JP2005303939A - 振幅検出方法、agc回路の利得制御方法、振幅検出装置およびagcアンプ回路 - Google Patents

振幅検出方法、agc回路の利得制御方法、振幅検出装置およびagcアンプ回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2005303939A
JP2005303939A JP2004121010A JP2004121010A JP2005303939A JP 2005303939 A JP2005303939 A JP 2005303939A JP 2004121010 A JP2004121010 A JP 2004121010A JP 2004121010 A JP2004121010 A JP 2004121010A JP 2005303939 A JP2005303939 A JP 2005303939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
amplitude detection
full
agc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004121010A
Other languages
English (en)
Inventor
Keishi Takazawa
恵嗣 高澤
Iwao Kojima
巌 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004121010A priority Critical patent/JP2005303939A/ja
Priority to US11/103,586 priority patent/US7242246B2/en
Priority to CN200510071628.1A priority patent/CN1684363A/zh
Publication of JP2005303939A publication Critical patent/JP2005303939A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3036Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

【課題】 AGC回路の出力信号の歪みを低減し、かつ応答速度を高める。
【解決手段】 振幅検出回路20において、移相器21がAGC回路2から出力される交流信号を入力として、位相差を有する交流信号d1,d2を出力する。移相器21から出力される交流信号d1を全波整流器22−1で全波整流し、移相器21から出力される交流信号d2を全波整流器22−2で全波整流する。平均化回路23で全波整流器22−1,22−2の出力信号を平均して振幅検出信号を生成する。位相のずれた2つの全波整流波形を平均化した信号を振幅検出信号として用いるので、この振幅検出信号のDC電圧変動は小さくなり、AGC回路2のゲイン変動を減らし、AGCアンプ回路の出力信号の振幅歪みを改善することができる。同時に、平滑コンデンサを用いていないので、フィードバック回路の時定数はそのままなので、AGCアンプ回路のAGCの応答速度は、十分に速い。
【選択図】 図1

Description

本発明は、交流信号の振幅を検出する振幅検出方法、および振幅検出方法を用いてAGC回路の利得制御を行うAGC回路の利得制御方法に関するものである。
また、本発明は、交流信号の振幅を検出する振幅検出装置、および振幅検出装置を構成要素として含みAGC回路の利得制御を行うAGCアンプ回路に関するものである。
先行技術のAGCアンプ回路は、入力した伝送信号(交流信号)の振幅の変動に対し、ある一定振幅の交流信号を出力する機能を有している。この機能を実現するために、AGCアンプ回路は、AGC回路と、AGC回路の出力信号の振幅を検出する振幅検出回路とを有し、振幅検出回路の振幅検出信号をAGC回路にフィードバックするという、自動利得制御(AGC)機構を備えている。このとき、振幅検出回路の振幅検出信号のDC電圧が一定でなく変動していると、フィードバックループの時定数は十分に速いので、AGCアンプ回路のゲインも変動してしまい、出力する伝送信号の波形が歪むことになる。
つぎに、平滑コンデンサを用いた先行技術のAGCアンプ回路の構成を図8に示す。このAGCアンプ回路は、入力端子1、AGC回路2、出力端子3、および振幅検出回路10から構成されている。
AGC回路2は、入力端子1から入力された伝送信号aを利得制御信号に応じたゲインで増幅して出力することにより、伝送信号aの振幅の変動にかかわらず、出力信号bの振幅を一定にする。
AGC回路2の出力信号bの振幅検出に用いる振幅検出回路10は、振幅検出回路入力端子4、振幅検出回路出力端子5、全波整流回路11および平滑コンデンサ12から構成される。そして、この構成によって、AGC回路2の出力信号bを全波整流し、さらに平滑することにより、出力信号bの振幅に相当する振幅検出信号c1を出力する。この振幅検出信号c1がAGC回路2に利得制御信号として与えられる。
図9に図8のAGCアンプ回路の各部の動作波形を示す。図9(A)には伝送信号aの波形を示し、同図(B)にはAGC回路2の出力信号bの波形を示し、同図(C)には振幅検出回路10の振幅検出信号c1の波形を示し、同図(D)にはAGC回路2のゲインを示している。同図(C)において、破線は平滑コンデンサがない場合を示し、実線は平滑コンデンサがある場合を示している。
