JP2005306848A - 新規デセン酸誘導体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ローヤルゼリーに含まれる有用な新規化合物を単離同定することを目的とする。
【解決手段】一般式(1):
【化1】
Figure 2005306848

(式中、Rは、SO3H、PO32、HO(CH29COO(CH29CO−、HO(CH27CO−、HOOC(CH28CO−、HO(CH29CO−、CH3(CH26C(OH)C
2CO−で表される化合物である。)
で示される新規デセン酸誘導体又はその塩を提供する。該デセン酸誘導体又はその塩は、化学的構造から抗腫瘍作用、抗菌作用、血圧降下作用、インスリン様作用等に関連した効果を得る目的で用いることができる。

Description

本発明は、新規デセン酸誘導体又はその塩に関する。
ミツバチの生産物であるローヤルゼリーは、タンパク質、糖質、脂質をはじめ、アミノ酸、ビタミン、ミネラルを豊富に含む食品として注目されている。ローヤルゼリーの生理活性としては、血清コレステロールおよび脂質低下作用、成長促進作用、血圧降下作用、インスリン様作用等が知られており、抗菌作用および抗腫瘍作用を示すことも報告されている(例えば、非特許文献1、2及び3)。ローヤルゼリーは、これらの効果に基づき、疾病の予防、改善又は治療を目的とした健康食品及び機能性食品等の原料として実用化されつつある。
Townsend, G.F. et al., 1959. Nature, 183,1270 Townsend, G.F. et al., 1959. Proc. Am. Assoc. Cancer Res., 3, 69 Townsend, G.F. et al., 1960. Cancer Res., 20, 503
しかしながら、ローヤルゼリーに含まれる物質の多くは、未だ単離同定されておらず、有用な新規化合物が含まれている可能性があると考えられている。
従って、本発明は、ローヤルゼリーに含まれる有用な新規化合物を単離同定することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、ローヤルゼリーからの抽出液中に新規デセン酸誘導体が含まれることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、以下の新規ヒドロキシデセン酸誘導体を提供する。
項1.一般式(1):
Figure 2005306848
(式中、Rは、SO3H、PO32、或いは下記式(2)〜(6)のいずれかで表される基:
Figure 2005306848
を示す。)
で表されるデセン酸誘導体又はその塩。
本発明のデセン酸誘導体は、上記一般式(1)で示される構造を有し、下記表1に示されるような化合物A〜Gの7種の化合物を包含する。
Figure 2005306848
本発明のデセン酸誘導体は、化学的に合成する方法、天然ローヤルゼリーから物理的又は化学的性質を利用して単離する方法のいずれによっても得ることができる。これらの方法は、特に限定的ではなく、従来公知の方法を用いることができるが、例えば天然ローヤルゼリーから単離する場合には、以下のパーコレーション法を用いることができる。
パーコレーション法には、ローヤルゼリーの凍結乾燥粉末をクロマト管につめ、CHCl3を徐々に加えて抽出する工程、この抽出残渣にCHCl3−MeOHを加えてCHCl3−MeOHエキスを得、化合物B〜Fで表される化合物を得る工程、さらにこの抽出残渣にMeOHを加えてMeOHエキスを得、化合物Aと化合物Gを得る工程が含まれる。
本発明のデセン酸誘導体の塩として、デセン酸由来のCOOH又はRがSO3H、PO32またはカルボン酸基(COOH)を含む一般式(4)の基の場合には、これらの塩も含まれる。該塩としては、生理的に許容されるものであれば特に限定されないが、例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム等のアルカリ金属塩;カルシウム、マグネシウム、バリウム等のアルカリ土類金属塩;アンモニウム塩;トリエチルアミン、トリエタノールアミン等の有機アミン塩;リジン、アルギニン等の塩基性アミノ酸塩等が好ましく例示できる。また、これらの塩を1種又は2種以上、組み合わせて用いても良い。これらの塩は、常法により当該デセン酸誘導体から容易に製造することができる。
本発明のデセン酸誘導体及びその塩を合成又は単離した後、当業者によって通常用いられる方法に従って、精製することができる。精製方法は、特に限定されるものではないが、例えば、抽出、クロマトグラフ、蒸留等が例示される。これらの精製工程を、複数回行っても良い。
さらに、本発明のデセン酸誘導体は、当業者によって通常使用される方法を用いて、化学的に合成することができ、必要であれば上記の精製工程を通して精製することができる。例えば、化合物Aを得るためには、クロルスルホン酸等と反応させる方法があげられ、化合物B〜Fを得るためには、スズ触媒等を用いた脱水による方法等があげられる。化合物Gは、例えば、デセン酸に三塩化リンを反応させ、炭酸水素トリエチルアンモニウム水溶液で処理した後、ビストリエチルシリルペルオキシド等で酸化する方法(B.C.Froeler, P.G.Ng, M.D.Matteucci, Nucl. Acid. Res., 14, 5399 (1986))に記載の方法に準じて製造可能である。
