JP2005304578A - 履物底 - Google Patents

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Abstract

【課題】歩行時における踏み込みの際、蹴り出しの際の履物底に加わる力を操作することで履用性能を向上させる。
【解決手段】履物底2は、少なくとも、地面に接する側の接地面層21と、足に接する側の接足面層22と、この接足面層22と接地面層21との間であって、接地面層21及び接足面層22よりも弾性変形が大であるクッション材からなるクッション中間層23とを有する履物底2であって、接地面層21の不踏部が接足面層22に向かって突出する凸形状部21aをなすとともに、凸形状部21aから接地面層21の踵部にかけて形成された第1の部位21cと、凸形状部21aから接地面層21のつま先部にかけて形成された第2の部位21eとを備え、第1の部位21cにクッション中間層23の一部である踵クッション部231が、かつ第2の部位21eにクッション中間層23の一部であるつま先クッション部232がそれぞれ位置している。
【選択図】図3

Description

本発明は、歩行時における踏み込みの際及び蹴り出しの際の足裏から与えられる力をクッション中間層により操作することで履用性能を向上させることができる履物底に関する。
従来、踵部や不踏部にクッション部材を設けた履物が知られている。たとえば、特許文献1に示されるテニス、バドミントン、ゴルフ、ジョギング、バスケット等のスポーツシューズに用いられている靴底では、踵部及びつま先部にブロック状のクッション材が内装されている。この靴底では、同文献[0006]に記載のように、「スポーツシューズのミッドソールに切欠部を形成し、該切欠部にエチレン・オクテン共重合体とエチレンー酢酸ビニル共重合体の混合物からなるクッション材を介装してなる」ものであり、同文献[0021]に記載のように、優れた衝撃吸収性と反発性の両方を兼ね備えている。
特許文献1のスポーツシューズの靴底は、運動時に特に踵部に加えられる衝撃を吸収するために設計されたもので、図1に示すように、アウトソール91とミッドソール92との間(ミッドソール92のアウトソール91側)の切欠部にクッション材94a,95bが介装されている。
したがって、特許文献1のスポーツシューズの靴底では、ジャンプしたときの足裏への衝撃は、中敷93及びミッドソール92を介してクッション材94a,95bにより吸収され、吸収効果は図1に白抜き矢印で示すように、足裏面の広い範囲に分散する一方、ジャンプ等における衝撃に伴うエネルギーを反発力に変換するように構成される。
特開2001−128707
ところが、特許文献1のスポーツシューズの靴底では、通常の歩行時における履用性能の向上は想定していないため、運動を目的としない履物底には適用したとしても所望の効果を得ることができない。
本発明の目的は、歩行時における踏み込み及び蹴り出しの際の足裏から与えられる力を操作すること、すなわち踏み込み及び蹴り出しの際のエネルギーの一部をクッション中間層で蓄積・放出することで履用性能を向上させることができる履物底を提供することにある。
請求項1記載の発明は、少なくとも、地面に接する側の接地面層と、足に接する側の接足面層と、この接足面層と前記接地面層との間であって、前記接足面層及び前記接地面層よりも弾性変形が大であるクッション材からなるクッション中間層とを有する履物底であって、前記接地面層の不踏部が前記接足面層に向かって突出する凸形状部をなすとともに、前記凸形状部から前記接地面層の踵部にかけて形成された第1の部位と、前記凸形状部から前記接地面層のつま先部にかけて形成された第2の部位とを備え、前記第1の部位に前記クッション中間層の一部である踵クッション部が、かつ前記第2の部位に前記クッション中間層の一部であるつま先クッション部がそれぞれ位置している。
請求項2記載の発明は、少なくとも、地面に接する側の接地面層と、足に接する側の接足面層と、この接足面層と前記接地面層との間であって、前記接足面層及び前記接地面層よりも弾性変形が大であるクッション材からなるクッション中間層とを有する履物底であって、前記接地面層の不踏部が前記接足面層に向かって突出する凸形状部をなすとともに、前記凸形状部から前記接地面層の踵部にかけて形成された第1の部位と、前記凸形状部から前記接地面層のつま先部にかけて形成された第2の部位とを備え、前記第1の部位に前記クッション中間層の一部をなす踵クッション部が、かつ前記第2の部位に前記クッション中間層の残りの部分をなすつま先クッション部がそれぞれ位置している。
