JP2005298003A - 運搬用パレットの荷崩れ防止装置 - Google Patents

運搬用パレットの荷崩れ防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】フォーク差込孔を備えた平板状の運搬用パレットに簡単に取り付けて使用できる荷崩れ防止装置を提供する。
【解決手段】底部材1と、この底部材1の左右両端に連結された荷崩れ防止用左右両側部材2,3とを備え、前記底部材1上に対し運搬用パレット6がフォークによる上げ下ろし操作可能に構成され、前記底部材1上に載置された運搬用パレット6の左右両側に前記左右両側部材2,3が立ち上がる状態で当該運搬用パレット6と底部材1とを一体化する係脱自在な係止部(ゲートパネル4a〜5b)が設けられた構成。
【選択図】図1

Description

本発明は、フォーク差込孔を備えた平板状の運搬用パレットに簡単に取り付けて使用できる荷崩れ防止装置に関するものである。
フォーク差込孔を備えた運搬用パレットに荷を積載した状態で自動倉庫の棚に保管する場合、当該パレットのフォーク差込方向である前後方向を自動倉庫のクレーン通路長さ方向、即ち、アイル方向に向けた状態で当該パレットをクレーンにより棚に対して出し入れするのが一般的である。このとき、そのパレットに積載されている荷がパレット出し入れ方向(パレットの左右横方向)に荷崩れし易いので、通常は荷載置面の周囲にパネルが立設されているボックスパレットが使用されるのであるが、平板状の運搬用パレットを使用している状況で当該パレットを一時的に自動倉庫に保管するような場合には、棚に対するパレットの出し入れ時に荷崩れが生じて荷の落下事故につながる危険があった。
従って、平板状の運搬用パレットに取り付けることにより、少なくとも当該パレットの左右横方向の荷崩れを防止できる荷崩れ防止装置が必要になるのであるが、従来、荷を載置した状態の平板状運搬用パレットに対して簡単に取り付けて使用できる荷崩れ防止装置は、考えられていなかった。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る運搬用パレットの荷崩れ防止装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、底部材1と、この底部材1の左右両端に連結された荷崩れ防止用左右両側部材2,3とを備え、前記底部材1上に対し運搬用パレット6がフォークによる上げ下ろし操作可能に構成され、前記底部材1上に載置された運搬用パレット6の左右両側に前記左右両側部材2,3が立ち上がる状態で当該運搬用パレット6と底部材1とを一体化する係脱自在な係止部(ゲートパネル4a〜5b)が設けられた構成となっている。
上記構成の本発明を実施する場合、具体的には、請求項2に記載のように、前記左右両側部材2,3を底部材1の左右両側辺に起伏自在に支持し、この左右両側部材2,3が運搬用パレット6の左右両側に立ち上がる状態で当該左右両側部材2,3どうしを運搬用パレット6の前後両側で互いに連結する連結手段(ゲートパネル4a〜5b及び係止具20,21)を設けることができる。
この場合、請求項3に記載のように、前記連結手段は、前記左右両側部材2,3の前後両側辺にそれぞれ回転自在に支持された前後それぞれ左右一対のゲートパネル4a〜5bと、これら左右一対のゲートパネル4a〜5bを運搬用パレット6上の前後両側を閉じる状態で互いに係止する係脱自在な係止具20,21とから構成することができる。また、請求項4に記載のように、前後それぞれ左右一対の前記ゲートパネル4a〜5bで運搬用パレット6上の前後両側を閉じたとき、当該ゲートパネル4a〜5bが運搬用パレット6の前後両側辺の上に被さるように構成し、当該ゲートパネル4a〜5bで前記係止部を構成することができる。更に、請求項5に記載のように、前記ゲートパネル4a〜5bを外側に回転させて前記左右両側部材2,3の外側面に重ねた状態で、当該左右両側部材2,3を底部材1上に倒伏させて、全体を底部材1上に折り畳めるように構成するのが望ましい。
また、請求項6に記載のように、左右両側部材43,44は、底部材40に対し着脱自在に構成することも可能である。この場合、請求項7に記載のように、前記左右両側部材43,44には、前記底部材40に取り付けられたときに運搬用パレット45の左右両側辺の上に被さる突起55a,55bを設け、この突起55a,55bで前記係止部を構成することができる。
