JP2005297572A - 型および該型内で作られるトレッド - Google Patents
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Abstract
【課題】 キャビティの少なくとも一部が走行面の下に配置されておりかつキャビティがトレッドの少なくとも1つの側面に開口している構成のキャビティを備えたトレッドを成形できる型を提供することにある。
【解決手段】 走行面15と、側面17と、少なくとも1つの側面17に開口した少なくとも1つの軸線方向キャビティ18とを備えたトレッド12を成形する型1。キャビティは、成形中にゴム配合物の2つの流動を生じさせるピン54の補助により成形される。2つの流動は、ピンを包囲しかつ接合面34を形成すべく再結合し、走行面を成形する成形面16および軸線方向に対して垂直な断面内での接合面34のトレースの平均長さが、キャビティと走行面を成形する成形面との間の最小距離24より大きくなるように発生される。
【選択図】 図1
【解決手段】 走行面15と、側面17と、少なくとも1つの側面17に開口した少なくとも1つの軸線方向キャビティ18とを備えたトレッド12を成形する型1。キャビティは、成形中にゴム配合物の2つの流動を生じさせるピン54の補助により成形される。2つの流動は、ピンを包囲しかつ接合面34を形成すべく再結合し、走行面を成形する成形面16および軸線方向に対して垂直な断面内での接合面34のトレースの平均長さが、キャビティと走行面を成形する成形面との間の最小距離24より大きくなるように発生される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、型(モールド)およびタイヤのトレッドに関する。より詳しくは、本発明は、キャビティの少なくとも一部が走行面の下に配置されておりかつキャビティがトレッドの少なくとも1つの側面に開口している構成のキャビティを備えたトレッドを成形できる型に関する。
定義
本願明細書において、用語「軸線方向」および「軸線方向に」とは、タイヤの回転軸線に対して本質的に平行な方向をいう。これらの用語がトレッドについて使用されるとき、これらの用語は、トレッドが固定されたタイヤの回転軸線に対して平行な方向をいう。換言すれば、軸線方向とは、トレッドの厚さ方向およびタイヤの周方向の両者に対して垂直な方向である。
本願明細書において、用語「軸線方向」および「軸線方向に」とは、タイヤの回転軸線に対して本質的に平行な方向をいう。これらの用語がトレッドについて使用されるとき、これらの用語は、トレッドが固定されたタイヤの回転軸線に対して平行な方向をいう。換言すれば、軸線方向とは、トレッドの厚さ方向およびタイヤの周方向の両者に対して垂直な方向である。
用語「半径方向」および「半径方向に」とは、軸線に対して垂直なベクトルに平行でかつタイヤの回転軸線と交差する方向をいう。これらの用語がトレッドについて使用されるとき、これらの用語は、タイヤの回転軸線に対して垂直なベクトルに平行な方向でかつトレッドが取付けられたタイヤの回転軸線上の点を有する方向をいう。換言すれば、半径方向とは、トレッドの厚さに対して平行な方向である。
トレッドの「走行面」とは、タイヤが転動するときに路面と接触するトレッド上の点により形成される表面を意味すると理解すべきである。
トレッドの「側面」とは、走行面の軸線方向両端部からタイヤの側壁へと延びているトレッドの表面の任意の部分を意味する。タイヤに取付けられる前のトレッドを考えるとき、側面は、走行面の一方の軸線方向縁部を、タイヤのカーカスに接触するように設計された表面に連結するトレッドの表面の一部を有している。
「ピン」とは、その幾何学的形状にいかなる制限もなく、キャビティ(該キャビティの少なくとも一部が走行面の下に配置されておりかつキャビティがトレッドの少なくとも1つの側面に開口している)を成形するように設計された任意の成形要素を意味するものと理解すべきである。
ピンの「長手方向軸線」とは、ピンの寸法が最大となる方向に本質的に平行な軸線を意味する。
「配合物」または「ゴム配合物」とは、少なくとも1つのエラストマーおよび充填剤を含有するゴム組成物を意味する。
配合物の「流動」とは、成形中の或る量の配合物の流れを意味する。
キャビティの成形中に作られる「流動の非対称性」とは、後述のように、走行面を成形する型の表面に垂直な表面の両側でキャビティを成形しかつ走行面を成形する成形面から最も離れて位置する点を有するピンを包囲する配合物の部分間の流動速度フィールド(flow velocity field)の非対称性を意味するものと理解すべきである。