平滑コンデンサ12を使用しないときには、AGC回路2と振幅検出回路10とからなるフィードバックループの時定数が速い(小さい)ので、振幅検出信号c1の波形は、図9(C)の破線のように、全波整流回路の出力と同じ波形となり、AGC回路1のゲインを大きく変動させてしまい、出力する伝送信号bの波形が歪む。これに対し、平滑コンデンサ12を用いると、上記のフィードバックループの時定数が大きくなり、振幅検出信号c1の波形は図9(C)の実線のようになって変動が減り、AGCアンプ回路のゲインも図9(D)に示すように変動が減るので、出力する伝送信号bの波形歪みを低減させる効果がある。
特開平08−172330号公報
図8の先行技術の構成では、この歪み改善のために、平滑コンデンサ12を用いているので、フィードバックループの時定数が大きくなり、AGCアンプ回路の応答速度が低くなるという弊害が起こっている。
本発明の目的は、振幅検出信号の変動を抑制することができる振幅検出方法および振幅検出回路を提供することである。
本発明の目的は、応答速度の高い振幅検出方法および振幅検出回路を提供することである。
本発明の他の目的は、AGC回路の出力信号の歪みを低減することができるAGC回路の利得制御方法およびAGCアンプ回路を提供することである。
本発明の目的は、応答速度の高いAGCアンプ回路を提供することである。
上記課題を解決するために、第1の発明の振幅検出方法は、振幅検出対象の交流信号を基に位相差を有する複数の交流信号を生成し、位相差を有する複数の交流信号に対して同じ波形処理を施して平均化することにより振幅検出信号を得る方法である。
この方法によれば、平滑コンデンサというような時定数を大きくする手段を必要とせず、振幅検出信号のDC電圧を一定に近づけることができる。その結果、振幅検出信号の変動を抑制することができる。しかも、平滑コンデンサ等を使用する必要がないために振幅検出の応答速度を高めることができる。
上記第1の発明の振幅検出方法においては、波形処理としては例えば全波整流処理を含む。また、上記第1の発明の振幅検出方法においては、波形処理としては2乗処理を含んでいてもよい。
第2の発明のAGC回路の利得制御方法は、AGC回路から出力される交流信号を基に位相差を有する複数の交流信号を生成し、位相差を有する複数の交流信号に対して同じ波形処理を施して平均化することにより振幅検出信号を得、振幅検出信号をAGC回路に利得制御信号として与える方法である。
この方法によれば、平滑コンデンサというような時定数を大きくする手段を必要とせず、振幅検出信号のDC電圧を一定に近づけることができる。その結果、振幅検出信号の変動を抑制することができ、AGC回路の出力信号の歪みを低減することができる。しかも、平滑コンデンサを使用する必要がないため、振幅検出の応答速度を高めることができ、したがってAGC回路の利得制御動作の応答速度を高めることができる。
上記の第2の発明のAGC回路の利得制御方法においては、波形処理としては例えば全波整流処理を含む。また、上記第2の発明のAGC回路の利得制御方法においては、波形処理としては2乗処理を含んでいてもよい。
第3の発明の振幅検出回路は、振幅検出対象の交流信号を入力として、位相差を有する複数の交流信号を出力する移相器と、移相器から出力される複数の交流信号をそれぞれ全波整流する複数の全波整流器と、複数の全波整流器の出力信号を平均して振幅検出信号を生成する平均化回路とを備えている。
この構成によれば、平滑コンデンサというような時定数を大きくする手段を必要とせず、振幅検出信号のDC電圧を一定に近づけることができる。その結果、振幅検出信号の変動を抑制することができる。しかも、平滑コンデンサ等を使用する必要がないために振幅検出の応答速度を高めることができる。
第4の発明の振幅検出回路は、振幅検出対象の交流信号を入力として、位相差を有する第1および第2の交流信号を出力する移相器と、移相器から出力される第1の交流信号を全波整流する第1の全波整流器と、移相器から出力される第2の交流信号を全波整流する第2の全波整流器と、第1および第2の全波整流器の出力信号を平均して振幅検出信号を生成する平均化回路とを備えている。
この構成によれば、平滑コンデンサというような時定数を大きくする手段を必要とせず、振幅検出信号のDC電圧を一定に近づけることができる。その結果、振幅検出信号の変動を抑制することができる。しかも、平滑コンデンサ等を使用する必要がないために振幅検出の応答速度を高めることができる。
上記第4の発明の振幅検出回路においては、第1および第2の交流信号の位相差φは45°<φ<135°の範囲の値であることが好ましい。
第5の発明の振幅検出回路は、振幅検出対象の交流信号を入力として、位相差を有する第1および第2の交流信号を出力する移相器と、移相器から出力される第1および第2の交流信号を2乗平均して振幅検出信号を生成する2乗平均化回路とを備えている。
この構成によれば、平滑コンデンサというような時定数を大きくする手段を必要とせず、振幅検出信号のDC電圧を一定に近づけることができる。その結果、振幅検出信号の変動を抑制することができる。しかも、平滑コンデンサ等を使用する必要がないために振幅検出の応答速度を高めることができる。
