JP2005302135A - 記録媒体、記録再生装置、遠隔操作装置および携帯情報端末 - Google Patents

記録媒体、記録再生装置、遠隔操作装置および携帯情報端末 Download PDF

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梨奈 松田
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Abstract

【課題】 記録媒体を記録再生装置に挿入することなく、当該記録媒体に記録されたコンテンツに関する情報を参照できる記録媒体、記録再生装置、および遠隔操作装置、並びに携帯情報端末を提供する。
【解決手段】
記録媒体10は、記録層以外の箇所に、非接触で読み取り可能なICタグ11を備え、当該記録媒体に固有に割り当てられた媒体識別子を含む媒体情報を格納する。記録再生装置100は、記録媒体10のICタグ11に格納された媒体情報から、少なくとも媒体識別子を取得するICタグ読取部101と、記録媒体10の記録層に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報を、媒体識別子に関連付けて記憶したコンテンツリスト記憶部103から、ICタグ読取部101が取得した媒体識別子に対応するコンテンツ情報を検索する検索部102と、検索部102による検索結果を表示装置20へ表示させる表示制御部110とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、コンテンツを記録する記録層を有する記録媒体と、その記録再生装置および遠隔操作装置、並びに携帯情報端末に関する。
従来より、大容量の記録媒体としてはCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクが用いられている。しかし、書き込みのできない読み出し専用のROM(Read−Only−Memory)としての用途が主であった。しかし、近年CD−R(Compact Disc Recordable)、CD−R/W(Compact Disc Rewritable)等のように、書き込み可能な光ディスクおよびそれらに書き込み可能な記録装置の技術が提供され、一般的に用いられるようになっている。
また、上記の光ディスクは大容量の記録容量を持っている。例えば、CDは約550〜700MB、DVDは約4.7GB(片面1層)〜8.5GB(片面2層)、BD(Blu−ray Disc)は約23.3GB(片面1層)〜50GB(片面2層)の記録容量があり、今後も大容量化は進むことが予想される。書き込みが可能となり、大容量化が進んだことから、近年ではDVD−R(Digital Versatile Disc Recordable)等の大容量の記録容量を持つ光ディスクを、テレビ番組録画を初めとする動画保存用途等に使用することも多い。
一方で、記録媒体の大容量化が進んだため記録番組数も多数となり、ユーザが各記録媒体に何の番組を録画したのかを記憶しておくことは困難である。しかし、記録媒体に特定の領域をあらかじめ確保し、当該領域にコンテンツのタイトル、コンテンツの概略情報等を記録しておき、記録再生装置に当該記録媒体を挿入し、記録再生装置が当該記録媒体の特定領域を読み込むことにより、記録媒体に録画された複数のコンテンツ等を一覧にして表示する機能が提供されている(例えば、特許文献1)。また、記録媒体に録画された複数の番組等を一覧として表示する際に、ユーザが分かり易いように、画像を共に表示するサムネイル機能を有した記録再生装置も提案されている。
特開2004−47064号公報
しかしながら、従来の記録媒体および記録再生装置では、記録媒体に記録された内容を参照するためには、記録再生装置に挿入しなければならない。また、記録媒体を従来の記録再生装置に挿入後、記録媒体の読み込みに時間がかかるため、記録された内容を画面に表示するまでの時間も遅くなるという問題もあった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、記録媒体に非接触記憶部を用いて当該記録媒体の固有情報を格納しておけば、記録再生装置に挿入することなく、当該記録媒体に記録されたコンテンツに関する情報を参照することができる記録再生装置、遠隔操作装置および携帯情報端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の記録媒体は、コンテンツを記録する記録層を有する記録媒体であって、前記記録層以外の箇所に、非接触で読み取り可能な非接触記憶部を備え、前記非接触記憶部が、当該記録媒体に固有に割り当てられた媒体識別子を含む媒体情報を格納していることを特徴とする。なお、この構成にかかる記録媒体を、以下、「第一の記録媒体」と称する。
上記課題を解決するために、本発明の記録再生装置は、かかる前記第一の記録媒体の前記非接触記憶部に格納された前記媒体情報から、少なくとも前記媒体識別子を取得する媒体情報取得部と、前記記録媒体の記録層に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報を、前記媒体識別子に関連付けて記憶したコンテンツ情報記憶部から、前記媒体情報取得部が取得した媒体識別子に対応するコンテンツ情報を検索する検索部と、前記検索部による検索結果を表示装置へ表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる記録媒体、記録再生装置およびその遠隔操作装置ならびに携帯情報端末によれば、記録媒体を記録再生装置に挿入することなく、当該記録媒体に記録されたコンテンツに関する情報を参照できる。
本発明の第一の記録媒体は、コンテンツを記録する記録層を有する記録媒体であって、前記記録層以外の箇所に、非接触で読み取り可能な非接触記憶部を備え、前記非接触記憶部が、当該記録媒体に固有に割り当てられた媒体識別子を含む媒体情報を格納していることを特徴とする。
前記第一の記録媒体によれば、記録媒体固有の媒体識別子を非接触読取部から、当該記録媒体に接触することなく読み取ることができる。これにより、当該媒体識別子に関連付けられた当該記録媒体のコンテンツ情報が記憶されたコンテンツ情報記憶部を参照すれば、当該記録媒体のコンテンツ情報を参照することができる。
本発明にかかる第一の記録媒体において、前記非接触記憶部が、ICタグであることが好ましい。
本発明にかかる第一の記録媒体において、前記非接触記憶部が、バーコードであることが好ましい。なお、バーコードには、二次元バーコード(QRコード等)も含む。
本発明にかかる第二の記録媒体は、前記第一の記録媒体において前記媒体情報が、前記記録層に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報をさらに含む構成である。記録媒体の非接触記憶部の中身を読み取ることで、当該記録媒体のコンテンツ情報を取得することができる。
本発明にかかる記録再生装置は、前記第一の記録媒体の前記非接触記憶部に格納された前記媒体情報から、少なくとも前記媒体識別子を取得する媒体情報取得部と、前記記録媒体の記録層に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報を、前記媒体識別子に関連付けて記憶したコンテンツ情報記憶部から、前記媒体情報取得部が取得した媒体識別子に対応するコンテンツ情報を検索する検索部と、前記検索部による検索結果を表示装置へ表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする。前記記録再生装置によれば、媒体情報取得部が、記録媒体の非接触記憶部に格納された媒体識別子を取得し、当該媒体識別子に基づいてコンテンツ情報記憶部から当該記録媒体のコンテンツ情報を取得して、表示装置に表示することができる。これにより、記録媒体を記録再生装置に挿入することなく、当該記録媒体のコンテンツ情報を表示することができる。
本発明にかかる記録再生装置において、前記媒体情報取得部が、記録再生装置に取り付けられ、前記非接触記憶部に格納された媒体情報のうち、少なくとも媒体識別子を読み取る非接触読取部であることが好ましい。これにより、ユーザは、記録再生装置の非接触読取部へ記録媒体を近づけるだけで、当該記録媒体のコンテンツ情報を表示することができる。
本発明にかかる記録再生装置において、前記記録再生装置の遠隔操作装置に、前記非接触記憶部に格納された媒体情報のうち、少なくとも媒体識別子を読み取る非接触読取部が設けられ、前記媒体情報取得部は、前記非接触読取部により読み取られた媒体識別子を、前記遠隔操作装置から無線通信により受信することが好ましい。記録再生装置の遠隔操作装置が、記録媒体の媒体識別子を非接触記憶部から読み取り、記録再生装置へ送信する。検索部は、送信された媒体識別子を検索キーとして、コンテンツ情報記憶部を検索し、検索結果が表示される。これにより、記録再生装置に記録媒体を挿入することなく、遠隔操作装置に取り付けられた非接触読取部で、記録媒体から媒体識別子を読み取ることにより、当該記録媒体のコンテンツ情報を表示できる。
本発明にかかる記録再生装置において、前記記録再生装置と通信可能な携帯情報端末に、前記非接触記憶部に格納された媒体情報のうち、少なくとも媒体識別子を読み取る非接触読取部が設けられ、前記媒体情報取得部は、前記非接触読取部により読み取られた媒体識別子を、前記携帯情報端末から受信することが好ましい。携帯情報端末が、記録媒体の媒体識別子を非接触記憶部から読み取り、記録再生装置へ送信する。送信された媒体識別子を検索キーとして、コンテンツ情報記憶部が検索され、検索結果が表示される。これにより、記録再生装置に記録媒体を挿入することなく、携帯情報端末に取り付けられた非接触読取部で、記録媒体から媒体識別子を読み取ることにより、当該記録媒体のコンテンツ情報を表示できる。
本発明にかかる記録再生装置において、前記コンテンツ情報記憶部が、記録再生装置内に設けられたことが好ましい。
本発明にかかる記録再生装置において、前記コンテンツ情報記憶部が、記録再生装置外に設けられ、前記コンテンツ情報記憶部と、通信網を介して通信する通信制御部をさらに備えたことが好ましい。これにより、通信網を介して、コンテンツ情報記憶部へアクセスできるため、記録再生装置にコンテンツ情報を記憶するためのコンテンツ情報記憶部を備える必要が無くなる。通信網は、例えばLANまたはインターネット等である。
本発明にかかる記録再生装置において、前記表示装置が、記録再生装置に接続されたテレビ受像機であることが好ましい。
本発明にかかる記録再生装置において、前記表示装置が、記録再生装置に設けられた表示パネルであることが好ましい。これにより、テレビ受像機が電源オフまたはスタンバイ状態であっても、記録再生装置の表示パネルに記録媒体のコンテンツ情報を表示することができる。
本発明にかかる記録再生装置において、前記表示装置が、携帯情報端末の表示パネルであることが好ましい。ユーザは、携帯情報端末で媒体識別子を読み取らせた後、手元の携帯情報端末の表示パネルで検索結果を確認することができる。
本発明にかかる記録再生装置は、前記第二の記録媒体の前記非接触記憶部から、前記媒体情報を読み取る非接触読取部と、前記非接触読取部による読取結果を表示装置に表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする。前記記録再生装置によれば、記録媒体のコンテンツ情報が、当該記録媒体の非接触記憶部に格納されており、当該非接触記憶部からコンテンツ情報を取得することにより、記録再生装置内にコンテンツ情報記憶部を保持せずに、記録媒体のコンテンツ情報を表示することができる。
本発明にかかる記録再生装置において、前記コンテンツ情報記憶部が、各コンテンツの代表画像をさらに記憶し、前記表示制御部が、前記コンテンツ情報と共に前記代表画像を表示装置に表示させることが好ましい。このように、表示装置にコンテンツ情報と代表画像とを表示することで、ユーザが記録媒体に記録されているコンテンツの内容を確認し易くなる。
本発明にかかる記録再生装置において、記録媒体の総容量と、当該記録媒体の記録済み容量とに基づいて、記録媒体の残容量を演算する残量演算部をさらに備え、前記表示制御部が、前記コンテンツ情報と共に前記残容量を前記表示装置に表示させることが好ましい。これにより、表示装置にコンテンツ情報と残量を表示することで、ユーザが記録媒体の残容量を確認することができる。
本発明の記録再生装置の遠隔操作装置は、記録再生装置の遠隔操作装置であって、前記第一の記録媒体の前記非接触記憶部に格納された前記媒体情報から、少なくとも前記媒体識別子を読み取る非接触読取部と、前記媒体識別子を前記記録再生装置へ送信する媒体識別子送信部と、前記記録媒体の記録層に記録されたコンテンツ情報を前記媒体識別子に関連付けて記憶したコンテンツ情報記憶部から、前記媒体識別子に基づいて、前記媒体識別子に対応するコンテンツ情報を検索した結果を、前記記録再生装置から受信する検索結果受信部と、表示パネルと、前記検索結果受信部が受信したコンテンツ情報を前記表示パネルに表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする。前記記録再生装置の遠隔操作装置によれば、記録媒体の非接触記憶部に格納された媒体識別子を読み取り、当該媒体識別子を検索部に送信する。当該媒体識別子に基づいてコンテンツ情報記憶部から当該記録媒体のコンテンツ情報を取得して、表示パネルに表示することができる。
本発明の記録再生装置の遠隔操作装置は、記録再生装置の遠隔操作装置であって、前記第二の記録媒体の前記非接触記憶部から、前記媒体情報を読み取る非接触読取部と、表示パネルと、前記非接触読取部による読取結果を前記表示パネルに表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする。前記記録再生装置の遠隔操作装置によれば、記録媒体の非接触記憶部に格納されている媒体情報からコンテンツ情報を取得することにより、記録再生装置内に、コンテンツ情報記憶部を保持せずに、記録媒体のコンテンツ情報を表示することができる。
本発明の携帯情報端末は、記録再生装置と通信可能な携帯情報端末であって、前記第一の記録媒体の前記非接触記憶部に格納された前記媒体情報から、少なくとも前記媒体識別子を読み取る非接触読取部と、前記媒体識別子を前記記録再生装置へ送信する媒体識別子送信部と、前記記録媒体の記録層に記録されたコンテンツ情報を前記媒体識別子に関連付けて記憶したコンテンツ情報記憶部から、前記媒体識別子に基づいて、前記媒体識別子に対応するコンテンツ情報を検索した結果を、前記記録再生装置から受信する検索結果受信部と、表示パネルと、前記検索結果受信部が受信したコンテンツ情報を前記表示パネルに、表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする。前記携帯情報端末によれば、記録媒体の非接触記憶部に格納された媒体識別子を読み取り、当該媒体識別子を検索部に送信する。当該媒体識別子に基づいてコンテンツ情報記憶部から当該記録媒体のコンテンツ情報を取得して、表示パネルに表示することができる。
本発明の携帯情報端末は、記録再生装置と通信可能な携帯情報端末であって、前記第二の記録媒体の前記非接触記憶部から、前記媒体情報を読み取る非接触読取部と、表示パネルと、前記非接触読取部による読取結果を前記表示パネルに表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする。前記携帯情報端末によれば、記録媒体の非接触記憶部に格納されている媒体情報からコンテンツ情報を取得することにより、記録再生装置内に、コンテンツ情報記憶部を保持せずに、記録媒体のコンテンツ情報を表示することができる。