また、請求項8に記載のように、前記底部材1には、支持する運搬用パレット6よりも下側位置でフォーク差込孔10を設けたり、請求項9に記載のように、前後複数本の横桟材41,42から底部材40を構成し、これら各横桟材41,42が木製運搬用パレット45の下側左右横向きの板材46間の凹部47a,47bに嵌合する状態で運搬用パレット45が底部材40上に載置されるように構成することもできる。この請求項9に記載の構成を採用する場合、前記底部材40を構成する前後複数本の横桟材41,42は、パレット45の左右両側で互いに連結一体化することもできるが、請求項10に記載のように、前記底部材40を構成する前後複数本の横桟材41,42を互いに連結一体化しないでそれぞれ独立させ、これら各横桟材41,42の左右両端に着脱自在に連結される前記左右両側部材43,44により一体化させるように構成することができる。
上記構成の本発明に係る運搬用パレットの荷崩れ防止装置によれば、荷を積載した平板状の運搬用パレットを、フォークリフトトラックなどのフォーク操作により、床面などの上に載置した底部材の上に下ろし、係止部で当該運搬用パレットと底部材とを一体化することにより、このパレットと荷崩れ防止装置、即ち、前記底部材と当該底部材の左右両端に連結された荷崩れ防止用左右両側部材をパレットと一体に移動させることができ、当該パレットの左右横方向の荷崩れを前記左右両側部材により防止することができる。また、荷崩れ防止装置が不要なときは、当該荷崩れ防止装置と組み合わされた運搬用パレットを床面などの上にフォーク操作で一旦降ろし、前記係止部による運搬用パレットと底部材との係合を解いた状態で当該パレットを再度フォーク操作で持ち上げて底部材から上方に離脱させるだけで良い。
即ち、本発明に係る運搬用パレットの荷崩れ防止装置は、パレットの少なくとも左右横方向の荷崩れを防止できるものであって、荷を積載した状態の運搬用パレットに対しても簡単容易に脱着することができる利点を有する。
尚、請求項2に記載の構成によれば、底部材の左右両側辺に対して左右両側部材を外側に回倒させ、底部材上を広く開いた状態でパレットを上げ下ろしできるので、パレットに対する荷崩れ防止装置の脱着作業が一層容易に行える。この場合、請求項3に記載の構成によれば、パレット上の左右両側は左右両側部材によって囲むと共にパレットの前後両側はゲートパネルで囲むことができ、パレットの左右横方向だけでなく前後方向の荷崩れも確実に防止できる。更にこの場合、請求項4に記載の構成によれば、前記ゲートパネルで底部材とパレットとを係合する前記係止部を構成することができるので、専用の係止部を別に設ける必要がなくなる。また、請求項5に記載の構成によれば、左右両側部材とゲートパネルの全てを底部材上に折り畳んで、偏平状で且つコンパクトに変形させることができ、この状態で段積みすることも可能になるなど、使用していないときの荷崩れ防止装置の取り扱いが非常に容易になる。
更に、請求項6に記載の構成によれば、使用していないときの荷崩れ防止装置を左右両側部材と底部材とに分割して取り扱うことができ、その運搬や格納作業を手作業でも容易に行える。この場合、請求項7に記載の構成によれば、運搬用パレットと底部材とを一体化させるための係止部を極めて簡単な構成で安価に実施することができる。
また、請求項8に記載の構成によれば、使用していないときの荷崩れ防止装置自体もフォークリフトトラックなどのフォークを利用して機械的に取り扱うことができる。更に、木製運搬用パレットに対して使用する荷崩れ防止装置であれば、請求項9に記載の構成を採用することにより、当該木製運搬用パレットの下側左右横向きの板材間の凹部を利用して底部材を配置することができ、荷崩れ防止装置を取り付けたことによってパレット荷載置面の床面上高さが高くなるのを防止するかまたは最小限に抑えることができ、荷収納空間の高さにあまり余裕のない棚にも支障なく格納することができる。この場合、請求項10に記載の構成によれば、底部材の材料節減、軽量化を図ることができる。
