JP2005302187A - ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスクを蓋体の内面側やトラバース面と接触させることができ、薄型化と小型化を図ることができるディスク装置を提供すること。
【解決手段】ベース本体と蓋体とからシャーシ外装を構成し、前記シャーシ外装のフロント面には、ディスクを直接挿入するディスク挿入口を形成し、前記蓋体の中央部には、前記ディスクの中心孔よりも大きな開口部を形成し、前記ベース本体に設けたトラバースによってスピンドルモータとピックアップと前記ピックアップを移動させる駆動手段とを保持し、前記スピンドルモータにディスクが装着された状態での当該ディスクの外周端よりも外方に位置するとともに前記ディスク挿入口側に位置する前記蓋体の内面に凸状ガイドを設け、前記凸状ガイドによって、前記ディスク挿入口から挿入されるディスクをガイドするディスク装置であって、前記凸状ガイドの前記ディスクとの接触面に、ウレタンビーズ配合のフッ素系コーティングを施したことを特徴とするディスク装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CDやDVDなどのディスク状の記録媒体への記録、または再生を行うディスク装置に関し、特に外部からディスクを直接挿入し、または直接排出できる、いわゆるスロットイン方式のディスク装置に関する。
従来のディスク装置は、トレイまたはターンテーブル上にディスクを載置し、このトレイやターンテーブルを装置本体内に装着するローディング方式が多く採用されている。
しかし、このようなローディング方式では、トレイやターンテーブルが必要な分、ディスク装置本体を薄型化するには限度がある。
一方、スロットイン方式のディスク装置としては、ディスク面に搬送ローラを当接させてディスクを引き込む方式が提案されている(例えば特許文献1)。
特開平7−220353号公報
しかし、例えば特許文献1で提案されているようなスロットイン方式では、ディスク直径より長い搬送ローラを用いるために、装置幅を広くしなければならず、さらにこの搬送ローラによって厚みも増してしまう。
従って、このようなスロットイン方式のディスク装置では、ディスク装置本体の薄型化や小型化を図ることは困難である。
そこで本発明は、薄型化と小型化を図ることができるディスク装置を提供することを目的とする。
特に本発明は、ディスクを蓋体の内面側やトラバース面と接触させることができるディスク装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明のディスク装置は、ベース本体と蓋体とからシャーシ外装を構成し、前記シャーシ外装のフロント面には、ディスクを直接挿入するディスク挿入口を形成し、前記蓋体の中央部には、前記ディスクの中心孔よりも大きな開口部を形成し、前記ベース本体に設けたトラバースによってスピンドルモータとピックアップと前記ピックアップを移動させる駆動手段とを保持し、前記スピンドルモータにディスクが装着された状態での当該ディスクの外周端よりも外方に位置するとともに前記ディスク挿入口側に位置する前記蓋体の内面に凸状ガイドを設け、前記凸状ガイドによって、前記ディスク挿入口から挿入されるディスクをガイドするディスク装置であって、前記凸状ガイドの前記ディスクとの接触面に、ウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを施したことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のディスク装置において、前記凸状ガイドを絞りによって形成することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1に記載のディスク装置において、複数の絞りによって前記凸状ガイドを形成することを特徴とする。
請求項4記載の本発明のディスク装置は、ベース本体と蓋体とからシャーシ外装を構成し、前記シャーシ外装のフロント面には、ディスクを直接挿入するディスク挿入口を形成し、前記蓋体の中央部には、前記ディスクの中心孔よりも大きな開口部を形成し、前記開口部の外周部には、前記ベース本体側に突出させた絞り部を形成し、前記ベース本体に設けたトラバースによってスピンドルモータとピックアップと前記ピックアップを移動させる駆動手段とを保持し、前記トラバースを動作させることで前記スピンドルモータを前記蓋体側に近接させ、前記絞り部に前記ディスクを当接させることで前記スピンドルモータのハブに前記ディスクを装着するディスク装置であって、前記絞り部の前記ディスクとの接触面に、ウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを施したことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載のディスク装置において、前記絞り部から前記ディスク挿入口側に向かって先細り形状をした第2の絞り部を形成し、前記第2の絞り部の前記ディスクとの接触面に、ウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを施したことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のディスク装置において、前記コーティング材として、ウレタン樹脂塗料にフッ素とシリコンとを配合したコーティング材を用いたことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のディスク装置において、前記コーティング材の摩擦係数を0.2〜0.6としたことを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のディスク装置において、前記コーティングを、前記蓋体の内面に施したことを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載のディスク装置において、前記スピンドルモータが前記ベース本体の中央部に位置し、前記ピックアップの往復動範囲が前記スピンドルモータよりも前記ディスク挿入口側に位置し、前記ピックアップの往復移動方向が前記ディスクの挿入方向と異なるように前記トラバースを配設し、前記スピンドルモータに前記ディスクが装着された状態での当該ディスクの外周端よりも外方に位置するとともに前記ディスク挿入口側に位置する前記トラバース面に凸状ガイドを設け、前記凸状ガイドによって、前記ディスク挿入口から挿入されるディスクをガイドすることを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項9に記載のディスク装置において、ウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを、前記トラバース面に設けた前記凸状ガイド面に施したことを特徴とする。
