JP2005303281A - 基板接続方法 - Google Patents

基板接続方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005303281A
JP2005303281A JP2005075119A JP2005075119A JP2005303281A JP 2005303281 A JP2005303281 A JP 2005303281A JP 2005075119 A JP2005075119 A JP 2005075119A JP 2005075119 A JP2005075119 A JP 2005075119A JP 2005303281 A JP2005303281 A JP 2005303281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
type connector
type
board
connectors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005075119A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yanagawa
信 柳川
Masaaki Yokoi
雅明 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2005075119A priority Critical patent/JP2005303281A/ja
Publication of JP2005303281A publication Critical patent/JP2005303281A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Abstract

【課題】電源基板や制御基板を、直結可能なコネクタと、ハーネスを介して相互に接続されるコネクタの、いずれを用いるかに依存せず、二つの基板を設計できる基板設計方法を提供する。
【解決手段】第1種コネクタ、第2種コネクタに共通したピッチδ11,δ12,…δ1nで第1基板1に接続穴100,101,102,…10nを穿孔する。第2基板2に接続穴200,201,202,…20nを穿孔する。そして接続穴100,101,102,…10n,200,201,202,…20nに対し、第1種コネクタ及び第2種コネクタのうち、用いることに決定された種類の方を装着する。
【選択図】図3


Description

この発明は基板同士の接続方法に関し、特にコネクタを用いて二つの基板を接続する方法に関する。
従来から、二つの基板、例えば制御対象を制御する制御基板と、当該制御基板や制御対象に電源を供給する電源基板とを別個に設けることが行われている。そして電源基板と制御基板との接続に際しては、両者の配置の自由度を高めるべく、コネクタを用いて相互に接続することが提案されている。例えば同じ電源基板及び制御基板を用いていても、これらを組み込む装置が異なれば、両者の配置は種々異なる。
例えば、フレキシブルフラットケーブルの一端を基板に半田付けし、他端をコネクタ部とする技術が特許文献1に開示されている。
特開平7−45342号公報
しかしながら、コネクタを用いて基板同士を接続する方法は簡便であり、またフレキシブルフラットケーブルなどのハーネスを用いることなくコネクタ同士を直結する技術も望ましい場合がある。しかし電源基板や制御基板を、直結可能なコネクタとハーネスを介して相互に接続されるコネクタとのいずれを用いるかに依存して、別途に設計するのは設計上不便である。
そこで本発明は上記二種のコネクタのいずれを用いるかに依存せず、二つの基板を設計できる基板設計方法を提供することを目的とする。
この発明にかかる基板接続方法は、第1基板(1)及び第2基板(2)を相互に電気的に接続する方法である。その第1の態様は、(a)前記第1基板及び第2基板の配置を決定するステップと、(b)前記配置に基づいて、前記第1基板と前記第2基板の間を、相互に直結される第1種コネクタの一対(11,21)を用いるか、リード配線(3)を介して相互に接続される第2種コネクタの一対(12,22)を用いるかを決定するステップと、(c)前記第1種コネクタ及び前記第2種コネクタに共通したピッチ(δ11,δ12,…δ1n)で前記第1基板に接続穴(100,101,102,…10n)を穿孔するステップと、(d)前記第1基板の前記接続穴に対し、前記第1種コネクタ及び前記第2種コネクタのうち前記ステップ(b)で決定された方(11;12)を装着するステップと、(e)前記第1種コネクタ及び前記第2種コネクタのうち前記ステップ(d)で装着された方に対応する、前記第1種コネクタ及び前記第2種コネクタ(21;22)のいずれか一方を前記第2基板に装着するステップと、(f)前記第1基板と前記第2基板にそれぞれ対応する前記第1種コネクタが装着されている場合には、当該第1種コネクタ同士を直結するステップと、(g)前記第1基板と前記第2基板にそれぞれ対応する前記第2種コネクタが装着されている場合には、当該第2種コネクタ同士を前記リード配線を用いて接続するステップとを備える。
