JP2005307537A - 杭打設装置 - Google Patents

杭打設装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005307537A
JP2005307537A JP2004125031A JP2004125031A JP2005307537A JP 2005307537 A JP2005307537 A JP 2005307537A JP 2004125031 A JP2004125031 A JP 2004125031A JP 2004125031 A JP2004125031 A JP 2004125031A JP 2005307537 A JP2005307537 A JP 2005307537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
speed reducer
hydraulic
guide
pile driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004125031A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Yoshida
宣雄 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIDA JUKI KAIHATSU KK
Original Assignee
YOSHIDA JUKI KAIHATSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YOSHIDA JUKI KAIHATSU KK filed Critical YOSHIDA JUKI KAIHATSU KK
Priority to JP2004125031A priority Critical patent/JP2005307537A/ja
Publication of JP2005307537A publication Critical patent/JP2005307537A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 トラッククレーン等のブーム先端に、所定の杭種、杭径にあわせた杭打設アタッチメントを容易に装着し、杭打設を迅速かつ確実に行えるようにする。
【解決手段】 トラッククレーン1のクレーンのブーム先端2aに油圧減速機10を取り付け、油圧減速機10の下端にアースバケット36等の掘削手段30の外筒31を取り付け、杭掘削手段30の上端を装着し杭打設を行うために、油圧減速機10は、その上面に補巻きワイヤW1を油圧減速機10内に導くワイヤ案内手段が、内部に油圧減速機10へ駆動媒体を供給する経路中に補巻きワイヤW1を減速機に挿通可能なスイベルが収容され、下面に、補巻きワイヤW1を下端から導出し、杭掘削手段30を同軸的に案内して連結するガイド案内部20が連接され、その上端には連結時に杭掘削手段30との連結を保持するロック手段23,26が備えられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は杭打設装置に係り、トラッククレーン等のブーム先端に、所定の杭種、杭径にあわせた杭打設アタッチメントを容易に装着でき、杭打設を迅速かつ確実に行えるようにした杭打設装置に関する。
杭打設装置の小型化、機動性を高めるために、トラッククレーン(ホイールクレーン)等の一般路を走行可能な揚重設備をベースマシンとし、市街地等の狭隘な場所での杭打ち作業を行えるようにした杭打ち機が開発されている(非特許文献1)。この杭打ち機は、杭打設作業において、トラッククレーンのブーム先端に組立鋼材からなる柱状のリーダを吊り下げ式に取り付け、このリーダに沿って昇降可能な油圧オーガに装着されたスクリューを回転、押込み動作させて所定径の杭を施工する装置である。
一方、出願人は油圧減速機を搭載した自走式クレーンに搭載した小型杭打ち機による施工方法を提案している(特許文献1)。この施工方法では、小型自走式クレーン車に油圧減速機を装備し、杭施工現場において、油圧減速機の下端にスクリュー、アースバケット等の杭種に応じた杭施工アタッチメントを装着して、杭打設を行うことにより機動性のある装置を利用した効率の良い杭打設作業を可能とした。
中央自動車興業株式会社作成,杭打ち機「avolon」紹介ホームページ,[online],[平成16年4月10日検索],インターネットURL<:http://www.avolon.co.jp/cv-250.html> 特開2002−129559公報。
ところで、非特許文献1の杭打ち機は、小径の杭打設を行う場合にも、杭掘削に先立ってトラッククレーン等のブーム先端に、油圧オーガをガイドするリーダを懸垂して吊り込み、リーダを所定位置に立設する必要がある。また、リーダ内には油圧オーガの昇降のため各種のワイヤリングを装備する必要もある。
