JP3372860B2 - 信号位相差検出回路及び信号位相差検出方法 - Google Patents

信号位相差検出回路及び信号位相差検出方法

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JP3372860B2
JP3372860B2 JP5961098A JP5961098A JP3372860B2 JP 3372860 B2 JP3372860 B2 JP 3372860B2 JP 5961098 A JP5961098 A JP 5961098A JP 5961098 A JP5961098 A JP 5961098A JP 3372860 B2 JP3372860 B2 JP 3372860B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の位相関係に
ある二つのパルス信号の位相差の検出を行う回路および
方法であって、特に広範囲にわたる非常に高い精度の検
出を可能にするところの信号位相差検出回路及び信号位
相差検出方法に関する。そして、この信号位相差検出回
路および信号位相差検出方法は、例えば2つのパルスの
位相差の正確な測定から圧力等の物理量の正確な測定を
行う測定回路や、レーザー光線の反射波から対象物まで
の距離を測定する回路等に使用できるものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、二つのパルスPA ,PB 間の位
相差を検出したい場合に,パルスの位相差を複数ビット
のデジタル信号に符号化することにより、二つのパルス
A とPB の位相の正負両方向のずれ(位相差)を検出
できる。この方式によると、デジタル信号のビット数を
増やすことにより、位相のズレの検出範囲を検出精度を
低下させずに拡大することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ビット数の増
加により回路規模が著しく拡大してしまう。また、回路
規模を変えずに検出範囲を拡大しようとすると、検出精
度が低下してしまう。例えば、ある物理量の変化によ
り、二つのパルスPA ,PB の位相が変化するとした場
合、その位相差を検出することにより、物理量の変化を
キャッチするセンサーを考えることができる。このよう
なセンサーでは、大きな位相変化をもたらすセンシング
素子を用いた場合や、センシング素子の特性のバラツキ
等により大きな位相差が生じた場合等に対応するため
に、検出精度を低下することなく検出範囲を拡大する必
要がある。この際、システムの小型化、低コスト化を図
るためにも、検出回路規模の拡大を招いてはならない。
【0004】本発明は、二つのパルスの位相差を符号化
して検出する信号位相差検出回路において、回路規模の
拡大と検出精度との低下なしに、検出範囲を拡大するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに成された請求項1記載の発明は、複数の信号遅延回
路がリング状に連結され、任意のタイミングで入力され
る第1の信号を、連結された前記複数の信号遅延回路内
にて周回させる遅延信号発生手段(1) 、前記第1の信号
と任意の位相差を持つ第2の信号が入力され、前記第2
の信号の入力された時の、前記複数の信号遅延回路にお
ける前記第1の信号の周回位置を検出する位置検出手段
(3) 、前記第1の信号が入力されてから前記第2の信号
が入力されるまでに、前記第1の信号が前記複数の信号
遅延回路内を周回する周回回数を、複数の異なるタイミ
ングでカウントするカウント手段(2) 、および前記カウ
ント手段でカウントされた複数の周回回数から、所望の
周回回数を決定する周回回数決定手段(27)を備え、前記
周回回数決定手段(27)からの前記所望の周回回数と、前
記位置検出手段(3) によって検出された前記第1の信号
の周回位置とに基づいて、前記第1の信号と前記第2の
信号との間の位相差を出力するようにしたものである。
【0006】上記問題点を解決するために成された請求
項5記載の発明は、複数の信号遅延回路がリング状に連
結された遅延信号発生手段を用いて、第1の信号と前記
第2の信号との間の位相差を符号化する信号位相差検出
方法であって、第1の信号が入力されると、前記第1の
信号を前記遅延信号発生手段における前記複数の信号遅
延回路にて周回させ、前記第1の信号と任意の位相差を
持つ第2の信号が入力されると、前記第1の信号が入力
されてから前記第2の信号が入力されるまでに前記第1
の信号が前記複数の信号遅延回路内を周回する周回回数
を、複数の異なるタイミングでカウントした複数のカウ
