみた側面図をそれぞれ示す。また、図3は、図2(b)におけるA−A線矢視方向での横断面図を示す。
これらの図によれば、適宜の外径と長さとを備えた適宜の導電性金属材からなるプランジャー11は、図示しないプローブコンタクトを構成して被検査部位へのクッション性を伴った接触を自在に形成された先鋭先端部12を備えて形成されている。
また、先鋭先端部12は、接触端としての先端13に向かって収束する適宜長さの3本の稜線部14を有する三角錐形状を付与して形成されている。
しかも、稜線部14のそれぞれは、その長さ方向を略弓形形状に湾曲させることにより、図2(b)に直線状に描示してある破線との比較からも明らかなように、先端13との間に形成される内角をより鋭く鋭角化させることができるようになっている。
また、先鋭先端部12は、隣り合う稜線部14,14相互間に位置する各斜面部16を図3に示すように凹曲化することで、各稜線部14の稜角がより鋭く鋭角化された状態で形成されている。
次に、本発明の作用を図示例に基づいて説明すれば、プランジャー11は、内蔵させたコイルスプリングにより押し出し方向に付勢された状態のもとでバレル内に進退自在に保持されてプローブコンタクト(図示せず)として用いられる。
該プローブコンタクトは、ベアボードテスタ等の基板検査装置の適宜位置に設置され、定置されプリント回路基板等における所定の被測定部位にプランジャー11の先端13を押し当てて電気的に接触させることにより所要の検査を実行することができるようになっている。
この場合、プランジャー11の先鋭先端部12は、先端13に向かって収束する適宜長さの3本の稜線部14を有する三角錐形状を呈して形成されているので、先端13を被検査部位に接触させて押し当てることにより、バレル内のコイルスプリングの付勢力に抗して押し戻されつつも、被検査部位に圧接させることができる。
しかも、先鋭先端部12における各稜線部14は、その長さ方向を略弓形形状に湾曲させることにより、先端13との間に形成される内角をより鋭く鋭角化させてあるので、プリント回路基板等の被検査部位上に仮に付着物が残存していることがあっても、該付着物を容易に突き破って被検査部位と直に接触させることができる。
また、先鋭先端部12における各稜線部14を略弓形形状に湾曲させたことにより、先鋭先端部12の先端13が被検査部位にて残存している付着物を突き破って削り取っても、このようにして削り取られた部分の付着物を各稜線部4に付着・堆積させることなく斜面部16側へと円滑に逃がすことができる。
このため、プランジャー11の先鋭先端部12は、その先端13と各稜線部14とを被検査部位に対し電気的に接触をさせることができることになり、これを備えたプローブコンタクトを用いることにより、プリント回路基板等における被検査部位に対するより正確な検査を実行する上での一助とすることができることになる。
一方、先鋭先端部12の各斜面部16が凹曲化されている場合には、図3からも明らかなように各稜線部14の稜角をより鋭く鋭角化して形成することができる結果、稜線部14に対し被検査部位に残存している付着物をより鋭く切り裂く効果を付与することができる。
以上は、本発明を図示例に基づいて説明したものであり、その具体的な内容はこれに限定されるものではない。例えば、プランジャー11の先鋭先端部12は、4本以上の稜線部を有する多角錐形状を呈するものであっても本発明を適用することができる。また、先鋭先端部12における各稜線部14の湾曲の程度や各斜面部16の凹曲化の程度は、所望に応じた曲率のものを適宜採用することができる。
本発明の一例につきその要部を拡大して示す部分斜視図。 (a)は図1を先端方向からみた正面図を、(b)は図1を右側方向からみた側面図をそれぞれ示す。 図2(b)におけるA−A線矢視方向での横断面図。 従来からあるプランジャーの先端形状を示す要部拡大説明図。
符号の説明
1,11 プランジャー
2,12 先鋭先端部
3,13 先端
4,14 稜線部
5,16 斜面部

Claims (2)

  1. プローブコンタクトを構成して被検査部位への接触を自在に形成された先鋭先端部を備えてなるプランジャーにおいて、
    前記先鋭先端部は、接触端としての先端へと向かって収束する少なくとも3本以上の稜線部を有する多角錐形状を付与して形成するとともに、
    これら稜線部のそれぞれは、その長さ方向を略弓形形状に湾曲させることで、前記先端との間に形成される内角をより鋭く鋭角化させたことを特徴とするプランジャー。
  2. 前記先鋭先端部は、隣り合う稜線部相互間に位置する各斜面部を凹曲化することで、各稜線部の稜角をより鋭く鋭角化させて形成した請求項1に記載のプランジャー。

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