一方、出願人の提案した施工法方法では、各種の杭施工を想定していたが、油圧減速機と杭打設アタッチメントとの連結において、十分な解決が図れていなかった。そこで、本発明の目的は上述した従来の技術が有する問題点を解消し、特にトラッククレーン等のブーム先端に油圧減速機を迅速かつ容易に装着でき、さらにその油圧減速機にアースバケットのケリーバーシャフトやアースオーガのスクリュー等を容易かつ確実に着脱できるようにした杭打設装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は クレーンが装架された自走可能なベース車両の前記クレーンのブーム先端に油圧減速機を取り付け、その油圧減速機の下端に所定の杭掘削手段を取り付け、該杭掘削手段で杭打設を行う杭打設装置において、
前記油圧減速機は、その上面に前記トラッククレーンの補巻きワイヤを前記油圧減速機内に導くワイヤ案内手段が設けられ、その内部に前記油圧減速機へ駆動媒体を供給する経路中に前記補巻きワイヤを該減速機に挿通させる開閉経路が付加されたスイベルが収容され、その下面に該油圧減速機に、前記補巻きワイヤを下端から導出するとともに、前記杭掘削手段を同軸的に案内して連結するガイド案内部と、連結時に前記杭掘削手段との連結を保持するロック手段とを備えたことを特徴とする。
前記杭掘削手段は、アースバケットであって、該アースバケットを下端に吊持し、伸長可能なケリーバーの外筒が前記ガイド連結部の一部に螺着され、前記ロック手段で連結が保持されるとともに、前記補巻きワイヤを下端から導出された前記補巻きワイヤが前記ケリーバーの上端に連結され、前記ケリーバーの伸長量が調整されるようにすることが好ましい。
前記杭掘削手段を、アースオーガとし、該アースオーガの上端が前記ガイド連結部の下部に螺着され、前記ロック手段で連結が保持されるようにすることが好ましい。
以上の杭掘削手段を連結保持するために、前記ロック手段は、前記ガイド案内部の上端に全周にわたり形成された鋸歯状のロック歯と、前記杭掘削手段の上端に設けられたロック爪との係止を図るようにすることが好ましい。
以上の杭掘削手段の運転のために、前記油圧減速機の初期位置からの降下量を検知する検知部と、該検知部で得られた降下量信号をもとに、前記ブームの縮退あるいは起伏調整を行って前記杭掘削手段の運転時の鉛直度保持を行うように前記油圧減速機を運転制御する制御部を備えることが好ましい。
本発明によれば、クレーンが装架されたトラッククレーン等の自走可能なベース車両の前記クレーンのブーム先端に、リーダ等を設けることなく、油圧減速機を直接容易に取り付けられ、さらにこの油圧減速機の下部に各種の杭掘削手段を確実に装着して、小型杭の打設を容易かつ迅速に行えるという効果を奏する。
以下、本発明の杭打設装置の実施するための最良の形態として、以下の実施例について添付図面を参照して説明する。
図1は、杭打設位置にトラッククレーン1を配備し、ブーム先端2aに油圧減速機と、油圧減速機10にロック機構を介して装着された実施例としてアースバケット工法のケリーバー30と、他の実施例(後述する実施例2:鋼管圧密工法)において利用される、油圧減速機10にガイド連結部20を介してアースオーガ40(掘削用スクリュー)とが装着された例を併せて図示した本発明の杭打設装置の全体説明図である。
本発明のトラッククレーン1は、図2に示したように、トラックシャーシ上に油圧クレーン4を装架し、クレーン4のブーム2を収納した状態で一般道路を通行可能な走行車両で、クレーン4のブーム2の各駆動動作(伸縮、起伏、旋回、ワイヤ巻き上げ、巻き下げ)は運転室5からの遠隔操作によって自動、マニュアル等の切り替え自在に操作することができる。図1に示したように、クレーン作動時の安定性の保持のために、車両本体の前後左右に張り出し可能な所定のアウトリガー6が装備されている。なお、本明細書では車両名称として、他にホイールクレーン、ラフタークレーン等と称される、上述したようなクレーンを装架した走行車両を総称してトラッククレーンと呼ぶものとする。
ここでトラッククレーン1のブーム先端2aに装着される油圧減速機10の構成及び、その装着方法について、図3〜図7を参照して説明する。油圧減速機10は、図3に示したように、杭打設位置においてアウトリガー等を張り出して安定状態にあるトラッククレーン1(図1)のブーム先端2aに装着される。このとき、油圧減速機10は地盤上に台座を介して自立状態にあり、図4に示した着脱装置11により、容易かつ確実にブーム先端2aに装着できるようになっている。すなわち、図4両図に示したように、ブーム先端2aには回動可能に連結支持トッププレート8が装着されている。このトッププレート8の先端には円板状の把持プレート9が一体的に形成されている。この把持プレート9は、図4(b)に示したように、後述する吊り軸12の外径よりわずかに大きな半円状切欠部9aと、吊り軸12の下半部を支持するロックキー13が嵌合可能なキー切欠部9bで形成されている。したがって、油圧減速機10をブーム先端2aに取り付けるには、図3の状態のように、地盤上に自立させた油圧減速機10の上端に設けられた着脱装置11の吊り軸12を軸支する三角形状の支持ブラケット14の外側にブーム先端2aの把持プレート9の切欠部9a、9bを落とし込み、下方からロックキー13を宛った状態で、側方から見て一直線状になった把持プレート9とロックキー13に形成された貫通孔にジョイントピン15を挿入して油圧減速機10をブーム先端2aに迅速かつ容易に固定できる。
