JP2005297968A - おむつ包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】おむつの折り畳まれた形態を維持することができ、型崩れを起こすことがないおむつ包装体を提供する。
【解決手段】おむつ包装体10Aは、両側部が横方向内方へ折り畳まれるとともに股下域27で縦方向に折り畳まれたおむつ11Aと、複数個のおむつ11Aを包むフィルム12とから構成されている。フィルム12は、頂底壁13,14と、頂底壁13,14間に延びる前後壁15,16および両側壁17,18とを形成している。おむつ11Aでは、前後端部30,31と両側部とに滑り止めシートが取り付けられ、それら滑り止めシートどうしが互いに当接かつ仮接着している。包装体10Aでは、おむつ11Aの複数個が胴周り域どうしを重ね合わせるとともに股下域27どうしを重ね合わせた状態で両側壁17,18間に並び、それらおむつ11Aの前後端部30,31が頂壁13と向かい合い、それらおむつ11Aの股下域27が底壁14と向かい合っている。
【選択図】図1

Description

本発明は、使い捨ておむつと複数個のおむつを包む可撓性フィルムとから構成されたおむつ包装体に関する。
透液性表面シートおよび不透液性裏面シートの間に吸液性コアが介在するオープン型の使い捨ておむつと、複数個のおむつを包む可撓性フィルムとから構成され、フィルムが縦方向へ離間対向する頂底壁と頂底壁間に延びる前後壁および両側壁とを形成し、それら壁に囲繞された内部におむつの複数個が稠密に収容されたおむつ包装体がある(特許文献1参照)。おむつは、前後胴周り域およびそれら胴周り域の間に位置する股下域と、横方向へ延びる前後端部および縦方向へ延びる両側部とを有する。おむつは、両側部が表面シートの側に向かって横方向内方へ折り畳まれ、表面シートを互いに当接させるように股下域で縦方向へ折り畳まれている。折り畳まれたおむつは、前後端部が互いに当接し、両側部が互いに当接している。
このおむつ包装体は、フィルムが形成する頂底壁と前後壁と両側壁とが略直角に交差する六面体であり、その立体形状が縦方向へ長い直方体を呈する。包装体では、それらおむつの胴周り域どうしが互いに重なり合うとともに股下域どうしが互いに重なり合った状態で両側壁間に並び、複数個のおむつが両側壁間に延びる2つの列を形成している。それら列は、互いに重なり合った状態で縦方向に並んでいる。縦方向上方に位置する列では、おむつの股下域が頂壁に当接し、前後端部が底壁と向かい合っている。縦方向下方に位置する列では、おむつの股下域が底壁に当接し、前後端部が頂壁と向かい合っている。それら列の両端に位置するおむつは、胴周り域と股下域とが側壁に当接している。
特表平11−501275号公報
前記特許文献1に開示の包装体は、おむつを形成する表面シートや裏面シートの摩擦力が低いので、折り畳まれたおむつの互いに当接する前後胴周り域が容易にずれ動き、おむつの折り畳まれた形態を維持することが難しい。この包装体は、それに外力が加えられると、おむつの折り畳まれた形態がくずれておむつがフィルムを部分的に歪ませるので、包装体が型崩れを起こし、包装体がその直方体形状を維持することができない。型崩れを起こした包装体は、その複数を積み重ねたときの安定性が悪く、積み重ねた包装体が不用意に崩れ落ちてしまう場合がある。
本発明の目的は、おむつの折り畳まれた形態を維持することができ、型崩れを起こすことがないおむつ包装体を提供することにある。
前記課題を解決するための本発明の前提は、透液性表面シートおよび不透液性裏面シートの間に吸液性コアが介在するオープン型の使い捨ておむつと、複数個のおむつを包む可撓性フィルムとから構成され、おむつが、前後胴周り域およびそれら胴周り域の間に位置する股下域と、横方向へ延びる前後端部および縦方向へ延びる両側部とを有し、フィルムが、縦方向へ離間対向する頂底壁と、互いに対向して頂底壁間に延びる前後壁と、互いに対向して頂底壁間に延びる両側壁とを形成し、両側部が表面シートの側に向かって横方向内方へ折り畳まれるとともに表面シートを互いに当接させるように股下域で縦方向に折り畳まれたおむつの複数個が、それら壁に囲繞された内部に稠密に収容されたおむつ包装体である。
前記前提における本発明の特徴は、表裏面シートよりも高い摩擦力を有する滑り止めシートがおむつの前胴周り域に延びる両側部の少なくとも一部と後胴周り域に延びる両側部の少なくとも一部とに取り付けられ、折り畳まれたおむつでは、前後胴周り域の両側部どうしが互いに重なり合っていて両側部に取り付けられたそれら滑り止めシートどうしが互いに当接かつ仮接着し、包装体では、おむつの複数個が胴周り域どうしを重ね合わせるとともに股下域どうしを重ね合わせた状態で両側壁間に並んで該両側壁間に延びる列を形成し、それらおむつの前後端部が頂底壁のいずれか一方と向かい合い、それらおむつの股下域が頂底壁のいずれか他方と向かい合っていることにある。
本発明は、以下の実施態様を有する。
(1)本発明の実施態様の一例は、滑り止めシートがおむつの前胴周り域に延びる前端部の少なくとも一部と後胴周り域に延びる後端部の少なくとも一部とに取り付けられ、折り畳まれたおむつでは、前後端部どうしが互いに重なり合っていて前後端部に取り付けられたそれら滑り止めシートどうしが互いに当接かつ仮接着している。
