JP2005299182A - 建設機械のスイングフレーム及び建設機械のエンジンルーム - Google Patents
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Abstract
【課題】 建設機械のスイングフレーム及び建設機械のエンジンルームにおいて、冷却風の圧力損失を低減できるようにする。
【解決手段】
上部旋回体の前後方向に沿って設けられ作業装置の基端部を上下揺動可能に支持する左右一対のメインレール32A,32Bの内、ファン軸流方向上流側のメインレール31Aに沿って冷却風を機外へと排出するための風路Sが設けられ、上記の上流側のメインレール31Aが、風路Sを内部に形成するダクト壁面の少なくとも一部として使用される。
【選択図】 図1
【解決手段】
上部旋回体の前後方向に沿って設けられ作業装置の基端部を上下揺動可能に支持する左右一対のメインレール32A,32Bの内、ファン軸流方向上流側のメインレール31Aに沿って冷却風を機外へと排出するための風路Sが設けられ、上記の上流側のメインレール31Aが、風路Sを内部に形成するダクト壁面の少なくとも一部として使用される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、上部旋回体の底部をなし下部走行体に旋回可能に取り付けられ、上部旋回体の前後方向に沿って設けられ作業装置の基端部を上下揺動可能に支持する左右一対のメインレールを有する、建設機械のスイングフレーム、及びその上方に形成されるエンジンルームに関する。
今日、油圧ショベル,ホイールローダ等の走行式の建設機械やクレーン等の定置式の建設機械等、種々の建設機械が建設現場,港湾,工場内等の様々な分野において用いられている。これら建設機械の構造は、例えば走行式の建設機械である油圧ショベルでは、図5に示すように、下部走行体1と、下部走行体1の上側に旋回可能に配設された上部旋回体2と、上部旋回体2に設けられ種々の作業を行なう作業装置3との3つの部分で構成されている。このうち上部旋回体2には、その機体後方にカウンタウェイト2Aが配置され、カウンタウェイト2Aの機体前方にはエンジンルーム2Bが配置されている。
エンジンルーム2B内には、エンジンや油圧ポンプ等の機器が配設され、エンジンによる油圧ポンプの駆動により発生した油圧によって作業装置3を作動させている。
建設機械は、ダム,トンネル,河川,道路等における岩石の掘削やビル,建築物の取り壊し等、一般に厳しい環境下で使用されるが、このような環境下ではエンジンや油圧ポンプ等の機器類に加わる負荷が高く、エンジン温度の上昇や作動油の油温の上昇を招きやすい。このため、これら建設機械では、エンジンルーム内にファンが設置され、このファンによって吸入した外気(冷却風)により、クーリングパッケージを流れるエンジン冷却水や作動油が冷却される(特許文献1参照)。
建設機械は、ダム,トンネル,河川,道路等における岩石の掘削やビル,建築物の取り壊し等、一般に厳しい環境下で使用されるが、このような環境下ではエンジンや油圧ポンプ等の機器類に加わる負荷が高く、エンジン温度の上昇や作動油の油温の上昇を招きやすい。このため、これら建設機械では、エンジンルーム内にファンが設置され、このファンによって吸入した外気(冷却風)により、クーリングパッケージを流れるエンジン冷却水や作動油が冷却される(特許文献1参照)。
以下、図5及び図6を参照して、冷却風の流れについて説明する。図6は、上部旋回体の底部をなすスイングフレームの機体後方について示す図であって、この上方空間が、図示しない建屋カバーに囲われてエンジンを収容するエンジンルームとして形成される。
図中の符号132A,132Bは、機体前後方向に沿って設けられ作業装置の基端部(ブームフート)を軸支する左右一対のメインフレームであり、エンジン(図示略)はこのメインフレーム132A,132Bの相互間に配置される。
図中の符号132A,132Bは、機体前後方向に沿って設けられ作業装置の基端部(ブームフート)を軸支する左右一対のメインフレームであり、エンジン(図示略)はこのメインフレーム132A,132Bの相互間に配置される。
そして、図6中で手前のメインフレーム132Aを挟んで、エンジンの向かいには、ラジエータやオイルクーラなどからなるクーリングパッケージ24が設置されており、図示しないファンによって、機外より矢印F1〜F3で示すようにエンジンルーム内に吸引された冷却風は、クーリングパッケージ24を通過する際に、上述したようにクーリングパッケージ24のコア内を流れるエンジン冷却水や作動油を冷却する。