この発明にかかる基板接続方法の第2の態様は、第1の態様であって前記ステップ(e)は(e-1)前記ステップ(c)で採用された前記ピッチ(δ21,δ22,…δ2n)で前記第2基板(2)に接続穴(200,201,202,…20n)を穿孔するステップと、(e-2)前記第2基板の前記接続穴に対し、第1種コネクタ及び第2種コネクタのうち前記ステップ(b)で決定された方(21;22)を装着するステップとを有する。
この発明にかかる基板接続方法の第3の態様は、(a)同一ピッチ(δ11,δ12,…δ1n)を有する第1種のコネクタ(11,21)及び第2種(12,22)のコネクタのいずれをも選定するステップと、(b)前記ピッチで前記第1基板及び前記第2基板に接続穴(100,101,102,…10n;200,201,202,…20n)を穿孔するステップと、(c)前記第1基板及び前記第2基板の配置を決定するステップと、(d)前記配置に応じて前記第1種のコネクタ及び前記第2種のコネクタのいずれを採用するかを決定するステップと、(e)前記第1種のコネクタ及び前記第2種のコネクタのうち、前記ステップ(d)で選定された方の一対を、それぞれ前記第1基板及び前記第2基板の前記接続穴に装着するステップとを備える。前記第1種コネクタの一対は、相互に直結可能であり、前記第2種コネクタの一対は、リード配線(3)を介して相互に接続可能である。
この発明にかかる基板接続方法の第4の態様は、第1基板(1)及び第2基板(2)を相互に電気的に接続する方法であって、(a)前記第1基板に対して所定のピッチ(δ11,δ12,…δ1n)で接続穴(100,101,102,…10n)を穿孔するステップと、(b)前記所定のピッチを有する第1種のコネクタ(11,21)を選定するステップと、(c)前記所定のピッチを有する第2種のコネクタ(12,22)を選定するステップと、(d)前記第1基板及び前記第2基板の配置を決定するステップと、(e)前記配置に応じて前記第1種のコネクタ及び第2種のコネクタのいずれを採用するかを決定するステップと、(f)前記第1種のコネクタ及び第2種のコネクタのうち、前記ステップ(e)で選定された方(11;12)を前記第1基板の前記接続穴に装着するステップと(g)前記第1種コネクタ及び前記第2種コネクタのうち前記ステップ(f)で装着された方に対応する、前記第1種コネクタ及び前記第2種コネクタ(21;22)のいずれか一方を前記第2基板に装着するステップと、を備える。前記第1種コネクタの一対は、相互に直結可能であり、前記第2種コネクタの一対は、リード配線(3)を介して相互に接続可能である。
この発明にかかる基板接続方法の第5の態様は、第4の態様であって前記ステップ(g)は(g-1)前記所定のピッチ(δ21,δ22,…δ2n)で前記第2基板(2)に接続穴(200,201,202,…20n)を穿孔するステップと、(g-2)前記第2基板の前記接続穴に対し、前記第1種コネクタ(21)及び前記第2種コネクタ(22)のうち前記ステップ(e)で決定された方を装着するステップとを有する。
望ましくは、前記第1基板(1)が延在する平面と、前記第2基板(2)が延在する平面とが異なる面にある場合、前記第2種コネクタ(12,22)が採用される。
望ましくは、前記第1基板(1)が延在する平面と、前記第2基板(2)が延在する平面とがほぼ同じ面にあり、かつ両者を接続する方向が一致する場合、前記第1種コネクタ(11,21)が採用される。
望ましくは、前記第1基板(1)及び前記第2基板(2)を接続する方向が相互に傾斜している場合、前記第2種コネクタ(12,22)が採用される。
望ましくは、前記第1基板(1)及び前記第2基板(2)は、空気調和機の電気部品箱(404〜804)に格納される。
この発明にかかる基板設計方法によれば、第1基板、第2基板の接続穴の穿孔は、第1基板と第2基板の配置に依存しない一方、両基板の配置に依存して第1種コネクタと第2種コネクタとのいずれを用いることもできる。よって両基板の設計を簡易にすることができる。
特に、配置の制約を受ける空気調和機の電気部品箱において第1基板及び第2基板が設けられる場合に好適である。
(1)この発明の基本的考え方.