なお、一般式(1)で表される化合物は、2位にトランスの二重結合を有するデセン酸誘導体として表されているが、二重結合はシスであってもよく、シス、トランスの混合物であってもよい。また、二重結合の位置としては2位が好ましいがこれに限定されず、2〜9位のいずれかの位置に二重結合を有する異性体及びその任意の混合物も、本発明の一般式(1)の化合物に包含される。
化合物A〜Gについては、第2位がE体であることが好ましい。
また、本発明のデセン酸誘導体を、例えば、α−ヒドロキシデセン酸又はα−ヒドロキシデカン酸の産生能を有する微生物による発酵から得ることもできる。該微生物としては、天然に存在するものを用いてもよく、又は公知の遺伝子操作技術によって目的の化合物の産生が可能になった微生物を用いてもよい。微生物による発酵を利用した場合、該微生物を培養後、培養液を活性炭処理、ろ過等を行って除菌し、アルコール等の有機溶剤による析出、限外濾過による脱塩等の公知の精製方法によって精製することで本発明のデセン酸誘導体を得ることができる。
本発明の一般式(1)に示される化合物は、その化学的構造から天然ローヤルゼリーに含まれる10−ハイドロキシ−δ−2デセン酸と類似の効果が期待できる。すなわち、本発明の化合物を、不定愁訴の改善、自律神経失調症の改善、更年期障害の改善、滋養強壮作用、抗腫瘍作用、抗菌作用、血圧降下作用、インスリン用作用等に関連した効果を期待して使用することができる。また、該デセン酸誘導体の塩についても、その化学的構造から上記の効果を期待して用いることができる。
本発明のデセン酸誘導体及びその塩は、前述の効果を目的として、様々な用途に適用することができる。用途としては、例えば、健康食品、機能性食品、サプリメント、特定保健用食品、ペットフード、ペット用サプリメント等の食品組成物、化粧品及び浴用化粧品等のトイレタリー、医薬組成物等があげられる。
食品組成物としては、酸化防止剤、矯味矯臭剤、増粘剤、乳化安定剤、防腐剤、呈味剤、甘味剤、酸味剤等の任意成分と本発明のデセン酸誘導体を常法に従って処理することにより、本発明の食品組成物を製造することができる。
食品組成物に配合される該デセン酸誘導体又はその塩の配合割合は、該デセン酸誘導体又はその塩の期待される効果が得られるのであれば、特に制限されないが、通常、一回あたりの摂取量が0.0001〜20mg程度である。
該デセン酸誘導体を配合した食品組成物を製造する場合、ローヤルゼリーからの抽出過程で得られる、一般式(1)に示される化合物又は該化合物を含む画分を、それぞれ単独で、又は組み合わせて食品組成物の原料に加えることができる。
化合物A又はGを含む画分を食品組成物中に配合する場合、該画分を得る方法は、本発明の新規デセン酸誘導体としての所期の効果が得られれば特に限定されないが、例えば、ローヤルゼリー粉末をクロロホルム抽出した後、その残渣をクロロホルム−メタノールで抽出して残渣を得、さらにメタノールで抽出して得られたエキスからODSカラム等で脂溶性物質を除去し、濃縮する方法があげられる。
また、化合物をB〜F含む画分を得る方法としては、例えば、ローヤルゼリー粉末からクロロホルム抽出によってエキスを得、次にクロロホルム−メタノール抽出を行い、ヘキサン、トルエン等の溶媒で抽出し、濃縮する方法があげられる。濃縮の方法としては、エバポレーター等の常法を用いることができる。
トイレタリーとしては、化粧料成分として一般に使用されている界面活性剤、油分、保湿剤、皮膜形成剤、色素、香料等の成分と任意に組み合わせて配合することにより、種々の形態、例えばクリーム、化粧乳液、化粧水、スキンコンディショナー、下地化粧料、口紅、リップクリーム、コンシーラー、アイカラー、ファンデーション、ネイルエナメル、洗顔剤、パック剤、マッサージ剤、クレンジング剤、美容液、ボディーソープ等とすることができる。また、毛髪化粧料成分として一般に使用されている界面活性剤、増粘剤、油ゲル化剤、金属酸化物、色素、香料等の成分と任意に組み合わせて配合することにより、毛髪化粧料一般、すなわちシャンプー、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアコンディショナー、パック剤等とすることもできる。
トイレタリーに配合される該デセン酸誘導体又はその塩の配合割合は、該デセン酸誘導体又はその塩の期待される効果が得られるのであれば特に制限されないが、通常、0.0001〜10重量%程度である。また、本発明の化合物A〜Gをそれぞれ単独で、又は組み合わせてトイレタリーの原料に加えることができる。
本発明のデセン酸誘導体又はその塩を医薬組成物として用いる場合、該デセン酸誘導体の塩は、薬学的に許容される塩であることが好ましい。このような塩としては、該デセン酸誘導体のナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、トリエチルアミンやトリエタノールアミン等の有機アミン塩、リジンやアルギニン等の塩基性アミノ酸塩等が好ましく例示できる。また、これらの塩を1種又は2種以上、組み合わせて用いても良い。
該医薬組成物として用いる場合の摂取量は、通常、成人1人1日あたり0.0001〜10mg/kg程度である。
