JP2005305448A - 円錐型脱水装置 - Google Patents

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JP2005305448A JP2004121652A JP2004121652A JP2005305448A JP 2005305448 A JP2005305448 A JP 2005305448A JP 2004121652 A JP2004121652 A JP 2004121652A JP 2004121652 A JP2004121652 A JP 2004121652A JP 2005305448 A JP2005305448 A JP 2005305448A
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潤 大槻
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Abstract

【課題】 圧搾圧や圧搾時間を大きくすることなく高い脱水効率を得ることができる。
【解決手段】 通水性を有する脱水プレート9と、脱水プレート9上にこれと間隔をあけて回転可能に垂直に設けられた、上部に汚泥投入口2が形成された円錐形状のケーシング1と、ケーシング1の内面にこれと同軸にスパイラル状に固定された、下端が脱水プレート9に至る羽根10とを備え、汚泥投入口2からケーシング1の中央部内に投入された汚泥は、脱水プレート9上を回転する羽根10によってケーシング1の外周側に向って押し出される過程で圧搾され、水分は、脱水プレート9から排水され、脱水ケーキは、ケーシングの底部全外周から排出される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、円錐型脱水装置、特に、圧搾圧や圧搾時間を大きくすることなく高い脱水効率を得ることができる、汚泥の円錐型脱水装置に関するものである。
例えば、下水汚泥を脱水処理する装置として、スクリュープレス型脱水装置、ベルトプレス型脱水装置、あるいはロータリー型脱水装置等が知られている。スクリュープレス型脱水装置の一例が特許文献1に開示され、ベルトプレス型脱水装置の一例が特許文献2に開示され、ロータリー型脱水装置の一例が特許文献3に開示されている。
以下に、各脱水装置を、図面を参照しながら説明する。
図5に示すように、スクリュープレス型脱水装置は、汚泥供給口17とケーキ排出口18とを有するスクリーン19の内部にスクリュー羽根20を設けたものであり、スクリュー羽根20の回転により汚泥供給口17内からスクリーン19内に投入された汚泥を圧搾脱水しつつ脱水ケーキをケーキ排出口18から排出するものである。
図6に示すように、ベルトプレス型脱水装置は、上下に配された2枚の無端のろ布ベルト21、22を備え、両ベルト21、22間に汚泥を挟んで加圧ロール23の間を千鳥状に移動させて加圧脱水し、脱水ケーキをシュート24から排出するものである。
図7に示すように、ロータリー型脱水装置は、内輪スペーサ25を外輪スペーサ26に対して偏心させて設け、両スペーサ25、26と固液分離板27とによって形成される脱水処理室28の断面積をその入口側から出口側にかけて次第に小さく形成したものからなり、脱水処理室28からの脱水ケーキの排出に背圧を与えて、汚泥を脱水処理するものである。
特開平1−122697号公報 特開昭61−137698号公報 特開2004−90048号公報
上記各脱水装置によれば、汚泥を確実に脱水処理することができるが、何れも基本的には、脱水ケーキを一方向にのみ機械的に圧搾して脱水するものであるので、脱水ケーキの含水率を下げるには、圧搾圧または圧搾時間を多くするしかないとされている。
しかしながら、一般的に、脱水ケーキの含水率の低下速度は、対数的に減少するので圧搾圧や圧搾時間を大きくしても脱水効率の向上には限界がある。
従って、この発明の目的は、脱水ケーキの厚みを薄く、変形させながら圧搾することによって、圧搾圧や圧搾時間を変えることなく、高い脱水効率を得ることができる円錐型脱水装置を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、下記を特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、通水性を有する脱水プレートと、前記脱水プレート上に前記脱水プレートと間隔をあけて回転可能に垂直に設けられた、上部に汚泥投入口が形成された円錐形状のケーシングと、前記ケーシングの内面に前記ケーシングと同軸にスパイラル状に固定された、下端が前記脱水プレートに至る羽根とを備え、前記汚泥投入口から前記ケーシングの中央部内に投入された汚泥は、前記脱水プレート上を回転する前記羽根によって前記ケーシングの外周側に向って押し出される過程で圧搾され、水分は、前記脱水プレートから排水され、脱水ケーキは、前記ケーシングの底部全外周から排出されることに特徴を有するものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、羽根は、回転軸を中心として対称に複数枚設けられていることに特徴を有するものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、ケーシングの高さ調整手段が設けられていることに特徴を有するものである。