図1及び図2はこの発明にかかる基板接続方法によって接続された二つの基板を示す概念図である。いずれも第1基板1と第2基板2とが相互に電気的に接続されている。第1基板1と第2基板2は例えば、それぞれ上述の電源基板及び制御基板である。
図1は第1基板1と第2基板2の間を第1種コネクタの一対11,21を用いて接続している場合が例示されている。第1種コネクタ11,21は相互に直結される。
より具体的には、第1基板1には第1種コネクタ11が、第2基板2には第1種コネクタ21が、それぞれ装着されている。第1種コネクタ11が第1基板1と装着される接続部位(図中波線円)の間隔(ピッチ)は例えば順にP11,P12,…,P1nであり、第1種コネクタ21が第2基板2と装着される接続部位(図中波線円)のピッチは例えば順にP21,P22,…,P2nである。必ずしもP11=P21,P12=P22,…,P1n=P2nの関係は要求されないが、このような関係が満足されていてもよい。
図2は第1基板1と第2基板2の間を第2種コネクタの一対12,22を用いて接続している場合が例示されている。第2種コネクタ12,22は、両者の間にリード配線3を介して接続されている。リード配線3は例えばハーネスであり、その両端は第2種コネクタ12,22と接続可能な構成となっている。例えば上記特許文献1においてコネクタ部として示された構成を両端に有するフレキシブルフラットケーブルを採用することができる。
より具体的には、第1基板1には第2種コネクタ12が、第2基板2には第2種コネクタ22が、それぞれ装着されている。第2種コネクタ12が第1基板1と装着される接続部位(図中波線円)のピッチは例えば順にQ11,Q12,…,Q1nであり、第2種コネクタ22が第2基板2と装着される接続部位(図中波線円)のピッチは例えば順にQ21,Q22,…,Q2nである。必ずしもQ11=Q21,Q12=Q22,…,Q1n=Q2nの関係は要求されないが、このような関係が満足されていてもよい。
一般的に第1種コネクタ11,21や第2種コネクタ12,22の規格は豊富に規定されている。従って接続部位のピッチが相互に等しい第1種コネクタ11と第2種コネクタ12や、接続部位のピッチが相互に等しい第1種コネクタ21と第2種コネクタ22とを容易に選択することができる。換言すれば、P11=Q11=δ11,P12=Q12=δ12,…,P1n=Q1n=δ1nの関係を有する第1種コネクタ11と第2種コネクタ12を選定し、P21=Q21=δ21,P22=Q22=δ22,…,P2n=Q2n=δ2nの関係を有する第1種コネクタ21と第2種コネクタ22を選定することができる。
そこで、第1基板1と第2基板2の配置に応じて第1種コネクタ11,21と第2種コネクタ12,22とのいずれを用いるかを決定することにより、第1基板1,第2基板2の設計を簡易に行うことができる。具体的には第1種コネクタ11と第2種コネクタ12のいずれを用いる場合でも、第1基板1にはピッチδ11,δ12,…,δ1nで接続穴を穿孔すればよく、第1種コネクタ21と第2種コネクタ22のいずれを用いる場合でも、第2基板2にはピッチδ21,δ22,…,δ2nで接続穴を穿孔すればよい。
図3はかかる接続穴の穿孔を示す図であり、同図(a)(b)はそれぞれ第1基板1及び第2基板2についての穿孔を示す。
第1基板1には接続穴100,101,102,…,10nがピッチδ11,δ12,…,δ1nで穿孔され、第2基板2には接続穴200,201,202,…20nがピッチδ21,δ22,…,δ2nで穿孔されている。これにより、上述のように選定されたものであれば、第1基板1には第1種コネクタ11と第2種コネクタ12のいずれをも装着でき、第2基板2には第1種コネクタ21と第2種コネクタ22のいずれをも装着できる。
従って、第1基板1、第2基板2の接続穴の穿孔は、第1基板1と第2基板2の配置に依存しない一方、両基板の配置に依存して第1種コネクタ11,21と第2種コネクタ12,22とのいずれを用いることもできる。よって両基板の設計を簡易にすることができる。
(2)第1の実施の形態.