請求項3記載の発明は、少なくとも、地面に接する側の接地面層と、足に接する側の接足面層と、この接足面層と前記接地面層との間であって、前記接足面層及び前記接地面層よりも弾性変形が大であるクッション材からなるクッション中間層とを有する履物底であって、前記接地面層の不踏部から前記接地面層の踵部にかけて形成された第1の部位と、前記接地面層の不踏部から前記接地面層のつま先部にかけて形成された第2の部位とを備え、 前記第1の部位に前記クッション中間層の一部である踵クッション部が、かつ前記第2の部位に前記クッション中間層の一部であるつま先クッション部がそれぞれ位置し、前記クッション中間層が側面に露出している。
請求項4記載の発明は、少なくとも、地面に接する側の接地面層と、足に接する側の接足面層と、この接足面層と前記接地面層との間であって、前記接足面層及び前記接地面層よりも弾性変形が大であるクッション材からなるクッション中間層とを有する履物底であって、前記接地面層の不踏部から前記接地面層の踵部にかけて形成された第1の部位と、前記接地面層の不踏部から前記接地面層のつま先部にかけて形成された第2の部位とを備え、前記第1の部位に前記クッション中間層の一部をなす踵クッション部が、かつ前記第2の部位に前記クッション中間層の残りの部分をなすつま先クッション部がそれぞれ位置し、前記クッション中間層が側面に露出している。
請求項5記載の発明は、請求項1から4の何れかに記載の履物底において、接地面層の中央より踵部に近い部位から前記接地面層の前記接地面側の踵部にかけて地面に向かって凸状に形成された第1の凸状部と、前記接地面層の中央より踵部に近い部位から前記接地面層の前記接地面側のつま先にかけて地面に向かって凸状に形成された第2の凸状部とを備えている。
前記接地面層の材料として、たとえばウレタンやウレタンフォームを使用することができる。また、前記接地面層の接地面側には滑り止め等の履物底意匠を形成することができる。前記接足面層は、合成樹脂、合成皮革、布、天然皮革またはこれらの組み合わせから構成することができ、接足面側には、たとえば足裏形状に合わせた凹凸が形成されていてもよい。
クッション中間層は、前述したように前記接足面層及び前記接足面層よりも弾性変形が大であるクッション材、たとえばEVA等のフォームを使用することができる。
本発明の履物底では、クッション中間層は、前記踵クッション部と前記つま先クッション部とを一体的又は別体に形成することもできる。別体の場合には、クッション中間層は、前記踵クッション部とは異なる物性の材料(たとえば、異なる反撥弾性率、異なる圧縮率をもつ材料)を使用することができる。一体的の場合には、前記踵クッション部と前記つま先クッション部とが不踏部で連結されるように形成することもできる。
なお、前記接地面層、前記接足面層または前記クッション中間層は、単一層により構成することもできるし、複数層により構成することもできる。また、蹴り出し開始時には、踏み込み時に圧縮している踵クッション部は伸張する。これにより、踵クッション部に蓄積された圧縮エネルギーの放出が開始される。これとともに、つま先クッション部は圧縮し、蹴り出し時のエネルギーの一部を消費するとともに、当該エネルギーの他の一部が当該つま先クッション部に蓄積される。そして、蹴り出しの途中から終了に至る期間、このつま先クッション部に蓄積されたエネルギーが放出される。
以上のようにして、本発明では、クッション中間層(踵クッション層及びつま先クッション層)における、エネルギーの吸収、蓄積、放出により履用者の、踏み込み、体重移動、蹴り出し等がサポートされる
本発明の履物底では、踵クッション部と、つま先クッション部とは実質上別体に構成されている。すなわち、踵クッション部へのエネルギーの蓄積及び踵クッション部からのエネルギーの放出、ならびにつま先クッション部へのエネルギーの蓄積及びつま先クッション部からのエネルギーの放出と相互に干渉することなく行われる。
本発明の履物底では、前記踵クッション部を後端側が肉厚であり前端側が肉薄になるように形成し、前記つま先クッション部を後端側及び前端側が肉薄であり中間部が肉厚になるように形成することができる。
前記接足面層は、ほぼ同一の厚みに形成することもできるし、踵部側が肉厚、つま先部が肉薄になるように形成することもできる。