請求項4記載の発明は、請求項1から3の何れか1つに記載の発明において、ケーシングの底部全外周に脱水ケーキ回収手段が設けられていることに特徴を有するものである。
この発明によれば、脱水ケーキの厚みを薄く、変形させながら圧搾することによって、圧搾圧や圧搾時間を変えることなく、脱水効率を向上させることができる。
この発明の円錐型脱水装置の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の円錐型脱水装置を示す断面図、図2は、この発明の円錐型脱水装置の羽根を示す斜視図、図3は、この発明の円錐型脱水装置の羽根を示す平面図、図4は、この発明の円錐型脱水装置を示す平面図である。
図1から図4において、1は、上部に汚泥投入口2が形成された円錐形状のケーシングであり、後述する汚泥投入管の下部に回転可能に取り付けられている。3は、汚泥投入管であり、その下部は、ケーシング1の汚泥投入口2内にケーシング1が回転可能となるように挿入されている。4は、汚泥投入管3を垂直に固定するためのアームであり、基台5に固定されている。6は、ケーシング1をその中心軸線を中心として一方向(図3中、時計方向)に回転させるための駆動手段である。駆動手段6は、ケーシング1の外周に固定されたウォームホイール7Aとウォームホイール7Aに噛み合うウォーム7Bと、これらからなるウォームギヤを駆動するモータ8とからなっている。
9は、基台5に水平に固定された脱水プレートである。ケーシング1は、脱水プレート9上にこれと間隔をあけて、上記駆動手段6により回転可能に垂直に設けられている。脱水プレート9は、通水性に富むように、パンチングメタル等の多数の開口が形成されたものからなっている。圧搾された汚泥の水分は、脱水プレート9の前記開口からケーシング1外に排水され、脱水ケーキは、ケーシング1の下端と脱水プレート9との間隔(T)からケーシング1外に押し出される。
10は、ケーシング1の内面にケーシング1と同軸にスパイラル状に固定された羽根である。羽根10は、下端が脱水プレート9に至る高さを有し、回転軸を中心として対称に2枚固定されている。羽根10の枚数は、1枚または3枚以上であっても良い。
11は、ケーシング1の高さ調整手段であり、脱水処理する汚泥の性状に応じてケーシング1の下端と脱水プレート9との間隔(T)を調整する。すなわち、含水率が高い汚泥の場合には、間隔(T)を狭め、含水率が低い汚泥の場合には、間隔(T)を広くする。高さ調整手段11は、ケーシング1の周囲にステー12により水平に固定された皿形状の高さ調整板13と、基台5に固定された高さ調整可能な支持アーム14とからなっている。支持アーム14は、ケーシング1の周囲の複数箇所(この例では120°間隔をあけて3箇所)に設けられている。各支持アーム14の先端には、1対のローラ15が取り付けられ、ローラ15間に高さ調整板13が挟まれている。ローラ15の高さを調整することによって、ケーシング1は、所定高さ位置に回転自在に支持される。16は、ケーシング1の底部全外周に設けられた脱水ケーキ回収手段としてのピットである。
このように構成されている、この発明の円錐型脱水装置によれば、以下のようにして、汚泥が脱水処理される。
汚泥投入管3から汚泥投入口2を経てケーシング1の中心部内に投入された汚泥は、一方向に回転する羽根10の中央部から外周に向って圧搾されながら移動する。ケーシング1は、円錐形状をなしているので、汚泥は外周に向うにしたがって脱水ケーキの厚みが薄くなりつつ圧搾脱水される。すなわち、羽根10の中央部では、ケーキの含水率が高いので、ケーキ厚が厚くても脱水されやすい(透水抵抗が低い)。一方、外周に向うにしたがってケーキの含水率が低くなり脱水され難くなる(透水抵抗が高い)が、ケーシング1の円錐形状に応じてケーキ厚が薄くなるので、この点からは脱水されやすい。このように、含水率とケーキ厚とが相殺し合う結果、脱水率は変わらない。すなわち、透水抵抗は変化しない。
従って、圧搾圧や圧搾時間を大きくすることなく、高い脱水効率を得ることができる。しかも、ケーキが薄く変形しながら脱水されるので、汚泥粒子の再配列や変形による相乗効果によってさらに脱水効率が向上する。
このようにして、汚泥の脱水処理が行われるが、水分は、脱水プレート9の開口を通ってケーシング1外に排水され、脱水ケーキは、ケーシング1の下端と脱水プレート9との間隔(T)から押し出され、ピット16内に溜まる。
汚泥の性状に応じて上記間隔(T)を調整する場合には、支持アーム14をローラ15と共に昇降させれば良い。
この発明の円錐型脱水装置を示す断面図である。 この発明の円錐型脱水装置の羽根を示す斜視図である。 この発明の円錐型脱水装置の羽根を示す平面図である。 この発明の円錐型脱水装置を示す平面図である。 スクリュープレス型脱水装置を示す断面図である。 ベルトプレス型脱水装置を示す断面図である。 ロータリー型脱水装置を示す断面図である。
符号の説明
1:ケーシング
2:汚泥投入口
3:汚泥投入管
4:アーム
5:基台
6:駆動手段
7A:ウォームホイール
7B:ウォーム
8:モータ
9:脱水プレート
10:羽根
11:高さ調整手段
12:ステー
13:高さ調整板
14:支持アーム
15:ローラ
16:ピット
17:汚泥供給口
18:ケーキ排出口
19:スクリーン
20:スクリュー羽根
21:ベルト
22:ベルト
23:加圧ロール
24:シュート
25:内輪スペーサ
26:外輪スペーサ
27:固液分離板
28:脱水処理室