また、油圧減速機10のこの把持プレート9には、トラッククレーン1に装備された補巻きワイヤW1を油圧減速機10内に導くワイヤ案内手段としてのプーリ16が軸支されており、図4に示したように、補巻きワイヤW1は油圧減速機10の軸心に沿って油圧減速機10内に導かれるようになっている。
図5は、油圧減速機10と油圧減速機10の下端に取着されたガイド連結部20とを示した一部断面図である。同図に示したように、油圧減速機10は、図示しないクレーン側からの油圧制御により所定のトルク、回転数で駆動する回転駆動装置で、油圧駆動部の一部としてのT型スイベル17が組み込まれている。このT型スイベル17の口元にはそれぞれクレーン4本体側で制御可能な開閉弁18,19が装備されており、回転時の油圧系統の制御が図られる。なお、本発明では、上部に位置する開閉弁18側から油圧経路内に補巻きワイヤW1が配線されており、この補巻きワイヤW1は、図5に示したように、油圧駆動部とその下端に一体的に形成されたガイド連結部20とを貫通するように軸心位置に形成された駆動媒体配管P内に、プーリ16を経由して油圧減速機10の上端から挿通され、ガイド連結部20下端から外部に引き出されるようになっている。
ここで、ガイド連結部20の構成について、図6,図7を参照して説明する。油圧減速機10の下端には、ガイド連結部20が同軸的に形成されている。このガイド連結部20は、下端が円錐台形状をなしたガイド部21と、上部の所定範囲に所定ピッチの雄ネジ部22から構成された筒状の鋼管加工部材で、本実施例では、外径φ290の鋼管の上部150mmの範囲に雄ネジ部22が形成されている。さらに雄ネジ部22の上部には、雄ネジ部22の外径よりわずかに大きなロック歯部23が一体的に設けられている。このロック歯部23は、扁平な直角三角形の歯形状のロック歯24が円周状に連続形成されている。 たとえば図6(b)に示したケリーバー30の外筒31の内面に形成され、ガイド連結部20の雄ネジ部22と螺合可能なピッチの雌ネジ部25が形成されており、油圧減速機10側の正逆回転により、所定位置に自立状態にある外筒31との連結、解除を行えるようになっている。このとき外筒31の外側面には、ロック爪部26が形成されており、同図(d)に示したように、上端がロック歯24と係止可能なロック爪27が内蔵スプリング28によって突出状態が初期状態となるように付勢されて収容されている。このロック爪27は上述したように、油圧減速機10の正回転により、ネジ部が螺合し、図7に示したように、螺合が完了した段階でロック歯24に係止する。これにより油圧減速機10とケリーバー30の外筒31とが一体化する。
一方、図6(d)に示したように、ロック爪27の下側には解除ワイヤW3が繋がれている。この解除ワイヤW3を引くことで、内蔵スプリング28の付勢力に抗して、油圧減速機10とケリーバー30の外筒31との切り離し時にロック爪27とロック歯24との係止を解除して油圧減速機10を逆回転(図7矢印方向)させ、両者を切り離すことができる。
次に、本発明の杭打設装置をアースバケット工法に適用する際のケリーバー30の取り付け方法について、図8を参照して説明する。図8各図には、ケリーバーの外筒31内にケリーバー心棒32と、その外周に入れ子構造をなして多重に収容された複数本の中空四角断面形状の筒形ケリーバー33とが示されている。このケリーバー30(31,32,33の全体構成を指す。)は、外筒31がクレーン4の主巻きワイヤW2によってケリーバー30の外筒31の中間位置で吊持されるとともに、地表位置のケリーバー心棒32の下端を支点として、その上端にガイド連結部20から延出した補巻きワイヤW1にスイベル34を介して吊持された状態にある。同図(a)のケリーバー30が斜めに吊持された状態から外筒31をガイド連結部20と同軸状態となるように鉛直に起立させ、油圧減速機10を正回転させてガイド連結部20と外筒31とを連結させる(図8(b))。このときケリーバー30はスイベル35を介して補巻きワイヤW1に連結されているため、共回りは生じない。完全にガイド連結部20とケリーバー30の外筒31とを連結させた状態で、ケリーバー30の下端に所定杭径の掘削が可能な公知のアースバケット36を連結する。以後、油圧減速機10の回転とブーム2の操作に伴う押し込み力とにより地盤内に所定の杭孔を施工することができる。
施工する杭の鉛直性は、クレーンのブーム操作により油圧減速機10の下降距離に対してのブーム角を変化させることにより保持させることができる。このときのブーム角の変化は油圧減速機10の降下位置を検知可能なセンサ(図示せず)からの情報をもとに、クレーンに搭載された制御装置によって対象となる部位の三角関数の変化を把握し、対応するブームの縮退、ブーム全体の起伏角の調整等を自動的に行う自動運転が可能である。
また、アースバケット工法による杭施工において、孔壁の保持のために、図示しないプラントから供給された安定液で杭孔内を充満させることが好ましい。掘削完了後は、公知の場所打ち杭の施工と同様に、杭孔に鉄筋篭を沈設しトレミー管等によりコンクリート打設を行い、杭を完成させることができる。