本発明のデセン酸誘導体又はその塩を含む医薬組成物は、賦形剤、担体または添加剤を含んでいても良い。賦形剤、担体および添加剤としては、通常使用され、かつ薬学的に許容されるものであれば特に限定されず、その種類および組成は、適宜変更が可能である。
賦形剤としては、塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム等があげられ、担体としては、滅菌水、生理食塩水、および各種緩衝溶液等があげられる。添加剤としては、粘稠剤、緩衝剤、保存剤または防腐剤等があげられる。
本発明のデセン酸誘導体は、天然ローヤルゼリーに含有される経口的に安全な物質であり、上記範囲を超えて摂取されても特に身体に悪影響を及ぼすものではない。
本発明によれば、不定愁訴の改善、自律神経失調症の改善、更年期障害の改善、滋養強壮作用、抗腫瘍作用、抗菌作用、血圧降下作用、インスリン用作用等に関連した効果を有する新規デセン酸誘導体及びその塩を提供することができる。
以下、実施例をあげて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明は、これらの実施例によって限定されないことは言うまでもない。
以下、ローヤルゼリー化合物A〜化合物Gを抽出する方法を示す。実施例1〜4を通して、減圧濃縮は、ロータリーエバポレーターを用いた。
[ローヤルゼリーからの化合物A〜Gの抽出]
ローヤルゼリー(1.5kg)をパーコレーション法によりCHCl3(3L)、次い
でCHC13−MeOH(2:1,3L)、MeOH(5L)で順次抽出し、抽出液をそ
れぞれ減圧濃縮し、CHCl3エキス(121.7g)、CHCl3−MeOH エキス(45.4g)、MeOHエキス(192.3g)を得た。
MeOHエキス(192.3g)からは化合物A及びGを、CHCl3−MeOHエキス(45.4g)からは化合物B〜化合物Fをそれぞれ下記の手順で単離した。
操作方法:ローヤルゼリー(1.5kg)をクロマト管(内径8.0×45.0cm)に詰め、コックを開いたままローヤルゼリー全体が覆われるまで徐々に上方からCHC13を加えた。抽出液が滴下し始めたときコックを閉じ、室温下にて1日放置した後、毎分3mLの速度で抽出液を流出させた。さらに、CHCl3(計3L)を適時加えて流出を続け、得られた抽出液を減圧濃縮し、CHCl3エキス(121.7g)を得た。次に、
抽出残渣に上方からCHC13−MeOH(2:1)を徐々に加え、抽出残渣全体がCH
Cl3−MeOH(2:1)に覆われて抽出液が滴下し始めたときコックを閉じた。その
まま室温下にて1日放置し、毎分3mLの速度で抽出液を流出させた。その後、CHC13−MeOH(2:1)計3Lを適時加えて流出を続け、得られた抽出液を減圧濃縮し、
CHC13−MeOHエキス(45.4g)を得た。最後にMeOH(5L)を用いて同
様の方法で抽出し、抽出液を減圧濃縮してMeOHエキス(192.3g)を得た。
ローヤルゼリーからの抽出方法を図1に示す。
[化合物Aの単離方法]
このMeOHエキス(192.3g)をlLのH2Oに溶解してDIAION HP−
20(記分離条件1参照)に付し、H2O(20L)を流した後、MeOH(10L)に
て溶出した。ここで得られたMeOH溶出フラクションを減圧濃縮し、MeOH溶出部乾燥重量(7.37g)を得た。H2O溶出部は飴状をしており、湿重量で(180.39g)を得た。
以下、順相薄層クロマトグラフ(以下、順相TLC)におけるスポットの溶出パターンを指標にカラム分画を進めた。MeOH溶出部(7.37g)を図2に記した操作に従い、40mLのMeOHに溶解してsephadex LH−20(分離条件2参照)に付し、順相TLCの溶出パターンをモニターしながらフラクション(以下fr.)1からfr.4に分画した。
その内fr.2(50mLずつ分取したfr.7からfr.10の画分;5.16g、褐色のメインスポット)を20mLのCHCl3−MeOH(20:1)に溶解してシリ
カゲルクロマトグラフィー(分離条件3参照)に付し、fr.5からfr.7を得た。この内fr.6(362.7mg、Rf値;〜0.5のテーリングバンド)を5mLのMeOH−H2O(1:1)に溶解してODS(分離条件4参照)に付し、得られたフラクションの内fr.9(44.1mg、Rf値;0.1〜0.5、茶色から黒色のスポットを含むテーリングバンドを持ち、UV吸収性がある)を2mLのCHCl3−MeOH−H2O(7:3:0.5)に溶解してシリカゲルクロマトグラフィー(分離条件5参照)で精製し、化合物A(8.3mg、Rf値;0.38、こげ茶色のスポット、UV吸収性がある。収率;5.53×10-4%)を単離した。
単離した化合物Aについての測定結果は以下の通りである。
−(1)淡黄色、無臭,mp106.0−108.0℃
−(2)同定条件
Negative ion HR−ESI−MS m/z:265.0751
[M−H]-(Calcd. for C1076S: 265.0746)
1H−NMR(D2O+CD3OD, 2:1)δ:
1.25〜1.49(8H,m,CH2×
1.62(2H,m,H−9)
2.23(2H,m,H−4)
3.86(2H,m,H−10)
5.81(1H,d,J=15.0Hz,H−2)
6.94(1H,td,J=7.0,15.0Hz,H−3)

