JP2005308531A - 加速度センサ補正回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加速度センサの感度のドリフトを補正することができる加速度センサ用補正回路を提供する。
【解決手段】 センサ出力信号の感度を補正するための感度補正値を予め記憶するEEPROM4と、感度補正値の補正を指示する補正指示を受け付ける外部端子10と、外部端子10によって補正指示が受け付けられた場合に、予め定められた補正用加速度に応じて入力されたセンサ出力信号と前記補正値記憶部に記憶されている感度補正値とに基づいて、新たな感度補正値を算出してEEPROM4に記憶させ、センサ出力信号をEEPROM4に記憶された新たな感度補正値に基づき補正し、加速度信号として出力するALU15とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加速度センサの出力信号を補正することができる加速度センサ補正回路に関する。
加速度センサのセンサ出力は、加速度センサの組み立て誤差や加工精度、あるいは加速度センサに用いられるピエゾ素子等の特性ばらつき等の影響により、オフセットが発生する。そこで、従来、加速度センサの出力レベルを補正するために、加速度センサを備えた装置の出荷時にオフセットの補正値を予め記憶しておき、加速度センサの使用時には、予め記憶したオフセットの補正値に基づいて加速度センサの出力レベルを補正するようにした加速度センサ用補正回路が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、加速度センサに外力が作用していない状態での一定期間におけるセンサ出力の平均値に基づいて、オフセットを補正するようにした加速度センサ用補正回路も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平4−130275号公報 特許第3119001号公報
ところで、加速度センサの感度、すなわち加速度1Gにおける加速度センサの出力レベルも、周囲温度や経時変化によってドリフトする。しかし、上述のような加速度センサ用補正回路では、センサ出力のオフセットは補正できるものの、加速度センサにおける感度のドリフトを補正することはできないという不都合があった。
本発明は、このような問題に鑑みて為された発明であり、加速度センサの感度のドリフトを補正することができる加速度センサ用補正回路を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る加速度センサ補正回路は、加速度センサで検出されたセンサ出力信号が入力され、前記入力されたセンサ出力信号を補正して前記加速度センサにより検出された加速度を示す加速度信号を出力する加速度センサ補正回路であって、前記センサ出力信号の感度を補正するための感度補正値を予め記憶する補正値記憶部と、前記感度補正値の補正を指示する補正指示を受け付ける補正指示受付部と、前記補正指示受付部によって前記補正指示が受け付けられた場合に、予め定められた補正用加速度に応じて前記加速度センサから入力された前記センサ出力信号と前記補正値記憶部に記憶されている感度補正値とに基づいて、新たな感度補正値を算出し、前記補正値記憶部に記憶させる補正値算出部と、前記入力されたセンサ出力信号を前記補正値記憶部に記憶された新たな感度補正値に基づき補正し、前記加速度信号として出力する補正処理部とを備えることを特徴としている。
また、上述の加速度センサ補正回路において、前記補正値算出部は、前記補正指示受付部によって前記補正指示が受け付けられた場合に、前記補正用加速度に応じて入力されたセンサ出力信号に基づいて、前記センサ出力信号の感度を補正するためのオフセット補正値を算出して前記補正値記憶部に記憶させるものであり、前記補正処理部は、前記加速度センサから出力されたセンサ出力信号を前記補正値記憶部に記憶された新たな感度補正値とオフセット補正値とに基づき補正し、前記加速度信号として出力するものであることを特徴としている。
そして、上述の加速度センサ補正回路において、前記補正値記憶部に前記感度補正値を予め記憶させるための書込指示信号を受け付ける書込指示受付部と、予め定められた複数の加速度に応じて入力された複数のセンサ出力信号をそれぞれ記憶するための複数のセンサ出力記憶部と、前記補正指示受付部により前記補正指示が受け付けられた場合に前記書込指示受付部により前記書込指示信号の代わりに受け付けられた前記複数のセンサ出力記憶部のうちいずれかの選択を指示する選択信号に応じて、前記複数のセンサ出力信号を前記複数のセンサ出力記憶部にそれぞれ記憶させる選択処理部とをさらに備え、前記補正値算出部は、前記複数のセンサ出力記憶部に記憶された複数のセンサ出力信号と前記補正値記憶部に記憶されている感度補正値とに基づいて、新たな感度補正値を算出し、前記補正値記憶部に記憶させるものであることを特徴としている。
