JP2005301589A - データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 処理速度を向上させることが可能なデータ処理装置を提供すること。
【解決手段】 カーネル部24は、命令バスを介して命令コードをフェッチして実行すると共に、データバスを介してデータにアクセスする。そして、命令コードを格納するメモリを命令メモリ25、拡張命令メモリ13および統合メモリ14によって階層化し、データを格納するメモリをデータメモリ26、拡張データメモリ20および統合メモリ14によって階層化する。したがって、命令のフェッチとデータアクセスとが競合することがなくなると共に、キャッシュメモリのデータの入替えを少なくすることができ、データ処理装置の処理速度を向上させることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、命令コードをフェッチして実行するカーネル部を含んだデータ処理装置に関し、特に、カーネル部によってアクセスされる命令メモリとデータメモリとをそれぞれ階層化したデータ処理装置に関する。
近年、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)など、命令コードを処理するデータ処理装置が盛んに開発されている。これらのデータ処理装置を高速化する方法の1つとして、主記憶以外に小容量で高速アクセスが可能なキャッシュメモリを搭載してメモリを階層化する方法を挙げることができる。これに関連する技術として、特開平4−69749号公報に開示された発明がある。
特開平4−69749号公報に開示されたキャッシュ制御方式は、命令実行ユニットと、カーネルキャッシュ部と、ユーザキャッシュ部とを含み、カーネルモード時にアクセスされるデータとユーザモード時にアクセスされるデータとを別個のキャッシュに登録することにより、走行モードが切替わった時にキャッシュがミスする確率を小さくするものである。
特開平4−69749号公報
一般に、主記憶には命令コードとデータとが混在して格納されることが多く、キャッシュメモリにも命令コードとデータとが混在して保持される。そのため、データの入替えが頻繁に行なわれてキャッシュのヒット率が向上しないことが多い。
また、上述した特開平4−69749号公報に開示されたキャッシュ制御方式においては、カーネルキャッシュ部とユーザキャッシュ部とが同じデータバスに接続されているため、たとえばカーネルキャッシュ部から命令コードをフェッチし、ユーザキャッシュ部からデータを読出す場合にバスの競合が発生し、処理速度の低下につながるといった問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、処理速度を向上させることが可能なデータ処理装置を提供することである。
本発明のある局面に従えば、データ処理装置は、命令バスを介して命令コードをフェッチして実行すると共に、データバスを介してデータにアクセスするカーネル部と、命令バスに接続し、命令コードを保持する命令メモリと、拡張命令バスに接続し、命令コードを保持する拡張命令メモリと、命令バスと拡張命令バスとを接続する拡張命令メモリインタフェースと、データバスに接続し、データを保持するデータメモリと、拡張データバスに接続し、データを保持する拡張データメモリと、データバスと拡張データバスとを接続する拡張データメモリインタフェースと、システムバスに接続し、命令コードおよびデータの両方またはいずれか一方を保持する統合メモリと、システムバスと命令バスおよびデータバスとを接続するシステムバスインタフェースとを含む。
命令コードを格納するメモリと、データを格納するメモリとをそれぞれ別のバスに接続するようにし、命令コードを格納するメモリを命令メモリ、拡張命令メモリおよび統合メモリによって階層化し、データを格納するメモリをデータメモリ、拡張データメモリおよび統合メモリによって階層化するようにしたので、命令のフェッチとデータアクセスとが競合することが非常に少なくなる共に、キャッシュメモリのデータの入替えを少なくすることができ、データ処理装置の処理速度を向上させることが可能となった。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置の構成例を示すブロック図である。このデータ処理装置は、演算CPU(Central Processing Unit)ブロック11と、命令コードが格納される中容量の拡張命令メモリ13と、システムバス12を介して演算CPUブロック11に接続される中容量の統合メモリ14、外部バスI/F(Interface)15、周辺回路16およびシステムCPUブロック17と、拡張IO(Input/Output)バス18と、DMA(Direct Memory Access)バス19と、データを格納する中容量の拡張データメモリ20とを含む。なお、データ処理装置1が1チップによって構成される場合について説明するが、データ処理装置1内の回路の一部を別のチップによって構成するようにしてもよい。
