JP2005296815A - フィルタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フィルタ部材の外郭と筐体との隙間を気密可能なフィルタ部材を形成させることで、部品コストの低減が図れることを可能とするフィルタ装置を実現する。
【解決手段】 フィルタ部材10は、空気流れ下流側の両端に谷折を配置させて所定のピッチよりも小さいピッチの谷折、山折からなる両端部10aを形成するとともに、両端部10aに形成された山折の頂部もしくは谷折の下端部で筐体1とフィルタ部材10の外郭とを気密するように配設される。これにより、部品コストの低減が図れる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気中の粉塵、埃を除去する濾過部が山折、谷折に交互に配列するように形成されたフィルタ部材を備えるフィルタ装置に関するものであり、特に、空気通路を形成する筐体に配設されるフィルタ部材の外郭と箱内との気密に関する。
従来、この種のフィルタ装置として、例えば、図4(a)および図4(b)に示すように、空気通路を形成する筐体100に配設され、濾過部120の通風面積を大きくするために、その濾過部120が山折、谷折に交互に配列するように形成されたフィルタ部材110を備えたフィルタ装置が知られている。
そして、フィルタ部材110の外郭と筐体100との隙間を気密するために、例えば、図4(a)に示すように、フィルタ部材110の濾過部120外周に外枠130を一体に形成させたフィルタ部材110を形成して、筐体100に形成された支持部材140に配設している。また、この他に、図4(b)に示すように、フィルタ部材110の濾過部120の外周にパッキン部材140を設けて支持部材140に配設している。
しかしながら、上記構成によれば、フィルタ部材110の外郭と筐体100との隙間を気密するための外枠130、もしくはパッキン部材140が必要となることで部品コストが上昇する問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記点を鑑みたものであり、フィルタ部材の外郭と筐体との隙間を気密可能なフィルタ部材を形成させることで、部品コストの低減が図れることを可能とするフィルタ装置を提供することにある。
上記、目的を達成するために、請求項1ないし請求項5に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、空気通路を形成する筐体(1)に配設され、空気中の粉塵、埃を除去する濾過部(11)が所定のピッチに基づいて山折、谷折を交互に配列するように形成されたフィルタ部材(10)を備えるフィルタ装置であって、フィルタ部材(10)は、空気流れ下流側の両端に谷折を配置させて所定のピッチよりも小さいピッチの谷折、山折からなる両端部(10a)を形成するとともに、両端部(10a)に形成された少なくとも一つの山折の頂部で筐体(1)とフィルタ部材(10)の外郭とを気密するように筐体(1)に配設されることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、両端部(10a)が外側から谷折、山折の順に形成され、かつ山折の頂部を気密するように配設されることにより、従来のような気密部材を必要とせず気密することができることで部品コストの低減が図れる。また、両端部(10a)のピッチが所定のピッチよりも小さくすることで、十分な通風面積を確保することができることで風量性能を悪化させることはない。さらに、空気流れ下流側の両端に谷折が配置されることにより、万が一、山折の頂部で気密洩れが起きても、末端の谷折で気密する方向に風圧を受けるため筐体(1)とフィルタ部材(10)の外郭とを気密することができる。
請求項2に記載の発明では、フィルタ部材(10)は、両端部(10a)に形成された少なくとも一つの谷折の下端部で筐体(1)とフィルタ部材(10)の外郭とを気密するように筐体(1)に配設されることを特徴としている。請求項2に記載の発明によれば、上述した請求項1で山折の頂部で気密洩れが起きても、谷折の下端部で気密することができる。これにより、より確実に筐体(1)とフィルタ部材(10)の外郭とを気密することができる。
請求項3に記載の発明では、筐体(1)には、フィルタ部材(10)を支持する支持部材(1a、1b)が設けられ、この支持部材(1a、1b)は、フィルタ部材(10)の両端部(10a)を支持するとともに、両端部(10a)に形成された山折の頂部もしくは谷折の下端部で筐体(1)とフィルタ部材(10)の外郭とを気密することを特徴としている。請求項3に記載の発明によれば、具体的には、支持部材(1a、1b)が気密部材と兼用されることで、従来のような気密部材を必要とせず気密することができることで部品コストの低減が図れる。