(2)本発明の実施態様の他の一例は、滑り止めシートがゴム状弾性を有する熱可塑性合成樹脂繊維から作られた第1繊維不織布とポリオレフィン系の熱可塑性合成樹脂繊維から作られた第2繊維不織布とをラミネートした複合不織布から形成され、滑り止めシートでは、第1繊維不織布どうしが互いに当接かつ仮接着している。
(3)本発明の実施態様の他の一例は、滑り止めシートを形成する第1繊維不織布どうしの仮接着強度が0.5〜1.5N/25mmの範囲にある。
(4)本発明の実施態様の他の一例は、滑り止めシートを形成する第1繊維不織布の動摩擦係数が0.5〜1.5の範囲にある。
(5)本発明の実施態様の他の一例として、包装体では、複数個のおむつから形成された少なくとも2つの列が互いに重なり合った状態で縦方向に並び、重なり合うそれら列では、おむつの前後端部が頂底壁のいずれか一方と向かい合い、おむつの股下域が頂底壁のいずれか他方と向かい合っている。
本発明に係るおむつ包装体によれば、表裏面シートよりも高い摩擦力を有する滑り止めシートがおむつの前胴周り域に延びる両側部の少なくとも一部と後胴周り域に延びる両側部の少なくとも一部とに取り付けられ、前後胴周り域の両側部に取り付けられたそれら滑り止めシートどうしが互いに当接かつ仮接着しているので、折り畳まれたおむつの互いに当接する前後胴周り域のずれ動きが滑り止めシートによって抑制され、包装体に外力が加えられたとしても、おむつの折り畳まれた形態が不用意にくずれることはない。この包装体は、滑り止めシートを利用しておむつの折り畳まれた形態を維持することができ、おむつがフィルムを部分的に歪ませることはなく、包装体の型崩れを防止することができる。この包装体は、それが型崩れを起こすことがないので、その複数を縦方向へ積み重ねたときの安定性が良く、積み重ねた包装体が不用意に崩れ落ちてしまうことがない。
滑り止めシートが前胴周り域に延びる前端部の少なくとも一部と後胴周り域に延びる後端部の少なくとも一部とに取り付けられ、前後端部に取り付けられたそれら滑り止めシートどうしが互いに当接かつ仮接着している包装体は、おむつの両側部のみならず、前後端部のずれ動きが滑り止めシートによって抑制され、折り畳まれたおむつの互いに当接する前後胴周り域のずれ動きを確実に防ぐことができ、滑り止めシートを利用しておむつの折り畳まれた形態を維持しつつ包装体の型崩れを確実に防止することができる。
滑り止めシートがゴム状弾性を有する熱可塑性合成樹脂繊維から作られた第1繊維不織布とポリオレフィン系の熱可塑性合成樹脂繊維から作られた第2繊維不織布とをラミネートした複合不織布から形成され、第1繊維不織布どうしが互いに当接かつ仮接着している包装体は、第1繊維不織布の高い摩擦力を利用して折り畳まれたおむつの互いに当接する前後胴周り域のずれ動きを確実に防ぐことができ、おむつの折り畳まれた形態を維持しつつ包装体の型崩れを確実に防止することができる。
滑り止めシートを形成する第1繊維不織布どうしの仮接着強度が0.5〜1.5N/25mmの範囲にある包装体では、包装体に外力が加えられたとしても、互いに当接する第1繊維不織布どうしが不用意に剥離することはなく、第1繊維不織布を利用して折り畳まれたおむつの互いに当接する前後胴周り域のずれ動きを確実に防ぐことができ、おむつの折り畳まれた形態を維持しつつ包装体の型崩れを確実に防止することができる。
滑り止めシートを形成する第1繊維不織布の動摩擦係数が0.5〜1.5の範囲にある包装体では、第1繊維不織布が十分な摩擦力を有し、第1繊維不織布を利用して折り畳まれたおむつの互いに当接する前後胴周り域のずれ動きを確実に防ぐことができ、おむつの折り畳まれた形態を維持しつつ包装体の型崩れを確実に防止することができる。
少なくとも2つの列が互いに重なり合った状態で縦方向に並ぶおむつ包装体では、それら列を形成するおむつどうしが擦れ合ったとしても、折り畳まれたおむつの互いに当接する前後胴周り域のずれ動きが滑り止めシートによって抑制されるので、それら列においておむつの折り畳まれた形態が崩れることはなく、包装体が型崩れを起こすことがない。
添付の図面を参照し、本発明に係るおむつ包装体の詳細を説明すると、以下のとおりである。
図1,2は、一例として示すおむつ包装体10Aの斜視図と、スペース19から取り出したおむつ11Aの斜視図とである。図3,4は、図2の状態から前後胴周り域26,28を縦方向へ展開したおむつ11Aの斜視図と、図3の状態から両側部33,34,35を横方向へ展開したおむつ11Aの部分破断斜視図とである。図1は、頂壁13の一部と前壁15および側壁17の一部とを破断した状態で示している。図1では、縦方向を矢印L、前後方向を矢印Mで示し、横方向を矢印Nで示す。図4では、縦方向を矢印Oで示し、横方向を矢印Pで示す。なお、表裏面シート22,23や防漏シート25の内面とは、コア24に対向する面をいい、それらシート22,23,25の外面とは、コア23に非対向の面をいう。