さらに、上述の加速度センサ補正回路において、前記補正値記憶部に前記感度補正値を予め記憶させるための書込指示信号を受け付ける書込指示受付部と、予め定められた複数の加速度に応じて入力された複数のセンサ出力信号をそれぞれ記憶するための複数のセンサ出力記憶部と、前記補正指示受付部により前記補正指示が受け付けられた場合に前記書込指示受付部により前記書込指示信号の代わりに受け付けられた前記複数のセンサ出力記憶部のうちいずれかの選択を指示する選択信号に応じて、前記複数のセンサ出力信号を前記複数のセンサ出力記憶部にそれぞれ記憶させる選択処理部とをさらに備え、前記補正値算出部は、前記複数の記憶部に記憶された前記複数のセンサ出力信号と前記補正値記憶部に記憶されている感度補正値とに基づいて、新たな感度補正値とオフセット補正値とを算出し、前記補正値記憶部に記憶させるものであることを特徴としている。
また、上述の加速度センサ補正回路において、前記書込指示受付部は、前記選択信号として複数の信号を受け付けるものであり、前記選択処理部は、前記補正指示受付部により前記補正指示が受け付けられた場合に前記書込指示受付部により受け付けられた複数の信号をデコードして得られた信号に基づき前記複数のセンサ出力信号を前記複数のセンサ出力記憶部にそれぞれ記憶させることを特徴としている。
そして、上述の加速度センサ補正回路において、前記書込指示受付部は、前記選択信号として前記複数のセンサ出力記憶部の選択を切り換える切換信号を受け付けるものであり、前記選択処理部は、前記補正指示受付部により前記補正指示が受け付けられ、かつ前記書込指示受付部により前記切換信号が受け付けられた都度、その受付回数を計数する計数部を備え、前記計数部の計数値をデコードして得られた信号に基づき前記複数のセンサ出力記憶部のうちいずれかを選択し、前記受付部により受け付けられたセンサ出力信号を当該選択されたセンサ出力記憶部に記憶させるものであることを特徴としている。
このような構成の加速度センサ補正回路は、予め定められた補正用加速度に応じて入力されたセンサ出力信号と補正値記憶部に予め記憶されている感度補正値とに基づいて新たな感度補正値を算出し、センサ出力信号を新たな感度補正値に基づき補正することができるので、加速度センサの感度のドリフトを補正することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る加速度センサ補正回路の構成の一例を示すブロック図である。図1に示す加速度センサ補正回路1は、AD変換器2、補正処理部3、書き換え可能な補正値記憶部であるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)4、外部端子5,9,11、書込指示受付部である外部端子6,7,8,及び補正指示受付部である外部端子10を備え、例えばハイブリットICで構成されている。そして、外部端子5には加速度センサ12が接続され、外部端子10にはモード切替スイッチ13が接続され、外部端子11にはレジスタ選択スイッチ14が接続されている。また、補正処理部3は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)を用いて構成されており、センサ出力記憶部であるレジスタRA,RB、ALU(Arithmetic Logical Unit、論理演算ユニット)15、メモリインターフェイス16、及びコントローラ17を備える。
AD変換器2は、外部端子5を介して加速度センサ12と接続され、加速度センサ12から出力されたセンサ出力信号をデジタル値で表したセンサ出力データに変換してレジスタRA,RB及びALU15へ出力する。レジスタRAは、加速度センサ12に例えば1Gの加速度が加えられた状態、例えば加速度センサ12が所定の方向で地面と平行に載置された状態でAD変換器2から出力されたセンサ出力データを記憶するためのレジスタである。レジスタRBは、加速度センサ12に例えば−1Gの加速度が加えられた状態、すなわち前記所定の方向とは逆向きで地面と平行に載置された状態でAD変換器2から出力されたセンサ出力データを記憶するためのレジスタである。このように、レジスタRA及びレジスタRBには、互いに逆方向の加速度が加えられた状態におけるセンサ出力データをそれぞれ記憶する。
メモリインターフェイス16は、例えばシリアルインターフェイスを備えたEEPROM4のデータを読み書きするためのインターフェイス回路で、例えば加速度センサ補正回路1の外部に接続されたCPU(Central Processing Unit)等を備える図略の制御回路から、外部端子6,7,8を介してそれぞれ例えばチップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIを受け付けてEEPROM4へ出力する。これにより、外部の制御回路からEEPROM4へ、感度設定値と、感度補正値と、オフセット設定値とを、予め記憶させるようにされている。
感度設定値は、加速度測定の基準となる基準加速度、例えば加速度1G、におけるセンサ出力信号の目標値である。感度補正値は、加速度センサ12の感度を補正するための補正値であり、加速度1Gにおけるセンサ出力信号の信号レベルであるセンサ感度を感度設定値に一致させるための倍率を表すもので、例えばセンサ感度が0.8V/G、感度設定値が1.0V/Gである場合に、感度補正値は1.25に設定される。すなわち、センサ感度0.8V/Gと感度補正値1.25とを乗算することにより、感度設定値1.0V/Gが得られるようにされている。オフセット設定値は、加速度0Gにおけるセンサ出力信号の目標値である。