ント値から決定するとともに、前記複数の信号遅延回路
における前記第1の信号の周回位置を検出し、前記周回
回数と前記第1の信号の周回位置とに基づいて、前記第
1の信号と前記第2の信号との間の位相差を出力するよ
うにしたものである。
【0007】
【作用及び効果】リング状に連結された信号遅延回路を
第1の信号(PA ) が周回するようにしているので、信号
遅延回路の総数が少なくても、つまり回路規模が比較的
少なくても、その周回回数をカウントし、この周回回数
と遅延信号回路を周回する第1の信号の周回位置に応じ
て位相差を表わすデータを形成できるので、結果として
分解能の高いデータが得られ、また、回路の大面積化を
招くことなく符号化可能範囲を拡大できる。
【0008】また、第1の信号が入力されてから第2の
信号(PB ) が入力されるまでに第1の信号が信号遅延回
路内を周回する周回回数を、複数の異なるタイミングで
カウントした複数のカウント値から決定するため、正確
に周回回数を把握することができ、結果として検出精度
を向上できる。
【0009】
【発明の実施の形態】〔実施例〕まず、本発明の概要に
ついて説明する。第1図は、信号位相差検出回路として
のパルス位相差符号化回路の概略構成図である。この第
1図は、主に多数の信号遅延回路(以下ゲートディレイ
ともいう)を持ったリング遅延パルス発生回路1、カウ
ンター2、パルスセレクター3、エンコーダー4の各ブ
ロックから成っており、端子6に入力パルスの1つPA
が与えられる。
【0010】リング遅延パルス発生回路1の途中から、
そのパルスPA が通過したゲートディレイの段数によっ
て遅延時間が決まるところの複数の遅延パルスが出力さ
れ、パルスセレクター3に入力される。パルスセレクタ
ー3では端子8からパルスP A より遅れて別のパルスP
B が入力される。このパルスPB が入力されると、パル
スPA が達している段のリング遅延パルス回路1からの
入力だけをパルスセレクター3が選択し、この選択され
た入力に対応する信号をエンコーダー4に入力する。す
ると、そのエンコーダー入力に対応する二進数デジタル
信号がエンコーダー4から出力される。
【0011】また、リング遅延パルス発生回路1のゲー
トディレイの最終端5がOR回路1aに戻るように接続
され、その結果、ゲートディレイがリング状につながっ
ているため、全ゲートディレイ分の遅延時間を伴って、
繰り返しパルスPA がリング遅延パルス発生回路1の左
端に現れる。そして、最終端5の出力をカウンター2の
クロック端子に入力し、更に分周すれば、ゲートディレ
イを何周したかをカウンター2の出力として知ることが
できる。
【0012】つまり、カウンター2の出力10は、エン
コーダー4の出力9の上位ビットとなる。よって、エン
コーダー4の出力9からカウンター2の出力10への二
進数の桁上げを連続的に行うためには、エンコーダー4
の出力9を2n 本にする必要がある。また、この回路に
おいては、リング遅延パルス発生回路1のリセットは、
NAND入力7を0にすることにより行う。
【0013】以上述べたリング遅延パルス発生回路1と
パルスセレクター3との機能は、既に特許願済の“パル
ス位相差検出回路及びこの検出回路を備える物理量検出
装置”(特願平1−264319号)の遅延パルス発生
回路と同期パルス検出回路にそれぞれ対応する。ただ
し、本発明においては、リング遅延パルス発生回路1で
は、ゲートディレイの最終段5を帰還させ、ゲートディ
レイを何度も使用しているため、回路規模の著しい増大
を招くことなく検出範囲の拡大を実現している。そし
て、カウンター2の分周回路を増やすことにより、さら
に検出回路を拡大することができる。また、この回路の
検出精度はゲートディレイ1段の遅延時間だけで決定さ
れるため、検出範囲の拡大によっても検出精度の低下を
招くことはない。
【0014】なお、この実施例を別の表現で記載すれ
ば、次のような手段を備えたものである。つまり、本発
明は、複数の遅延素子を直列に接続した直列回路の一端
に第1のパルスを入力し、該第1のパルスが夫々の前記
遅延素子を通過していく過程で複数の遅延パルスを発生
させる手段、第1のパルスよりも時間的に遅れて発生し
た第2のパルスの到来した時期に前記遅延パルスのうち
最も新しく発生した遅延パルスを選択し、この選択され
た遅延パルスが選択されなかった他の遅延パルスに対し
て、どのような位置に存在するのかを表わす位置信号を
発生する手段、前記位置信号を受けて前記第1のパルス
の入力時から前記第2のパルスの到来時までの時間を表
わすデジタル信号を出力する出力手段、前記直列回路の
前記一端と他端とを接続し、前記一端から入力された前
記第1のパルスに基づくパルス信号が前記一端から前記
