JP2005297921A - 洗車機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 洗車機本体への給水管路の谷部に設けたリリーフ弁と、洗車機本体側のノズルと給水管路間を接続するノズル管路を開閉する水用開閉弁と、リリーフ弁の開弁圧よりも高圧の第1圧縮空気を給水管路に供給する第1空気管路を開閉する第1空気用開閉弁とを備え、第1空気用開閉弁から供給した圧縮空気の圧力でリリーフ弁を開弁させて給水管路内の水を排出可能とした洗車機において、少ない圧縮空気量でノズル管路内の水抜きを効率よく行う。
【解決手段】 リリーフ弁54の開弁圧よりも低い圧力の第2圧縮空気を給水管路49に供給する第2空気管路A2を開閉す第2空気用開閉弁38を備え、水用開閉弁20〜22及び第1空気用開閉弁52の閉弁状態で第2空気用開閉弁38を開弁して第2圧縮空気を給水管路49に蓄えた後、両空気用開閉弁の閉弁状態で水用開閉弁を開弁して、給水管路に蓄えられている第2圧縮空気によりノズル管路N1〜N3内の水をノズルから排出する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、往復走行可能な洗車機本体と、その洗車機本体へ給水する給水管路と、洗車機本体に設けられたノズルと、そのノズルと給水管路間を接続するノズル管路とを備えた洗車機、特にその給水管路及びノズル管路内の水を圧縮空気で排出して該管路の凍結を防止できるようにした洗車機に関する。
上記洗車機は、従来から知られている(例えば、下記の特許文献1を参照)。
この特許文献1に記載される洗車機は、給水管路の谷部に設けられ給水圧では開弁しないリリーフ弁と、ノズル管路を開閉し得る水用開閉弁と、リリーフ弁の開弁圧以上の圧力の圧縮空気を給水管路に供給する空気管路と、その空気管路を開閉し得る空気用開閉弁とを備え、給水管路及びノズル管路の凍結防止のために、水用開閉弁を閉じた状態で空気用開閉弁を開弁して圧縮空気により給水管路内の水をリリーフ弁から排出し、また水用開閉弁及び空気用開閉弁を同時に開弁して圧縮空気によりノズル管路内の水を排出するようにしている。
実公平3−7247号公報
一般に洗車機においては、ノズル管路内の通路空間は狭い部分があり且つ曲がりくねっているため、水が排出されにくい。そして、その通路空間に残留する水を十分に抜かなければ、寒冷時にその残留水が凍結してノズル管路や口径の小さなノズルを破損させたり、ノズルから水が出なくなる等の問題が生じることがある。
ところで上記特許文献1に記載の洗車機では、寒冷時に凍結防止のためにノズル管路内の水を排出するに当たり、水用開閉弁及び空気用開閉弁を同時に開弁して圧縮空気をノズル管路内に導入するようにしているので、水用開閉弁の前後で圧力差が殆ど無い状態からノズル管路内への圧縮空気の導入が開始され、その導入が開始された後も水用開閉弁の前後で圧力差が小さいため、水用開閉弁内やノズル管路内の水を効率よく排出できず、圧縮空気の消費量が多くなってエネルギーコストが嵩む問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、できるだけ少ない圧縮空気量でノズル管路内の水抜きを効率よく行なえるようにして、従来の上記問題を解決し得る洗車機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、往復走行可能な洗車機本体と、その洗車機本体へ給水する給水管路と、その給水管路の谷部に設けられ給水圧では開弁しないリリーフ弁と、前記洗車機本体に設けられたノズルと、そのノズルと前記給水管路間を接続するノズル管路と、そのノズル管路を開閉し得る水用開閉弁と、前記リリーフ弁の開弁圧以上の圧力の第1圧縮空気を前記給水管路に供給する第1空気管路と、その第1空気管路を開閉し得る第1空気用開閉弁とを備え、その第1空気用開閉弁から前記給水管路に供給した圧縮空気の圧力で前記リリーフ弁を開弁させて該給水管路内の水を該リリーフ弁から排出可能とした洗車機において、前記リリーフ弁の前記開弁圧よりも低い圧力の第2圧縮空気を前記給水管路に供給する第2空気管路と、その第2空気管路を開閉し得る第2空気用開閉弁と、前記水用開閉弁および前記第1空気用開閉弁の閉弁状態で前記第2空気用開閉弁を開弁して前記第2圧縮空気を前記給水管路に蓄えた後、前記第1空気用開閉弁の閉弁状態で前記水用開閉弁を開弁して、前記給水管路に蓄えられている前記第2圧縮空気により前記ノズル管路内の水を前記ノズルから排出するように、前記水用開閉弁並びに前記第1及び第2空気用開閉弁を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また請求項2の発明は、請求項1の上記特徴に加えて、前記第2空気管路は、前記洗車機本体内で前記給水管路に接続されることを特徴とする。
また請求項3の発明は、往復走行可能な洗車機本体と、その洗車機本体へ給水する給水管路と、その給水管路の谷部に設けられ給水圧では開弁しないリリーフ弁と、前記洗車機本体に設けられた複数のノズルと、その複数のノズルと前記給水管路との間を並列に接続する複数のノズル管路と、その複数のノズル管路にそれぞれ設けられて該ノズル管路を個別に開閉し得る複数の水用開閉弁と、前記リリーフ弁の開弁圧以上の圧力の圧縮空気を前記給水管路に供給する空気管路と、その空気管路を開閉し得る空気用開閉弁とを備え、その空気用開閉弁から前記給水管路に供給した圧縮空気の圧力で前記リリーフ弁を開弁させて該給水管路内の水を該リリーフ弁から排出可能とした洗車機において、前記複数の水用開閉弁を全て閉弁した状態で前記空気用開閉弁を開弁して前記圧縮空気を前記給水管路に蓄え、該空気用開閉弁の開弁開始から所定時間が経過したら少なくとも1つの前記水用開閉弁を開弁して、その開弁した水用開閉弁に対応する前記ノズル管路内の水を前記給水管路に蓄えられている前記圧縮空気により前記ノズルから排出するようにした所定の水抜き動作を行なうように、前記水用開閉弁および前記空気用開閉弁を制御する制御手段を備え、その制御手段は、前記複数のノズル管路を幾つかに区分けして、その区分けされたノズル管路ごとに順次に前記水抜き動作を実行することを特徴とする。