ALU15は、補正値算出部及び補正処理部に相当する数値演算ユニットであり、コントローラ17からの制御信号に応じて四則演算処理を行い、AD変換器2からのセンサ出力データ、レジスタRA,RBに記憶されているセンサ出力データ、及びEEPROM4に記憶されている感度補正値等から新たな感度補正値やオフセット補正値を算出したり、EEPROM4に記憶されている感度補正値やオフセット補正値等に基づきAD変換器2からのセンサ出力データを補正して、加速度センサ12により検出された加速度を示す加速度信号OUTを出力したりする。
モード切替スイッチ13は、外部端子10に接続された補正指示受付部に相当する操作スイッチで、加速度センサ12で検出されたセンサ出力信号を補正して加速度信号OUTを出力する通常動作モードと、EEPROM4に記憶されている感度補正値やオフセット補正値等の補正を行う自己補正モードとの切換指示を受け付ける。そして、モード切替スイッチ13は、例えば通常動作モード時にはモード信号SETをLowレベルで出力し、自己補正モード時にはモード信号SETをHiレベルで出力するようにされている。
レジスタ選択スイッチ14は、外部端子11に接続され、自己補正モードにおいてレジスタRA,RBのいずれを選択するかを切り換える切換指示を受け付ける操作スイッチであり、例えばレジスタRAを選択する場合は選択信号SELをLowレベルで出力し、レジスタRBを選択する場合は選択信号SELをHiレベルで出力するようにされている。
コントローラ17は、例えばステートマシンやCPU等を用いて構成された制御部で、モード切替スイッチ13により通常動作モードへの切換指示が受け付けられた場合にALU15にセンサ出力データを補正して加速度信号OUTを出力させるべく制御したり、モード切替スイッチ13により自己補正モードへの切換指示が受け付けられた場合にALU15に新たな感度補正値やオフセット補正値を算出させたりする。
次に、上述のように構成された加速度センサ補正回路1の動作を説明する。図2は、加速度センサ補正回路1の動作の一例を示すフローチャートである。まず、例えば加速度センサ補正回路1の外部に接続された図略の制御回路から、外部端子6,7,8及びメモリインターフェイス16を介してチップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIがEEPROM4へ出力され、EEPROM4に感度設定値と、感度補正値と、オフセット設定値とが予め記憶される。
次に、ユーザによって補正指示を行うべくモード切替スイッチ13が自己補正モード側に切り換えられると、コントローラ17によってモード信号SETがHiレベルにされたことが検出され(ステップS1でHi)、自己補正モードへ移行する(ステップS2)。
図3は、自己補正モードにおける加速度センサ補正回路1の動作の一例を示すフローチャートである。まず、ユーザによって、例えば加速度センサ12が所定の方向で地面と平行に載置された状態、すなわち加速度センサ12に+1Gの加速度が加えられた状態にされ、レジスタ選択スイッチ14がレジスタRAを選択する側に切り換えられると、コントローラ17によって選択信号SELがLowレベルにされたことが検出され(ステップS101でYES)、加速度センサ12から出力された加速度+1Gにおけるセンサ出力信号がAD変換器2によってセンサ出力データに変換されてレジスタRAに記憶される(ステップS102)。
次に、ユーザによって、例えば加速度センサ12が前記所定の方向と逆向きで地面と平行に載置された状態、すなわち加速度センサ12に−1Gの加速度が加えられた状態にされ、レジスタ選択スイッチ14がレジスタRBを選択する側に切り換えられると、コントローラ17によって選択信号SELがHiレベルにされたことが検出され(ステップS103でYES)、加速度センサ12から出力された加速度−1Gにおけるセンサ出力信号がAD変換器2によってセンサ出力データに変換されてレジスタRBに記憶される(ステップS104)。
次に、コントローラ17からの制御信号に応じて、ALU15によって、レジスタRAに記憶されている値とレジスタRBに記憶されている値とが加算された後、2で除算された値がセンサオフセット値として算出される(ステップS105)。次に、コントローラ17からの制御信号に応じて、ALU15によって、レジスタRAに記憶されている値からレジスタRBに記憶されている値が減算された後、2で除算された値がセンサ感度として算出される(ステップS106)。
そして、コントローラ17からの制御信号に応じて、ALU15によって、上記算出されたセンサオフセット値からEEPROM4に記憶されているオフセット設定値が減算され、符号反転された値が、新たなオフセット補正値として算出される(ステップS107)。さらに、上記算出されたセンサ感度とEEPROM4に記憶されている感度設定値とが乗算された後、EEPROM4に記憶されている感度補正値で除算された値が新たな感度補正値として算出される(ステップS108)。
