JP2005308518A - 外側面検査方法及び外側面検査装置 - Google Patents

外側面検査方法及び外側面検査装置 Download PDF

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幸男 吉川
Koji Tanaka
康治 田中
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Abstract

【課題】 構造の簡素化を図る。
【解決手段】 ベルトコンベア11の中途部に、検査対象物2の外側面3を検査する検査箇所21を設定する。検査箇所21におけるベルトコンベア11上部に、検査対象物2の周囲部にレーザー光線31を照射するレーザー32を設け、検査対象物2の外側面3に、ベルトコンベア11で散乱反射したレーザー光線31の散乱光34を当てる。検査箇所21におけるベルトコンベア11上部に、検査対象物2の外側面3にて散乱反射した反射光41を集光する集光体42を設け、集光体42上部に、集光された反射光41を画像として取得するカメラ43を設ける。カメラ43で取得した画像を画像処理装置45へ送り、検査対象物2の外側面3に打痕や傷などの凹凸46が有るか否かを検査する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、対象物の外側面に設けられた傷などを検査する外側面検査方法及び外側面検査装置に関する。
従来、円柱形の製品を製造した際には、その外側面に打痕や傷などが無いか検査を行っていた。
すなわち、図3のに示すように、検査対象物101の配置場所の後側にバックライト102が設けられるとともに、正面にカメラ103が配設された検査装置104が用いられていた。
この検査装置104で検査対象物101を検査する際には、バックライト102で照らされた検査対象物101の像をカメラ103で取得する。このとき、前記検査対象物101の外側面111の輪郭は、線状の画像として取得されるので、この画像を画像処理することによって、前記外側面111に打痕や傷からなる凹凸が有るか否かを検査していた。
しかしながら、このような外側面検査方法にあっては、輪郭部分での凹凸の有無を検査する構造上、検査対象物101の外側面111を広範囲に渡って検査する為には、検査対象物101を回転させなければならなかった。
これにより、検査対象物101を回転させる機構が必要となり、構造の複雑化を招いていた。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、構造の簡素化を図ることができる外側面検査方法及び外側面検査装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の外側面検査方法にあっては、円柱形状や角柱形状の検査対象物の外側面を検査する外側面検査方法において、照射された光を散乱反射する載置部に前記検査対象物を起立させて配置し、該検査対象物が載置された載置箇所の周囲部にビーム状の光線を当てて当該載置部で散乱反射させるとともに、該載置部で散乱反射した散乱光が前記検査対象物の前記外側面にて散乱反射した際に該外側面で散乱反射した反射光を取得して前記外側面を検査する。
すなわち、円柱形状や角柱形状の検査対象物の外側面を検査する際には、前記検査対象物を起立した状態で載置部に載置し、前記検査対象物が載置された載置箇所の周囲部にビーム状の光線を当てる。このとき、前記載置部は照射された光を散乱反射するため、前記光線は、この載置部で散乱反射し、この散乱反射した散乱光の一部が前記検査対象物の前記外側面に到達する。
そして、この散乱光が前記検査対象物の前記外側面にて散乱反射した際には、この散乱反射した反射光が取得され前記外側面の検査が行われる。
このとき、前記検査対象物の前記外側面に到達した前記散乱光は、当該外側面における滑らかな部位では、入射角に応じた反射角で反射する一方、打痕や傷によって凹凸の在る部位では、前記散乱光が散乱反射することで取得される。このため、取得した画像には、打痕や傷によって凹凸の在る部位は、前記反射光によって明部として取得される。
また、本発明の外側面検査装置にあっては、円柱形状や角柱形状の検査対象物の外側面を検査する外側面検査装置において、前記検査対象物を起立させた状態で載置するとともに照射された光を散乱反射する載置部と、前記検査対象物が載置された載置箇所の周囲部にビーム状の光線を当てて前記載置部で散乱反射させる投光手段と、前記載置部で散乱反射した散乱光が前記検査対象物の前記外側面にて散乱反射した際に該外側面で散乱反射した反射光を画像として取得するカメラと、該カメラで取得した画像から前記外側面を検査する検査手段と、を備えている。