13C−NMR (D2O+CD3OD,2:1)δ:
26.1,28.4,29.4,31.1,32.7,66.6(C−10),121.6(C−2),152.6(C−3),171.5(C−1)

IR(KBr)cm-1
3428,2927,2854,1698,1654,1384,1129,1077,980
[化合物B、C、D、E、Fの単離方法]
化合物Aと同様に、順相TLC及び逆相薄層クロマトグラフ(以下、逆相TLC)におけるスポットの溶出パターンを指標にカラム分画を進めた。fr.1〜fr.4は、順相TLCにおけるスポットの溶出パターンを指標とし、fr.5〜fr.15は、逆相TLCにおけるスポットの溶出パターンを指標としてカラム分画を進めた。また、化合物B及びfr.16〜21の分画は、順相TLCで行った。
このCHCl3−MeOHエキス(45.4g)のうち3gを図3に記した操作に従い
、20mLのCHC13MeOH(2:1)に溶解してODSカラム(分離条件6参照)
に付し、得られたfr.3(446.5mg、順相TLC上でテーリングバンドを示すフラクションが溶出した後、次に流出してくるフラクションを指す)を8mLのヘキサン:酢酸エチル(2:1)に溶解してシリカゲルクロマトグラフィー(分離条件7参照)でfr.5からfr.15に分画した。この内fr.5(24.8mg、逆相TLCのRf値;0.4〜0.6、茶色のテーリングバンド部分)を2mLのMeOHに溶解してODSカラム(分離条件8参照)で精製し、化合物B(1.9mg、Rf値;04〜0.5黒色。収率;1.27×10-4%)を得た。
fr.6(221.5mg、逆相TLCのRf値;〜0.4まで、茶色のテーリングバンド部分)を2mLのMeOHに溶解してODSカラム(分離条件9参照)に対し、fr.22(50%メタノール溶出画分)及びfr.23(80%メタノール溶出画分)に分画した。この内、Fr.23(33.6mg)を高速液体クロマトグラフィー(分離条件10参照)で精製し、化合物C(2.6mg、保持時間2分、収率;1.74×10-4%)、化合物D(4.7mg、保持時間32分、収率;3.14×10-4%)、化合物E(4.5mg、保持時間37分、収率;3.01×10-4%)、化合物F(3.2mg、保持時間28分、収率;2.14×10-4%)を単離した。
化合物Bの測定結果は以下の通りである。
−(1)白色粉末、無臭,mp43.0−45.0℃
−(2)同定条件
Positive ion ESI−MSm/z:527[M+H]+
Negative ion ESI−MSm/z:525[M−H]-

