JP2005299512A - 内燃機関及び燃料供給装置、並びに燃料供給制御装置 - Google Patents

内燃機関及び燃料供給装置、並びに燃料供給制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のデリバリパイプを備える直噴内燃機関の始動時において、燃圧を速やかに上昇させること。
【解決手段】この燃料供給装置50は、燃焼室内へ直接燃料を噴射する直噴噴射弁を備える内燃機関へ燃料を供給するものである。この燃料供給装置50は、前記直噴噴射弁が取り付けられるとともに、前記直噴噴射弁へ燃料を供給する第1及び第2デリバリパイプ21、22と、それぞれのデリバリパイプへ燃料を供給する第1及び第2高圧燃料ポンプ101、102と、第2高圧燃料ポンプ102と第2デリバリパイプ22との間に配置される遮断弁15と、遮断弁15と第2高圧燃料ポンプ102との間から、第2高圧燃料ポンプ102の第2吐出通路632を連通させる連通通路65とを備える。
【選択図】 図4−1

Description

本発明は、燃料噴射弁により燃焼室へ直接燃料を噴射する内燃機関に関し、さらに詳しくは、前記燃料噴射弁への燃料供給に関する。
燃焼室に直接燃料を噴射して点火する、いわゆる直噴の内燃機関は、圧縮行程中に直接燃料を噴射して、点火プラグ付近に燃料噴霧を滞留させて着火しやすい混合気を形成し、その周りの空気層と分離、すなわち成層化する。この状態で点火プラグ付近の混合気に点火して燃焼させ、いわゆる成層燃焼の下で運転することで、超希薄燃焼運転を実現できる。これにより、内燃機関の燃費を向上させるとともに、CO2の排出量を低減させることができる。
また、直噴の内燃機関は、吸入行程中に気筒内へ直接燃料を噴射して気筒内へ燃料を拡散させ、均質の混合気を形成して燃焼させる、いわゆる均質燃焼の下で運転することもできる。均質燃焼領域では、吸入行程中に気筒内へ直接噴射した燃料の気化熱によって吸入空気をより冷却できるので、充填効率を高めることができる。これにより、直噴の内燃機関の均質燃焼領域における運転では高出力を得ることもできる。このような利点から、近年、直噴の火花点火式内燃機関が注目されており、実用化されている。
直噴の内燃機関は、燃焼室内へ燃料を噴射する直噴噴射弁を備えている。直噴噴射弁は、デリバリパイプと呼ばれる燃料分配管に取り付けられており、ここから高圧の燃料が供給される。特許文献1には、デリバリパイプへ燃料を供給する高圧燃料ポンプを内燃機関のバンク毎に備えた内燃機関の燃料供給装置が開示されている。
特開2002−213326号公報
しかし、特許文献1に開示されている内燃機関の燃料供給装置では、この燃料供給装置により燃料が供給される内燃機関を始動する際には、燃圧の上昇に時間を要する結果、燃焼が悪化するという問題があった。また、片バンクの気筒を休止させる場合、そのバンクの気筒に燃料を供給するデリバリパイプ内の燃圧が高いまま維持されるため、直噴噴射弁から油密漏れが発生しやすいという問題もあった。そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、始動時に燃圧を速やかに上昇させ、始動時の燃焼を改善すること、休止させる気筒への油密漏れを抑制することのうち、少なくとも一方を達成できる内燃機関及び燃料供給装置、並びに燃料供給制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る内燃機関は、燃焼室内へ直接燃料を噴射する直噴噴射弁と、前記直噴噴射弁が取り付けられるとともに、前記直噴噴射弁へ燃料を供給する複数のデリバリパイプと、それぞれの前記デリバリパイプへ燃料を供給する燃料圧送手段と、少なくとも、一つの前記燃料圧送手段と前記デリバリパイプとの間に配置される遮断弁と、前記遮断弁と前記燃料圧送手段との間から、前記燃料圧送手段の吐出通路を連通させる連通通路と、を備え、始動時に前記遮断弁を閉鎖することによって、複数の前記燃料圧送手段から一つの前記デリバリパイプに対して燃料を供給することを特徴とする。
この内燃機関は、始動時においてはデリバリパイプと燃料圧送手段との間に配置した遮断弁を閉鎖することによって、複数の前記燃料圧送手段から一つのデリバリパイプに対して燃料を供給する。そして、当該デリバリパイプから燃料が供給される気筒のみを用いて内燃機関を始動する。これにより、始動に用いる気筒に燃料を供給するデリバリパイプ内における燃圧を速やかに上昇させることができるので、始動時の燃焼を改善することができる。
次の本発明に係る内燃機関は、燃焼室内へ直接燃料を噴射する直噴噴射弁と、前記直噴噴射弁が取り付けられるとともに、前記直噴噴射弁へ燃料を供給する複数のデリバリパイプと、それぞれの前記デリバリパイプへ燃料を供給する燃料圧送手段と、少なくとも一つの前記燃料圧送手段とデリバリパイプとの間に配置される遮断弁と、前記遮断弁と前記燃料圧送手段との間から、前記燃料圧送手段の吐出通路を連通させる連通通路と、を備え、運転中において、共通のデリバリパイプから燃料が供給される気筒を休止するときには、前記遮断弁を閉鎖して、共通の前記デリバリパイプに対する燃料の供給を停止することを特徴とする。
この内燃機関は、気筒休止時においては、停止させる気筒へ共通して燃料を供給するデリバリパイプと燃料圧送手段との間に配置した遮断弁を閉鎖することによって、当該デリバリパイプに対する燃料供給を停止する。これにより、停止させる気筒へ共通して燃料を供給するデリバリパイプ内における燃圧上昇を抑制できるので、休止させる気筒への油密漏れを抑制できる。また、本発明の構成によれば、デリバリパイプと燃料圧送手段との間に配置した遮断弁を閉鎖することによって、複数の前記燃料圧送手段から一つのデリバリパイプに対して燃料を供給することができる。これにより、始動に用いる気筒に燃料を供給するデリバリパイプ内における燃圧を速やかに上昇させることができるので、始動時の燃焼を改善することもできる。
次の本発明に係る内燃機関は、前記内燃機関において、前記気筒を休止するときには、前記遮断弁を閉鎖した後、休止する前記気筒に燃料を供給する前記デリバリパイプ内の燃圧を予め定めた基準値に低下させてから、前記気筒を休止させることを特徴とする。
この内燃機関は、前記内燃機関の構成を備えるので、前記内燃機関と同様の作用、効果を奏する。さらに、この内燃機関では、休止する気筒に燃料を供給するデリバリパイプ内の燃圧を予め定めた基準値に低下させてから気筒を休止するので、油密漏れをより効果的に抑制できる。
次の本発明に係る内燃機関は、前記内燃機関において、前記燃料圧送手段へ燃料を送るフィードポンプが、それぞれの前記デリバリパイプに対応して備えられることを特徴とする。
この内燃機関は、前記内燃機関の構成を備えるので、前記内燃機関と同様の作用、効果を奏する。さらに、この内燃機関では、燃料圧送手段へ燃料を送るフィードポンプを複数備えるので、1機のフィードポンプが故障した場合でも、他のフィードポンプで運転を継続できるので、信頼性が向上する。