Claims (4)

  1. 通水性を有する脱水プレートと、前記脱水プレート上に前記脱水プレートと間隔をあけて回転可能に垂直に設けられた、上部に汚泥投入口が形成された円錐形状のケーシングと、前記ケーシングの内面に前記ケーシングと同軸にスパイラル状に固定された、下端が前記脱水プレートに至る羽根とを備え、前記汚泥投入口から前記ケーシングの中央部内に投入された汚泥は、前記脱水プレート上を回転する前記羽根によって前記ケーシングの外周側に向って押し出される過程で圧搾され、水分は、前記脱水プレートから排水され、脱水ケーキは、前記ケーシングの底部全外周から排出されることを特徴とする円錐型脱水装置。
  2. 前記羽根は、回転軸を中心として対称に複数枚設けられていることを特徴とする、請求項1記載の円錐型脱水装置。
  3. 前記ケーシングの高さ調整手段が設けられていることを特徴とする、請求項1または2記載の円錐型脱水装置。
  4. 前記ケーシングの底部全外周に脱水ケーキ回収手段が設けられていることを特徴とする、請求項1から3の何れか1つに記載の円錐型脱水装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6024307A (en) * 1996-10-19 2000-02-15 Ashford Holdings Limited Device and method for comminution
JP2002239313A (ja) * 2001-02-16 2002-08-27 Riyuusu Japan:Kk 牛糞の脱水処理装置
CA2416402A1 (en) * 2003-01-15 2004-07-15 First American Scientific Corporation Recovery of fuel and clay from a biomass

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