ここで、クーリングパッケージ24の周囲には、その前方にシートメタルW1が配置され、その右側(冷却風流れ方向下流側)に、エンジンとの仕切壁W2及びメインフレーム132Aのサイドプレート132Aaが位置し、その後方にカウンタウェイト2Aが配置され、その下方にボトムガードW3が配置されている。このようにクーリングパッケージ24は、シートメタルW1,仕切壁W2,メインフレーム132A,カウンタウェイト2A及びボトムガードW3により囲われているため、クーリングパッケージ24を通過した冷却風は、矢印F4〜F8で示すような上方への流れを余儀なくされ、図示しないエンジンフードに設けられた開口より機外へと排出される。
特開2000−144802号公報
このように、上記従来技術では、クーリングパッケージ24を通過した冷却風は、その直進運動を仕切壁W2やメインフレームサイドプレート132Aaにより阻まれ、これらの仕切壁W2やメインフレームサイドプレート132Aaに衝突した後、上方への流れを余儀なくされるため、冷却風の圧力損失が大きく、ファン本来の冷却風排出性能が出せない。このため、上記従来技術には、冷却風の排出効率が低いという課題がある。
本発明はこのような課題に鑑み創案されたもので、冷却風の圧力損失を低減できるようにした、建設機械のスイングフレームを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明の建設機械のスイングフレームは、上部旋回体の底部をなし下部走行体に旋回可能に取り付けられ、該上部旋回体の前後方向に沿って設けられ作業装置の基端部を上下揺動可能に支持する左右一対のメインレールを有し、ファン軸流方向を該上部旋回体の左右方向に設定された冷却ファン及び上記の一対のメインレールよりも該ファン軸流方向上流側に位置設定されたクーリングパッケージを上方に配置される、建設機械のスイングフレームであって、上記の一対のメインレールの内の該ファン軸流方向上流側のメインレールに沿って冷却風を機外へと排出するための風路が設けられ、上記の上流側のメインレールが、該風路を内部に形成するダクト壁面の少なくとも一部として使用されたことを特徴としている。
請求項2記載の本発明の建設機械のスイングフレームは、請求項1記載の建設機械のスイングフレームにおいて、上記の上流側のメインレールが閉断面構造を有し、上記の上流側のメインレールの該クーリングパッケージに向かい合う壁面の所定箇所に開口が設けられ、該風路が、該開口を入口として、該メインレールの該閉断面内の空間により構成されたことを特徴としている。
請求項3記載の本発明の建設機械のエンジンルームは、クーリングパッケージ及び該クーリングパッケージを冷却するための冷却風を流通させる冷却ファンを収容する、建設機械のエンジンルームであって、上記の請求項1又は2記載のスイングフレームの上方に形成され、上記のファン軸流方向上流側のメインレールよりも該ファン軸流方向上流側に該クーリングパッケージが配置されたことを特徴としている。
本発明によれば、左右一対のメインレールの内のファン軸流方向上流側のメインレールに沿って冷却風を機外へと排出するための風路が設けられ、この風路を内部に形成するダクト壁面の少なくとも一部に、上記の上流側のメインレールが使用されるので、上部旋回体の前後方向に沿って設けられるメインレールを利用してクーリングパッケージを通過した冷却風を機外へと排出することができ、簡素な構成で冷却風の圧力損失を低減できる利点がある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図3は本発明の一実施形態について説明するための図であって、図1はそのスイングフレームの構成を示す模式的な斜視図、図2はそのエンジンルームの構成を示す模式的な断面図、図3はその建設機械の構成を示す模式的な平面図、図4は変形例の構成を示す模式的な断面図であって図2のX部に対応する図である。また、従来技術の説明に使用した図5についても流用して本実施形態の説明に使用する。
図1〜図3は本発明の一実施形態について説明するための図であって、図1はそのスイングフレームの構成を示す模式的な斜視図、図2はそのエンジンルームの構成を示す模式的な断面図、図3はその建設機械の構成を示す模式的な平面図、図4は変形例の構成を示す模式的な断面図であって図2のX部に対応する図である。また、従来技術の説明に使用した図5についても流用して本実施形態の説明に使用する。
なお、以下の実施形態では、本発明を建設機械として油圧ショベルに適用した例を説明するが、本発明は、油圧ショベルに限定されず、ホイールローダ,クレーンなどの種々の建設機械に適用しうるものである。