おむつ包装体10Aは、使い捨ておむつ11Aと、複数個のおむつ11Aを包む可撓性フィルム12とから構成されている。フィルム12は、縦方向へ離間対向する頂底壁13,14と、頂底壁13,14に連なって縦方向へ延びる前後壁15,16と、頂底壁13,14に連なって縦方向へ延びる両側壁17,18とを形成している。前後壁15,16は、前後方向へ離間対向して頂底壁13,14間に延びている。両側壁17,18は、横方向へ離間対向して頂底壁13,14間に延びている。包装体10Aは、フィルム12が形成する頂底壁13,14と前後壁15,16と両側壁17,18とが略直角に交差する六面体であり、その立体形状が直方体を呈する。包装体10Aでは、それら壁13,14,15,16,17,18に囲繞された内部におむつ11Aを収容可能なスペース19が形成され、複数個のおむつ11Aがスペース19に稠密に収容されている。頂壁13には、包装体10Aを手で持つときに使用する取っ手20が形成されている。取っ手20は、フィルム12から作られ、頂壁13から上方へ延びている。取っ手20の横方向中央部には、手を挿入可能な横方向へ延びる開口21が形成されている。
おむつ11Aは、肌当接側に位置する透液性表面シート22と、肌非当接側に位置する不透液性裏面シート23と、表裏面シート22,23の間に介在してそれらシート22,23の内面に接合された吸液性コア24と、横方向へ離間対向して縦方向へ延びる一対の不透液性防漏シート25とから形成されている。おむつ11Aは、縦方向に前胴周り域26および後胴周り域28と、それら胴周り域26,28の間に位置する股下域27とを有する。おむつ11Aは、コア24の両端縁29の縦方向外方に位置して横方向へ延びる前後端部30,31と、コア24の両側縁32の横方向外方に位置して縦方向へ延びる両側部33,34,35とを有する。おむつ11Aは、その平面形状が砂時計型を呈し、着用時に前後胴周り域26,28を連結するオープン型のおむつ11Aである(図4参照)。
前端部30と後端部31とには、横方向へ延びる矩形の滑り止めシート36が取り付けられている。前胴周り域26の両側部33の一部と後胴周り域28の両側部35の一部とには、縦方向へ延びる矩形の滑り止めシート37が取り付けられている。それら滑り止めシート36,37は、表裏面シート22,23や防漏シート25よりも高い摩擦力を有する。滑り止めシート36,37は、ゴム状弾性を有する熱可塑性合成樹脂製の弾性繊維から作られた第1繊維不織布38と熱可塑性合成樹脂製の非弾性繊維から作られた第2繊維不織布39とをラミネートした複合不織布から形成されている。弾性繊維は、互いに交絡するとともに、交差部位で熱融着によって接合している。非弾性繊維は、互いに交絡するとともに、交差部位で熱融着によって接合している。弾性繊維と非弾性繊維とは、それら繊維が互いに交絡するとともに、それら繊維の交差部位で繊維どうしが熱融着によって接合している。第1繊維不織布38どうしを互いに当接させた状態でシート36,37に所定の圧を加えると、第1繊維不織布38どうしを仮接着することができる。
滑り止めシート36は、第1繊維不織布38が肌当接側に位置するとともに、第2繊維不織布39が肌非当接側に位置し、第2繊維不織布39を介して表面シート22の外面と防漏シート25の外面とに固着されている。滑り止めシート36では、第1繊維不織布38が肌当接側に露出している。滑り止めシート37は、第1繊維不織布38が肌非当接側に位置するとともに、第2繊維不織布39が肌当接側に位置し、第2繊維不織布39を介して裏面シート23の外面に固着されている。滑り止めシート37では、第1繊維不織布38が肌非当接側に露出している。
滑り止めシート36,37を形成する複合不織布は、メルトブローン法やスパンボンド法によって製造することができる。弾性繊維を形成する熱可塑性合成樹脂には、スチレン系ブロック共重合体やポリウレタン系ブロック共重合体、ポリエステル系ブロック共重合体、ポリアミド系ブロック共重合体、共重合体ブレンドのいずれかを使用することができる。スチレン系ブロック共重合体としては、スチレン−ブタジエン−スチレン(S−B−S)やスチレン−エチレンブタジエン−スチレン(S−EB−S)を使用することができる。共重合体ブレンドとしては、スチレン−エチレンブタジエン−スチレン/ポリプロピレン(S−EB−S/PP)やポリプロピレン/エチレン−プロピレン(PP/E−P)を使用することができる。非弾性繊維を形成する熱可塑性合成樹脂には、ポリオレフィン系を使用することができる。ポリオレフィン系としては、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系のいずれかを使用することができる。
メルトブローン法は、乾式紡糸型に分類され、熱可塑性合成樹脂を溶融紡糸するとともに、紡糸ノズルの出口に高温・高圧の空気流を噴射して繊維を延伸かつ開繊した後、繊維をネットコンベア上で捕集し、ウェブ化する製造方法である。繊維は、ネットコンベア上で開繊堆積するとともに、繊維どうしが互いの交差部分で熱融着する。スパンボンド法は、メルトブローン法と同様に乾式紡糸型に分類され、熱可塑性合成樹脂を溶融紡糸かつ延伸することによって作られた複数条の連続繊維をネットコンベア上で捕集し、ウェブ化する製造方法である。繊維は、ネットコンベア上で開繊堆積するとともに、繊維どうしが互いの交差部分で熱融着する。メルトブローン法やスパンボンド法によって複合不織布を製造する一例は、非弾性繊維をネットコンベア上に捕集してウェブ化した後、非弾性繊維が形成するウェブ上に弾性繊維を堆積してウェブ化する。