次の本発明に係る内燃機関は、前記内燃機関において、前記燃料圧送手段は、前記内燃機関の排気側に搭載されるとともに、前記内燃機関の排気弁駆動用カムシャフトで駆動されることを特徴とする。
この内燃機関は、前記内燃機関の構成を備えるので、前記内燃機関と同様の作用、効果を奏する。さらに、この内燃機関では、燃料圧送手段を内燃機関の排気側へ配置する。これにより、内燃機関の高さを抑えることができる。
次の本発明に係る燃料供給装置は、燃焼室内へ直接燃料を噴射する直噴噴射弁を備える内燃機関へ燃料を供給するものであり、前記直噴噴射弁が取り付けられるとともに、前記直噴噴射弁へ燃料を供給する複数のデリバリパイプと、それぞれの前記デリバリパイプへ燃料を供給する燃料圧送手段と、少なくとも一つの前記燃料圧送手段とデリバリパイプとの間に配置される遮断弁と、前記遮断弁と前記燃料圧送手段との間から、前記燃料圧送手段の吐出通路を連通させる連通通路と、を備え、始動時、又は前記内燃機関の運転中において、共通のデリバリパイプから燃料が供給される気筒を休止するときの少なくとも一方においては、前記遮断弁を閉鎖することにより、前記燃料圧送手段から前記デリバリパイプへの燃料供給を停止することを特徴とする。
この燃料供給装置は、始動時、又は気筒休止するときの少なくとも一方においては、デリバリパイプ上流に配置される遮断弁を閉鎖することにより、燃料圧送手段からデリバリパイプへの燃料供給を停止する。これにより、内燃機関の始動時においては、始動に用いる気筒に燃料を供給するデリバリパイプ内における燃圧を速やかに上昇させることができるので、始動時の燃焼を改善することができる。また、内燃機関の気筒休止においては、停止させる気筒へ共通して燃料を供給するデリバリパイプ内における燃圧上昇を抑制できるので、休止させる気筒への油密漏れを抑制できる。
次の本発明に係る燃料供給装置は、前記燃料供給装置において、前記燃料圧送手段へ燃料を送るフィードポンプが、それぞれの前記デリバリパイプに対応して備えられることを特徴とする。
この燃料供給装置は、前記燃料供給装置の構成を備えるので、前記燃料供給装置と同様の作用、効果を奏する。さらに、この燃料供給装置では、燃料圧送手段へ燃料を送るフィードポンプを複数備えるので、1機のフィードポンプが故障した場合でも、他のフィードポンプで運転を継続できるので、信頼性が向上する。
次の本発明に係る燃料供給装置は、前記燃料供給装置において、前記燃料圧送手段は、燃料供給対象の内燃機関の排気側に搭載されるとともに、前記内燃機関の排気弁駆動用カムシャフトで駆動されることを特徴とする。
この燃料供給装置は、前記燃料供給装置の構成を備えるので、前記燃料供給装置と同様の作用、効果を奏する。さらに、この燃料供給装置では、燃料圧送手段を内燃機関の排気側へ配置する。これにより、内燃機関の高さを抑えることができる。
次の本発明に係る燃料供給制御装置は、燃焼室内へ直接燃料を噴射する直噴噴射弁が取り付けられるとともに、前記直噴噴射弁へ燃料を供給する複数のデリバリパイプと、それぞれの前記デリバリパイプへ燃料を供給する燃料圧送手段と、少なくとも一つの前記燃料圧送手段とデリバリパイプとの間に配置される遮断弁と、前記遮断弁と前記燃料圧送手段との間から、前記燃料圧送手段の吐出通路を連通させる連通通路と、を備える燃料供給制御に用いるものであり、前記内燃機関を始動する際には、始動前に前記遮断弁を閉鎖することにより、複数の前記燃料圧送手段から一つの前記デリバリパイプに対して燃料を供給させる遮断弁制御部を含んで構成されることを特徴とする。
この燃料供給制御装置は、内燃機関の始動時においては、デリバリパイプと燃料圧送手段との間に配置した遮断弁を閉鎖することによって、複数の燃料圧送手段から一つのデリバリパイプに対して燃料を供給させる。そして、当該デリバリパイプから燃料が供給される気筒のみを用いて内燃機関を始動する。これにより、始動に用いる気筒に燃料を供給するデリバリパイプ内における燃圧を速やかに上昇させることができるので、始動時の燃焼を改善することができる。
次の本発明に係る燃料供給制御装置は、内部をピストンが往復運動する複数の気筒と、前記気筒の燃焼室内へ直接燃料を噴射する直噴噴射弁が取り付けられるとともに、前記直噴噴射弁へ燃料を供給する複数のデリバリパイプと、それぞれの前記デリバリパイプへ燃料を供給する燃料圧送手段と、少なくとも一つの前記燃料圧送手段とデリバリパイプとの間に配置される遮断弁と、前記遮断弁と前記燃料圧送手段との間から、前記燃料圧送手段の吐出通路を連通させる連通通路と、を備える燃料供給制御に用いるものであり、前記内燃機関の運転条件が、前記内燃機関の運転中において、共通の前記デリバリパイプから燃料が供給される気筒を休止する条件にあるか否かを判定する運転判定部と、前記内燃機関が、前記気筒を休止する条件にあるときには、前記遮断弁を閉鎖して、共通の前記デリバリパイプに対する燃料の供給を停止する遮断弁制御部と、を含んで構成されることを特徴とする。
この燃料供給制御装置は、内燃機関の気筒休止時においては、停止させる気筒へ共通して燃料を供給するデリバリパイプと燃料圧送手段との間に配置した遮断弁を閉鎖することによって、当該デリバリパイプに対する燃料供給を停止させる。これにより、休止させる気筒へ共通して燃料を供給するデリバリパイプ内における燃圧上昇を抑制できるので、休止させる気筒への油密漏れを抑制できる。また、本発明の構成によれば、デリバリパイプと燃料圧送手段との間に配置した遮断弁を閉鎖することによって、複数の前記燃料圧送手段から一つのデリバリパイプに対して燃料を供給することができる。これにより、始動に用いる気筒に燃料を供給するデリバリパイプ内における燃圧を速やかに上昇させることができるので、始動時の燃焼を改善することもできる。
次の本発明に係る燃料供給制御装置は、前記燃料供給制御装置において、さらに、前記気筒を休止するときには、前記遮断弁を閉鎖した後、休止する前記気筒に燃料を供給する前記デリバリパイプ内の燃圧を予め定めた基準値に低下させる燃圧調整部を含むことを特徴とする。
この燃料供給制御装置は、前記燃料供給制御装置の構成を備えるので、前記燃料供給制御装置と同様の作用、効果を奏する。さらに、この燃料供給制御装置では、休止する気筒に燃料を供給するデリバリパイプ内の燃圧を予め定めた基準値に低下させてから気筒を休止させるので、油密漏れをより効果的に抑制できる。