本発明の携帯情報端末は、前記第一の記録媒体の前記非接触記憶部に格納された前記媒体情報から、少なくとも前記媒体識別子を読み取る非接触読取部と、前記記録媒体の記録層に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報を、前記媒体識別子に関連付けて記憶したコンテンツ情報記憶部と、前記非接触読取部が読み取った前記媒体識別子に対応するコンテンツ情報を検索する検索部と、表示パネルと、前記検索部による検索結果を前記表示パネルに、表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする。前記携帯情報端末によれば、記録媒体の非接触記憶部に格納された媒体識別子を読み取り、当該媒体識別子に基づいてコンテンツ情報記憶部から当該記録媒体のコンテンツ情報を取得して、表示装置に表示することができる。
本発明にかかる携帯情報端末において、前記コンテンツ情報記憶部が、脱着可能な補助記憶媒体であることが好ましい。
本発明の記録再生装置は、記録媒体に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶部と、録画予約されたコンテンツに関する録画予約情報を記憶する録画予約情報記憶部とを備え、前記録画予約されたコンテンツを記録媒体へ記録する記録再生装置であって、前記コンテンツ情報が、当該記録媒体の残容量を表す情報を含み、前記録画予約情報が、前記録画予約されたコンテンツの録画所要時間を表す情報を含み、前記記録再生装置は、前記録画所要時間と、前記記録媒体の残容量を表す情報とに基づいて、前記コンテンツ情報記憶部にコンテンツ情報が記憶されている記録媒体について、前記録画予約されたコンテンツを記録可能か否かを判断する判断部と、前記判断部による判断結果を表示する表示装置とを備えたことを特徴とする。前記記録再生装置によれば、録画予約されたコンテンツを録画するための所要時間を録画予約情報記憶部から取得することができ、記録媒体の空き容量をコンテンツ情報記憶部から取得することができる。これにより、録画所要時間と、記録媒体の空き容量を比較し、比較結果に基づいて、どの記録媒体に録画予約されたコンテンツを録画できるかを表示装置に表示することができる。
本発明の記録再生装置は、記録媒体に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶部と、録画予約されたコンテンツに関する録画予約情報を記憶する録画予約情報記憶部とを備え、前記録画予約されたコンテンツを記録媒体へ記録する記録再生装置であって、前記コンテンツ情報が、当該記録媒体に記録されたコンテンツのラベル情報を含む記録済コンテンツ情報を含み、前記録画予約情報が、前記録画予約されたコンテンツのラベル情報を含み、前記記録再生装置は、前記録画予約情報に含まれる前記ラベル情報を検索キーとして、前記記録済コンテンツ情報を検索することにより、前記コンテンツ情報記憶部にコンテンツ情報が記憶されている前記記録媒体の中に、前記録画予約されたコンテンツと同じラベル情報を有するコンテンツが記録されている記録媒体があるか否かを判断する判断部と、前記判断部による判断結果を表示する表示装置とを備えたことを特徴とする。前記記録再生装置によれば、録画予約されたコンテンツのラベル情報を録画予約情報記憶部から取得することができ、記録媒体に記録されているコンテンツのラベル情報もコンテンツ情報記憶部から取得できる。これにより、それぞれのラベル情報を比較し、比較結果に基づいて、どの記録媒体に録画予約されたコンテンツと同一のコンテンツが記録されているか表示装置に表示することができる。なお、ラベル情報とは、コンテンツのタイトル名(例えば、「英会話」等)またはコンテンツのカテゴリを表す名称(例えば、「ドラマ」等)等である。
本発明の第一の記録再生装置セットは、記録再生装置と、前記記録再生装置の遠隔操作装置とを含む記録再生装置セットであって、前記遠隔操作装置は、前記第一の記録媒体の前記非接触記憶部に格納された前記媒体情報から、少なくとも前記媒体識別子を読み取る非接触読取部と、前記記録再生装置との間で無線通信を行う通信部とを備え、前記記録再生装置は、前記遠隔操作装置との間で無線通信を行う通信部と、複数の記録媒体について、各記録媒体に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶部とを備え、前記遠隔操作装置が、記録媒体から前記非接触読取部で読み取った前記媒体識別子を前記通信部により記録再生装置へ送信し、前記記録再生装置が、前記通信部により前記媒体識別子を受信し、当該媒体識別子に基づいて前記コンテンツ情報記憶部を検索した結果を、表示装置へ表示することを特徴とする。
前記記録再生装置セットでは、遠隔操作装置で読み取った記録媒体の媒体識別子を、記録再生装置が受信し、受信した媒体識別子に基づいて、コンテンツ情報記憶部から当該記録媒体のコンテンツ情報を取得し、表示装置へ表示する。これにより、ユーザは、記録再生装置に記録媒体を挿入することなく記録媒体にどのようなコンテンツが記録されているかを、容易に確認することができる。
本発明の第二の記録再生装置セットは、記録再生装置と、前記記録再生装置の遠隔操作装置とを含む記録再生装置セットであって、前記遠隔操作装置は、前記第一の記録媒体の前記非接触記憶部に格納された前記媒体情報から、少なくとも前記媒体識別子を読み取る非接触読取部と、前記記録再生装置との間で無線通信を行う通信部と、表示パネルとを備え、前記記録再生装置は、前記遠隔操作装置との間で無線通信を行う通信部と、複数の記録媒体について、各記録媒体に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶部と、録画予約されたコンテンツに関する録画予約情報を記憶する録画予約情報記憶部とを備え、前記コンテンツ情報は、各記録媒体の残容量を表す情報を含み、前記録画予約情報は、前記録画予約されたコンテンツの録画所要時間を表す情報を含み、前記遠隔操作装置が、記録媒体から前記非接触読取部で読み取った前記媒体識別子を前記通信部により記録再生装置へ送信し、前記記録再生装置が、前記通信部により前記媒体識別子を受信し、前記録画所要時間と、前記各記録媒体の残容量を表す情報とに基づいて、当該媒体識別子を有する記録媒体が前記録画予約されたコンテンツを記録可能か否かの判断結果を前記通信部により前記遠隔操作装置へ送信し、前記遠隔操作装置において、前記通信部により前記判断結果を受信し、受信した判断結果を前記表示パネルに表示することを特徴とする。
前記記録再生装置セットでは、遠隔操作装置で読み取った記録媒体の媒体識別子を、記録再生装置が受信し、受信した媒体識別子に基づいて、コンテンツ情報記憶部から当該記録媒体の残容量を取得する。記録再生装置は、さらに、前記残容量と録画予約されたコンテンツの録画所要時間とに基づいて、当該記録媒体が録画予約されたコンテンツを記録可能かを判断し、判断した結果を遠隔操作装置に送信する。これにより、ユーザは、記録再生装置に記録媒体を挿入することなく、録画予約されたコンテンツを記録することが可能な記録媒体を探し出すことが可能となる。
以下、本発明のさらに具体的な実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は、本実施形態の記録媒体の構成を示す平面図であり、図1(b)は、本実施形態の他の記録媒体の別態様を示す斜視図である。
記録媒体10は、例えばDVD−RまたはDVD−RAM等のユーザが書き込み可能な光ディスク等である。図1(a)に示すように、記録媒体10は、リードイン(lead−in)領域12、ユーザ領域13、リードアウト(lead−out)領域14を備えている。ユーザ領域13は、ユーザが記録再生装置100においてコンテンツを記録・再生または消去できる領域である。なお、記録媒体10は、これらの領域以外に記録管理領域やパワー校正領域等を備えていてもよい。記録媒体10は、リードイン領域12より内周のクランパエリア15に、ICタグ(非接触記憶部)11が埋め込まれている。
また、図1(b)に示すように記録媒体10は、例えばDVD−RAM等のメディアを保護するカートリッジ付の記録媒体でもよい。この場合、ICタグ11は、カートリッジの表面または裏面のうち、いずれか一方の任意の箇所に取り付けられるのが好ましい。なお、記録再生装置の記録再生に影響を及ぼさず、ICタグリーダと情報の送受信が可能であり、かつ、容易に脱落しない態様であれば、ICタグ11はどのように設けられていてもよい。
ICタグ11は、RFID(Radio Frequency Identification)または無線ICタグとも呼ばれる、微小な無線電子回路である。ICタグは、トランジスタまたはダイオード等の素子を、基板上に装着した電子回路(ICチップ)およびアンテナを備えている。当該ICチップには、情報を格納することができ、本実施形態では、記録媒体10を一意に識別することのできる媒体識別子として、リードイン領域12内のメディアIDが格納されている。また、アンテナは、電波または電磁波を介在させ、ICタグリーダとの間で情報のやりとりをすることができる。従って、ICタグリーダは、ICタグ11に接触することなく、ICチップに格納された情報を取得することができる。メディアIDは、32ビット〜64ビットのコードである。しかし、ICタグ11のメディアIDは、リードイン領域のメディアIDと異なっていても構わない。また、メディアIDに使用するコードの長さは、この一例に限定されず、記録媒体を一意に識別できるものであればよい。
本実施形態にかかる記録再生装置は、記録媒体10へコンテンツを記録したり、記録媒体10のコンテンツをテレビ受像機等の表示装置に表示したりすることができる記録再生装置である。ここで、図2〜図3を用いて、本実施の形態にかかる記録再生装置100の構成について説明する。図2は、本実施形態の記録再生装置の外観を示す正面図である。図3は、本実施形態の記録再生装置の機能的な構成を示すブロック図である。
図2に示すように、記録再生装置100は、電源スイッチ100a、第一補助記憶媒体挿入口100b、第二補助記憶媒体挿入口100c、記録媒体挿入口100d、液晶パネル100e、および赤外線受光部100fを備えている。記録再生装置100は、さらにICタグリーダ100gを備えている。
電源スイッチ100aは、記録再生装置100を起動状態またはスタンバイ状態にすることができる。第一補助記憶媒体挿入口100bおよび第二補助記憶媒体挿入口100cは、補助記憶媒体等を挿入する挿入口である。記録媒体挿入口100dは、記録媒体10を挿入する挿入口である。記録媒体挿入口100dは、円形状の記録媒体(図1(a)参照)およびカートリッジ付記録媒体(図1(b)参照)のどちらも、挿入することができるように設計される。液晶パネル100eは、記録再生装置100の状態等を示す情報を表示する表示装置である。赤外線受光部100fは、記録再生装置100の遠隔操作装置から発せられる赤外線を受光する受光部である。当該遠隔操作装置は、記録再生装置100を離れた場所から操作することができる。ICタグリーダ100gは、ユーザが記録媒体10に取り付けられたICタグ11を近づけ易いように、記録再生装置100の正面に設置される。
また、図3に示すように、記録再生装置100は、ICタグ読取部101、検索部102、コンテンツリスト記憶部103、時刻計測部104、コンテンツリスト管理部105、および制御部106を備えている。記録再生装置100は、さらに、録画コンテンツ情報記憶部107、記録再生処理部108、画像処理部109、および表示制御部110を備えている。
ICタグ読取部101は、図2を参照しながら説明したICタグリーダ100gを含み、記録媒体10のICタグ11からメディアIDを読み取る。検索部102、コンテンツリスト管理部105、制御部106、および表示制御部110は、CPUが所定のプログラムを実行することにより実現される。時刻計測部104は、時計装置等である。また、コンテンツリスト記憶部103および録画コンテンツ情報記憶部107は、メモリあるいはハードディスクドライブ等である。
コンテンツリスト管理部105は、コンテンツリスト記憶部103に対する、コンテンツ情報の追加、更新、削除等の制御を行う。制御部106は、挿入された記録媒体10のコンテンツを記録または再生する制御、ICタグ11の読み取り制御、読み取ったメディアIDによる検索制御等を行う。
コンテンツリスト記憶部103は、記録再生装置100に挿入されたことのある記録媒体10のコンテンツ情報を記憶している。録画コンテンツ情報記憶部107は、ユーザがテレビ放送番組を録画する際に、記録対象となるコンテンツ情報を一時的に記憶している。録画コンテンツ情報記憶部107は、記録対象コンテンツに関して、タイトル名、録画日、録画時間を有している。これらの情報は、ユーザによって入力されてもよいし、電子番組表情報(EPG:Electric Program Guide)等から、取得してもよい。
記録再生処理部108は、レーザ等の光源から発生した光ビームを記録媒体10へ集光する光ピックアップ、光ピックアップの光源を駆動するレーザ駆動部、光ピックアップから出射した光を記録媒体10上に集光するためのフォーカス制御部、光ピックアップの記録媒体10上の位置を制御する位置制御器、記録媒体10からの反射光を電気変換する変換回路等(いずれも図示せず)を含む。画像処理部109は、記録媒体10からの再生信号等をデコード処理するデコーダ等を含む。
次に、図4を参照しながら、記録再生装置100のコンテンツリスト記憶部103に格納する情報について説明する。図4は、コンテンツリスト記憶部103に格納するコンテンツリストの一例を示す説明図である。
図4に示すように、コンテンツリスト記憶部103は、前述のとおり、記録再生装置100に挿入されたことのある記録媒体10に関して、メディアID、ディスク名、タイトル名、画像ファイル名、パス情報、録画日、録画時間および最終アクセス日を、各コンテンツ単位で重複することなく記憶している。
メディアIDは、記録媒体10に割り当てられた固有の識別子であり、図4では「M1」、「M2」と表記しているが、実際には前述のとおり、32ビット〜64ビットで表されたコードである。ディスク名は記録媒体10につけられた名前であり、タイトル名は各コンテンツのタイトルである。例えば、コンテンツがテレビ放送番組録画によるものである場合、タイトル名は番組名等である。また、ユーザは、記録再生装置100の編集機能を使用することによって、ディスク名およびタイトル名を、任意の名前に編集することができる。画像ファイル名は、各コンテンツのサムネイル表示用の画像ファイルの名前である。パス情報は、コンテンツリスト記憶部103における、当該画像ファイルが格納される場所を示す。録画日はコンテンツを記録した日付であり、録画時間はコンテンツの記録時間である。図4では、録画時間を分単位で表記しているが、分単位で表記する代わりに、時間単位で表記してもよいし、ビット(bit)、バイト(byte)等の単位を用いた実際の記録容量で表記してもよい。最終アクセス日は、記録媒体10へ記録再生装置100が最後にアクセスした日付である。なお、図4に示した表は、データの内容を概念的に示したものであって、実際のデータフォーマットはこの例に限定されない。
次に、図4〜図8を参照しながら、記録再生装置100に挿入された記録媒体10から、メディアIDおよびコンテンツ情報を取得し、コンテンツリスト記憶部103に蓄積する、二通りの処理に関して説明する。なお、メディアIDは、記録媒体10のリードイン領域12から取得され、コンテンツ情報は、記録媒体10のユーザ領域13から取得される。
記録再生装置100は、記録媒体10が挿入される都度、挿入された記録媒体10に記録されているコンテンツの情報を、コンテンツリスト記憶部103のコンテンツリストへ反映させる処理(第一の処理)を行う。
また、記録再生装置100は、記録媒体10に対してコンテンツの記録または削除を行った場合は、記録または削除後の記録媒体10のコンテンツの状況を、コンテンツリスト記憶部103のコンテンツリストへ反映させる処理(第二の処理)を行う。
まず、上記、第一の処理の内容について図4〜図6を用いて詳細に説明する。図5は、第一の処理を表すフローチャートである。ここで、記録媒体10が挿入される前のコンテンツリスト記憶部103の内容が、図4のとおりであるものとする。