以下に本発明の第一実施形態を添付の図1〜図7に基づいて説明すると、図1において、1は底部材、2,3は左右両側部材、4a,4b及び5a,5bはゲートパネルである。6は前後方向に貫通するフォーク差込孔7を左右一対備えた平板状の運搬用パレットである。底部材1は、パレット6の前後方向の奥行き長さより若干短い奥行き長さとパレット6の左右方向の横幅より若干広い横幅とを有する平板状本体8と、当該平板状本体8の左右両側辺から直角上方に立ち上がる左右両側壁部9a,9bとから成るもので、平板状本体8には、前後奥行き方向に貫通するフォーク差込孔10が左右一対設けられている。
尚、平板状本体8は、前記フォーク差込孔10を形成する2本の下側解放幅広溝形材11、2本の前後奥行き方向の角パイプ材12、下側解放幅広溝形材11どうしを連結一体化する複数本の左右幅方向の角パイプ材13、各下側解放幅広溝形材11とその外側の角パイプ材12とを連結一体化する複数本の左右幅方向の角パイプ材14、両角パイプ材12の外側に固着連設され且つ左右両側壁部9a,9bを同時に構成する2本のL形材15、及び角パイプ材12間で各下側解放幅広溝形材11及び角パイプ材12〜14の下側に張設された板材16から構成されている。
図3及び図4に示すように、左右両側部材2,3及び各ゲートパネル4a〜5bは、メッシュパネルから成るものであって、左右両側部材2,3は、底部材1の左右両側辺である左右両側壁部9a,9bの上側辺にヒンジ17を介して起伏自在に支持され、ゲートパネル4a,5bは、側部材2の前後両側辺にヒンジ18を介して回転自在に支持され、ゲートパネル4b,5aは、側部材3の前後両側辺にヒンジ19を介して回転自在に支持されている。そして左右対を成すゲートパネル4a,4b及び5a,5bを閉じた状態で互いに係止する係脱自在な係止具20,21が付設されている。
前記係止具20,21は如何なる構造のものでも良いが、本実施形態に採用したものは、図7にも示すように、一方のゲートパネル4b,5bに左右幅方向にスライド可能に支持された可動板22と、他方のゲートパネル4a,5aに設けられた被係止部材23とから構成されている。更に具体的に説明すると、可動板22は、ゲートパネル4b,5bを構成する内側縦線材24a,24bと上下2本の外側横線材25a,25b、及び当該上下2本の外側横線材25a,25bの外側に架設されたガイド板26a,26bで囲まれた左右2つの縦長空間内で左右幅方向にスライド可能に支持されたもので、左右2つのガイド板26a,26b間で外向きに突出する操作用つまみ兼用の抜け止めストッパー27と、先端近傍下側に形成された係止凹部28とを備えている。また、被係止部材23は、ゲートパネル4a,5aを構成する上下2本の外側横線材29a,29bの外側に架設されたガイド板30の内側に固着され、可動板22の先端部を前記ガイド板30とその内側に位置する内側縦線材31との間の縦長空間内に差し込むと共に先端部を下げて前記係止凹部28を被係止部材23に嵌合させることにより、左右対を成すゲートパネル4a,4b及び5a,5bを閉じた状態で互いに係止することができる。
上記構成の荷崩れ防止装置は、これを使用しないときは、図1B及び図6に示すように、各ゲートパネル4a〜5bをヒンジ18,19の周りに外側へ回転させて、これらを支持している左右両側部材2,3の外側に重ね合わせると共に、その左右両側部材2,3をヒンジ17の周りに内側へ回転させて、その上側辺を底部材1の上(平板状本体8の上)に当接させるように倒伏させる。この結果、上側にそれぞれゲートパネル4a〜5bが重ねられた左右両側部材2,3が、底部材1の左右両側壁部9a,9bの上側辺と平板状本体8との間で斜めに傾斜する状態で支持され、全てが底部材1の平板状本体8の上側で左右両側壁部9a,9b間に折り畳まれた状態になる。従って、図6に示すように、同様に折り畳んだ複数の荷崩れ防止装置を、上段の荷崩れ防止装置における底部材1の左右両側辺のL形材15を除く一段低くなった平面矩形の厚板状部分が下段の荷崩れ防止装置における中央下がりに傾斜する左右両側部材2,3間に嵌合する状態で、安定的に段積みすることができる。
荷崩れ防止装置を使用するときは、床面上に底部材1を載置した状態で、図1A及び図5に示すように、各ゲートパネル4a〜5bをヒンジ18,19の周りに回転させて展開させると共に、左右両側部材2,3をヒンジ17の周りに外側へ回転させ、底部材1の上側を開放させる。次に、荷Wを積載した運搬用パレット6を、そのフォーク差込孔7を利用してフォークリフトトラックのフォークで支持した状態で、底部材1の平板状本体8の上に降下させ、このパレット6の前後両側辺が底部材1の平板状本体8の前後両側辺からほぼ等しい長さだけ突出するように、当該パレット6を底部材1の左右両側壁部9a,9b間で平板状本体8の上に載置させる。