外部バスI/F15は、演算CPUブロック11が外部メモリ2にアクセスするときに使用されるI/Fである。システムCPUブロック17は、主にデータ処理装置1の全体的な制御を行なうためのCPUブロックである。拡張IOバス18は、外部の周辺回路(I/O)にアクセスするときに使用されるバスである。また、DMAバス19は、外部の周辺回路(I/O)等との間でDMA転送を行なうときに使用されるバスである。
演算CPUブロック11は、クロック/リセット制御部21と、命令フェッチ部22と、オペランドアクセス部23と、命令コードをフェッチして実行するカーネル部24と、命令メモリ25と、データメモリ26と、カーネル部24がシステムバス12に接続される統合メモリ14等にアクセスするときに使用されるシステムバスI/F27と、カーネル部24が拡張命令バスを介して拡張命令メモリ13にアクセスするときに使用される拡張命令メモリI/F28と、カーネル部24が拡張データバスを介して拡張データメモリ20にアクセスするときに使用される拡張データメモリI/F29と、DMA転送の際に使用されるDMA I/F30と、ソフトウェアのデバッグ時などに使用されるデバッグモジュール31とを含む。
命令フェッチ部22は、キャッシュ制御部32を含み、このキャッシュ制御部32とコードメモリ(TAGメモリを含む。)33とによって命令キャッシュ34が構成される。また、オペランドアクセス部23は、キャッシュ制御部35を含み、このキャッシュ制御部35とデータメモリ(TAGメモリを含む。)36とによってデータキャッシュ37が構成される。
カーネル部24は、命令バスおよび命令フェッチ部22を介して命令コードをフェッチし、パイプライン処理の原理に従って命令コードを実行する。カーネル部24は、命令フェッチ部22を介して命令メモリ25、命令キャッシュ34、拡張命令メモリ13、統合メモリ14または外部メモリ2から命令コードをフェッチする。また、カーネル部24は、オペランドアクセス部23を介してデータメモリ26、データキャッシュ37、拡張データメモリ20、統合メモリ14または外部メモリ2に対するデータのアクセスを行なう。カーネル部24がデータバスを介してデータの読出し/データの書込みを行なう命令を実行する場合、命令バスを介して行われる命令コードのフェッチと独立して行なわれる。
カーネル部24は、前処理プログラムを実行することによって、オペランドアクセス部23を介して命令メモリ25または拡張命令メモリ13に命令コードを書込む。そして、カーネル部24が本処理プログラムを実行するときには、命令メモリ25および拡張命令メモリ13は命令フェッチ部22を介した命令コードのフェッチにのみ使用される。
また、データメモリ26および拡張データメモリ20にはデータのみが格納され、カーネル部24が本処理プログラムを実行するときは、命令メモリ25または拡張命令メモリ13に対する命令コードのフェッチと、データメモリ26または拡張データメモリ20に対するデータのアクセスとが並列に行なわれる。
図2は、図1に示すデータ処理装置1によってアクセスされる、階層化されたメモリの概要を説明するための図である。なお、メモリのアクセス速度および容量はこれらに限られるものではない。
命令メモリ25は、低容量(64kByte)で高速のメモリであり、メモリマップの所定領域にマッピングされる。この命令メモリ25は、キャッシュの対象にはなっていない。読出し時には1クロックサイクル、書込み時には3クロックサイクルを要する。
命令キャッシュ34は、極低容量(32kByte)で高速のメモリであり、拡張命令メモリ13、統合メモリ14および外部メモリ2の命令コードをキャッシュする。命令キャッシュ34のヒット時には1クロックサイクルでアクセスが可能である。
拡張命令メモリ13は、中容量(512kByte)で中速度のメモリであり、メモリマップの所定領域にマッピングされる。この拡張命令メモリ13は、読出し時には3クロックサイクル、書込み時には5クロックサイクルを要するが、統合メモリ14よりは高速にアクセスすることが可能である。
