JP2005307721A - ごみ回収用浮き - Google Patents

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義徳 佐藤
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直樹 渡辺
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Abstract

【目的】 この発明は、河川を浮遊して流れてくるごみを、両岸に渡した浮きと、川の流れの力を利用して一箇所に集積し、下流への流出を防止することにより、下流側の環境汚染防止、環境美化を実現することを目的とする。
【構成】 浮きを連結したものを、川の両岸に斜めに渡し、下流側の浮きの端の部分に川の流れが滞留するような、ごみ回収池を設置する。川の流れと、浮きの相互作用によって回収池に運ばれて来たごみは、回収池に設置されているスロープあるいはクレーン、ベルトコンベアー等で陸上に運び上げられ、適正に処分され、下流へのごみの流失を防止する。
【選択図】 図2

Description

発明の詳細な説明
産業上の利用分野
川の流れに乗り浮游して運ばれてくるごみを、流れの力を利用して一定個所に寄せ集め、河川の生態系を損なう事無く、安価にかつ効率的に回収する。
昨今、海浜のごみによる汚染が問題となっている。海浜に散乱するごみの多くは浮游性の物で、大半は波や風によって海岸に打ち上げられた物である。
これらのごみの多くは海に流入する河川を経由して、浮游した状態で海岸まで到達している。景観の保護、環境の美化等の観点から、河川を流れるこれらのごみの回収が自治体レベルで試行されている。
この具体的方法としては、河川中にごみを濾し取る目的で固定式の網目或いは格子状の構造物を設置する方法がある。これらにより、ごみはその構造物の部分で止められ、水だけが下流に流れて行くようになっている。
しかし、河川中に設置された構造物から濾し取られたごみを回収するには、その川幅にもよるが巨大な土木施設と多大な労力を要する。
またごみは先述の構造物の部分に時間とともに蓄積し、適正な回収作業を怠ると格子が目詰まりを起こし、それにより川の流れをせき止めてしまい、それが河川の氾濫を誘起する恐れがあった。この状況は、特に河川が増水した場合に発生しやすく、一旦せき止められた水流は大きな力を発揮し、その構造物に十分な強度が無い場合には、それをも破壊してしまう問題があった。
発明が解決しようとする課題点
河川を浮遊して流れてきて、海浜の環境汚染の一要因となっているゴミを、広汎な海に到達してその回収が困難になる前に、川の流れの力を利用して一カ所に集積して回収する。
課題を解決するための手段
図1のに示したようなゴミ回収浮きを連結した物11を、図2に示したように、川の流れに対して両川岸8,13に対して斜めに渡し浮かべる。
浮きを渡した川下側の岸8にはゴミ回収池9を設置する。
作用
図2を用いてその作用を説明する。
川の流れによって運ばれてきたゴミ12は本発明の浮きが連結された位置11まで来ると、7で示したように川の流れと、浮きの相互作用で川下側の岸に配置されたゴミ回収池9側に移動する。このとき、川の水流は浮きの下側を通って15のように川下側に流れ、水面を浮遊しているごみのみが、選択的に回収池9側に誘導される。この回収池の部分はその構造から、流れが滞留しており、一度回収池に誘導されたゴミ10は再び川下側に流れ出ていく事は無い。こうして川下側の回収池に集積されたゴミは、一定量に達したら簡単に回収する事ができる。
川の流れと浮きの相互作用によって、回収池に集められたごみは、回収池のスロープの部分から陸上に引き上げられ、適正な処理施設に搬出し処理が行われる。また、大量に処理が必要な状況では、ベルトコンベヤー、クレーン等を使用して回収池からごみを搬出する方法もある。
また、回収池のスロープは、回収池に堆積する土砂の浚渫作業を行う目的にも利用される。
更に、洪水等で異常に川が増水し、回収池に運ばれてくるごみの量が多量になり、回収作業が追いつかないとき、あるいは水流により連結した浮きが破壊される事が予見されるときは、浮きを連結したロープの端部(図2−16,17)を巻き上げ、浮き全体を水面から浮かすことにより、ごみ回収池へのごみの集積を一時的に中断することも出来る。
発明の効果
川の流れによって運ばれてきたゴミは本発明の浮きのところまで来ると、川の流れと、浮きの相互作用で川下側の岸に配置されたゴミ回遊池に運ばれる。この回収池の部分はその構造から、流れが滞留しており、一度集められてゴミは再び川下側に流れ出ていく事は無い。こうして川下側の回収池に集積されたゴミは、一定量に達したら簡単に回収する事ができ、海を含めた下流側でのごみによる汚染を防止し、環境美化を実現できる。
浮きの外形図 2個を連結した状態を示す。 本発明の実施例
符号の説明
1は一個目の浮き
2は二個目の浮き
3は連結した浮き同士が結合部分で屈曲できるためのくぼみ
4は連結した浮き同士が結合部分で屈曲できるためのスペーサー
5は連結用のロープを通す穴
6はごみがスムーズに下流側に流れるように滑らかな形状をした浮きの上流側
7はごみの流れ
8は川岸(回収池側)
9は回収池
10浮きによって集められたごみ
11は連結した浮き
12は川面のごみ
13は川岸
14はごみが浮きの作用で回収池側に移動を始めるところ
15はごみが除去された川の水の流れ
16は川上側のロープの巻き上げ部分
17は川下側のロープの巻き上げ部分

Claims (4)

  1. 川の流れに対して浮きを連結したロープを斜めに渡し、川の流れの力を利用して川面を浮遊して流れてくるゴミを一カ所に集める事を特徴とする。
  2. 浮きは流れて来たゴミを一方向に流しやすい様に上流側と下流側で形状が異なり、非対称となっている事を特徴とする。
  3. 連結された浮きの配置された川下側の岸には集められたゴミが集積される、ゴミ回収池が配置される。
  4. ゴミ回収池は、回収作業を容易にする目的で、岸辺がスロープ状になっていることを特徴とする。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107447737A (zh) * 2017-08-17 2017-12-08 张皓 一种倾斜跨河网板漂浮垃圾自动回收装置
CN108824397A (zh) * 2018-09-29 2018-11-16 五邑大学 一种河流漂浮垃圾收集装置
CN113529675A (zh) * 2021-08-04 2021-10-22 潘守成 一种水利工程用水面垃圾收集装置

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