第6の発明の振幅検出回路は、振幅検出対象の交流信号を入力として、位相差を有する第1および第2の交流信号を出力する移相器と、移相器から出力される第1の交流信号を全波整流する第1の全波整流器と、移相器から出力される第2の交流信号を全波整流する第2の全波整流器と、第1および第2の全波整流器の出力信号を2乗平均して振幅検出信号を生成する2乗平均化回路とを備えている。
この構成によれば、平滑コンデンサというような時定数を大きくする手段を必要とせず、振幅検出信号のDC電圧を一定に近づけることができる。その結果、振幅検出信号の変動を抑制することができる。しかも、平滑コンデンサ等を使用する必要がないために振幅検出の応答速度を高めることができる。
上記第5および第6の発明の振幅検出回路においては、第1および第2の交流信号の位相差は90°であることが好ましい。
このように構成すると、原理的に振幅検出信号の変動をなくすことができる。
第7の発明のAGCアンプ回路は、交流入力信号を入力し利得制御信号に応じた利得で増幅して出力するAGC回路と、AGC回路から出力される交流信号の振幅に相当する振幅検出信号を生成してAGC回路へ利得制御信号として与える振幅検出回路とを備え、
振幅検出回路は、AGC回路から出力される交流信号を入力として、位相差を有する複数の交流信号を出力する移相器と、移相器から出力される複数の交流信号をそれぞれ全波整流する複数の全波整流器と、複数の全波整流器の出力信号を平均して振幅検出信号を生成する平均化回路とを備えている。
この構成によれば、平滑コンデンサというような時定数を大きくする手段を必要とせず、振幅検出信号のDC電圧を一定に近づけることができる。その結果、振幅検出信号の変動を抑制することができ、AGC回路の出力信号の歪みを低減することができる。しかも、平滑コンデンサを使用する必要がないため、振幅検出の応答速度を高めることができ、したがってAGC回路の利得制御動作の応答速度を高めることができる。
第8の発明のAGCアンプ回路は、交流入力信号を入力し利得制御信号に応じた利得で増幅して出力するAGC回路と、AGC回路から出力される交流信号の振幅に相当する振幅検出信号を生成してAGC回路へ利得制御信号として与える振幅検出回路とを備え、
振幅検出回路は、AGC回路から出力される交流信号を入力として、位相差を有する第1および第2の交流信号を出力する移相器と、移相器から出力される第1の交流信号を全波整流する第1の全波整流器と、移相器から出力される第2の交流信号を全波整流する第2の全波整流器と、第1および第2の全波整流器の出力信号を平均して振幅検出信号を生成する平均化回路とを備えている。
この構成によれば、第7の発明と同様の作用効果を有する。
第8の発明のAGCアンプ回路においては、第1および第2の交流信号の位相差φは45°<φ<135°の範囲の値であることが好ましい。
第9の発明のAGCアンプ回路は、交流入力信号を入力し利得制御信号に応じた利得で増幅して出力するAGC回路と、AGC回路から出力される交流信号の振幅に相当する振幅検出信号を生成してAGC回路へ利得制御信号として与える振幅検出回路とを備え、
振幅検出回路は、AGC回路から出力される交流信号を入力として、位相差を有する第1および第2の交流信号を出力する移相器と、移相器から出力される第1および第2の交流信号を2乗平均して振幅検出信号を生成する2乗平均化回路とを備えている。
この構成によれば、第7の発明と同様の作用効果を有する。
第10の発明のAGCアンプ回路は、交流入力信号を入力し利得制御信号に応じた利得で増幅して出力するAGC回路と、AGC回路から出力される交流信号の振幅に相当する振幅検出信号を生成してAGC回路へ利得制御信号として与える振幅検出回路とを備え、
振幅検出回路は、AGC回路から出力される交流信号を入力として、位相差を有する第1および第2の交流信号を出力する移相器と、移相器から出力される第1の交流信号を全波整流する第1の全波整流器と、移相器から出力される第2の交流信号を全波整流する第2の全波整流器と、第1および第2の全波整流器の出力信号を2乗平均して振幅検出信号を生成する2乗平均化回路とを備えている。
この構成によれば、第7の発明と同様の作用効果を有する。
上記第9および第10の発明のAGCアンプ回路においては、第1および第2の交流信号の位相差は90°であることが好ましい。
このように構成すると、原理的に振幅検出回路の振幅検出信号の変動をなくすことができ、AGC回路の出力信号の歪みをなくすことができる。
本発明のAGCアンプ回路は、上記構成を有し、位相のずれた2つの全波整流波形を平均化した信号を振幅検出信号として用いるので、この振幅検出信号の伝送信号の周波数に同期した変動は小さくなり、AGCアンプ回路のゲイン変動を減らし、AGCアンプ回路の出力信号の振幅歪みを改善することができる。従来のAGCアンプ回路の出力が歪む原因は、振幅検出信号の出力DC電圧が一定にならないで大きく揺れてしまう点にある。この揺れの周期が、出力信号の周期に連動している性質に着目し、出力信号の位相をn°遅らせて検波すると、検波出力のDC電圧の揺れの位相もn°遅れるので、移相器と2つの全波整流回路を用いて、位相のずれた2つの全波整流波形を平均化することで振幅検出信号の揺れを大幅に低減、あるいはキャンセルできる。これによってAGCアンプ回路のゲイン変動が減るので、AGCアンプ回路の出力信号の振幅歪みを改善できる。