また請求項4の発明は、往復走行可能な洗車機本体と、その洗車機本体へ給水する給水管路と、その給水管路の谷部に設けられ給水圧では開弁しないリリーフ弁と、前記洗車機本体に設けられたノズルと、そのノズルと前記給水管路間を接続するノズル管路と、そのノズル管路を開閉し得る水用開閉弁と、前記リリーフ弁の開弁圧以上の圧力の圧縮空気を前記給水管路に供給する空気管路と、その空気管路を開閉し得る空気用開閉弁とを備え、その空気用開閉弁から前記給水管路に供給した圧縮空気の圧力で前記リリーフ弁を開弁させて該給水管路内の水を該リリーフ弁から排出可能とした洗車機において、前記給水管路内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記水用開閉弁を閉弁した状態で前記空気用開閉弁を開弁して前記圧縮空気を前記給水管路に蓄え、その蓄える途中で前記圧力検出手段が所定圧力を検出すると前記水用開閉弁を開弁して、前記給水管路に蓄えられている前記圧縮空気により前記ノズル管路内の水を前記ノズルから排出するように、前記水用開閉弁および前記空気用開閉弁を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明において、リリーフ弁の「開弁圧」とは、通常は閉弁状態にあるリリーフ弁が開き始める所定限界圧力をいい、リリーフ弁は、これに作用する圧力が上昇して「開弁圧」に達すると開き始め、その圧力が更に上昇すると開き放しとなる。
請求項1〜4の各発明によれば、凍結防止のためにノズル管路内の水を排出するに当たり、給水管路内に予め蓄えた圧縮空気により水用開閉弁の前後に十分大きな圧力差を生じさせた状態で、水用開閉弁を開弁させるようにしたので、水用開閉弁及び空気用開閉弁を同時に開弁して圧縮空気をノズル管路内に導入するようなものと比べて、圧縮空気が高速でノズル管路内を流れるようにできて、水用開閉弁内及びノズル管路内の残留水をノズルから効率よく迅速に排出させることができ、これにより、水抜きに用いる圧縮空気量を低減できてエネルギーコストの節減が図られる。
また特に請求項1の発明によれば、第2圧縮空気は、給水管路の谷部に設けられるリリーフ弁の開弁圧よりも低圧であるので、この第2圧縮空気を給水管路に蓄える際に圧縮空気がリリーフ弁から流出する虞れがなく、その流出に因る圧縮空気の浪費を抑えることができる。
また特に請求項2の発明によれば、第2圧縮空気を給水管路に導く第2空気管路は、洗車機本体内で給水管路に接続されるので、洗車機本体外の給水管路内の水が第2圧縮空気によって水用開閉弁側に流れることが回避され、これにより、第2圧縮空気を用いて水用開閉弁内及びノズル管路内を通って排出すべき水の量を極力少なくできるから、圧縮空気の消費量節減を図りながら、水用開閉弁内及びノズル管路内の水の排水効果をより向上させることができる。
また特に請求項3の発明によれば、複数の水用開閉弁を全て閉弁した状態で空気用開閉弁を開弁して圧縮空気を給水管路に蓄え、該空気用開閉弁の開弁開始から所定時間が経過したら少なくとも1つの水用開閉弁を開弁して、その開弁した水用開閉弁に対応するノズル管路内の水を給水管路に蓄えられている圧縮空気によりノズルから排出するようにした所定の水抜き動作を行なうようにし、この水抜き動作は、複数のノズル管路を幾つかに区分けして、その区分けされたノズル管路ごとに順次に実行されるので、請求項1,2の発明のように第1及び第2圧縮空気を併用し(即ち第2空気管路を特別に用い)たり、或いは請求項4の発明のように圧力検出手段を用いたりして給水管路内に蓄えるべき所定圧力の圧縮空気を得るものと比べて、より簡単な構造で各水用開閉弁内及び各ノズル管路内の水の排水効果を向上させることができ、従って、ノズル管路が複数系統有っても、それらからの排水を効率よく的確に行うことができる。
また特に請求項4の発明によれば、水用開閉弁を閉弁した状態で空気用開閉弁を開弁して圧縮空気を給水管路に蓄える途中で、圧力検出手段が所定圧力を検出すると、水用開閉弁を開弁して、給水管路に蓄えられている圧縮空気によるノズル管路内排水が開始されるので、給水管路内における圧縮空気の実際の蓄圧状態に基づいてノズル管路内の排水開始時期(水用開閉弁の開弁時期)を的確に決めることができ、従って、給水管路に供給する圧縮空気の圧力が低下しても所定圧力で水用開閉弁を開弁できるから、給水管路に供給する圧縮空気の圧力の低下による排水効果の低下を防止できる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
添付図面において、図1〜図4は、本発明の第1実施例を示すものであって、図1は、洗車機の概略全体側面図、図2は前記洗車機の配管図、図3は、前記洗車機に用いた混合器の縦断面図、図4は、水抜き動作時における各弁の作動タイミングの一例を示すタイミングチャートである。また図5は、本発明の第2実施例に係る洗車機の配管図を示す図2対応図、図6は、第2実施例の水抜き動作時における各弁の作動タイミングの一例を示すタイミングチャート、図7は、本発明の第3実施例に係る洗車機の配管図を示す図2対応図、図8は、水抜き動作時における各弁の作動タイミングの一例を示すタイミングチャートである。
先ず、図1〜図3を参照して、第1実施例について説明する。