本発明によれば、ディスク装置の薄型化と小型化を図ることができる。
特に本発明は、ウレタン樹脂ビーズの特性によりディスクへの傷付きを防止し、フッ素の特性による摺動性でディスクを滑らかに摺動させ、挿入されるディスクの傾きを有効に防止することができる。
また本発明は、スピンドルモータのハブにディスクを装着する場合に、ディスクとハブの中心にずれが生じていても、ディスクを滑らせることで確実なチャッキングを行うことができる。
本発明の第1の実施の形態によるディスク装置は、凸状ガイドのディスクとの接触面に、ウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを施したものである。本実施の形態によれば、ウレタン樹脂ビーズの特性によりディスクへの傷付きを防止し、フッ素の特性による摺動性でディスクを滑らかに摺動させ、挿入されるディスクの傾きを有効に防止することができる。従って、ディスク移動空間を狭く構成することができるため、シャーシ外装の薄型化を図ることができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるディスク装置において、凸状ガイドを絞りによって形成するものである。本実施の形態によれば、絞りを形成することで蓋体の強度を向上することができる。従って、例えば蓋体を利用してディスクのスピンドルモータへの装着を行う場合であっても、蓋体の変形を防止して確実な装着を行わせることができる。
本発明の第3の実施の形態は、第1の実施の形態によるディスク装置において、複数の絞りによって凸状ガイドを形成するものである。本実施の形態によれば、蓋体の強度を更に高めることができる。
本発明の第4の実施の形態によるディスク装置は、絞り部のディスクとの接触面に、ウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを施したものである。本実施の形態によれば、ウレタン樹脂ビーズの特性によりディスクへの傷付きを防止し、フッ素の特性による摺動性でディスクを滑らかに摺動させ、スピンドルモータのハブにディスクを装着する場合に、ディスクとハブの中心にずれが生じていても、ディスクを滑らせることで確実なチャッキングを行うことができる。
本発明の第5の実施の形態は、第4の実施の形態によるディスク装置において、絞り部からディスク挿入口側に向かって先細り形状をした第2の絞り部を形成し、第2の絞り部のディスクとの接触面に、ウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを施したものである。本実施の形態によれば、ウレタン樹脂ビーズの特性によりディスクへの傷付きを防止し、フッ素の特性による摺動性でディスクを滑らかに摺動させ、挿入されるディスクの傾きを有効に防止することができる。従って、ディスク移動空間を狭く構成することができるため、シャーシ外装の薄型化を図ることができる。
本発明の第6の実施の形態は、第1から第5の実施の形態によるディスク装置において、コーティング材として、ウレタン樹脂塗料にフッ素とシリコンとを配合したコーティング材を用いたものである。本実施の形態によれば、ディスクへの傷付きを防止し、ディスクを滑らかに摺動させることができる。
本発明の第7の実施の形態は、第1から第5の実施の形態によるディスク装置において、コーティング材の摩擦係数を0.2〜0.6としたものである。本実施の形態によれば、ディスクの摺動性を高め、特にチャッキングを確実に行わせることができる。
本発明の第8の実施の形態は、第1から第5の実施の形態によるディスク装置において、コーティングを、前記蓋体の内面に施したものである。本実施の形態によれば、コーティング材の塗装を容易に行えるとともに、ディスク面への傷付きを確実に防止することができる。
本発明の第9の実施の形態は、第1から第5の実施の形態によるディスク装置において、スピンドルモータがベース本体の中央部に位置し、ピックアップの往復動範囲がスピンドルモータよりもディスク挿入口側に位置し、ピックアップの往復移動方向がディスクの挿入方向と異なるようにトラバースを配設し、スピンドルモータにディスクが装着された状態での当該ディスクの外周端よりも外方に位置するとともにディスク挿入口側に位置するトラバース面に凸状ガイドを設け、凸状ガイドによって、ディスク挿入口から挿入されるディスクをガイドするものである。本実施の形態によれば、挿入されるディスクの傾きを有効に防止することができ、ディスク移動空間を狭く構成することができるため、シャーシ外装の薄型化を図ることができる。
本発明の第10の実施の形態は、第9の実施の形態によるディスク装置において、ウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを、トラバース面に設けた凸状ガイド面に施したものである。本実施の形態によれば、ディスクへの傷付きを防止し、ディスクを滑らかに摺動させることができる。
以下本発明の一実施例によるディスク装置について説明する。
図1は本実施例によるディスク装置のベース本体の平面図、図2は同ディスク装置の蓋体の平面図、図3は同ディスク装置のシャーシ外装のフロント面に装着されるベゼルの正面図、図4は同ベゼルの要部拡大側断面図である。
本実施例によるディスク装置は、ベース本体と蓋体とからシャーシ外装が構成され、このシャーシ外装のフロント面にベゼルが装着される。また本実施例によるディスク装置は、図3に示すベゼルに設けたディスク挿入口からディスクを直接挿入するスロットイン方式のディスク装置である。
図1に示すように、ディスクへの記録再生機能やディスクのローディング機能を行う各部品は、ベース本体10に装着される。
ベース本体10は、蓋体に対する深底部10Aと浅底部10Bが形成され、浅底部10Bによってフロント面からリア面に至るウイング部が形成されている。
ベース本体10のフロント面側にはディスクを直接挿入するディスク挿入口11を形成し、ベース本体10のリア面の端部にはコネクタ12を配設している。ベース本体10のディスク挿入口11側にはトラバース30が配置され、ベース本体10のコネクタ12側にはリアベース13が配置されている。トラバース30とリアベース13とは互いが重ならないように配置されている。リアベース13のベース本体10面側にはプリント基板14が設けられている。
トラバース30は、スピンドルモータ31Aとピックアップ32とピックアップ32を移動させる駆動手段33とを保持している。スピンドルモータ31Aの回転軸には、ディスクを保持するハブ31Bを備えている。スピンドルモータ31Aはトラバース30の一端側に設けられ、ピックアップ32はトラバース30の一端側から他端側までを移動可能に設けられている。またピックアップ32は停止時にはトラバース30の他端側に配置される。