次に、コントローラ17からの制御信号に応じて、ALU15によって上記算出された新たなオフセット補正値と新たな感度補正値とがEEPROM4に記憶される(ステップS109)。
そして、図2に戻ってユーザによってモード切替スイッチ13が通常動作モード側に切り換えられると、コントローラ17によってモード信号SETがLowレベルにされたことが検出され(ステップS1でLow)、通常動作モードへ移行する(ステップS3)。
ステップS3の通常動作モードにおいて、加速度センサ12から出力されたセンサ出力信号がAD変換器2によってセンサ出力データに変換され、ALU15へ出力される。そして、ALU15によって、「加速度信号OUT=センサ出力データ×新たな感度補正値+新たなオフセット補正値」として、AD変換器2からのセンサ出力データとEEPROM4に記憶されている新たな感度補正値との乗算値にEEPROM4に記憶されている新たなオフセット補正値が加算され、その加算値が加速度信号OUTとして外部端子9へ出力される(ステップS3)。
以上、ステップS101〜S109の処理により、加速度センサ12から出力されたセンサ出力信号に基づいて、新たなオフセット補正値と新たな感度補正値とが算出され、さらに、ステップS3において、新たなオフセット補正値と新たな感度補正値とに基づいて、加速度センサ12から出力されたセンサ出力信号に対して感度とオフセットとが補正されるので、周囲温度や経時変化による加速度センサ12の感度とオフセットとのドリフトを補正することができる。
なお、加速度センサの感度とオフセットとの両方を補正する例を示したが、例えばオフセットの補正を必要としない場合には、ステップS105,S107を実行せず、ステップS109において新たな感度補正値のみをEEPROM4に記憶させ、ステップS3において、センサ出力データと新たな感度補正値との乗算値が加速度信号OUTとして外部端子9へ出力される構成としてもよい。
また、加速度センサ12の感度補正を必要としない場合には、ステップS106,S108を実行せず、ステップS109において新たなオフセット補正値のみをEEPROM4に記憶させ、ステップS3において、センサ出力データと新たなオフセット補正値との加算値が加速度信号OUTとして外部端子9へ出力される構成としてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施の形態に係る加速度センサ補正回路について説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態に係る加速度センサ補正回路の構成の一例を示すブロック図である。図4に示す加速度センサ補正回路1aと図1に示す加速度センサ補正回路1とでは、下記の点で異なる。すなわち、図4に示す加速度センサ補正回路1aは、信号切換スイッチ18をさらに備え、外部端子11を備えない。
信号切換スイッチ18は、外部端子6,7,8とメモリインターフェイス16との間に介設され、モード切替スイッチ13から外部端子10を介して出力されたモード信号SETがLowレベル、すなわち通常動作モード時には外部端子6からの信号をチップセレクト信号CSとしてメモリインターフェイス16へ出力し、モード信号SETがHiレベル、すなわち自己補正モード時には外部端子6からの信号を選択信号SELとしてコントローラ17及びレジスタRA,RBへ出力する。そして、自己補正モード時には例えば図略の制御回路から外部端子6へ、選択信号SELが出力されることにより、レジスタRA,RBが選択されるようにされている。
これにより、自己補正モード時には、外部端子6によって選択信号SELが受け付けられるので、加速度センサ補正回路1aは、外部端子10を備える必要がなく、加速度センサ補正回路1aや補正処理部3aの端子数を削減することができる。
その他の構成及び動作は図1に示す加速度センサ補正回路1と同様であるのでその説明を省略する。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3の実施の形態に係る加速度センサ補正回路について説明する。図5は、本発明の第3の実施の形態に係る加速度センサ補正回路の構成の一例を示すブロック図である。図5に示す加速度センサ補正回路1bと図4に示す加速度センサ補正回路1aとでは、下記の点で異なる。すなわち、図5に示す加速度センサ12aは、例えばX軸、Y軸、Z軸の3軸方向における加速度を検出する3軸加速度センサである。補正処理部3bは、レジスタRC,RD,RE,RFと、選択処理部であるデコーダ19とをさらに備えている。レジスタRC,RD,RE,RFは、センサ出力データをそれぞれ記憶するための記憶部であり、レジスタRA,RBと合わせて計6つのセンサ出力データを記憶可能にされており、X軸の+1G、X軸の−1G、Y軸の+1G、Y軸の−1G、Z軸の+1G、及びZ軸の−1Gにおけるセンサ出力データを記憶可能にされている。
