JP2005303645A - 集中制御システムおよびそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】新しい被制御機器が出たときに、新しい被制御機器用の制御プログラムを記憶した集中制御コントローラに取り替え無くても対応できるようにすること。
【解決手段】機種別の制御範囲データ122を被制御機器12に記憶し、利用者が集中制御コントローラ11を使って被制御機器12を制御するときには、この機種別の制御範囲データ122に従って集中制御コントローラ11が被制御機器12の制御できる範囲をコントロールすることにより、新しい被制御機器12が出てきても、被制御機器12にその機器に応じた機種別の制御範囲データ122を記憶しておくだけで対応することが可能となり、集中制御コントローラ11を交換したり集中制御コントローラ11のプログラムを入れ替えたりすることなく新しい被制御機器12に対応することができる。
【選択図】図1
【解決手段】機種別の制御範囲データ122を被制御機器12に記憶し、利用者が集中制御コントローラ11を使って被制御機器12を制御するときには、この機種別の制御範囲データ122に従って集中制御コントローラ11が被制御機器12の制御できる範囲をコントロールすることにより、新しい被制御機器12が出てきても、被制御機器12にその機器に応じた機種別の制御範囲データ122を記憶しておくだけで対応することが可能となり、集中制御コントローラ11を交換したり集中制御コントローラ11のプログラムを入れ替えたりすることなく新しい被制御機器12に対応することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、特に、複数の家電機器、すなわち被制御機器を一つのコントローラで集中制御できるようにした集中制御システムおよびそのプログラムに関するものである。
従来、この種の集中制御システムとしては、家電機器を集中的に制御する集中制御コントローラと集中制御コントローラにより、制御される複数の被制御機器とが宅内通信手段により通信を行っている(例えば、特許文献1参照)。
図10は、特許文献1に記載された従来の集中制御システムを示すものであり、一つの集中制御コントローラ1001と、このコントローラにより制御される複数の被制御機器1302と、宅内ネットワーク1003とから構成されている。
特開平5−227574号公報
しかしながら、前記従来の構成では、被制御機器1002を制御するための制御プログラムは、集中制御コントローラ1001の読み出し専用メモリー(ROM)に記憶されているため、全ての被制御機器1002に対して、被制御機器1002の機能にかかわらず同じ制御範囲の制御を行うプログラムを記憶するか、または、被制御機器1002ごとに別々の制御プログラムを記憶するかになっていた。このため、より広い範囲を制御できる新しい被制御機器が出てきても、制御できる範囲が制限されたり、新しい被制御機器用の制御プログラムを記憶した集中制御コントローラに取り替えたりしなければならないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、新しい被制御機器が出てきたときに、集中制御コントローラを取り替えたり、集中制御コントローラに記憶されているプログラムを変更したりすることなく、新しい被制御機器が持つ制御可能範囲に応じた制御ができるものとした集中制御システムおよびそのプログラムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の集中制御システムおよびそのプログラムは、集中制御コントローラが、利用者が制御したい被制御機器に対応した制御範囲データを被制御機器から取得し、取得した制御範囲データに従って被制御機器の機種ごとに利用者が制御できる範囲を変更するようにしたものである。
これによって、利用者が集中制御コントローラを使って被制御機器の制御を行う際に、取得した被制御機器に対応した制御範囲データに従って制御を行うことが可能となるとともに、新しい被制御機器が出てきても、その機器に応じた制御範囲データを被制御機器から新たに取得することにより、集中制御コントローラを取り替えたり、集中制御コントローラに記憶されているプログラムを変更したりすることなく、新しい被制御機器の制御範囲を集中制御コントローラに設定することが可能となる。
本発明の集中制御システムおよびそのプログラムは、新しい被制御機器が出てきたときに、集中制御コントローラを取り替えたり、集中制御コントローラのプログラムを変更したりすることなく、新しい被制御機器の制御範囲に対応することができる。