駆動手段33は、駆動モータと、ピックアップ32を摺動させる一対のレールと、駆動モータの駆動をピックアップ32に伝達する歯車機構とを有し、一対のレールはトラバース30の一端側と他端側とを連接するように両側部に配置されている。駆動モータはディスク挿入口11側のレールの外方に、駆動軸がレールと平行になるように配置されている。歯車機構は、この駆動モータとディスク挿入口11側のレールとの間の空間に配置されている。
トラバース30は、スピンドルモータ31Aがベース本体10の中央部に位置し、またピックアップ32の往復動範囲がスピンドルモータ31Aよりもディスク挿入口11側に位置し、またピックアップ32の往復移動方向がディスクの挿入方向と異なるように配設されている。ここで、ピックアップ32の往復移動方向とディスクの挿入方向とは、45度の角度としている。
トラバース30は、一対のインシュレータ34A、34Bによってベース本体10に支持されている。
一対のインシュレータ34A、34Bは、スピンドルモータ31Aの位置よりもピックアップ32の静止位置側に配設し、ピックアップ32の静止位置よりもディスク挿入口11側の位置に配設することが好ましい。本実施例では、インシュレータ34Aはディスク挿入口11の内側近傍の一端側に、インシュレータ34Bはディスク挿入口11の内側近傍の中央部に設けている。インシュレータ34A、34Bは、弾性材料からなるダンパー機構を備えている。インシュレータ34A、34Bは、このダンパー機構によって、トラバース30がベース本体10から離間する方向に変位することができる。
トラバース30のベース本体10側の面にはリブ35を設けている。このリブ35は、ディスク挿入口11と反対のレールの外方であって、ピックアップ32の静止位置側に設けている。またこのリブ35は、トラバース30をベース本体10側に近接させた時に、ベース本体10に当接することで、インシュレータ34A、34Bの位置でトラバース30をベース本体10から離間する方向に変位させるに十分な高さを有している。なお、本実施例では、リブ35をトラバース30のベース本体10側の面に設けた場合で説明したが、ベース本体10のトラバース30側の面に設けてもよい。またトラバース30のベース本体10側の面と、ベース本体10のトラバース30側の面の双方に設けてもよい。また本実施例ではトラバース30のベース本体10側への近接動作を利用して、インシュレータ34A、34B側のトラバース30を上昇させる構成としたが、インシュレータ34A、34Bの位置でのトラバース30の高さを変更する他の手段、例えばインシュレータ34A、34Bの高さを変更する手段によって実現することもできる。
なお、トラバース30は、インシュレータ34A、34Bを支点として、スピンドルモータ31Aをベース本体10と近接離間させるように動作する。
以下に、このトラバース30を動作させるカム機構を備えたメインスライダー40とサブスライダー50について説明する。
トラバース30を変位させるカム機構は、メインスライダー40とサブスライダー50にそれぞれ設けている。ここで、メインスライダー40とサブスライダー50とは、スピンドルモータ31Aの側方に位置するように配設されている。メインスライダー40は、その一端がシャーシ本体10のフロント面側、その他端がシャーシ本体10のリア面側となる方向に配設されている。また、サブスライダー50は、トラバース30とリアベース13との間に、メインスライダー40と直交する方向に配設されている。
トラバース30を変位させるカム機構は、第1のカム機構41と第2のカム機構51によって構成される。第1のカム機構41は、メインスライダー40のスピンドルモータ31A側の面に、第2のカム機構51は、サブスライダー50のスピンドルモータ31A側の面にそれぞれ設けられている。
なお、メインスライダー40とトラバース30との間にはベース部材15が設けられ、サブスライダー50とトラバース30との間にはベース部材16が設けられている。ここでベース部材15とベース部材16はベース本体10に固定され、ベース部材15に設けた縦溝によってトラバース30のカムピン36を位置規制し、ベース部材16に設けた縦溝によってトラバース30のカムピン37を位置規制している。
ここで、ベース部材16とサブスライダー50とは、第3のカム機構(図1では図示せず)によって連結している。そしてこの第3のカム機構は、第2のカム機構51によってトラバース30をベース本体10に対して離間する方向に移動させる時に、サブスライダー50をベース本体10に対して離間する方向に移動させる機能を備えている。
メインスライダー40の一端側にはローディングモータ60が配設されている。ローディングモータ60の駆動軸61とメインスライダー40の一端側とは歯車機構を介して連結されている。なお、ローディングモータ60の駆動軸61には歯車機構を構成するウオームギア62が設けられている。そして、このウオームギア62のローディングモータ60本体側には、複数のリブを備えた回転体63を形成している。なお、図示はしないが、シャーシ外装のフロント面またはバゼルには、棒状体を挿入可能な開口部を設けている。そして棒状体をこの開口部から挿入することで回転体63のリブを押圧することができるように構成されている。このように回転体63は、駆動軸61を棒状体を用いて手動で回動させるためのものである。
ローディングモータ60は、その本体がディスク挿入口11の中央部に、駆動軸61がディスク挿入口11の端部側に、それぞれが位置するように配設されている。
このローディングモータ60の駆動によってメインスライダー40を長手方向に摺動させることができる。またメインスライダー40は、カムレバー70によってサブスライダー50と連結している。
カムレバー70は回動支点71を有し、ピン72及びピン73でメインスライダー40の上面に設けたカム溝と係合し、ピン74でサブスライダー50の上面に設けたカム溝と係合している。
このカムレバー70は、メインスライダー40の第1のカム機構41によってトラバース30を変位させるタイミングで、サブスライダー50を移動させ、サブスライダー50の移動によって第2のカム機構51を動作させてトラバース30を変位させる機能を有する。
以上説明した、コネクタ12、トラバース30、リアベース13、プリント基板14、インシュレータ34A、34B、メインスライダー40、サブスライダー50、ベース部材15、ベース部材16、及びローディングモータ60は、ベース本体10の深底部10Aに設けられ、これらの部材と蓋体との間に、ディスク挿入空間を形成する。
次に、ディスクを挿入する時にディスクを支持するガイド部材と、ディスクを挿入する時に動作するレバー部材について説明する。
深底部10Aのディスク挿入口11近傍の一端側には、所定長さの第1のディスクガイド17が設けられている。この第1のディスクガイド17は、ディスク挿入側から見た断面が、「コ」の字状の溝を有している。この溝によってディスクは支持される。