ここで、用語「タイヤ」とは、膨張タイヤであるか否かを問わず、および使用中に内部圧力を受けるか否かを問わず、任意の形式の弾性ケーシングをいう。
背景
タイヤの走行面の下に位置しかつトレッドの少なくとも1つの側面に開口するキャビティの存在は、特に、トレッドの最大厚さが15mmを超えるときに、タイヤに有利な特性を付与する。キャビティは、タイヤのショルダの(換気効果による)冷却に寄与し、従って耐久性を向上させる。キャビティはまた、トレッドの摩耗が進行するにつれてトレッド表面に現われて、濡れ路面、雪路および氷結路上で優れたグリップが得られるようにトレッドのパターンを進化させる。
タイヤの走行面の下に位置しかつトレッドの少なくとも1つの側面に開口するキャビティの存在は、特に、トレッドの最大厚さが15mmを超えるときに、タイヤに有利な特性を付与する。キャビティは、タイヤのショルダの(換気効果による)冷却に寄与し、従って耐久性を向上させる。キャビティはまた、トレッドの摩耗が進行するにつれてトレッド表面に現われて、濡れ路面、雪路および氷結路上で優れたグリップが得られるようにトレッドのパターンを進化させる。
このようなキャビティが設けられたトレッドを成形できる型は、大分以前から知られており、2つのアプローチに区別することができる。すなわち、可動ピンを未硬化ゴム配合物内に貫入するアプローチ、またはトレッドを形成する配合物を、成形中に該配合物が流動してピンを包囲するようにするアプローチである。
特許文献1は第一アプローチの一例である。この特許文献1は、未硬化タイヤが型内に置かれた後でかつタイヤが加硫される前に、トレッドの側面内に軸線方向に貫入する可動ピンを使用することを開示している。ピンは、変形されることなく、しかも未硬化タイヤを変位させることも変形させることもないようにして貫入できなくてはならず、このため、ピンの幾何学的形状および厚さ(機械的強度)に関する制限が賦課される。
第二アプローチに対応する型は、成形フェーズ中にピンを移動させることなくキャビティを成形することを可能にする。特許文献2には、ピンが、タイヤの側壁を成形するために設けられたシェルに永久的に取付けられている構成の型が開示されている。成形中、未硬化(従って、塑性変形可能)で膜により支持されたタイヤ内の内部圧力は、未硬化タイヤの外径を増大させる。「シェ−ピング」として知られているこの段階では、トレッドを構成する材料には、型内の全てのスペースを充填するような力が加えられ、キャビティを備えた最終的トレッドを形成する。型からタイヤを取出すため、シェルが軸線方向に引離されるように移動され、ピンをトレッドから取出すことができるようにする。この方法は、走行面の下のキャビティを含む所望パターンの厚さに少なくとも一致させなくてはならないため、シェ−ピングフェーズが比較的顕著である場合の製造に使用できるに過ぎないという欠点を有している。
今や、タイヤ工業界の傾向は、シェ−ピングの度合いをできる限り制限することにある。これは、特許文献3に、第一アプローチに相当する他の形式の型が開示されていることによる。ここに提案されている型は、半径方向キャビティまたは溝を成形するように設計された一連のクラウンセクタと、軸線方向キャビティを成形するように設計されたピンを備えた一連のショルダセクタとを有しており、両セクタは半径方向に移動できる。可動セクタにピンを設けるこの構成は、ピンが配置される円の直径を、未硬化ケーシングが所定位置に置かれる前に増大させることを可能にし、従ってケーシングの成形性を低下させることができる。成形すべき材料によりピンに加えられる圧力に抵抗するように、配合物内へのピンの半径方向貫入フェーズ中にピンをクラウンセクタに接触させておくことが提案されている。かくして、未硬化配合物により加えられる圧力を受けて曲げられ易い比較的長くかつ細いピンを使用できるようになる。
両アプローチは有効に使用できることが証明されているが、この方法で作られたトレッドは好ましくない特性を有している。実際に、どちらのアプローチが選択されたとしても、ピンの半径方向貫入または配合物の半径方向流動により、最終的トレッドの形成にとって、ピンの両側での配合物の流動は不可避であり、このため、ピンの表面と、タイヤのトレッドを成形する型との間に位置する接合面(junction plane)が形成される。最新技術に相当する型を使用しても、当該表面に垂直な接合面が創成され、該接合面は、特に成形中の汚れに敏感なため脆いことが証明されている。