スペース19に収容されたおむつ11Aは、両側部33,34,35が表面シート22の外面の側に向かって横方向内方へ折り畳まれ、表面シート22の外面どうしを互いに当接させるように股下域27の縦方向中央部において縦方向へ折り畳まれている(図2参照)。折り畳まれたおむつ11Aは、前後胴周り域26,28が重なり合い、股下域27が重なり合うとともに、前後端部30,31が重なり合い、両側部33,34,35が重なり合っている。前端部30は、その横方向中央部分30Aを除く横方向両側部分30Bで重なり合っている。後端部31は、その横方向中央部分31Aを除く横方向両側部分31Bで重なり合っている。前端部30と後端部31とは、それら端部30,31の横方向中央部分30A,31Aで重なり合っている。前端部30の両側部分30Bでは、滑り止めシート36を形成する第1繊維不織布38どうしが互いに当接かつ仮接着している。後端部31の両側部分31Bでは、滑り止めシート36を形成する第1繊維不織布38どうしが互いに当接かつ仮接着している。前後端部30,31の中央部分30A,31Aでは、第1繊維不織布38どうしが互いに当接かつ仮接着している。前後胴周り域26,28の両側部33,35では、滑り止めシート36を形成する第1繊維不織布38どうしが互いに当接かつ仮接着している。
おむつ11Aは、その複数個が胴周り域26,28どうしを互いに重ね合わせるとともに股下域27どうしを互いに重ね合わせた状態で両側壁17,18間に並んでいる。それらおむつ11Aの集団は、両側壁17,18間に延びる列Q1を形成している。列Q1では、それらおむつ11Aの前後端部30,31が両側壁17,18間に一列に並んで頂壁13と向かい合い、前後端部30,31が頂壁13に当接し、それらおむつ11Aの股下域27が両側壁17,18間に一列に並んで底壁14と向かい合い、股下域27が底壁14に当接している。列Q1の両側では、おむつ11Aの胴周り域26,28と股下域27とが両側壁17,18に当接している。列Q1は、頂底壁13,14に挟まれて縦方向へ圧縮された状態にあり、前後壁15,16に挟まれて前後方向へ圧縮された状態にあるとともに、両側壁17,18に挟まれて横方向へ圧縮された状態にある。
次に、図4を参照しつつ、おむつ11Aの他の構成を説明する。防漏シート25は、おむつ11Aの両側部33,34,35に配置されている。防漏シート25は、両側部33,34,35に位置して縦方向へ延びる固定側部40と、固定側部40に並行して縦方向へ延びていて表面シート22の上方へ起立性向を有する自由部41と、前後端部30,31に位置しておむつ11Aの横方向内方へ倒伏した固定両端部42とを有する。自由部41の上方には、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材43が収縮可能に取り付けられている。弾性部材43は、縦方向へ所定の倍率に伸長された状態で自由部41に固着されている。おむつ11Aが表面シート22を内側にして縦方向へ湾曲すると、弾性部材43が収縮して自由部41が表面シート22の上方へ起立し、自由部41が排泄物に対する障壁を形成する。
前後端部30,31は、コア24の端縁29から縦方向外方へ延びる表裏面シート22,23の端部44,45と防漏シート25の固定両端部42とから形成されている。前後端部30,31では、表裏面シート22,23の端部44,45と防漏シート25の端部42とが重なり合い、表裏面シート22,23の内面どうしが固着され、表裏面シート22,23の内外面と防漏シート25の内面とが固着されている。前後端部30,31には、横方向へ延びる帯状の胴周り用弾性部材46が収縮可能に取り付けられている。胴周り用弾性部材46は、表面シート22の端部44と裏面シート23の端部45との間に介在し、横方向へ所定の倍率に伸長させた状態でそれらシート22,23の内面に固着されている。
両側部33,34,35は、コア24の側縁32から横方向外方へ延びる表裏面シート22,23の側部47,48と防漏シート25の固定側部40とから形成されている。両側部33,34,35では、表面シート22の側部47がコア24の側縁32から横方向外方へわずかに延び、側部47からさらに横方向外方へ裏面シート23の側部48と防漏シート25の側部40とが延びている。両側部33,34,35では、表裏面シート22,23の側部47,48と防漏シート25の側部40とが重なり合い、表裏面シート22,23の内面どうしが固着され、表裏面シート22,23の内外面と防漏シート25の内面とが固着されている。両側部34には、縦方向へ延びる複数条の脚周り用弾性部材49が収縮可能に取り付けられている。脚周り用弾性部材49は、裏面シート23の側部48と防漏シート25の側部40との間に介在し、縦方向へ所定の倍率に伸長させた状態でそれらシート23,25の内面に固着されている。
後胴周り部28の両側部35には、繊維不織布から作られた可撓性のテープファスナ50が取り付けられている。テープファスナ50の自由端部51には、フック部材52が取り付けられている。自由端部51は、おむつ11Aの横方向内方へ向かって折曲され、フック部材52を介して両側部35に着脱可能に仮止めされている(図3参照)。前胴周り部26には、テープファスナ50の自由端部51を着脱可能に止着する可撓性のターゲットテープ53が取り付けられている。ターゲットテープ53は、横方向へ長い矩形を呈し、プラスチックフィルム54とループ部材55とから形成されている。ターゲットテープ53は、裏面シート23の外面に固着されている。