第1の発明は、複数の被制御機器を集中コントロールする集中制御コントローラと、前記集中制御コントローラからの制御信号により制御される被制御機器とを備え、前記集中制御コントローラは、利用者が制御したい被制御機器に対応した制御範囲データを前記被制御機器から取得し、取得した前記制御範囲データに従って被制御機器の機種ごとに利用者が制御できる範囲を変更するようにした集中制御システムとすることにより、利用者が集中制御コントローラを使って被制御機器の制御を行う際に、取得した被制御機器に対応した制御範囲のデータに従って制御を行うことが可能となるとともに、新しい被制御機器が出てきても、その機器に応じた制御範囲のデータを前記被制御機器から新たに取得することにより、集中制御コントローラを取り替えたり、集中制御コントローラに記憶されているプログラムを変更したりすることなく、新しい被制御機器の制御範囲を集中制御コントローラに設定することが可能となる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、集中制御コントローラと被制御機器は宅内ネットワークにより通信を行うようにしたことにより、独自のプロトコルを使った通信を行うことが可能となり、通信のためのハードウェアモジュールを自由に選択することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、被制御機器は、自己の機器情報データを記憶する機器情報データ記憶手段と、自己の制御範囲データを記憶する制御範囲データ記憶手段と、機器情報データまたは制御範囲データを前記集中制御コントローラに送信する被制御機器データ送信手段とを備えたことにより、集中制御コントローラに新しく制御したい被制御機器を登録する際に、その被制御機器の機器情報データを被制御機器から取得し、その機器情報データを使って、新たに登録しようとしている被制御機器の機種に応じた機種別の制御範囲データが集中制御コントローラに存在するかどうかを確認し、存在しない場合にのみ、機種別の制御範囲データを登録しようとしている被制御機器に取得しに行けばよいこととなり、集中制御コントローラと被制御機器の間の通信を削減することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明において、集中制御コントローラは、前記被制御機器から前記機器情報データおよび前記制御範囲データを取得する被制御機器データ取得手段と、前記集中制御コントローラで集中制御する被制御機器を前記集中制御コントローラに登録する機器登録手段と、登録した被制御機器の機器情報データを記憶する登録情報記憶手段と、登録した被制御機器の制御範囲データを記憶する登録済み機器制御範囲データ記憶手段とを備えたことにより、集中制御コントローラは、新たに登録しようとしている被制御機器の機種に応じた機種別の制御範囲データが登録済み機器制御範囲データ記憶手段に存在しない場合のみ、機種別の制御範囲データを被制御機器の機器登録時に一度だけ被制御機器に取得しに行けばよいこととなり、集中制御コントローラと被制御機器の間の通信を削減することができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明において、集中制御コントローラにおける機能の少なくとも一部をコンピュータで実現するプログラムとしたことにより、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させて集中制御コントローラの少なくとも一部を容易に実現することができる。また、記憶媒体に記憶したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることで、プログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態における集中制御システムを示すものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態における集中制御システムを示すものである。