他端に向けて前記遅延素子内を一巡した後に、再び前記
一端から前記他端に向けて前記パルス信号を周回させる
手段、前記周回させる手段によって、繰り返し前記直列
回路を周回する回数を計測し、この計測された周回回数
に応じて前記出力手段から出力させるデジタル信号を前
記第1のパルスと前記第2のパルスとの間の位相差に対
応させる手段を備えたパルス位相差符号化回路である。
【0015】以下、具体的に実施例を説明する。第2図
にパルス位相差符号化回路の具体的な第1実施例を示
す。この回路は、第1の信号としてのパルスPA とそれ
に続いて入力される第2の信号としてのパルスPB の立
ち上がり時刻の差を二進数デジタル信号に符号化して出
力する回路である。第3図にこの回路で使用する信号の
タイミングチャートを示す。以下、これらの第2図及び
第3図に基づいて説明する。
【0016】第2図の1は遅延信号発生手段としてのリ
ング遅延パルス発生回路で、パルスPA の入力に続い
て、そのパルスPA が通過したインバーター(インバー
ターの1つを符号101で代表して示す)の個数分の遅
延時間を伴って遅延パルスP00〜P31が繰り返し出
力される。遅延パルス一段分の遅延時間がパルス位相差
検出の分解能となり、遅延パルス一段分の遅延時間を短
くすることにより、パルス位相差検出の分解能を向上さ
せることができる。この実施例では検出の分解能を上げ
るため、遅延パルス一段の遅延時間をインバーター10
1の一個の遅延時間で設定している。よって、第3図に
示すように遅延パルスP00〜P31は、それぞれ前段
(P01に対してはP00が前段)の遅延パルスに対し
て反転して、なおかつインバーター一個の遅延時間を伴
ったものとなる。ただし、本実施例においてはリング遅
延パルス発生回路1周のインバーター個数は奇数個であ
るから、第2図のP31からP00の間の遅延パルスの
一区間のみはインバーター1011とナンド102によ
ってインバーター2段分に相当する遅延時間となる。
【0017】最初にパルスPA の立ち上がりが入力され
ると、P00にNAND102一個とインバーター10
1一個の遅延時間を伴ってP01にパルスの立ち下がり
が出力される。その後、P02,P03……と立ち上が
りと立ち下がりとが交互に遅延して出力される。遅延パ
ルスの出力がP31まで達すると、続いて二回目の遅延
パルスP00〜P31の出力が始まる。このリング遅延
パルス発生回路1の一周中には、奇数個のインバーター
が存在するため、次の回の遅延パルスP00〜P31の
出力には、遅延パルス回路一周分の遅延時間を伴って、
前回の反転パルスが出力される。例えば、第3図におい
てP00は時刻t1 において一回目の出力として立ち上
がりを出力し、時刻t4 において二回目の出力として立
ち下がりを出力する。このようにリング遅延パルス回路
1の周回ごとに、遅延パルスP00〜P31には各々立
ち上がりと立ち下がりが交互に出力される。
【0018】第2図において、3は位置検出手段として
のパルスセレクターで、リング遅延パルス発生回路1か
ら出力された遅延パルスP00〜P31が、それぞれD
タイプフリップフロップ(そのうちの1つを符号301
で代表して示す)(Dff)のデータとして入力されて
いる。そして、パルスPB をそれらのDffのクロック
として用いている。これらのDタイプフリップフロップ
は、P00〜P31のうちパルスPB が立ち上がったと
きパルスPA が達している遅延パルスを選び出し、それ
に対応する一つの出力をパルスセレクター出力ER00
〜ER31の中から選び出す機能を持つ。例えば、第3
図において時刻t2 のタイミングでパルスPB が立ち上
がったとすると、パルスPA が到達している遅延パルス
を選び出し、遅延パルスP01とP02に対応するDタ
イプフリップフロップの出力だけが同時に0になる。す
ると、P01とP02に対応する信号をEXOR(排他
的OR回路のことであり、その1つを符号302で代表
して示す)の入力として持つパルスセレクター3の出力
であるところのER02だけが0を出力する。
【0019】なお、第2図の実施例では、リング遅延パ
ルス発生回路1からの出力P00〜P31が偶数本であ
るため、インバーター105を挿入している。もし、そ
のインバーターがなければパルスPA がP31に達した
時以外にもER00出力が0になってしまう。4はエン
コーダーで、パルスセレクター3の32本の出力ER0
0〜ER31を入力としている。このエンコーダー4は
パルスセレクター3とともに位置検出手段をなしてい
る。そして、32本の出力ER00〜ER31のうち、
ある出力だけが0になると、それに対応する五桁の二進
数デジタル信号EC1〜5を出力する。例えば、第3図