本発明の一目的は、タイヤの表面に対する接合ゾーンの位置および方向を制御することにある。
上記目的は、ゴム配合物から作られかつ側面により軸線方向の境界が定められた走行面を備えたトレッドを成形する型であって、走行面を成形する少なくとも1つの部品と、側面を成形する少なくとも2つの側方部品と、トレッド内にキャビティを成形する少なくとも1つのピンとを有し、該ピンは、走行面を成形する成形面および軸線方向に対して垂直な断面で見たときに、第一輪郭部分および第二輪郭部分により形成された輪郭をもつ表面を備え、前記第一および第二輪郭部分は、走行面を成形する成形面の最も近くに位置する輪郭点と、前記成形面から最も離れて位置する輪郭点との間に延びており、前記ピンは、少なくとも一部が前記成形面の下に位置決めされかつトレッドの側面の少なくとも一部を成形する少なくとも1つの成形面に連結されていて、成形中に、ピンを包囲しかつ再結合して接合面を形成するゴム配合物の2つの流動を発生させる構成の型において、前記少なくとも1つのピンは、前記断面で見て、ピンと走行面を成形する成形面との間で測定した前記接合面のトレースの長さが、ピンの表面と走行面を成形する成形面との間の最小距離より長くなるように、配合物の流動を非対称的にする手段を有していることを特徴とする型により達成することを提案する。
幾つかの輪郭点が、走行面を成形する成形面から同じ最大距離にある場合には、半径方向および軸線方向に対して垂直な方向に最も離れている2つの点が使用される。2つの輪郭部分は、これらの2つの点の各々と、走行面を成形する表面に最も近接して配置された輪郭点との間に延びている。幾つかの輪郭点が、走行面を成形する成形面に対して同じ最小距離を有する場合には、同様な手順が使用される。一例として、走行面を成形する成形面および軸線方向に対して垂直な断面内で矩形の形状を有するピンであって、該ピンの長さが走行面を成形する成形面に対して平行でかつピンの幅が成形面に対して垂直であるピンの場合には、2つの輪郭部分は前記矩形の幅に一致する。
本発明の型は、シェ−ピングの度合いの如何にかかわらず(すなわち、提案される手段はシェ−ピングを行うか否かにかかわらず、型内で実施できる)、キャビティの表面と走行面を成形する成形面との間で延びる接合面を拡大できる。
非対称的な流動を得るのに、幾つかの手段を使用できる。より詳しくは、ピンの貫入中に、またはシェ−ピングを行う場合にはピンの周囲に配合物が流動する間に、非対称的な配合物の流動を生じさせるピンの幾何学的形状を選択できる。
好ましい実施形態では、第一および第二輪郭部分の長さが異なるピンを用いることにより、流動が非対称的にされる。第一輪郭部分の長さと第二輪郭部分の長さとの差は、短い方の輪郭部分の長さの少なくとも10%に等しいことが好ましい。
他の好ましい実施形態では、ピンの周囲の配合物の流動は、一方の輪郭部分の平均表面粗さを、他方の輪郭部分の平均表面粗さより大きくすることにより非対称的にされる。例えば、第一部分の表面粗さはサンドブラストにより大きくし、かつ第二部分の表面粗さは研摩により小さくすることができる。第一輪郭部分の平均表面粗さと第二輪郭部分の平均表面粗さとの差Raは、少なくとも2ミクロンに等しいことが好ましい。もちろん、第一部分および第二部分の両者が異なる長さおよび表面粗さを有するピンを用いることにより、幾何学的形状の効果と表面粗さの効果とを組合せることもできる。
第三の好ましい実施形態では、少なくとも一方の輪郭部分の少なくとも一部に化学コーティングを施して、両部分にゴム配合物の滑り速度の差が生じるようにする。例えば、第一輪郭部分はAraldite(登録商標)でコーティングし、第二輪郭部分はスチールで構成することができる。コーティングの効果、幾何学的形状の効果および/または表面粗さの効果は、第一および第二部分が、異なるコーティング、長さおよび/または表面粗さをもつピンを用いることにより組合せることができる。
第四の好ましい実施形態では、各ピンの第一および第二輪郭部分に対応する表面間に平均温度差を生じさせることにより、配合物の流動が温度効果により非対称的にされる。温度差は少なくとも20℃であるのが好ましい。各ピンの周囲の配合物の流動を最適な方法で非対称的にするのに、ピンの温度の効果および幾何学的形状の効果および/または表面粗さの効果および/またはコーティングの効果を組合せることができることはもちろんである。