一方、ディスク挿入口11の他端側のベース本体10内には、引き込みレバー80が設けられ、この引き込みレバー80の可動側端部に第2のディスクガイド81を備えている。第2のディスクガイド81は、円筒状のローラで構成され、引き込みレバー80の可動側端部に回動自在に設けられている。また、第2のディスクガイド81のローラ外周には溝が形成され、この溝によってディスクは支持される。
引き込みレバー80は、可動側端部が固定側端部よりもディスク挿入口11側で動作するように配置され、固定側端部に回動支点82を有している。
また、引き込みレバー80の裏面(ベース本体10側の面)の可動側端部と固定側端部との間には長溝83が設けられている。一方、引き込みレバー80の表面の可動側端部と固定側端部との間には所定長さの第3のディスクガイド84が設けられている。
引き込みレバー80は、サブレバー90によって動作する。
サブレバー90は、可動側の一端に凸部91を備え、他端側に回動支点92を備えている。サブレバー90の凸部91は、引き込みレバー80の長溝83内を摺動する。また、サブレバー90の回動支点92は、メインスライダー40上に位置している。なお、回動支点92は、メインスライダー40とは連動せず、ベース本体10にベース部材15を介して固定されている。またサブレバー90の回動支点92よりも凸部91側の下面には、ピン93を備えている。このピン93は、メインスライダー40の上面に設けられたカム溝内を摺動する。従って、サブレバー90は、メインスライダー40の移動にともなって角度が変更され、このサブレバー90の角度の変更によって引き込みレバー80の旋回角度を変更する。すなわち、サブレバー90の動作によって、引き込みレバー80の第2のディスクガイド81がスピンドルモータ31Aに近接離間するように動作する。なお、引き込みレバー80の可動側端部に近い側の長溝83の端部には、サブレバー90の旋回方向に延びる溝83Aが設けられている。この溝83Aによって、第2のディスクガイド81がディスクを最も引き込んだ時に、サブレバー90の旋回角度にばらつきが発生しても、引き込みレバー80の旋回角度にはばらつきが発生せず、ディスク引き込み量を安定させることができる。
ベース本体10の引き込みレバー80と異なる側部には、排出レバー100が設けられている。この排出レバー100の一端側の可動側端部にはガイド101が設けられている。また、排出レバー100の他端側には、回動支点102が設けられている。また、排出レバー100の可動側端部には、ガイド101よりもリア面側に当接部103が設けられている。また、排出レバー100には、弾性体104が設けられている。この弾性体104の一端は排出レバー100に固定されており、他端はリアベース13に固定されている。当接部103は、弾性体104によってリア面側に引き込まれた場合に、リアベース13の当接部13Aと当接する。また排出レバー100は、弾性体104の弾性力によってディスク挿入口11側に引き出される。なお、排出レバー100は、リンクアーム105と排出スライダー106を介してメインスライダー40の動きと連動して動作する。ここでリンクアーム105は、メインスライダー40と排出スライダー106とを連接し、排出レバー100はカムピンによって排出スライダー106のカム溝と係合している。
ベース本体10のリア面側には、規制レバー110が設けられている。この規制レバー110はリア面側端部を回動支点111とし、可動側端部にガイド112を備えている。この規制レバー110は、弾性体113によってガイド112側が常にフロント面側に突出するように付勢されている。また、この規制レバー110は所定位置でリミットスイッチを動作させる。すなわち、ディスクが所定位置まで挿入されると、リミットスイッチがオフし、ローディングモータ60を駆動する。このローディングモータ60の駆動によって、メインスライダー40が摺動する。
また、排出レバー100と同じ側のベース本体10の側部には、ガイドレバー180が設けられている。ガイドレバー180は、リア面側を回動支点181とし、可動側にガイド182を備えている。このガイドレバー180は、弾性体183によってガイド182側がディスク側に突出するように付勢されている。また、このガイドレバー180は、リンクアーム105と排出スライダー106を介してメインスライダー40と連動し、このメインスライダー40の動きに応じて、ガイド182側がディスクから離間するように動作する。
なお、ディスク挿入口11の内側には、プロテクト機構120が設けられている。このプロテクト機構120は、ディスクがシャーシ外装内に既に装着された状態の時に、ディスク挿入口11からの他のディスクの挿入を阻止する。このプロテクト機構120については後で詳述する。またスピンドルモータ31Aの近傍のトラバース30には開口部を備え、この開口部には、ベース本体10から蓋体に向かって突出したピン18を設けている。このピン18は、トラバース30が最もベース本体10側に移動した状態では、スピンドルモータ31Aのハブ31Bよりも蓋体側に突出する高さであり、またトラバース30がスピンドルモータ31Aの駆動状態(再生録音可能な作動状態)では、スピンドルモータ31Aのハブ31Bよりもベース本体10側に引き込んだ高さである。ピン18は、スピンドルモータ31Aに装着されるディスクの中心部の非記録面に対応する位置であって、スピンドルモータ31Aよりもインシュレータ34から離れた位置に設けることが好ましい。
また、ベース本体10のフロント面側には、フロントガイダー21とトラバースフェルト22が設けられている。フロントガイダー21は、ディスク挿入口11の一端側であって、引き込みレバー80とディスク挿入口11との間に配置されている。またこのフロントガイダー21は、ローディングモータ60や歯車機構、メインスライダー40の一部を覆うように、これらの部材よりも蓋体側に設けられている。このフロントガイダー21は、挿入されるディスクの記録面全面が接触しないように周囲にテーパーが設けられ、表面がウレタンフッ素コーティングされている。一方、トラバースフェルト22は、ディスク挿入口11の他端側であって、トラバース30のディスク挿入口11側を一部覆うように、トラバース30よりも蓋体側に設けられている。このトラバースフェルト22は、挿入されるディスクの記録面全面が接触しないように中央部が凸状になっており、フェルト材で構成されている。フロントガイダー21とトラバースフェルト22は、第1のディスクガイド17や第2のディスクガイド81では十分にディスクを支持できない場合に、ディスクの面方向への傾きによって記録面に傷が付くのを防止することができる。なお、フロントガイダー21をフェルト材で構成し、トラバースフェルト22をウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングしたものを用いてもよい。また、スピンドルモータ31Aにディスクが装着された状態でのディスクの外周端よりも外方に位置するとともにディスク挿入口11側に位置するトラバース30面の一部に凸状ガイドを設けてもよい。この凸状ガイドによって、トラバースフェルト22の一部を凸状に形成することができる。また、トラバースフェルト22を設ける代わりに、この凸状ガイドを設けてもよい。この場合には、凸状ガイド面にウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを塗布することが好ましい。コーティング材としては、ビーズ径が20ミクロンのウレタン樹脂に、ウレタン樹脂に対する配合比が5%のフッ素と、ウレタン樹脂に対する配合比が1.0〜1.5%のシリコンとを配合したコーティング材を用いることが好ましい。また、コーティング材の摩擦係数は、0.2〜0.6が好ましく、0.55以下がより好ましい。