lH−NMR(CDCl3)δ:
1.62〜1.18(38H,m)
2.22(2H,ddd,J=1.2,7.2,8.4Hz,H−4)
2.28(4H,t,J=7.8Hz)
3.64(2H,t,J=6.6Hz)
4.05(2H,t,J=6.6Hz)
4.06(2H,t,J=6.6Hz)
5.82(1H,td,J=1.2,16.0Hz)
7.05(1H,td,J=7.0,16.0Hz)

l3C−NMR(CDC13)δ:
24.9,25.6,25.8,25.9,27.7,28.6,28.9,29.0,29.1,29.1,29.3,29.3,32.2,32.7,34.3,44.7,63.0,64.2,64.4,120.4(C−2),151.9(C−3),170.0(C−1),173.9,174.0
単離した化合物Cの測定結果は以下の通りである。
−(1)無定形、無臭
−(2)同定条件
Negative ion HR−FAB−MS m/z:327.2171
[M−H]-(Calcd for C18315:327.2172)

1H−NMR(CDCl3)δ:
1.18〜1.63(20H,m)
2.23(2H,ddt,J=1.8,6.9,7.1Hz,H−4)
2.30(2H,t,J=7.2Hz,H−1’)
3.64(2H,t,J=6.8Hz,H−8’)
4.06(2H,t,J=6.8Hz,H−10)
5.82(1H,td,J=1.5,15.6Hz,H−2)
7.06(1H,td,J=7.1,15.6Hz,H−3)

13C−NMR
24.9,25.6,25.8,27.8,28.6,29.0,29.0,29.0,29.1,32.2,32.6,34.4,63.0(C−8’), 64.3(C−10),120.7(C−2),152.1(C−3),171.2(C−1),174.0(C−1’)
単離した化合物Dの測定結果は以下の通りである。
−(1)白色粉末、無臭、mp55.5−58.0℃
−(2)同定条件
Nagative ion HR−FAB−MS m/z:369.2279
[M−H]-(Calcd for C20336:369.2277)

1H−NMR(CDCl3)δ:
1.19〜1.63(22H,m)
2.23(2H,td,J=6.9,7.0 Hz,H−4)
2.29(2H,t,J=7.4Hz)
2.34(2H,t,J=7.5Hz)
4.06(2H,t,J=6.6Hz,H−10)
5.82(1H,d,J=15.6Hz,H−2)
7.07(1H,td,J=6.9,15.6Hz,H−3)

13C−NMR
24.6,24.9.25.8,27.7,28.5,28.9,29.0,29.1,32.2,34.0,34.3,64.2,120.4,152.0,171.5,173.7,179.6
単離した化合物Eの測定結果は以下の通りである。
−(1)白色粉末、無臭、mp35.5−37.0℃
−(2)同定条件
Negative ion HR−FAB−MS m/z:355.2482
[M−H]-(Calcd for C20355:355.2484)