第五の好ましい実施形態では、キャビティを成形する少なくとも1つのピンは、ピンをその長手方向軸線の回りで本質的に回転させる付加手段を有している。この回転は、配合物内にピンを貫入する間(ピンが可動である場合)、シェ−ピングを行うときはシェ−ピングフェーズ中、および/または加硫前にピンが配合物により包囲されるときに行うことができる。
上記全ての実施形態は、シェ−ピングを行う型または行わない型のいずれにも適用できる。最後の好ましい実施形態は、特に、シェ−ピングを行わない型であって、タイヤブランクまたはトレッドが型内に挿入された後に、トレッドを形成する配合物内に可動ピンが貫入する構成の型に関する。この好ましい実施形態では、好ましくは円筒状の形状を有する少なくとも1つのピンが、型に対して軸線方向および半径方向の両方向に移動できるように取付けられ、これにより、半径方向に対して90°より小さい角度を形成する平面内で直線移動することができる。配合物内へのピンの貫入中のピンの周囲の配合物の流動は、ピンの通過後に再結合しかつ接合面を形成し、この接合面は、走行面を成形する成形面に対して垂直な平面に対して傾斜される。従って、ピンの表面と走行面を成形する成形面との間で測定した、前記平面上での接合面のトレースの平均長さは、ピンと走行面を成形する成形面との間の最小距離より大きい。成形面に垂直な方向に対して90°より小さい角度を形成する方向に沿ってピンを貫入する効果と、温度の効果および/または幾何学的形状の効果および/または表面粗さの効果および/またはコーティングの効果および/またはピンの長手方向軸線の回りでのピンの本質的な回転の効果とを組合せて、ピンの表面と走行面を成形する成形面との間で延びる接合面を拡大することができる。
また本発明は、ゴム配合物から作られかつ側面により軸線方向の境界が定められた走行面および少なくとも1つのキャビティを備えたトレッドであって、キャビティの少なくとも一部が走行面の下に配置されかつトレッドの少なくとも一方の側面に開口しており、少なくとも1つのキャビティの表面と走行面との間で延びている接合面が設けられている構成のトレッドにおいて、キャビティの表面と走行面との間で測定した、走行面および軸線方向に対して垂直な断面内での接合面のトレースの長さは、キャビティの表面と走行面との間の最小距離より長いことを特徴とするトレッドに関する。トレースの長さと、キャビティの表面と走行面との間の最小距離との差は、前記最小距離の20%より大きいことが好ましい。
本発明は添付図面を参照して述べる以下の説明からより良く理解されるであろう。
図1は、閉じた形態にある本発明の型1を示すものである。図面は概略図であり、より詳しくは、成形に関与する型1の部品のみが示されており、明瞭化のため、補強部品は省略されている。ここに説明する要素の機能をより良く理解できるように、型1により製造されるタイヤ10の対応部分も示されている。タイヤの回転軸線を含む平面に沿うこの部分断面図にはクラウンセクタ2が示されており、該クラウンセクタ2は、タイヤ10のトレッド12のキャビティすなわち溝11を成形するためのレリーフ3を有している。このクラウンセクタ2は、タイヤ10の側壁13を成形するシェル4に対して、既知の態様で移動できる。クラウンセクタ2は、走行面の下で軸線方向に延びかつトレッド12の側面17に開口するキャビティ18を形成するように設計されたピン5を有している。ピン5は、型からタイヤを取出すことができるように、軸線方向に移動できる。
図2は図1の型のAA′線に沿う半径方向概略断面図であり、従来技術のピン50が設けられているところを示すものである。ピン50は、トレッド12を構成する配合物14により包囲される。クラウンセクタ2も示されている。走行面15は、トレッド12とクラウンセクタ2との間の界面に位置する。
従来技術のピン50は、キャビティ18の成形中に配合物の非対称的流動を生じさせない。配合物の流動を特徴付ける速度フィールドは、走行面15を成形する成形面16に対して垂直でかつ該面16から最も離れたピンの点60を通る軸線に関して対称的である。従って、成形中にピン50の周囲に流れ込む配合物の部分間に形成される接合面30は、本質的に、走行面15を成形する成形面16に対して垂直である。接合面30の長さは、本質的に、成形面16からピン50の表面を分離する最小距離20に等しい。