データメモリ26は、低容量(128kByte)で高速のメモリであり、メモリマップの所定領域にマッピングされる。このデータメモリ26は、キャッシュの対象にはなっていない。読出し/書込み時に1クロックサイクルを要する。
データキャッシュ37は、極低容量(16kByte)で高速のメモリであり、拡張データメモリ20、統合メモリ14および外部メモリ2のデータをキャッシュする。データキャッシュ37のヒット時には1クロックサイクルでアクセスが可能である。
拡張データメモリ20は、中容量(256kByte)で中速度のメモリであり、メモリマップの所定領域にマッピングされる。この拡張データメモリ20は、読出し/書込み時に3クロックサイクルを要するが、統合メモリ14よりは高速にアクセスすることが可能である。
統合メモリ14は、中容量(1024kByte)で中速度のメモリであり、メモリマップの所定領域にマッピングされる。この統合メモリ14は、命令コードおよび/またはデータを記憶し、読出し/書込み時に6クロックサイクルを要する。
外部メモリ2は、大容量(0〜2GByte)で低速のメモリであり、メモリマップの所定領域にマッピングされる。この外部メモリ2は、命令コードおよび/またはデータを記憶し、読出し/書込み時に10クロックサイクル以上を要する。外部に接続されるメモリによってアクセス速度が異なる。
なお、命令コードが統合メモリ14や外部メモリ2からフェッチされる場合、データアクセスとの競合を起こすこともあるが、その場合はデータアクセスが優先されるため、命令コードのフェッチにさらに多くのアクセスサイクルを要することになる。
カーネル部24が命令コードをフェッチする際、命令フェッチ部22は、命令コードが命令メモリ25のアドレス範囲内にある場合には命令メモリ25から命令コードを読出してカーネル部24に出力する。また、命令コードが命令メモリ25のアドレス範囲内になく、命令キャッシュ34にヒットする場合、命令フェッチ部22は、命令キャッシュ34から命令コードを読出してカーネル部24に出力する。これらの場合、カーネル部24は、1クロックサイクルで命令コードをフェッチすることができる。
また、命令コードが命令メモリ25のアドレス範囲内になく、命令キャッシュ34にミスした場合、命令フェッチ部22は、拡張命令メモリ13、統合メモリ14または外部メモリ2から命令コードを読出してカーネル部24に出力すると同時に、その命令コードを命令キャッシュ34に登録する。
カーネル部24がデータをアクセスする際、オペランドアクセス部23は、データがデータメモリ26のアドレス範囲内にある場合にはデータメモリ26にアクセスする。また、データがデータメモリ26のアドレス範囲内になく、データキャッシュ37にヒットする場合、オペランドアクセス部23は、データキャッシュ37にアクセスする。これらの場合、カーネル部24は、1クロックサイクルでデータをアクセスすることができる。
また、データがデータメモリ26のアドレス範囲内になく、データキャッシュ37にミスした場合、オペランドアクセス部23は、拡張データメモリ20、統合メモリ14または外部メモリ2からデータを読出してカーネル部24に出力すると同時に、そのデータをデータキャッシュ37に登録する。
図3は、図1に示すカーネル部24の構成をさらに詳細に説明するための図である。このカーネル部24は、命令フェッチ部22によってフェッチされた命令コードを一時的に保持する命令キュー41と、第1の命令デコーダ42と、第2の命令デコーダ43と、PC(Program Counter)部44と、第1実行部45と、18個のレジスタ群によって構成されるレジスタファイル46と、第2実行部47とを含む。
命令フェッチ部22は、PC部44から出力される命令アドレスを参照して命令コードをフェッチし、その命令コードを命令キュー41に格納する。命令キュー41は、命令フェッチ部22によって格納された命令コードを、順次第1の命令デコーダ42および第2の命令デコーダ43に出力する。
第1の命令デコーダ42は、基本演算命令、分岐命令、ロード命令、ストア命令などの命令をデコードし、そのデコード結果を制御信号としてPC部44、第1実行部45およびレジスタファイル46に出力する。また、第2の命令デコーダ43は、基本演算命令、積和演算命令などの命令をデコードし、そのデコード結果を制御信号としてレジスタファイル46および第2実行部47に出力する。