1H−NMR(CDCl3)δ:
1.19〜1.63(22H,m)
2.23(2H,ddt,J=1.5,7.3,7.1Hz,H−4)
2.30(2H,t,J=7.6Hz,H−1’)
3.64(2H,t,J=6.6Hz,H−10’)
4.06(2H,t,J=6.6Hz,H−10)
5.82(1H,d,J=15.6Hz,H−2)
7.06(1H,td,J=7.1,15.6Hz,H−3)

13C−NMR
25.0,25.7,25.8,27.8,28.6,29.0,29.0,29.1,29.2,29.3,29.4,32.2,32.7,34.4,63.0(C−10’),64.3(C−10),120.7(C−2),152.0(C−3),171.3(C−1),174.1(C−1’)
単離した化合物Fの測定結果は以下の通りである。
−(1)白色粉末、無臭、mp33.0−35.0℃
−(2)同定条件
Negative ion HR−FAB−MS m/z:355.2486
[M−H]-(Calcd for C20355:355.2484)

1H−NMR(CDCl3)δ:
0.88(3H,t,J=7.1Hz,H−10’)
1.27〜1.65(22H,m)
2.23(2H,td,J=6.5,7.2Hz,H−4)
2.41(1H,J=9.0,16.5Hz,H−2’)
2.51(1H,J=3.6,16.5Hz,H−2’)
4.00(1H,m,H−3’)
4.11(2H,td,J=2.4,4.4Hz,H−10)
5.82(1H,d,J=15.6Hz,H−2)
7.06(1H,td,J=7.2,15.6Hz,H−3)

13C−NMR
14.1(H−10’),22.7,25.5,25.8,27.8,28.5,29.0,29.0,29.2,29.5,31.8,32.2,36.5,41.3,64.8(C−10),68.1(C−3’),120.8(C−2),152.0(C−3),171.5(C−1),173.2(C−1’)
[化合物Gの単離方法]
このMeOHエキス(192.3g)をlLのH2Oに溶解してDIAION HP−
20(記分離条件1参照)に付し、H2O(20L)を流した後、MeOH(10L)に
て溶出した。ここで得られたMeOH溶出フラクションを減圧濃縮し、MeOH溶出部乾燥重量(7.37g)を得た。H2O溶出部は飴状をしており、湿重量で(180.39g)を得た。
以下、順相薄層クロマトグラフ(以下、順相TLC)におけるスポットの溶出パターンを指標にカラム分画を進めた。MeOH溶出部(7.37g)を図4に記した操作に従い、40mLのCHCl3−MeOH−H2O(7:3:0.5)に溶解してシリカゲルクロマトグラフィー(分離条件11参照)に付し、順相TLCの溶出パターンをモニターしながらフラクション(以下Fr.)1から4に分画した。
その内fr.4(100mLずつ分取したfr.68からfr.88の画分; 1.18g、Rf値;0.7〜0.5、青色のテーリングバンド)を10mLのCHCl3−MeOH−H2O(7:3:0.5)に溶解してシリカゲルクロマト(分離条件12参照)に付し、fr.5からfr.8を得た。この内fr.7(50mLずつ分取したfr.19からfr.33の画分;250.8mg、Rf値;0.5 、青色スポット)を5mLのMeOHに溶解してsephadex LH−20 (分離条件13参照)で精製し、化合物G(53.0mg、Rf値;0.50、青色のスポット、収率;3.53×10-4%)を単離した。

単離した化合物Gの測定結果は以下の通りである。
−(1)淡黄色、無臭、mp260.0−290.0℃(dec.)
−(2)同定条件
Negative ion HR−FAB−MS m/z:265.0843[M−H]-(Calcd for C10186P:265.0841)
1H−NMR(400MHz、CD3OD)δ:
1.32〜1.49(8H,m,CH2×4)
1.62(2H,m,H2−9)
2.32(2H,m,H2−4)
3.87(2H,m,H−10)
5.80(1H,d,J=12.8Hz,H−2)
6.95(1H,td,J=7.2,12.8Hz,H−3)

13C−NMR(100MHz、CD3OD)δ:
26.8, 29.2, 30.2, 30.2, 31.8(d,J=8.3Hz,C−9), 33.1, 66.3(d,J=4.9Hz,C−10), 122.3(C−2), 151.0(C−3), 170.1(C−1)