図3は図1の型のAA′線に沿う半径方向概略断面図であり、本発明によるピン51が取付けられているところを示すものである。このピン51は「輪郭部分」の概念を示すものである。選択された断面では、走行面15を成形する成形面16から最も離れているピン51の輪郭点61と、成形面16に最も近いピン51の輪郭点71と、これらの点61、71を連結する2つの輪郭部分151、251とを容易に見出すことができる。この場合には、第一輪郭部分と第二輪郭部分との長さの差は、部分251の長さの20%に等しい。
図4〜図7は図1の型1のAA′断面の概略図であり、トレッド12を構成する配合物14内への本発明によるピン52の貫入を示すものである。このシーケンスは、シェ−ピングを行う成形(配合物14が移動してピン52を包囲する場合)、またはシェ−ピングを行わない成形(ピン52が移動して配合物14内に貫入する場合)に有効である。
図4は型1のAA′線に沿う半径方向断面図であり、トレッド12を構成する配合物14にピン52が接触しようとする瞬間を示すものである。この接触は、走行面15(図7)を成形する成形面16から最も離れているピン52の点62で生じる。
図5は、この直後の型1のAA′線に沿う図4と同じ半径方向断面図である。ピン52の点62は配合物14内に貫入されており、これにより配合物の2つの流動41、42が生じている。ピン52の幾何学的形状により非対称的な流動が生じていることが理解されよう。すなわち、配合物の部分41は、ピン52の他方の側でピンの周囲を流動する配合物の部分42よりも早く成形面16に到達する。流動は、成形面16に対し垂直な方向に対して傾斜している対称軸線80(図4に破線で示す)を有するピンにより非対称的にされることに留意されたい。選択した傾斜の場合には、両輪郭部分152、252の長さの差は、輪郭部分152の長さの10%である。同じピン52を、対称軸線80が成形面16に対して垂直になるようにして型に取付けた場合には、両輪郭部分152、252の長さが等しくなり、ピン52の周囲を通る配合物の流動41、42がピンにより非対称的にされることはない。
図6は、配合物がピン52の周囲を通った直後に、配合物の流動41、42が再結合した瞬間の型1のAA′線に沿う、以前と同じ断面図である。再結合点43(この点43は、接合面32(図7)の開始点を構成する)は、成形面16に最も近い点72(図4)とは一致しない。
図7は、ピン52がトレッド12を構成する配合物14内への貫入を完了したときの状態を示す、型1のAA′線に沿う以前と同じ断面図である。配合物14は、ピン52を包囲し、かつ該ピン52と走行面15を成形する成形面16との間の空間を充填する。ピン52の周囲を流動した配合物の部分41、42は再結合していて、ピン52の表面から走行面15を形成する成形面16まで延びている接合面32を形成する。ピン52の表面と成形面16との間で測定した、前記断面上でのこの接合面32のトレース長さは、ピン52と成形面16とを分離する最小距離22より大きい。
図8は、本発明による他のピン53が取付けられたところを示す、図1の型1のAA′線に沿う半径方向概略断面図である。流動は、選択された断面内で対称軸線をもたないピン53の特別な幾何学的形状により非対称的にされる。走行面15を成形する成形面16から最も離れた点63と前記成形面16に最も近い点73とを連結する輪郭部分153、253の長さの差は、輪郭部分253の長さの10%に等しい。流動が非対称的であるという事実により、成形中にピン53を通って流動した配合物の両部分間には、傾斜角(β)の接合面33が創成される。ピン53の表面と走行面15を成形する成形面16との間で測定した、この断面上での接合面33のトレース長さは、ピン53の表面と走行面15を成形する面16とを分離する最小距離23より長い。
図9は、本発明による第四のピン54が取付けられたところを示す、図1の型1のAA′線に沿う半径方向概略断面図である。前の場合と同様に、配合物の流動は、ピン54の幾何学的形状により非対称的にされる。このピンは図8のピン52と近似した幾何学的形状を有するが、一方の輪郭部分に、高さ2mmの三角形プロファイルをもつ軸線方向隆起部91および溝92が3mm間隔で互いに平行に配置されている点で異なっている。走行面15を成形する成形面16から最も離れた点64と前記成形面16に最も近い点74とを連結する輪郭部分154、254の長さの差は、輪郭部分154の長さの10%に等しい。流動が非対称的であるという事実により、成形中にピン54を通って流動した配合物の両部分間には、平均傾斜角(γ)の接合面34が創成される。ピン54の表面と走行面15を成形する成形面16との間で測定した、この断面上での接合面34のトレース長さは、ピン54の表面と走行面15を成形する面16とを分離する最小距離24より長い。