図1において、複数の被制御機器12を集中コントロールする集中制御コントローラ11は、被制御機器12を登録する時に、被制御機器データ取得手段111を介して被制御機器12の機器情報データを取得し登録する機器の機器情報データを登録情報記憶手段113に記憶するとともに、その機器情報データに対応した被制御機器12の制御範囲データが登録済み機器情報制御範囲データ記憶手段114に存在しない場合は、被制御機器データ取得手段111を介して被制御機器12の制御範囲データを取得し登録済み機器情報制御範囲データ記憶手段114に記憶する機器登録手段112を有したものであり、取得した制御範囲データに従って被制御機器12の機種ごとに利用者が制御できる範囲を変更するようにしたものである。そして、被制御機器12とは宅内ネットワーク(例えば無線通信ネットワークや電灯線通信ネットワーク)13を通して通信を行う。
集中制御コントローラ11からの制御信号により制御される被制御機器12は、自己の機器情報データを記憶する機器情報データ記憶手段121と自己の制御範囲データを記憶する制御範囲データ記憶手段122を備えており、集中制御コントローラ11に登録するときに、自己の機器情報データや制御範囲データを取り出し、被制御機器データ送信手段123により、宅内ネットワーク13を通して、集中制御コントローラ11に送信する。
以上のように構成された集中制御システムについて、以下その動作、作用をエアコンを被制御機器12とした場合を例として説明する。
まず、被制御機器12には自己の制御範囲が機種ごとの制御範囲データとして制御範囲データ記憶手段122に記憶される。
図2は被制御機器12ごとに記憶されている機種ごとの制御範囲データの一例である。
図2(A)のように、この機種ごとの制御範囲データは、A社の001という品番のエアコンは、運転モードとして冷房と除湿が設定可能であり、冷房モードで運転しているときの設定可能な温度の上限は28℃、下限は20℃であり、除湿モードで運転しているときの設定可能な温度の上限は28℃、下限は20℃であることを表している。
また、図2(B)のように、A社の002という品番のエアコンは、運転モードとして冷房と暖房と除湿が設定可能であり、冷房モードで運転しているときの設定可能な温度の上限が28℃、下限が20℃であり、暖房モードで運転しているときの設定可能な温度の上限が28℃、下限が20℃であり、除湿モードで運転しているときの設定可能な温度の上限が28℃、下限が20℃であることを表している。
さらに、図2(C)のように、B社の001という品番のエアコンは、運転モードとして冷房と暖房と除湿が設定可能であり、冷房モードで運転しているときの設定可能な温度の上限が30℃、下限が18℃であり、暖房モードで運転しているときの設定可能な温度の上限が30℃、下限が18℃であり、除湿モードで運転しているときの設定可能な温度の上限が30℃、下限が18℃であることを表している。
この例では、冷房、暖房、除湿とも設定可能な温度の上限と下限は同じ値としているが、これらの値がモードごとに違っても良いことは言うまでもない。
また、この例では、運転モードについての制御範囲だけを示しているが、タイマー制御が可能かどうかなど、その他様々な制御パラメータについても記憶することができる。
利用者は、集中制御コントローラ11で制御したい被制御機器12であるエアコンを、機器登録手段112を使って集中制御コントローラ11に登録を行う。
この登録処理の手順を図5のフローチャートと、図3の登録済み機器制御範囲データ記憶手段114に記憶される登録機器データの例を示す図、図4の被制御機器12の機器情報データ記憶手段121に記憶される機器情報データの例を示す図、図9の集中制御コントローラの登録情報記憶手段に記憶されている機器情報データの例を示す図を使って説明する。
まず、機器登録作業を開始すると、集中制御コントローラ11の機器登録手段112は被制御機器データ取得手段111を使って、登録しようとしている被制御機器12であるエアコンの機器情報データ記憶手段121に記憶されている機器情報データを、宅内ネットワーク13を通じて取得する(ステップ51)。このとき、被制御機器12は、機器情報データ記憶手段121から取り出した機器情報データを、被制御機器データ送信手段123を使って集中制御コントローラ11に送信する。
例えば、利用者がA社の001という品番のエアコンを登録する場合、集中制御コントローラ12はエアコンの機器情報データとして、図4(A)に示すように「A社:001」という機器情報データを取得することになる。
次に、集中制御コントローラ11の機器登録手段112は、取得した機器情報データ(この場合は「A社:001」)を登録情報記憶手段113に記憶する(ステップ52)とともに、登録済み機器制御範囲データ記憶手段114に機器情報データに該当する機器の機器制御範囲データが存在しないかどうかを検索する(ステップ53)。このとき、登録情報記憶手段113に記憶されている機器情報データは図9(A)のようになる。
