JP2005308220A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 第１の金属から形成されたねじ付ファスナと、
   金属製ファスナ挿入体と、
   受け要素と、
   を備え、
   前記金属製ファスナ挿入体及び前記受け要素の少なくとも１つが第２の金属から形成され、
   前記ファスナ挿入体がクロム酸塩をもたないフルオロポリマー組成物で被覆され、前記ファスナ組立体において異種金属接触腐食が起こる可能性が減少されものであり、前記クロム酸塩含有フルオロポリマー組成物で被覆された挿入体と比較すると、クロム酸塩をもたないフルオロポリマー組成物で被覆された前記挿入体は、一般的なトルク試験においてより性能が高いことを特徴とするファスナ組立体。
2. 前記被覆が、約０．３ミルから０．５ミルまでの平均乾燥厚さを有することを特徴とする請求項１に記載のファスナ組立体。
3. 前記被覆が、２５℃における約２０秒から３０秒までの間の塗布時に平均粘度を有することを特徴とする請求項１に記載のファスナ組立体。
4. 金属製ファスナと、前記ファスナ挿入体のための受け要素とを含み、前記挿入体、ファスナ、及び受け要素の少なくとも１つが、該挿入体、ファスナ、又は受け要素の他のものの金属とは異なる金属合金から形成された、ファスナ組立体の被覆された金属製ファスナ挿入体であって、該挿入体が、
   複数の巻回部を含む螺旋状に巻かれたワイヤからなるほぼ円筒体の本体を備え、
   その外面が、クロム酸塩をもたないフルオロポリマー組成物で被覆され、前記ファスナ組立体における異種金属接触腐食を防ぐようになっており、クロム酸塩含有フルオロポリマー組成物で被覆された挿入体と比較すると、クロム酸塩をもたないフルオロポリマー組成物で被覆された前記挿入体は、突出部のない挿入体を用いた一般的なトルク試験においてより性能が高いことを特徴とする被覆された金属製ファスナ挿入体。
5. 前記挿入体がステンレス鋼から形成されたことを特徴とする請求項４に記載の被覆された金属ファスナ挿入体。
6. 前記挿入体が、前記ファスナのかじりを減少させることを特徴とする請求項４に記載の被覆された金属製ファスナ挿入体。
7. 前記フルオロポリマー組成物の塗布前に前記挿入体に塗布される下塗り剤をさらに含むことを特徴とする請求項４に記載の被覆された金属製ファスナ挿入体。
8. 前記挿入体のコイルが、前記タップ穴の中に挿入されたときに、６０°の雌ねじ山を与えることを特徴とする請求項４に記載の被覆された金属製ファスナ挿入体。
9. 前記挿入体は突出部がないことを特徴とする請求項４に記載の被覆された金属製ファスナ挿入体。
10. 前記挿入体は突出部がないことを特徴とする請求項１に記載のファスナ組立体。
11. 前記受け要素はタップ穴であることを特徴とする請求項１に記載のファスナ組立体。
12. 第１の金属から形成されたねじ付ファスナと、
    金属製ファスナ挿入体と、
    受け要素と、
    を備え、
    前記金属製ファスナ挿入体及び前記受け要素の少なくとも１つが第２の金属から形成され、
    前記ファスナ挿入体がクロム酸塩をもたないフルオロポリマー組成物で被覆され、前記ファスナ組立体において異種金属接触腐食が起こる可能性が減少されものであることを特徴とするファスナ組立体。
13. 前記被覆が、約０．３ミルから０．５ミルまでの平均乾燥厚さを有することを特徴とする請求項１２に記載のファスナ組立体。
14. 前記被覆が、２５℃における約２０秒から３０秒までの間の塗布時に平均粘度を有することを特徴とする請求項１２に記載のファスナ組立体。
15. 前記挿入体は突出部がないことを特徴とする請求項１２に記載のファスナ組立体。
16. 前記受け要素はタップ穴であることを特徴とする請求項１２に記載のファスナ組立体。