係る状態で、左右両側部材2,3をヒンジ17の周りに内側へ回転起立させると共に、各ゲートパネル4a〜5bをヒンジ18,19の周りに内側へ回転させ、図2〜図4に示すように、パレット6の左右各側辺で左右両側部材2,3が起立すると共にパレット6の前後両側辺で各ゲートパネル4a〜5bが起立する状態にし、互いに隣接して左右対を成すゲートパネル4a,4bどうし及びゲートパネル5a,5bどうしを係止具20,21で互いに係止連結させる。ここで、底部材1は、パレット6の前後方向の奥行き長さより若干短い奥行き長さのものであり、この底部材1の前後奥行き長さと同一長さの左右両側部材2,3の前後両側辺に各ゲートパネル4a〜5bが支持されているので、上記のように左右両側部材2,3と各ゲートパネル4a〜5bを組み立てたとき、図2及び図4に示すように、各ゲートパネル4a〜5bがパレット6の前後両側辺の上に被さることになる。従って、荷Wを積載した運搬用パレット6をフォーク操作で持ち上げたとき、各ゲートパネル4a〜5bの下側辺を介して荷崩れ防止装置の全体、即ち、底部材1、左右両側部材2,3、及び各ゲートパネル4a〜5bがパレット6と一体に持ち上げられる。
従って、上記実施形態では、各ゲートパネル4a〜5bが底部材1とこの上に載置されたパレット6とを連結一体化させる係止部を構成していることになり、パレット6の上に載置されている荷Wの周囲を左右両側部材2,3と各ゲートパネル4a〜5bとが取り囲む状態にある荷崩れ防止装置と当該パレット6とをフォーク操作で一体に搬送することができ、この搬送途中でのパレット6上からの荷Wの落下事故を荷崩れ防止装置の左右両側部材2,3と各ゲートパネル4a〜5bとで防止することができる。勿論、この荷崩れ防止装置が一体化された状態のパレット6を自動倉庫の棚に対して入出庫操作する場合も、棚に対する出し入れ方向がパレット6の左右横方向となるように、パレット6の下側に位置する底部材1の下側から当該自動倉庫におけるスタッカークレーンのフォークで支持させた状態で従前通りのフォーク操作を行えば良く、この場合、パレット6と一体化されている荷崩れ防止装置は、パレット6の前後両側辺から突出していないので、棚の荷収納空間の左右横幅に余裕が無くとも問題なく入出庫作業を行うことができると共に、棚に対する入出庫方向の荷落下事故は、左右両側部材2,3によって確実に防止できる。
パレット6から荷崩れ防止装置を取り外すときは、当該パレット6をフォーク操作で床面上に下ろした状態で、先に説明した荷崩れ防止装置の取付け作業時とは逆の手順で各ゲートパネル4a〜5b及び左右両側部材2,3をパレット6の周囲外側に展開させ、係る状態でパレット6をフォーク操作で底部材1上から持ち上げるように移動させれば良い。
次に本発明の第二実施形態を図8〜図12に基づいて説明する。図8に示すように、この第二実施形態では、底部材40が前後2本の横桟材41,42から構成され、この底部材40に対して着脱自在な左右両側部材43,44が組み合わされている。
以下、具体的に説明すると、横桟材41,42は、木製運搬用パレット45の下側左右横向きの板材46間の凹部の内、前後奥行き方向の両端にある凹部47a,47bに嵌合するもので、当該凹部47a,47bの左右両端から突出する両端には直角上向きに筒状部材48a,48b及び49a,49bが連設されている。一方、左右両側部材43,44は同一物であって、前後両端の支柱材50,51と、この両支柱材50,51どうしを連結一体化する上端横桟材52及び中間横桟材53とから成り、前後両端の支柱材50,51の下端には、前記横桟材41,42の同一側端部の筒状部材48a,49aまたは48b,49bに差し込まれる差込み軸部54a,54bが突設され、更に、前後両端の支柱材50,51の下端一側面には、突起55a,55bが突設されている。