において時刻t3 のタイミングでパルスPB が立ち上が
ったとすると、リング遅延パルス発生回路の出力P00
〜P31のうち、遅延パルスP17とP18とに対応す
るDタイプフリップフロップの出力が共に0となり、パ
ルスセレクター出力ER00〜ER31のうちP17,
P18に対応する信号をEXOR入力として持つER1
8のみが0になる。出力ER18はER00を0番とす
ると18番目のパルスセレクター出力で、エンコーダー
4からは18番に対応する五桁の二進数デジタル信号1
0010が出力される。このようにリング遅延パルス発
生回路1、パルスセレクター3、エンコーダー4によっ
て、パルスPB が入力された時刻にリング遅延パルス発
生回路中のパルスPA が達している位置を、五桁の二進
数デジタル信号(00000〜11111)として表わ
すことができる。
【0020】21及び22は、リング遅延パルス発生回
路1をパルスPA が周回した回数をカウントして二進数
デジタル信号として出力するカウント手段としてのカウ
ンターである。カウンター21のクロック入力211
は、リング遅延パルス発生回路1の遅延パルスP15の
出力点103に接続されており、カウンター22のクロ
ック入力221は遅延パルスP31の出力点104に接
続している。そして、前記両出力点103,104をパ
ルスPA が通過する回数を前記両カウンター21,22
がカウントする。
【0021】出力点103,104には、パルスPA
周回ごとにパルスの立ち上がりと立ち下がりとが交互に
現れ、またカウンター21と22とはパルス立ち上がり
をカウントするカウンターである。そのため、カウンタ
ー21及び22のパルス立ち上がり発生回路23,24
によって、パルス立ち下がり信号をパルス立ち上がり信
号に変換している。それによって、出力点103,10
4をパルスPA がパルスの立ち上がりとして通過して
も、立ち下がりとして通過しても、その周回回数をカウ
ンター21,22でカウントすることができる。
【0022】25及び26はカウンター21,22の出
力C11〜14およびC21〜24を、パルスPB の入
力と同時に取り込んで出力するカウンター用Dタイプフ
リップフロップである。27はマルチプレクサーで、エ
ンコーダー4の出力のMSB(最上位ビット)のEC5
が0のときはカウンター21側からの出力D11〜D1
4を出力し、EC5が1のときはカウンター22側から
の出力D21〜D24を出力する。つまり、リング遅延
パルス発生回路1において、パルスPA がP00〜P1
5のいずれかの出力まで達しているときにパルスPB
入力されると、それに対応するER00〜ER15まで
の、ある1つのパルスセレクター3の出力だけが0にな
る。すると、エンコーダー4の出力は15以下、つまり
二進数デジタル出力では01111以下となり、エンコ
ーダー4の出力MSBのEC5は0となる。
【0023】そして、リング遅延パルス発生回路1の出
力点103からの信号によって、パルスPA の周回回数
をカウントしているカウンター21の出力がマルチプレ
クサー27の出力C01〜4に出力される。同様に、リ
ング遅延パルス発生回路1において、パルスPA がP1
6〜P31のいずれかまで達しているときにパルスP B
が入力されると、エンコーダー4の出力のMSB(最上
位ビット)であるEC5は1となり、リング遅延パルス
発生回路1の出力点104の信号によって、パルスPA
の周回回数をカウントしているカウンター22の出力が
マルチプレクサー27の出力C01〜4に出力される。
【0024】こうすることにより、パルスPB の入力と
同時に、PA の周回回数を既にカウントし終わっている
ので、正確にカウンターの出力を把握することができ
る。例えば第3図において、パルスPB が時刻t3 で立
ち上がった場合には,第2図のマルチプレクサー27は
「PA がP15を通過した後において、既にカウントを
開始しているカウンター21」の出力C11〜14を出
力せずに、まだカウントを行なっていないカウンター2
2の出力C21〜24を出力する。また、PB が時刻t
5 で立ち上がった場合には、既にパルスPA はリング遅
延パルス発生回路1の次の周回に入っており、マルチプ
レクサー27は周回回数を既にカウントし終わっている
カウンター21の出力C11〜14を出力する。
【0025】第2図において、11は出力用Dタイプフ
リップフロップ(F/F)で、エンコーダー4の出力E
C1〜5を1〜5ビット目のデータとして入力してお
り、かつマルチプレクサー27からの出力C01〜4を
6〜9ビット目のデータとして入力している。そして、
二つの入力を合わせて9ビットの“パルス位相差符号化