記録媒体挿入口100d(図2参照)に記録媒体10が挿入されたことを検知すると(ステップ501)、記録再生処理部108は、記録媒体10のリードイン領域12を読み取り、リードイン領域12に記録されているメディアIDを検出し、記録媒体10のユーザ領域13からコンテンツ情報を検出する(ステップ502)。制御部106は、記録再生処理部108が検出したメディアIDおよびコンテンツ情報を、コンテンツリスト管理部105へ受け渡す(ステップ503)。ここでは、記録媒体10のメディアIDが「M3」であって、コンテンツ情報が、ディスク名「D3」、タイトル名「Music1」、録画日「2003/10/3」、録画時間「50」であるものとする。
次に、コンテンツリスト管理部105は、受け取ったメディアIDを検索キーとしてコンテンツリスト記憶部103を検索し、当該メディアIDがコンテンツリスト記憶部103に存在するか否かを判断する(ステップ504)。ステップ504での判断の結果、メディアIDがコンテンツリスト記憶部に存在しない場合(No)、ステップ507へ進む。
ステップ507では、コンテンツリスト管理部105が、コンテンツリスト記憶部103に対して、ステップ503で受け取ったメディアIDおよびコンテンツ情報を書き込み、ステップ508へ進む。ここでは、制御部106から受け取ったメディアID「M3」は、図4に示すとおり、コンテンツリスト記憶部103に存在していない。従って、コンテンツリスト管理部105は、ステップ507において、コンテンツリスト記憶部103に、メディアID「M3」およびコンテンツ情報(ディスク名「D3」、タイトル名「Music1」、録画日「2003/10/3」および録画時間「50」)を書き込む。
ステップ508において、コンテンツリスト管理部105は、書き込みを行った日付を時刻計測部104から取得し、取得した日付を、コンテンツリスト記憶部103の当該記録媒体10に対応する最終アクセス日付として書き込む。例えば、記録媒体10を挿入した日付が「2004/02/20」である場合、コンテンツリスト管理部105は、コンテンツリスト記憶部103のメディアID「M3」の最終アクセス日を「2004/02/20」で更新する。その結果、コンテンツリスト記憶部103のコンテンツリストは、図6のようになる。
一方、ステップ504での判断の結果、メディアIDがコンテンツリスト記憶部103に存在している場合(Yes)、コンテンツリスト管理部105は、ステップ503で受け取ったコンテンツ情報が、当該メディアIDに関連付けられて、コンテンツリスト記憶部103に記憶されているコンテンツ情報と等しいか否かの判断を行う(ステップ505)。ステップ505での判断の結果がYesであれば、ステップ508へ進む。
一方、ステップ505での判断の結果がNoである場合、ステップ506へ進む。ステップ506では、コンテンツリスト管理部105が、コンテンツリスト記憶部103に、ステップ503で受け取ったコンテンツ情報を反映し、ステップ508へ進む。
なお、コンテンツ名が付けられていない番組等を記録媒体10へ記録した場合、コンテンツリスト管理部105が、コンテンツ名および画像ファイル名として書き込み時の日付等を利用して名前を付けてもよい。
また、コンテンツリスト管理部105は、コンテンツ情報を書き込む際、各コンテンツの開始直後の画像を、サムネイル表示用として、コンテンツリスト記憶部103に格納する。このとき、付けられる名前および画像の格納先が、画像ファイル名およびパス情報としてコンテンツリスト記憶部103に記憶される。ユーザは、コンテンツ再生中に、所望の画像を選択する等の処理を行うことにより、サムネイル表示用に使用する画像を変更することができる。この場合も、コンテンツリスト管理部105が、画像ファイル名として選択時の日付等を利用して名前を付ける(図6参照)。
次に、上記第二の処理の内容について図4、図7〜図8を用いて詳細に説明する。図7は第二の処理を表すフローチャートである。
ここで、記録媒体10が、記録媒体挿入口100d(図2参照)に挿入され、記録再生装置100が、当該記録媒体10に新たにコンテンツを記録したとする。また、新たに記録されたコンテンツに関する情報は、タイトル名「仏会話2」、録画日「2004/2/24」、録画時間「20」であるものとする。
記録媒体10へ、上記コンテンツを記録し終えた後、コンテンツリスト管理部105は、録画コンテンツ情報記憶部107から、当該コンテンツに関する情報を取得する(ステップ701)。
そして、コンテンツリスト管理部105は、コンテンツリスト記憶部103に対して、記録媒体10のメディアIDに関連付けて、取得した録画コンテンツ情報を書き込む(ステップ702)。コンテンツリスト管理部105は、コンテンツリスト記憶部103に、コンテンツ情報(タイトル名「仏会話2」、録画日「2004/02/24」および録画時間「20」)を書き込む。
さらに、書き込みを行った日付を、時刻計測部104から取得し、取得した日付を、コンテンツリスト記憶部103の当該記録媒体10に対応する最終アクセス日付として書き込む(ステップ703)。この場合、コンテンツリスト管理部105は、コンテンツリスト記憶部103のメディアID「M2」の最終アクセス日を、「2004/02/24」で更新する。その結果、コンテンツリスト記憶部103のコンテンツリストは、図8のようになる。
なお、コンテンツ名および画像ファイル名の付与と、サムネイル表示用画像選択及び格納とは、第一の処理と同様にユーザが意識することなく行われる。サムネイルとして使用する画像も、第一の処理と同様にユーザが任意に変更することができる。
以上の第一および第二の処理を行うことによって、コンテンツリスト記憶部103に記録媒体10のコンテンツ情報を蓄積することができる。
次に、上述のように蓄積されたコンテンツリストを用いて、記録再生装置100が、記録媒体10からメディアIDを読み取り、記録媒体10に記録されているコンテンツの情報を表示する処理について説明する。
図9は、記録再生装置100の処理内容を示すフローチャートである。
ユーザが、記録内容を知りたい記録媒体10を記録再生装置100の前面の操作パネルに近づけ、記録再生装置100のICタグリーダ100g(図2参照)が、記録媒体10のICタグ11を検知する(ステップ901)と、ICタグリーダ100gが、読み取り可能な範囲内に近づけられた記録媒体10のICタグ11のメディアIDを読み取る。これにより、ICタグ読取部101は、ICタグ11に格納されたメディアIDを取得する(ステップ902)。制御部106は、ICタグ読取部101が取得したメディアIDを、検索部102へ受け渡す(ステップ903)。ここでは、ICタグ11がメディアID「M2」を格納しており、コンテンツリスト記憶部103の内容が図4のとおりであるものとする。
次に、検索部102は、受け取ったメディアIDを検索キーとして、コンテンツリスト記憶部103を検索する(ステップ904)。コンテンツリスト記憶部103の内容が図4に示す内容であるので、メディアID「M2」で検索すると、r3〜r7を検索結果として得ることができる。制御部106は、表示制御部110へステップ904の検索結果を受け渡し(ステップ905)、表示制御部110が、受け取った検索結果を表示装置20に表示させる(ステップ906)。ステップ904の検索結果r3〜r7のうち、r3〜r5のみを表示させた結果が図10である。
図10に示すように、表示制御部110は、表示装置20にディスク名、残量、タイトル名、録画日およびサムネイル画像等を表示する。サムネイル画像には、記録媒体10の一番目のコンテンツの画像を使用している。例えば、図4のr3が記録媒体10の一番目のコンテンツである場合、表示制御部110は、パス情報「thumbnail/images/」の示す場所に格納された画像ファイル名「English1.jpg」をサムネイル画像として、表示装置20に表示する。しかし、表示するサムネイル画像は一番目のコンテンツの画像に限られず、他の検索結果の画像ファイルをサムネイル画像として、表示してもよい。
なお、表示装置20に表示される残量は、記録媒体10の空き容量である。残量は、記録媒体の総容量および記録媒体10のリードインに含まれる使用済み容量に基づき、あらかじめ設定された記録モードによって定められたビットレートから計算する。
また、残量は、記録媒体10の総容量およびステップ904の検索結果に基づき計算してもよい。あるいは、残量は、コンテンツリスト記憶部103にコンテンツ情報を記憶する(第一、第二の処理)都度、記録媒体10の残量を演算し直し、記録媒体10のメディアIDと関連付けて記憶しておいてもよい。
表示制御部110は、図11に示すように、サムネイル画像を小さくし、より多くのコンテンツ情報を、表示装置20に表示してもよい。この場合、ステップ904の検索結果r3〜r7のうちr3〜r6について、ディスク名、残量、タイトル名、録画日およびサムネイル画像等と、前画面/次画面ボタン(21、22)が表示画面に表示されている。次画面ボタン22が押された場合、表示制御部110は、表示装置20にr6以降の検索結果を表示する。
さらに、図12に示すように、表示制御部110は、表示装置20にコンテンツリスト記憶部103に記憶されているすべてのコンテンツ情報を一覧で順に表示してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザが、記録内容を知りたい記録媒体10を記録再生装置100に近づけるだけで、記録再生装置100が、記録媒体10に記録されているコンテンツのリストを表示装置20に一覧表示する。これにより、記録再生装置100に記録媒体10を挿入することなく、簡単に記録媒体10の記録内容や残容量を確認できる。
図10〜図12の表示態様は一例に過ぎない。表示装置20における表示態様は、記録媒体10のコンテンツ情報が表示されていればどのような態様でもよく、1画面内に記録媒体10の全てのコンテンツ情報を表示させてもよいし、1画面あたりの表示コンテンツ数を3つ程度に絞り込んで表示させるものでもよい。
なお、表示装置20ではなく、記録再生装置100の前面部に設けられた液晶パネル100e(図2参照)にコンテンツ情報を表示してもよい。これにより、表示装置20が電源オフ状態またはスタンバイ状態であっても、記録再生装置100は、記録媒体10のコンテンツ情報を表示することができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の第二の実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態にかかる記録再生装置は、記録媒体10へコンテンツを記録したり、記録媒体10のコンテンツをテレビ受像機等の表示装置に表示したりすることができる記録再生装置である。ここで、図13および図14を用いて、本実施の形態にかかる記録再生装置200の機能的な構成について説明する。なお、本実施形態において、実施の形態1の記録再生装置100と同様の機能を実現する構成に関しては、図13および図14において実施の形態1と同一の番号を付番し、説明を省略する。また、記録再生装置200の外観は、図2と同様である。
図13に示すように、記録再生装置200は、ICタグ読取部101、検索部102、時刻計測部104、コンテンツリスト管理部105、制御部106、およびLAN接続部111を備えている。記録再生装置200は、さらに、録画コンテンツ情報記憶部107、記録再生処理部108、画像処理部109、および表示制御部110を備えている。すなわち、記録再生装置200は、コンテンツリスト記憶部103の代わりに、LAN接続部111を有する点において、記録再生装置100と異なっている。LAN接続部111は、構内回線網(LAN)40に接続された、NIC(Network Interface Card)またはUSB(Universal Serial Bus)等を含むインターフェース等である。これにより、記録再生装置200は、LAN40を介して、サーバ41のコンテンツリスト記憶部41aに接続される。
なお、LAN接続部111の例として、上述のインターフェースを示したが、本発明にかかるLAN接続部111はこの一例に限定されない。すなわち、記録再生装置200が、LAN40に接続することができればよく、例えば、無線アクセスポイントを介して接続される無線LAN接続等であってもよい。
また、図14に示すように、記録再生装置200は、LAN接続部111の代わりに、インターネット接続部112を備えていてもよい。インターネット接続部112は、インターネット50に接続された、NICまたはモデム(変復調装置)等を含むインターフェース等である。これにより、記録再生装置100は、インターネット50を介して、サーバ51のコンテンツリスト記憶部51aに接続される。
なお、インターネット接続部112の例として、上述のインターフェースを示したが、本発明にかかるインターネット接続部112はこの一例に限定されない。すなわち、記録再生装置200が、インターネット50に接続することができればよく、例えば、LAN回線を経由してインターネットに接続してもよく、無線アクセスポイントを介して接続される無線LAN接続等であってもよい。
次に、LAN40上のサーバ41におけるコンテンツリスト記憶部41aまたはインターネット50上のサーバ51におけるコンテンツリスト記憶部51aに、格納する情報について説明する。コンテンツリスト記憶部41aまたは51aは、実施の形態1のコンテンツリスト記憶部103と同様のデータ(例えば図4参照)を記憶している。
すなわち、コンテンツリスト記憶部41aまたは51aは、記録再生装置200に挿入されたことのある記録媒体10に関して、メディアID、ディスク名、タイトル名、画像ファイル名、パス情報、録画日、録画時間、および最終アクセス日を、各コンテンツ単位で重複することなく記憶している。
次に、LAN接続部111を備えた記録再生装置200が、記録媒体10からメディアIDを読み取り、記録媒体10に記録されているコンテンツの情報を表示する処理について説明する。
図15は、記録再生装置200の処理内容を示すフローチャートである。
ユーザが、記録内容を知りたい記録媒体10を記録再生装置200の前面の操作パネルに近づけると、記録再生装置200のICタグリーダ100g(図2参照)が、記録媒体10のICタグ11を検知し(ステップ1501)、ICタグ読取部101が、記録媒体10のICタグ11のメディアIDを取得する(ステップ1502)。メディアIDは、制御部106によって、検索部102へ受け渡される(ステップ1503)。
次に、検索部102は、LAN接続部111を介して、サーバ41へアクセスし、当該メディアIDを検索キーとして、サーバ41のコンテンツリスト記憶部41aを検索する(ステップ1504)。制御部106は、LAN40を介して、ステップ1504の検索結果を取得する(ステップ1505)。
そして、制御部106は、表示制御部110へステップ1505の検索結果を受け渡す(ステップ1506)。表示制御部110は、受け取った検索結果を表示装置20に表示させる(ステップ1507)。
なお、記録再生装置200が、記録媒体10に記録されているコンテンツの情報を表示する際の表示態様は、実施の形態1と同様である。
また、記録再生装置200が、図14に示したようにインターネット接続部112を備える場合の処理内容および表示態様も、インターネット50を経由して、サーバ51のコンテンツ記憶部51aへアクセスする点が異なるだけで、記録再生装置200がLAN接続部111を備える場合と同様である。
以上のように、本実施形態によれば、記録再生装置内にコンテンツリストを記憶するためのメモリは不要である。また、記録媒体10に割り当てられたメディアIDが固有であるため、LAN40上のサーバ41におけるコンテンツリスト記憶部41aまたはインターネット50上のサーバ51におけるコンテンツリスト記憶部51aを、複数の記録再生装置200で共有する場合においても、当該記録媒体10の記録内容を導き出すことができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の第三の実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態にかかる記録再生装置は、記録媒体10へコンテンツを記録したり、記録媒体10のコンテンツをテレビ受像機等の表示装置に表示したりすることができる記録再生装置である。ここで、図16を用いて、本実施の形態にかかる記録再生装置300の機能的な構成について説明する。なお、本実施形態において、実施の形態1と同様の機能を実現する構成に関しては、図16において実施の形態1と同一番号を付番し、説明を省略する。また、記録再生装置300の外観は、図2と同様である。