すなわち、円柱形状や角柱形状の検査対象物の外側面を検査する際には、載置部に前記検査対象物を起立させた状態で載置し、該検査対象物が載置された載置箇所の周囲部にビーム状の光線を当てる。このとき、前記載置部は照射された光を散乱反射するため、前記光線は、この載置部で散乱反射し、この散乱反射した散乱光の一部が前記検査対象物の前記外側面に到達する。
そして、前記散乱光が前記検査対象物の前記外側面にて散乱反射した際には、この散乱反射した反射光がカメラで取得され、このカメラで取得した画像から前記外側面が検査される。
このとき、前記検査対象物の前記外側面に到達した前記散乱光は、当該外側面における滑らかな部位では、入射角に応じた反射角で反射する一方、打痕や傷によって凹凸の在る部位では、散乱反射することによって前記カメラで取得される。このため、該カメラで取得した画像には、打痕や傷によって凹凸の在る部位は、明部として表示される。
以上説明したように本発明の外側面検査方法及び外側面検査装置にあっては、検査対象物を回転させること無く、外側面に形成された打痕や傷による凹凸を広範囲に渡って検査することができる。
このため、検査対象物を回転させなければ、外側面を広範囲に渡って検査することができなかった従来と比較して、検査対象物を回転させる為の機構が不要となり、構造の簡素化を図ることができる。
また、打痕や傷によって凹凸の在る部位を明部として表示することができる。このため、明暗の違いを利用することで、前記外側面への打痕や傷付きを容易に発見することができる。
そして、ビーム状の光線を載置部で乱反射させることによって外側面の凹凸を発見する為の光源を得ることができるため、検査対象物の背後にバックライトを設けたり、検査対象物の下部から光を当てることができない場合であっても、外側面検査を行うことができる。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる外側面検査装置1を示す図であり、該外側面検査装置1は、円柱形状や角柱形状に形成された製品である検査対象物2の外側面3を検査する装置である。なお、図1には、円柱形状の検査対象物2を検査する例が示されている。
すなわち、前工程で製造された前記検査対象物2は、ベルトコンベア11によって搬送されるように構成されており、該ベルトコンベア11は、前記検査対象物2が起立した状態で載置される載置部を構成している。このベルトコンベア11は、照射された光を散乱反射する素材及び色で構成されており、その色としては、白系の色が挙げられる。
このベルトコンベア11の中途部には、搬送される検査対象物2の外側面3を検査する検査箇所21が設定されており、少なくともこの検査箇所21には、外部からの光が当たらないように、例えば覆いで包囲されている。
この検査箇所21において、前記ベルトコンベア11の上部には、前記検査対象物2が載置された載置箇所の周囲部にビーム状の光線であるレーザー光線31を照射する投光手段としてのレーザー32が設けられている。該レーザー32は、直線状のレーザー光線31を前記検査対象物2の周囲部に描くように構成されており、前記検査対象物2は、前記レーザー光線31で描かれた八角形状の線33により包囲されるように構成されている。これにより、前記検査対象物2の外側面3には、ベルトコンベア11で散乱反射したレーザー光線31の散乱光34が当たるように構成されている。
前記検査箇所21における前記ベルトコンベア11の上部には、前記検査対象物2の外側面3にて散乱反射した反射光41を上部中央に集光するレンズやプリズムからなる集光体42が設けられている。この集光体42の上部には、該集光体42で集光した反射光41を画像として取得するカメラ43が設けられている。
このカメラ43で取得された画像は、画像処理装置45へ送られるように構成されており、該画像処理装置45で前記画像を処理することによって、前記検査対象物2の外側面3に打痕や傷などの凹凸46が有るか否かを検査できるように構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、円柱形状の検査対象物2の外側面3を検査する際には、載置部であるベルトコンベア11に前記検査対象物2を起立させた状態で載置して搬送し、検査箇所21において、前記検査対象物2が載置された載置箇所の周囲部にレーザー光線31を当てる。このとき、前記ベルトコンベア11は、照射された光を散乱反射するため、前記レーザー光線31は、このベルトコンベア11で散乱反射し、この散乱反射した散乱光34の一部が前記検査対象物2の前記外側面3に到達する。