上記基本的な考えは例えば以下のように具現化可能である。まず第1基板1及び第2基板2の配置を決定する。これは両基板を用いる装置、例えば空気調和機の室外機や室内機の形状、寸法に応じて定まる。その配置例は第4の実施の形態で後述する。
次に、上述のようにして決定された第1基板1及び第2基板2の配置に基づいて、両基板の間を、第1種コネクタの一対11,21を用いるか、第2種コネクタの一対21,22を用いるかを決定する。両基板の配置とこの決定の関係は第4の実施の形態で後述する。
次に、第1種コネクタ11、第2種コネクタ21に共通したピッチδ11,δ12,…δ1nで第1基板1に接続穴100,101,102,…10nを穿孔する(図3(a))。
次に、接続穴100,101,102,…10nに対し、第1種コネクタ11、第2種コネクタ21のうち、用いることに決定された方を装着する。
次に、第1種コネクタ11、第2種コネクタ12のうち第1基板1に装着された方に対応する、第1種コネクタ21又は第2種コネクタ22を第2基板2に装着する。具体的には第1基板1に第1種コネクタ11が装着された場合には、第2基板2に第1種コネクタ21を装着し、第1基板1に第2種コネクタ12が装着された場合には、第2基板2に第2種コネクタ22を装着する。
次に、第1基板1と第2基板2にそれぞれ対応する第1種コネクタ11,21が装着されている場合には、第1種コネクタ11,21同士を直結する(図1)。他方、第1基板1と第2基板2にそれぞれ対応する第2種コネクタ12,22が接続されている場合には、第2種コネクタ12,22同士をリード配線3を用いて接続する(図2)。
またピッチにおいてδ11=δ21,δ12=δ22,…δ1n=δ2nの関係がある場合には、第2基板2にコネクタを装着するステップは以下の二つのステップに分離できる。まず第1基板1の接続穴100,101,102,…10nを穿孔する際に採用されたピッチで第2基板2に接続穴200,201,202,…20nを穿孔する(図3(b))。そして接続穴200,201,202,…20nに対し、第1種コネクタ21及び第2種コネクタ22のうち、用いることに決定された種類の方を装着する。
(3)第2の実施の形態.
まず同一ピッチδ11,δ12,…δ1nを有する第1種のコネクタ11及び第2種12のコネクタの両方を選定する。また同一ピッチδ21,δ22,…δ2nを有する第1種のコネクタ21及び第2種22のコネクタの両方を選定する。例えばδ11=δ21,δ12=δ22,…δ1n=δ2nの関係がある。
次に、上記ピッチで第1基板1及び第2基板2にそれぞれ接続穴100,101,102,…10n及び接続穴200,201,202,…20nを穿孔する。これにより、様々な配置に対応可能な第1基板1及び第2基板2が得られる(図3(a)(b))。
そして第1基板1及び第2基板2の配置を決定し、この配置に応じて第1種のコネクタ11,21及び第2種のコネクタ12,22のいずれを採用するかを決定する。そして決定された種類のコネクタを、第1基板1及び第2基板2に装着する。
具体的には第1種11,21のコネクタを採用すると決定された場合には、第1基板1に第1種コネクタ11を、第2基板2に第1種コネクタ21を、それぞれ装着する。そして第1種11,21のコネクタ同士が直結される(図1)。
また第2種のコネクタ12,22を採用すると決定された場合には、第1基板1に第2種コネクタ12を、第2基板2に第2種コネクタ22を、それぞれ装着する。そして第2種12,22のコネクタ同士がリード配線3で接続される(図2)。
(4)第3の実施の形態.