さらに、振幅検出信号の変動する電圧を平均化するために、先行技術の従来のAGCアンプ回路では平滑コンデンサを利用していたので、フィードバック回路の時定数が大きくなりAGCの応答速度を犠牲にしていた。フィードバック回路の時定数を大きくしなければ、振幅検出信号の平均化ができない、すなわちAGC回路の歪が改善できないというトレードオフの関係にあった。本発明のAGCアンプ回路では振幅検出信号の変動するDC電圧の平坦化ができ、AGC回路の歪改善が可能である。同時に、平滑コンデンサを用いていないので、フィードバック回路の時定数はそのままなので、AGCの応答速度は、十分に速い。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1のAGCアンプ回路のブロック図を示す。この実施の形態のAGCアンプ回路は、図1に示すように、入力端子1と、AGC回路2と、出力端子3と、振幅検出回路入力端子4、振幅検出回路20、振幅検出回路出力端子5とから構成されている。
AGC回路2は、入力端子1から入力された伝送信号aを利得制御信号に応じたゲインで増幅して出力することにより、伝送信号aの振幅の変動にかかわらず、出力信号bの振幅を一定にする。
AGC回路2の出力信号bは、振幅検出回路入力端子4に入力される。振幅検出回路20は、AGC回路2の出力信号bの振幅を検出し、振幅検出信号c2を振幅検出回路出力端子5から出力し、AGC回路2へ利得制御信号としてフィードバックしてAGC回路2のゲインを決定する。このようにして、AGC回路2と振幅検出回路20とはフィードバックループを構成している。
つぎに、振幅検出回路20の内部構成について記述する。図1に示すように、振幅検出回路20は、振幅検出回路入力端子4、移相器21、全波整流回路ブロック22、平均化回路23、および振幅検出回路出力端子5からなる。全波整流回路ブロック22は、2つの全波整流回路22−1,22−2からなる。
移相器21は、振幅検出回路入力端子4からAGC回路2の出力信号bを入力し、位相差を有する2つの信号d1,d2を出力する。全波整流回路22−1,22−2は移相器21の出力信号d1,d2をそれぞれ全波整流する。平均化回路23は、全波整流回路22−1,22−2の出力信号e1,e2を加算することで平均し、振幅検出信号c2として振幅検出回路出力端子5から出力する。
つぎに、本実施の形態のAGCアンプ回路の動作について、図1、図2および図3を用いて詳細に説明する。AGC回路2のゲイン制御特性は、図3に示すような制御特性になっている。図3において、振幅検出信号のDC電圧が値V1、V2のとき、AGC回路2のゲインはそれぞれ値Y1[dB]、Y2[dB]になる。このように、振幅検出信号のDC電圧に応じて、AGC回路2のゲインは一意に決定される。
図2にAGCアンプ回路の各回路ブロックの出力信号の動作波形を示す。図2(A)は伝送信号aの波形を示し、同図(B)にはAGC回路2の出力信号bの波形を示し、同図(C)には移相器21の2つの出力信号d1,d2の波形を示し、同図(D)には全波整流器22−1,22−2の出力信号の波形を示し、同図(E)には振幅検出信号c2の波形を示し、同図(F)にはAGC回路のゲインを示している。
このAGCアンプ回路においては、入力端子1に入力された図2(A)のような伝送信号a(例えば、正弦波形)は、AGC回路2に入力される。AGC回路2は、図2(B)に示すように、伝送信号aをY1[dB]だけ増幅した出力信号bを出力する。この出力信号bは、2分岐し、一方は出力端子3へ向かい、他方は振幅検出回路入力端子4に入力される。
この振幅検出回路入力端子4に入力されたAGC回路2の出力信号bは、移相器21に入力される。移相器21は、図2(C)に示すように、位相差を有する2つの信号d1,d2を出力する。2つの信号d1,d2は、それぞれ、全波整流回路22−1,22−2に入力される。信号d1,d2の位相差φは、45°<φ<135°であればよいが、本実施の形態で最も効果のある90°の場合を図2に示している。この例では、信号d1は出力信号bと同相であり、信号d2は出力信号bに対して位相が90°遅れている。
全波整流回路22−1,22−2からは、図2(D)に示すように、それぞれ全波整流された信号e1,e2が出力され、平均化回路23に入力される。
平均化回路23は、全波整流回路22−1,22−2の出力信号e1,e2を加算することにより平均化して、図2(E)に示すように、振幅検出回路出力端子5から振幅検出信号c2として出力する。この振幅検出信号c2はAGC回路2に利得制御信号として入力され、図3の制御特性から、図2(F)に示すように、AGC回路2のゲインが決定する。このようにAGC回路2と振幅検出回路20とからなるフィードバックループが構成される。
このフィードバックループを構成する各回路は、伝送信号aよりも十分に速い(例えば10倍以上)速度で動作する。すなわち、フィードバックループの時定数は小さく、AGC回路の応答性が良い。
以上のように、本実施の形態では、振幅検出回路20で、位相のずれた2つの信号d1,d2を作り、それぞれ全波整流して、それらを平均化することで振幅検出信号c2を生成している。