この場合、集中制御コントローラ11には、何もエアコンが登録されていないので、登録機器データは図3(A)の状態にあり、該当機器であるA社の001という品番のエアコンのデータは存在しないことになる(ステップ54)。
集中制御コントローラ11の機器登録手段112は、登録しようとしているエアコンの制御範囲のデータが登録済み機器制御範囲データ記憶手段114に存在しないので、被制御機器データ取得手段111を使って、登録しようとしている被制御機器12であるエアコンの制御範囲データ記憶手段122に記憶されている機器制御範囲データを、宅内ネットワークを通じて取得する(ステップ55)。このとき、被制御機器12は、制御範囲データ記憶手段121から取り出した制御範囲データを、被制御機器データ送信手段123を使って集中制御コントローラ11に送信する。
集中制御コントローラ11は、被制御機器12から取得した制御範囲データを、登録済み機器制御範囲データ記憶手段114に記憶する(ステップ56)。これにより、登録済み機器制御範囲データ記憶手段114の登録機器データは図3(B)のようになる。
以下、同様に、利用者がA社の002という品番のエアコンおよびB社の001という品番のエアコンを集中制御コントローラ11に登録する作業を行うと、登録済み機器制御範囲データ記憶手段114に記憶される機器制御範囲データは図3(C)のようになる。
なお、このとき、A社の002という品番のエアコンを登録する時は、集中制御コントローラ11は図4(B)に示す機器情報データを取得し、B社の001という品番のエアコンを登録する時は、集中制御コントローラ12は図4(C)に示す機器情報データを取得することになる。これにより、登録情報記憶手段113に記憶されている機器情報データは図9(B)のようになる。
なお、このとき、A社の002という品番のエアコンを登録する時は、集中制御コントローラ11は図4(B)に示す機器情報データを取得し、B社の001という品番のエアコンを登録する時は、集中制御コントローラ12は図4(C)に示す機器情報データを取得することになる。これにより、登録情報記憶手段113に記憶されている機器情報データは図9(B)のようになる。
また、この後、利用者が再度A社の001という品番のエアコンの登録を行っても、(ステップ54)の判断文により、(ステップ55)〜(ステップ56)がスキップされるため、取得した機器情報データは登録情報記憶手段113に記憶され(ステップ52)、登録情報記憶手段113に記憶されている機器情報データは図9(C)のようになるが、登録済み機器制御範囲データ記憶手段114に記憶される機器制御範囲データにA社の001という品番のエアコンの制御範囲が複数記憶されることは無い。
次に、利用者が集中制御コントローラ12を使って、複数のエアコンを制御するときの処理手順を、図6の集中制御コントローラに表示される制御画面を示す図、図7および図8のフローチャートを使って説明する。
利用者は、図6(A)に示すような集中制御コントローラ11の画面によって、エアコンの制御を行う。この画面において、「モード切替」ボタンを押すと、運転モードが「冷房」、「暖房」、「除湿」の順に切り替わる。また、「△」ボタンを押すと設定温度が1℃上昇し、「▽」ボタンを押すと設定温度が1℃下がるものとする。
利用者がA社の001という品番のエアコンの制御画面において、「モード切替」ボタンを押すと、集中制御コントローラ11は登録済み機器制御範囲データ記憶手段114の制御範囲データの検索を行い、図7に示すように、A社の001という品番のエアコンの制御範囲を取り出す(図7のステップ71)。次に、現在運転モードの次の運転モードを取り出す(ステップ72)。図6(A)に示す画面の例の場合、現在の運転モードは「冷房」であり、次の運転モードは「暖房」となる。
そして、次の運転モードである「暖房」が(ステップ71)で取り出した制御範囲のデータで制御可能となっているかを判断する(ステップ73)。
図3(C)の登録済み機器制御範囲データ記憶手段114の制御範囲データより、A社の001という品番のエアコンでは、「暖房」運転ができないことがわかるので、この判断はNOとなり、(ステップ72)に戻る。(ステップ72)では、次の運転モードである「除湿」が取り出され、(ステップ73)で「除湿」が制御可能かどうかを判断する。