本発明に係る内燃機関及び燃料供給装置、並びに燃料供給制御装置によれば、始動時に燃圧を速やかに上昇させ、始動時の燃焼を改善できる。また、本発明に係る内燃機関及び燃料供給装置、並びに燃料供給制御装置によれば、内燃機関の気筒休止において、休止させる気筒への油密漏れを抑制できる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この発明を実施するための最良の形態により、本発明が限定されるものではない。また、以下の実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、本発明は、燃焼室へ直接燃料を噴射する内燃機関であれば適用でき、直噴の火花点火式内燃機関の他、ディーゼル機関に対しても適用できる。また、特に乗用車やバス、あるいはトラック等の車両に搭載される内燃機関に対して好ましく適用できる。
実施例1は、各バンクに備えられるそれぞれのデリバリパイプに対して燃料圧送手段である高圧燃料ポンプを設けるとともに、少なくとも一つのデリバリパイプの高圧燃料ポンプとの間に遮断弁を設け、さらに前記遮断弁上流に各高圧ポンプの吐出通路を連通する連通通路が設けられる点に特徴がある。そして、内燃機関の始動時においては、遮蔽弁を閉じることにより、複数の高圧燃料ポンプにより一つのデリバリパイプへ燃料を供給する。
図1−1は、実施例1に係る内燃機関を示す正面図である。図1−2は、実施例1に係る内燃機関を示す平面図である。内燃機関1は、第1バンクB1及び第2バンクB2を備え、それぞれのバンクには3気筒づつ、合計6個の気筒1sを備えるV型の内燃機関である。ここで、バンクとは、直列に配置される気筒1sの一つのまとまりをいう。なお、本発明が適用できる内燃機関は、複数のバンクを備えていればよく、バンクの数、及びバンク間の角度(以下バンク角度)θは問わない。例えば、バンク角θが60度、72度、90度、180度(水平対向)の内燃機関に対しても適用できる。各バンクの気筒数も3個に限定されるものではなく、また、内燃機関が備える合計の気筒数も6個に限定されるものではない。さらに、それぞれのバンクが備える気筒数が等しくなくともよい。例えば、第1バンクB1が3個の気筒を備え、第2バンクB2に2個の気筒を備える合計5気筒の内燃機関であってもよい。
内燃機関1の第1バンクB1及び第2バンクB2は、それぞれ第1デリバリパイプ21及び第2デリバリパイプ22を備える。以下の説明では、必要に応じて、第1デリバリパイプ21及び第2デリバリパイプ22を、デリバリパイプ2というものとする。第1及び第2デリバリパイプ21、22には、内燃機関1の各気筒1sへ燃料を噴射する直噴噴射弁3が取り付けられている。直噴噴射弁3には、第1及び第2デリバリパイプ21、22内で加圧された燃料が供給される。第1及び第2デリバリパイプ21、22には、それぞれ第1高圧燃料ポンプ101及び第2高圧燃料ポンプ102から燃料が供給される。以下の説明では、必要に応じて第1高圧燃料ポンプ101及び第2高圧燃料ポンプ102を高圧燃料ポンプ10というものとする。ここで、第1高圧燃料ポンプ101及び第2高圧燃料ポンプ102が燃料圧送手段である。
第1及び第2高圧燃料ポンプ101、102には、燃料タンク26内のフィードポンプ12から燃料が送られる。第1高圧燃料ポンプ101は、内燃機関1の第1バンクB1の第1シリンダヘッド1h1に取り付けられる。また、第2高圧燃料ポンプ102は、内燃機関1の第2バンクB2の第2シリンダヘッド1h2に取り付けられる。そして、第1及び第2高圧燃料ポンプ101、102は内燃機関1により駆動されて、フィードポンプ12から送られてきた燃料を加圧して第1及び第2デリバリパイプ21、22に供給する。
図2は、高圧燃料ポンプの搭載位置による内燃機関の高さの違いを説明する内燃機関の正面図である。図2に示すように、高圧燃料ポンプ10は、内燃機関1のシリンダヘッド1hに搭載される。高圧燃料ポンプ10を内燃機関1の排気側に搭載して、排気弁駆動用カムシャフトにより駆動すると、高圧燃料ポンプ10を吸気側に搭載した場合と比較してΔHだけ内燃機関1の高さを低くできる。これにより、内燃機関1の重心を低くすることができ、内燃機関1を搭載する車両の重心を低くすることができる。その結果、内燃機関1を搭載する車両の走行性能向上に寄与する。同時に、内燃機関1を車両に搭載する際には、搭載の自由度が向上する。
また、内燃機関1が吸気弁開閉時期可変機構のみを備える場合、吸気弁駆動用カムシャフトで高圧燃料ポンプ10を駆動すると、吸気弁開閉時期を変更したときには、これに起因して2機の高圧燃料ポンプ10の吸引−吐出の位相にずれが生ずる。その結果、燃圧の脈動が増大する。上記のように、排気側に2機の高圧燃料ポンプ10を内燃機関1の排気側に搭載し、排気弁駆動用のカムシャフトにより駆動すれば、このような燃圧脈動の増大を抑制できる。同時に、内燃機関1の高さを低くして、内燃機関1の車両搭載性を向上させ、内燃機関1が搭載される車両の走行性能を向上させることができる。なお、実施例1においては、高圧燃料ポンプ10を内燃機関1の排気側へ搭載するが、吸気側への搭載を排除するものではない。
図3は、実施例1に係る内燃機関が備える1の気筒の構成を示す説明図である。この内燃機関1は、火花点火式のレシプロ式内燃機関であり、直噴噴射弁3により気筒1sの燃焼室1b内へ直接燃料を噴射して混合気を形成する。内燃機関1の気筒1s内にはピストン5が配置されており、前記混合気の燃焼により往復運動する。直噴噴射弁3には、燃料分配手段であるデリバリパイプ2から燃料が供給されて、燃焼室1b内へ直接燃料を噴射する。直噴噴射弁3によって燃焼室1b内へ直接噴射された燃料は、吸気通路の一部を構成するインテークマニホールド4を通って燃焼室1b内へ導入される空気Aと混合気を形成する。
気筒1s内には、内燃機関1の負荷KLや機関回転数NEに応じたタイミング及び必要な量で、直噴噴射弁3から燃料が噴射される。直噴噴射弁3から燃焼室1b内へ噴射された燃料は、吸気弁5iを通って気筒1s内に導入される空気Aと混合気を形成し、点火プラグ7で着火されて燃焼する。混合気の燃焼圧力はピストン5に伝えられ、ピストン5を往復運動させる。ここで、吸気弁5iは、吸気弁駆動用カムシャフト13iにより駆動される。吸気弁駆動用カムシャフト13iは、クランク軸6から取り出される動力により駆動される。
ピストン5の往復運動はコネクティングロッド6cを介してクランク軸6に伝えられ、ここで回転運動に変換されて、内燃機関1の出力として取り出される。燃焼後の混合気は排ガスExとなり、排気弁5eを通って排気通路の一部であるエキゾーストマニホールド9へ排出される。排ガスExは、エキゾーストマニホールド9の後流側に設けられる触媒79により浄化された後、大気中へ放出される。ここで、排気弁5eは、排気弁駆動用カムシャフト13eにより駆動される。吸気弁駆動用カムシャフト13iは、クランク軸6から取り出される動力により駆動される。
内燃機関1には、その運転を制御するために内燃機関の運転に関する情報、及び内燃機関1の制御に関する情報を取得するためのセンサ類が取り付けられる。このセンサ類としては、図3に示すように、クランク角センサ41、アクセル開度センサ42、エアフローセンサ43、吸気温度センサ44、冷却水温センサ45及びO2センサ46等のセンサ類がある。内燃機関1の運転を制御するエンジンECU30(Electronic Control Unit)は、これらのセンサ類からの出力を取得して、内燃機関1の運転を制御する。なお、後述するように、このエンジンECU30内には、この実施例に係る燃料供給制御装置が組み込まれている。