本発明の一実施形態にかかる建設機械は、従来と同様に図5に示すように、下部走行体1と、下部走行体1の上側に旋回可能に配設された上部旋回体2と、上部旋回体2に設けられ種々の作業を行なう作業装置3との3つの部分で構成されている。
本発明の一実施形態にかかる建設機械は、従来と同様に図5に示すように、下部走行体1と、下部走行体1の上側に旋回可能に配設された上部旋回体2と、上部旋回体2に設けられ種々の作業を行なう作業装置3との3つの部分で構成されている。
このうち上部旋回体2には、その機体後方にカウンタウェイト2Aが配置され、カウンタウェイト2Aの機体前方にはエンジンルーム2Bが配置されており、エンジンルーム2Bは、上部旋回体2の底部をなして下部走行体1に旋回可能に取り付けられたスイングフレーム30(スイングフレーム30については後述する)上方に形成される。
以下、図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態としてのエンジンルーム2B及びスイングフレーム30について説明する。
以下、図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態としてのエンジンルーム2B及びスイングフレーム30について説明する。
図2に示すように、エンジンルーム2Bには、エンジン26がそのクランク軸を機体左右方向に向けて設置されており、図2中でエンジン26の右側に軸流式の冷却ファン25が配設されている。この冷却ファン25は、その軸流方向が上記機体左右方向に一致するような姿勢で設置されており、上方のエンジンフード22にラジエータルーム2Baに面して形成された吸入口22aから外気を吸入し、この外気を、冷却風として、エンジンルーム2Bに流通させるようになっている。
冷却ファン25は、図2において左側となるような方向に冷却風を送りだすようになっている。エンジンフード22には、上述した吸入口22aが設けられる一方、メインエンジンルーム2Bbに面して冷却風の排出口22bが設けられるとともにポンプルーム2Bcに面して冷却風の排出口22cが設けられている。
なお、ここでは、冷却ファン25はエンジンクランク軸に機械的に連結されたエンジン駆動式であるが、これに限定されず、油圧モータなどの油圧駆動式又は電動モータなどの電動駆動式でも良い。
なお、ここでは、冷却ファン25はエンジンクランク軸に機械的に連結されたエンジン駆動式であるが、これに限定されず、油圧モータなどの油圧駆動式又は電動モータなどの電動駆動式でも良い。
そして、冷却ファン25の軸流方向上流側(図2中で右側)であって、後述するメインレール32A,32Bよりもファン軸流方向上流側には、ラジエータやオイルクーラなどからなるクーリングパッケージ24が設置されており、機外から冷却ファン25の作動によりエンジンルーム2Bに吸引された冷却風は、クーリングパッケージ24を通過する際に、クーリングパッケージ24のコア内を流通するエンジン冷却水や作業装置の作動などに使用される作動油を冷却するようになっている。
また、エンジン26のファン軸流方向下流側(図2中で左側)には、上記作動油を圧送するための油圧ポンプ27が設置されている。この油圧ポンプ27はエンジン駆動式でありエンジンクランク軸に連結されている。
さて、エンジンルーム2Bの底部は、下部走行体2に旋回可能に取り付けられたスイングフレーム30の一部により形成されている。
さて、エンジンルーム2Bの底部は、下部走行体2に旋回可能に取り付けられたスイングフレーム30の一部により形成されている。
スイングフレーム30は、エンジンルーム2B(上部旋回体2)の底部(床面)をなすフレーム本体31と、機体(上部旋回体2の)左右方向中央にファン軸流方向に対し所定の間隔をあけて配置される左右一対の(2つの)メインレール32A,32Bとをそなえて構成されている。
各メインレール32A,32Bは、それぞれ、フレーム本体31に立設され、機体前後方向に沿って設けられており、その機体前方の端部32Aa,32Baは、機外へ露出して作業装置3の基端部(ブームフート3A)を上下方向に揺動可能に軸支している。
各メインレール32A,32Bは、それぞれ、フレーム本体31に立設され、機体前後方向に沿って設けられており、その機体前方の端部32Aa,32Baは、機外へ露出して作業装置3の基端部(ブームフート3A)を上下方向に揺動可能に軸支している。
上記クーリングパッケージ24の周囲には、上述した従来技術と同様に、その前方にシートメタルW1が配置され、その冷却風流れ方向下流側に、エンジン26との仕切壁W2及びメインレール32A,32Bが配置され、その後方にカウンタウェイト2Aが配置され、その下方にボトムガードW3が配置され、その上方にエンジンフード22が配置されている。