図8に示すような先行技術のAGCアンプ回路では、振幅検出信号c1は大きく変動し、AGC回路2の出力波形が歪む原因となっていた。振幅検出信号c1の変動の周期が、AGC回路2の出力信号bの周期に連動している性質に着目し、出力信号bの位相をn°遅らせて振幅検出すると、検出出力のDC電圧の揺れの位相もn°遅れることがわかった。そこで、移相器21と2つの全波整流回路22−1,22−2と平均化回路23とを用いて、位相のずれた2つの全波整流波形を平均化する構成を採用した。その結果、振幅検出信号c2の変動を大幅に低減できる。これによって、AGC回路2のゲイン変動が減るので、AGC回路2の出力信号bの振幅歪みを改善できる。
振幅検出信号c1のDC電圧の変動を低減するために、図8に示すような先行技術の振幅検出回路10を用いたAGCアンプ回路では、平滑コンデンサ12を用いて振幅検出信号c1の変動を緩和し、それによってAGC回路2の出力信号bの歪みを低減している。しかしながら、その一方で、フィードバック回路の時定数が大きくなり、AGCの応答の速さを犠牲にしていた。これに対し、本実施の形態では、AGC回路2の出力信号bが歪む原因となる振幅検出信号c2の変動を緩和することができる。緩和効果は従来のAGCアンプ回路以上の効果があり、フィードバック回路の時定数を大きくする要素がないので、AGCの応答も十分に速い動作を可能にしている。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2を図4および図5を用いて説明する。この実施の形態2は、本発明のAGCアンプ回路の歪み低減効果を、さらに改良するためのものである。この実施の形態2は、図4に示すように、入力端子1と、AGC回路2と、出力端子3と、振幅検出回路入力端子4と、振幅検出回路30と、振幅検出回路出力端子5とからなる。
AGC回路2については、実施の形態1と同様である。
AGC回路2の出力信号bは、振幅検出回路入力端子4に入力される。振幅検出回路30は、AGC回路2の出力信号bの振幅を検出し、振幅検出信号c3を振幅検出回路出力端子5から出力し、AGC回路2へ利得制御信号としてフィードバックしてAGC回路2のゲインを決定する。このようにして、AGC回路2と振幅検出回路30とはフィードバックループを構成している。
つぎに、振幅検出回路30の内部構成について記述する。図4に示すように、振幅検出回路30は、振幅検出回路入力端子4、移相器31、全波整流回路ブロック32、平均化回路33、および振幅検出回路出力端子5からなる。実施の形態1と異なるのは、振幅検出回路30の構成である。
この振幅検出回路30では、移相器31が位相差を有するN個の出力f1〜fNを有し、全波整流回路ブロック32がN個(Nは3以上の整数)の全波整流回路32−1〜32−Nから構成されていて移相器31のN個の出力f1〜fNをそれぞれ全波整流し、平均化回路33がN個の全波整流回路32−1〜32−Nの出力信号g1〜gNを加算することにより平均する。
移相器31の出力はf1、f2、…、fNのN個あり、それぞれの位相は順に、
θk=π・k/N [rad] (k=0,1,2,…,N−1)
である。
移相器31からのN個の出力f1、f2、…、fNは、全波整流回路32−1〜32−Nにそれぞれ入力され、それぞれ全波整流回路32−1〜32−Nで検波され、それぞれのN個の出力g1、g2、…、gNになり、平均化回路33にそれぞれ入力される。その結果、平均化回路33は、N個の出力g1、g2、…、gNを平均し、振幅検出回路出力端子5から振幅検出信号c3として出力する。
この実施の形態2でのAGC回路の歪み低減の度合いを以下のように調べた。振幅検出信号c3の最大振幅変動幅を指標にして、N=1の場合(細実線)を振幅検出信号の最大振幅変動幅を基準にして(100%として)、N=2の場合(破線)とN=4の場合(太実線)とについて、振幅検出信号c3の最大振幅変動幅を比較した。
N=2の場合が、実施の形態1となる。図5に振幅検出信号c3の波形を示した。N=1のときは、振幅検出信号c3の出力平均値に対する最大振幅変動幅は100%であるが、N=2のときは約21%、N=4のときは約5%となっている。このパーセンテージが小さいほど、振幅検出信号c3の最大振幅変動幅が小さいことを示している。すなわち、値Nが大きいほうがAGC回路2の歪みが、より低減されることを示している。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3を図6および図7を用いて説明する。この実施の形態3は、本発明の効果である、AGC回路の歪み低減に関して、AGC回路の歪みが原理的にゼロとなる実施の形態である。この実施の形態3は、図6に示すように、入力端子1と、AGC回路2と、出力端子3と、振幅検出回路入力端子4と、振幅検出回路40と、振幅検出回路出力端子5とからなる。
AGC回路2については、実施の形態1と同様である。
AGC回路2の出力信号bは、振幅検出回路入力端子4に入力される。振幅検出回路40は、AGC回路2の出力信号bの振幅を検出し、振幅検出信号c4を振幅検出回路出力端子5から出力し、AGC回路2へ利得制御信号としてフィードバックしてAGC回路2のゲインを決定する。このようにしてAGC回路2と振幅検出回路40とはフィードバックループを構成している。
つぎに、振幅検出回路40の内部構成について記述する。図6に示すように、振幅検出回路40は、振幅検出回路入力端子4、移相器41、全波整流回路ブロック42、2乗平均化回路43、振幅検出回路出力端子5からなる。実施の形態1と異なるのは、この振幅検出回路40の構成である。