そして、前記散乱光34が前記検査対象物2の前記外側面3にて散乱反射した際には、この散乱反射した反射光41は、集光体42で集光された後、カメラ43で取得され、このカメラ43で取得された画像が画像処理装置45に送られて前記外側面3が検査される。
このとき、前記検査対象物2の前記外側面3に到達した前記散乱光34は、当該外側面3における滑らかな部位では、入射角に応じた反射角で反射するため、当該検査対象物2の真上に設置された集光体42には入射しない。一方、前記外側面3に打痕や傷による凹凸46が在る場合、前記散乱光34は前記凹凸46にて散乱反射し、散乱反射した反射光41の一部は前記集光体42に入射する。
すると、この反射光41は、前記集光体42によって上部中央に集光され、その像が画像として前記カメラ43で取得される。これにより、該カメラ43で取得した画像には、打痕や傷による凹凸46の在る部位が明部として表示され、凹凸46の無い部分が暗部として表示される。そして、この明部により前記凹凸46の存在が前記画像処理装置45で検出される。
このように、前記検査対象物2を回転させること無く、その外側面3に形成された打痕や傷による凹凸46を全周面に渡って検査することができる。このため、検査対象物を回転させなければ外側面を広範囲に渡って検査することができなかった従来と比較して、検査対象物2を回転させる為の機構が不要となり、構造の簡素化を図ることができる。
また、打痕や傷によって凹凸46の在る部位を明部として表示することができるため、二値化された明暗の違いを利用することで、前記外側面3への打痕や傷付きを容易に発見できるとともに、高速処理を行うことができる。
そして、前記レーザー光線31をベルトコンベア11で乱反射させることによって外側面3の凹凸46を発見する為の光源を得ることができるため、検査対象物2の背後にバックライトを設けたり、検査対象物2の下部から光を当てることができない本実施の形態であっても、外側面検査を行うことができる。
なお、本実施の形態では、円柱形状の検査対象物2を検査する場合を例に挙げて説明したが、図2に示すように、角柱形状の検査対象物51の外側面52を検査することもできる。
この場合、前記ベルトコンベア11の左側部上方及び右側部上方に、前述したレーザー32,32及びカメラ43,43を設置し、前記検査対象物51の載置箇所の左側部及び右側部に各レーザー32,32からレーザー光線31,31を照射して散乱反射させて、前記検査対象物51の左側面53及び右側面54に当てるとともに、この散乱反射した散乱光が前記左側面53及び右側面54にて散乱反射した際に各側面53,54で散乱反射した反射光を各カメラ43,43で画像として取得する。
これと同様の構成を、上流側又は下流側にて前記ベルトコンベア11上に設け(図示省略)、各所のカメラ43,43で得られた画像を画像処理装置45に送ることによって、前記ベルトコンベア11の左右側部に位置する検査対象物51の左右側面53,54及びベルトコンベア11の延在方向に位置する前側面61及び後側面62を検査できるように構成する。
本発明の一実施の形態を示す模式図である。 他の実施の形態を示す模式図である。 従来例の検査装置を示す模式図である。
符号の説明
1 外面検査装置
2 検査対象物
3 外側面
11 ベルトコンベア
31 レーザー光線
32 レーザー
34 散乱光
41 反射光
43 カメラ
45 画像処理装置
51 検査対象物
52 外側面

Claims (2)

  1. 円柱形状や角柱形状の検査対象物の外側面を検査する外側面検査方法において、
    照射された光を散乱反射する載置部に前記検査対象物を起立させて配置し、該検査対象物が載置された載置箇所の周囲部にビーム状の光線を当てて当該載置部で散乱反射させるとともに、該載置部で散乱反射した散乱光が前記検査対象物の前記外側面にて散乱反射した際に該外側面で散乱反射した反射光を取得して前記外側面を検査することを特徴とした外側面検査方法。
  2. 円柱形状や角柱形状の検査対象物の外側面を検査する外側面検査装置において、
    前記検査対象物を起立させた状態で載置するとともに照射された光を散乱反射する載置部と、
    前記検査対象物が載置された載置箇所の周囲部にビーム状の光線を当てて前記載置部で散乱反射させる投光手段と、
    前記載置部で散乱反射した散乱光が前記検査対象物の前記外側面にて散乱反射した際に該外側面で散乱反射した反射光を画像として取得するカメラと、
    該カメラで取得した画像から前記外側面を検査する検査手段と、
    を備えたことを特徴とする外側面検査装置。
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