おむつ11Aを着用するには、フィルム12を破ってスペース19からおむつ11Aを取り出し、おむつ11Aを股下域27で折り返して互いに当接する前後胴周り域26,28を縦方向へ展開した後、両側部33,34,35を折り返して横方向へ展開する。次に、後胴周り域28の両側部35を前胴周り域26の両側部33の外側に重ね合わせ、テープファスナ50の自由端部51をターゲットテープ53に止着して前後胴周り域26,28を連結する。前後胴周り域26,28が連結されたおむつ11Aには、胴周り開口と一対の脚周り開口とが形成される(図示せず)。
このおむつ包装体10Aでは、表裏面シート22,23や防漏シート25よりも高い摩擦力を有する滑り止めシート36,37が前後端部30,31と両側部33,35とに取り付けられ、滑り止めシート36,37を形成する第1繊維不織布38が互いに当接かつ仮接着しているので、前後端部30,31と両側部33,35とにおけるおむつ11Aのずれ動きが滑り止めシート36,37によって抑制されるとともに、折り畳まれたおむつ11Aの互いに当接する前後胴周り域26,28のずれ動きが滑り止めシート36,37によって抑制され、包装体10Aに外力が加わったとしても、スペース19に収容されたおむつ11Aの折り畳まれた形態が不用意にくずれることはない。
包装体10Aは、滑り止めシート36,37を利用しておむつ11Aの折り畳まれた形態を維持することができ、おむつ11Aがフィルム12を部分的に歪ませることはなく、包装体10Aの型崩れを防止することができる。包装体10Aは、型崩れを起こすことがないので、その複数を縦方向へ積み重ねたときの安定性が良く、積み重ねた包装体10Aが不用意に崩れ落ちてしまうことがない。
滑り止めシート36,37を形成する第1繊維不織布38どうしの仮接着強度は、0.5〜1.5N/25mmの範囲にある。第1繊維不織布38どうしの仮接着強度が0.5N/25mm未満では、おむつ11Aの前後胴周り域26,28のずれ動きを抑制することができず、包装体10Aに外力が加えられると、おむつ11Aの折り畳まれた形態が容易にくずれ、包装体10Aが型崩れを起こしてしまう場合がある。なお、第1繊維不織布38どうしの仮接着強度は、以下の方法で測定した。
(1)折り畳まれたおむつ11Aを裁断し、互いに当接かつ仮接着した第1繊維不織布38を含む仮接着強度測定用サンプルを作成した。サンプルは、横寸法が100mm、縦寸法が70mmである。サンプルの仮接着強度の測定には、「オートグラフAG−50NI」(島津システムソリューションズ(株)社製)を使用した。
(2)サンプルを測定器のチャックで挟み(チャック間距離30mm)、滑り止めシート36,37(第1繊維不織布38)どうしを互いに離間させる方向へ引っ張り(引っ張り速度100mm/min)、測定器を介して第1繊維不織布38どうしが180°ピールで剥離したときの強度を測定した。なお、仮接着強度は、(測定値/仮接着幅)×25mmの換算式に基づいて算出した。換算式に基づいて算出したサンプルの仮接着強度は、0.5〜1.5N/25mmであった。サンプルの仮接着強度を第1繊維不織布38どうしの仮接着強度とした。
滑り止めシート36,37を形成する第1繊維不織布38の動摩擦係数は、0.5〜1.5の範囲にある。第1繊維不織布38の動摩擦係数が0.5未満では、おむつ11Aの前後胴周り域26,28のずれ動きを抑制することができず、包装体10Aに外力が加えられると、おむつ11Aの折り畳まれた形態が容易にくずれ、包装体10Aが型崩れを起こしてしまう場合がある。なお、第1繊維不織布38の動摩擦係数は、JIS P 8147の3.1頁に記載の方法に準拠して測定した。動摩擦係数の測定方法の概略を図5に示す。
(1)動摩擦係数の測定には、平滑な下面100を有する可動プレート101と、平滑な上面102を有する固定プレート103とを使用した。可動プレート101の下面100は、幅寸法が3cm、長さ寸法が3cmである。おむつ11Aに取り付けた滑り止めシート36,37と同一の動摩擦係数測定用のサンプル104(複合不織布)を用意するとともに、人工皮革105(出光石油株式会社製の商品名サプラーレを使用)を用意した。
(2)第2繊維不織布39を可動プレート101に当接させた状態で、サンプル104を可動プレート101の下面100に取り付けた。サンプル104は、可動プレート101に両面接着テープ(図示せず)を介して固定した。固定プレート103の上面102には、人工皮革105を取り付けた。人工皮革105は、固定プレート103に両面接着テープ(図示せず)を介して固定した。可動プレート101を固定プレート103の上に置き、第1繊維不織布38と人工皮革105とを当接させた。可動プレート101は、下面100の面積が9cm2であり、下面100に58g/9cm2の荷重が加わるように、分銅106によって可動プレート101全体の重量を調節した。