信号切換スイッチ18は、モード切替スイッチ13から外部端子10を介して出力されたモード信号SETがLowレベル、すなわち通常動作モード時には外部端子6,7,8からのチップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIをメモリインターフェイス16へ出力し、モード信号SETがHiレベル、すなわち自己補正モード時には外部端子6,7,8からのチップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIをデコーダ19へ出力する。
デコーダ19は、信号切換スイッチ18から出力されたチップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIをデコードして得られた信号に基づきレジスタRA,RB,RC,RD,RE,RFを選択する。
その他の構成は図4に示す加速度センサ補正回路1aと同様であるのでその説明を省略し、以下、図5に示す加速度センサ補正回路1bの動作について説明する。まず、例えば加速度センサ補正回路1の外部に接続された図略の制御回路から、外部端子6,7,8及びメモリインターフェイス16を介してチップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIがEEPROM4へ出力され、EEPROM4にX軸、Y軸、及びZ軸それぞれについて、感度設定値と、感度補正値と、オフセット設定値とが予め記憶される。次に、図2に示すフローチャートに示すように、ユーザによって補正指示を行うべくモード切替スイッチ13が自己補正モード側に切り換えられると、コントローラ17によってモード信号SETがHiレベルにされたことが検出され、自己補正モードへ移行する。
そして、自己補正モードへ移行すると、例えば加速度センサ補正回路1の外部に接続された図略の制御回路から、外部端子6,7,8によって受け付けられたチップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIが、切換スイッチ18によってデコーダ19へ出力され、デコーダ19によってデコードされ、そのデコード結果に応じた制御信号が、レジスタRA,RB,RC,RD,RE,RF及びコントローラ17へ出力される。
図6は、デコーダ19によるチップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIのデコード動作を説明するための表である。まず、チップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIが、「0,0,0」である場合、デコーダ19からの制御信号に応じてコントローラ17によって、センサ出力信号の各レジスタへの記憶処理が開始される。
次に、ユーザによって、例えば加速度センサ12aのX軸方向に加速度+1Gが印加された状態で、チップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIが「0,0,1」にされ、デコーダ19からの制御信号に応じてX軸の+1Gにおけるセンサ出力信号がAD変換器2によってセンサ出力データに変換されてレジスタRAに記憶される。以下、同様にして、チップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIが順次、「0,1,0」、「0,1,1」、「1,0,0」、「1,0,1」、「1,1,0」とされ、それぞれ「X軸の−1G」、「Y軸の+1G」、「Y軸の−1G」、「Z軸の+1G」、「Z軸の−1G」におけるセンサ出力データがレジスタRB,RC,RD,RE,RFに記憶される。
そして、チップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIが、「1,1,1」とされると、デコーダ19からの制御信号に応じてコントローラ17によって、センサ出力信号の各レジスタへの記憶処理が終了される。さらに、図3におけるステップS105、S106、S107、S108、S109と同様の処理により、ALU15によって、レジスタRA,RB,RC,RD,RE,RFに記憶された値に基づいて、X軸、Y軸、及びZ軸それぞれについて、新たなオフセット補正値と新たな感度補正値とが算出され、EEPROM4に記憶され、自己補正モードが終了する。
次に、ステップS3の通常動作モードにおいて、加速度センサ12から出力されたX軸、Y軸、Z軸のセンサ出力信号がAD変換器2によってそれぞれX軸、Y軸、Z軸のセンサ出力データに変換され、ALU15へ出力される。そして、ALU15によって、「X軸の加速度信号OUT=X軸のセンサ出力データ×X軸の新たな感度補正値+X軸の新たなオフセット補正値」、「Y軸の加速度信号OUT=Y軸のセンサ出力データ×Y軸の新たな感度補正値+Y軸の新たなオフセット補正値」、「Z軸の加速度信号OUT=Z軸のセンサ出力データ×Z軸の新たな感度補正値+Z軸の新たなオフセット補正値」として、X軸、Y軸、Z軸の加速度信号OUTが外部端子9へ出力される(ステップS3)。