メインレール32A,32Bは、ブームフート3Aを軸支するものであるから高い剛性が要求され、このような要求を満たすべく、ここでは、メインレール32A,32Bは、図2に示すようにその3辺P1,P2,P3及びフレーム本体31からなる閉断面構造を有している。そして、メインレール32A,32Bの内、ファン軸流方向上流側のメインレール32Aには、そのクーリングパッケージ24側の壁面に開口32Aaが(ここではエンジンルームの略全幅に亘って)形成されるとともに、また、機外に露出する機体前側の端面に開口32Abが形成されている。
これにより、上記開口32Aaを入口とし上記開口32Abを出口とする冷却風の風路が、閉断面構造のメインレール32Aの内部空間Sと一体に形成されることとなる。
これにより、上記開口32Aaを入口とし上記開口32Abを出口とする冷却風の風路が、閉断面構造のメインレール32Aの内部空間Sと一体に形成されることとなる。
本発明の一実施形態としての建設機械のスイングフレームは、上述したように構成されており、クーリングパッケージ24を通過した冷却風の多くは、エンジンルーム2B内に配置されてメインレール32Aの機体後側に設けられた冷却風の取り入れ用の開口32Aaからメインレール32Aの閉断面内部空間(風路)Sに入り、この風路Sにより案内され、メインレール32Aの機体前側に設けられた冷却風の吐き出し用の開口32Abから機外へと排出される。
このエンジンルーム2Bを挿通する風路Sの設置を、メインレール32Aを利用することで容易に構成することができる。
この風路Sにより、クーリングパッケージ24を通過した冷却風が案内され、機外へと滑らかに排出されるので、冷却風の圧力損失が低減して冷却風の排出効率が向上する。したがって、簡素な構成により、冷却風量の増加ひいてはエンジン冷却水や作動油に対するクーリング能力の向上が得られ、又は、クーリングパッケージ24や冷却ファン25を小型化することができる。また、冷却ファン25が、エンジン駆動式ではなく(エンジンに連結されてなく)、油圧モータもしくは電動モータなどに駆動されるものであれば、ファン回転速度はエンジン回転速度に左右されないのでファン回転速度を従来よりも低回転速度とすることができ、省エネルギー化を図ることができる。
なお、クーリングパッケージ24を通過した冷却風の一部は、従来と同様に、エンジンフード22に設けられた排出口22b,22cから排出される。
この風路Sにより、クーリングパッケージ24を通過した冷却風が案内され、機外へと滑らかに排出されるので、冷却風の圧力損失が低減して冷却風の排出効率が向上する。したがって、簡素な構成により、冷却風量の増加ひいてはエンジン冷却水や作動油に対するクーリング能力の向上が得られ、又は、クーリングパッケージ24や冷却ファン25を小型化することができる。また、冷却ファン25が、エンジン駆動式ではなく(エンジンに連結されてなく)、油圧モータもしくは電動モータなどに駆動されるものであれば、ファン回転速度はエンジン回転速度に左右されないのでファン回転速度を従来よりも低回転速度とすることができ、省エネルギー化を図ることができる。
なお、クーリングパッケージ24を通過した冷却風の一部は、従来と同様に、エンジンフード22に設けられた排出口22b,22cから排出される。
本発明の建設機械の建設機械のスイングフレームは、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
例えば、風路Sの排出口32Abをメインレール32Aの前面に設けたが、排出口は機外に面して設けられていれば良く、メインレール32Aの前面に設けるかわりに、メインレール32Aの側面や上面などに、図1に二点鎖線で示すような排出口32Ac又は排出口32Adを設けても良い。
例えば、風路Sの排出口32Abをメインレール32Aの前面に設けたが、排出口は機外に面して設けられていれば良く、メインレール32Aの前面に設けるかわりに、メインレール32Aの側面や上面などに、図1に二点鎖線で示すような排出口32Ac又は排出口32Adを設けても良い。
また、上記実施形態では、メインレール32Aの閉断面空間内に風路Sを形成した例を説明したが、上記風路Sは、ファン軸流方向上流側のメインレール32Aに沿って冷却風を機外へと排出するためのものであり、メインレール32Aの所定部位が、この風路Sを内部に形成するダクト壁面の少なくとも一部として使用されていれば良く、したがって、図4に示すように構成してもよい。