(3)動摩擦係数の測定では、可動プレート101を錘として使用した。可動プレート101を図5に矢印K1で示す方向へ10cm/minの速度で移動させた。動摩擦係数は、可動プレート101を5cm移動させる間の摩擦力から求めた。具体的には、動摩擦係数を式:μ=FD /FPに基づいて算出した。ここで、μは、動摩擦係数であり、FDは、可動プレート101を5cm移動させる間の摩擦力である。FPは、第1繊維不織布38と人工皮革105との接触面に矢印K2で示す垂直方向へ作用する力である。前記式に基づいて算出したサンプル104の動摩擦係数は、0.5〜1.5であった。サンプル104の動摩擦係数を第1繊維不織布38の動摩擦係数とした。
滑り止めシート36,37を形成する複合不織布は、引張強度が30〜70N/inchの範囲、坪量が30〜100g/mの範囲にあり、厚み寸法が0.2〜0.7mmの範囲にある。坪量が30g/m未満かつ厚み寸法が0.2mm未満では、シート36,37の引張強度が低下し、シート36,37どうしが擦れ合ったときに、シート36,37が破損してしまう場合がある。坪量が100g/mを超過するとともに厚み寸法が0.7mmを超過すると、シート36,37の剛性が増加し、シート36,37が肌に接したときに不快感がある。第1繊維不織布38を形成する弾性繊維は、その繊度が0.5〜20μmの範囲にある。弾性繊維の繊度が0.5μm未満では、弾性繊維が繊維切れを起こし易く、第1繊維不織布38の仮接着強度が0.5N/25mm未満かつ動摩擦係数が0.5未満になってしまう場合がある。
図6,7は、他の一例として示すおむつ包装体10Bの斜視図と、スペース19から取り出したおむつ11Bの斜視図とである。図8,9は、図7の状態から前後胴周り域26,28を縦方向へ展開したおむつ11Bの斜視図と、図8の状態から両側部33,34,35を横方向へ展開したおむつ11Bの部分破断斜視図とである。図6は、頂壁12の一部と前壁15および側壁17の一部とを破断した状態で示している。図6では、縦方向を矢印L、前後方向を矢印Mで示し、横方向を矢印Nで示す。図9では、縦方向を矢印Oで示し、横方向を矢印Pで示す。
おむつ11B包装体10Bは、使い捨ておむつ11Bと、複数個のおむつ11Bを包む可撓性フィルム12とから構成されている。フィルム12は、縦方向へ離間対向する頂底壁13,14と、頂底壁13,14に連なって縦方向へ延びる前後壁15,16と、頂底壁13,14に連なって縦方向へ延びる両側壁17,18とを形成している。包装体10Bは、フィルム12が形成する頂底壁13,14と前後壁15,16と両側壁17,18とが略直角に交差する六面体であり、その立体形状が縦方向へ長い直方体を呈する。包装体10Bでは、それら壁13,14,15,16,17,18に囲繞された内部におむつ11Bを収容可能なスペース19が形成され、複数個のおむつ11Bがスペース19に稠密に収容されている。頂壁13には、包装体10Bを手で持つときに使用する取っ手20が形成されている。取っ手20の横方向中央部には、手を挿入可能な開口21が形成されている。
このおむつ11Bは、図4のそれと異なり、滑り止めシート37が前胴周り域26の両側部33の全体と後胴周り域28の両側部35の一部とに取り付けられている。なお、滑り止めシート37の取り付け位置を除くおむつ11Bの他の構成は図2〜4に示すおむつ11Aと同一であるので、おむつ11Aと同一の符合を付しておむつ11Bの他の構成の説明は省略する。
後胴周り域28では、滑り止めシート37が後端部31の両側に位置する両側部35に取り付けられている。滑り止めシート37は、表裏面シート22,23や防漏シート25よりも高い摩擦力を有する。滑り止めシート37は、おむつ11Bに取り付けられたそれと同一の複合不織布から形成されている。滑り止めシート37は、第1繊維不織布38が非肌当接側に位置するとともに、第2繊維不織布39が肌当接側に位置し、第2繊維不織布39を介して裏面シート23の外面に固着されている。滑り止めシート37では、第1繊維不織布39が非肌当接側に露出している。
スペース19に収容されたおむつ11Bは、両側部33,34,35が表面シート22の外面の側に向かって横方向内方へ折り畳まれ、表面シート22の外面どうしを互いに当接させるように股下27域の縦方向中央部において縦方向へ折り畳まれている(図7参照)。折り畳まれたおむつ11Bは、前後胴周り域26,28が重なり合い、股下域27が重なり合うとともに、前後端部30,31が重なり合い、両側部33,34,35が重なり合っている。前端部30は、その横方向中央部分30Aを除く横方向両側部分30Bで重なり合っている。後端部31は、その横方向中央部分31Aを除く横方向両側部分31Bで重なり合っている。前端部30と後端部31とは、それら端部30,31の横方向中央部分30A,31Aで重なり合っている。前後胴周り域26,28の両側部33,35では、第1繊維不織布38どうしが互いに当接かつ仮接着している。