図10は、本発明による第五のピン55が取付けられたところを示す、図1の型1のAA′線に沿う半径方向概略断面図である。前述の例とは異なり、この実施形態では、配合物の流動は、ピン55の幾何学的形状によってではなく、成形中にピン55を回転させることにより非対称的にされる。この回転により速度フィールドは非対称的にされる。すなわち、ピンを通る配合物の流動は、ピン55の回転運動により、その移動が加速されまたは減速される。これにより、成形中にピン55を通って流動する配合物の両部分間に形成される接合面35は傾斜される。ピン55の表面と走行面15を成形する成形面16との間で測定した、この断面上での接合面35のトレース長さは、ピン55の表面と走行面15を成形する面16とを分離する最小距離25より長い。
図11は、本発明によるピン56が取付けられたところを示す、図1の型1のAA′線に沿う半径方向概略断面図であり、ピン56は、半径方向に対して角度(δ)を形成する方向に、型1に対して軸線方向および半径方向に移動できるように取付けられている。ピンの直線移動方向は、矢印で示されている。配合物内にピンが貫入する間に円筒状のピンの両側を通る配合物の流動は、ひとたびピンが通過すると再結合して、接合面36を形成する。この接合面36は、走行面15を成形する成形面16に対して垂直な平面に対して傾斜される。この断面上での接合面36のトレース長さは、いつでも、ピン56の表面と成形面16とを分離する最小距離26より長い。
配合物の流動がピンのほぼ全体(可能ならばピンの両端部を除く)に亘って非対称的にされるならば、満足できる結果が得られる。
図1には、キャビティ18を成形するピン5がタイヤ10のトレッド12の一側面17からトレッドの幅の1/2まで延びているところが示されているが、キャビティ18はトレッドの中央を越える位置まで延ばすことができる。図1に示した長さよりも短いキャビティを考えることもできる。
同様に、本発明の原理は、キャビティをトレッドの一方の側面のみに成形することを望むか、両側面に成形することを望むかにかかわらず適用できる。両側面のキャビティは、対称的にも非対称的にも配置できる。クラウンセクタ2は、トレッドの全幅をカバーするものでも、トレッドの一部の幅のみをカバーするものでもよい。
ピン5の数およびピンの正確な幾何学的形状は、完成トレッドに望まれる結果に基いて決定される。各セクタに幾つかのピンを設けることができるし、逆に、或るセクタにはピンを全く設けないこともできる。
上記特許文献3に開示されているように、ピン5を、半径方向に移動できるショルダセクタに取付けることもできる。
ピンは、タイヤの軸線に対して軸線方向に配置するか、傾斜させて配置することもできる。また、少なくとも1つのピンの半径方向断面は、ピンの最大寸法の方向に沿って変えることができる。
本発明による型はトレッドの成形を可能にし、トレッドは、環状でなく一定長さをもつものとすることができ、逆に、準無限の長さおよび連続で平らに形成することもできる。このため、タイヤの製造またはリトレッディングを意図したトレッドだけでなく、ゴム製キャタピラ軌条をも成形できる。
1 型
2 クラウンセクタ
5、50、51、52、53、54、55、56 ピン
10 タイヤ
12 トレッド
14 配合物
15 走行面
16 成形面
18 キャビティ
80 対称軸線
2 クラウンセクタ
5、50、51、52、53、54、55、56 ピン
10 タイヤ
12 トレッド
14 配合物
15 走行面
16 成形面
18 キャビティ
80 対称軸線
Claims (12)
- ゴム配合物から作られかつ側面(17)により軸線方向の境界が定められた走行面(15)を備えたトレッド(12)を成形する型(1)であって、走行面(15)を成形する少なくとも1つの部品(16)と、側面(17)を成形する少なくとも2つの側方部品(19)と、トレッド(12)内にキャビティ(18)を成形する少なくとも1つのピン(5、51、52、53、54、55、56)とを有し、該ピンは、走行面(15)を成形する成形面(16)および軸線方向に対して垂直な断面で見たときに、第一輪郭部分(151、152、153、154)および第二輪郭部分(251、252、253、254)により形成された輪郭をもつ表面を備え、前記第一および第二輪郭部分は、走行面(15)を成形する成形面(16)の最も近くに位置する輪郭点(71、72、73、74)と、前記成形面(16)から最も離れて位置する輪郭点(61、62、63