回路”の二進数デジタル信号D0〜D8を、クロック信
号DCKの入力に応じて出力する。以上の方法でリング
遅延パルス発生回路1の遅延パルス0〜31段分の「パ
ルスPA とPB の位相差」を5ビットデジタル信号のエ
ンコーダー出力として表わしている。そして、このエン
コーダー出力の上側4ビットをリング遅延パルス発生回
路1内をPA が周回した回数をカウントしたカウンター
の出力として表わすことができる。
【0026】第2図において、DCKはパルス位相差符
号化回路の最終段の出力用Dタイプフリップフロップ1
1のクロック入力である。パルスPB の入力後に、出力
用Dタイプフリップフロップ11への入力データが安定
するため十分時間をとって前述のクロック入力DCKを
出力用Dタイプフリップフロップ11に入力する必要が
ある。また、第2図上端のRGCRは、カウンター2
3,24のリセットパルスであり、パルスPB によって
カウンター出力をラッチした後、次のパルスPAが入力
される前に、カウンター出力をすべて0にリセットする
ためのものである。
【0027】この、第2図に実施例を示したパルス位相
差検出回路では、リング遅延パルス発生回路1からの出
力とカウンター出力とを連続的に結合するために、リン
グ遅延パルス発生回路1からの出力の本数を2n 本にし
なければならない。しかし、リング遅延パルス発生回路
1からの遅延パルス出力を二周目以後も順番に変化させ
ていくためには、リング遅延パルス発生回路1の一周を
構成するインバータ101の個数は奇数段でなければな
らない。そのため、リング遅延パルス発生回路1の一周
のうち、ある遅延パルス間の遅延時間をインバータ二段
によって設定しなければならない。よって、第2図にお
いては、遅延パルスP31〜P00間はインバーター2
段の遅延時間となっている。インバーターの動作速度に
十分余裕がある場合には、インバーターが二段ある遅延
パルス間の遅延時間とその他のインバーター段の遅延時
間とが同じになるように、各インバーターの動作速度を
設定し、検出精度の低下を防ぐことも可能である。しか
し、この方法により、検出精度の低下を招くことなく実
現できる検出の分解能は、インバーター二段の遅延時間
によって決まってしまう。
【0028】よって、次に、第4図によって検出精度の
低下を招くことなく、検出回路の分解能をインバーター
が一段の遅延時間に設定できる回路の一例を示す。第4
図は、パルスPA とPB の位相差を、9ビットの二進数
デジタル信号として表わすパルス位相差符号化回路の実
施例の一つである。この回路は、第2図の第1実施例と
同じように、リング遅延パルス発生回路、パルスセレク
ター、およびエンコーダーの出力で下位5ビットを表わ
し、カウンターからの出力で上位4ビットを表わす。
【0029】第4図において、1はリング遅延パルス発
生回路、3はパルスセレクター、4はエンコーダー、2
はカウンター、256はカウンター出力を読み込むカウ
ンター用Dタイプフリップフロップ、11はエンコーダ
ー4の出力EC1〜5とカウンター側の出力C1〜4と
を合わせて読み込む出力用Dタイプフリップフロップで
ある。パルスPA ,PB およびクロック入力DCKは第
2図の第1実施例と同じものである。
【0030】第4図の第2実施例が第2図の第1実施例
と異なる点は、リング遅延パルス発生回路1の出力P0
0〜P30が31本しかないことである。遅延パルスP
00〜P30一段の遅延時間をインバーター一個で設定
する場合、出力の本数が奇数であるためリング状に連結
するインバーターは奇数個となり、ある遅延パルス間の
遅延時間をインバーター二個で設定する必要がない。よ
って、位相差の検出精度を低下することなく、検出の分
解能をインバーター一個の遅延時間に設定することがで
きる。ただし、リング遅延パルス発生回路1の出力本数
が2n 本になっていないので、リング遅延パルス発生回
路1からの出力とカウンター2からの出力とを連続的に
結合してデジタル信号とするための演算が必要である。
【0031】ここで、第2図の第1実施例に立ち返って
説明すると、第2図のリング遅延パルス発生回路1から
の出力に基づくエンコーダー出力EC1〜5は、出力用
Dタイプフリップフロップ11の出力D0〜8のうちD
0〜4に相当し、カウンターからの出力C01〜4はD
5〜8に相当する。つまり、リング遅延パルス発生回路
1からの出力EC1〜5を十進数でn(0から31まで
の正の整数)と表わし,カウンターからの出力C01〜
4を十進数でN(0から15までの正の整数)と表わす
とすれば、出力用Dタイプフリップフロップ11の出力
D0〜8は、十進数でn+32Nとなる。
【0032】それに対し、第4図の第2実施例において