また、本発明の履物底では、前記クッション中間層は、側面に露出するように構成できる。クッション中間層の側部を、たとえば、接地面層や接足面層と同一の材料により被覆したときは、クッション中間層へのエネルギーの蓄積やクッション中間層からのエネルギーの放出が円滑に行われないことがあるが、前記クッション中間層の側部を露出することで、このような不都合は生じない。
請求項1〜4記載の発明によれば、歩行時における踏み込みの際と蹴り出しの際の足裏から与えられる力が操作されるので履用性能が向上する。すなわち、踏み込み時には、踵クッション部に踏み込み時におけるエネルギーの一部を蓄積することで踏み込み動作がサポートされる。また、蹴り出し開始時には、踵クッション部に蓄積されたエネルギーが放出され、かつつま先部分にエネルギーの一部を蓄積して、蹴り出しの終了の際にこのエネルギーを放出することで蹴り出しの動作もサポートされる。
また、請求項5記載の発明によれば、前述した請求項1〜4に記載の発明の効果に加え、第1の凸状部、第2の凸状部を介して、歩行時における踏み込みから蹴り出しへの移行を円滑に行え、楽に歩くことができる。
以下、本発明の履物底をサンダルに適用した場合の一実施形態を図面より説明する。図2は、本発明の履物底を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は側面図、(C)は正面断面図((B)におけるA−A線断面図)である。
図2(A)〜(C)において、サンダル1は、ソール(本発明の履物底)2と、甲被部3とからなる。
ソール2は、地面に接する側の接地面層21と、足に接する側の接足面層22と、この接足面層22と接地面層21との間であって、接地面層21及び接足面層22よりも弾性変形が大であるクッション材からなるクッション中間層23とを備えて構成されている。
接地面層21の不踏部(接地面層21における足の土踏まずの垂下に位置する部分)が接足面層22に向かって突出する凸形状部21aをなすとともに、凸形状部21aから接地面層21の踵部21bにかけて形成された第1の部位21cと、凸形状部21aから接地面層21のつま先部21dにかけて形成された第2の部位21eとを備えている。
接地面層21は、たとえば合成樹脂(たとえば、ウレタンまたはウレタンフォーム)から構成され、地面との接触による磨耗を防止する。なお、図示はしないが接地面層21の接地面には滑り止め等の凹凸意匠を形成することができる。
なお、接地面層21の中央21fより接地面側の踵部に近い部位から接地面層21の接地面側の踵部にかけて地面に向かって凸状に形成された第1の凸状部21gと、接地面層21の中央21fより接地面側の踵部に近い部位から接地面層21の接地面側のつま先にかけて地面に向かって凸状に形成された第2の凸状部21hとを備えている。
接足面層22は、板状をなし、合成樹脂(たとえば、ウレタンまたはウレタンフォーム)、合成皮革、布、天然皮革またはこれらの組み合わせから構成することができる。接足面層22を、合成樹脂により構成する場合には、接地面層21と同一の材料を用いてもよいし、異なる材料を用いてもよい。
接足面層22の表面には、良好な履用感を発揮するように足裏形状に応じた凹凸を形成することもできるし、表面にすべり止め用の面材を貼着することもできる。また、接足面層22は、足の接地面形状に応じて適度に変形する材料により構成することができる。
クッション中間層23は、接地面層21や接足面層22よりも弾性変形が大であるフォーム材からなり、このフォーム材として適宜のもの(たとえばEVAフォーム)を採用することができる。クッション中間層23は、踵部に形成された踵クッション部231と、不踏部とつま先部の間の領域に形成したつま先クッション部232とからなる。
第1の部位21cにクッション中間層23の一部である踵クッション部231が、かつ第2の部位21eにクッション中間層23の一部であるつま先クッション部232がそれぞれ位置している。
踵クッション部231とつま先クッション部232とは、不踏部の部分で分離して構成することができるし(図3参照)、連結部分(不踏部部分)を薄くして一体に形成することもできる(図6参照)。踵クッション部231とつま先クッション部232とを、分離して構成する場合には、各部の材料として異なる物性(たとえば、反撥弾性率、圧縮率等)のものを採用することができる。
踵クッション部231は、後端側が肉厚となるように、前端側が肉薄になるように形成することができる。また、つま先クッション部232は、後端側(不踏部端の側)と前端側(つま先端の側)とが肉薄となり、中間部が肉厚となるように形成することができる。 クッション中間層23は、ソール2の側面に露出している。これによりクッション中間層23の、後述するクッション効果が、効率良く発揮される。