、64)との間に延びており、前記ピン(5、51、52、53、54、55、56)は、少なくとも一部が前記成形面(16)の下に位置決めされかつトレッド(12)の側面(17)の少なくとも一部を成形する少なくとも1つの成形面に連結されていて、成形中に、ピン(5、51、52、53、54、55、56)を包囲しかつ再結合して接合面(32、33、34、35、36)を形成するゴム配合物の2つの流動を発生させる構成の型(1)において、前記少なくとも1つのピン(5、51、52、53、54、55、56)は、前記断面で見て、ピン(5、51、52、53、54、55、56)と走行面(15)を成形する成形面(16)との間で測定した前記接合面(32、33、34、35、36)のトレースの長さが、ピン(5、51、52、53、54、55、56)の表面と走行面(15)を成形する成形面(16)との間の最小距離(22、23、24、25、26)より長くなるように、配合物の流動を非対称的にする手段を有していることを特徴とする型。
- 前記第一輪郭部分(151、152、153、154)の長さと第二輪郭部分(251、252、253、254)の長さとは異なっていることを特徴とする請求項1記載の型。
- 前記第一輪郭部分(151、152、153、154)の長さと第二輪郭部分(251、252、253、254)の長さとの差は、短い方の輪郭部分の長さの少なくとも10%に等しいことを特徴とする請求項2記載の型。
- 一方の輪郭部分に設けられた平均表面粗さは、他方の輪郭部分に設けられた平均表面粗さより大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の型。
- 前記第一輪郭部分(151、152、153、154)の平均表面粗さと第二輪郭部分(251、252、253、254)の平均表面粗さとの差Raは、少なくとも2ミクロンに等しいことを特徴とする請求項4記載の型。
- 少なくとも一方の輪郭部分の少なくとも一部は、両輪郭部分の配合物の滑り速度に差が生じるようにコーティングにより覆われていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の型。
- 少なくとも1つのピン(5、51、52、53、54、55、56)の第一輪郭部分(151、152、153、154)の表面と第二輪郭部分(251、252、253、254)の表面との間に平均温度差を生じさせる手段も設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の型。
- 前記温度差は少なくとも20℃に等しいことを特徴とする請求項7記載の型。
- キャビティ(18)を成形する少なくとも1つのピン(5、51、52、53、54、55、56)は、該ピンをその長手方向軸線の回りで本質的に回転させる付加手段を有していることを特徴とする請求項1記載の型。
- 少なくとも1つのピン(5、51、52、53、54、55、56)は、半径方向に対して垂直な方向に対して90°より小さい角度(δ)を形成する平面内で直線運動するように、型に対して軸線方向および半径方向に移動できるように取付けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の型。
- ゴム配合物から作られかつ側面(17)により軸線方向の境界が定められた走行面(15)および少なくとも1つのキャビティ(18)を備えたトレッド(12)であって、キャビティ(18)の少なくとも一部が走行面(15)の下に配置されかつトレッド(12)の少なくとも一方の側面(17)に開口しており、少なくとも1つのキャビティ(18)の表面と走行面(15)との間で延びている接合面(32、33、34、35、36)が設けられている構成のトレッド(12)において、キャビティ(18)の表面と走行面(15)との間で測定した、走行面(15)および軸線方向に対して垂直な断面内での接合面(32、33、34、35、36)のトレースの長さは、キャビティ(18)の表面と走行面(15)との間の最小距離(22、23、24、25、26)より長いことを特徴とするトレッド。
- 前記トレースの長さと、キャビティ(18)の表面と走行面(15)との間の最小距離(22、23、24、25、26)との差は、前記最小距離(22、23、24、25、26)の20%より大きいことを特徴とする請求項11記載のトレッド。
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