洗車機の洗車機本体1は、洗浄される自動車を跨ぎ得る門型フレーム2を備え、この門型フレーム2に設けた左右一対の前車輪3,3および左右一対の後車輪4,4は、設置面上に敷設した左右一対の走行レール5,5上を走行する。前車輪3,3には、門型フレーム2に設けた走行モータ6,6が連動、連結され、この走行モータ6,6を駆動することで、自動車の前後方向に沿って門型フレーム2を往復走行させることができる。
洗車機本体1後方の設置面上には、洗車機に供給される水を貯留する水槽45が設置され、その水槽45内には、そこに貯溜した水を吸引して吐出し得る給水ポンプ18が設けられる。この給水ポンプ18の吐出側に連なる吐出管46には逆止弁47が設けられており、その逆止弁47の出口側には、三叉に分岐した分岐管48の第1分岐路48aが接続されている。分岐管48の第2分岐路48bには、洗車機本体1内に連なる可撓性の給水ホース49の上流端が接続され、また分岐管48の第3分岐路48cには、後述する空気導管40aが接続される。
水槽45又はその近く(図示例では、該水槽45の上部)には、洗車機に供給される圧縮空気を貯留するための空気タンク41が配設され、この空気タンク41には、これに圧縮空気を供給するコンプレッサー51が接続される。またその空気タンク41には、共通管路40kを介して前記空気導管40aと、洗車機本体1側に向かって延びる可撓性のエアホース40bとが互いに並列に接続される。その空気導管40aの途中には、第1空気用電磁弁52と、その下流側に位置する逆止弁50とが互いに直列に介装される。而して、前記共通管路40kと空気導管40aとは、互いに協働して請求項1の発明の第1空気管路A1を、また前記共通管路40kとエアホース40bとは互いに協働して請求項1の発明の第2空気管路A2を構成している。
前記給水ホース49およびエアホース40bは、その途中が、設置面に傾倒可能に立設したポール53に支持され、ポール53は洗車機本体1の走行に伴い傾倒するようになっている。そして、給水ホース49の中間部には複数の谷部が形成され、その各々の谷部(図示例では谷部の底部から分岐した分岐管)には、開弁時に給水ホース49内を外部に開放するリリーフ弁54,55がそれぞれ設けられている。
洗車機本体1の門型フレーム2には、従来公知の洗浄手段、即ちトップブラシ7と、左右一対のサイドブラシ8,8と、トップノズル9と、左右一対のサイドノズル10,10と、複数の艶出し剤噴射用ノズル11を備えた艶出し剤噴射管12と、複数の洗剤噴射用ノズル13を備えた洗剤噴射管14と、複数の濯ぎ水噴射用ノズル15を備えた濯ぎ水噴射管16と、噴射制御部17とが設けられている。
前記噴射制御部17は、前記給水ホース49の下流端に上流端が接続された分岐管19を備えており、この分岐管19の上部に並列に設けた上向きの第1〜第3分岐部には、艶出し剤噴射用ノズル11に艶出し剤を供給する第1ノズル管路N1と、複数の洗剤噴射用ノズル13に洗剤を供給する第2ノズル管路N2と、複数の濯ぎ水噴射用ノズル15に濯ぎ水を供給する第3ノズル管路N3とがそれぞれ接続される。
また前記第1〜第3分岐部よりも上流側で分岐管19の下部に設けた下向きのドレン管には排水用電磁弁23が接続され、この排水用電磁弁23はその開弁時に分岐管19内を外部に連通させる。
第1ノズル管路N1は、分岐管19の第1分岐部より延びる艶出し剤送液管25と、その下流端に接続した前記艶出し剤噴射管12とで構成され、艶出し剤送液管25の途中には混合器26が設けられている。この混合器26の主通路の途中には、通路断面積を小さくした絞り26aが設けられ、その絞り26aの下流側に導入口27が開口している。この導入口27は、艶出し剤供給管28を介して艶出し剤タンク29に接続され、艶出し剤供給管28には、艶出し剤タンク29内の艶出し剤を吸引して混合器26に圧送する艶出し剤ポンプ30が設けられる。従ってその艶出し剤ポンプ30を作動すれば、艶出し剤送液管25を流れる水に艶出し剤を混合することができる。艶出し剤送液管25の上流端又はその近傍には、該送液管25を開閉し得る艶出し剤用電磁弁20が設けられる。
前記エアホース40bの下流端は、前記分岐管19の前記第3分岐部よりも下流側に接続しており、そのエアホース40bには、前記噴射制御部17内において、減圧弁39と、その下流側に位置してエアホース40bを開閉し得る第2空気用電磁弁38と、その下流側で且つ分岐管19近傍に位置する逆止弁24とが互いに直列に介装される。また前記エアホース40bの、前記減圧弁39より上流側からは分岐路42が分岐しており、この分岐路42は、空気用電磁弁43及び逆止弁44を介して前記艶出し剤供給管28の混合器26上流側で且つ艶出し剤用電磁弁20下流側に接続される。尚、この分岐路42から艶出し剤供給管28に供給される圧縮空気は、艶出し剤の発泡に利用される。
また、前記第2ノズル管路N2は、分岐管19の第2分岐部より延びる洗剤送液管31と、その下流端に接続した前記洗剤噴射管14とで構成され、洗剤送液管31の途中には混合器32が設けられている。この混合器32の構造は、前記混合器26と同様であり、その導入口33は、洗剤供給管34を介して洗剤タンク35に接続され、洗剤供給管34には、洗剤タンク35内の洗剤を吸引して混合器32に圧送する洗剤ポンプ36が設けられる。従ってその洗剤ポンプ36を作動すれば、洗剤送液管31を流れる水に洗剤を混合することができる。洗剤送液管31の上流端又はその近傍には、該送液管31を開閉し得る洗剤用電磁弁21が設けられる。
さらに、前記第3ノズル管路N3は、分岐管19の第3分岐部より延びる濯ぎ水送液管37と、その下流端に接続した前記濯ぎ水噴射管16とで構成される。濯ぎ水送液管37の上流端又はその近傍には、該送液管37を開閉し得る濯ぎ水用電磁弁22が設けられている。