本実施形態では、ソール2の表面の最も低い点と最も高い点との差(ヒール差H :このヒール差は、履用者の体重が加えられたときの値)は15〜35mm程度とすることが好ましく、図2では25mm程度としてある。
甲被部3は、甲被31とベルト32とを備えており、図2(C)に示すように、甲被31の両端は接足面層22に、接足面層22の下面側に逢着(逢着部をSで示す)されており、左右両端が接足面層22とクッション中間層23間に挟み込まれている。
図3は、サンダル1の分解図であり、別々に形成した接地面層21、接足面層22、クッション中間層23、甲被部3を接着剤を用いて接合して構成している。
図4(A),(B),(C)及び図5(A),(B),(C),(D)により、ソール2の作用を詳細に説明する。
図4(B)は、図2〜図3に示したサンダル1の歩行時の一方の足の履用状態を示す図であり、図4(A),(C)は踵クッション部231と、つま先クッション部232のエネルギー蓄積、及びエネルギー放出の状態の一例を示す説明図である。
図4(B)において、踏み込みから次の踏み込みまでを(1)〜(7)で示し、図4(A),(C)において、踵クッション部231に蓄積されたエネルギーをE1で示し、つま先クッション部232に蓄積されたエネルギーをE2で示してある。なお、図4及び図5では、サンダル1は、ソール2により示してある。
まず、踏み込み開始に際しては、図4(B)(1)及び図5(A)に示すように、踵クッション部231が圧縮され、踵クッション部231には踏み込みによるエネルギーが蓄積され(図5(A)の白抜き矢印参照f1参照)、このエネルギーの蓄積により体重移動がサポートされる。図4(B)(2)に示すように、踏み込み動作の終了すると、エネルギーの蓄積も終了する。これとともに、圧縮していた踵クッション部231は伸張し、踵部に集中してエネルギーの放出が開始され(図5(B)の白抜き矢印f2参照)、これと同時に、蹴り出し動作が開始する。
蹴り出し動作が開始すると、図4(3)及び図5(C)に示すように、つま先クッション部232が圧縮され、エネルギーの蓄積が開始される(図5(C)の白抜き矢印f3参照)。つま先クッション部232へのエネルギーの蓄積が終了すると、図4(4)及び図5(D)に示すように、圧縮していたつま先クッション部232は伸張を開始し、つま先部に集中してエネルギーの放出が開始され(図5(D)の白抜き矢印f4参照)、蹴り出し動作がサポートされる。
接足面層22は、図5(A)〜(D)に示すように、蹴り出し時や踏み込み時に、符号P(凸形状部21a)で示す点が支点となって折れ曲がることで(すなわち、接足面層22がPを支点としてシーソーの如く動作することで)、踵クッション部231におけるエネルギーの蓄積・放出、つま先クッション部232におけるエネルギーの蓄積・放出が独立して、かつ交互に行われるので、歩行リズムが取り易くなり履用感覚が向上する。なお、P点により、足の不踏部は適当な力で、接地面層21から押され、指圧作用も奏されるので長時間履用しても疲労が生じにくい。
以下、図4(B)(5)〜(7)に示すように、サンダル1は空中を移動するが、このとき他方の足に装着されたサンダル1のソール2は上記図4(1)〜(4)におけると同様に作用する。
上記の実施形態では、クッション中間層23の側部は、たとえば接地面層21や接足面層22と同一の材料より被覆されてはおらず、ソール2の側面に露出している。すなわち、クッション中間層23の圧縮や伸張が、被覆部材により阻害されることはないので、エネルギーの蓄積、エネルギーの放出が円滑に行われる。
また上記実施形態では、サンダル1を例に示しているが、図2(A)〜(C)に示すように、サンダル1では、不踏部の両サイドに甲被部3が取り付けられているので、クッション中間層へのエネルギーの蓄積や放出が円滑に行われる。
なお、本実施例では、接地面層21の不踏部(接地面層21における足の土踏まずの垂下に位置する部分)が接足面層22に向かって突出する凸形状部21aを形成したが、場合により、凸形状部21aをなくし、平坦部としてもよい。
図1は、従来の履物底の作用を示す説明図である。 図2は、本発明の履物底を備えた履物を示す図であり、(A)は概略的斜視図、(B)は概略的側面図、(C)は(B)におけるA−A’線による概略的断面図である。 図3は、図1の履物を分解して示す概略的分解図である。 図4(B)は、図1〜図2に示した履物の歩行時の一方の足の履用状態を示す図であり、(A)、(C)は踵クッション部と、つま先クッション部のエネルギー蓄積、及びエネルギー放出の状態を示す説明図である。 図5(A)、(B)、(C)、(D)は、履物底の作用の説明図である。 図6は、図3の履物の他の実施例の概略的分解図である。