この振幅検出回路40では、移相器31が位相差を有する2個の出力d3,d4を有し、全波整流回路ブロック42が2個の全波整流回路42−1,42−2から構成されていて移相器41の2個の出力d3,d4をそれぞれ全波整流し、2乗平均化回路33が2個の全波整流回路42−1〜42−2の出力信号e3,e4を2乗平均化する。
移相器41の2個の出力d3,d4は、位相差は90°である。出力d3,d4は、それぞれ以下の数式で表される。
d3=Acos(ωt)
d4=Asin(ωt)
(ただし、A:振幅を表す定数、ω:角周波数)
移相器41からの2個の出力は、全波整流回路42−1,42−2にそれぞれ入力され、それぞれ全波整流回路42−1,42−2で整流され、それぞれの2個の出力e3,e4になる。図7(A)に出力e3,e4の波形を示す。出力e3,e4はそれぞれ、以下の数式で表される。
e3=Acos(ωt) ( (4n-1)π/2 ≦t< (4n+1)π/2))
e3=−Acos(ωt) ( (4n+1)π/2 ≦t< (4n+3)π/2))
e4=Asin(ωt) ( 2nπ ≦t< (2n+1)π) )
e4=−Asin(ωt) ( (2n+1)π ≦t< 2(n+1)π) )
信号e3,e4は、二乗平均化回路43に入力される。2乗平均化回路では、信号e3,e4がそれぞれ2乗された後に加算され、振幅検出回路出力端子15から、加算結果である振幅検出信号c4が利得制御信号として出力される。図7(B)に信号e3×e3、e4×e4の波形を示し、図7(C)に振幅検出信号c4の波形を示す。信号e3×e3、e4×e4、c4はそれぞれ以下の数式で表される。
e3×e3=A{1+cos(2ωt)}/2
e4×e4=A{1−cos(2ωt)}/2
c4=(e3×e3)+(e4×e4)=A
この演算結果より、振幅検出信号c4は変動が無く、AGC回路2の出力信号bの振幅値となる。すなわち、この実施の形態3では、振幅検出信号c4のDC電圧が変動しないため、図9(D)に示すようにAGC回路2のゲインも変動しない。そのため、AGC回路2は、歪みが無い伝送信号を出力する回路構成になっている。
なお、実施の形態3の振幅検出回路40を構成している全波整流回路42を省いて、移相器41の第1の出力d3と、移相器41の第2の出力d4とを、直接2乗平均化回路43に入力したときも、振幅検出回路40の出力は、上記と同じ振幅検出信号c4が出力される。
本発明にかかる振幅検出回路およびAGCアンプ回路は、歪特性が重要なシステムを構成する回路ブロックに有用である。
本発明の実施の形態1のAGCアンプ回路の構成を示すブロック図である。 図1のAGCアンプ回路の動作説明用のタイムチャートである。 振幅検出信号のDC電圧対AGC出力信号電圧特性の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2のAGCアンプ回路の構成を示すブロック図である。 図4のAGCアンプ回路の動作説明用のタイムチャートである。 本発明の実施の形態3のAGCアンプ回路の構成を示すブロック図である。 図6のAGCアンプ回路の動作説明用のタイムチャートである。 先行技術のAGCアンプ回路の構成を示すブロック図である。 図8のAGCアンプ回路の動作説明用のタイムチャートである。
符号の説明
1 入力端子
2 AGC回路
3 出力端子
4 振幅検出回路入力端子
5 振幅検出回路出力端子
10,20,30,40 振幅検出回路
21,31,41 移相器
11,22−1,22−2,32−1〜32−N,42−1,42−2 全波整流回路
23,33,43 平均化回路
12 コンデンサ

Claims (18)

  1. 振幅検出対象の交流信号を基に位相差を有する複数の交流信号を生成し、前記位相差を有する複数の交流信号に対して同じ波形処理を施して平均化することにより振幅検出信号を得る振幅検出方法。
  2. 前記波形処理は全波整流処理を含む請求項1記載の振幅検出方法。
  3. 前記波形処理は2乗処理を含む請求項1または2記載の振幅検出方法。
  4. AGC回路から出力される交流信号を基に位相差を有する複数の交流信号を生成し、前記位相差を有する複数の交流信号に対して同じ波形処理を施して平均化することにより振幅検出信号を得、前記振幅検出信号を前記AGC回路に利得制御信号として与えるAGC回路の利得制御方法。
  5. 前記波形処理は全波整流処理を含む請求項4記載のAGC回路の利得制御方法。
  6. 前記波形処理は2乗処理を含む請求項4または5記載のAGC回路の利得制御方法。
  7. 振幅検出対象の交流信号を入力として、位相差を有する複数の交流信号を出力する移相器と、前記移相器から出力される前記複数の交流信号をそれぞれ全波整流する複数の全波整流器と、前記複数の全波整流器の出力信号を平均して振幅検出信号を生成する平均化回路とを備えた振幅検出回路。
  8. 振幅検出対象の交流信号を入力として、位相差を有する第1および第2の交流信号を出力する移相器と、前記移相器から出力される前記第1の交流信号を全波整流する第1の全波整流器と、前記移相器から出力される前記第2の交流信号を全波整流する第2の全波整流器と、前記第1および第2の全波整流器の出力信号を平均して振幅検出信号を生成する平均化回路とを備えた振幅検出回路。