前記給水ポンプ18による給水圧は最大0.4MPaに、また前記第1空気管路A1の第1空気用電磁弁52および逆止弁50を介して空気タンク41から給水ホース49に供給される第1空気圧は、前記給水圧よりも高い約0.99MPaに、また前記第2空気管路A2の減圧弁39、第2空気用電磁弁38および逆止弁24を介して空気タンク41から分岐管19に供給される第2空気圧は約0.5MPaに、また前記リリーフ弁54,55が開弁する圧力は約0.6MPaにそれぞれ設定される。したがって、リリーフ弁54,55は、前記給水圧および第2空気圧では開弁せず、第1空気圧で開弁するように設定されている。
門型フレーム2の前面には、制御盤56が設けられる。その制御盤56内には洗車機を制御する制御装置57が、また制御盤56の前面には水抜きスイッチ58が、また制御盤56の下面には、外気温を検出する温度センサー59がそれぞれ設けられている。前記制御装置57は、図示例ではマイクロコンピュータから構成されるもので、本発明の制御手段を構成している。
而して前記第1実施例は、請求項1,2の発明に対応するものであって、給水ホース49及び分岐管19は、互いに協働して本発明の給水管路に該当する。また前記艶出し剤噴射用ノズル11、洗剤噴射用ノズル13及び濯ぎ水噴射用ノズル15は、本発明のノズルに該当する。また、前記第1〜第3ノズル管路N1〜N3は、本発明のノズル管路に該当する。また、艶出し剤用電磁弁20、洗剤用電磁弁21および濯ぎ水用電磁弁22は、本発明の水用開閉弁に該当する。また、第1空気用電磁弁52は本発明の第1空気用開閉弁に、第2空気用電磁弁38は本発明の第2空気用開閉弁にそれぞれ該当する。
次に、第1実施例の作用を、図4のタイミングチャートを併せて参照して説明する。
洗車を終了した時点で温度センサー59が所定温度(本実施例では1°C)以下を検出していると、制御装置57は、自動的に水抜き動作を行うよう制御する。また、洗車機の待機中に作業員等により水抜きスイッチ58が押されると、制御装置57は水抜き動作を行うよう制御する。それらの水抜き動作は、本実施例では以下に説明する通りである。
[水抜き動作の説明]
(イ) 先ず、艶出し剤用電磁弁20、洗剤用電磁弁21および濯ぎ水用電磁弁22を閉弁状態としたまま、第1空気用電磁弁52と排水用電磁弁23とを開弁する。これにより、第1空気用電磁弁52から第1圧縮空気を給水ホース49に供給し、供給された該圧縮空気で給水ホース49内の水を排水用電磁弁23から排出する。そして、前記第1圧縮空気の供給により給水ホース49内の空気圧がリリーフ弁54,55を開弁する圧力以上に上昇すると、リリーフ弁54,55が開弁して、給水ホース49内の水をリリーフ弁54,55から排出する。
(ロ) 前記(イ)における第1空気用電磁弁52の開弁開始から所定時間t1(本実施例では約20秒)経過したら、第1空気用電磁弁52を閉弁する。これにより、前記(イ)において供給され給水ホース49及び分岐管19に蓄えられた圧縮空気で、給水ホース49内の水を排水用電磁弁23とリリーフ弁54,55とから排出する。そして、給水ホース49内の空気圧がリリーフ弁54,55を開弁する圧力未満に下降すると、リリーフ弁54,55が閉弁する。
(ハ) さらに所定時間t1経過したら、排水用電磁弁23を閉弁すると共に、艶出し剤用電磁弁20、洗剤用電磁弁21および濯ぎ水用電磁弁22を一斉に開弁する。これにより、前記(イ)において供給され給水ホース49及び分岐管19に蓄えられた圧縮空気で、艶出し剤送液管25および艶出し剤噴射管12内の水、洗剤送液管31および洗剤噴射管14内の水、濯ぎ水送液管37内および濯ぎ水噴射管16内の水をそれぞれノズル11、ノズル13、ノズル15から排出する。
(ニ) 前記(ハ)における電磁弁20,21,22の開弁開始から所定時間t2(本実施例では約10秒)経過したら、排水用電磁弁23を開弁すると共に艶出し剤用電磁弁20、洗剤用電磁弁21および濯ぎ水用電磁弁22を閉弁する。これにより、分岐管19内の水を排水用電磁弁23から排出する。
(ホ) 前記(ニ)における排水用電磁弁23の開弁開始から所定時間t2経過したら、排水用電磁弁23を閉弁すると共に第1空気用電磁弁52を開弁する。これにより、第1空気用電磁弁52から第1圧縮空気を給水ホース49に供給する。そして、前記第1圧縮空気の供給により給水ホース49内の空気圧がリリーフ弁54,55を開弁する圧力以上に上昇すると、リリーフ弁54,55が開弁して、給水ホース49内の水をリリーフ弁54,55から排出する。
(へ) 前記(ホ)における第1空気用電磁弁52の開弁開始から所定時間t2経過したら、第1空気用電磁弁52を閉弁すると共に艶出し剤用電磁弁20を開弁する。これにより、前記(ホ)において供給され給水ホース49及び分岐管19に蓄えられた圧縮空気で、艶出し剤用電磁弁20、艶出し剤送液管25および艶出し剤噴射管12内の水をノズル11から排出する。このとき、艶出し剤用電磁弁20の前後で空気圧に大きな差が有る状態で艶出し剤用電磁弁20が開弁する。そのため、圧縮空気が艶出し剤用電磁弁20、艶出し剤送液管25および艶出し剤噴射管12内を高速で流れるので、艶出し剤用電磁弁20、艶出し剤送液管25および艶出し剤噴射管12内の水を効果的に排出することができる。
そして、給水ホース49内の空気圧がリリーフ弁54,55を開弁する圧力未満に下降すると、リリーフ弁54,55が閉弁する。
(ト) 前記(へ)における艶出し剤用電磁弁20の開弁開始から所定時間t3(本実施例では約5秒)経過したら、第2空気用電磁弁38を開弁すると共に艶出し剤用電磁弁20を閉弁する。これにより、第2空気用電磁弁38から供給される第2圧縮空気を給水ホース49及び分岐管19に蓄える。