31P−NMR(240MHz、CD3OD)δ:25.6

IR(KBr)cm-1
3467,2924,2853,1654,1558,1428,1077,915,835,749,663,525,486,476

本実施例において、化合物A及び化合物Bの物性の測定に使用した機器及び試薬類は以下の通りである。
[融点の測定]
YANAKO MP−S3型ミクロ融点測定装置(株式会社ヤナコ機器開発研究所製)を用いて測定し,測定値は未補正である.なお、化合物C〜Gについてもこの測定法に従い測定した。
[核磁気共鳴(NMR)スペクトルの測定]
JEOL JNM GX400(日本電子株式会社製)およびGE OMEGA 600(ジェネラル・エレクトリック社製)核磁気共鳴装置を用いて測定した。ケミカルシフトの値は、tetramethylsilane (TMS)を内部標準としたδ値(ppm)で表示し、結合定数(J)はヘルツ(Hz)で表した。またシグナルの表示は、次の略語を用いた。(s:singlet,d:doublet,t:triplet,dd:double doublet,dt:double triplet,td:triple doublet,m:multiplet).
[質量分析(MS)の測定]
JEOL JMS−DX300/JMA3500システム(日本電子株式会社製)を用い、ESI−MSを、加速電圧:30eV、チャンバー温度:220℃の条件で測定した。
[赤外吸収(IR)スペクトルの測定]
JASCO FT/IR−410型赤外分光光度計(日本分光株式会社製)を用い、測定法はKBr錠剤法を用いた。
[薄層クロマトグラフ(TLC)の測定]
順相薄層クロマトグラフ(順相TLC)の条件は、以下の通りである。
薄層種:DC−Alufo1ien Kiselgel 60F254(MERCK Ar
t.5554)
展開溶媒:CHC13:MeOH:H2O=7:3:0.5
検出法:5% H2SO4/MeOHを噴霧後加熱し発色させた。

逆相薄層クロマトグラフ(逆相TLC)の条件は以下の通りである。
薄層種:20DC−Aufolien 20×20cm RP−18F254
展開溶媒:80%メタノール
検出法:5% H2SO4/MeOHを噴霧後加熱し発色させた。
本実施例において、化合物C〜Fの物性の測定については、以下の機器及び試薬を用いた。
[質量分析(MS)]
JEOL JMS−DX300/JMA3500システム(日本電子株式会社製)を用い、FAB−MSを、加速電圧:3kV、マトリックス:トリエタノールアミン、コリジョンガス:Xeの条件で測定した。
[高速液体クロマトグラフ(HPLC)]
ポンプにJASCO PU−980リサイクルシステム(日本分光株式会社製)を用い、検出器としてGL Sciences 504R型示差屈折計を用いた。
本実施例において、化合物Gの物性の測定については、以下の機器及び試薬を用いた。
[核磁気共鳴(NMR)スペクトルの測定]
JEOL JNM GX400およびJEOL ECA600SN(日本電子株式会社製)核磁気共鳴装置を用いて測定した。ケミカルシフトの値は、tetramethylsilane (TMS)を内部標準としたδ値(ppm)で表示し、31P−NMRのケミカルシフトの値は85%リン酸を外部標準としたδ値(ppm)で表示し、結合定数(J)はヘルツ(Hz)で表した。またシグナルの表示は、次の略語を用いた。(s:singlet,d:doublet,t:triplet,dd:double doublet,dt:double triplet,td:triple doublet,m:multiplet).
[質量分析(MS)の測定]
JEOL JMS−DX300/JMA3500システム(日本電子株式会社製)を用い、FAB−MSを、加速電圧:3kV、マトリックス:トリエタノールアミン、コリジョンガス:Xeの条件で測定した。
[赤外吸収(IR)スペクトルの測定]
JASCO FT/IR−410型赤外分光光度計(日本分光株式会社製)を用い、測定法はKBr錠剤法を用いた。
[薄層クロマトグラフ(TLC)の測定]
順相薄層クロマトグラフ(順相TLC)の条件は、以下の通りである。
薄層種:DC−Alufo1ien Kiselgel 60F254(MERCK Ar
t.5554)
展開溶媒:CHC13:MeOH:H2O=6:4:1
検出法:Dittmer−Lester試薬を噴霧後MeOHで洗浄した。
化合物A〜Gの単離条件は、以下の通りである。
[単離条件]
条件1
カラム種類:DIAION−HP20(Mitsubishi Chemical Industry/三菱化学株式会社)
カラム寸法:内径5.5×40.0cm (150g)
カラム温度:25℃(室温)
溶媒:H2O→MeOH
流速:200mL/min