次に、図2を用いて同ディスク装置の蓋体について説明する。
蓋体130の外縁部には、複数のビス孔131が設けられ、蓋体130は、ビスによってベース本体10に取り付けられる。
蓋体130の中央部には、開口部132が設けられている。この開口部132は、ディスクの中心孔よりも大きな半径の円形開口である。従って、ディスクの中心孔に嵌合するスピンドルモータ31Aのハブ31Bよりも大きな開口である。
開口部132の外周部には、ベース本体10側に突出させた絞り部133が形成されている。また開口部132には、絞り部133からディスク挿入口11側に向かって先細り形状をした絞り部134が設けられている。この絞り部134によって、ベース本体10側に凸状ガイドを形成する。また蓋体130には、複数の絞り部135A、135B、135C、135Dが形成され、これらの絞り部135A、135B、135C、135Dによってベース本体10側に凸状ガイドを形成している。
これらの絞り部135A、135B、135C、135Dは、スピンドルモータ31Aに装着された状態でのディスク1Cの外周端よりも外方で、開口部132よりもディスク挿入口11側に設けている。これらの絞り部135A、135B、135C、135Dによって形成される凸状ガイドによって、ディスク挿入口11から挿入されるディスク1A、1Bがガイドされる。またこれら絞り部133、134、135A、135B、135C、135Dによって蓋体130の強度を高めている。なお、絞り部135Aと絞り部135C、または絞り部135Bと絞り部135Dとは連続した一つの絞りでもよいが、複数に分割することで蓋体130の強度を更に高めることができる。
蓋体130の内周面全体には、ウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを塗布している。なお、コーティングは、絞り部133、先細り形状をした絞り部134、複数の絞り部135A、135B、135C、135Dのディスクとの接触面だけに施してもよい。この場合のコーティング材も、ビーズ径が20ミクロンのウレタン樹脂に、ウレタン樹脂に対する配合比が5%のフッ素と、ウレタン樹脂に対する配合比が1.0〜1.5%のシリコンとを配合したコーティング材を用いることが好ましい。また、コーティング材の摩擦係数は、0.2〜0.6が好ましく、0.55以下がより好ましい。
次に図3と図4を用いてベゼルについて説明する。
ベゼル140には挿入口141が設けられ、挿入口141は中央部が最も幅が広く両端部にいくに従って幅が狭くなるように形成されている。ベゼル140のシャーシ外装側の面には、挿入口141に沿って、切り込みが設けられたフェルト142が貼着されている。
図4に示すように、ディスクを挿入口141から装着する時、または挿入口141から排出する時には、フェルト142はディスクの進行方向に折り曲げられる。ディスクを装着する時には、多少の抵抗があっても押し込むことによって装着は可能であるが、ディスクの位置決めのためには挿入口141が狭く、またフェルト142によって更に位置規制を受けることが好ましい。しかしディスクを排出する時には、フェルト142の挿入口141側への折れ曲がり力が大きくなるとともに、フェルト142が折れ曲がって挿入口141と平行になった時ディスクとフェルト142面との摩擦力が極端に大きくなり、ディスクが排出されないなどのトラブルを生じてしまう。
従って、ディスク排出時のトラブルを防止する上で、ディスクの排出時には、フェルト142による抵抗が小さい方が好ましい。そこで、ベゼル140の外側面での挿入口141の面積より、ベゼル140の内側面での挿入口141の面積を広く構成することが好ましい。
また、ベゼル140の外側面における挿入口141の幅が中央部より両端部が狭く構成されている本実施例の場合にあっては、ベゼル140の内側面における挿入口141の両端部の幅が、ベゼル140の外側面における挿入口141の両端部の幅より広く形成されていることが好ましい。
また、ベゼル140の外側面における挿入口141の幅は、ディスク厚さよりも広く、ディスク厚さにフェルト厚さを加えた厚さよりも狭くし、ベゼル140の内側面における挿入口141の幅は、ディスク厚さにフェルト厚さを加えた厚さよりも広く形成されていることが好ましい。
以下に、図5から図17を用いてディスクの挿入時における各部材の動きについて説明する。
図5は本実施例によるディスク挿入時の初期段階を示すディスク装置のベース本体の平面図、図6は本実施例によるディスク挿入途中段階を示すディスク装置のベース本体の平面図、図7は本実施例によるディスク挿入完了段階を示すディスク装置のベース本体の平面図、図8は、図7に示す状態から所定時間経過した段階を示すディスク装置のベース本体の平面図、図9は、トラバースを、スピンドルモータ側が蓋体に最も近接する方向に動作させた状態を示すディスク装置のベース本体の平面図である。また、図10は、本実施例による第1のカム機構を示すメインスライダーの側面図、図11は、本実施例による第2のカム機構と第3のカム機構を示すサブスライダーの側面図である。また、図12は、図6の状態を示すディスク装置の要部側断面図、図13は、図7及び図8の状態を示すディスク装置の要部側断面図、図14は、チャッキング寸前の状態を示すディスク装置の要部側断面図、図15は、図9の状態を示すディスク装置の要部側断面図、図16は、ディスクの再生動作状態を示すディスク装置の要部側断面図、図17は、図14の状態においてディスクとハブの中心にずれが生じている場合を示すディスク装置の要部側断面図である。
図5は、図2に示すディスク1Aの状態である。
ディスク1が挿入されていない状態での引き込みレバー80は、スピンドルモータ31A側に所定角度回動した状態で待機している。この状態では、サブレバー90の凸部91は、溝83Aまで至らない長溝83の可動側端部に位置する。また、ガイド17と第2のディスクガイド81との間隔は、ディスク1の直径より狭くなっている。
