JP2005302315A - フラットケーブル - Google Patents

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Masanori Kato
真規 加藤
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Kyocera Document Solutions Inc
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

【課題】 ケーブル中の信号線によってシールド部分が誘導され、当該シールド部分がさらに当該ケーブル中の他の信号線を誘導して信号に影響を与える現象(クロストーク)を抑える。
【解決手段】 電磁波を遮蔽するシールドで複数の信号線を配設したケーブルに電磁波遮蔽層を設けたフラットケーブルにおいて、前記シールドの前記信号線間に対応する位置にスリットを設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フラットケーブルに関し、特にケーブル中の信号線から発生する電磁波を遮蔽するフラットケーブルに関する。
基板と基板とを接続するケーブルには、電気信号或いは基板を動作させるのに必要な電源とGND(グランド)とのラインが通っている。
これらのケーブル中の信号線などは、外部からの影響(ノイズ)により誤動作を起こしたり、当該信号線から電磁波を発して他の機器に影響を与えたりすることがある。
上記ケーブル中の信号と外部との影響を低減させる方法の1つとして、従来、GNDによるシールドを設けることが挙げられ、シールド部分を筐体のGNDに接地させることで低減効果を得るのが一般的である。
図2は従来のフラットケーブルの概略上面図であり、図3は従来のフラットケーブルの概略断面図である。
図2、図3に示すように、従来のフラットケーブルは、平面状のケーブル基材10の上に複数の信号線11を平行に配設し、その上に金属箔等のシールド材を固着してシールド12を形成している。
このフラットケーブルのケーブル中の信号線が外部へ電磁波を放射する影響を低減させるメカニズムは、図4に示すように、当該信号線11に電流が流れると当該信号線11の周辺に電界13や磁界が生じ、当該電界13や磁界により電磁波が生成されるが、当該ケーブルを覆うシールド12をGND接地させることで、発生した電界13がGNDと接合し、電磁波の外部への放射が低減されるのである(特許文献1、2参照)。
2003−22714号公報 2001−167642号公報
しかしながら、上述した方法では、筐体のGNDとシールド部分との接地が十分でなかったり、構造的に接地させることが困難な場合、上記ケーブル中の信号線によってシールド部分が誘導され、当該シールド部分がさらに当該ケーブル中の他の信号線を誘導して信号に影響を与える現象(クロストーク)が発生し易くなる。
そこで本発明は、上述した問題に鑑み、複数の信号線を配設したケーブルに電磁波遮蔽層を形成するシールドの当該信号線間に対応する位置にスリットを設け、これにより当該ケーブル中の信号線から放射される電磁波による影響、或いは外部からの影響を低減しつつ、当該スリットによって分離された一方のシールド部分が他方のシールド部分に対応する信号線を誘導せず信号に影響を与えることのないフラットケーブルを提供することを目的とする。
本発明は、電磁波を遮蔽するシールドで複数の信号線を配設したケーブルに電磁波遮蔽層を設けたフラットケーブルを前提としている。
本発明は、前記シールドの前記信号線間に対応する位置にスリットを設けた構成としている。
このようにすれば、ケーブル中の信号線から放射される電磁波による影響、或いは外部からの影響を低減しつつ、当該スリットによって分離された一方のシールド部分が他方のシールド部分に対応する信号線を誘導せず信号に影響を与えることがなくなる。
また、前記信号線間はアナログ信号線とデジタル信号線との信号線間である構成としてもよい。
このようにすれば、アナログ信号線とデジタル信号線との間の誘導による信号線への影響を遮断できる。
複数の信号線を配設したケーブルに電磁波遮蔽層を形成するシールドの当該信号線間に対応する位置にスリットを設け、これにより当該ケーブル中の信号線から放射される電磁波による影響、或いは外部からの影響を低減しつつ、当該スリットによって分離された一方のシールド部分が他方のシールド部分に対応する信号線を誘導せず信号に影響を与えることがなくなる。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって詳細に説明する。