記録再生装置300は、例えば同一家庭内において家庭内LANを介して、複数台を相互接続して用いられる。例えば、1台をリビングルームに設置し、子供部屋や寝室に他の記録再生装置を設置することが考えられる。本実施形態では、記録再生装置300を2台相互接続するものとし、図16において、そのうちの1台を300a、もう1台を300bとして表す。
図16に示すように、記録再生装置300aおよび300bは、ICタグ読取部101、検索部102、時刻計測部104、コンテンツリスト記憶部103、コンテンツリスト管理部105、制御部106、およびLAN接続部111を備えている。記録再生装置300aおよび300bは、さらに、録画コンテンツ情報記憶部107、記録再生処理部108、画像処理部109、および表示制御部110を備えている。
LAN接続部111は、LAN40に接続された、NICまたはUSB等を含むインターフェース等である。これにより、記録再生装置300aと300bとは、LAN40を介して、相互に接続される。
次に、記録再生装置300aが、記録媒体10からメディアIDを読み取り、記録媒体10に記録されているコンテンツの情報を表示する処理について説明する。
図17は、記録再生装置300aの処理内容を示すフローチャートである。
ユーザが、記録内容を知りたい記録媒体10を記録再生装置300aの前面の操作パネルに近づけると、記録再生装置300aのICタグリーダ100g(図2参照)が、記録媒体10のICタグ11を検知し(ステップ1701)、ICタグ読取部101が、記録媒体10のICタグ11のメディアIDを取得する(ステップ1702)。メディアIDは、制御部106によって、検索部102へ受け渡される(ステップ1703)。
次に、検索部102は、当該メディアIDを検索キーとして、コンテンツリスト記憶部103を検索する(ステップ1704)。制御部106は、メディアIDがコンテンツリスト記憶部103に存在するか否かを判断する(ステップ1705)。ステップ1705の結果、メディアIDがコンテンツリスト記憶部103に存在する場合(Yes)、制御部106は、検索結果を取得し(ステップ1706)、表示制御部110へ検索結果を受け渡す(ステップ1709)。そして、表示制御部110は、受け取った検索結果を表示装置20に表示する(ステップ1710)。
一方、ステップ1705での判断の結果、メディアIDが、コンテンツリスト記憶部103に存在していない場合(No)、ステップ1707へ進む。ステップ1707では、検索部102は、LAN接続部111を介して、記録再生装置300bへアクセスし、ステップ1704で検索キーとして用いたメディアIDを検索キーとして、記録再生装置300bのコンテンツリスト記憶部103を検索し、ステップ1708へ進む。
そして、ステップ1708では、制御部106は、LAN40を介して、ステップ1707の検索結果を取得し、ステップ1709へ進む。
なお、本実施形態における記録再生装置が、記録媒体10に記録されているコンテンツの情報を表示する際の表示態様は、実施の形態1と同様である。
以上のように、本実施形態によれば、記録媒体を近づけた記録再生装置に、当該記録媒体の記録内容が記憶されていない場合、家庭内LAN等に接続された複数の記録再生装置に対して、検索することができる。
(実施の形態4)
以下、本発明の第四の実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態にかかる記録再生装置は、記録媒体10へコンテンツを記録したり、記録媒体10のコンテンツをテレビ受像機等の表示装置に表示したりすることができる記録再生装置である。また、本実施形態にかかる遠隔操作装置は、当該記録再生装置に対して離れた距離から操作信号を送る、いわゆるリモコンである。
ここで、図18および図19を用いて、本実施形態にかかる記録再生装置400および当該記録再生装置400の遠隔操作装置450の構成について説明する。なお、本実施形態において、実施の形態1の記録再生装置100と同様の機能を実現する構成に関しては、実施の形態1と同一の番号を付番し、詳しい説明を省略する。
図18は、遠隔操作装置450の外観を示す斜視図である。図19は、記録再生装置400および遠隔操作装置450の機能的な構成を示すブロック図である。また、記録再生装置400の外観は、図2と同様である。
図18に示すように、遠隔操作装置450は、電源スイッチ450a、操作ボタン450b、および液晶パネル450cを備えている。遠隔操作装置450は、さらに、赤外線発光部450d、赤外線受光部450e、およびICタグリーダ450fを備えている。
電源スイッチ450aは、記録再生装置400を起動状態またはスタンバイ状態にすることができる。操作ボタン450bは、文字または数字を入力するための複数個のボタン群である。液晶パネル450cは、遠隔操作装置450の状態等を示す情報を表示する表示装置である。赤外線発光部450dは、記録再生装置400に向けて赤外線を発する発光素子を備えている。赤外線受光部450eは、記録再生装置400から発せられる赤外線を受光する受光素子を備えている。
ICタグリーダ450fは、本実施形態では遠隔操作装置450の上面に設けられている。しかし、本発明におけるICタグリーダ450fの設置箇所は、この一例に限定されず、ユーザが、ICタグリーダ450fを記録媒体10のICタグ11に近づけ易いように設けられればよい。
また、図19に示すように、記録再生装置400は、検索部102、コンテンツリスト記憶部103、時刻計測部104、コンテンツリスト管理部105、制御部106、媒体情報受信部113、および検索結果送信部114を備えている。記録再生装置400は、さらに、録画コンテンツ情報記憶部107、記録再生処理部108、画像処理部109、および表示制御部110を備えている。すなわち、記録再生装置400は、ICタグ読取部101を有しておらず、媒体情報受信部113および検索結果送信部114を有する点において、実施形態1の記録再生装置100と異なる。
遠隔操作装置450は、ICタグ読取部451、媒体情報送信部452、検索結果受信部453、制御部454、および表示部455を備えている。
ICタグ読取部451は、実施形態1のICタグ読取部101と同様に、ICタグリーダ450fがICタグ11から読み取った、メディアIDを取得する。制御部454は、CPUが所定のプログラムを実行することにより実現される。表示部455は、液晶パネル450c(図18参照)に対する表示制御を行う。
媒体情報送信部452は、赤外線発光部450d(図18参照)を含み、赤外線を用いて、記録再生装置400に対し、記録媒体10のICタグ11から読み取ったメディアIDを送出する。一方、媒体情報受信部113は、赤外線受光部100f(図2参照)を含み、媒体情報送信部452から送信されるメディアIDを受け取る。
検索結果送信部114は、赤外線発光部(図示せず)を含み、赤外線を用いて、遠隔操作装置450に対し、検索部102による検索結果を送出する。一方、検索結果受信部453は、赤外線受光部450e(図18参照)を含み、検索結果送信部114から送信される検索結果を受け取る。
次に、遠隔操作装置450が、記録媒体10からメディアIDを読み取り、記録媒体10に記録されているコンテンツの情報を表示する処理について説明する。
図20は、記録再生装置400および遠隔操作装置450の処理内容を示すフローチャートである。
ユーザが、記録内容を知りたい記録媒体10に、遠隔操作装置450のICタグリーダ450f(図18参照)を近づける。遠隔操作装置450のICタグリーダ450fが、記録媒体10のICタグ11を検知する(ステップ2001)と、ICタグリーダ450fは、読み取り可能な範囲内に近づけられた記録媒体10のICタグ11のメディアIDを読み取る。これにより、ICタグ読取部451は、ICタグ11に格納されたメディアIDを取得する(ステップ2002)。制御部454は、媒体情報送信部452を用いて、取得したメディアIDを記録再生装置400に送信する(ステップ2003)。
次に、媒体情報受信部113が、メディアIDを受信する(ステップ2004)。制御部106は、受信したメディアIDを検索部102へ受け渡す(ステップ2005)。ここでは、ICタグ11がメディアID「M1」を格納しており、コンテンツリスト記憶部103の内容が図4のとおりであるものとする。
検索部102は、受け取ったメディアIDを検索キーとして、コンテンツリスト記憶部103を検索する(ステップ2006)。コンテンツリスト記憶部103の内容が図4に示す内容であるので、メディアID「M1」で検索すると、r1〜r2を検索結果として得ることができる。
次に、制御部106は、検索結果送信部114へステップ2006の検索結果を受け渡し(ステップ2007)、検索結果送信部114は、受け取った検索結果を遠隔操作装置450に送信する(ステップ2008)。
そして、検索結果受信部453が、検索結果を受信する(ステップ2009)。制御部454は、受信した検索結果を表示部455へ受け渡し(ステップ2010)、表示部455は、受け取った検索結果を液晶パネル450c(図18参照)に表示させる(ステップ2011)。ステップ2006の検索結果r1〜r2のうち、r1のみを抽出し、ディスク名およびタイトル名を表示させた態様の一例が図21(a)である。なお、図21(a)で表示する記録媒体10の残量を求める方法は、実施の形態1と同様である。また、図21(b)に示すように、記録媒体10の残量の代わりに、より多くのコンテンツ情報を表示してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザが、記録内容を知りたい記録媒体10に遠隔操作装置450を近づけるだけで、遠隔操作装置450が、記録媒体10のメディアIDをICタグ11から読み取り、記録再生装置400へ送信する。そして記録再生装置400において、検索部102が、メディアIDを検索キーとして、コンテンツリスト記憶部103を検索することにより、記録媒体10に記録されているコンテンツの情報を取得し、遠隔操作装置450へ送信する。遠隔操作装置450は、これを受信し、液晶パネル450cに表示する。これにより、記録再生装置400に記録媒体10を挿入することなく、記録再生装置400から離れた場所から、簡単に記録媒体10の記録内容や残容量を確認できる。
また、図21(a)または(b)の表示態様は一例に過ぎない。液晶パネル450cにおける表示態様は、記録媒体10のコンテンツ情報が表示されていればどのような態様でもよい。
なお、記録媒体10のコンテンツ情報は、液晶パネル450cに表示すると同時に、または液晶パネル450cに表示する代わりに、記録再生装置400に接続された表示装置20にも、表示することが好ましい。これにより、遠隔操作装置450の液晶パネル450cに表示する場合と比較して、より多くの情報を表示することができる。表示装置20の表示態様は、実施の形態1と同様である。
(実施の形態5)
以下、本発明の第五の実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態にかかる記録再生装置は、記録媒体10へコンテンツを記録したり、記録媒体10のコンテンツをテレビ受像機等の表示装置に表示したりすることができる記録再生装置である。また、本実施形態にかかる遠隔操作装置は、実施の液体4で説明した遠隔操作装置450と同様である。
ここで、図22および図23を用いて、本実施形態にかかる記録再生装置500および遠隔操作装置450の構成について説明する。なお、記録再生装置500において、実施形態2または4で説明した構成と同様の機能を実現する構成に関しては、図22および図23において、実施の形態2または4で説明した構成と同一番号を付番し、説明を省略する。また、記録再生装置500の外観は、図2と同様であり、また、遠隔操作装置450の外観は、図18と同様である。
図22に示すように、記録再生装置500は、検索部102、時刻計測部104、コンテンツリスト管理部105、制御部106、媒体情報受信部113、および検索結果送信部114を備えている。記録再生装置500は、さらに、録画コンテンツ情報記憶部107、記録再生処理部108、画像処理部109、および表示制御部110を備えている。すなわち、記録再生装置500は、ICタグ読取部101の代わりに、媒体情報受信部113および検索結果送信部114を有しており、コンテンツリスト記憶部103の代わりに、LAN接続部111を有する点において、記録再生装置100と異なっている。LAN接続部111は、実施の形態2において説明したものと同様である。
また、図23に示すように、記録再生装置500は、LAN接続部111の代わりに、インターネット接続部112を備えていてもよい。インターネット接続部112は、実施の形態2において説明したものと同様である。
次に、LAN接続部111を備えた記録再生装置500が、記録媒体10からメディアIDを読み取り、記録媒体10に記録されているコンテンツの情報を表示する処理について説明する。
図24は、記録再生装置500の処理内容を示すフローチャートである。
ユーザが、記録内容を知りたい記録媒体10に、遠隔操作装置450のICタグリーダ450f(図18参照)を近づけることにより、遠隔操作装置450のICタグリーダ450fが、記録媒体10のICタグ11を検知する(ステップ2401)と、ICタグリーダ450fが、読み取り可能な範囲内に近づけられた記録媒体10のICタグ11のメディアIDを読み取る。これにより、ICタグ読取部451は、ICタグ11に格納されたメディアIDを取得する(ステップ2402)。制御部454は、媒体情報送信部452を用いて、取得したメディアIDを記録再生装置400に送信する(ステップ2403)。
次に、媒体情報受信部113が、メディアIDを受信する(ステップ2404)。制御部106は、受信したメディアIDを検索部102へ受け渡す(ステップ2405)。
検索部102は、LAN接続部111を介して、サーバ41へアクセスし、当該メディアIDを検索キーとして、サーバ41のコンテンツリスト記憶部41aを検索する(ステップ2406)。
制御部106は、LAN40を介して、ステップ2406の検索結果を取得し(ステップ2407)、検索結果送信部114へステップ2406の検索結果を受け渡す(ステップ2408)。検索結果送信部114は、受け取った検索結果を遠隔操作装置450に送信する(ステップ2409)。
そして、検索結果受信部453が、検索結果を受信する(ステップ2410)。制御部454は、受信した検索結果を表示部455へ受け渡し(ステップ2411)、表示部455は、受け取った検索結果を液晶パネル450c(図18参照)に表示させる(ステップ2412)。
なお、本実施形態における遠隔操作装置450が、記録媒体10に記録されているコンテンツの情報を表示する際の表示態様は、実施の形態4と同様である。
また、記録再生装置500が、図23に示したようにインターネット接続部112を備える場合の処理内容および表示態様も、インターネット50を経由して、サーバ51のコンテンツ記憶部51aへアクセスする点が異なるだけで、記録再生装置500がLAN接続部111を備える場合と同様である。
以上のように、本実施形態によれば、記録再生装置内にコンテンツリストを記憶するためのメモリは不要である。また、記録媒体10に割り当てられたメディアIDが固有であるため、LAN40上のサーバ41におけるコンテンツリスト記憶部41aまたはインターネット50上のサーバ51におけるコンテンツリスト記憶部51aを、複数の記録再生装置500で共有する場合においても、当該記録媒体10の記録内容を検索することができる。
また、本実施形態にかかる記録再生装置500は、実施の形態3の記録再生装置300a、300bと同様に、LAN接続部111によって、LAN40上に複数台接続して用いてもよい。この場合、遠隔操作装置450から受信したメディアIDを検索キーとして使用する際、検索部102は、LAN40上の複数の記録再生装置500のコンテンツリスト記憶部103を検索対象とすることができる。これにより、遠隔操作装置450からメディアIDを送信した記録再生装置500のコンテンツリスト記憶部103に、当該記録媒体10の記録内容が記憶されていない場合、LAN40等に接続された複数の記録再生装置500のコンテンツリスト記憶部103に対して、コンテンツ情報を検索することができる。