また、内燃機関1は、吸気通路8に設けられる電子スロットル弁70により、吸入空気量が調整される。電子スロットル弁70は、バタフライバルブ71と、これを駆動するアクチュエータ72と、バタフライバルブ71の開度を検出する開度センサ73とで構成される。エンジンECU30は、アクセル開度センサ42からの出力を取得して、アクチュエータ72に制御信号を送り、開度センサ73からのバタフライバルブ71の開度のフィードバック信号に基づいて、バタフライバルブ71を適切な開度に制御する。これにより、内燃機関1の燃焼室1b内へ導入する空気Aの量を制御する。
図4−1、図4−2は、実施例1に係る燃料供給装置の一例を示す概念図である。この燃料供給装置50は、内燃機関1に備えられ、内燃機関1が備える各気筒1sの燃焼室1bへ燃料を噴射する機能を持つ。燃料供給装置50は、次のように構成される。まず、第1及び第2デリバリパイプ21、22と、これに燃料を供給する第1及び第2高圧燃料ポンプ101、102と、連通通路65と、遮断弁15とを含んで構成される。遮断弁15は、第1高圧燃料ポンプ101と第1デリバリパイプ21との間、又は第2高圧燃料ポンプ102と第2デリバリパイプ22との間の少なくとも一方に設けられる。
また、連通通路65は、第1高圧燃料ポンプ101と第1デリバリパイプ21との間と、第2高圧燃料ポンプ102と第2デリバリパイプ22との間との燃料通路を連通させる。すなわち、連通通路65は、第1高圧燃料ポンプ101の第1吐出通路631と、第2高圧燃料ポンプ102の第2吐出通路632とを連通させるものである。さらに、連通通路65は、前記遮断弁15よりも高圧燃料ポンプ側に設けられる。この例において、連通通路65は、第2吐出通路632であって、遮断弁15と第2高圧燃料ポンプ102との間から、第1吐出通路631へ連通する。また、遮断弁15はエンジンECU30からの指令により、任意に開閉できるように構成される。
燃料タンク26の燃料は、フィードポンプ12によって燃料供給管60を介して燃料圧送手段である第1及び第2高圧燃料ポンプ101、102に送られる。第1及び第2高圧燃料ポンプ101、102は、内燃機関1が備える第1及び第2排気弁駆動用カムシャフト13e1、13e2によって駆動されて、燃料を直噴噴射弁3に必要な圧力まで昇圧させる。第1及び第2高圧燃料ポンプ101、102の燃料吐出口10o1、10o2から送り出された燃料は、それぞれ第1及び第2デリバリパイプ21、22へ送られて、各気筒1sの燃焼室内へ燃料を噴射する、それぞれの直噴噴射弁3へ分配される。
第1及び第2デリバリパイプ21、22の第1及び第2出口2o1、2o2には、第1及び第2リリーフ弁111、112が取り付けられている。第1及び第2デリバリパイプ21、22内の燃料Fが設定した圧力を超えないように、第1及び第2デリバリパイプ21、22内の燃料圧力が設定圧力を超えた場合には、該当するデリバリパイプのリリーフ弁が開く。そして、燃料リリーフ通路62を通して余剰燃料を燃料タンク26へ戻す。第1及び第2リリーフ弁111、112は、スプリング11sにより弁体11vをリリーフ弁入口11iへ押し付けるように構成される。そして、デリバリパイプ内の燃料の圧力が上昇して、スプリング11sの押し付け力を上回ると、弁体11vが押し上げられて、デリバリパイプ2内の燃料は、燃料リリーフ通路62を通して燃料を燃料タンク26へ戻される。
図4−3は、電磁リリーフ弁の構造を示す断面図である。上記燃料供給装置50が備える第1及び第2リリーフ弁111、112は、デリバリパイプ内の燃圧が規定圧力を超えたときに開くものであり、任意のタイミングで開くことはできない。図4−3に示す電磁リリーフ弁11aは、デリバリパイプ内の燃圧が規定値を超えた場合に開くとともに、任意の時期に開くことができる。これにより、電磁リリーフ弁11aに、デリバリパイプ内の燃料の圧力を変化させることのできる燃圧調整機能を持たせることができる。
この電磁リリーフ弁11aは、電磁ソレノイド11eに通電することにより弁体11vを動作させる。また、スプリング11sにより弁体11vをリリーフ弁入口11iへ押し付けるように構成される。これにより、電磁ソレノイド11eの通電を切ったときには、弁体11vがリリーフ弁入口11iを閉じるように構成されている。電磁リリーフ弁11aの作動時間あるいは作動デューティを制御することによって、デリバリパイプ内の燃圧を変化させることができる。図4−1に示すように、第1及び第2デリバリパイプ21、22には、内部の燃圧を測定する第1及び第2圧力センサ471、472が取り付けられている。そして、第1及び第2圧力センサ471、472からの信号をエンジンECU30(図3参照)が取得し、電磁リリーフ弁11aをフィードバック制御することによって、第1及び第2デリバリパイプ21、22内の燃圧を所定の値に制御できる。
電磁リリーフ弁11aを用いることにより、第1及び第2高圧燃料ポンプ101、102で燃料を定量圧送する場合でも、第1及び第2デリバリパイプ21、22の燃圧を可変させることができる。また、電磁リリーフ弁11aを作動させることで、第1及び第2デリバリパイプ21、22内を通過する燃料量を一定に制御することもできる。これにより、デリバリパイプ2内の燃料温度を一定に制御しやすくなるという効果が得られる。さらに、図4−1に示した構成のように、高圧燃料ポンプ10に調量機能を持たせれば、燃料供給量の制御と燃圧の制御とを同時に実行できる。次に、直噴噴射弁3へ燃料を供給する高圧燃料ポンプ10について説明する。
図5−1〜図5−4は、実施例1に係る高圧燃料ポンプの動作を表す説明図である。実施例1においては、第1及び第2高圧燃料ポンプ101、102を用いるが、便宜上、次の説明では第1及び第2高圧燃料ポンプ101、102を高圧燃料ポンプ10という。また、第1及び第2高圧燃料ポンプ101、102は、第1及び第2排気弁駆動用カムシャフト13e1、13e2により駆動されるが、便宜上、これらを排気弁駆動用カムシャフト13eという。
高圧燃料ポンプ10は、調量圧送機構を備える。図5−1〜図5−3に示すように、この高圧燃料ポンプ10は、スピル弁10sと、プランジャ10pと、チェック弁14(141、142)とを含んで構成される。この高圧燃料ポンプ10は、プランジャ10pが往復運動することにより燃料を加圧する。そして、燃料吸入口10i側に設けられるスピル弁10sを、高圧燃料ポンプ10の加圧行程中の最適なタイミングで閉じることにより、内燃機関1に必要な燃料圧力、及び燃料量に制御することができる。ここで、スピル弁10sは電磁力によって開閉させることができるものであり、エンジンECU30からの制御信号によりスピル弁10sが開閉される。また、プランジャ10pは、排気弁駆動用カムシャフト13eにより駆動される。