図1は、本実施の形態のフラットケーブルの平面構成を示す概略上面図である。
図1に示すように、上記フラットケーブル1は平面状のケーブル基材の上に、例えば特定本数の複数のアナログ信号線と別の特定本数の複数のデジタル信号線とを平行に配設し、その上に信号線から発せられる電磁波等を遮蔽するシールド2を設けて電磁波遮蔽層を形成している。
上記シールド2の上記アナログ信号線と上記デジタル信号線との信号線の種類を異にする信号線間に対応する位置には、当該信号線に沿って1つのスリット3を設けている。
図1で説明すれば、スリット3を基準として向かって左側の一まとまりの信号線がアナログ信号線であり、向かって右側の一まとまりの信号線がデジタル信号線である。
上記フラットケーブル1の製造方法は、平面状のケーブル基材の上に、信号線を平行に配設して、その上からスリット部に対応する位置にマスキングを施して金属箔等のシールド材を蒸着して固着させたあと、当該マスキングを取り除くことによって上記シールド2にスリット3を形成する。
上記アナログ信号線4を覆うシールドと上記デジタル信号線5を覆うシールドはスリット3によって分離されているが、当該分離した状態では、アナログ信号線4、デジタル信号線5から発せられた電磁波はそれぞれを覆うシールドに吸収されてシールドを誘導し、それぞれのシールドに電流を生じさせる。
上記のようにアナログ信号線4が上記シールドに生じさせた電流による誘導は上記シールドに設けられたスリット3によって遮断されて、デジタル信号線5に影響を及ぼすことはない。同様に、デジタル信号線5が上記シールドに生じさせた電流による誘導は、アナログ信号線4に影響を及ぼすことはない。
このようにすれば、複数の信号線を配設したケーブルに電磁波遮蔽層を形成するシールドの当該信号線間に対応する位置にスリットを設け、これにより当該ケーブル中の信号線から放射される電磁波による影響、或いは外部からの影響を低減しつつ、当該スリットによって分離された一方のシールド部分が他方のシールド部分に対応する信号線を誘導せず信号に影響を与えることがない。
なお、上記実施の形態では、上記シールドのデジタル信号線とアナログ信号線との信号線間に対応する位置にスリットを設ける構成で説明したが、信号線を流れる電流の周波数の高低によって信号線の種類を分け、その信号線間に対応する位置にスリットを設ける構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、上記シールドのスリットを1つ設ける構成で説明したが、その数は信号線間に生ずる誘導等の影響(クロストーク)の発生具合や異なる種類の信号線の数等に応じて複数に増加させてもよい。
また、本実施の形態のフラットケーブルの製造方法はマスキングをしてシールド部材を蒸着させるものに限定されるものではなく、分離されたシールド部材をそれぞれ信号線の上に貼り付けて、その間にスリットを形成する構成としてもよい。
上記実施の形態で説明した構成は、単に具体例を示すものであり、本願発明の技術的範囲を制限するものではない。本願の効果を奏する範囲において、任意の構成を採用することが可能である。
複数の信号線を配設したケーブルに電磁波遮蔽層を形成するシールドの当該信号線間に対応する位置にスリットを設け、これにより当該ケーブル中の信号線から放射される電磁波による影響、或いは外部からの影響を低減しつつ、当該スリットによって分離された一方のシールド部分が他方のシールド部分に対応する信号線を誘導せず信号に影響を与えることがなくなるので有用である。
本発明の実施の形態におけるフラットケーブルの概略上面図である。 従来のフラットケーブルの概略上面図である。 従来のフラットケーブルの概略断面図である。 電磁波を遮蔽するメカニズムを示す概略図である。
符号の説明
1 フラットケーブル
2 シールド
3 スリット
4 アナログ信号線
5 デジタル信号線

Claims (2)

  1. 電磁波を遮蔽するシールドで複数の信号線を配設したケーブルに電磁波遮蔽層を設けたフラットケーブルにおいて、
    前記シールドの前記信号線間に対応する位置にスリットを設けたことを特徴とするフラットケーブル。
  2. 前記信号線間はアナログ信号線とデジタル信号線との信号線間である請求項1記載のフラットケーブル。
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