(チ) 前記(ト)における第2空気用電磁弁38の開弁開始から所定時間t3経過したら、第2空気用電磁弁38を閉弁すると共に洗剤用電磁弁21を開弁する。これにより、前記(ト)において蓄えた圧縮空気で、洗剤用電磁弁21、洗剤送液管31および洗剤噴射管14内の水をノズル13から排出する。このとき、洗剤用電磁弁21の前後で空気圧に大きな差が有る状態で洗剤用電磁弁21が開弁する。そのため、圧縮空気が洗剤用電磁弁21、洗剤送液管31および洗剤噴射管14内を高速で流れるので、洗剤用電磁弁21、洗剤送液管31および洗剤噴射管14内の水を効果的に排出することができる。
(リ) 前記(チ)における洗剤用電磁弁21の開弁開始から所定時間t3経過したら、第2空気用電磁弁38を開弁すると共に洗剤用電磁弁21を閉弁する。これにより、第2空気用電磁弁38から供給される第2圧縮空気を給水ホース49及び分岐管19に蓄える。
(ヌ) 前記(リ)における第2空気用電磁弁38の開弁開始から所定時間t3経過したら、第2空気用電磁弁38を閉弁すると共に濯ぎ水用電磁弁22を開弁する。これにより、前記(リ)において蓄えた圧縮空気で、濯ぎ水用電磁弁22、濯ぎ水送液管37および濯ぎ水噴射管16内の水をノズル15から排出する。このとき、濯ぎ水用電磁弁22の前後で空気圧に大きな差が有る状態で濯ぎ水用電磁弁22が開弁する。そのため、圧縮空気が濯ぎ水用電磁弁22、濯ぎ水送液管37および濯ぎ水噴射管16内を高速で流れるので、濯ぎ水用電磁弁22、濯ぎ水送液管37および濯ぎ水噴射管16内の水を効果的に排出することができる。
(ル) 前記(ヌ)における濯ぎ水用電磁弁22の開弁開始から所定時間t3経過したら、第2空気用電磁弁38を開弁すると共に濯ぎ水用電磁弁22を閉弁する。これにより、第2空気用電磁弁38から供給される第2圧縮空気を給水ホース49及び分岐管19に蓄える。
(オ) 前記(ル)における第2空気用電磁弁38の開弁開始から所定時間t3経過したら、排水用電磁弁23を開弁すると共に第2空気用電磁弁38を閉弁する。これにより、前記(ル)において蓄えた圧縮空気で、分岐管19内の水を排水用電磁弁23から排出する。
(ワ) 前記(オ)における排水用電磁弁23の開弁開始から所定時間t3経過したら、排水用電磁弁23を閉弁すると共に第1空気用電磁弁52を開弁する。これにより、第1空気用電磁弁52から第1圧縮空気を給水ホース49に供給する。そして、前記第1圧縮空気の供給により給水ホース49内の空気圧がリリーフ弁54,55を開弁する圧力以上に上昇すると、リリーフ弁54,55が開弁して、給水ホース49内の水をリリーフ弁54,55から排出する。
(カ) そして、前記(へ)から(ワ)を所定回数繰り返し、所定回数繰り返したら最後の(ワ)では第1空気用電磁弁52を開弁せず、水抜き動作を終了する。尚、この(カ)において、前記(へ)中に「前記(ホ)」とあるのは「前記(ワ)」と読み替えるものとする。
而して前記(ト)〜(ル)の工程は、請求項1の発明の特徴部分に対応するものであり、即ち、凍結防止のためにノズル管路N2,N3内の水を排出するに当たり、給水管路(給水ホース49、分岐管19)内に予め蓄えた第2圧縮空気により水用開閉弁(洗剤用電磁弁21、濯ぎ水用電磁弁22)の前後に十分大きな圧力差を生じさせた状態で、該水用開閉弁21,22を開弁させるようにしているため、従来技術のように水用開閉弁及び空気用開閉弁を同時に開弁して圧縮空気をノズル管路内に導入するようなものと比べて、圧縮空気が高速でノズル管路N2,N3内を流れるようにできて、水用開閉弁21,22内及びノズル管路N2,N3内の残留水をノズルから効率よく迅速に排出させることができ、これにより、水抜きに用いる圧縮空気量を低減できてエネルギーコストの節減できる。
また特に本実施例によれば、第2圧縮空気は、リリーフ弁54,55の開弁圧よりも低圧であるので、この第2圧縮空気を給水管路(給水ホース49、分岐管19)に蓄える際に圧縮空気がリリーフ弁54,55から流出する虞れがなく、その流出に因る圧縮空気の浪費を抑えることができる。
しかも本実施例では、第2圧縮空気を給水管路(給水ホース49、分岐管19)に導く第2空気管路A2が洗車機本体1内で該給水管路に接続されるので、洗車機本体1外の給水ホース49内の水が第2圧縮空気によってノズル管路N2,N3側に流れることが極力回避され、これにより、第2圧縮空気を用いてノズル管路N2,N3内を通って排出すべき水の量を極力少なくできるから、圧縮空気の消費量節減を図りながら、ノズル管路N2,N3内の水の排水効果をより向上させることができる。
次に第2実施例を、主に図5,6を参照して説明する。
第2実施例の装置は、請求項3の発明に対応するものであって、エアホース40bの、分岐路42より下流側部分(逆止弁24、第2空気用電磁弁38および減圧弁39を含む部分)が省略されていて、該エアホース40bと分岐管19との間が連通されていない点だけが第1実施例と相違し、その他の部分は第1実施例と同様であるので、対応する構成部材には、第1実施例と同じ参照符号を付している。そして、本実施例では、第1空気管路A1が本発明の空気管路を、また第1空気用電磁弁52が本発明の空気用開閉弁をそれぞれ構成する。
次に、第2実施例の作用を説明する
第2実施例の作用は、第1実施例の作用における(ト)〜(カ)が下記(トa)〜(カa)に替わる。
(トa) 前記(へ)における艶出し剤用電磁弁20の開弁開始から所定時間t3経過したら、第1空気用電磁弁52を開弁すると共に艶出し剤用電磁弁20を閉弁する。これにより、第1空気用電磁弁52から供給される第1圧縮空気を給水ホース49及び分岐管19に蓄える。