ディスク1挿入時の初期段階においては、ディスク1Aは、まずガイド17と第2のディスクガイド81とに当接し、ガイド17と第2のディスクガイド81によって支持され位置規制される。
ディスク1Aを更に押し込むと、この挿入動作にともなって第2のディスクガイド81は、スピンドルモータ31Aから離れる方向に旋回動作する。この第2のディスクガイド81の旋回動作にともない、サブレバー90の凸部91は長溝83内を固定側端部に向かって摺動する。従ってサブレバー90も回動支点92を中心に旋回動作する。ディスク1Aの挿入動作を更に続けると、ディスク1Aは排出レバー100のガイド101に当接する。
なお図5に示す状態では、ローディングモータ60は動作せず、従って、メインスライダー40やサブレバー50も動作しない。また、ディスク1Aの上面は、図2に示す蓋体135の絞り部135A、135B、135C、135Dによって形成される凸状ガイドに接触しながら摺動し、ディスク1Aの下面は、図1に示すフロントガイダー21やトラバースフェルト22に接触しながら摺動する。
図6及び図12は図2に示すディスク1Bの状態である。
図5に示す状態から更にディスク1を挿入すると、ディスクの一端側はガイド17に支持された状態で、他端側は第3のディスクガイド84に支持される。引き込みレバー80はスピンドルモータ31Aから最も離間した状態となる。この状態では、サブレバー90の凸部91は、長溝83の固定側端部に位置する。また、ガイド17と第2のディスクガイド81との間隔は、ディスク1の直径とほぼ同じ寸法となっている。一方、排出レバー100は、ディスク1Bによってガイド101が押されるため、ディスクの挿入動作とともに回動を続ける。なお、ディスク1Aの上面は、図2に示す蓋体135の絞り部135A、135B、135C、135Dによって形成される凸状ガイドに接触しながら摺動するとともに、図12に示すように絞り部133、134に接触しながら摺動する。
図6の状態から更にディスク1Bを押し込むと、この挿入動作にともなって第2のディスクガイド81は、今度はスピンドルモータ31Aに近接する方向に移動する。この第2のディスクガイド81の旋回動作にともない、サブレバー90の凸部91は長溝83内を固定側端部から可動側端部に向かって摺動する。従ってサブレバー90も回動支点92を中心に旋回動作する。
一方、上記の動作過程において、ディスク1Bは規制レバー110のガイド112に当接し、規制レバー110が回動動作を行う。
第2のディスクガイド81がスピンドルモータ31Aに近接する方向に所定角度回動した時、ディスク1Bによって規制レバー110も所定角度回動する。そして、規制レバー110が所定角度回動することで、リミットスイッチが動作し、ローディングモータ60の駆動が開始される。なお、ガイドレバー180のガイド182はディスク1B側に突出した状態にあり、ディスク1Bは、このガイド182によっても支持されて摺動する。
このローディングモータ60の駆動によって、メインスライダー40はリア面側に摺動を開始する。そしてメインスライダー40の動作によって、サブレバー90のピン93が、対応するメインスライダー40に設けられたカム溝に沿って移動する。この時、ピン93は、対応するカム溝によってスピンドルモータ31A側に移動する。このピン93の移動によってサブレバー90は、引き込みレバー80をその可動側端部がスピンドルモータ31A側に旋回移動する方向に付勢する。従って、引き込みレバー80はディスク1Bを挿入方向に付勢する。この引き込みレバー80の付勢力によって、ディスクは人為的な操作を離れ更に押し込まれる。
図7及び図13は図2に示すディスク1Cの状態である。
ディスク1Cは、第2のディスクガイド81、ガイドレバー180のガイド182、及び規制レバー110のガイド112の3点で支持され、ディスク1Cの中心孔がスピンドルモータ31Aと対応する位置に規制される。
一方、ローディングモータ60は駆動し続け、メインスライダー40も摺動動作を継続している。
図7に示す状態から所定時間、メインスライダー40は移動するが、サブレバー90のピン93に対応するカム溝が移動方向と平行に形成されているため、サブレバー90は動作しない。この状態では、サブレバー90の凸部91は溝83Aに位置している。なお、引き込みレバー80も動作せず、ディスク1Cを支持した状態を継続している。
一方、カムレバー70についても、図7に示す状態からの所定時間は、依然として動作しない。すなわちカムレバー70のピン72、73に対応するカム溝が、メインスライダー40の移動方向と平行に形成されている。
図8は、図7に示す状態から、上記所定時間経過した段階を示し、図7に示す状態から図8に示す状態では、トラバース30は図13の状態を維持している。
図8の状態から、更にローディングモータ60を駆動し、メインスライダー40を移動すると、カムレバー70は、ピン72によって回動支点71を中心として回動する。このカムレバー70の回動によって、サブスライダー50は、メインスライダー40から離間する方向に摺動する。
このように、図8の状態からのメインスライダー40とサブスライダー50の摺動動作によってトラバース30が動作する。すなわちトラバース30は、図13に示す状態から、図14に示すようにスピンドルモータ31A側が蓋体130に近接する方向に動作を開始する。なお、引き込みレバー80は、ディスク1Cの保持を継続する。
図9は、トラバース30を、スピンドルモータ31A側が蓋体130に最も近接する方向に動作させた状態を示し、トラバース30のスピンドルモータ31A側は図15に示すように最上位置まで上昇し、ハブ31Bがディスク1Cの孔に嵌合してチャッキングを行う。
そして、ハブ31Bのディスク1Cの孔へのチャッキング終了後に、図16に示すようにトラバース30のスピンドルモータ31A側は若干下降してディスクの再生、記録状態に配置される。
なお、図14に示す状態において、ディスク1Cの中心がハブ31Bの中心と一致している場合には、トラバース30のスピンドルモータ31A側を上昇させることで、図15に示すようにチャッキングを行うことができる。しかし、ディスク1Cの外径公差や装置部品のばらつきによって、図17に示すようにディスク1Cの中心がハブ31Bの中心とずれを生じている場合には、ディスク1Cを適切な位置に横滑りさせる必要がある。本実施例においては、絞り部133、134の下面にウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを施しているため、ハブ31Bのディスク1Cへの押圧力によりディスク1Cは適切な位置に横滑りし、チャッキングをスムーズに行うことができる。
以下に、トラバース30の動作メカニズムについて、図10から図16を用いて詳細に説明する。
図10に示すように、メインスライダー40には第1のカム機構41を構成する長溝が設けられており、この長溝にトラバース30に固定されたカムピン36が摺動自在に設けられている。ここで第1のカム機構41は、長溝とカムピン36によって構成されている。