第1実行部45は、ALU(Arithmetic Logical Unit)51と、シフタ52と、ロード/ストア用データレジスタ53とを含み、第1の命令デコーダ42から出力される制御信号に応じて命令を実行する。命令コードがロード命令またはストア命令の場合、第1実行部45はオペランドアクセス部23にデータアドレスを出力し、所望のメモリ領域にアクセスを行なう。また、命令コードがレジスタを使用する命令の場合、第1実行部45は適宜レジスタファイル46にアクセスする。
第2実行部47は、ALU54と、シフタ55と、MAC(積和演算制御)56と、アキュムレータ57とを含み、第2の命令デコーダ43から出力される制御信号に応じて命令を実行する。命令コードがレジスタを使用する命令の場合、第2実行部45は適宜レジスタファイル46にアクセスする。
図4は、本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置のパイプライン処理を説明するための図である。たとえば、命令コードがロード命令であれば、その命令は第1実行部45によって処理され、命令フェッチ(IF)、命令デコード(D1,D2)、アドレス計算(A)、メモリアクセス(M1,M2)およびライトバック(WM)の各ステージによって処理が実行される。また、命令コードが積和演算命令であれば、その命令は第2実行部47によって処理され、命令フェッチ(IF)、命令デコード(D1,D2)、積和(E1,E2)およびライトバック(WE)の各ステージによって処理が実行される。
図5は、本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置のパイプライン処理のタイミングチャートである。図5(a)は、2番目の命令が最初の命令の基本演算結果を使用する場合のタイミングチャートである。最初の命令“ADD R0,R1”は、レジスタR0の内容とレジスタR1の内容とを加算し、加算結果をレジスタR0に格納する命令である。また、2番目の命令“ADD R0,R2”は、レジスタR0の内容とレジスタR2の内容とを加算し、加算結果をレジスタR0に格納する命令である。最初の命令のEXステージでレジスタR0の内容が確定するので、2番目の命令のEXステージではレジスタR0の内容を使用して加算を行なうことができる。
図5(b)は、2番目の命令が最初の命令のポインタ更新結果を使用する場合のタイミングチャートである。最初の命令“LDW R0,@R8+”は、レジスタR8に格納されるアドレスからデータを読出してレジスタR0に格納すると共に、レジスタR8の内容をインクリメントする命令である。また、2番目の命令“LDW R1,@R8+”は、レジスタR8に格納されるアドレスからデータを読出してレジスタR1に格納すると共に、レジスタR8の内容をインクリメントする命令である。最初の命令のAステージでアドレス計算が終了するので、2番目の命令のAステージではレジスタR8を用いたアドレス計算を行なうことができる。
図5(c)は、2番目の命令がロードデータを使用する場合のタイミングチャートである。最初の命令“LDW R0,@R8+”は、レジスタR8に格納されるアドレスからデータを読出してレジスタR0に格納すると共に、レジスタR8の内容をインクリメントする命令である。また、2番目の命令“MAC A0,R0H,R4H”は、A0に、レジスタR0の上位16ビットとレジスタR4の上位16ビットとの積を加算する命令である。最初の命令のM2ステージでレジスタR0の内容が確定するので、2番目の命令はレジスタR0の内容を参照することができず、2サイクルのストールが発生している。
以上説明したように、本実施の形態におけるデータ処理装置によれば、命令コードを格納するメモリと、データを格納するメモリとをそれぞれ別のバスに接続するようにし、命令コードを格納するメモリを命令メモリ25、命令キャッシュ34、拡張命令メモリ13、統合メモリ14および外部メモリ2によって階層化し、データを格納するメモリをデータメモリ26、データキャッシュ37、拡張データメモリ20、統合メモリ14および外部メモリ2によって階層化するようにしたので、命令のフェッチとデータアクセスとが競合することが非常に少なくなる共に、キャッシュメモリのデータの入替えを少なくすることができ、データ処理装置の処理速度を向上させることが可能になった。