図5−1は、スピル弁10sが開くとともに、プランジャ10pが吸引側へストロークしている状態を示す(図5−4中のAで示す部分の相当する)。この状態では、燃料吸入口10iから燃料がプランジャ10p内へ吸引される。図5−2は、スピル弁10sが開くとともに、プランジャ10pが吐出側へストロークしている状態を示す(図5−4中のBで示す部分の相当する)。この状態では、スピル弁10sが開いており、プランジャ10pの吐出圧力はチェック弁14の開弁圧力よりも低い。このため、プランジャ10p内に吸引された燃料は、燃料吸入口10iから燃料タンクへ戻される。図5−3は、スピル弁10sが閉じるとともに、プランジャ10pが吐出側へストロークしている状態を示す(図5−4中のCで示す部分の相当する)。この状態では、スピル弁10sが閉じているため、プランジャ10pの吐出圧力がチェック弁14の開弁圧力よりも高くなる。これによりチェック弁14が開いて、プランジャ10p内に吸引された燃料は、燃料吐出口10oからデリバリパイプ2へ吐出される。
スピル弁10sを早いタイミングで閉じると、プランジャ10pの有効ストロークを長くできるので、デリバリパイプ内の燃料をより高圧にすることができる。このような調量圧送機構により、この高圧燃料ポンプ10は、デリバリパイプへ供給する燃料の量を変化させることができる。なお、実施例1に係る燃料供給装置50では、デリバリパイプ内の燃料圧力は、デリバリパイプに設けられたリリーフ弁11の開弁圧力によって決定される。
図4−1に示した燃料供給装置50において、第1及び第2デリバリパイプ21、22が備える第1及び第2リリーフ弁111、112は、前記デリバリパイプ内を流れる燃料の流れ方向(図4−1の矢印Fの方向)に対して最も下流に取り付けられている。このようにすれば、デリバリパイプ2内の燃料の温度が局所的に変化することを抑制できる。また、前記デリバリパイプ内の燃料温度の分布も抑制できる。その結果、各燃料噴射弁間の燃料噴射量のばらつきを抑制して、A/F(Air/Fuel:空燃比)の狂いを抑制することができる。なお、前記リリーフ弁は、内燃機関1の車両への搭載や補機類のレイアウトを考慮して、前記デリバリパイプの最下流以外の場所に配置してもよい。
図6は、実施例1に係る燃料供給制御装置を示す説明図である。この実施例に係る燃料供給制御は、この実施例に係る燃料供給制御装置20によって実現できる。燃料供給制御装置20は、エンジンECU30に組み込まれて構成されている。なお、エンジンECU30とは別個に、この実施例に係る燃料供給制御装置20を用意し、これをエンジンECU30に接続してもよい。そして、この実施例に係る燃料供給制御方法を実現するにあたっては、エンジンECU30が備える内燃機関1の制御機能を、前記燃料供給制御装置20が利用できるように構成してもよい。
燃料供給制御装置20は、運転判定部21と、ポンプ制御部22と、遮断弁制御部23とを含んで構成される。これらが、この実施例に係る燃料供給制御方法を実行する部分となる。運転判定部21と、ポンプ制御部22と、遮断弁制御部23とは、エンジンECU30の入出力ポート(I/O)39を介して接続される。これにより、運転判定部21と、ポンプ制御部22と、遮断弁制御部23とは、それぞれ双方向でデータをやり取りできるように構成される。なお、装置構成上の必要に応じて片方向でデータを送受信するようにしてもよい(以下同様)。
燃料供給制御装置20とエンジンECU30の処理部30pと記憶部30mとは、エンジンECU30に備えられる入出力ポート(I/O)39を介して接続されており、これらの間で相互にデータをやり取りすることができる。これにより、燃料供給制御装置20はエンジンECU30が有する内燃機関1の負荷や機関回転数その他の燃料供給制御データを取得したり、燃料供給制御装置20の制御をエンジンECU30の燃料供給制御ルーチンに割り込ませたりすることができる。
また、入出力ポート(I/O)39には、クランク角センサ41、アクセル開度センサ42、エアフローセンサ43、吸気温度センサ44、冷却水温センサ45、O2センサ46その他の、内燃機関1の運転に関する情報を取得するセンサ類が接続されている。これにより、エンジンECU30や燃料供給制御装置20は、内燃機関1の運転制御に必要な情報を取得することができる。また、入出力ポート(I/O)39には、高圧燃料ポンプ10等の内燃機関1の制御対象が接続されている。そして、燃料供給制御装置20が備える運転判定部21や、エンジンECU30の処理部30pからの制御信号によりこれらの動作が制御される。
記憶部30mには、この実施例に係る燃料供給制御方法の処理手順を含むコンピュータプログラムや、内燃機関1の運転制御に用いる燃料噴射量のデータマップ等が格納されている。ここで、記憶部30mは、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成することができる。また、燃料供給制御装置20やエンジンECU30の処理部30pは、メモリ及びCPUにより構成することができる。
上記コンピュータプログラムは、運転判定部21やポンプ制御部22等へすでに記録されているコンピュータプログラムとの組み合わせによって、この実施例に係る燃料供給制御の処理手順を実現できるものであってもよい。この燃料供給制御装置20は、前記コンピュータプログラムの代わりに専用のハードウェアを用いて、運転判定部21、ポンプ制御部22、及び遮断弁制御部23の機能を実現するものであってもよい。次に、この燃料供給制御装置20を用いて、実施例1に係る燃料供給制御方法を実現する手順を説明する。なお、次の説明では、適宜図1〜図6を参照されたい。
図7は、実施例1に係る燃料供給制御方法を示すフローチャートである。実施例1に係る燃料供給制御方法は、内燃機関1を始動するときに実行される。実施例1に係る燃料供給制御方法を実行するにあたり、燃料供給制御装置20の運転判定部21は、内燃機関1が運転中か、停止しているかを判定する(ステップS101)。内燃機関1が運転中である場合(ステップS101;Yes)、運転判定部21は監視を継続する。内燃機関1が停止しているとき(ステップS101;No)、遮断弁制御部23は、遮断弁15を閉鎖する(ステップS102)。これにより、第2デリバリパイプ22への燃料供給が停止する。この状態で、ポンプ制御部22によりフィードポンプ12を駆動して(ステップS103)、内燃機関1を始動する(ステップS104)。
スタータモータで内燃機関1のクランク軸6を回転させると、連動して第1及び第2排気弁駆動用カムシャフト13e1、13e2が回転し、第1及び第2高圧燃料ポンプ101、102の両方から第1デリバリパイプ21へ燃料が供給される。より詳しくは、第1高圧燃料ポンプ101からは直接第1デリバリパイプ21へ、第2高圧燃料ポンプ102からは連通通路65を通って第1デリバリパイプ21へ燃料が供給される。そして、内燃機関1は、第1デリバリパイプ21から燃料が供給される第1バンクB1のみを用いて始動される。