図9を参照して、図1に併記したアースオーガ40を搭載した杭打設装置の実施例を例に油圧系統について簡単に説明し、このアースオーガ40を用いて行う鋼管圧密工法の手順について図10を参照して説明する。
アースオーガ40の運転は、運転席5において、図9に模式的に示された油圧系統50内に設けられた三方弁51の切り替え操作により、油圧減速機10(MT)による回転付与と、アースオーガ40の掘削深さに応じた補巻きウインチ52の運転を、操作者のマニュアル運転あるいはコンピュータ制御による自動運転で行うことができる。主巻きウインチ53、補巻きウインチ52は、本実施例ではディーゼルエンジン54を原動機とした油圧ポンプ55の作動によって運転されるようになっている。また、油圧減速機10に供給される油圧系統は、ブーム内に設備された固定配管56と、ブーム2の伸縮、起伏分を吸収するための油圧ホース57部分とから構成されており、両者は公知のカップラ(図示せず)で連結されている。
図9に示したアースオーガ鋼管40を用い、鋼管圧密削孔により掘削した杭孔にコンクリート粉体と骨材を充填して造成する小型の地盤改良杭の施工装置として用いた例について、図10を参照して説明する。図9(a)に示したように、下半部にスクリューが形成され、先端ヘッドが取り付けられたアースオーガ鋼管40を、上述したように油圧減速機10のガイド連結部20に連結し、所定の深さまでの掘削が完了後、上部鋼管を取り外しケーシングとしての下部鋼管62に直接、油圧減速機10を連結し、さらに圧密削孔を行う(同図(b))。その後、ケーシング63を地中に残置し、油圧減速機10を分離した後、ホッパ64を有するベッセル65を設置する(同図(c),(d))。このホッパ64上に骨材パック66を吊り込む。この骨材パック66は骨材、乾燥セメントの混合材料からなり、袋状体の底部がホッパ64位置で裂かれ、ホッパ64、縦シュート67を介してケーシング63内に充填される(同図(d),(e))。ケーシング63内に骨材、乾燥セメントが充填された状態で、ベッセル65を撤去する(同図(f))。その後、油圧減速機10を連結してケーシング63を引き抜き、コンクリート充填杭68が完成する(同図(g))。さらに杭頭処理としては、真矢モンケン69で杭頭を打撃して締め固めることができる(同図(h))。
本発明の杭打設装置を装着したトラッククレーンの一実施例の構成を示した説明図。 杭打設装置を搭載するトラッククレーンの一例を示した説明図。 油圧減速機の装着状態を示した状態説明図。 油圧減速機の装着部材を示した拡大図。 油圧減速機の内部の一部とガイド連結部とを示した構成図。 ガイド連結部とケリーバーの外筒との連結過程状態を示した部分拡大図。 ガイド連結部とケリーバーの外筒との連結時を示した部分拡大図。 ケリーバーの外筒と油圧減速機のガイド連結部との連結状態を示した状態説明図。 本発明の杭打設装置の油圧系統の一実施例を示したブロック図。 鋼管圧密工法の実施手順を示した説明図。
符号の説明
1 トラッククレーン
2 ブーム
2a ブーム先端
4 クレーン
5 運転室
10 油圧減速機
11 着脱装置
16 プーリ
17 スイベル
20 ガイド連結部
22 雄ネジ部
23 ロック歯部
24 ロック歯
25 雌ネジ部
26 ロック爪部
27 ロック爪
W1 補巻きワイヤ
W2 主巻きワイヤ
W3 解除ワイヤ
30 ケリーバー
31 外筒
36 アースバケット
40 アースオーガ

Claims (5)

  1. クレーンが装架された自走可能なベース車両の前記クレーンのブーム先端に油圧減速機を取り付け、その油圧減速機の下端に所定の杭掘削手段を取り付け、該杭掘削手段で杭打設を行う杭打設装置において、
    前記油圧減速機は、その上面に前記トラッククレーンの補巻きワイヤを前記油圧減速機内に導くワイヤ案内手段が設けられ、その内部に前記油圧減速機へ駆動媒体を供給する経路中に前記補巻きワイヤを該減速機に挿通させる開閉経路が付加されたスイベルが収容され、その下面に該油圧減速機に、前記補巻きワイヤを下端から導出するとともに、前記杭掘削手段を同軸的に案内して連結するガイド案内部と、連結時に前記杭掘削手段との連結を保持するロック手段とを備えたことを特徴とする杭打設装置。
  2. 前記杭掘削手段は、アースバケットであって、該アースバケットを下端に吊持し、伸長可能なケリーバーの外筒が前記ガイド連結部の一部に螺着され、前記ロック手段で連結が保持されるとともに、前記補巻きワイヤを下端から導出された前記補巻きワイヤが前記ケリーバーの上端に連結され、前記ケリーバーの伸長量が調整されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の杭打設装置。
  3. 前記杭掘削手段は、アースオーガであって、該アースオーガの上端が前記ガイド連結部の下部に螺着され、前記ロック手段で連結が保持されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の杭打設装置。