(実施の形態6)
以下、本発明の第六の実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態にかかる記録再生装置は、記録媒体10へコンテンツを記録したり、記録媒体10のコンテンツをテレビ受像機等の表示装置に表示したりすることができる記録再生装置である。また、本実施形態にかかる携帯情報端末は、いわゆる携帯電話であるが、当該記録再生装置に対して離れた距離から操作信号を送る機能も有する。しかし、本実施形態にかかる携帯情報端末は、携帯電話に限らず、PDA(Personal Digital Assistance)等の小型情報端末またはパーソナルコンピュータ等であってもよい。
ここで、図25および図26を用いて、本実施形態にかかる記録再生装置600および携帯情報端末650の構成について説明する。なお、本実施形態において、実施形態1の記録再生装置100と同様の機能を実現する構成に関しては、図26において、実施の形態1と同一番号を付番し、説明を省略する。また、記録再生装置600の外観は、図2と同様である。
ここでは、本実施形態にかかる携帯情報端末を二つ折りにできる形状のものとして説明するが、携帯情報端末の形状は、この一例に限定されない。図25(a)は、携帯情報端末650の操作面を示す斜視図である。図25(b)は、携帯情報端末650を折りたたんだ状態の正面を示す正面図である。図25(c)は、携帯情報端末650を折りたたんだ状態の裏面を示す正面図である。図26は、記録再生装置600および携帯情報端末650の機能的な構成を示すブロック図である。
図25(a)に示すように、携帯情報端末650は、電源スイッチ650a、操作ボタン650b、メイン液晶パネル650c、および補助記憶媒体挿入口650hを備えている。図25(b)に示すように、携帯情報端末650は、さらに、赤外線発光部650d、赤外線受光部650e、およびサブ液晶パネル650gを備えている。図25(c)に示すように、携帯情報端末650は、さらに、ICタグリーダ650fを備えている。
電源スイッチ650aは、携帯情報端末650を起動状態またはスタンバイ状態にすることができる。操作ボタン650bは、文字または数字を入力し、またメニュー操作等を行うための複数個のボタン群である。メイン液晶パネル650cおよびサブ液晶パネル650gは、携帯情報端末650の状態等を示す情報を表示する表示装置である。赤外線発光部650dは、記録再生装置600に向けて赤外線を発する発光素子を備えている。赤外線受光部650eは、記録再生装置600から発せられる赤外線を受光する受光素子を備えている。補助記憶媒体挿入口650hは、取外し可能な補助記憶媒体650iを挿入することができる。
ICタグリーダ650fは、本実施形態では携帯情報端末650の裏面に設けられている。しかし、本発明におけるICタグリーダ650fの設置箇所は、この一例に限定されず、ユーザが、ICタグリーダ650fを記録媒体10のICタグ11に近づけ易いように設けられればよい。
図26に示すように、記録再生装置600は、検索部102、コンテンツリスト記憶部103、時刻計測部104、コンテンツリスト管理部105、制御部106、媒体情報受信部113、および検索結果送信部114を備えている。記録再生装置600は、さらに、録画コンテンツ情報記憶部107、記録再生処理部108、画像処理部109、および表示制御部110を備えている。すなわち、記録再生装置600は、ICタグ読取部101を有しておらず、媒体情報受信部113および検索結果送信部114を有する点において、実施形態1の記録再生装置100と異なる。
また、携帯情報端末650は、ICタグ読取部651、媒体情報送信部652、検索結果受信部653、制御部654、および表示部655を備えている。
ICタグ読取部651は、実施形態1のICタグ読取部101と同様に、ICタグリーダ650fがICタグ11から読み取ったメディアIDを取得する。制御部654は、CPUが所定のプログラムを実行することにより実現される。表示部655は、メイン液晶パネル650h(図25(a)参照)およびサブ液晶パネル650g(図25(b)参照)の表示を制御する。
媒体情報送信部652は、赤外線発光部650d(図25(b)参照)を含み、赤外線を用いて、記録再生装置600に対し、記録媒体10のICタグ11から読み取ったメディアIDを送出する。一方、媒体情報受信部113は、赤外線受光部100f(図2参照)を含み、媒体情報送信部652から送信されるメディアIDを受け取る。
検索結果送信部114は、赤外線発光部(図示せず)を含み、赤外線を用いて、携帯情報端末650に対し、検索部102による検索結果を送出する。一方、検索結果受信部653は、赤外線受光部650e(図25(b)参照)を含み、記録再生装置600から送信される検索結果を受け取る。
次に、携帯情報端末650が、記録媒体10からメディアIDを読み取り、記録媒体10に記録されているコンテンツの情報を表示する処理について説明する。
図27は、記録再生装置600および携帯情報端末650の処理内容を示すフローチャートである。
ユーザが、記録内容を知りたい記録媒体10に、携帯情報端末650のICタグリーダ650f(図25(b)参照)を近づけることにより、携帯情報端末650のICタグリーダ650fが、記録媒体10のICタグ11を検知する(ステップ2701)と、ICタグリーダ650fが、読み取り可能な範囲内に近づけられた記録媒体10のICタグ11のメディアIDを読み取る。これにより、ICタグ読取部651は、ICタグ11から読み取られたメディアIDを取得する(ステップ2702)。制御部654は、媒体情報送信部652を用いて、取得したメディアIDを記録再生装置600に送信する(ステップ2703)。
次に、媒体情報受信部113が、メディアIDを受信する(ステップ2704)。制御部106は、受信したメディアIDを検索部102へ受け渡す(ステップ2705)。ここでは、ICタグ11がメディアID「M2」を格納しており、コンテンツリスト記憶部103の内容が図4のとおりであるものとする。
検索部102は、受け取ったメディアIDを検索キーとして、コンテンツリスト記憶部103を検索する(ステップ2706)。コンテンツリスト記憶部103の内容が図4に示す内容であるので、メディアID「M2」で検索すると、r3〜r7を検索結果として得ることができる。
次に、制御部106は、検索結果送信部114へステップ2706の検索結果を受け渡し(ステップ2707)、検索結果送信部114は、受け取った検索結果を携帯情報端末650に送信する(ステップ2708)。
そして、検索結果受信部653が、検索結果を受信する(ステップ2709)。制御部654は、受信した検索結果を表示部655へ受け渡し(ステップ2710)、表示部655は、受け取った検索結果をメイン液晶パネル650cに表示させる(ステップ2711)。ステップ2706の検索結果r3〜r7のうち、メイン液晶パネル650cに表示可能な件数(ここでは、r3〜r6)を抽出し、ディスク名およびタイトル名を表示させた結果が図28(a)である。なお、図28(a)で表示する記録媒体10の残量を求める方法は、実施の形態1と同様である。
また、ステップ2709において、ステップ2706の検索結果と共に、コンテンツに対応する画像ファイルを受信し、メイン液晶パネル650cにサムネイル画像として表示してもよい(図28(b)参照)。
以上のように、本実施形態によれば、携帯情報端末650が、記録媒体10のメディアIDをICタグ11から読み取り、記録再生装置600へ送信する。そして記録再生装置600において、検索部102が、メディアIDを検索キーとして、コンテンツリスト記憶部103を検索することにより、記録媒体10に記録されているコンテンツの情報を取得し、携帯情報端末650へ送信する。携帯情報端末650は、これを受信し、メイン液晶パネル650cに表示する。これにより、記録再生装置600に記録媒体10を挿入することなく、記録再生装置600から離れた場所から、簡単に記録媒体10の記録内容や残容量を確認できる。
本実施形態において、記録再生装置600と携帯情報端末650との間におけるメディアIDおよび検索結果の送受信は、赤外線による通信で実現するものとしたが、これに限定されない。例えば、インターネット接続部を備えた記録再生装置600と、インターネット接続機能を有する携帯情報端末650とを用いて、ユーザが外出先から携帯情報端末650のインターネットを経由して、自宅の記録再生装置600にアクセスしてもよい。これにより、赤外線の届かない場所であっても、記録媒体10の記録内容を知ることができる。
また、図28(a)または(b)の表示態様は一例に過ぎない。メイン液晶パネル650cにおける表示態様は、記録媒体10のコンテンツ情報が表示されていればどのような態様でもよい。コンテンツ情報を表示するのは、メイン液晶パネル650c(図25(a)参照)でなく、サブ液晶パネル650g(図25(b)参照)でもよい。例えば、サブ液晶パネル650gに表示すれば、携帯情報端末650が、二つ折り可能な形状である場合に、ユーザは、携帯情報端末650を折りたたんだ状態のまま、ICタグ11の読み取りと、コンテンツ情報の表示を行うことができる。
なお、携帯情報端末650と記録再生装置600との間の通信が赤外線通信で行われる場合は、記録媒体10のコンテンツ情報は、表示装置656に表示すると同時に、記録再生装置600に接続された表示装置20にも、表示することが好ましい。これにより、携帯情報端末650のメイン液晶パネル650cに表示する場合と比較して、より多くの情報を表示することができる。
なお、本実施形態にかかる記録再生装置600は、実施の形態2の記録再生装置200と同様に、LAN接続部111またはインターネット接続部112によって、LAN40上のサーバ41またはインターネット50上のサーバ51に接続されてもよい。この場合、携帯情報端末650から受信したメディアIDを検索キーとして使用する際、検索部102は、LAN40上のサーバ41のコンテンツリスト記憶部41aまたはインターネット50上のサーバ51のコンテンツリスト記憶部51aを検索対象とすることができる。この場合、記録再生装置600内にコンテンツリストを記憶するためのメモリは不要である。また、記録媒体10に割り当てられたメディアIDが固有であるため、コンテンツリスト記憶部41aまたは51aを、複数の記録再生装置600で共有する場合においても、当該記録媒体10の記録内容を導き出すことができる。
さらに、本実施形態にかかる記録再生装置600は、実施の形態3の記録再生装置300a、300bと同様に、LAN接続部111によって、LAN40上に複数台接続して用いてもよい。この場合、携帯情報端末650から受信したメディアIDを検索キーとして使用する際、検索部102は、LAN40上の複数の記録再生装置600のコンテンツリスト記憶部103を検索対象とすることができる。これにより、携帯情報端末650からメディアIDを送信した記録再生装置600に、当該記録媒体10の記録内容が記憶されていない場合、LAN40等に接続された複数の記録再生装置600に対して、コンテンツ情報を検索することができる。
(実施の形態7)
以下、第七の実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態にかかる携帯情報端末は、記録再生装置のコンテンツリスト記憶部に記録されている情報を、あらかじめ補助記憶媒体に複写し、補助記憶媒体挿入口に当該補助記憶媒体を挿入して使う、携帯電話等である。しかし、携帯情報端末は、携帯電話に限らず、携帯することが可能なものであり、且つ、補助記憶媒体による記録再生装置とのデータのやり取りが可能な情報端末であればよく、PDAまたはパーソナルコンピュータ等の情報端末であってもよい。
ここで、図29を用いて、本実施形態にかかる携帯情報端末700の機能的な構成について説明する。また、ここで説明する携帯情報端末700としての携帯電話の外観は、図25と同様である。
図29に示すように、携帯情報端末700は、ICタグ読取部701、検索部702、コンテンツリスト記憶部703、制御部704、および表示部705を備えている。
ICタグ読取部701は、図25を参照しながら説明したICタグリーダ650fを含み、記録媒体10のICタグ11からメディアIDを読み取る。検索部702および制御部704は、CPUが所定のプログラムを実行することにより実現される。また、コンテンツリスト記憶部703は、補助記憶媒体挿入口650h(図25(a)参照)に挿入された補助記憶媒体650iで実現される。表示部705は、メイン液晶パネル650c(図25(a)参照)およびサブ液晶パネル650g(図25(b)参照)の表示を制御する。
次に、携帯情報端末700が、記録媒体10からメディアIDを読み取り、記録媒体10に記録されているコンテンツの情報を表示する処理について説明する。
図30は、携帯情報端末700の処理内容を示すフローチャートである。
まず、ユーザは、例えば自宅の記録再生装置100の第一補助記憶媒体挿入口100b(図2参照)に補助記憶媒体650iを挿入し、当該補助記憶媒体650iにコンテンツリスト記憶部103の内容を複写する。コンテンツリクエスト記憶部103の中身は、実施の形態1と同様に、当該記録再生装置100に挿入されたことのある記録媒体10のコンテンツ情報を記憶している。ユーザは、記録媒体10を持って外出する際に、携帯情報端末700の補助記憶媒体挿入口650hに補助記憶媒体650iを挿入して、外出先で使用する。
ユーザが、記録内容を知りたい記録媒体10に、携帯情報端末700のICタグリーダ650f(図25(b)参照)を近づける。携帯情報端末700のICタグリーダ650fが、記録媒体10のICタグ11を検知する(ステップ3001)と、ICタグリーダ650fは、読み取り可能な範囲内に近づけられた記録媒体10のICタグ11のメディアIDを読み取る。これにより、ICタグ読取部701は、ICタグ11に格納されたメディアIDを取得する(ステップ3002)。
次に、制御部704は、受信したメディアIDを検索部702へ受け渡す(ステップ3003)。ここでは、ICタグ11がメディアID「M2」を格納しており、コンテンツリスト記憶部703の内容が図4のとおりであるものとする。
検索部702は、受け取ったメディアIDを検索キーとして、コンテンツリスト記憶部703を検索する(ステップ3004)。コンテンツリスト記憶部703の内容が図4に示す内容であるので、メディアID「M2」で検索すると、r3〜r7を検索結果として得ることができる。
次に、制御部704は、表示部705へステップ3004の検索結果を受け渡し(ステップ3005)、表示部705は、受け取った検索結果をメイン液晶パネル650c(図25(a)参照)に表示する(ステップ3006)。ステップ3004の検索結果r3〜r7のうちメイン液晶パネル650cに表示可能な件数(ここではr3〜r6)を抽出し、ディスク名およびタイトル名を表示させた態様が図28(a)である。なお、図28(a)で表示する記録媒体10の残量を求める方法は、実施の形態1と同様の方法である。また、補助記憶媒体650iにサムネイル画像を格納しておき、図28(b)に示すように、メイン液晶パネル650cに表示してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザが、記録内容を知りたい記録媒体10に携帯情報端末700を近づけるだけで、携帯情報端末700が、記録媒体10のメディアIDをICタグ11から読み取り、検索部702が、メディアIDを検索キーとして、コンテンツリスト記憶部703を検索することにより、記録媒体10に記録されているコンテンツの情報をメイン液晶パネル650cに表示する。これにより、例えばユーザが記録媒体10を持って外出する際に、記録再生装置のコンテンツリスト記憶部と同一内容を保持した補助記憶媒体650iを携帯情報端末700にセットしておけば、外出先でも、簡単に記録媒体10の記録内容や残量を確認できる。なお、本実施形態における携帯情報端末が、記録媒体10に記録されているコンテンツの情報を表示する際の表示態様は、実施の形態6と同様である。