以上、例えば新たな感度補正値、及び新たなオフセット補正値を各軸毎に算出する必要がある場合のように、センサ出力データを記憶するためのレジスタを複数、例えばN個用いる場合であっても、外部端子により受け付けられた信号をデコーダ19によってデコードした結果に応じて複数のレジスタを選択するようにしたので、N個のレジスタを選択するために外部端子をN本用いる必要がなく、外部端子数を削減することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4の実施の形態に係る加速度センサ補正回路について説明する。図7は、本発明の第4の実施の形態に係る加速度センサ補正回路の構成の一例を示すブロック図である。図7に示す加速度センサ補正回路1cと図5に示す加速度センサ補正回路1bとでは、下記の点で異なる。すなわち、図7に示す加速度センサ補正回路1cは、レジスタRC,RD,RE,RFを備えない。また、デコーダ19は、チップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIのデコード結果に応じて、EEPROM4にX軸、Y軸、Z軸の新たなオフセット補正値と新たな感度補正値とを記憶させるためのアドレスを切り換える制御信号を、メモリインターフェイス16へ出力する。
その他の構成は図5に示す加速度センサ補正回路1bと同様であるのでその説明を省略し、以下、図7に示す加速度センサ補正回路1cの動作について説明する。図8は、補正処理部3cにおけるデコーダ19によるチップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIのデコード動作を説明するための表である。まず、チップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIが、「0,0,0」である場合、デコーダ19からの制御信号に応じてコントローラ17によって、センサ出力信号の各レジスタへの記憶処理が開始される。
次に、ユーザによって、例えば加速度センサ12aのX軸方向に加速度+1Gが印加された状態で、チップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIが「0,0,1」にされ、デコーダ19からの制御信号に応じてX軸の+1Gにおけるセンサ出力信号がAD変換器2によってセンサ出力データに変換されてレジスタRAに記憶される。次に、加速度センサ12aのX軸方向に加速度−1Gが印加された状態で、チップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIが「0,1,0」にされ、デコーダ19からの制御信号に応じてX軸の−1Gにおけるセンサ出力信号がAD変換器2によってセンサ出力データに変換されてレジスタRBに記憶される。
そして、図3におけるステップS105、S106、S107、S108、S109と同様の処理により、ALU15によって、レジスタRA,RBに記憶された値に基づいて、X軸について新たなオフセット補正値と新たな感度補正値とが算出され、その新たなオフセット補正値と新たな感度補正値とが、デコーダ19からメモリインターフェイス16へ出力された制御信号に応じて、X軸の新たなオフセット補正値と新たな感度補正値としてEEPROM4に記憶される。
以下、同様にして、チップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIが「0,1,1」、「1,0,0」とされることにより、Y軸の+1G、−1Gにおけるセンサ出力信号がレジスタRA,RBに記憶され、ALU15によって、レジスタRA,RBに記憶された値に基づいて、軸について新たなオフセット補正値と新たな感度補正値とが算出され、その新たなオフセット補正値と新たな感度補正値とが、Y軸の新たなオフセット補正値と新たな感度補正値としてEEPROM4に記憶され、さらにチップセレクト信号CS、同期クロック信号SK、及びコマンドデータ信号DIが「1,0,1」、「1,1,0」とされることにより、Z軸の新たなオフセット補正値と新たな感度補正値とがEEPROM4に記憶される。
これにより、レジスタRA,RBを繰り返し用いることができるので、レジスタRC,RD,RE,RFを削減することができ、補正処理部3cの回路を簡素化することができる。
その他の構成及び動作は図5に示す加速度センサ補正回路1bと同様であるのでその説明を省略する。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5の実施の形態に係る加速度センサ補正回路について説明する。図9は、本発明の第5の実施の形態に係る加速度センサ補正回路の構成の一例を示すブロック図である。図9に示す加速度センサ補正回路1dと図7に示す加速度センサ補正回路1cとでは、下記の点で異なる。すなわち、図9に示す加速度センサ12bは、多軸の加速度センサ、あるいは複数の加速度センサであり、例えば14軸の加速度信号を出力する。図9に示す加速度センサ補正回路1dは、信号切換スイッチ18から出力されたパルス信号をカウントし、そのカウント値をデコーダ19へ出力する計数部に相当するカウンタ20をさらに備える。カウンタ20のリセット端子には、外部端子10からのモード信号SETが入力されており、モード信号SETがLowレベル、すなわち通常動作モード時にはカウンタ20はリセットされており、モード信号SETがHiレベル、すなわち自己補正モード時にはカウンタ20は、クロック端子に入力された信号パルスをカウントする。