一方、図11に示すように、サブスライダー50には第2のカム機構51を構成する長溝が設けられており、この長溝にトラバース30に固定されたカムピン37が摺動自在に設けられている。ここで第2のカム機構51は、長溝とカムピン37によって構成されている。また、サブスライダー50の両端には第3のカム機構52を構成する2つの同一形状からなる長溝が設けられており、これらの長溝にベース部材16に固定されたカムピン53が摺動自在に設けられている。ここで第3のカム機構52は、長溝とカムピン53によって構成されている。
図10におけるカムピン36A、図11におけるカムピン37A及びカムピン53Aは、トラバース30が動作する前の図8、図13の状態を示している。
また、図10におけるカムピン36B、図11におけるカムピン37B及びカムピン53Bは、トラバース30を、スピンドルモータ31A側が蓋体130に最も近接する方向に動作させた状態である図9、図15の状態を示している。
なお、図10、図11に示す矢印は、それぞれメインスライダー40とサブスライダー50の移動方向を示している。
図10に示すように、カムピン36は、カムピン36Aの位置からカムピン36Bの位置に移動することによってトラバース30を動作させる。従って、トラバース30のカムピン36の位置では、トラバース30をベース本体10に対して、カムピン36Aの位置からカムピン36Bの位置までのY軸方向移動距離だけ移動する。
一方、図11に示すように、カムピン37は、カムピン37Aの位置からカムピン37Bの位置に移動することによって、サブスライダー50に対してトラバース30を動作させる。従って、トラバース30のカムピン36の位置では、トラバース30をサブスライダー50に対して、カムピン36Aの位置からカムピン36Bの位置までのY軸方向移動距離だけ移動する。また、カムピン53は、カムピン53Aの位置からカムピン53Bの位置に移動することによって、ベース本体10に対してサブスライダー50を動作させる。従って、トラバース30のカムピン36の位置では、サブスライダー50をベース本体10に対して、カムピン53Aの位置からカムピン53Bの位置までのY軸方向移動距離だけ移動する。このように、サブスライダー50側では、トラバース30は、カムピン36Aの位置からカムピン36Bの位置までのY軸方向移動距離と、カムピン53Aの位置からカムピン53Bの位置までのY軸方向移動距離とを合わせた移動距離だけ、ベース本体10に対してY軸方向に移動する。
本実施例では、図10に示すカムピン36Aの位置からカムピン36Bの位置までのY軸方向移動距離は、図11に示すカムピン37Aの位置からカムピン37Bの位置までのY軸方向移動距離と、カムピン53Aの位置からカムピン53Bの位置までのY軸方向移動距離とを合わせた移動距離と同じとしている。
以上のように動作させ、トラバース30を、スピンドルモータ31A側が蓋体130に最も近接する方向に動作させた状態では、図15に示すように、ディスク1は、蓋体130に当接し、スピンドルモータ31Aと蓋体130とによって押圧される。この押圧力によってディスク1の中心孔にスピンドルモータ31Aのハブ31Bが嵌合し、チャッキングが完了する。
チャッキングが完了すると、トラバース30は、スピンドルモータ31A側が蓋体130から離間する方向に動作し、図16に示す状態となる。
この動作は、更にローディングモータ60を駆動し、メインスライダー40を移動することによって行われる。
チャッキング完了からスピンドルモータ31Aが再生録音可能な作動状態(駆動状態)までの動作は、メインスライダー40では、カムピン36がカムピン36Bの位置からカムピン36Cの位置に移動することにより、サブスライダー50では、カムピン37がカムピン37Bの位置からカムピン37Cの位置に移動することにより、またカムピン53がカムピン53Bの位置からカムピン53Cの位置に移動することにより行われる。
そして、スピンドルモータ31Aが再生録音可能な作動状態(駆動状態)にある時には、ディスク1は、引き込みレバー80の第2のディスクガイド81、規制レバー110のガイド112、及びガイドレバー180のガイド182からの支持が解除され、スピンドルモータ31Aのハブ31Bによってのみ保持された状態にある。ここで、引き込みレバー80の第2のディスクガイド81、規制レバー110のガイド112、及びガイドレバー180のガイド182は、メインスライダー40の移動動作によって作動する。
ここで図11に示すように、サブスライダー50の第2のカム機構51には、例えば板ばねからなる弾性体55が、第3のカム機構52にも、例えば板ばねからなる弾性体56が設けられている。ここで弾性体55と弾性体56とは、弾性体55のカムピン37に対する付勢方向と、弾性体56のカムピン53に対する付勢方向とが異なるように設けている。なお、弾性体55と弾性体56との付勢方向は逆方向であることが好ましい。
また、装着されたディスク1を排出する時には、ローディングモータ60を駆動し、メインスライダー40を移動することにより行われ、基本的には上記の動作が逆に行われる。
以下に、装着されているディスクが排出されるまでを簡単に説明する。
まず、エジェクト指示に基づき、ローディングモータ60が駆動され、メインスライダー40がディスク挿入口11側に移動する。
従って、メインスライダー40では、カムピン36がカムピン36Cの位置からカムピン36Bの位置を経由してカムピン36Aの位置に移動し、サブスライダー50では、カムピン37がカムピン37Cの位置からカムピン37Bの位置を経由してカムピン37Aの位置に移動し、またカムピン53がカムピン53Cの位置からカムピン53Bの位置を経由してカムピン53Aの位置に移動にする。
上記のように、それぞれのカム機構が動作することにより、ディスク1は、一旦蓋体130側に移動した後に、ベース本体10側に移動する。
ディスク1は、ベース本体10側に移動する時に、ディスク1の外周側で、第2のディスクガイド81、ガイド112、182に当接し、ディスク1の内周側でピン18に当接する。従って、トラバース30のベース本体10側への移動にともなって、ディスク1には、第2のディスクガイド81、ガイド112、182及びピン18から蓋体130側への力が加わり、ディスク1はスピンドルモータ31Aのハブ31Bから解除される。なお、本実施例のように、ピン18をスピンドルモータ31Aの外周位置であって、スピンドルモータ31Aよりもインシュレータ34から離れた位置に設けることで、第2のディスクガイド81、ガイド112、182の作用が働かなくてもディスク1のスピンドルモータ31Aのハブ31Bからの解除を行うことができる。