(実施の形態8)
以下、第八の実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる記録再生装置は、記録媒体10へコンテンツを記録したり、記録媒体10のコンテンツをテレビ受像機等の表示装置に表示したりすることができる記録再生装置であり、ユーザが録画予約をしたときに、コンテンツリスト記憶部に記憶されている情報に基づき、予約されたコンテンツをどの記録媒体10へ記録することが可能かを表示する機能を持つ。
ここで、図31を用いて、本実施の形態にかかる記録再生装置800の構成について説明する。図31は、本実施形態の記録再生装置の機能的な構成を示すブロック図である。なお、本実施形態において、実施の形態1の記録再生装置100と同様の機能を実現する構成に関しては、図31において実施の形態1と同一の番号を付番し、説明を省略する。また、ここで説明する記録再生装置800の外観は、図2と同様である。
図31に示すように、記録再生装置800は、ICタグ読取部101、検索部102、コンテンツリスト記憶部803、時刻計測部104、コンテンツリスト管理部105、および制御部106を備えている。また、記録再生装置800は、録画時間記憶部116、空き容量記憶部118、および比較部119を備えている。記録再生装置800は、さらに、録画予約情報記憶部120、記録再生処理部108、画像処理部109、および表示制御部110を備えている。記録再生装置800は、すなわち、コンテンツリスト記憶部103の代わりに、コンテンツリスト記憶部803を有し、録画時間記憶部116、空き容量記憶部118、比較部119、および録画予約情報記憶部120を有する点において、実施形態1の記録再生装置100と異なる。
比較部119は、CPUが所定のプログラムを実行することにより実現される。録画時間記憶部116および空き容量記憶部118は、メモリ等を用いた一時記憶部である。また、コンテンツリスト記憶部803および録画予約情報記憶部120は、メモリあるいはハードディスクドライブ等である。
次に、図34を参照しながら、記録再生装置800のコンテンツリスト記憶部803に記憶される情報について説明する。図34は、コンテンツリスト記憶部803に記憶されるコンテンツリストの一例を示す説明図である。コンテンツリスト記憶部803は、記録再生装置800に挿入されたことのある記録媒体10に関して、メディアID、ディスク名、タイトル名、画像ファイル名、パス情報、録画日、総容量、空き容量、録画時間、および最終アクセス日を、各コンテンツ単位で重複することなく記憶している。すなわち、コンテンツリスト記憶部803は、実施の形態1において、図4を参照しながら説明したコンテンツリスト記憶部103とは、総容量および空き容量を記憶している点で異なっている。
メディアIDは、記録媒体10に割り当てられた固有の識別子である。ディスク名は記録媒体10につけられた名前であり、タイトル名は各コンテンツのタイトルである。画像ファイル名は、各コンテンツのサムネイル表示用の画像ファイルの名前である。パス情報は、コンテンツリスト記憶部803における、当該画像ファイルが格納される場所を示す。録画日はコンテンツを記録した日付であり、録画時間はコンテンツの記録時間である。最終アクセス日は、記録媒体10へ記録再生装置800が最後にアクセスした日付である。メディアID、ディスク名、タイトル名、画像ファイル名、パス情報、録画日、最終アクセス日、および録画時間は、コンテンツごとに記憶される。
総容量は、記録媒体10にユーザデータを記録することができる容量を示す。空き容量は、総容量から当該記録メディア10に記録されている各コンテンツの録画時間を合計した数値を引いた値であり、記録媒体10に残っている容量を示す。また、総容量および空き容量は、記録媒体10ごとに記憶される。
コンテンツリスト記憶部803は、記録再生装置800に記録媒体10が挿入される都度、または記録媒体10に対してコンテンツの記録または削除を行う都度、記録媒体10からメディアIDおよびコンテンツ情報を取得し更新される。なお、メディアIDならびに総容量は、記録媒体10のリードイン領域12から取得され、コンテンツ情報は、記録媒体10のユーザ領域13から取得される。
図34では、録画時間、総容量、および空き容量を、分単位で表記しているが、分単位で表記する代わりに、時間単位で表記してもよいし、ビット(bit)、バイト(byte)等の単位を用いた記録容量を表す数値で表記してもよい。なお、図34に示した表は、データの内容を概念的に示したものであって、実際のデータフォーマットはこの例に限定されない。
次に、図32を参照しながら、記録再生装置800の録画予約情報記憶部120に記憶される情報について説明する。図32は、録画予約情報記憶部120に記憶される録画予約情報の一例を示す説明図である。
図32に示すように、録画予約情報記憶部120は、録画対象コンテンツのそれぞれに関して、タイトル名、録画開始日時、録画終了日時、録画チャンネル、および録画時間を記憶している。これらは、ユーザによる入力か、あるいはEPG等の電子番組表から、録画を開始する以前に、録画予約として登録される。
タイトル名は各コンテンツのタイトル(番組名等)である。ユーザは、記録再生装置800の編集機能を使用することによって、タイトル名を、任意の名前に編集することができる。EPG等を用いて予約した場合は、ここにはEPGから取得した番組名が登録される。
録画開始日時および録画終了日時は、コンテンツの録画を開始する日時およびコンテンツの録画を終了する日時である。録画チャンネルは、記録対象となるコンテンツが放送されるチャンネルを表している。録画時間はコンテンツの記録時間であり、録画開始日時から録画終了日時の間の時間を示している。図32では、録画時間を、分単位で表記しているが、分単位で表記する代わりに、時間単位で表記してもよいし、ビット(bit)、バイト(byte)等の単位を用いた記録容量を表す数値で表記してもよい。なお、図32は、データの内容を概念的に示したものであって、実際のデータフォーマットはこの例に限定されない。
次に、記録再生装置800が、ユーザが新たにコンテンツを記録しようとする際、どの記録媒体10に新たに記録しようとするコンテンツを記録することが可能かを表示する際の処理について説明する。
図33は、記録再生装置800の処理内容を示すフローチャートである。ここでは、ユーザは、図32に示す録画予約情報r8のコンテンツを録画するための記録媒体10を探しているものとする。
まず、コンテンツリスト管理部105は、ユーザが録画しようとしているコンテンツの情報を、録画予約情報記憶部120の録画予約情報から取得する(ステップ3301)。制御部106は、ステップ3301で取得された録画予約情報の録画時間を、録画時間記憶部116へ記憶する(ステップ3302)。ここでは、図32に示すように、録画予約情報記憶部120には複数の録画予約情報が記録されているが、ユーザが録画予約情報r8を指定することにより、録画予約情報r8の録画時間「20」が、録画時間記憶部116へ記憶される。
次に、制御部106は、コンテンツリスト記憶部803に記憶されているすべての記録媒体10について、録画対象コンテンツを記録することができるか否かについて判断する(ステップ3303)。このステップ3303の処理の詳細は次のとおりである。
まず、コンテンツ管理部105は、コンテンツリスト記憶部803に記憶されているすべての記録媒体10について、コンテンツリスト記憶部803に記憶されている順に先頭から、空き容量を取得し、空き容量記憶部118へ記憶する。そして、比較部119が、ステップ3302で録画時間記憶部116へ記憶した録画時間と、空き容量記憶部118へ記憶させた各記録媒体の空き容量とを順次比較する。これにより、コンテンツリスト記憶部803に記憶されているすべての記録媒体10について、録画対象コンテンツを記録することができるか判断できる。
例えば、図34に示すコンテンツリスト記憶部803の先頭(図34のr12)に記憶されている記録媒体10(メディアID「M1」)の空き容量は「10」であり、この空き容量が、空き容量記憶部118へ記憶される。録画時間記憶部116には、ユーザが録画しようとするコンテンツの録画時間「20」が記憶されている。従って、メディアID「M1」の記録媒体10は、録画対象コンテンツを録画する空き容量を有していないと判断される。
コンテンツリスト記憶部803に記憶されているすべての記録媒体10について、録画対象コンテンツを録画できるかどうかの判断を終えた後、制御部106は、表示制御部110に、ステップ3303の比較結果に基づき、コンテンツリスト記憶部803に記録されている記録媒体10のうち、どの記録媒体10に、録画対象コンテンツを記録できるかを表示させる(ステップ3304)。ユーザによって指定された録画対象コンテンツ図32の録画予約情報r8の録画時間と、図34に示すコンテンツリスト記憶部803のすべての記録媒体10における空き容量とを比較し、表示装置20に一覧表示させた結果の一例が、図35である。
以上のように、本実施形態によれば、記録再生装置800のコンテンツリスト記憶部803に登録されている記録媒体10について、コンテンツリスト記憶部803のコンテンツ情報から空き容量を取得し、録画予約したコンテンツを録画するために必要な容量と比較することで、録画予約したコンテンツを録画することが可能な記録媒体を検索してユーザにわかるように表示することができる。
なお、図35に示した例では、録画予約したコンテンツを記録することが可能な記録媒体10について、太枠で囲むことによって強調表示した。しかし、記録再生装置800の表示態様は、この一例に限定されない。例えば、図33を参照しながら説明したステップ3303の比較結果に基づき、録画対象コンテンツを記録できる記録媒体10だけをコンテンツリスト記憶部803から抽出し、抽出した記録媒体10に関する情報を表示してもよい。これにより、ユーザは、録画可能な記録媒体10を容易に知ることができる。
(実施の形態9)
以下、第九の実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる記録再生装置は、記録媒体10へコンテンツを記録したり、記録媒体10のコンテンツをテレビ受像機等の表示装置に表示したりすることができる記録再生装置であり、ユーザが録画予約をしたときに、コンテンツリスト記憶部に記憶されている情報に基づいて、予約されたコンテンツのタイトル名と同じタイトル名のコンテンツが記録されている記録媒体10の情報を表示する機能を持つ。
ここで、図36を用いて、本実施の形態にかかる記録再生装置900の構成について説明する。図36は、本実施形態の記録再生装置の機能的な構成を示すブロック図である。なお、本実施形態において、実施の形態1または8と同様の機能を実現する構成に関しては、図36において実施の形態1または8と同一の番号を付番し、説明を省略する。また、ここで説明する記録再生装置900の外観は、図2と同様である。
図36に示すように、記録再生装置900は、ICタグ読取部101、検索部102、コンテンツリスト記憶部103、時刻計測部104、コンテンツリスト管理部105、および制御部106を備えている。また、記録再生装置900は、録画タイトル名記憶部115、録画済タイトル名記憶部117、および比較部119を備えている。記録再生装置900は、さらに、録画予約情報記憶部120、記録再生処理部108、画像処理部109、および表示制御部110を備えている。すなわち、記録再生装置900は、録画タイトル名記憶部115、録画済タイトル名記憶部117、比較部119、および録画予約情報記憶部120を有する点において、実施形態1の記録再生装置100と異なる。
録画タイトル名記憶部115、録画済タイトル名記憶部117は、メモリ等を用いた一時記憶部である。
次に、記録再生装置900が、ユーザが新たにコンテンツを記録しようとする際、記録しようとするコンテンツのタイトル名と同じタイトル名のコンテンツが、どの記録媒体10に記録されているかを表示する際の処理について説明する。
図37は、記録再生装置900の処理内容を示すフローチャートである。ここでは、ユーザは、図32に示す録画予約情報r10のコンテンツを録画するための記録媒体10を探しているものとする。
まず、コンテンツリスト管理部105は、ユーザが録画しようとしているコンテンツの情報を、録画予約情報記憶部120の録画予約情報から取得する(ステップ3701)。制御部106は、ステップ3701で取得された録画予約情報のタイトル名を、録画タイトル名記憶部115へ記憶する(ステップ3702)。ここでは、図32に示すように、録画予約情報記憶部120には複数の録画予約情報が記録されているが、ユーザが録画予約情報r10を指定することにより、録画予約情報r10のタイトル名「Drama」が、録画タイトル名記憶部115へ記憶される。
次に、制御部106は、コンテンツリスト記憶部103に記憶されているすべてのコンテンツそれぞれに関し、録画対象コンテンツのタイトル名と同じタイトル名のコンテンツであるか否かについて判断する(ステップ3703)。このステップ3703の処理の詳細は次のとおりである。
まず、コンテンツリスト管理部105は、コンテンツリスト記憶部103に記憶されているすべてのコンテンツ情報について、コンテンツリスト記憶部103に記憶されている順に先頭から、タイトル名を取得し、録画済タイトル名記憶部117へ記憶する。そして、比較部119が、ステップ3702で録画タイトル名記憶部115へ記憶したタイトル名と、録画済タイトル名記憶部117へ記憶させた各コンテンツのタイトル名とを、順次比較する。これによりコンテンツリスト記憶部103に記憶されているすべてのコンテンツ情報について、録画対象コンテンツのタイトル名と同じタイトル名のコンテンツがあるか判断できる。
例えば、図4に示すコンテンツリスト記憶部103の先頭(図4のr1)に記憶されている記録媒体10(メディアID「M1」)のコンテンツのタイトル名は「Cinema1」であり、このタイトル名が、録画済タイトル名記憶部117へ記憶される。録画タイトル名記憶部115には、ユーザが録画しようとするコンテンツのタイトル名「Drama」が記憶されている。従って、メディアID「M1」の記録媒体10の録画済コンテンツは、録画対象コンテンツと同一コンテンツではないと判断される。
コンテンツリスト記憶部103に記憶されているすべてのコンテンツについて、録画対象コンテンツと同一コンテンツであるかどうかの判断を終えた後、制御部106は、表示制御部110に、ステップ3703の比較結果に基づき、コンテンツリスト記憶部103に記録されている記録媒体10のうち、どの記録媒体10が、録画対象コンテンツと同一コンテンツを記録しているかを表示させる(ステップ3704)。ユーザによって指定された録画対象コンテンツ(図32の録画予約情報r10)のタイトル名と、図4に示すコンテンツリスト記憶部103のすべてのコンテンツにおけるタイトル名とを比較し、どの記録媒体10に、録画対象コンテンツと同タイトルのコンテンツが記録されているかを、表示装置20に一覧表示させた結果の一例が、図38である。
以上のように、本実施形態によれば、記録再生装置900のコンテンツリスト記憶部103に登録されているすべての記録媒体10について、コンテンツリスト記憶部103のコンテンツ情報から、コンテンツのタイトル名を取得し、録画予約したコンテンツのタイトル名と比較することで、録画予約したコンテンツのタイトル名と同じタイトル名のコンテンツが、どの記録媒体に記録されているかを検索することができる。これにより、例えば、ドラマ等の複数回からなる連続番組を一つの記録媒体にまとめて記録したい場合等に有用である。
なお、図38に示した例では、録画予約したコンテンツのタイトル名と同じタイトル名のコンテンツを有する記録媒体10について、太枠で囲むことによって強調表示した。しかし、記録再生装置900の表示態様は、この一例に限定されない。例えば、図37を参照しながら説明したステップ3703の比較結果に基づき、録画対象コンテンツと同一コンテンツを記録している記録媒体10だけをコンテンツリスト記憶部103から抽出し、抽出した記録媒体に関する情報を表示してもよい。これにより、ユーザは、同一コンテンツを記録している記録媒体10を容易に知ることができる。