その他の構成は図7に示す加速度センサ補正回路1cと同様であるのでその説明を省略し、以下、図9に示す加速度センサ補正回路1dの動作について説明する。まず、ユーザによって補正指示を行うべくモード切替スイッチ13が自己補正モード側に切り換えられると、コントローラ17によってモード信号SETがHiレベルにされたことが検出され、自己補正モードへ移行すると共に、カウンタ20のリセットが解除され、カウンタ20かカウント動作可能にされる。
次に、自己補正モードへ移行すると、例えば加速度センサ補正回路1の外部に接続された図略の制御回路から、外部端子7によって受け付けられたパルス状の同期クロック信号SKが、切換スイッチ18によってカウンタ20へ出力され、そのカウント値がデコーダ19によってデコードされ、そのデコード結果に応じた制御信号が、レジスタRA,RB、コントローラ17、及びメモリインターフェイス16へ出力される。
図10は、補正処理部3dにおけるカウンタ20とデコーダ19との動作を説明するための表である。まず、同期クロック信号SKとして切換信号に相当するパルス信号が外部端子7に入力されていない状態では、カウンタ20の出力値「0000」がデコーダ19へ出力される。そして、デコーダ19からの制御信号に応じてコントローラ17によって、センサ出力信号の各レジスタへの記憶処理が開始される。
次に、ユーザによって、例えば加速度センサ12bの1軸目の方向に加速度+1Gが印加された状態で、同期クロック信号SKとしてパルス信号が1つ、図略の制御回路から外部端子7、及び信号切換スイッチ18を介してカウンタ20へ出力され、そのカウント値「0001」がデコーダ19によってデコードされ、そのデコード結果に応じて出力されたデコーダ19からの制御信号に応じて1軸目の+1Gにおけるセンサ出力信号がAD変換器2によってセンサ出力データに変換されてレジスタRAに記憶される。
次に、加速度センサ12bの1軸目の方向に加速度−1Gが印加された状態で、同期クロック信号SKとしてパルス信号が1つ、図略の制御回路から外部端子7、及び信号切換スイッチ18を介してカウンタ20へ出力され、そのカウント値「0010」がデコーダ19によってデコードされ、そのデコード結果に応じて出力されたデコーダ19からの制御信号に応じて1軸目の−1Gにおけるセンサ出力信号がAD変換器2によってセンサ出力データに変換されてレジスタRBに記憶される。
そして、図3におけるステップS105、S106、S107、S108、S109と同様の処理により、ALU15によって、レジスタRA,RBに記憶された値に基づいて、1軸目について新たなオフセット補正値と新たな感度補正値とが算出され、その新たなオフセット補正値と新たな感度補正値とが、デコーダ19からメモリインターフェイス16へ出力された制御信号に応じて、1軸目の新たなオフセット補正値と新たな感度補正値としてEEPROM4に記憶される。
以下、同様にして、予め定められた順序で予め定められた加速度が加速度センサ12bに印加されるのと同期して、同期クロック信号SKとしてパルス信号が1つ、図略の制御回路から外部端子7、及び信号切換スイッチ18を介してカウンタ20へ出力されることにより、カウンタ20によってカウント可能な数及びデコーダ19でデコード可能な数だけ、例えばカウンタ20が4ビットカウンタでありデコーダ19が4ビットデコーダであれば、16個のセンサ出力データに対してレジスタRA,RBを繰り返し用いることにより演算処理を施すことができる。(ただし、図10に示す例では、デコーダ出力の「0000」を処理のスタート、「1111」を処理の終了を検出するための用いているため、演算処理可能なセンサ出力データ数は14個になっている。)
これにより、演算処理を行うセンサ出力データ数が増加した場合であっても、センサ出力データを記憶するレジスタを選択するための選択信号を受け付ける外部端子は、外部端子7一本でよく、外部端子数を低減することができる。
その他の構成及び動作は図7に示す加速度センサ補正回路1cと同様であるのでその説明を省略する。
本発明の第1の実施形態に係る加速度センサ補正回路の構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す加速度センサ補正回路の動作の一例を示すフローチャートである。 自己補正モードにおける加速度センサ補正回路の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る加速度センサ補正回路の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係る加速度センサ補正回路の構成の一例を示すブロック図である。 図5に示すデコーダのデコード動作を説明するための表形式の説明図である。 本発明の第4の実施の形態に係る加速度センサ補正回路の構成の一例を示すブロック図である。 図7に示すデコーダによるデコード動作を説明するための表形式の説明図である。 本発明の第5の実施の形態に係る加速度センサ補正回路の構成の一例を示すブロック図である。 図9に示すカウンタとデコーダとの動作を説明するための表形式の説明図である。