また、データ処理装置1を1チップによって構成し、LSI設計時にデータ処理装置1内のメモリの容量の変更を容易に行なえるので、データ処理装置の拡張性、汎用性を高めることが可能となった。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態におけるデータ処理装置の構成例を示すブロック図である。このデータ処理装置は、図1に示す第1の実施の形態におけるデータ処理装置と比較して、拡張命令メモリ13、拡張データメモリ20および統合メモリ14の容量が異なる点と、システムバス12に接続されるDMAC61、他の周辺回路62およびユーザロジック63が追加されている点と、DSPブロック100およびDSP I/F回路64が追加されている点のみが異なる。したがって、重複する構成および機能の詳細な説明は繰返さない。
DSPブロック100は、拡張命令メモリ13および拡張データメモリ20に対するアクセスを制御する内蔵/拡張メモリアクセス制御回路65と、DSPブロック100内のDMA転送を制御するDMAC66と、DSPブロック100内の割込みを制御するICU(Interrupt Control Unit)67と、他の周辺回路68と、複数のH/Wアクセラレータ69および70と、その他のユーザロジック71とを含む。演算CPUブロック11は、拡張IOバス18を介してこれらの回路にアクセスすることが可能である。
DSP I/F回路64は、システム制御CPU17などがDSPブロック100にアクセスする際に使用されるインタフェースである。また、ユーザロジック63および71には、ユーザの所望のロジック回路が配置される。
以上説明したように、本実施の形態におけるデータ処理装置によれば、DSPブロック100などを追加することにより、第1の実施の形態において説明した効果に加えて、さらにデータ処理装置の汎用性、拡張性を高めることが可能となった。
(第3の実施の形態)
図7は、本発明の第3の実施の形態におけるデータ処理装置の構成例を示すブロック図である。このデータ処理装置は、図1に示す第1の実施の形態におけるデータ処理装置と比較して、演算CPUブロック11内のデータキャッシュ37および統合メモリ14が削除され、テスト用外部バスI/F部81が追加されている点と、内蔵/拡張メモリアクセス制御回路65、DMAC66、ICU67、DSP制御レジスタ82、CPU−DSP間通信用レジスタ83、CPU制御ユーザロジック84およびDSP制御ユーザロジック85が追加されている点と、CPUブロック110が追加されている点のみが異なる。したがって、重複する構成および機能の詳細な説明は繰返さない。
CPUブロック110は、CPU91と、CPUブロック110内のDMA転送を制御するDMAC92と、メモリ93と、外部デバイスI/F94と、3rdバスマスタI/F95と、カスタマバスI/F96と、周辺回路97とを含む。CPUブロック110内の3rdバスマスタI/F95は、システムバス12を介して演算CPUブロック11と接続され、バス使用権の調停などを行なう。
また、CPUブロック110は、カスタマバスI/F96を介してDSP制御レジスタ82、CPU−DSP間通信用レジスタ83およびCPU制御ユーザロジック84などにアクセスすることができる。CPUブロック110は、CPU−DSP間通信用レジスタ83を介してDSP内蔵メモリアクセス制御回路65などとデータ通信を行なう。また、CPU制御ユーザロジック84およびDSP制御ユーザロジック85には、ユーザの所望のロジック回路が配置される。
以上説明したように、本実施の形態におけるデータ処理装置によれば、CPUブロック110などを追加することにより、第1の実施の形態において説明した効果に加えて、さらにデータ処理装置の汎用性、拡張性を高めることが可能となった。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置の構成例を示すブロック図である。 図1に示すデータ処理装置1によってアクセスされる、階層化されたメモリの概要を説明するための図である。 