符号の説明
2 履物底
21 接地面層
22 接足面層
23 クッション中間層
231 踵クッション部
232 つま先クッション部

Claims (5)

  1. 少なくとも、地面に接する側の接地面層と、足に接する側の接足面層と、この接足面層と前記接地面層との間であって、前記接足面層及び前記接地面層よりも弾性変形が大であるクッション材からなるクッション中間層とを有する履物底であって、
    前記接地面層の不踏部が前記接足面層に向かって突出する凸形状部をなすとともに、前記凸形状部から前記接地面層の踵部にかけて形成された第1の部位と、前記凸形状部から前記接地面層のつま先部にかけて形成された第2の部位とを備え、
    前記第1の部位に前記クッション中間層の一部である踵クッション部が、かつ前記第2の部位に前記クッション中間層の一部であるつま先クッション部がそれぞれ位置している ことを特徴とする履物底。
  2. 少なくとも、地面に接する側の接地面層と、足に接する側の接足面層と、この接足面層と前記接地面層との間であって、前記接足面層及び前記接地面層よりも弾性変形が大であるクッション材からなるクッション中間層とを有する履物底であって、
    前記接地面層の不踏部が前記接足面層に向かって突出する凸形状部をなすとともに、前記凸形状部から前記接地面層の踵部にかけて形成された第1の部位と、前記凸形状部から前記接地面層のつま先部にかけて形成された第2の部位とを備え、
    前記第1の部位に前記クッション中間層の一部をなす踵クッション部が、かつ前記第2の部位に前記クッション中間層の残りの部分をなすつま先クッション部がそれぞれ位置している
    ことを特徴とする履物底。
  3. 少なくとも、地面に接する側の接地面層と、足に接する側の接足面層と、この接足面層と前記接地面層との間であって、前記接足面層及び前記接地面層よりも弾性変形が大であるクッション材からなるクッション中間層とを有する履物底であって、
    前記接地面層の不踏部から前記接地面層の踵部にかけて形成された第1の部位と、前記接地面層の不踏部から前記接地面層のつま先部にかけて形成された第2の部位とを備え、 前記第1の部位に前記クッション中間層の一部である踵クッション部が、かつ前記第2の部位に前記クッション中間層の一部であるつま先クッション部がそれぞれ位置し、
    前記クッション中間層が側面に露出している
    ことを特徴とする履物底。
  4. 少なくとも、地面に接する側の接地面層と、足に接する側の接足面層と、この接足面層と前記接地面層との間であって、前記接足面層及び前記接地面層よりも弾性変形が大であるクッション材からなるクッション中間層とを有する履物底であって、
    前記接地面層の不踏部から前記接地面層の踵部にかけて形成された第1の部位と、前記接地面層の不踏部から前記接地面層のつま先部にかけて形成された第2の部位とを備え、 前記第1の部位に前記クッション中間層の一部をなす踵クッション部が、かつ前記第2の部位に前記クッション中間層の残りの部分をなすつま先クッション部がそれぞれ位置し、
    前記クッション中間層が側面に露出している
    ことを特徴とする履物底。
  5. 接地面層の中央より踵部に近い部位から前記接地面層の前記接地面側の踵部にかけて地面に向かって凸状に形成された第1の凸状部と、
    前記接地面層の中央より踵部に近い部位から前記接地面層の前記接地面側のつま先にかけて地面に向かって凸状に形成された第2の凸状部と
    を備えていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の履物底。
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JP2008018167A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Yonex Co Ltd シューズ
WO2012050249A1 (ko) * 2010-10-12 2012-04-19 Lim Sung Jo 지압체를 갖는 신발창

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