  4. 前記ロック手段は、前記ガイド案内部の上端に全周にわたり形成された鋸歯状のロック歯と、前記杭掘削手段の上端に設けられたロック爪との係止により連結が保持されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の杭打設装置。
  5. 前記油圧減速機の初期位置からの降下量を検知する検知部と、該検知部で得られた降下量信号をもとに、前記ブームの縮退あるいは起伏調整を行って前記杭掘削手段の運転時の鉛直度保持を行うように前記油圧減速機を運転制御する制御部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の杭打設装置。
JP2004125031A 2004-04-21 2004-04-21 杭打設装置 Pending JP2005307537A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004125031A JP2005307537A (ja) 2004-04-21 2004-04-21 杭打設装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004125031A JP2005307537A (ja) 2004-04-21 2004-04-21 杭打設装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005307537A true JP2005307537A (ja) 2005-11-04

Family

ID=35436616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004125031A Pending JP2005307537A (ja) 2004-04-21 2004-04-21 杭打設装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005307537A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015137517A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 株式会社横山基礎工事 クレーンブーム先端の削孔機取り付け装置
JP7119381B2 (ja) 2018-01-19 2022-08-17 日本基礎技術株式会社 地中構造物撤去装置及びこれを用いた地中構造物撤去方法
JP7470010B2 (ja) 2020-10-21 2024-04-17 鹿島建設株式会社 地下構造物の構築方法および吊り治具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015137517A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 株式会社横山基礎工事 クレーンブーム先端の削孔機取り付け装置
JP7119381B2 (ja) 2018-01-19 2022-08-17 日本基礎技術株式会社 地中構造物撤去装置及びこれを用いた地中構造物撤去方法
JP7470010B2 (ja) 2020-10-21 2024-04-17 鹿島建設株式会社 地下構造物の構築方法および吊り治具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4808677B2 (ja) 基礎杭用掘削装置
JP4505479B2 (ja) 地中施工杭を作るための掘削装置および方法
WO2014034166A1 (ja) 節付き現場打ちコンクリート系杭の築造方法および掘削刃取付け鋼管
JP2009299356A (ja) アースドリル機のケリーバ
JP4931478B2 (ja) 低空頭杭打機
JPH02240321A (ja) 現場打パイルを形成する装置
JP2005307537A (ja) 杭打設装置
JP3219554U (ja) 杭打装置
JP4834631B2 (ja) 吊構造物用アンカーの埋設装置
JP7359344B2 (ja) 削孔作業車及び削孔方法
JP2001193060A (ja) ソイルセメント杭造成機
JP4373451B2 (ja) 地盤補強工法
JP3445979B2 (ja) トレミー管及びその連結構造並びにその着脱方法
JP2003213685A (ja) 杭圧入装置及び杭圧入方法
JP3637173B2 (ja) 掘削機の昇降装置
JPH10205263A (ja) 掘削機の排土装置
JP3103341B2 (ja) 掘削装置
JPS6319430Y2 (ja)
JPH0324709Y2 (ja)
JPH0513829Y2 (ja)
JP2005097853A (ja) 上下可動式回転テーブルを備えた掘削装置と二重管方式による鋼管杭の施工法ならびに基礎杭構築のための掘進方法
KR101549036B1 (ko) 특수 연속벽 굴착장치
JP2001173351A (ja) 掘削工法および装置
JP2001262567A (ja) シートパイル打設装置
JP4072019B2 (ja) 掘削機械