まず第1基板1に対して所定のピッチδ11,δ12,…δ1nで接続穴100,101,102,…10nを穿孔する(図3(a))。そしてこのピッチを有する第1種のコネクタ11を選定する。またこのピッチを有する第2種のコネクタ12も選定する。
そして第1基板1及び第2基板2の配置を決定し、この配置に応じて第1種のコネクタ11及び第2種のコネクタ12のいずれを採用するかを決定する。そして決定された種類のコネクタを接続穴100,101,102,…10nに装着する。
そして第1基板1に装着された方に対応する、第1種コネクタ21又は第2種コネクタ22を第2基板2に装着する。具体的には第1基板1に第1種コネクタ11が装着された場合には、第2基板2に第1種コネクタ21を装着し、第1種11,21のコネクタ同士が直結される(図1)。また第1基板1に第2種コネクタ12が装着された場合には、第2基板2に第2種コネクタ22を装着し、第2種12,22のコネクタ同士がリード配線3で接続される(図2)。
またピッチにおいてδ11=δ21,δ12=δ22,…δ1n=δ2nの関係がある場合には、第2基板2にコネクタを装着するステップは以下の二つのステップに分離できる。まず第1基板1の接続穴100,101,102,…10nを穿孔する際に採用されたピッチで第2基板2に接続穴200,201,202,…20nを穿孔する(図3(b))。そして接続穴200,201,202,…20nに対し、第1種コネクタ21及び第2種コネクタ22のうち、用いることに決定された種類の方を装着する。
(5)第4の実施の形態.
第1基板1及び第2基板2の配置の態様は種々ある。図4に示されるように第1基板1が延在する平面と、第2基板2が延在する平面とが異なる面にある場合、第2種コネクタ12,22が採用され、両者はリード配線3を介して接続される。
また図5に示されるように、第1基板1及び第2基板2を接続する方向が相互に傾斜している場合も両者はリード配線3を介して接続される。
一方、第1基板1が延在する平面と、第2基板2が延在する平面とがほぼ同じ面にあり、かつ両者を接続する方向が一致する場合、図1に例示されるように第1種コネクタ11,21が採用され、両者は直結される。但しこの場合であっても、図6に示されるように、第2種コネクタ12,22が採用され、両者はリード配線3を介して接続してもよい。
このような種々の接続態様は、例えば空気調和機において採用される室内機において、第1基板や第2基板が格納される電気部品箱の形状に依存する。
例えば第1基板は電源基板であり、ここには電源回路や空調機のファンを制御する回路が搭載される。当該ファンの制御には、たとえば位相制御やDCファンの制御、ACタップの制御が含まれる。
例えば第2基板は制御基板であり、ここにはマイクロコンピュータや通信回路が搭載される。例えば当該マイクロコンピュータにはセンサ信号が入力され、あるいは当該マイクロコンピュータからアクチュエータの制御信号が出力される。
図7乃至図11は種々の形態の空気調和機の室内機の構造を、それぞれ概念的に示す。いずれの図においても白矢印は空気の動きを示している。
図7はいわゆるカセット型と呼ばれる室内機4を示す断面図である。図中では天井面CEから室内側が下側に示されている。軸41を回転軸として回転するファン402の動作により、室内側の空気が吸込グリル401を介して室内機4へと吸い込まれる。当該空気は熱交換機405を経由して温度が調整され、吹出口403から室内側へと戻る。吸込グリル401は通常、室内側から見て長方形を呈し、吹出口403は吸込グリル401の周囲四方に延在する。
このような空気の流れを阻害しないように、電気部品箱404は吸込グリル401の近傍でファン402や熱交換機405よりも室内側に設けられ、一方向、例えば図7の例では紙面垂直方向に延在して設けられる。
図8はいわゆる天井吊り型と呼ばれる室内機5を示す断面図である。室内機5は図示しない吊り下げ器具によって天井面CEから室内側へと吊り下げられる。
軸51を回転軸として回転するファン502の動作により、室内側の空気が吸込グリル501を介して室内機5へと吸い込まれる。当該空気は熱交換機505を経由して温度が調整され、吹出口503から室内側へと戻る。
このような空気の流れを阻害しないように、電気部品箱504はファン502に対して吹出口503や熱交換機505とは反対側に設けられ、一方向、例えば図8の例では紙面垂直方向に延在して設けられる。