このようにすれば、内燃機関1の全デリバリパイプ容積(第1及び第2デリバリパイプ21、22の容積の和)が運転時の半分になるとともに、複数(ここでは2機)の高圧燃料ポンプにより第1デリバリパイプ21内へ燃料が供給される。その結果、燃圧の上昇時間が短縮されるので、燃料の燃焼が改善され、内燃機関1の始動性が向上する。また、燃焼の改善により、エミッションも改善される。さらに、内燃機関1が運転を開始したら遮断弁15を開き(ステップS105)、第1及び第2バンクB1、B2で内燃機関1を運転する。
[変形例]
図8は、実施例1の変形例に係る燃料供給装置の概略図である。この燃料供給装置51は、複数のデリバリパイプ毎にフィードポンプを備える点で、実施例1に係る燃料供給装置50と異なる。第1デリバリパイプ21に対応して第1フィードポンプ121が備えられ、第2デリバリパイプ22に対応して第2フィードポンプ122が備えられる。第1フィードポンプ吐出通路641と、第2フィードポンプ吐出通路642とは、フィードポンプ出口連通通路66によって連結されている。これにより、第1フィードポンプ121の出口12o1と、第2フィードポンプ122の出口12o2とは、フィードポンプ出口連通通路66によって連結される。
この変形例に係る構成では、仮に第1又は又は第2フィードポンプ121、122のうちどちらかが故障した場合でも、正常に動作しているフィードポンプから吐出された燃料は、フィードポンプ出口連通通路66を通って第1及び第2高圧燃料ポンプ101、102へ分配される。これにより、1台のフィードポンプが故障した場合であっても、正常に動作しているフィードポンプを用いて第1及び第2高圧燃料ポンプ101、102へ燃料を供給することができる。その結果、1台のフィードポンプが故障したとしても、燃料供給が担保されるので、内燃機関1は安定して運転できる。
以上、実施例1によれば、内燃機関の始動時においてはデリバリパイプと高圧燃料ポンプとの間に配置した遮断弁を閉鎖することによって、複数の高圧燃料ポンプから一つのデリバリパイプに対して燃料を供給する。そして、当該デリバリパイプから燃料が供給される気筒のみを用いて内燃機関を始動する。これにより、始動に用いる気筒に燃料を供給するデリバリパイプ内における燃圧を速やかに上昇させることができるので、始動時の燃焼を改善することができる。なお、実施例1及びその変形例で開示した構成は、以下の実施例でも適宜適用できる。また、実施例1及びその変形例で開示した構成と同一の構成を備えるものは、これらと同様の作用、効果を奏する。
実施例2に係る燃料供給制御方法は、片方のバンクの気筒を休止させる際に遮断弁を閉鎖して当該バンクに属するデリバリパイプに対する燃料の供給を停止するとともに、休止させるバンクに燃料を供給する高圧燃料ポンプからの燃料の圧送を停止させる点に特徴がある。なお、実施例2に係る燃料供給制御方法は、実施例1に係る内燃機関の燃料供給制御装置20(図6参照)により実現できる。実施例2に係る燃料供給制御方法は、実施例1に係る内燃機関1(図1−1等)及び燃料供給装置50(図4−1等)により実現できる。また、次の説明においては、適宜図1〜6を参照されたい。
図9は、実施例2に係る燃料供給制御方法を示すフローチャートである。実施例2に係る燃料供給制御方法を実現するにあたり、まず、燃料供給制御装置20が備える運転判定部21は、内燃機関1が気筒休止条件にあるか否かを判定する(ステップS201)。気筒休止するか否かは、内燃機関1の負荷や内燃機関1が搭載される車両の車速等に基づいて決定する。例えば、内燃機関1の負荷が低く、前記車両の車速が一定速度で巡航しているような場合には、気筒休止条件にあると判定して、気筒休止を実行する。気筒休止は、内燃機関1のように、複数のバンクを備える内燃機関においては、少なくとも一つのバンクが備える気筒1sを休止する。すなわち、共通するデリバリパイプから燃料が供給される気筒1sを休止する。
気筒休止条件にない場合、(ステップS201;No)、燃料供給制御装置20は、内燃機関1の運転を継続して監視する。気筒休止条件である場合(ステップS201;Yes)、遮断弁制御部23は、遮断弁15を閉鎖し(ステップS202)、第2デリバリパイプ22への燃料供給を停止する。これにより、第2デリバリパイプ22内の燃圧上昇は発生しないので、第2デリバリパイプ22から燃料が供給される直噴噴射弁3からの油密漏れを抑制できる。これにより、エミッションの悪化を抑制できるとともに、燃料消費も抑制できる。
エンジンECU30の処理部30pは、遮断弁15の閉鎖を受けて、遮断弁15の閉鎖により燃料供給が停止される第2バンクB2が備える気筒1sの運転を休止する(ステップS203)。同時に、ポンプ制御部22は、第2デリバリパイプ22へ燃料を供給する第2高圧燃料ポンプ102による燃料の圧送を停止する。具体的には、エンジンECU30により、スピル弁10sを開いた状態に保つことにより、プランジャ10p内に吸引された燃料を燃料吸入口10iから燃料タンクへ戻すようにする(図5−1)。このように、気筒休止において第2高圧燃料ポンプ102による燃料の圧送を停止するので、第2高圧燃料ポンプ102の駆動による騒音発生も低減する。さらに、第2高圧燃料ポンプ102の駆動による内燃機関1の駆動力ロスも低減されるので、燃料消費を改善できる。気筒休止から復帰するときには、ポンプ制御部22が第2高圧燃料ポンプ102による燃料の圧送を開始するとともに、遮断弁制御部23が遮断弁15を開放する。
図10−1、図10−2は、実施例2に適用できる燃料供給装置例である。図10−1に示す燃料供給装置52は、第2高圧燃料ポンプ102と第2デリバリパイプ22との間に第1遮断弁151を備えるとともに、連通通路65に第2遮断弁152を備える。この構成によれば、気筒休止の際には第1遮断弁151を開き、第2遮断弁152を閉鎖することにより、第1デリバリパイプ21への燃料供給を停止することもできる。すなわち、気筒休止するバンクを任意に切り替えることができる。気筒休止により第1バンクB1と第2バンクB2との使用頻度に差が生ずるが、燃料供給装置52によれば、かかる使用頻度の差を極小にすることができる。
図10−2に示す燃料供給装置53は、第2高圧燃料ポンプ102と第2デリバリパイプ22との間に第1遮断弁151を備えるとともに、第1高圧燃料ポンプ101と第1デリバリパイプ21との間に第2遮断弁152を備える。この構成によれば、気筒休止の際には第1遮断弁151を開き、第2遮断弁152を閉鎖することにより、第1デリバリパイプ21への燃料供給を停止することもできる。すなわち、気筒休止するバンクを任意に切り替えることができる。また、内燃機関1の始動時においても、第1及び第2遮断弁151、152を操作することにより、始動に用いるバンクを切り替えることができる。この際には、2機の高圧燃料ポンプでデリバリパイプへ燃料を供給できる。気筒休止、あるいは内燃機関1の始動により第1バンクB1と第2バンクB2との使用頻度に差が生ずるが、燃料供給装置53によれば、かかる使用頻度の差を極小にすることができる。