(チa) 前記(トa)における第1空気用電磁弁52の開弁開始から所定時間t4(本実施例では約3秒)経過したら、第1空気用電磁弁52を閉弁すると共に洗剤用電磁弁21を開弁する。この場合、前記所定時間t4は、リリーフ弁54,55が開弁しない出来る限り高い圧力(本実施例では約0.5MPa)まで給水ホース49及び分岐管19内の空気圧が上昇するのに要する時間に設定される。これにより、前記(トa)において蓄えた圧縮空気で、洗剤用電磁弁21、洗剤送液管31及び洗剤噴射管14内の水をノズル13から排出する。このとき、第1実施例の(チ)と同様の作用効果を奏する。
(リa) 前記(チa)における洗剤用電磁弁21の開弁開始から所定時間t3経過したら、第1空気用電磁弁52を開弁すると共に洗剤用電磁弁21を閉弁する。これにより、第1空気用電磁弁52から供給される第1圧縮空気を給水ホース49及び分岐管19に蓄える。
(ヌa) 前記(リa)における第1空気用電磁弁52の開弁開始から所定時間t4経過したら、第1空気用電磁弁52を閉弁すると共に濯ぎ水用電磁弁22を開弁する。これにより、前記(リa)において蓄えた圧縮空気で、濯ぎ水用電磁弁22、濯ぎ水送液管37および濯ぎ水噴射管16内の水をノズル15から排出する。このとき、第1実施例の(ヌ)と同様の作用効果を奏する。
(ルa) 前記(ヌa)における濯ぎ水用電磁弁22の開弁開始から所定時間t3経過したら、第1空気用電磁弁52を開弁すると共に濯ぎ水用電磁弁22を閉弁する。これにより、第1空気用電磁弁52から供給される第1圧縮空気を給水ホース49及び分岐管19に蓄える。
(オa)前記(ルa)における第1空気用電磁弁52の開弁開始から所定時間t4経過したら、排水用電磁弁23を開弁すると共に第1空気用電磁弁52を閉弁する。これにより、前記(ルa)において蓄えた圧縮空気で、分岐管19内の水を排水用電磁弁23から排出する。
(ワa) 前記(オa)における排水用電磁弁23の開弁開始から所定時間t3経過したら、排水用電磁弁23を閉弁すると共に第1空気用電磁弁52を開弁する。
(カa) そして、前記(へ)から(ワa)を所定回数繰り返し、所定回数繰り返したら最後の(ワa)では第1空気用電磁弁52を開弁せず、水抜き動作を終了する。この(カa)において、前記(へ)中に「前記(ホ)」とあるのは「前記(ワa)」と読み替えるものとする。
而して前記した第1回目の(ホ)〜(ルa)、各回の(ワa)〜その次の回の(ルa)の工程は、請求項3の発明の特徴部分に対応するものであり、即ち、凍結防止のためにノズル管路N1〜N3内の水を排出するに当たり、給水管路(給水ホース49、分岐管19)内に予め蓄えた第1圧縮空気により水用開閉弁(艶出し剤用電磁弁20、洗剤用電磁弁21、濯ぎ水用電磁弁22)の前後に十分大きな圧力差を生じさせた状態で、該水用開閉弁20〜22を開弁させるようにしているため、従来技術のように水用開閉弁及び空気用開閉弁を同時に開弁して圧縮空気をノズル管路内に導入するようなものと比べて、圧縮空気が高速でノズル管路N1〜N3内を流れるようにできて、水用開閉弁20〜22内及びノズル管路N1〜N3内の残留水をノズルから効率よく迅速に排出させることができ、これにより、水抜きに用いる圧縮空気量を低減できてエネルギーコストの節減できる。
また特に本第2実施例によれば、複数の水用開閉弁(艶出し剤用電磁弁20、洗剤用電磁弁21、濯ぎ水用電磁弁22)を全て閉弁した状態で第1空気用電磁弁52を開弁して圧縮空気を給水管路(給水ホース49、分岐管19)に蓄え、該電磁弁52の開弁開始から所定時間t4が経過したら少なくとも1つの水用開閉弁20〜22を開弁して、その開弁した水用開閉弁に対応するノズル管路N1〜N3内の水を給水管路に蓄えられている圧縮空気によりノズルから排出するようにした所定の水抜き動作を行なうようにし、この水抜き動作をノズル管路N1〜N3ごとに順次に実行するので、第1実施例のように第1及び第2圧縮空気を併用し(即ち第2空気管路A2を特別に用い)たり、或いは後述する第3実施例のように圧力検出スイッチ60を用いたりして給水管路内に蓄えるべき所定圧力の圧縮空気を得るものと比べて、より簡単な構造で各水用開閉弁20〜22内及び各ノズル管路N1〜N3内の水の排水効果を向上させることができ、従って、ノズル管路N1〜N3が複数系統有っても、それらからの排水を効率よく的確に行うことができる。
次に第3実施例を、図7,図8を主に用いて説明する。
第3実施例の装置は、分岐管19内の圧力を検出する圧力検出スイッチ60を分岐管19に設けた点だけが第2実施例と相違し、その他の部分は第2実施例と同様であるので、対応する構成部材には、第2実施例と同じ参照符号を付している。そして、本実施例では、第1空気管路A1が本発明の空気管路を、また第1空気用電磁弁52が本発明の空気用開閉弁を、圧力検出スイッチ60が本発明の圧力検出手段をそれぞれ構成する。
次に、第3実施例の作用を説明する
第3実施例の作用は、第2実施例の作用における(トa)〜(カa)が下記(トb)〜(カb)に替わる。
(トb) 前記(へ)における艶出し剤用電磁弁20の開弁開始から所定時間t3経過したら、第1空気用電磁弁52を開弁すると共に艶出し剤用電磁弁20を閉弁する。これにより、第1空気用電磁弁52から供給される第1圧縮空気を給水ホース49及び分岐管19に蓄える。
(チb) 前記(トb)で第1空気用電磁弁52を開弁した後、圧力検出スイッチ60が所定圧力P(本実施例では約0.5MPa )以上を検出すると、第1空気用電磁弁52を閉弁すると共に洗剤用電磁弁21を開弁する。これにより、前記(トb)において蓄えた圧縮空気で、洗剤用電磁弁21、洗剤送液管31および洗剤噴射管14内の水をノズル13から排出する。このとき、第1実施例の(チ)と同様の作用効果を奏する。