この構成では、トッププレートPTとこのトッププレートPTの中央に垂直姿勢で一端を固定されたサイドプレートPSとからなる断面形状がT字状のT字鋼を、トッププレートPTを水平姿勢とし且つトッププレートPTを上方に向けて、サイドプレートPSの他端を、スイングフレーム本体31に固定することにより、メインレール32Aが構成されている。そして、追加プレート33が、垂直姿勢で、その上縁を、トッププレートPTのファン軸流方向上流側の端部に接続されるとともに、その下端をスイングフレーム本体31に接続されている。この追加プレート33は、スイングフレーム30の全長にわたって設けられ、クーリングパッケージ24に面して冷却風の取り入れ用の開口33aが設けられ、機体前側の機外へと露出する箇所に冷却風の吐き出し用の開口(図示略)が設けられている。このような構成により、追加プレート33,トッププレートPT,サイドプレートPS及びスイングフレーム本体31の間に、上記の取り入れ用の開口33aを入口とし、上記の吐き出し用の開口を出口とする冷却風の風路Sが、メインレール32Aに沿って形成されることとなる。
また、上記実施形態では、従来と同様にエンジンフード22に排出口22b,22cを設けているが、メインレール32A内の風路Sにより冷却風が排出されることから、これらの排出口22b,22cを削除することも可能である。
1 下部走行体
2 上部旋回体
2B エンジンルーム
3 作業装置
24 クーリングパッケージ
25 冷却ファン
30 スイングフレーム
31A,31B メインレール
S 風路(メインレール31Aの内部空間)
32Aa,32Ab,32Ac,32Ad,33a 開口
2 上部旋回体
2B エンジンルーム
3 作業装置
24 クーリングパッケージ
25 冷却ファン
30 スイングフレーム
31A,31B メインレール
S 風路(メインレール31Aの内部空間)
32Aa,32Ab,32Ac,32Ad,33a 開口
Claims (3)
- 上部旋回体の底部をなし下部走行体に旋回可能に取り付けられ、該上部旋回体の前後方向に沿って設けられ作業装置の基端部を上下揺動可能に支持する左右一対のメインレールを有し、ファン軸流方向を該上部旋回体の左右方向に設定された冷却ファン及び上記の一対のメインレールよりも該ファン軸流方向上流側に位置設定されたクーリングパッケージを上方に配置される、建設機械のスイングフレームであって、
上記の一対のメインレールの内の該ファン軸流方向上流側のメインレールに沿って冷却風を機外へと排出するための風路が設けられ、
上記の上流側のメインレールが、該風路を内部に形成するダクト壁面の少なくとも一部として使用された
ことを特徴とする、建設機械のスイングフレーム。 - 上記の上流側のメインレールが閉断面構造を有し、上記の上流側のメインレールの該クーリングパッケージに向かい合う壁面の所定箇所に開口が設けられ、該風路が、該開口を入口として、該メインレールの該閉断面内の空間により構成された
ことを特徴とする、請求項1記載の建設機械のスイングフレーム。 - クーリングパッケージ及び該クーリングパッケージを冷却するための冷却風を流通させる冷却ファンを収容する、建設機械のエンジンルームであって、
上記の請求項1又は2記載のスイングフレームの上方に形成され、上記のファン軸流方向上流側のメインレールよりも該ファン軸流方向上流側に該クーリングパッケージが配置された
ことを特徴とする、建設機械のエンジンルーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004115708A JP2005299182A (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 建設機械のスイングフレーム及び建設機械のエンジンルーム |
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JP (1) | JP2005299182A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101718106B (zh) * | 2008-10-09 | 2012-01-04 | 神钢建设机械株式会社 | 作业机械 |
-
2004
- 2004-04-09 JP JP2004115708A patent/JP2005299182A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
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