は、リング遅延パルス発生回路1の出力はP00〜P3
0の31本しかなく、それを十進数で表わすと0〜30
までの正の整数(nに相当する)になり、出力用Dタイ
プフリップフロップ11の出力は、カウンター2側から
の出力Nと合わせて十進数でn+31Nにならなければ
ならない。ところが、単に出力用Dタイプフリップフロ
ップ11によってEC1〜5を下位5ビット、C1〜4
を上位4ビットとして読み込むだけでは、第4図のD0
〜8は十進数でn+32Nとなってしまう。そこで、減
算器12によって、出力用Dタイプフリップフロップ1
1の出力D0〜8からNを減算することにより(n+3
2N−N)、正しい出力n+31Nを得ることができ
る。
【0033】以上のような構成によって、検出精度の低
下を招くことなく分解能を向上させることができる。ま
た、第4図のパルスセレクター3に第2図のパルスセレ
クターと同じ方式のパルスセレクターを用いる場合、リ
ング遅延パルス発生回路からの出力P00〜P30は奇
数本であるため、第2図の105のようなインバーター
は挿入しなくとも、パルスPA がP30に達した時以外
にER00が0を出力することはない。
【0034】このような回路を用いて、リング遅延パル
ス発生回路の遅延パルス一段当たりの遅延時間をインバ
ーターの一段で設定すれば、インバーターの動作速度を
上げることにより、位相差検出の分解能を向上させるこ
とができる。例えば、現在一般的に用いられているシリ
コンCMOSインバーターの代りに、高速で作動する化
合物半導体のトランジスタで作製したインバーターによ
りリング遅延パルス発生回路を構成すれば、さらに位相
差検出の分解能を向上させることができる。また、リン
グ遅延パルス発生回路以外の回路の動作スピードは検出
分解能には関係しないため、ウェハーインテグレーショ
ン、選択エピタキシャル成長などの方法により、シリコ
ンICチップ上のリング遅延パルス発生回路だけ動作速
度の早いデバイスで作製することにより、コストダウン
も図れる。
【0035】以上のような構成で、非常に分解能が高い
パルス位相差符号化回路を実現すれば、次のような装置
ないしシステムにも応用できる。第1の応用例として述
べるものは、レーザー光線を発射して、ある対象物から
の反射波を検知し、発射のタイミングのパルスと反射波
を検知したタイミングのパルスの位相差を検出して、そ
の対象物との距離を測定するようなシステムである。こ
のようなシステムに、上述のごとき高分解能のパルス位
相差検出回路を用いると、非常に高い分解能で距離を測
定できる。例えば、パルスの位相差を1〔ns〕の分解能
で検出できたとすると、15〔cm〕の分解能で距離を検
出できる。
【0036】次に、上述のパルス位相差符号化回路を測
定回路に応用した第2の応用例について述べる。第5図
は、上記パルス位相差符号化回路を利用した、抵抗変化
検出回路の回路ブロック図を示す。図中201,202
は抵抗変化をもたらす抵抗素子で、例えばこの抵抗素子
に磁気抵抗素子(MRE)を用いれば、この回路を磁気
を検出するセンサ回路として用いることができるし、ま
た、この抵抗素子に歪ゲージ抵抗線を用いれば、この回
路を圧力を検出するセンサー回路として用いることがで
きる。その他にも、この回路はある物理量の変化によっ
て抵抗変化を生じる、種々の抵抗素子を用いたセンター
回路として用いることができる。この回路では2つの抵
抗素子201と202の抵抗値の差の変化を検出するも
ので、ある物理量の変化によって2つの抵抗素子の抵抗
値の差が発生すれば、その物理量変化を検出することが
できる。そして、2つの抵抗素子の抵抗値が逆方向に変
化したとき最大の感度が得られる。
【0037】203及び204は発振器であり、抵抗素
子201,202の抵抗変化に応じて発振周波数が変化
するものである。この発振器203,204は、さらに
波形整形回路を有しており、かつ抵抗素子201,20
2の抵抗値によって決定される発振周波数に等しい周波
数のパルス信号CKB,CKAを第6図に示すように出
力する。205及び206はカウンターであり、発振器
203,204から出力されるパルス信号CKB,CK
Aを計数し、第5図及び第6図に示すようにカウント信
号C0B〜C3B、C0A〜C3Aを出力する。
【0038】207,208はデコーダであり、デコー
ダ207はカウンター205の計数値が所定値(本実施
例においては9)に達したとき、第6図に示すように各
々のカウンター205,206に対してリセット信号R
STB,RSTAを出力し、かつカウンター205,2
06による次回の計数の開始の同期を取るために、発振
器204に対して同期信号SYNCを出力する。さらに
デコーダ207は、カウンター205の計数値が9にな