使用に際しては、図10〜図12に示すように、2本の横桟材41,42を床面上に所定の間隔を隔てて互いに平行状態に載置し、木製運搬用パレット45の下側の前後奥行き方向の両端にある左右横方向の凹部47a,47b内に前記各横桟材41,42が嵌合すると共に、横桟材41の両端筒状部材48a,48b間及び横桟材42の両端筒状部材49a,49b間に木製運搬用パレット45が嵌合するように、フォークリフトトラックのフォーク操作で木製運搬用パレット45を2本の横桟材41,42の上に下ろす。この後、木製運搬用パレット45の左右同一側に突出する前後2つの筒状部材48a,49a及び48b,49bに、左右両側部材43,44の前後両端の差込み軸部54a,54bを、突起55a,55bが木製運搬用パレット45側に突出する向きで差し込む。このとき各横桟材41,42が、図9及び図11に示すように、木製運搬用パレット45の前記左右横方向の凹部47a,47b内で前後互いに反対側の入り隅部(図示例では、前側横桟材41は凹部47aの前側入り隅部、後側横桟材42は凹部47bの後側入り隅部)に隣接して、木製運搬用パレット45に対する左右両側部材43,44の前後奥行き方向の位置が決まるように、左右両側部材43,44の前後両端の差込み軸部54a,54b間の間隔が設定されている。
前記各横桟材41,42の高さは、木製運搬用パレット45の前記各凹部47a,47bの高さと同一か若干低い程度に設定されており、従って、左右両側部材43,44の前後一対の突起55a,55bが木製運搬用パレット45の表面(上側左右横向きの板材56の表面)に当接している状態で、各横桟材41,42の左側筒状部材48a,49aとこれに差し込まれている左側部材43の差込み軸部54a,54b及び各横桟材41,42の右側筒状部材48b,49bとこれに差し込まれている右側部材44の差込み軸部54a,54bを、これら筒状部材48a〜49bと差込み軸部54a,54bとに設けられているボルト孔を利用して、それぞれボルトナット57,58で結合することにより、左右両側部材43,44と各横桟材41,42とを結合一体化すると同時に、各横桟材41,42と左右両側部材43,44の突起55a,55bとの間で木製運搬用パレット45の左右両側辺を挟持させて、横桟材41,42と左右両側部材43,44とから成る荷崩れ防止装置を木製運搬用パレット45に結合一体化させることができる。
上記構成の荷崩れ防止装置は、木製運搬用パレット45に対して荷崩れ防止用の左右両側部材43,44を強固に取り付けることができ、しかも、木製運搬用パレット45の下側に底部材40が突出しないので、荷崩れ防止装置を取り付けた状態でも木製運搬用パレット45の荷さ一面の床面高さが高くなることがない。勿論、場合によっては、各横桟材41,42の高さ(厚さ)を大きくして、これら各横桟材41,42が木製運搬用パレット45の下側凹部47a,47bから下方に突出するように構成しても良い。また、木製運搬用パレット45から取り外された荷崩れ防止装置の底部材40は、両端にそれぞれ筒状部材48a〜49bを備えた2本の横桟材41,42に分割されるので、運搬や格納に都合が良い。
尚、この第二実施形態における左右両側部材43,44にメッシュパネルを張設することもできる。また、図8に仮想線で示すように、各横桟材41,42とその両端の筒状部材48a〜49bから構成された底部材40を、この底部材40上に載置させた木製運搬用パレット45の左右両側に突出する位置で前後方向の連結材59a,59bで一体化することもできる。この場合、当該連結材59a,59bは、横桟材41,42の端部間に架設しても良いし、前後の筒状部材48a,49a間及び筒状部材48b,49b間に架設しても良い。
また、上記第二実施形態における底部材40のように、木製運搬用パレット45の下側前後2箇所の凹部47a,47bを利用して底部材を木製運搬用パレット45の厚さ範囲内に配置する必要がないときは、換言すれば、先の第一実施形態の底部材1と同様に、運搬用パレット6または木製運搬用パレット45の下側に敷設する状態で底部材を配置しても良い場合は、図13に示すように、前記前後2本の横桟材41,42どうしをその長さ方向の中間複数箇所で前後方向連結材60で連結した底部材61とすることもできる。
尚、上記第一実施形態及び第二実施形態に示した底部材1,40,61、左右両側部材2,3,43,44、底部材1,40,61に対する左右両側部材2,3,43,44の取付け構造、及び底部材を運搬用パレットに結合する係止部の構成(第一実施形態ではゲートパネル4a〜5b、第二実施形態では突起55a,55b)などは、その組み合わせを変えて異なる実施形態とすることができる。