(リb) 前記(チb)における洗剤用電磁弁21の開弁開始から所定時間t3経過したら、第1空気用電磁弁52を開弁すると共に洗剤用電磁弁21を閉弁する。これにより、第1空気用電磁弁52から供給される第1圧縮空気を給水ホース49及び分岐管19に蓄える。なお、圧力検出スイッチ60は、前記(チb)における洗剤用電磁弁21の開弁開始から所定時間t3経過する前に所定圧力P未満を検出する。
(ヌb) 前記(リb)で第1空気用電磁弁52を開弁した後、圧力検出スイッチ60が所定圧力P以上を検出すると、第1空気用電磁弁52を閉弁すると共に濯ぎ水用電磁弁22を開弁する。これにより、前記(リb)において蓄えた圧縮空気で、濯ぎ水用電磁弁22、濯ぎ水送液管37および濯ぎ水噴射管16内の水をノズル15から排出する。このとき、第1実施例の(ヌ)と同様の作用効果を奏する。
(ルb) 前記(ヌb)における濯ぎ水用電磁弁22の開弁開始から所定時間t3経過したら、第1空気用電磁弁52を開弁すると共に濯ぎ水用電磁弁22を閉弁する。これにより、第1空気用電磁弁52から供給される第1圧縮空気を給水ホース49及び分岐管19に蓄える。なお、圧力検出スイッチ60は、前記(ヌb)における排水用電磁弁23の開弁開始から所定時間t3経過する前に所定圧力P未満を検出する。
(オb) 前記(ルb)で第1空気用電磁弁52を開弁した後、圧力検出スイッチ60が所定圧力P以上を検出すると、第1空気用電磁弁52を閉弁すると共に排水用電磁弁23を開弁する。これにより、前記(ルb)において蓄えた圧縮空気で、分岐管19内の水を排水用電磁弁23から排出する。
(ワb) 前記(オb)における排水用電磁弁23の開弁開始から所定時間t3経過したら、排水用電磁弁23を閉弁すると共に第1空気用電磁弁52を開弁する。なお、圧力検出スイッチ60は、前記(オb)における排水用電磁弁23の開弁開始から所定時間t3経過する前に所定圧力P未満を検出する。
(カb) そして、前記(へ)から(ワb)を所定回数繰り返し、所定回数繰り返したら最後の(ワb)では第1空気用電磁弁52を開弁せず、水抜き動作を終了する。
この(カb)において、前記(ヘ)中に「前記(ホ)」とあるのは、「前記(ワb)」と読み替えるものとする。
而して、前記(トb)〜(ルb)の工程は、請求項4の発明の特徴部分に対応するものであり、即ち、凍結防止のためにノズル管路N2,N3内の水を排出するに当たり、給水管路(給水ホース49、分岐管19)内に予め蓄えた第1圧縮空気により水用開閉弁(洗剤用電磁弁21、濯ぎ水用電磁弁22)の前後に十分大きな圧力差を生じさせた状態で、該水用開閉弁21,22を開弁させるようにしているため、従来技術のように水用開閉弁及び空気用開閉弁を同時に開弁して圧縮空気をノズル管路内に導入するようなものと比べて、圧縮空気が高速でノズル管路N2,N3内を流れるようにできて、水用開閉弁21,22内及びノズル管路N2,N3内の残留水をノズルから効率よく迅速に排出させることができ、これにより、水抜きに用いる圧縮空気量を低減できてエネルギーコストの節減できる。
また特に本第3実施例によれば、水用開閉弁(艶出し剤用電磁弁20、洗剤用電磁弁21、濯ぎ水用電磁弁22)を閉弁した状態で第1空気用電磁弁52を開弁して圧縮空気を給水管路(給水ホース49、分岐管19)に蓄える途中で、圧力検出スイッチ60が所定圧力P以上を検出すると、水用開閉弁21、22を開弁して、給水管路に蓄えられている圧縮空気によるノズル管路N2、N3内排水が開始されるので、給水管路内における圧縮空気の実際の蓄圧状態に基づいてノズル管路N2、N3内の排水開始時期(水用開閉弁の開弁時期)を決めることができ、従って、給水管路49,19に供給する圧縮空気の圧力が低下しても所定圧力で水用開閉弁21,22を開弁できるから、給水管路に供給する圧縮空気の圧力の低下による排水効果の低下を防止できる。
以上、本発明による洗車機における車両上面洗車用ブラシ装置の実施例を詳説したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく、種々の小設計変更を行うことが可能である。
例えば、前記実施例では、所定の水抜き動作を複数系統あるノズル管路N1〜N3ごとに(即ち1系統ずつ)順次に実行するようにしたものを示したが、本発明では、複数系統あるノズル管路N1〜N3を幾つかに区分け(例えばN1・N2の2系統と、N3の1系統に区分け)し、その区分けされた系統ごとに所定の水抜き動作を行うようにしてもよい。
また前記第1実施例では、給水管路(給水ホース49、分岐管19)に第2圧縮空気を蓄えた後、第1及び第2空気用開閉弁(第1及び第2空気用電磁弁52,38)の何れも閉弁した状態で水用開閉弁(洗剤用電磁弁21、濯ぎ水用電磁弁22)を開弁して、該給水管路に蓄えられている第2圧縮空気によりノズル管路N2,N3内の水を排出するようにしたものを示したが、本発明(請求項1)では、第2空気用電磁弁38を開弁した状態のまま水用開閉弁(電磁弁21,22)を開弁して、対応するノズル管路N2,N3の水抜き動作を実行するようにしてもよい。
また前記第2及び第3実施例では、第1空気用電磁弁52の開弁開始から所定時間t2又はt4が経過した時あるいは給水管路(給水ホース49、分岐管19)内が所定圧力P以上になった時に、第1空気用電磁弁52を閉弁すると同時に1つの水用開閉弁(艶出し剤用電磁弁20、洗剤用電磁弁21、濯ぎ水用電磁弁22)を開弁して、対応するノズル管路N1〜N3の水抜き動作を実行するようにしたものを示したが、本発明(請求項3,4)では、第1空気用電磁弁52を開弁状態のまま水用開閉弁(請求項3では電磁弁20〜22,請求項4では電磁弁21,22)を開弁して、対応するノズル管路(請求項3ではN1〜N3,請求項4ではN2,N3)の水抜き動作を実行するようにしてもよい。