図9はいわゆる壁掛け型と呼ばれる室内機6を示す正面図である。吸込グリル601から吸い込まれた空気は、図示されない熱交換機によって温度が調節され、吹出口603から室内側へと戻る。吸込グリル601及び吹出口603は通常、上面乃至正面に配置されている。そして上述のような空気の流れを阻害しないように、電気部品箱604は側面近傍に設けられている。
図10はいわゆるビルトイン型と呼ばれる室内機7を示す断面図である。但し室内機7は天井に埋め込まれる。図において、紙面奥側が室内側に、手前側が天井内部に相当する。
軸71を回転軸として回転するファン702の動作により、室内側の空気が吸込グリル701を介して室内機7へと吸い込まれる。当該空気は熱交換機705を経由して温度が調整され、吹出口703から吹き出される。吹出口703には図示しない送風管が接続され、当該送風管を介して空気が室内側へ送り込まれる。
このような空気の流れを阻害しないように、電気部品箱704は軸71にほぼ沿ってファン702と並べて配置されている。
図11はいわゆるダクト型と呼ばれる室内機8を示す断面図である。但し室内機8は天井に埋め込まれる。図において、紙面奥側が室内側に、手前側が天井内部に相当する。
軸81を回転軸として回転するファン802の動作により、室内側の空気が吸込ダクト801を介して室内機8へと吸い込まれる。当該空気は熱交換機805を経由して温度が調整され、吹出ダクト803から吹き出される。
吸込ダクト801及び吹出ダクト803にはそれぞれフランジが設けられ、図示しないダクトが接続されることにより、室内機8への空気の流入出が行われる。
このような空気の流れを阻害しないように、電気部品箱804は室内機8の筐体の外側に設けられる。
上述のように、室内機の種々の形態により、電気部品箱404〜804の配置される位置や形状が異なる。他方、室内機の種々の形態によらず、採用される制御基板や電源基板の仕様が共通となる場合も多い。
従って電気部品箱404〜804内に収容される第1基板1や第2基板2は、図4乃至図6に示されるように種々の形態を適宜に採用することになる。換言すれば、図4乃至図6のような接続形態が適宜に採用できることは、空気調和機の電源基板や制御基板の配置において重要である。つまり、本発明にかかる基板設計方法は、配置の制約を受ける空気調和機の電気部品箱において第1基板及び第2基板が設けられる場合に好適である。
この発明にかかる基板接続方法によって接続された二つの基板を示す概念図である。 この発明にかかる基板接続方法によって接続された二つの基板を示す概念図である。 接続穴の穿孔を示す図である。 第1基板1及び第2基板2の配置の態様を例示する図である。 第1基板1及び第2基板2の配置の態様を例示する図である。 第1基板1及び第2基板2の配置の態様を例示する図である。 カセット型の室内機4を示す断面図である。 天井吊り型の室内機5を示す断面図である。 壁掛け型の室内機6を示す正面図である。 ビルトイン型の室内機7を示す断面図である。 ダクト型の室内機8を示す断面図である。
符号の説明
1 第1基板
2 第2基板
3 リード配線
11,21 第1種コネクタ
12,22 第2種コネクタ
100,101,102,…10n,200,201,202,…20n 接続穴
404,504,604,704,804 電気部品箱
δ21,δ22,…δ2n,δ11,δ12,…δ1n ピッチ

Claims (9)

  1. 第1基板(1)及び第2基板(2)を相互に電気的に接続する方法であって、
    (a)前記第1基板及び第2基板の配置を決定するステップと、
    (b)前記配置に基づいて、前記第1基板と前記第2基板の間を、相互に直結される第1種コネクタの一対(11,21)を用いるか、リード配線(3)を介して相互に接続される第2種コネクタの一対(12,22)を用いるかを決定するステップと、
    (c)前記第1種コネクタ及び前記第2種コネクタに共通したピッチ(δ11,δ12,…δ1n)で前記第1基板に接続穴(100,101,102,…10n)を穿孔するステップと、
    (d)前記第1基板の前記接続穴に対し、前記第1種コネクタ及び前記第2種コネクタのうち前記ステップ(b)で決定された方(11;12)を装着するステップと、
    (e)前記第1種コネクタ及び前記第2種コネクタのうち前記ステップ(d)で装着された方に対応する、前記第1種コネクタ及び前記第2種コネクタ(21;22)のいずれか一方を前記第2基板に装着するステップと、
    (f)前記第1基板と前記第2基板にそれぞれ対応する前記第1種コネクタが装着されている場合には、当該第1種コネクタ同士を直結するステップと、