  9. 前記第1および第2の交流信号の位相差φは45°<φ<135°の範囲の値である請求項8記載の振幅検出回路。
  10. 振幅検出対象の交流信号を入力として、位相差を有する第1および第2の交流信号を出力する移相器と、前記移相器から出力される前記第1および第2の交流信号を2乗平均して振幅検出信号を生成する2乗平均化回路とを備えた振幅検出回路。
  11. 振幅検出対象の交流信号を入力として、位相差を有する第1および第2の交流信号を出力する移相器と、前記移相器から出力される前記第1の交流信号を全波整流する第1の全波整流器と、前記移相器から出力される前記第2の交流信号を全波整流する第2の全波整流器と、前記第1および第2の全波整流器の出力信号を2乗平均して振幅検出信号を生成する2乗平均化回路とを備えた振幅検出回路。
  12. 前記第1および第2の交流信号の位相差は90°である請求項10または11記載の振幅検出回路。
  13. 交流入力信号を入力し利得制御信号に応じた利得で増幅して出力するAGC回路と、前記AGC回路から出力される交流信号の振幅に相当する振幅検出信号を生成して前記AGC回路へ前記利得制御信号として与える振幅検出回路とを備え、
    前記振幅検出回路は、前記AGC回路から出力される交流信号を入力として、位相差を有する複数の交流信号を出力する移相器と、前記移相器から出力される前記複数の交流信号をそれぞれ全波整流する複数の全波整流器と、前記複数の全波整流器の出力信号を平均して前記振幅検出信号を生成する平均化回路とを備えたAGCアンプ回路。
  14. 交流入力信号を入力し利得制御信号に応じた利得で増幅して出力するAGC回路と、前記AGC回路から出力される交流信号の振幅に相当する振幅検出信号を生成して前記AGC回路へ前記利得制御信号として与える振幅検出回路とを備え、
    前記振幅検出回路は、前記AGC回路から出力される交流信号を入力として、位相差を有する第1および第2の交流信号を出力する移相器と、前記移相器から出力される前記第1の交流信号を全波整流する第1の全波整流器と、前記移相器から出力される前記第2の交流信号を全波整流する第2の全波整流器と、前記第1および第2の全波整流器の出力信号を平均して前記振幅検出信号を生成する平均化回路とを備えたAGCアンプ回路。
  15. 前記第1および第2の交流信号の位相差φは45°<φ<135°の範囲の値である請求項14記載のAGCアンプ回路。
  16. 交流入力信号を入力し利得制御信号に応じた利得で増幅して出力するAGC回路と、前記AGC回路から出力される交流信号の振幅に相当する振幅検出信号を生成して前記AGC回路へ前記利得制御信号として与える振幅検出回路とを備え、
    前記振幅検出回路は、前記AGC回路から出力される交流信号を入力として、位相差を有する第1および第2の交流信号を出力する移相器と、前記移相器から出力される前記第1および第2の交流信号を2乗平均して前記振幅検出信号を生成する2乗平均化回路とを備えたAGCアンプ回路。
  17. 交流入力信号を入力し利得制御信号に応じた利得で増幅して出力するAGC回路と、前記AGC回路から出力される交流信号の振幅に相当する振幅検出信号を生成して前記AGC回路へ前記利得制御信号として与える振幅検出回路とを備え、
    前記振幅検出回路は、前記AGC回路から出力される交流信号を入力として、位相差を有する第1および第2の交流信号を出力する移相器と、前記移相器から出力される前記第1の交流信号を全波整流する第1の全波整流器と、前記移相器から出力される前記第2の交流信号を全波整流する第2の全波整流器と、前記第1および第2の全波整流器の出力信号を2乗平均して前記振幅検出信号を生成する2乗平均化回路とを備えたAGCアンプ回路。
  18. 前記第1および第2の交流信号の位相差は90°である請求項16または17記載のAGCアンプ回路。

JP2004121010A 2004-04-16 2004-04-16 振幅検出方法、agc回路の利得制御方法、振幅検出装置およびagcアンプ回路 Pending JP2005303939A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004121010A JP2005303939A (ja) 2004-04-16 2004-04-16 振幅検出方法、agc回路の利得制御方法、振幅検出装置およびagcアンプ回路
US11/103,586 US7242246B2 (en) 2004-04-16 2005-04-12 Amplitude detecting method, AGC circuit gain controlling method, amplitude detecting apparatus and AGC amplifier circuit
CN200510071628.1A CN1684363A (zh) 2004-04-16 2005-04-15 振幅检测装置及方法、agc放大电路、增益控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004121010A JP2005303939A (ja) 2004-04-16 2004-04-16 振幅検出方法、agc回路の利得制御方法、振幅検出装置およびagcアンプ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005303939A true JP2005303939A (ja) 2005-10-27