ったときに、分周パルス信号PBを第6図のように出力
する。また、デコーダ208もデコーダ207と同様
に、カウンター206の計数値が9に達した時、分周パ
ルス信号PA を出力する。すなわち、カウンター20
5,206によって同数のパルス信号CKB,CKA
(第6図では9つ)が計数されたときに、デコーダ20
7,208から分周パルス信号PB ,P A を出力するよ
うに構成しているため、この分周パルス信号PB ,PA
の立上り時刻の差は個々のパルス信号の位相差を累積し
た時間に相当するものとなる。これにより、ある物理量
変化に対する検出感度が向上し、僅かな物理量変化によ
る発振周波数の変化をも検出することが可能となる。
【0039】209は前述のいずれかの実施例のパルス
位相差符号化回路で、パルス信号P A と「PA からある
時間遅れて入力されるPB 」との間の位相差をi桁(i
は正整数)の二進数であるD0 〜Di-1 に符号化して出
力する機能を持つ。210は比較回路であり、パルス位
相差符号化回路209から出力された前回の二進デジタ
ルデータと、今回出力された二進デジタルデータとの差
を演算するとともに、この差の極大値及び極小値におい
て、1と0が反転するパルス信号P out を出力する。
【0040】この比較回路210は第7図に示すように
パルス位相差符号化回路209から出力された2進デジ
タルデータ信号D0 〜Di-1 の前回分であるD-10〜D
-1i−1を記憶しておく記憶回路41を有している。そ
して、この記憶回路41に記憶された前回の2進デジタ
ルデータ信号D-10〜D-1i−1と今回符号化回路20
9から出力された2進デジタルデータ信号D0 〜Di-1
との差を演算するデジタル減算器42を有している。
【0041】さらに、このデジタル演算器42における
演算結果が正か負かを示す符号ビット信号が入力され、
そのデータをパルス信号Pout として出力するフリップ
フロップ43を有している。従って、このパルス信号P
out は、2つの分周パルス信号PA ,PB の位相差を示
す2進デジタルデータ信号D0 〜Di-1 が増加から減少
及び減少から増加へと転じるときに、1と0が反転する
信号となる。
【0042】以上のような、ある物理量変化により生じ
る一対の抵抗素子の抵抗値の差の変化を検出する回路で
は、同じ温度係数を有する抵抗素子を用いることによ
り、特別な温度補正回路は必要ない。さらに、抵抗変化
を周波数変化に変換した後の回路は全てデジタル回路で
あるため、高温での動作に非常に有利であると言える。
また、パルス位相差符号化回路により、2つの抵抗素子
の抵抗差による2つのパルスの位相差を二進デジタルデ
ータ信号に符号化し、サンプリングごとにその値を比較
して、パルス間位相差の変化を検出する方式であるか
ら、一対の抵抗素子の抵抗値のバラツキ等により、2つ
のパルスの位相差変化の中心値がばらついても正確な検
出が可能である。よって、2つの抵抗素子の抵抗値の精
密な合わせ込みは不要である。なお、第5図に示した応
用例は抵抗素子による検出回路の一例であったが、ある
物理量変化により、静電容量が変化する素子を検出素子
として用いれば、公知のRC発振器により容易に静電容
量変化を周波数変化に変換でき、本発明回路の実施例が
応用できる。
【0043】以上述べたように、上記実施例のパルス位
相差符号化回路により、二つのパルスの位相差を二進数
デジタル信号として表現できる。この二進数デジタル信
号の時間分解能は、リング遅延パルス発生回路の遅延パ
ルス一段あたりの遅延時間によって決まり、それを短く
することにより、非常に高い分解能で位相差を検出でき
る(例えばインバーター一段の場合、数〔nsec〕以下と
なる。)また、一般にパルス位相差の符号化の高分解能
化と符号化の広範囲化とは相反するものであり、例えば
分解能を二倍にすれば符号化可能範囲は半分になってし
まう。しかし、本発明のパルス位相差符号化回路は、カ
ウンター出力により上位ビットの符号化を行っているた
め、カウンター出力のビット数を増やすことにより、回
路の大面積化を招くことなく符号化可能範囲を拡大でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は本発明の一実施例の概要を示す概略構
成図
【図2】第2図は本発明回路の第1実施例を示す電気回
路図
【図3】第3図は第2図図示回路の各部波形図
【図4】第4図は本発明回路の第2実施例を示すブロッ
ク回路図
【図5】第5図は上記各実施例を使用した抵抗値にて表
わされた物理量を測定する回路のブロック回路図
【図6】第6図は第5図図示回路の各部波形図
【図7】第7図は第5図中の比較回路の詳細回路図