おむつ11Bは、その複数個が胴周り域26,28どうしを互いに重ね合わせるとともに股下域27どうしを互いに重ね合わせた状態で両側壁17,18間に並んでいる。それらおむつ11Bの集団は、両側壁17,18間に延びる2つの列Q1,Q2を形成している。それら列Q1,Q2は、縦方向に重なり合っている。スペース19の縦方向上方に位置する列Q1では、それらおむつ11Bの前後端部30,31が両側壁17,18間に一列に並んで頂壁12と向かい合い、前後端部30,31が頂壁12に当接し、それらおむつ11Bの股下域27が両側壁17,18間に一列に並んで底壁13と向かい合っている。スペース19の縦方向下方に位置する列Q2では、それらおむつ11Bの前後端部30,31が両側壁17,18間に一列に並んで頂壁12と向かい合い、それらおむつ11Bの股下域27が両側壁17,18間に一列に並んで底壁13と向かい合い、股下域27が底壁13に当接している。それら列Q1,Q2では、おむつ11Bの前後端部30,31と股下域27とが当接している。列Q1,Q2の両側では、おむつ11Bの胴周り域26,28と股下域27とが両側壁17,18に当接している。列Q1,Q2は、頂底壁12,13に挟まれて縦方向へ圧縮された状態にあり、前後壁15,16に挟まれて前後方向へ圧縮された状態にあるとともに、両側壁17,18に挟まれて横方向へ圧縮された状態にある。おむつ11Bを着用する手順はおむつ11Bそれと同一であるので、その説明は省略する。
このおむつ包装体10Bでは、表裏面シート22,23や防漏シート25よりも高い摩擦力を有する滑り止めシート37が前後胴周り域26,28の両側部30,31に取り付けられ、滑り止めシート37を形成する第1繊維不織布38どうしが互いに当接かつ仮接着しているので、両側部33,35におけるおむつ11Bのずれ動きが滑り止めシート37によって抑制されるとともに、折り畳まれたおむつ11Bの互いに当接する前後胴周り域26,28のずれ動きが滑り止めシート37によって抑制され、包装体10Bに外力が加わったとしても、スペース19に収容されたおむつ11Bの折り畳まれた形態が不用意にくずれることはない。
包装体10Bは、滑り止めシート37を利用しておむつ11Bの折り畳まれた形態を維持することができ、おむつ11Bがフィルム12を部分的に歪ませることはなく、包装体10Bの型崩れを防止することができる。包装体10Bは、型崩れを起こすことがないので、その複数を縦方向へ積み重ねたときの安定性が良く、積み重ねた包装体10Bが不用意に崩れ落ちてしまうことがない。
滑り止めシート37を形成する第1繊維不織布38どうしの仮接着強度は、0.5〜1.5N/25mmの範囲にある。第1繊維不織布38どうしの仮接着強度が0.5N/25mm未満では、おむつ11Bの前後胴周り域26,28のずれ動きを抑制することができず、包装体10Bに外力が加えられると、おむつ11Bの折り畳まれた形態が容易にくずれ、包装体10Bが型崩れを起こしてしまう場合がある。なお、第1繊維不織布38どうしの仮接着強度の測定方法は、図2〜4に示すおむつ11Aのそれと同一である。
滑り止めシート37を形成する第1繊維不織布38の動摩擦係数は、0.5〜1.5の範囲にある。第1繊維不織布38の動摩擦係数が0.5未満では、おむつ11Bの前後胴周り域26,28のずれ動きを抑制することができず、包装体10Bに外力が加えられると、おむつ11Bの折り畳まれた形態が容易にくずれ、包装体10Bが型崩れを起こしてしまう場合がある。なお、第1繊維不織布38の動摩擦係数は、JIS P 8147の3.1頁に記載の方法に準拠して測定した。動摩擦係数の測定方法は、図2〜4に示すおむつ11Aのそれと同一である。
滑り止めシート37を形成する複合不織布は、引張強度が30〜70N/inchの範囲、坪量が30〜100g/mの範囲にあり、厚み寸法が0.2〜0.7mmの範囲にある。第1繊維不織布38を形成する弾性繊維は、その繊度が0.5〜20μmの範囲にある。
おむつ11A,11Bでは、滑り止めシート37が前胴周り域26に延びる両側部33の少なくとも一部と後胴周り域28に延びる両側部35の少なくとも一部とに取り付けられていればよい。おむつ11Aでは、前後端部30,31に取り付けられた滑り止めシート36を省くこともできる。包装体10A,10Bでは、おむつ11A,11Bの複数個が3つ以上の列を形成していてもよい。なお、列を形成するおむつ11A,11Bの個数を図示に限定するものではなく、列を形成するおむつ11A,11Bの個数を図示よりも多くしたり少なくすることができる。ただし、列を形成するおむつ11A,11Bの個数は、8個以上であることが好ましい。
フィルム12は、熱可塑性合成樹脂を延伸したプラスチックフィルムから形成されている。合成樹脂には、ポリエステル系合成樹脂、ポリアクリロニトリル系合成樹脂、ポリ塩化ビニル系合成樹脂、ポリエチレン系合成樹脂、ポリプロピレン系合成樹脂、ポリスチレン系合成樹脂を使用することができる。
表面シート22には、親水性繊維不織布、多数の開孔を有する疎水性繊維不織布、微細な多数の開孔を有するプラスチックフィルムのいずれかを使用することができる。裏面シート23には、疎水性繊維不織布、通気不透液性プラスチックフィルム、2枚以上の疎水性繊維不織布をラミネートした複合不織布、疎水性繊維不織布と通気不透液性プラスチックフィルムとをラミネートした複合シートのいずれかを使用することができる。防漏シート25は、撥水処理が施された疎水性繊維不織布を使用することができる。裏面シート23や防漏シート25には、高い耐水性を有するメルトブローン不織布の両面または片面に高い強度と良好な柔軟性とを有するスパンボンド不織布を重ね合わせた複合不織布(SM不織布、SMS不織布、SMMS不織布)を使用することもできる。