A図は第一実施形態に係る荷崩れ防止装置と運搬用パレットとを示す概略斜視図、B図は荷崩れ防止装置の折り畳み状態を示す概略斜視図である。 運搬用パレットに荷崩れ防止装置を取り付けた状態の平面図である。 同正面図である。 同左側面図である。 運搬用パレットに対する荷崩れ防止装置の脱着作業時の一状態を示す正面図である。 荷崩れ防止装置の折り畳み状態を示す正面図である。 ゲートパネル係止具の一具体例を示す一部切り欠き正面図である。 第二実施形態に係る荷崩れ防止装置と運搬用パレットとを示す斜視図である。 同荷崩れ防止装置を運搬用パレットに取り付けた状態を示す正面図である。 同一部縦断側面図である。 図8の要部の一部縦断拡大正面図である。 図10の要部の一部縦断拡大図である。 第二実施形態の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1,40,61 底部材
2,3,43,44 左右両側部材
4a〜5b ゲートパネル(係止部)
6 運搬用パレット
8 平板状本体(底部材)
9a,9b 左右両側壁部(底部材)
10 フォーク差込孔(底部材)
17〜19 ヒンジ
20,21 係止具
41,42 横桟材(底部材)
45 木製運搬用パレット
47a,47b 木製運搬用パレットの下側凹部
48a〜49b 筒状部材(底部材)
54a,54b 差込み軸部
55a,55b 突起(係止部)
57,58 ボルトナット

Claims (10)

  1. 底部材と、この底部材の左右両端に連結された荷崩れ防止用左右両側部材とを備え、前記底部材上に対し運搬用パレットがフォークによる上げ下ろし操作可能に構成され、前記底部材上に載置された運搬用パレットの左右両側に前記左右両側部材が立ち上がる状態で当該運搬用パレットと底部材とを一体化する係脱自在な係止部が設けられている、運搬用パレットの荷崩れ防止装置。
  2. 前記左右両側部材は、前記底部材の左右両側辺に起伏自在に支持され、この左右両側部材が運搬用パレットの左右両側に立ち上がる状態で当該左右両側部材どうしを運搬用パレットの前後両側で互いに連結する連結手段が設けられている、請求項1に記載の運搬用パレットの荷崩れ防止装置。
  3. 前記連結手段は、前記左右両側部材の前後両側辺にそれぞれ回転自在に支持された前後それぞれ左右一対のゲートパネルと、これら左右一対のゲートパネルを運搬用パレット上の前後両側を閉じる状態で互いに係止する係脱自在な係止具とから構成されている、請求項2に記載の運搬用パレットの荷崩れ防止装置。
  4. 前記ゲートパネルで運搬用パレット上の前後両側を閉じたとき、当該ゲートパネルが運搬用パレットの前後両側辺の上に被さるように構成され、当該ゲートパネルが前記係止部を構成している、請求項3に記載の運搬用パレットの荷崩れ防止装置。
  5. 前記ゲートパネルを外側に回転させて前記左右両側部材の外側面に重ねた状態で、当該左右両側部材を底部材上に倒伏させて、全体を底部材上に折り畳めるように構成された、請求項3または4に記載の運搬用パレットの荷崩れ防止装置。
  6. 前記左右両側部材は、前記底部材に対し着脱自在に構成されている、請求項1に記載の運搬用パレットの荷崩れ防止装置。
  7. 前記左右両側部材には、前記底部材に取り付けられたときに運搬用パレットの左右両側辺の上に被さる突起が設けられ、この突起が前記係止部を構成する、請求項6に記載の運搬用パレットの荷崩れ防止装置。
  8. 前記底部材は、支持する運搬用パレットより下側位置にフォーク差込孔を備えている、請求項1〜7の何れかに記載の運搬用パレットの荷崩れ防止装置。
  9. 前記底部材は、前後複数本の横桟材から構成され、これら各横桟材が木製運搬用パレットの下側左右横向きの板材間の凹部に嵌合する状態で運搬用パレットが底部材上に載置されるように構成された、請求項1〜7の何れかに記載の運搬用パレットの荷崩れ防止装置。
  10. 前記底部材を構成する前後複数本の横桟材が互いに連結一体化されないでそれぞれ独立し、これら各横桟材の左右両端に着脱自在に連結される前記左右両側部材により一体化される、請求項9に記載の運搬用パレットの荷崩れ防止装置。
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