また、本実施形態では、同一コンテンツであるか否かの判断は、コンテンツのタイトル名によって行うと記載したが、この一例に限定されない。例えば「野球」、「料理」等のようなコンテンツのカテゴリを表す名称を用いてもよいし、録画開始時間または録画チャンネル等の組み合わせを用いて、同一コンテンツであるか否かを判断してもよい。
さらに、同一コンテンツであると判断するのは、各コンテンツのタイトル名が、完全にする場合に限定されない。すなわち、各コンテンツのタイトル名が、部分一致する場合についても同一コンテンツであると判断してもよい。部分一致とは、前方一致(タイトル名の文字列の先頭から数文字が一致する場合)、中間一致(タイトル名の文字列に含まれる数文字が一致する場合)、および後方一致(タイトル名の文字列の後方から数文字が一致する場合)を含む。例えば、前方一致で同一コンテンツを判断する場合であって、録画予約したコンテンツのタイトル名が「英会話」であるときには、「英会話 初級編」や「英会話 ビジネス編」も同一コンテンツであると判断される。
(実施の形態10)
以下、第十の実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる記録再生装置は、記録媒体10へコンテンツを記録したり、記録媒体10のコンテンツをテレビ受像機等の表示装置に表示したりすることができる記録再生装置である。また、本実施形態にかかる遠隔操作装置は、当該記録再生装置に対して離れた距離から操作信号を送信することができる。
図39は、本実施形態の記録再生装置1000および遠隔操作装置1050の機能的な構成を示すブロック図である。なお、記録再生装置1000および遠隔操作装置1050において、実施形態1、4または8で説明した構成と同様の機能を実現する構成に関しては、図39において、実施の形態1、4または8で説明した構成と同一番号を付番し、説明を省略する。また、記録再生装置1000の外観は、図2と同様であり、遠隔操作装置1050の外観は、図18と同様である。
本実施形態では、ユーザが録画予約をしたときに、予約されたコンテンツを記録できる残容量のある記録媒体を、複数の記録媒体10の中から、容易に探すことができるよう、ユーザが記録媒体10のICタグ11を遠隔操作装置1050に設けられたICタグ読取部451で読み取ると、その記録媒体10に前記予約コンテンツを記録可能であるかが表示されるようになっている。
図39に示すように、記録再生装置1000は、媒体情報受信部113、検索部102、コンテンツリスト記憶部803、時刻計測部104、コンテンツリスト管理部105、および制御部106を備えている。また、記録再生装置1000は、録画時間記憶部116、空き容量記憶部118、比較部119、および比較結果送信部121を備えている。記録再生装置1000は、さらに、録画予約情報記憶部120、記録再生処理部108、画像処理部109、および表示制御部110を備えている。すなわち、記録再生装置1000は、ICタグ読取部101の代わりに、媒体情報受信部113と比較結果送信部121とを有し、コンテンツリスト記憶部103の代わりにコンテンツリスト記憶部803を有し、録画時間記憶部116、空き容量記憶部118、比較部119および比較結果送信部121を有する点において、実施形態1の記録再生装置100と異なる。
遠隔操作装置1050は、ICタグ読取部451、媒体情報送信部452、比較結果受信部456、制御部454、および表示部455を備えている。すなわち、遠隔操作装置1050は、検索結果受信部453の代わりに、比較結果受信部456を有する点において、実施形態4の遠隔操作装置450と異なる。
比較結果送信部121は、赤外線発光部(図示せず)を含み、赤外線を用いて、遠隔操作装置1050に対し、比較部119による比較結果を送出する。一方、比較結果受信部456は、赤外線受光部450e(図18参照)を含み、比較結果送信部121から送信される比較結果を受け取る。
コンテンツリスト記憶部803に記憶される情報は、実施の形態8と同様である。図34は、コンテンツリスト記憶部803に記憶されるコンテンツリストの一例を示す説明図である。
図34に示すように、コンテンツリスト記憶部803は、記録再生装置1000に挿入されたことのある記録媒体10に関して、メディアID、ディスク名、タイトル名、画像ファイル名、パス情報、録画日、総容量、空き容量、録画時間、および最終アクセス日を、各コンテンツ単位で重複することなく記憶している。
記録再生装置1000の録画予約情報記憶部120に記録される情報は、実施の形態8と同様である。図32は、録画予約情報記憶部120に記憶するコンテンツリストの一例を示す説明図である。
図32に示すように、録画予約情報記憶部120は、録画対象コンテンツのそれぞれに関して、タイトル名、録画開始日時、録画終了日時、録画チャンネル、および録画時間を記憶している。これらは、ユーザによる入力か、あるいはEPG等の電子番組表から、録画を開始する以前に、録画予約として登録される。
なお、図32および図34に示した表は、データの内容を概念的に示したものであって、実際のデータフォーマットはこの例に限定されない。
図40は、記録再生装置1000の処理内容を示すフローチャートである。ここでは、ユーザは、図32に示す録画予約情報r8のコンテンツを録画するための記録媒体10を探しているものとする。
まず、コンテンツリスト管理部105は、ユーザが録画しようとしているコンテンツの情報を、録画予約情報記憶部120の録画予約情報から取得する(ステップ4001)。制御部106は、録画予約情報の録画時間を、録画時間記憶部116へ記憶する(ステップ4002)。ここでは、図32に示すように、録画予約情報記憶部120には複数の録画予約情報が記録されているが、ユーザが録画予約情報r8を指定することにより、録画予約情報r8の録画時間「20」が、録画時間記憶部116へ記憶される。
次に、ユーザは、録画しようとするコンテンツを録画することができるかを確認したい記録媒体10に、遠隔操作装置1050のICタグリーダ450f(図18参照)を近づける。遠隔操作装置1050のICタグリーダ450fが、読み取り可能範囲内の記録媒体10のICタグ11を検知する(ステップ4003)と、ICタグリーダ450fは、読み取り可能範囲内の記録媒体10のICタグ11のメディアIDを読み取る。これにより、ICタグ読取部451は、ICタグ11に格納されたメディアIDを取得する(ステップ4004)。制御部454は、媒体情報送信部452を用いて、取得したメディアIDを記録再生装置1000に送信する(ステップ4005)。
そして、媒体情報受信部113が、遠隔操作装置1050からメディアIDを受信する(ステップ4006)。制御部106は、受信したメディアIDを検索部102へ受け渡す(ステップ4007)。ここでは、ICタグ11がメディアID「M1」を格納しており、コンテンツリスト記憶部803の内容が図34のとおりであるものとする。
制御部106は、検索部102に、受け取ったメディアIDを検索キーとして、コンテンツリスト記憶部803を検索させ、受け取ったメディアIDに該当する記録媒体10に、録画対象コンテンツを記録するための残容量があるか否かについて判断させる(ステップ4008)。ステップ4008の判断は、空き容量記憶部118に記憶された空き容量と、録画時間記憶部116に記憶された録画時間とを比較することにより行われる。
例えば、図34に示すコンテンツリスト記憶部803から、メディアID「M1」を検索キーとして、取得される記録媒体10(図34のr12)の空き容量は「10」であり、この空き容量が、空き容量記憶部118へ記憶される。録画時間記憶部116には、ユーザが指定した録画しようとするコンテンツの録画時間「20」が記憶されている。従って、メディアID「M1」の記録媒体10は、録画対象コンテンツを録画することができないと判断される。
そして、制御部106は、比較結果送信部121に、比較結果を遠隔操作装置1050へ送信させる(ステップ4009)。
比較結果受信部456は、比較結果を受信し、制御部454へ渡す(ステップ4010)。制御部454は、比較結果に基づき、記録媒体10に空き容量があるか否かを、表示部455に液晶パネル450c(図18参照)へ表示させる(ステップ4011)。ここでは、ステップ4008の判断により、制御部454が、記録媒体10が録画対象コンテンツを録画することができないため、液晶パネル450cに、録画不可能であることを表示させる。このように、録画対象コンテンツの録画時間と、記録媒体10の空き容量とを比較し、録画可能かどうかを遠隔操作装置1050の液晶パネル450cで確認することができる。このため、ユーザは、例えば、棚等に並べられた複数の記録媒体10に遠隔操作装置1050を近づけて、これら複数の記録媒体10のICタグ11を順次読み取らせることにより、それらの記録媒体10のうちどれに録画対象コンテンツを記録することができるかを、容易に判断することができる。
ステップ4011における表示態様は、記録媒体10に空き容量があるか否かをユーザが理解できれば、任意の態様でよい。また、液晶パネル450cへの表示に限らず、例えば、遠隔操作装置1050から音を発生させて、記録媒体10が録画対象コンテンツを録画できることをユーザに知らせる構成としてもよい。
以上のように、本実施形態では、録画対象コンテンツの録画時間と、遠隔操作装置1050のICタグリーダ450fで読み取ったメディアIDに対応する記録媒体10の空き容量とを、比較する。これにより、ユーザは、複数の記録媒体10の中から、録画しようとするコンテンツを録画することができる記録媒体10を、容易に探すことができる。
なお、本実施形態において、記録媒体10のICタグ11を読み取るために、遠隔操作装置1050を用いたが、遠隔操作装置1050の代わりに実施の形態6で説明した携帯情報端末650を用いても、同等の効果が得られる。
以上の実施形態では、記録媒体としてDVDを例示したが、本発明の記録媒体は、DVD等の光ディスクに限らず、磁気ディスク、光磁気ディスク等としても実施可能である。また、本発明の記録媒体は、これらのディスク状記録媒体に限定されるものでもなく、記録再生装置に対して脱着可能な任意の記録媒体として、本発明を実施可能である。また、記録済みのコンテンツの情報を確認する用途であれば、再生専用の記録媒体として実施することも可能である。
なお、実施の形態1〜10において、ICタグの代わりに、バーコードを用いてもよい。この場合、ICタグリーダの代わりに、バーコードリーダを用いることとなる。バーコードは、1次元コードまたは2次元コードを含み、QRコード等であってもよい。
また、実施の形態1〜10において、ICタグは、書き換え可能なものを用いることが好ましい。この場合、例えば、自宅以外の場所で記録媒体に新たにコンテンツを記録した際、自宅の記録再生装置のコンテンツリスト記憶部と、記録媒体のコンテンツ情報との間に齟齬が生じる。そのため、記録媒体に対してコンテンツの記録または削除が行われた場合には、当該記録媒体のICタグに対して、記録媒体の記録内容が変更された旨を登録する(変更フラグをオンにする)ことが好ましい。変更フラグは、当該記録媒体が記録再生装置に挿入され、当該記録媒体のコンテンツ情報がコンテンツリスト記憶部に反映されるまで、オン状態のまま保持されるものとする。さらに、変更フラグがオンの状態で、ICタグをICタグリーダに読み込ませた際には、当該記録媒体のコンテンツ情報をコンテンツリスト記憶部に反映させるために、記録再生装置に挿入するように、ユーザを促すメッセージを、表示装置に表示することが好ましい。これにより、記録媒体のコンテンツ情報と、記録再生装置のコンテンツリスト記憶部のコンテンツ情報との間に不整合が起こるのを防ぐことができる。
また、ICタグは、記録媒体のコンテンツ情報を記録していてもよい。この場合、各実施形態において、記録再生装置または携帯情報端末におけるコンテンツリスト記憶部およびコンテンツリスト記憶部に対する検索が不要となり、ICタグリーダによる読み込み結果を、表示装置に表示するだけでよい。これにより、ユーザは記録媒体のコンテンツ情報を容易に確認することができる。
さらに、ICタグに、記録媒体の残容量を保持し、更新することができることが好ましい。この場合、記録再生装置にICタグライタを設け、記録媒体にコンテンツを記録または削除する都度、当該記録媒体のICタグの残容量を更新する。これにより、記録媒体のICタグをICタグリーダで読み込むだけで、当該記録媒体の空き容量を容易に確認することができる。
本発明は、記録媒体を記録再生装置に挿入することなく、当該記録媒体に記録されているコンテンツの情報をユーザに提示することが可能な記録媒体、記録再生装置およびその遠隔操作装置、携帯情報端末として有用である。
図1(a)は、本発明の実施の形態1における記録媒体の構成を示す平面図であり、図1(b)は、本発明の実施の形態1における他の記録媒体の別態様を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における記録再生装置の外観を示す正面図である。 本発明の実施の形態1における記録再生装置の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるコンテンツリスト記憶部に格納するコンテンツリストの一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態1における第一の処理を表すフローチャートである。 図4のコンテンツリストに対し、第一の処理を実行した後のコンテンツリストを示す説明図である。 本発明の実施の形態1における第二の処理を表すフローチャートである。 図4のコンテンツリストに対し、第二の処理を実行した後のコンテンツリストを示す説明図である。 本発明の実施の形態1における記録再生装置の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における記録再生装置の第一の表示態様を示す説明図である。 本発明の実施の形態1における記録再生装置の第二の表示態様を示す説明図である。 本発明の実施の形態1における記録再生装置の第三の表示態様を示す説明図である。 本発明の実施の形態2における記録再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における記録再生装置の構成の他の態様を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における記録再生装置の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3における記録再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3における記録再生装置の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4における記録再生装置の遠隔操作装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4における記録再生装置および遠隔操作装置の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4における記録再生装置および遠隔操作装置の処理内容を示すフローチャートである。 図21(a)は、本発明の実施の形態4または5における遠隔操作装置の第一の表示態様を示す説明図である。図21(b)は、本発明の実施の形態4または5における遠隔操作装置の第二の表示態様を示す説明図である。 本発明の実施の形態5における記録再生装置および遠隔操作装置の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態5における記録再生装置および遠隔操作装置の機能的な構成の他の態様を示すブロック図である。 本発明の実施の形態5における記録再生装置および遠隔操作装置の処理内容を示すフローチャートである。 図25(a)は、本発明の実施の形態6における携帯情報端末の外観を示す斜視図である。図25(b)は、本発明の実施の形態6における携帯情報端末を折りたたんだ状態の正面を示す正面図である。図25(c)は、本発明の実施の形態6における携帯情報端末を折りたたんだ状態の背面を示す正面図である。 本発明の実施の形態6における記録再生装置および携帯情報端末の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態6における記録再生装置および携帯情報端末の処理内容を示すフローチャートである。 図28(a)は、本発明の実施の形態6または7における携帯情報端末の第一の表示態様を示す説明図である。図28(b)は、本発明の実施の形態6または7における携帯情報端末の第二の表示態様を示す説明図である。 本発明の実施の形態7における携帯情報端末の機能的な構成の他の態様を示すブロック図である。 本発明の実施の形態7における携帯情報端末の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態8における記録再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における録画予約情報記憶部に格納するコンテンツリストの他の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態8における記録再生装置の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるコンテンツリスト記憶部に格納するコンテンツリストの一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態8における記録再生装置の表示態様を示す説明図である。 本発明の実施の形態9における記録再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態9における記録再生装置の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態9における記録再生装置の表示態様を示す説明図である。 本発明の実施の形態10における記録再生装置および遠隔操作装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態10における記録再生装置の処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10 記録媒体