本発明の第1実施例に係る洗車機の概略全体側面図 前記洗車機の配管図 前記洗車機に用いた混合器の縦断面図 水抜き動作時における各弁の作動タイミングの一例を示すタイミングチャート 本発明の第2実施例に係る洗車機の配管図を示す図2対応図 前記第2実施例の水抜き動作時における各弁の作動タイミングの一例を示すタイミングチャート 本発明の第3実施例に係る洗車機の配管図を示す図2対応図 前記第3実施例の水抜き動作時における各弁の作動タイミングの一例を示すタイミングチャート
符号の説明
A1・・・第1空気管路(空気管路)
A2・・・第2空気管路
N1・・・第1ノズル管路(ノズル管路)
N2・・・第2ノズル管路(ノズル管路)
N3・・・第3ノズル管路(ノズル管路)
t2,t4・・・所定時間
1・・・・洗車機本体
11・・・艶出し剤噴射用ノズル(ノズル)
13・・・洗剤噴射用ノズル(ノズル)
15・・・濯ぎ水噴射用ノズル(ノズル)
19・・・分岐管(給水管路)
20・・・艶出し剤用電磁弁(水用開閉弁)
21・・・洗剤用電磁弁(水用開閉弁)
22・・・濯ぎ水用電磁弁(水用開閉弁)
38・・・第2空気用電磁弁(第2空気用開閉弁)
49・・・給水ホース(給水管路)
52・・・第1空気用電磁弁(第1空気用開閉弁、空気用開閉弁)
54,55・・リリーフ弁
57・・・制御装置(制御手段)
60・・・圧力検出スイッチ(圧力検出手段)

Claims (4)

  1. 往復走行可能な洗車機本体と、その洗車機本体へ給水する給水管路と、その給水管路の谷部に設けられ給水圧では開弁しないリリーフ弁と、前記洗車機本体に設けられたノズルと、そのノズルと前記給水管路間を接続するノズル管路と、そのノズル管路を開閉し得る水用開閉弁と、前記リリーフ弁の開弁圧以上の圧力の第1圧縮空気を前記給水管路に供給する第1空気管路と、その第1空気管路を開閉し得る第1空気用開閉弁とを備え、その第1空気用開閉弁から前記給水管路に供給した圧縮空気の圧力で前記リリーフ弁を開弁させて該給水管路内の水を該リリーフ弁から排出可能とした洗車機において、
    前記リリーフ弁の前記開弁圧よりも低い圧力の第2圧縮空気を前記給水管路に供給する第2空気管路と、
    その第2空気管路を開閉し得る第2空気用開閉弁と、
    前記水用開閉弁および前記第1空気用開閉弁の閉弁状態で前記第2空気用開閉弁を開弁して前記第2圧縮空気を前記給水管路に蓄えた後、前記第1空気用開閉弁の閉弁状態で前記水用開閉弁を開弁して、前記給水管路に蓄えられている前記第2圧縮空気により前記ノズル管路内の水を前記ノズルから排出するように、前記水用開閉弁並びに前記第1及び第2空気用開閉弁を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする洗車機。
  2. 前記第2空気管路は、前記洗車機本体内で前記給水管路に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の洗車機。
  3. 往復走行可能な洗車機本体と、その洗車機本体へ給水する給水管路と、その給水管路の谷部に設けられ給水圧では開弁しないリリーフ弁と、前記洗車機本体に設けられた複数のノズルと、その複数のノズルと前記給水管路との間を並列に接続する複数のノズル管路と、その複数のノズル管路にそれぞれ設けられて該ノズル管路を個別に開閉し得る複数の水用開閉弁と、前記リリーフ弁の開弁圧以上の圧力の圧縮空気を前記給水管路に供給する空気管路と、その空気管路を開閉し得る空気用開閉弁とを備え、その空気用開閉弁から前記給水管路に供給した圧縮空気の圧力で前記リリーフ弁を開弁させて該給水管路内の水を該リリーフ弁から排出可能とした洗車機において、
    前記複数の水用開閉弁を全て閉弁した状態で前記空気用開閉弁を開弁して前記圧縮空気を前記給水管路に蓄え、該空気用開閉弁の開弁開始から所定時間が経過したら少なくとも1つの前記水用開閉弁を開弁して、その開弁した水用開閉弁に対応する前記ノズル管路内の水を前記給水管路に蓄えられている前記圧縮空気により前記ノズルから排出するようにした所定の水抜き動作を行なうように、前記水用開閉弁および前記空気用開閉弁を制御する制御手段を備え、
    その制御手段は、前記複数のノズル管路を幾つかに区分けして、その区分けされたノズル管路ごとに順次に前記水抜き動作を実行することを特徴とする洗車機。
  4. 往復走行可能な洗車機本体と、その洗車機本体へ給水する給水管路と、その給水管路の谷部に設けられ給水圧では開弁しないリリーフ弁と、前記洗車機本体に設けられたノズルと、そのノズルと前記給水管路間を接続するノズル管路と、そのノズル管路を開閉し得る水用開閉弁と、前記リリーフ弁の開弁圧以上の圧力の圧縮空気を前記給水管路に供給する空気管路と、その空気管路を開閉し得る空気用開閉弁とを備え、その空気用開閉弁から前記給水管路に供給した圧縮空気の圧力で前記リリーフ弁を開弁させて該給水管路内の水を該リリーフ弁から排出可能とした洗車機において、
    前記給水管路内の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記水用開閉弁を閉弁した状態で前記空気用開閉弁を開弁して前記圧縮空気を前記給水管路に蓄え、その蓄える途中で前記圧力検出手段が所定圧力を検出すると前記水用開閉弁を開弁して、前記給水管路に蓄えられている前記圧縮空気により前記ノズル管路内の水を前記ノズルから排出するように、前記水用開閉弁および前記空気用開閉弁を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする洗車機。
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