JP2005297175A - 放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石 - Google Patents

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Abstract

【課題】 タングステンの放電管電極用のセンターレスダイヤモンド砥石を提供する。
【解決手段】樹脂基台1と、樹脂基台1に固定したダイヤモンド砥石2とを備えた放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石であって、センターレス砥石1の直径を150〜250mmとすると共に巾を50〜100mmとし、ダイヤモンド砥石2の巾がセンターレス砥石の巾の10〜20%とし、ダイヤモンド砥石2に接着させるダイヤモンドの粒度、密度、種類を放電管電極に形成する周方向の凹凸加工の面粗さによって設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石に関するものであり、更に詳細には、ストロボ用キセノンランプ等の放電管のタングステン電極の所定位置にエミッタ材を固定するために凹凸加工を施す放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石に関するものである。
従来、この種のストロボ用キセノンランプ等の放電管のタングステン電極には先端にエミッタ材を固定する必要があり、又、石英ガラスの放電管の封入部との気密性を高めるために棒状のタングステンの周方向に凹凸加工をするものである。
然し乍ら、タングステンの放電管電極は直径が1mm前後、長さが20mm以下と非常に細くて短いために一般的なセンターレス砥石で研磨すると研磨されすぎて面粗さが3μm以下に成り、固定したエミッタが外れたり封入部に漏れが発生したりしており、その外周の周方向に3〜8μmの凹凸加工を施すのに苦慮している実情である。
その為に、例えば、調整砥石の軸を研削砥石の軸方向に対し水平面内において0.3〜1.0度出口側が狭くなるように傾斜させるとともに、垂直面内において2〜5度出口側が下になるように傾斜させ、かつワークの中心軸が研削砥石の軸芯よりも0.5〜1.8mm下方に位置するようにブレード高さを調節してセンタレス研削を行なうことにより、外周面に円周方向及び長さ方向に不連続な多数の微細な凹部2が形成された平均粗さ3〜10ミクロンの面に研磨仕上げることを特徴とするもの(特許文献1参照)や、樹脂基体を備えたセンタレス砥石として、円筒研削型砥石車20における円筒状本体すなわちコア部22とセグメントチップ26とが相互に固設されたものの両側の底面24a、24bに、少なくともその底面24a、24bの外周部を被覆する合成樹脂層28a、28bが設けられている為、たとえばスルーフィード方式のセンタレス研削加工に際して、被削材14が研削加工に関する入口enに送り込まれる際、および出口exから送り出される際のばたつきが前記合成樹脂層28a、28bにより緩和される。すなわち、局所的な異常摩耗を引き起こすことなく、高い加工精度で被削材14を研削加工することができる円筒研削型砥石車20を提供することができるもの(特許文献2参照)等が開示されている。
特開2003−260668号公報 特開2003−260668号公報
然し乍ら、調整砥石の軸を研削砥石の軸方向に対し水平面内において0.3〜1.0度出口側が狭くなるように傾斜させるとともに、垂直面内において2〜5度出口側が下になるように傾斜させ、かつワークの中心軸が研削砥石の軸芯よりも0.5〜1.8mm下方に位置するようにブレード高さを調節してセンタレス研削を行なうことにより、外周面に円周方向及び長さ方向に不連続な多数の微細な凹部2が形成された平均粗さ3〜10ミクロンの面に研磨仕上げることを特徴とするものでは、調整砥石の軸を研削砥石の軸方向に対し水平面内において0.3〜1.0度出口側が狭くなるように傾斜させるとともに、垂直面内において2〜5度出口側が下になるように傾斜させる等の微調整が必要であり、手間暇かかるものであった。、
更に、樹脂基体を備えたセンタレス砥石として、円筒研削型砥石車20における円筒状本体すなわちコア部22とセグメントチップ26とが相互に固設されたものの両側の底面24a、24bに、少なくともその底面24a、24bの外周部を被覆する合成樹脂層28a、28bが設けられている為、たとえばスルーフィード方式のセンタレス研削加工に際して、被削材14が研削加工に関する入口enに送り込まれる際、および出口exから送り出される際のばたつきが前記合成樹脂層28a、28bにより緩和される。すなわち、局所的な異常摩耗を引き起こすことなく、高い加工精度で被削材14を研削加工することができる円筒研削型砥石車20を提供することができるものでは、両端に合成樹脂層28a、28bが設けられているものの被削材14が研削加工に関する入口enに送り込まれる際、および出口exから送り出される際のばたつき緩和するものである。
本発明の放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石は、前記課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、円筒状の樹脂基台と、樹脂基台の出口側に固定したダイヤモンド砥石とを備えた放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石であって、センターレス砥石の直径を150〜250mmとすると共に巾を50〜100mmとし、ダイヤモンド砥石の巾がセンターレス砥石の巾の10〜20%とし、ダイヤモンド砥石に接着させるダイヤモンドの粒度、密度、種類を放電管電極に形成する周方向の凹凸加工の面粗さによって設定するものである。
本発明の放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石は、ダイヤモンド砥石の巾がセンターレス砥石の巾の10〜20%とすることと、ダイヤモンド砥石に接着させるダイヤモンドの粒度、密度、種類を放電管電極に形成する周方向の凹凸加工の面粗さによって設定することによって、センターレス砥石でタングステン棒の外周を所定の回転数で研磨加工し、所定の速度でタングステン棒を回転させると共に出口側に移動させることで所望の平均面粗さ3〜8μmの周方向への凹凸加工が容易に可能となるものである。