表裏面シート22,23や防漏シート25に使用する繊維不織布には、スパンレース、ニードルパンチ、メルトブローン、サーマルボンド、スパンボンド、ケミカルボンドの各製法により製造された不織布を使用することができる。不織布の構成繊維には、ポリエステル系、ポリアクリロニトリル系、ポリ塩化ビニル系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリスチレン系を使用することができる。構成繊維には、芯鞘型複合繊維、並列型複合繊維、異型中空繊維、微多孔繊維、接合型複合繊維を使用することもできる。
コア24は、粒子状や繊維状の高吸収性ポリマーとフラッフパルプとの混合物、または、粒子状や繊維状の高吸収性ポリマーとフラッフパルプと熱可塑性合成樹脂繊維との混合物であり、所定の厚み寸法に圧縮されている。コア24は、それの型崩れやポリマーの脱落を防止するため、全体がティッシュペーパー(図示せず)に包被されている。
表裏面シート22,23どうしの固着、シート22,23に対するコア24の接合、シート22,23に対する防漏シート25の固着、シート22,23,25に対する弾性部材43,46,49の固着には、接着剤、または、ヒートシールやソニックシール等の熱による溶着手段を利用することができる。接着剤には、ホットメルト型接着剤やアクリル系接着剤、ゴム系接着剤を使用することができる。
一例として示すおむつ包装体の斜視図。 スペースから取り出したおむつの斜視図。 図2の状態から前後胴周り域を縦方向へ展開したおむつの斜視図。 図3の状態から両側部を横方向へ展開したおむつの部分破断斜視図。 動摩擦係数の測定方法の概略図。 他の一例として示すおむつ包装体の斜視図。 スペースから取り出したおむつの斜視図。 図7の状態から前後胴周り域を縦方向へ展開したおむつの斜視図。 図8の状態から両側部を横方向へ展開したおむつの部分破断斜視図。
符号の説明
10A おむつ包装体
10B おむつ包装体
11A 使い捨ておむつ
11B 使い捨ておむつ
12 可撓性フィルム
13 頂壁
14 底壁
15 前壁
16 後壁
17 側壁
18 側壁
19 スペース
22 透液性表面シート
23 不透液性裏面シート
24 吸液性コア
25 不透液性防漏シート
26 前胴周り域
27 股下域
28 後胴周り域
30 前端部
31 後端部
33 両側部
34 両側部
35 両側部
36 滑り止めシート
37 滑り止めシート
38 第1繊維不織布
39 第2繊維不織布
Q1 列
Q2 列

Claims (6)

  1. 透液性表面シートおよび不透液性裏面シートの間に吸液性コアが介在するオープン型の使い捨ておむつと、複数個の前記おむつを包む可撓性フィルムとから構成され、前記おむつが、前後胴周り域およびそれら胴周り域の間に位置する股下域と、横方向へ延びる前後端部および縦方向へ延びる両側部とを有し、前記フィルムが、縦方向へ離間対向する頂底壁と、互いに対向して前記頂底壁間に延びる前後壁と、互いに対向して前記頂底壁間に延びる両側壁とを形成し、前記両側部が前記表面シートの側に向かって横方向内方へ折り畳まれるとともに前記表面シートを互いに当接させるように前記股下域で縦方向に折り畳まれた前記おむつの複数個が、前記壁に囲繞された内部に稠密に収容されたおむつ包装体において、
    前記表裏面シートよりも高い摩擦力を有する滑り止めシートが、前記おむつの前胴周り域に延びる両側部の少なくとも一部と後胴周り域に延びる両側部の少なくとも一部とに取り付けられ、折り畳まれた前記おむつでは、前記前後胴周り域の両側部どうしが互いに重なり合っていて前記両側部に取り付けられたそれら滑り止めシートどうしが互いに当接かつ仮接着し、
    前記包装体では、前記おむつの複数個が前記胴周り域どうしを重ね合わせるとともに前記股下域どうしを重ね合わせた状態で前記両側壁間に並んで該両側壁間に延びる列を形成し、それらおむつの前後端部が前記頂底壁のいずれか一方と向かい合い、それらおむつの股下域が前記頂底壁のいずれか他方と向かい合っていることを特徴とする前記包装体。
  2. 前記滑り止めシートが、前記おむつの前胴周り域に延びる前端部の少なくとも一部と後胴周り域に延びる後端部の少なくとも一部とに取り付けられ、折り畳まれた前記おむつでは、前記前後端部どうしが互いに重なり合っていて該前後端部に取り付けられたそれら滑り止めシートどうしが互いに当接かつ仮接着している請求項1記載の包装体。
  3. 前記滑り止めシートが、ゴム状弾性を有する熱可塑性合成樹脂繊維から作られた第1繊維不織布とポリオレフィン系の熱可塑性合成樹脂繊維から作られた第2繊維不織布とをラミネートした複合不織布から形成され、前記滑り止めシートでは、前記第1繊維不織布どうしが互いに当接かつ仮接着している請求項1または請求項2に記載の包装体。
  4. 前記滑り止めシートを形成する前記第1繊維不織布どうしの仮接着強度が、0.5〜1.5N/25mmの範囲にある請求項3記載の包装体。
  5. 前記滑り止めシートを形成する前記第1繊維不織布の動摩擦係数が、0.5〜1.5の範囲にある請求項3または請求項4に記載の包装体。
  6. 前記包装体では、少なくとも2つの前記列が互いに重なり合った状態で縦方向に並び、重なり合うそれら列では、前記おむつの前後端部が前記頂底壁のいずれか一方と向かい合い、前記おむつの股下域が前記頂底壁のいずれか他方と向かい合っている請求項1ないし請求項5いずれかに記載の包装体。
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