Family

ID=35095704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004121010A Pending JP2005303939A (ja) 2004-04-16 2004-04-16 振幅検出方法、agc回路の利得制御方法、振幅検出装置およびagcアンプ回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7242246B2 (ja)
JP (1) JP2005303939A (ja)
CN (1) CN1684363A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7460848B1 (en) * 2004-09-29 2008-12-02 Xilinx, Inc. Differential signal strength detector
TWI570389B (zh) * 2015-12-08 2017-02-11 財團法人工業技術研究院 振幅校正電路及其應用的信號校正電路
US11469685B2 (en) * 2019-08-21 2022-10-11 Rockwell Automation Technologies, Inc. Filter and AFE power cell phase control

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738717B2 (ja) * 1988-05-26 1995-04-26 松下電器産業株式会社 ドロップアウト検出装置
US5781588A (en) * 1994-11-10 1998-07-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. FSK signal receiver
JP3148540B2 (ja) 1994-12-16 2001-03-19 三洋電機株式会社 ラジオ受信機のagc回路
US6459889B1 (en) * 2000-02-29 2002-10-01 Motorola, Inc. DC offset correction loop for radio receiver

Also Published As

Publication number Publication date
CN1684363A (zh) 2005-10-19
US7242246B2 (en) 2007-07-10
US20050231285A1 (en) 2005-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109804546A (zh) 逆变器装置
US7912160B2 (en) Modulation circuit having DC offset level control circuit
JP2010119159A (ja) 直流電源装置およびそれを備えた空気調和機
US10374513B2 (en) AC-DC converter
JP2005303939A (ja) 振幅検出方法、agc回路の利得制御方法、振幅検出装置およびagcアンプ回路
JPWO2006070809A1 (ja) 高周波電源装置
US8004276B2 (en) Reference signal generation circuit, angle converter, and angle detection apparatus
JPWO2009041097A1 (ja) 電力増幅回路ならびにそれを用いた送信機および無線通信機
JP3070606B1 (ja) 電力変換装置
WO2016002217A1 (ja) 電流検出装置および電流検出方法
WO2019150694A1 (ja) 電力変換装置および電力変換方法
JP4247835B2 (ja) 電力変換装置
JP2003088159A (ja) トルクリップル補正方法および装置
JP2003092832A (ja) 直流送電用自励式変換器の制御装置
KR20220093758A (ko) 역률 보상 회로 제어 장치
JP4989499B2 (ja) 電力変換装置
JP5238358B2 (ja) 交流電力測定装置、交流電力測定方法、及び単相交直変換装置
JPH05264605A (ja) 三相電流または電圧の正相・逆相成分検出回路
JP2005027487A (ja) スイッチング電源
JP2023056368A (ja) 電力変換装置
JP2011041398A (ja) 電力変換装置
JP3095178U (ja) 歪み波発生回路
JP6466831B2 (ja) 電力変換器
JP2001185969A (ja) 自動利得調整装置、自動利得調整方法及び記録媒体
JPH0378668A (ja) レゾルバ断線検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050825

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080108