本発明は放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石に関するものであり、更に詳細には、ストロボ用キセノンランプ等の放電管のタングステン電極の所定位置にエミッタ材を固定するために凹凸加工を施す放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石に関するものであり、円筒状の樹脂基台1と、該樹脂基台1の出口側に固定したダイヤモンド砥石2とを備えた放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石であって、前記センターレス砥石1の直径を150〜250mmとすると共に巾を50〜100mmとし、前記ダイヤモンド砥石2の巾がセンターレス砥石の巾の10〜20%とし、前記ダイヤモンド砥石2に接着させるダイヤモンドの粒度、密度、種類を放電管電極に形成する周方向の凹凸加工の面粗さによって設定することを特徴とするものである。
以下、本発明の放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石を実施例の図面を用いて詳細に説明すると、図1は本発明の放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石の実施例の斜視図であり、図2は本発明の放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石の実施例を説明するための断面説明図であり、図3は本発明の放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石の実施例での凹凸加工後の計測データである。
即ち、本発明の放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石は、図1乃至図2に図示する如く、円筒状の樹脂基台1と、該樹脂基台1の出口側に固定した一定巾のダイヤモンド砥石2から成るものである。
そして、樹脂基台1は外周部に厚さ5mm程度のベークライト樹脂で形成した円筒樹脂層1aの内側にアルミニウム合金で形成したボディ1bを内装しているもので、実施例では直径を200mm、巾(図示する高さ)を74mmに形成しているものである。
次に、ダイヤモンド砥石2はドーナツ状のダイヤモンド砥石芯体2bの外周部に厚さが2mm程度のダイヤモンド砥石部2aを形成したもので、実施例では直径が200mm、巾が13mmに形成しているものである。
次いで、樹脂基台1の出口側のボディ1bとダイヤモンド砥石2のダイヤモンド砥石芯体2bと数本のスタッドボルトB等を螺着することによって着脱可能に固定しているものであり、ダイヤモンド砥石2のダイヤモンド砥石部2aは樹脂基台1の円筒樹脂層1a外周より僅かに膨出することが望ましいものである。
つまり、センターレス砥石の直径を150〜250mmとすると共に巾を50〜100mmとし、前記ダイヤモンド砥石2の巾がセンターレス砥石の巾の10〜20%としているものである。
そして、ダイヤモンド砥石2に接着させるダイヤモンドはタングステン棒の放電管電極に形成する周方向の凹凸加工の面粗さによって、粒度、密度、種類を設定するものである。
本発明の放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石は樹脂基台1を入口側とし、ダイヤモンド砥石2を出口側として、センターレス砥石に円柱状の補助樹脂体(図示しない)を近傍に並設させて、センターレス砥石と補助樹脂体の間に長いタングステン棒を挟持させて、センターレス砥石を一方方向に回転させると共に補助樹脂体を他方向に回転させて、タングステン棒はセンターレス砥石と同一方向に回転させながら、入口側から出口側に移動させてタングステン棒の外周に凹凸加工を施すものである。
つまり、センターレス砥石の回転数は1000rpm〜2500rpmで回転させ、補助樹脂体の回転数は逆方向に23rpm〜350rpmで回転させ、センターレス砥石と補助樹脂体との角度を入口側を広く出口側を狭くした3度〜5度程度に設定して凹凸加工を施すタングステン棒の移動速度を決定させるものである。
前述のようにして凹凸加工した長いタングステン棒を所定の長さに切断して放電管電極に用いるもので、例えば、図3に図示するタングステン棒の凹凸加工後の計測データは、長さ3.600mmの放電管電極の面粗さを計測したものであり、放電管電極の周方向に微細な凹凸が形成され平均面粗さは理想的な3.995μmと成っているものである。、
尚、この場合のダイヤモンド砥石2に接着したダイヤモンドの設定は、砥粒種は人工ダイヤモンドSDC、粒度を60、集中度を50、接着剤はBS60を用いたものである。
従って、本発明は、放電管電極の表面に形成する凹凸加工を容易に可能とする放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石を提供するものである。
図1は本発明の放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石の実施例の斜視図である。 図2は本発明の放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石の実施例を説明するための断面説明図である。 図3は本発明の放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石の実施例での凹凸加工後の計測データである。
符号の説明
1 樹脂基台
1a 円筒樹脂層
1b ボディ
2 ダイヤモンド砥石
2a ダイヤモンド砥石部
2b ダイヤモンド砥石芯体

Claims (1)

  1. 円筒状の樹脂基台と、該樹脂基台の出口側に固定したダイヤモンド砥石とを備えた放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石であって、前記センターレス砥石の直径を150〜250mmとすると共に巾を50〜100mmとし、前記ダイヤモンド砥石の巾がセンターレス砥石の巾の10〜20%とし、前記ダイヤモンド砥石に接着させるダイヤモンドの粒度、密度、種類を放電管電極に形成する周方向の凹凸加工の面粗さによって設定することを特徴とする放電管電極の凹凸加工用のセンターレス砥石。
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