    (g)前記第1基板と前記第2基板にそれぞれ対応する前記第2種コネクタが装着されている場合には、当該第2種コネクタ同士を前記リード配線を用いて接続するステップと
    を備える、基板接続方法。
  2. 前記ステップ(e)は
    (e-1)前記ステップ(c)で採用された前記ピッチ(δ21,δ22,…δ2n)で前記第2基板(2)に接続穴(200,201,202,…20n)を穿孔するステップと、
    (e-2)前記第2基板の前記接続穴に対し、第1種コネクタ及び第2種コネクタのうち前記ステップ(b)で決定された方(21;22)を装着するステップと
    を有する、請求項1記載の基板接続方法。
  3. 第1基板(1)及び第2基板(2)を相互に電気的に接続する方法であって、
    (a)同一ピッチ(δ11,δ12,…δ1n)を有する第1種のコネクタ(11,21)及び第2種(12,22)のコネクタのいずれをも選定するステップと、
    (b)前記ピッチで前記第1基板及び前記第2基板に接続穴(100,101,102,…10n;200,201,202,…20n)を穿孔するステップと、
    (c)前記第1基板及び前記第2基板の配置を決定するステップと、
    (d)前記配置に応じて前記第1種のコネクタ及び前記第2種のコネクタのいずれを採用するかを決定するステップと、
    (e)前記第1種のコネクタ及び前記第2種のコネクタのうち、前記ステップ(d)で選定された方の一対を、それぞれ前記第1基板及び前記第2基板の前記接続穴に装着するステップと
    を備え、
    前記第1種コネクタの一対は、相互に直結可能であり、
    前記第2種コネクタの一対は、リード配線(3)を介して相互に接続可能である、基板接続方法。
  4. 第1基板(1)及び第2基板(2)を相互に電気的に接続する方法であって、
    (a)前記第1基板に対して所定のピッチ(δ11,δ12,…δ1n)で接続穴(100,101,102,…10n)を穿孔するステップと、
    (b)前記所定のピッチを有する第1種のコネクタ(11,21)を選定するステップと、
    (c)前記所定のピッチを有する第2種のコネクタ(12,22)を選定するステップと、
    (d)前記第1基板及び前記第2基板の配置を決定するステップと、
    (e)前記配置に応じて前記第1種のコネクタ及び第2種のコネクタのいずれを採用するかを決定するステップと、
    (f)前記第1種のコネクタ及び第2種のコネクタのうち、前記ステップ(e)で選定された方(11;12)を前記第1基板の前記接続穴に装着するステップと
    (g)前記第1種コネクタ及び前記第2種コネクタのうち前記ステップ(f)で装着された方に対応する、前記第1種コネクタ及び前記第2種コネクタ(21;22)のいずれか一方を前記第2基板に装着するステップと、
    を備え、
    前記第1種コネクタの一対は、相互に直結可能であり、
    前記第2種コネクタの一対は、リード配線(3)を介して相互に接続可能である、基板接続方法。
  5. 前記ステップ(g)は
    (g-1)前記所定のピッチ(δ21,δ22,…δ2n)で前記第2基板(2)に接続穴(200,201,202,…20n)を穿孔するステップと、
    (g-2)前記第2基板の前記接続穴に対し、前記第1種コネクタ(21)及び前記第2種コネクタ(22)のうち前記ステップ(e)で決定された方を装着するステップと
    を有する、請求項4記載の基板接続方法。
  6. 前記第1基板(1)が延在する平面と、前記第2基板(2)が延在する平面とが異なる面にある場合、前記第2種コネクタ(12,22)が採用される、請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の基板接続方法。
  7. 前記第1基板(1)が延在する平面と、前記第2基板(2)が延在する平面とがほぼ同じ面にあり、かつ両者を接続する方向が一致する場合、前記第1種コネクタ(11,21)が採用される、請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の基板接続方法。
  8. 前記第1基板(1)及び前記第2基板(2)を接続する方向が相互に傾斜している場合、前記第2種コネクタ(12,22)が採用される、請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の基板接続方法。