11 非接触記憶部
12 リードイン領域
13 ユーザ領域
14 リードアウト領域
15 クランパエリア
20 表示装置
21、22 前画面/次画面ボタン
40 LAN(構内回線)
41 サーバ
41a、51a コンテンツリスト記憶部
50 インターネット
51 サーバ
100、200、300a、300b、400、500、600、800、900、1000 記録再生装置
100a、450a、650a、750a 電源ボタン
100b 第一補助記憶媒体
100c 第二補助記憶媒体
100d 記録媒体挿入口
100e、450c 液晶パネル
100f、450e、650e 赤外線受光部
100g、450f、650f ICタグリーダ
101、451、651、701 ICタグ読取部
102、702 検索部
103、703、8030 コンテンツリスト記憶部
104 時刻計測部
105 コンテンツリスト管理部
106、454、654、704 制御部
107 録画コンテンツ情報記憶部
108 記録再生処理部
109 画像処理部
110 表示制御部
111 LAN接続部
112 インターネット接続部
113 媒体情報受信部
114 検索結果送信部
115 録画タイトル名記憶部
116 録画時間記憶部
117 録画済タイトル名記憶部
118 空き容量記憶部
119 比較部
120 録画予約情報記憶部
121 比較結果送信部
450、1050 遠隔操作装置
450b、650b 操作ボタン群
450d、650d 赤外線発光部
452、652 媒体情報送信部
453、653 検索結果受信部
455、655、705 表示部
456 比較結果受信部
650、700 携帯情報端末
650c メイン液晶パネル
650g サブ液晶パネル
650h 補助記憶媒体挿入口
650i 補助記憶媒体

Claims (26)

  1. コンテンツを記録する記録層を有する記録媒体であって、
    前記記録層以外の箇所に、非接触で読み取り可能な非接触記憶部を備え、
    前記非接触記憶部が、当該記録媒体に固有に割り当てられた媒体識別子を含む媒体情報を格納していることを特徴とする記録媒体。
  2. 前記非接触記憶部が、ICタグである、請求項1に記載の記録媒体。
  3. 前記非接触記憶部が、バーコードである、請求項1に記載の記録媒体。
  4. 前記媒体情報が、前記記録層に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報をさらに含む、請求項1〜3のいずれかに記載の記録媒体。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の記録媒体の前記非接触記憶部に格納された前記媒体情報から、少なくとも前記媒体識別子を取得する媒体情報取得部と、
    前記記録媒体の記録層に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報を、前記媒体識別子に関連付けて記憶したコンテンツ情報記憶部から、前記媒体情報取得部が取得した媒体識別子に対応するコンテンツ情報を検索する検索部と、
    前記検索部による検索結果を表示装置へ表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする記録再生装置。
  6. 前記媒体情報取得部が、記録再生装置に取り付けられ、前記非接触記憶部に格納された媒体情報のうち、少なくとも媒体識別子を読み取る非接触読取部である、請求項5に記載の記録再生装置。
  7. 前記記録再生装置の遠隔操作装置に、前記非接触記憶部に格納された媒体情報のうち、少なくとも媒体識別子を読み取る非接触読取部が設けられ、
    前記媒体情報取得部は、前記非接触読取部により読み取られた媒体識別子を、前記遠隔操作装置から無線通信により受信する、請求項5に記載の記録再生装置。
  8. 前記記録再生装置と通信可能な携帯情報端末に、前記非接触記憶部に格納された媒体情報のうち、少なくとも媒体識別子を読み取る非接触読取部が設けられ、
    前記媒体情報取得部は、前記非接触読取部により読み取られた媒体識別子を、前記携帯情報端末から受信する、請求項5に記載の記録再生装置。
  9. 前記コンテンツ情報記憶部が、記録再生装置内に設けられた、請求項5に記載の記録再生装置。
  10. 前記コンテンツ情報記憶部が、記録再生装置外に設けられ、
    前記コンテンツ情報記憶部と、通信網を介して通信する通信制御部をさらに備えた、請求項5に記載の記録再生装置。
  11. 前記表示装置が、記録再生装置に接続されたテレビ受像機である、請求項5に記載の記録再生装置。
  12. 前記表示装置が、記録再生装置に設けられた表示パネルである、請求項5に記載の記録再生装置。
  13. 前記表示装置が、携帯情報端末の表示パネルである、請求項8に記載の記録再生装置。
  14. 請求項4に記載の記録媒体の前記非接触記憶部から、前記媒体情報を読み取る非接触読取部と、
    前記非接触読取部による読取結果を表示装置に表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする記録再生装置。
  15. 前記コンテンツ情報記憶部が、各コンテンツの代表画像をさらに記憶し、
    前記表示制御部が、前記コンテンツ情報と共に前記代表画像を表示装置に表示させる、請求項5または14に記載の記録再生装置。
  16. 記録媒体の総容量と、当該記録媒体の記録済み容量とに基づいて、記録媒体の残容量を演算する残量演算部をさらに備え、
    前記表示制御部が、前記コンテンツ情報と共に前記残容量を前記表示装置に表示させる、請求項5または14に記載の記録再生装置。
  17. 記録再生装置の遠隔操作装置であって、
    請求項1〜3のいずれかに記載の記録媒体の前記非接触記憶部に格納された前記媒体情報から、少なくとも前記媒体識別子を読み取る非接触読取部と、
    前記媒体識別子を前記記録再生装置へ送信する媒体識別子送信部と、
    前記記録媒体の記録層に記録されたコンテンツ情報を前記媒体識別子に関連付けて記憶したコンテンツ情報記憶部から、前記媒体識別子に基づいて、前記媒体識別子に対応するコンテンツ情報を検索した結果を、前記記録再生装置から受信する検索結果受信部と、
    表示パネルと、
    前記検索結果受信部が受信したコンテンツ情報を前記表示パネルに表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする記録再生装置の遠隔操作装置。
  18. 記録再生装置の遠隔操作装置であって、
    請求項4に記載の記録媒体の前記非接触記憶部から、前記媒体情報を読み取る非接触読取部と、
    表示パネルと、
    前記非接触読取部による読取結果を前記表示パネルに表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする記録再生装置の遠隔操作装置。
  19. 記録再生装置と通信可能な携帯情報端末であって、
    請求項1〜3のいずれかに記載の記録媒体の前記非接触記憶部に格納された前記媒体情報から、少なくとも前記媒体識別子を読み取る非接触読取部と、
    前記媒体識別子を前記記録再生装置へ送信する媒体識別子送信部と、
    前記記録媒体の記録層に記録されたコンテンツ情報を前記媒体識別子に関連付けて記憶したコンテンツ情報記憶部から、前記媒体識別子に基づいて、前記媒体識別子に対応するコンテンツ情報を検索した結果を、前記記録再生装置から受信する検索結果受信部と、
    表示パネルと、
    前記検索結果受信部が受信したコンテンツ情報を前記表示パネルに、表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする携帯情報端末。
  20. 記録再生装置と通信可能な携帯情報端末であって、
    請求項4に記載の記録媒体の前記非接触記憶部から、前記媒体情報を読み取る非接触読取部と、
    表示パネルと、
    前記非接触読取部による読取結果を前記表示パネルに表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする携帯情報端末。
  21. 請求項1〜3のいずれかに記載の記録媒体の前記非接触記憶部に格納された前記媒体情報から、少なくとも前記媒体識別子を読み取る非接触読取部と、
    前記記録媒体の記録層に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報を、前記媒体識別子に関連付けて記憶したコンテンツ情報記憶部と、
    前記非接触読取部が読み取った前記媒体識別子に対応するコンテンツ情報を検索する検索部と、
    表示パネルと、
    前記検索部による検索結果を前記表示パネルに、表示させる表示制御部とを備えたことを特徴とする携帯情報端末。
  22. 前記コンテンツ情報記憶部が、脱着可能な補助記憶媒体である、請求項21に記載の携帯情報端末。
  23. 記録媒体に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶部と、
    録画予約されたコンテンツに関する録画予約情報を記憶する録画予約情報記憶部とを備え、前記録画予約されたコンテンツを記録媒体へ記録する記録再生装置であって、
    前記コンテンツ情報が、当該記録媒体の残容量を表す情報を含み、
    前記録画予約情報が、前記録画予約されたコンテンツの録画所要時間を表す情報を含み、
    前記記録再生装置は、
    前記録画所要時間と、前記記録媒体の残容量を表す情報とに基づいて、前記コンテンツ情報記憶部にコンテンツ情報が記憶されている記録媒体について、前記録画予約されたコンテンツを記録可能か否かを判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果を表示する表示装置とを備えたことを特徴とする記録再生装置。
  24. 記録媒体に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶部と、
    録画予約されたコンテンツに関する録画予約情報を記憶する録画予約情報記憶部とを備え、前記録画予約されたコンテンツを記録媒体へ記録する記録再生装置であって、
    前記コンテンツ情報が、当該記録媒体に記録されたコンテンツのラベル情報を含む記録済コンテンツ情報を含み、
    前記録画予約情報が、前記録画予約されたコンテンツのラベル情報を含み、
    前記記録再生装置は、
    前記録画予約情報に含まれる前記ラベル情報を検索キーとして、前記記録済コンテンツ情報を検索することにより、前記コンテンツ情報記憶部にコンテンツ情報が記憶されている前記記録媒体の中に、前記録画予約されたコンテンツと同じラベル情報を有するコンテンツが記録されている記録媒体があるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果を表示する表示装置とを備えたことを特徴とする記録再生装置。
  25. 記録再生装置と、前記記録再生装置の遠隔操作装置とを含む記録再生装置セットであって、
    前記遠隔操作装置は、
    請求項1〜3のいずれかに記載の記録媒体の前記非接触記憶部に格納された前記媒体情報から、少なくとも前記媒体識別子を読み取る非接触読取部と、
    前記記録再生装置との間で無線通信を行う通信部とを備え、
    前記記録再生装置は、
    前記遠隔操作装置との間で無線通信を行う通信部と、
    複数の記録媒体について、各記録媒体に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶部とを備え、
    前記遠隔操作装置が、記録媒体から前記非接触読取部で読み取った前記媒体識別子を前記通信部により記録再生装置へ送信し、
    前記記録再生装置が、前記通信部により前記媒体識別子を受信し、当該媒体識別子に基づいて前記コンテンツ情報記憶部を検索した結果を、表示装置へ表示することを特徴とする記録再生装置セット。
  26. 記録再生装置と、前記記録再生装置の遠隔操作装置とを含む記録再生装置セットであって、
    前記遠隔操作装置は、
    請求項1〜3のいずれかに記載の記録媒体の前記非接触記憶部に格納された前記媒体情報から、少なくとも前記媒体識別子を読み取る非接触読取部と、
    前記記録再生装置との間で無線通信を行う通信部と、
    表示パネルとを備え、
    前記記録再生装置は、
    前記遠隔操作装置との間で無線通信を行う通信部と、
    複数の記録媒体について、各記録媒体に記録されたコンテンツに関するコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶部と、
    録画予約されたコンテンツに関する録画予約情報を記憶する録画予約情報記憶部とを備え、
    前記コンテンツ情報は、各記録媒体の残容量を表す情報を含み、
    前記録画予約情報は、前記録画予約されたコンテンツの録画所要時間を表す情報を含み、
    前記遠隔操作装置が、記録媒体から前記非接触読取部で読み取った前記媒体識別子を前記通信部により記録再生装置へ送信し、
    前記記録再生装置が、前記通信部により前記媒体識別子を受信し、前記録画所要時間と、前記各記録媒体の残容量を表す情報とに基づいて、当該媒体識別子を有する記録媒体が前記録画予約されたコンテンツを記録可能か否かの判断結果を前記通信部により前記遠隔操作装置へ送信し、
    前記遠隔操作装置において、前記通信部により前記判断結果を受信し、受信した判断結果を前記表示パネルに表示することを特徴とする記録再生装置セット。
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