その後、排出レバー100は、メインスライダー40の動作によってロックが解除され、弾性体104の弾性力により、可動側端部がディスク挿入口11側に回動する。従って、スピンドルモータ31Aのハブ31Bから外されたディスク1は、排出レバー100によってディスク挿入口11側に押し出される。なお、排出レバー100が動作する状態では、引き込みレバー80は、その可動側端部がスピンドルモータ31Aから最も離間する方向に移動した状態に保持されている。なお、引き込みレバー80の位置は、第2のディスクガイド81がディスク1に接触しない位置であればよい。このようにディスク排出時に、ディスク1が第2のディスクガイド81に当接しない位置に引き込みレバー80を配置することで、ディスク排出時のトラブルを防止することができる。
本実施例のディスク装置は、表示手段と入力手段と演算処理手段などを一体化した、いわゆるノート型パソコン本体に内蔵、または一体的にセットされるディスク装置として特に有用である。
本発明の一実施例によるディスク装置のベース本体の平面図 同ディスク装置の蓋体の平面図 同ディスク装置のシャーシ外装のフロント面に装着されるベゼルの正面図 同ベゼルの要部拡大側断面図 本実施例によるディスク挿入時の初期段階を示すディスク装置のベース本体の平面図 本実施例によるディスク挿入途中段階を示すディスク装置のベース本体の平面図 本実施例によるディスク挿入完了段階を示すディスク装置のベース本体の平面図 図7に示す状態から所定時間経過した段階を示すディスク装置のベース本体の平面図 トラバースを、スピンドルモータ側が蓋体に最も近接する方向に動作させた状態を示すディスク装置のベース本体の平面図 本実施例による第1のカム機構を示すメインスライダーの側面図 本実施例による第2のカム機構と第3のカム機構を示すサブスライダーの側面図 図6の状態を示すディスク装置の要部側断面図 図7及び図8の状態を示すディスク装置の要部側断面図 チャッキング寸前の状態を示すディスク装置の要部側断面図 図9の状態を示すディスク装置の要部側断面図 ディスクの再生動作状態を示すディスク装置の要部側断面図 図14の状態においてディスクとハブの中心にずれが生じている場合を示すディスク装置の要部側断面図
符号の説明
10 ベース本体
11 ディスク挿入口
12 コネクタ
13 リアベース
14 プリント基板
15 ベース部材
16 ベース部材
17 ガイド
30 トラバース
31A スピンドルモータ
32 ピックアップ
40 メインスライダー
41 第1のカム機構
50 サブスライダー
51 第2のカム機構
52 第3のカム機構
60 ローディングモータ
70 カムレバー
80 引き込みレバー
81 第2のディスクガイド
83 長溝
90 サブレバー
100 排出レバー
130 蓋体

Claims (10)

  1. ベース本体と蓋体とからシャーシ外装を構成し、前記シャーシ外装のフロント面には、ディスクを直接挿入するディスク挿入口を形成し、前記蓋体の中央部には、前記ディスクの中心孔よりも大きな開口部を形成し、前記ベース本体に設けたトラバースによってスピンドルモータとピックアップと前記ピックアップを移動させる駆動手段とを保持し、前記スピンドルモータにディスクが装着された状態での当該ディスクの外周端よりも外方に位置するとともに前記ディスク挿入口側に位置する前記蓋体の内面に凸状ガイドを設け、前記凸状ガイドによって、前記ディスク挿入口から挿入されるディスクをガイドするディスク装置であって、
    前記凸状ガイドの前記ディスクとの接触面に、ウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを施したことを特徴とするディスク装置。
  2. 前記凸状ガイドを絞りによって形成することを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
  3. 複数の絞りによって前記凸状ガイドを形成することを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
  4. ベース本体と蓋体とからシャーシ外装を構成し、前記シャーシ外装のフロント面には、ディスクを直接挿入するディスク挿入口を形成し、前記蓋体の中央部には、前記ディスクの中心孔よりも大きな開口部を形成し、前記開口部の外周部には、前記ベース本体側に突出させた絞り部を形成し、前記ベース本体に設けたトラバースによってスピンドルモータとピックアップと前記ピックアップを移動させる駆動手段とを保持し、前記トラバースを動作させることで前記スピンドルモータを前記蓋体側に近接させ、前記絞り部に前記ディスクを当接させることで前記スピンドルモータのハブに前記ディスクを装着するディスク装置であって、
    前記絞り部の前記ディスクとの接触面に、ウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを施したことを特徴とするディスク装置。
  5. 前記絞り部から前記ディスク挿入口側に向かって先細り形状をした第2の絞り部を形成し、前記第2の絞り部の前記ディスクとの接触面に、ウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを施したことを特徴とする請求項4に記載のディスク装置。
  6. 前記コーティング材として、ウレタン樹脂塗料にフッ素とシリコンとを配合したコーティング材を用いたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のディスク装置。
  7. 前記コーティング材の摩擦係数を0.2〜0.6としたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のディスク装置。
  8. 前記コーティングを、前記蓋体の内面に施したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のディスク装置。
  9. 前記スピンドルモータが前記ベース本体の中央部に位置し、前記ピックアップの往復動範囲が前記スピンドルモータよりも前記ディスク挿入口側に位置し、前記ピックアップの往復移動方向が前記ディスクの挿入方向と異なるように前記トラバースを配設し、前記スピンドルモータに前記ディスクが装着された状態での当該ディスクの外周端よりも外方に位置するとともに前記ディスク挿入口側に位置する前記トラバース面に凸状ガイドを設け、前記凸状ガイドによって、前記ディスク挿入口から挿入されるディスクをガイドすることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のディスク装置。
  10. ウレタン樹脂ビーズ配合のフッ素系コーティングを、前記トラバース面に設けた前記凸状ガイド面に施したことを特徴とする請求項9に記載のディスク装置。
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