  9. 前記第1基板(1)及び前記第2基板(2)は、空気調和機の電気部品箱(404〜804)に格納される、請求項1乃至請求項8のいずれか一つに記載の基板接続方法。
JP2005075119A 2004-03-19 2005-03-16 基板接続方法 Pending JP2005303281A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005075119A JP2005303281A (ja) 2004-03-19 2005-03-16 基板接続方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004080896 2004-03-19
JP2005075119A JP2005303281A (ja) 2004-03-19 2005-03-16 基板接続方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005303281A true JP2005303281A (ja) 2005-10-27

Family

ID=35334374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005075119A Pending JP2005303281A (ja) 2004-03-19 2005-03-16 基板接続方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005303281A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021084926A1 (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 ダイキン工業株式会社 制御電源装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021084926A1 (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 ダイキン工業株式会社 制御電源装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4704920B2 (ja) 電気および電子機器の換気用ファン
JP2008101867A (ja) 空調ユニット
JP3259719B2 (ja) 空気調和機
WO2007126072A1 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2011052836A (ja) 壁掛け型空気調和装置
JP5029136B2 (ja) 電装品ユニットならびに空気調和装置の室外機
JP2005303281A (ja) 基板接続方法
KR20020025991A (ko) 공기조화기
WO2016203542A1 (ja) 空気調和機の室外機
JP4219231B2 (ja) 空気調和機
JP2006132937A (ja) 天井埋込型空気調和機。
JP6862974B2 (ja) 空気調和機の室内機
KR100755301B1 (ko) 천정형 공기조화기의 분할식 인쇄회로기판의 장착구조
JP5791190B2 (ja) 設備機器
JP2005180716A (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP2010071520A (ja) 空気調和装置の室外機
JP2010258306A (ja) 配線の固定構造およびこれを備えた電子機器
JP3842889B2 (ja) 空気調和機の壁掛式室内ユニット
JP2010038428A (ja) 浴室換気乾燥機
JP2010071518A (ja) 空気調和装置の電装品ユニットならびに空気調和装置の室外機
JP5168616B2 (ja) Dcモータシーリングファン
JP6175648B2 (ja) ブラシレスdcモータおよび送風装置
JP2006214681A (ja) 空気調和機の室内機
JP2010071519A (ja) 空気調和装置の電装品ユニットならびに空気調和装置の室外機
JP2010060241A (ja) 空気調和機の室内機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081014

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090310