図1に示すカーネル部24の構成をさらに詳細に説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置のパイプライン処理を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置のパイプライン処理のタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるデータ処理装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態におけるデータ処理装置の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 データ処理装置、2 外部メモリ、11 演算CPUブロック、12 システムバス、13 拡張命令メモリ、14 統合メモリ、15 外部バスI/F、16 周辺回路、17 システムCPUブロック、18 拡張IOバス、19 DMAバス、20 拡張データメモリ、21 クロック/リセット制御部、22 命令フェッチ部、23 オペランドアクセス部、24 カーネル部、25 命令メモリ、26 データメモリ、27 システムバスI/F、28 拡張命令メモリI/F、29 拡張データメモリI/F、30 DMA I/F、31 デバッグモジュール、32,35 キャッシュ制御部、33 コードメモリ、34 命令キャッシュ、36 データメモリ、37 データキャッシュ、41 命令キュー、42 第1の命令デコーダ、43 第2の命令デコーダ、44 PC部、45 第1実行部、46 レジスタファイル、47 第2実行部、51,54 ALU、52,55 シフタ、53 ロード/ストアデータレジスタ、56 MAC、57 アキュムレータ、61 DMAC、62 他の周辺回路、63 ユーザロジック、65 DSP内蔵/拡張メモリアクセス制御回路、66 DMAC、67 ICU、68 他の周辺回路、69,70 H/Wアクセラレータ、71 その他のユーザロジック、81 テスト用外部バスI/F部、82 DSP制御レジスタ、83 CPU−DSP間通信用レジスタ、84 CPU制御ユーザロジック、85 DSP制御ユーザロジック、91 CPU、92 DMAC、93 メモリ、94 外部デバイスI/F、95 3rdバスマスタI/F、96 カスタマバスI/F、97 周辺回路、100 DSPブロック、110 CPUブロック。

Claims (7)

  1. 命令バスを介して命令コードをフェッチして実行すると共に、データバスを介してデータにアクセスするカーネル部と、
    前記命令バスに接続し、命令コードを保持する命令メモリと、
    拡張命令バスに接続し、命令コードを保持する拡張命令メモリと、
    前記命令バスと前記拡張命令バスとを接続する拡張命令メモリインタフェースと、
    前記データバスに接続し、データを保持するデータメモリと、
    拡張データバスに接続し、データを保持する拡張データメモリと、
    前記データバスと前記拡張データバスとを接続する拡張データメモリインタフェースと、
    システムバスに接続し、命令コードおよびデータの両方またはいずれか一方を保持する統合メモリと、
    前記システムバスと前記命令バスおよび前記データバスとを接続するシステムバスインタフェースとを含むデータ処理装置。
  2. 前記命令メモリから命令コードをフェッチするのに要するクロックサイクル数が、前記拡張命令メモリから命令コードをフェッチするのに要するクロックサイクル数よりも少ない、請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 前記データメモリに対するデータのアクセスに要するクロックサイクル数が、前記拡張データメモリに対するデータのアクセスに要するクロックサイクル数よりも少ない、請求項1または2記載のデータ処理装置。
  4. 前記データ処理装置はさらに、外部メモリと前記システムバスとを接続する外部バスインタフェースを含む、請求項1〜3のいずれかに記載のデータ処理装置。
  5. 前記データ処理装置はさらに、命令コードを保持する命令キャッシュを含み、
    前記命令メモリのアドレス空間を前記命令キャッシュによるキャッシュ対象とせず、前記拡張命令メモリおよび前記統合メモリのアドレス空間を前記命令キャッシュによるキャッシュ対象とする、請求項1〜4のいずれかに記載のデータ処理装置。
  6. 前記データ処理装置はさらに、データを保持するデータキャッシュを含み、
    前記データメモリのアドレス空間を前記データキャッシュによるキャッシュ対象とせず、前記拡張データメモリおよび前記統合メモリのアドレス空間を前記データキャッシュによるキャッシュ対象とする、請求項1〜5のいずれかに記載のデータ処理装置。
  7. 前記データ処理装置は、1チップによって構成される、請求項1〜6のいずれかに記載のデータ処理装置。
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