以上、実施例2によれば、内燃機関の気筒休止時においては、停止させる気筒へ共通して燃料を供給するデリバリパイプと高圧燃料ポンプとの間に配置した遮断弁を閉鎖することによって、当該デリバリパイプに対する燃料供給を停止する。これにより、前記デリバリパイプ内における燃圧上昇を抑制できるので、休止させる気筒への油密漏れを抑制できる。なお、実施例2及びその変形例で開示した構成は、以下の実施例でも適宜適用できる。また、実施例2及びその変形例で開示した構成と同一の構成を備えるものは、これらと同様の作用、効果を奏する。
実施例3に係る燃料供給制御方法は、片方のバンクの気筒を休止させる際に、遮断弁を閉鎖するとともに、休止させるバンクに燃料を供給する高圧燃料ポンプからの燃料の圧送を停止させ、さらに気筒休止させるデリバリパイプ内の燃圧を基準値以下に低下させる点に特徴がある。なお、実施例2に係る燃料供給制御方法は、実施例1に係る内燃機関1(図1−1等)及び実施例1、2に係る燃料供給装置50〜53(図4−1等)により実現できる。また、次の説明においては、適宜図1〜6、図10等を参照されたい。
図11は、実施例3に係る燃料供給制御装置を示す説明図である。図12は、実施例3に係る燃料供給制御方法を示すフローチャートである。実施例3に係る燃料供給制御装置20'は、実施例1に係る燃料供給制御装置20とほぼ同様の構成であるが、デリバリパイプ内の燃圧を調整する燃圧調整部24をさらに備える点が異なる。次に、この燃料供給制御装置20'を用いて、実施例3に係る燃料供給制御方法を実現する手順について説明する。
実施例3に係る燃料供給制御方法を実現するにあたり、まず、燃料供給制御装置20'が備える運転判定部21は、内燃機関1が気筒休止条件にあるか否かを判定する(ステップS301)。気筒休止するか否かは、実施例2で説明した通りなので、その説明を省略する。気筒休止条件にない場合、(ステップS301;No)、燃料供給制御装置20'は、内燃機関1の運転を継続して監視する。気筒休止条件である場合(ステップS301;Yes)、遮断弁制御部23は、遮断弁15を閉鎖し(ステップS302)、第2デリバリパイプ22への燃料供給を停止する。
次に、燃圧調整部24は、気筒休止するバンクへ燃料を供給するデリバリパイプ(ここでは第2デリバリパイプ22)内のデリバリ燃圧PDを取得し、予め定めた基準燃圧Pcと比較する(ステップS303)。第2デリバリパイプ22内のデリバリ燃圧PDは、図4−1に示す第2圧力センサ472から取得することができる。比較の結果、デリバリ燃圧PD>基準燃圧Pcである場合(ステップS303;Yes)、第2デリバリパイプ22内のデリバリ燃圧PDを基準燃圧Pcまで低下させる(ステップS304)。ここで、基準燃圧Pcは、直噴噴射弁3の燃料噴射孔から燃料が漏れない程度の大きさに決定する。直噴噴射弁3の加工精度や環境温度にもよるが、例えば、基準燃圧は、通常運転時における燃圧の30%〜50%程度とする。また、基準燃圧Pcは、燃料温度の関数として用意してもよい。
例えば、燃圧調整部24からの指令により、遮断弁15を閉じた状態で、かつ直噴噴射弁3から各気筒1sへ燃料を噴射して燃焼させることにより、第2デリバリパイプ22内の燃圧を低下させることができる。また、図4−3に示す電磁リリーフ弁11aを用いれば、燃圧調整部24からの指令により電磁リリーフ弁11aを開いて第2デリバリパイプ22内の燃料を抜くことにより、デリバリ燃圧PDを低下させることができる。
デリバリ燃圧PDが基準燃圧Pcに到達したら(ステップS303;No)、エンジンECU30の処理部30pは、遮断弁15の閉鎖により燃料供給が停止される第2バンクB2が備える気筒1sの運転を休止する(ステップS305)。同時に、ポンプ制御部22は、第2デリバリパイプ22へ燃料を供給する第2高圧燃料ポンプ102による燃料の圧送を停止する。このように、気筒休止前には、気筒休止させるバンクに燃料を供給するデリバリパイプ内の燃圧を、直噴噴射弁3からの油密漏れが発生しない大きさまで低下させる。これにより、直噴噴射弁3からの油密漏れを抑制して、エミッションの悪化及び燃料消費の悪化を抑制できる。
気筒休止から復帰するときには、ポンプ制御部22が第2高圧燃料ポンプ102による燃料の圧送を開始するとともに、遮断弁制御部23が遮断弁15を開放する。実施例3において、気筒休止バンクのデリバリパイプ内の燃圧は油密漏れを抑制できる程度に低下させるが、ある程度の燃圧は維持している。このため、気筒休止から復帰するときには、速やかに燃圧を上昇させることができるので、燃焼悪化によるエミッション悪化を抑制できる。
なお、気筒休止時間が長い場合、気筒休止バンクのデリバリパイプ内における燃圧は、基準燃圧Pcを大幅に下回ることがある。かかる場合、気筒休止バンクのデリバリパイプ内における燃圧を監視して、当該燃圧が基準燃圧Pcをある基準値よりも下回った場合には、遮断弁15を開くとともに第2高圧燃料ポンプ102による燃料の圧送を開始するようにしてもよい。このようにすれば、気筒休止バンクのデリバリパイプ内における燃圧を基準燃圧Pcに維持することができるので、気筒休止から復帰するときには、速やかに気筒休止バンクのデリバリパイプ内における燃圧を上昇させることができる。なお、気筒休止バンクのデリバリパイプ内における燃圧を監視しない場合でも、燃料温度と気筒休止の継続時間との関係から、定期的に遮断弁15を開くとともに第2高圧燃料ポンプ102による燃料の圧送を開始してもよい。
以上、実施例3によれば、内燃機関の気筒休止において、休止する気筒に燃料を供給するデリバリパイプ内の燃圧を予め定めた基準値に低下させてから、当該デリバリパイプから燃料が供給される気筒を休止するので、直噴噴射弁からの油密漏れをより効果的に抑制できる。
以上のように、本発明に係る内燃機関及び燃料供給装置、並びに燃料供給制御装置は、燃焼室内へ直接燃料が噴射される、いわゆる直噴の内燃機関に有用であり、特に、複数のデリバリパイプを備える直噴内燃機関の始動に適している。