図3(C)の登録済み機器制御範囲データ記憶手段114の制御範囲データより、A社の001という品番のエアコンでは、「除湿」運転ができることがわかるので、この判断はYESとなり、図6(A)の画面の運転モードのところに「除湿」と表示するとともに(ステップ74)、しばらく「モード切替」ボタンが使用者によって操作されないのを確認して(あるいは、図示しないが使用者が「決定ボタン」を押すようにして確認してもよい)、この運転モードである「除湿」を被制御機器12であるエアコンに送信する。新しい運転モードである「除湿」を受け取ったエアコンは、運転モードが「冷房」から「除湿」に変わる。
また、利用者が図6(B)に示すような集中制御コントローラ11の画面によって、B社の001という品番のエアコンの設定温度を下げる場合には、利用者が「▽」の温度変更ボタンを押すと、集中制御コントローラ11は登録済み機器制御範囲データ記憶手段114の制御範囲データの検索を行い、図8に示すように、B社の001という品番のエアコンの制御範囲を取り出す(ステップ81)。
次に、利用者が押した温度変更ボタンが「△」か「▽」であるかを判断し(ステップ82)、この場合、「▽」であるので、(ステップ85)に進む。
(ステップ85)では、現在の設定温度が(ステップ81)で取り出したエアコンの設定範囲の下限温度かどうかを判断する。この場合、B社の001という品番のエアコンの「冷房」モードにおける下限温度は18℃であり、現在の設定温度は19℃なので、(ステップ85)の判断はNOとなり、(ステップ86)に進む。(ステップ86)では、設定温度を1℃下げて18℃とし、画面6(B)の設定温度の表示を画面6(C)のように18℃として(ステップ87)、しばらく「温度変更」ボタンが使用者によって操作されないのを確認して(あるいは、図示しないが使用者が「決定ボタン」を押すようにして確認してもよい)、この設定温度を被制御機器12であるエアコンに送信する。新しい設定温度である18℃という設定温度を受け取ったエアコンは、設定温度を18℃として冷房運転を続ける。
さらに、利用者が「▽」の温度変更ボタンを押すと、集中制御コントローラ11は登録済み機器制御範囲データ記憶手段114の制御範囲データの検索を行い、B社の001という品番のエアコンの制御範囲を取り出す(ステップ81)。
次に、利用者が押した温度変更ボタンが「△」か「▽」であるかを判断し(ステップ82)、「▽」であるので、(ステップ85)に進む。
(ステップ85)では、今度は現在の設定温度である18℃が(ステップ81)で取り出したエアコンの設定範囲の下限温度である18℃であるので、(ステップ85)の判断はYESとなり、(ステップ86)〜(ステップ88)をスキップする。
これにより、B社の001というエアコンを制御する場合には、「冷房」モードでは、制御範囲の上限/下限の値を超えた値が画面に表示されること無く、また、エアコンに送信されることもない。なお、利用者が「△」の温度変更ボタンを押した場合は、(ステップ82)の判断により(ステップ83)、(ステップ84)へと進むものである。
以上のように、本実施の形態においては、機種別の制御範囲データを被制御機器12の制御範囲データ記憶手段122に記憶し、利用者が集中制御コントローラ11を使って被制御機器12を制御するときには、被制御機器12の登録時に取得した制御範囲データを記憶している登録済み機器制御範囲データ記憶手段114の制御範囲データに従って制御できる範囲をコントロールすることにより、新しい被制御機器12が出てきても、集中制御コントローラ11を交換したり集中制御コントローラ11のプログラムを入れ替えたりすることなく新しい被制御機器12に対応することができる。
なお、本実施の形態では、被制御機器としてエアコンを例にとり説明したが、エアコン以外の家電機器が被制御機器となってもよいのは言うまでも無い。
また、制御範囲データには使用期限情報を備え、使用時間が使用期限を超えたら制御範囲データを書き換えて使用不可能(または使用できる機能を限定)してもよい。使用期限は日時指定でもよいし、機器の総使用時間の上限でもよい。このようにすれば機器の寿命を設定したりレンタルやリースサービスにも利用できる。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明にかかる集中制御システムおよびそのプログラムは、集中制御コントローラを交換したり、集中制御コントローラのプログラムを入れ替えたりすることなく、新しい被制御機器に対応することができるので、複数の家電機器を一つのコントローラで集中制御できるようにした集中制御システムとして有用である。