条件2
カラム種類:Sephadex LH−20(ファルマシア社)
カラム寸法:内径4.0×60cm (160g)
カラム温度:25℃(室温)
溶媒:100% MeOH
流速:15mL/min

条件3
カラム種類:silica gel#9385(メルク社)
カラム寸法:内径4.0×9.0cm (54g)
カラム温度:25℃(室温)
溶媒:CHC13−MeOH 20:1→10:1→8:2
→CHC13−MeOH−H2O 8:2:1
→MeOH
流速:20mL/min

条件4
カラム種類:ODS(ナカライテスク、カラムクロマトグラフ用,Cosmosil 75C18−Open)
カラム寸法:内径2×7 cm (9g)
カラム温度:25℃(室温)
溶媒:MeOH−H2O 1:1→4:l
→MeOH
流速:10mL/min

条件5
カラム種類:silica gel #9385(メルク社)
カラム寸法:内径2.0×9.5cm (10g)
カラム温度:25℃(室温)
溶媒:CHC13−MeOH−H2O 7:3:0.5→6:4:1
流速:20mL/min

条件6
カラム種類:ODS(ナカライテスク、カラムクロマトグラフ用,Cosmosil 75C18−Open)
カラム寸法:内径4.0×9.0cm (24g)
カラム温度:25℃(室温)
溶媒:MeOH−H2O 1:1→4:1
→MeOH流速:10mL/min

条件7
カラム種類:silica gel #9385(メルク社)
カラム寸法:内径4.0×l3.0cm (43g)
カラム温度:25℃(室温)
溶媒:n−ヘキサン−酢酸エチル 2:1→1:1
→CHC13→ MeOH
流速:20mL/min

条件8
カラム種類:ODS(ナカライテスク、カラムクロマトグラフ用,Cosmosil 75C18−Open)
カラム寸法:内径2.0×6.0cm (8g)
カラム温度:25℃(室温)
溶媒:MeOH‐H2O 1:1→4:1
→MeOH
流速:10mL/min

条件9
カラム種類:ODS(ナカライテスク、カラムクロマトグラフ用,Cosmosil 75C18−Open)
カラム寸法:内径2.0cm×7.5cm(9.3g)
カラム温度:25℃(室温)
溶媒:MeOH−H2O 4:1→MeOH
流速:10mL/min

条件10
カラム種類:CaL No.25478−96 Mightysil RP−18GP250−10(5μm)Cica−Reagent(関東化学株式会社製)
カラム温度:25℃(室温)
溶媒:CH3CN−H2O 7:3
流速:1.8mL/min
検出器:示差屈折計
条件 11
カラム種類:Sephadex LH−20 (ファルマシア社)
カラム寸法:内径 5.5 x 50.0 cm (200g)
カラム温度:25℃(室温)
溶媒:CHCl3−MeOH 8:2 →
CHCl3−MeOH−H2O 8:2:0.1
→7:3:0.5 →6:4:1→5:5:1→
MeOH
流速:30mL/min

条件 12
カラム種類:silica gel #9385 (メルク社)
カラム寸法:内径4.0 x 15.0 cm (42 g)
カラム温度:25℃(室温)
溶媒:CHCl3−MeOH−H2O 7:3:0.5 →6:4:1→MeOH
流速:20mL/min

条件 13
カラム種類:Sephadex LH−20 (ファルマシア社)
カラム寸法:内径2.0 x 20.0 cm (15 g)
カラム温度:25℃(室温)
溶媒:MeOH
流速:5mL/min
ローヤルゼリーからの抽出方法を示す。 化合物Aの単離方法を示す。 化合物B〜Fの単離方法を示す。 化合物Gの単離方法を示す。

Claims (1)

  1. 一般式(1):
    Figure 2005306848
    (式中、Rは、SO3H、PO32、或いは下記式(2)〜(6)のいずれかで表される基:
    Figure 2005306848
    を示す。)
    で表されるデセン酸誘導体又はその塩。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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