実施例1に係る内燃機関を示す正面図である。 実施例1に係る内燃機関を示す平面図である。 高圧燃料ポンプの搭載位置による内燃機関の高さの違いを説明する内燃機関の正面図である。 実施例1に係る内燃機関が備える1の気筒の構成を示す説明図である。 実施例1に係る燃料供給装置の一例を示す概念図である。 実施例1に係る燃料供給装置の一例を示す概念図である。 電磁リリーフ弁の構造を示す断面図である。 実施例1に係る高圧燃料ポンプの動作を表す説明図である。 実施例1に係る高圧燃料ポンプの動作を表す説明図である。 実施例1に係る高圧燃料ポンプの動作を表す説明図である。 実施例1に係る高圧燃料ポンプの動作を表す説明図である。 実施例1に係る燃料供給制御装置を示す説明図である。 実施例1に係る燃料供給制御方法を示すフローチャートである。 実施例1の変形例に係る燃料供給装置の概略図である。 実施例2に係る燃料供給制御方法を示すフローチャートである。 実施例2に適用できる燃料供給装置例である。 実施例2に適用できる燃料供給装置例である。 実施例3に係る燃料供給制御装置を示す説明図である。 実施例3に係る燃料供給制御方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
1b 燃焼室
1s 気筒
1 第1デリバリパイプ
2 第2デリバリパイプ
3 直噴噴射弁
101 第1高圧燃料ポンプ
102 第2高圧燃料ポンプ
12 フィードポンプ
13i 吸気弁駆動用カムシャフト
13e 排気弁駆動用カムシャフト
15 遮断弁
20 燃料供給制御装置
21 運転判定部
22 ポンプ制御部
23 遮断弁制御部
24 燃圧調整部
26 燃料タンク
50、51、52、53 燃料供給装置
65 連通通路
66 フィードポンプ出口連通通路
B1 第1バンク
B2 第2バンク

Claims (11)

  1. 燃焼室内へ直接燃料を噴射する直噴噴射弁と、
    前記直噴噴射弁が取り付けられるとともに、前記直噴噴射弁へ燃料を供給する複数のデリバリパイプと、
    それぞれの前記デリバリパイプへ燃料を供給する燃料圧送手段と、
    少なくとも、一つの前記燃料圧送手段と前記デリバリパイプとの間に配置される遮断弁と、
    前記遮断弁と前記燃料圧送手段との間から、前記燃料圧送手段の吐出通路を連通させる連通通路と、を備え、
    始動時に前記遮断弁を閉鎖することによって、複数の前記燃料圧送手段から一つの前記デリバリパイプに対して燃料を供給することを特徴とする内燃機関。
  2. 燃焼室内へ直接燃料を噴射する直噴噴射弁と、
    前記直噴噴射弁が取り付けられるとともに、前記直噴噴射弁へ燃料を供給する複数のデリバリパイプと、
    それぞれの前記デリバリパイプへ燃料を供給する燃料圧送手段と、
    少なくとも一つの前記燃料圧送手段とデリバリパイプとの間に配置される遮断弁と、
    前記遮断弁と前記燃料圧送手段との間から、前記燃料圧送手段の吐出通路を連通させる連通通路と、を備え、
    運転中において、共通のデリバリパイプから燃料が供給される気筒を休止するときには、前記遮断弁を閉鎖して、共通の前記デリバリパイプに対する燃料の供給を停止することを特徴とする内燃機関。
  3. 前記気筒を休止するときには、前記遮断弁を閉鎖した後、休止する前記気筒に燃料を供給する前記デリバリパイプ内の燃圧を予め定めた基準値に低下させてから、前記気筒を休止させることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関。
  4. 前記燃料圧送手段へ燃料を送るフィードポンプが、それぞれの前記デリバリパイプに対応して備えられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関。
  5. 前記燃料圧送手段は、前記内燃機関の排気側に搭載されるとともに、前記内燃機関の排気弁駆動用カムシャフトで駆動されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関。
  6. 燃焼室内へ直接燃料を噴射する直噴噴射弁を備える内燃機関へ燃料を供給するものであり、
    前記直噴噴射弁が取り付けられるとともに、前記直噴噴射弁へ燃料を供給する複数のデリバリパイプと、
    それぞれの前記デリバリパイプへ燃料を供給する燃料圧送手段と、
    少なくとも一つの前記燃料圧送手段とデリバリパイプとの間に配置される遮断弁と、
    前記遮断弁と前記燃料圧送手段との間から、前記燃料圧送手段の吐出通路を連通させる連通通路と、を備え、
    始動時、又は前記内燃機関の運転中において、共通のデリバリパイプから燃料が供給される気筒を休止するときの少なくとも一方においては、前記遮断弁を閉鎖することにより、前記燃料圧送手段から前記デリバリパイプへの燃料供給を停止することを特徴とする燃料供給装置。
  7. 前記燃料圧送手段へ燃料を送るフィードポンプが、それぞれの前記デリバリパイプに対応して備えられることを特徴とする請求項6に記載の燃料供給装置。
  8. 前記燃料圧送手段は、燃料供給対象の内燃機関の排気側に搭載されるとともに、前記内燃機関の排気弁駆動用カムシャフトで駆動されることを特徴とする請求項6又は7に記載の燃料供給装置。
  9. 燃焼室内へ直接燃料を噴射する直噴噴射弁が取り付けられるとともに、前記直噴噴射弁へ燃料を供給する複数のデリバリパイプと、
    それぞれの前記デリバリパイプへ燃料を供給する燃料圧送手段と、
    少なくとも一つの前記燃料圧送手段とデリバリパイプとの間に配置される遮断弁と、
    前記遮断弁と前記燃料圧送手段との間から、前記燃料圧送手段の吐出通路を連通させる連通通路と、を備える燃料供給制御に用いるものであり、
    前記内燃機関を始動する際には、始動前に前記遮断弁を閉鎖することにより、複数の前記燃料圧送手段から一つの前記デリバリパイプに対して燃料を供給させる遮断弁制御部を含んで構成されることを特徴とする燃料供給制御装置。
  10. 内部をピストンが往復運動する複数の気筒と、
    前記気筒の燃焼室内へ直接燃料を噴射する直噴噴射弁が取り付けられるとともに、前記直噴噴射弁へ燃料を供給する複数のデリバリパイプと、
    それぞれの前記デリバリパイプへ燃料を供給する燃料圧送手段と、
    少なくとも一つの前記燃料圧送手段とデリバリパイプとの間に配置される遮断弁と、
    前記遮断弁と前記燃料圧送手段との間から、前記燃料圧送手段の吐出通路を連通させる連通通路と、を備える燃料供給制御に用いるものであり、
    前記内燃機関の運転条件が、前記内燃機関の運転中において、共通の前記デリバリパイプから燃料が供給される気筒を休止する条件にあるか否かを判定する運転判定部と、
    前記内燃機関が、前記気筒を休止する条件にあるときには、前記遮断弁を閉鎖して、共通の前記デリバリパイプに対する燃料の供給を停止する遮断弁制御部と、
    を含んで構成されることを特徴とする燃料供給制御装置。
  11. さらに、前記気筒を休止するときには、前記遮断弁を閉鎖した後、休止する前記気筒に燃料を供給する前記デリバリパイプ内の燃圧を予め定めた基準値に低下させる燃圧調整部を含むことを特徴とする請求項9又は10に記載の燃料供給制御装置。
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