11 集中制御コントローラ
12 被制御機器
13 宅内ネットワーク
111 被制御機器データ取得手段
112 機器登録手段
113 登録情報記憶手段
114 登録済み機器制御範囲データ記憶手段
121 機器情報データ記憶手段
122 制御範囲データ記憶手段
123 被制御機器データ送信手段
1001 従来の集中コントローラ
1002 従来の被制御機器
1003 宅内ネットワーク
12 被制御機器
13 宅内ネットワーク
111 被制御機器データ取得手段
112 機器登録手段
113 登録情報記憶手段
114 登録済み機器制御範囲データ記憶手段
121 機器情報データ記憶手段
122 制御範囲データ記憶手段
123 被制御機器データ送信手段
1001 従来の集中コントローラ
1002 従来の被制御機器
1003 宅内ネットワーク
Claims (5)
- 複数の被制御機器を集中コントロールする集中制御コントローラと、前記集中制御コントローラからの制御信号により制御される被制御機器とを備え、前記集中制御コントローラは、利用者が制御したい被制御機器に対応した制御範囲データを前記被制御機器から取得し、取得した前記制御範囲データに従って被制御機器の機種ごとに利用者が制御できる範囲を変更するようにした集中制御システム。
- 集中制御コントローラと被制御機器は宅内ネットワークにより通信を行うようにした請求項1に記載の集中制御システム。
- 被制御機器は、自己の機器情報データを記憶する機器情報データ記憶手段と、自己の制御範囲データを記憶する制御範囲データ記憶手段と、前記機器情報データまたは前記制御範囲データを前記集中制御コントローラに送信する被制御機器データ送信手段とを備えた請求項1または2に記載の集中制御システム。
- 集中制御コントローラは、前記被制御機器から機器情報データおよび制御範囲データを取得する被制御機器データ取得手段と、前記集中制御コントローラで集中制御する被制御機器を前記集中制御コントローラに登録する機器登録手段と、登録した被制御機器の機器情報データを記憶する登録情報記憶手段と、登録した被制御機器の制御範囲データを記憶する登録済み機器制御範囲データ記憶手段とを備えた請求項1〜3のいずれか1項に記載の集中制御システム。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の集中制御コントローラにおける機能の少なくとも一部をコンピュータで実現するプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004116397A JP2005303645A (ja) | 2004-04-12 | 2004-04-12 | 集中制御システムおよびそのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004116397A JP2005303645A (ja) | 2004-04-12 | 2004-04-12 | 集中制御システムおよびそのプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005303645A true JP2005303645A (ja) | 2005-10-27 |
Family
ID=35334658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004116397A Pending JP2005303645A (ja) | 2004-04-12 | 2004-04-12 | 集中制御システムおよびそのプログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020191592A (ja) * | 2019-05-23 | 2020-11-26 | 三菱電機株式会社 | リモコン装置 |
-
2004
- 2004-04-12 JP JP2004116397A patent/JP2005303645A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020191592A (ja) * | 2019-05-23 | 2020-11-26 | 三菱電機株式会社 | リモコン装置 |
JP7275854B2 (ja) | 2019-05-23 | 2023-05-18 | 三菱電機株式会社 | リモコン装置 |
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