符号の説明
1,1a,1b,1c,1d 加速度センサ補正回路
2 AD変換器
3,3a,3b,3c,3d 補正処理部
4 EEPROM
5,6,7,8,9,10,11 外部端子
12,12a,12b 加速度センサ
13 モード切替スイッチ
14 レジスタ選択スイッチ
16 メモリインターフェイス
17 コントローラ
18 信号切換スイッチ
19 デコーダ
20 カウンタ
RA,RB,RC,RD,RE,RF レジスタ

Claims (6)

  1. 加速度センサで検出されたセンサ出力信号が入力され、前記入力されたセンサ出力信号を補正して前記加速度センサにより検出された加速度を示す加速度信号を出力する加速度センサ補正回路であって、
    前記センサ出力信号の感度を補正するための感度補正値を予め記憶する補正値記憶部と、
    前記感度補正値の補正を指示する補正指示を受け付ける補正指示受付部と、
    前記補正指示受付部によって前記補正指示が受け付けられた場合に、予め定められた補正用加速度に応じて前記加速度センサから入力された前記センサ出力信号と前記補正値記憶部に記憶されている感度補正値とに基づいて、新たな感度補正値を算出し、前記補正値記憶部に記憶させる補正値算出部と、
    前記入力されたセンサ出力信号を前記補正値記憶部に記憶された新たな感度補正値に基づき補正し、前記加速度信号として出力する補正処理部とを備えることを特徴とする加速度センサ補正回路。
  2. 前記補正値算出部は、前記補正指示受付部によって前記補正指示が受け付けられた場合に、前記補正用加速度に応じて入力されたセンサ出力信号に基づいて、前記センサ出力信号の感度を補正するためのオフセット補正値を算出して前記補正値記憶部に記憶させるものであり、
    前記補正処理部は、前記加速度センサから出力されたセンサ出力信号を前記補正値記憶部に記憶された新たな感度補正値とオフセット補正値とに基づき補正し、前記加速度信号として出力するものであることを特徴とする請求項1記載の加速度センサ補正回路。
  3. 前記補正値記憶部に前記感度補正値を予め記憶させるための書込指示信号を受け付ける書込指示受付部と、
    予め定められた複数の加速度に応じて入力された複数のセンサ出力信号をそれぞれ記憶するための複数のセンサ出力記憶部と、
    前記補正指示受付部により前記補正指示が受け付けられた場合に前記書込指示受付部により前記書込指示信号の代わりに受け付けられた前記複数のセンサ出力記憶部のうちいずれかの選択を指示する選択信号に応じて、前記複数のセンサ出力信号を前記複数のセンサ出力記憶部にそれぞれ記憶させる選択処理部とをさらに備え、
    前記補正値算出部は、前記複数のセンサ出力記憶部に記憶された複数のセンサ出力信号と前記補正値記憶部に記憶されている感度補正値とに基づいて、新たな感度補正値を算出し、前記補正値記憶部に記憶させるものであることを特徴とする請求項1記載の加速度センサ補正回路。
  4. 前記補正値記憶部に前記感度補正値を予め記憶させるための書込指示信号を受け付ける書込指示受付部と、
    予め定められた複数の加速度に応じて入力された複数のセンサ出力信号をそれぞれ記憶するための複数のセンサ出力記憶部と、
    前記補正指示受付部により前記補正指示が受け付けられた場合に前記書込指示受付部により前記書込指示信号の代わりに受け付けられた前記複数のセンサ出力記憶部のうちいずれかの選択を指示する選択信号に応じて、前記複数のセンサ出力信号を前記複数のセンサ出力記憶部にそれぞれ記憶させる選択処理部とをさらに備え、
    前記補正値算出部は、前記複数の記憶部に記憶された前記複数のセンサ出力信号と前記補正値記憶部に記憶されている感度補正値とに基づいて、新たな感度補正値とオフセット補正値とを算出し、前記補正値記憶部に記憶させるものであることを特徴とする請求項2記載の加速度センサ補正回路。
  5. 前記書込指示受付部は、前記選択信号として複数の信号を受け付けるものであり、
    前記選択処理部は、前記補正指示受付部により前記補正指示が受け付けられた場合に前記書込指示受付部により受け付けられた複数の信号をデコードして得られた信号に基づき前記複数のセンサ出力信号を前記複数のセンサ出力記憶部にそれぞれ記憶させることを特徴とする請求項3又は4記載の加速度センサ補正回路。
  6. 前記書込指示受付部は、前記選択信号として前記複数のセンサ出力記憶部の選択を切り換える切換信号を受け付けるものであり、
    前記選択処理部は、前記補正指示受付部により前記補正指示が受け付けられ、かつ前記書込指示受付部により前記切換信号が受け付けられた都度、その受付回数を計数する計数部を備え、前記計数部の計数値をデコードして得られた信号に基づき前記複数のセンサ出力記憶部のうちいずれかを選択し、前記受付部により受け付けられたセンサ出力信号を当該選択されたセンサ出力記憶部に記憶させるものであることを特徴とする請求項3又は4記載の加速度センサ補正回路。
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