【符号の説明】
1 リング遅延パルス発生回路 101 信号遅延回路をなすインバータ 2,21,22 カウンター 3 パルスセレクター 4 エンコーダー 201 202 抵抗素子 203,204 発振器 205,206 カウンター 207,208 デコーダー 209 パルス位相差符号化回路 210 比較回路 P00〜P31 遅延パルス ER00〜ER31 出力ラインを通る信号 25,26,11 Dタイプフリップフロップ 27 マルチプレクサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 義則 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式 会社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 星野 浩一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式 会社デンソー内

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号遅延回路がリング状に連結さ
    れ、任意のタイミングで入力される第1の信号を、連結
    された前記複数の信号遅延回路内にて周回させる遅延信
    号発生手段(1) 、 前記第1の信号と任意の位相差を持つ第2の信号が入力
    され、前記第2の信号の入力された時の、前記複数の信
    号遅延回路における前記第1の信号の周回位置を検出す
    る位置検出手段(3) 、 前記第1の信号が入力されてから前記第2の信号が入力
    されるまでに、前記第1の信号が前記複数の信号遅延回
    路内を周回する周回回数を、複数の異なるタイミングで
    カウントするカウント手段(2) 、および前記カウント手
    段でカウントされた複数の周回回数から、所望の周回回
    数を決定する周回回数決定手段(27)を備え、 前記周回回数決定手段(27)からの前記所望の周回回数
    と、前記位置検出手段(3) によって検出された前記第1
    の信号の周回位置とに基づいて、前記第1の信号と前記
    第2の信号との間の位相差を出力することを特徴とする
    信号位相差検出回路。
  2. 【請求項2】 前記周回回数決定手段(27)は、前記第1
    の信号の周回位置を考慮して前記所望の周回回数を決定
    することを特徴とする請求項1記載の信号位相差検出回
    路。
  3. 【請求項3】 前記周回回数決定手段(27)は、前記位置
    検出手段(3) からの前記第1の信号の周回位置に応じて
    前記所望の周回回数を決定することを特徴とする請求項
    1記載の信号位相差検出回路。
  4. 【請求項4】 前記カウント手段(2) は、前記遅延信号
    発生手段(1) の異なる信号遅延回路に接続された複数の
    カウンタ(23,24) からなり、前記周回回数決定手段(27)
    は前記複数のカウンタ(23,24) の出力のうちの何れか一
    方を選択することで前記所望の周回回数を決定すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の
    信号位相差検出回路。
  5. 【請求項5】 複数の信号遅延回路がリング状に連結さ
    れた遅延信号発生手段を用いて、第1の信号と第2の信
    号との間の位相差を符号化する信号位相差検出方法であ
    って、 第1の信号が入力されると、前記第1の信号を前記遅延
    信号発生手段における前記複数の信号遅延回路にて周回
    させ、 前記第1の信号と任意の位相差を持つ第2の信号が入力
    されると、前記第1の信号が入力されてから前記第2の
    信号が入力されるまでに前記第1の信号が前記複数の信
    号遅延回路内を周回する周回回数を、複数の異なるタイ
    ミングでカウントした複数のカウント値から決定すると
    ともに、前記複数の信号遅延回路における前記第1の信
    号の周回位置を検出し、 前記周回回数と前記第1の信号の周回位置とに基づい
    て、前記第1の信号と前記第2の信号との間の位相差を
    出力することを特徴とする信号位相差検出方法。
  6. 【請求項6】 前記複数のカウント値から前記周回回数
    を決定するのに際し、前記第1の信号の周回位置を考慮
    して前記周回回数を決定することを特徴とする請求項5
    記載の信号位相差検出方法。
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