請求項4に記載の発明では、空気通路を形成する筐体(1)に配設され、空気中の粉塵、埃を除去する濾過部(11)が所定のピッチに基づいて山折、谷折を交互に配列するように形成されたフィルタ部材(10)を備えるフィルタ装置であって、フィルタ部材(10)は、空気流れ下流側の両端に谷折を配置させて所定のピッチよりも小さいピッチの谷折、山折からなる両端部(10a)を形成するとともに、両端部(10a)に形成された少なくとも二つの谷折の下端部で筐体(1)とフィルタ部材(10)の外郭とを気密するように筐体(1)に配設されることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、上述の請求項1では、山折の頂部で気密するようにしたが、これに限らず、二つの谷折の下端部で気密させても良い。これによれば、山折の頂部を気密する支持部材(1a)を不要とすることができるため、さらに部品コストの低減が図れる。
請求項5に記載の発明では、筐体(1)には、フィルタ部材(10)を支持する支持部材(1b)が設けられ、支持部材(1b)は、フィルタ部材(10)の両端部(10a)を支持するとともに、両端部(10a)に形成された谷折の下端部で筐体(1)と前記フィルタ部材(10)の外郭とを気密することを特徴としている。上述の請求項3と同じ効果を奏する。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態におけるフィルタ装置を図1に基づいて説明する。図1は本発明のフィルタ装置を空気通路に適用した一例であり、本実施形態におけるフィルタ装置の全体構成を示す模式図である。
本実施形態のフィルタ部材10は、図1に示すように、空気通路を形成する筐体1に配設され、空気中の粉塵、埃を除去する濾過部11を有し、この濾過部11の通風面積を大きくするために、この濾過部11が山折、谷折に交互に配列するように形成されている。濾過部11は、例えば、紙材や樹脂材の不織布から形成している。
そして、空気を濾過する部位は所定のピッチP1で形成されるとともに、フィルタ部材10の両端部10aのピッチP2は所定のピッチP1よりも小さくなるように形成している。さらに、空気流れ下流側の両端に、谷折を配置して山折、谷折の順に交互に形成させている。なお、本実施形態では上記両端部10aには、少なくとも所定のピッチP1よりも小さいピッチP2で山折が少なくとも一つは形成されるようにしている。
そして、筐体1には、フィルタ部材10を支持する支持部材1a、1bが形成されており、一方の支持部材1aが両端部10aに形成された一つの山折の頂部11bのを支持するとともにフィルタ部材10の外郭と筐体1との隙間を気密するように形成されている。また、他方の支持部材1bは、同じように、両端部10aに形成された一つの谷折の下端部11aを支持するとともに、フィルタ部材10の外郭と筐体1との隙間を気密するように形成されている。
これにより、フィルタ部材10の外郭と筐体1との隙間が山折の頂部11bと谷折の下端部11aとの二箇所にて気密されることになる。なお、図中に示す10cは端板であって、板材からなり濾過部11の両端面を固着している。
次に、以上の構成によるフィルタ装置の作用について説明する。空気通路を流れる空気は、所定のピッチで形成された谷折、山折からなる濾過部11を通過することで空気中に含まれる粉塵、埃が除去される。万が一に、両端部10aに形成された山折の頂部11bで気密洩れが起きても、末端の谷折が風圧を受けて谷折の濾過部11を開くように変形するためフィルタ部材10の外郭と筐体1との隙間が気密される。さらに、一つの谷折の下端部11aで気密されているため空気通路を流れる空気がフィルタ部材10の外郭と筐体1との隙間に洩れることはない。
以上の第1実施形態のフィルタ装置によれば、両端部10aが外側から谷折、山折の順に形成され、かつ山折の頂部11bを気密するように配設されることにより、従来のような気密部材を必要とせず気密することができることで部品コストの低減が図れる。また、両端部10aのピッチP2が所定のピッチP1よりも小さくすることで、十分な通風面積を確保することができることで風量性能を悪化させることはない。
さらに、空気流れ下流側の両端に谷折が配置されることにより、万が一、山折の頂部11bで気密洩れが起きても、末端の谷折において気密する方向に風圧を受けるため気密不良を発生することはない。
また、両端部10aに形成された少なくとも一つの谷折の下端部11aで筐体1とフィルタ部材10の外郭とを気密するように筐体1に配設されることにより、万が一、山折の頂部11bで気密洩れが起きても、谷折の下端部11aで気密することができる。これにより、より確実に筐体1とフィルタ部材10の外郭とを気密することができる。
(第2実施形態)
以上の第1実施形態では、フィルタ部材10を支持する二つの支持部材1a、1bを筐体1に形成したが、これに限らず、一方の空気流れ下流側の支持部材1bのみを形成しても良い。具体的には、図2に示すように、両端部10aには、少なくとも所定のピッチP1よりも小さいピッチP2で二つの谷折を形成して、空気流れ下流側の支持部材1bが二つの谷折の下端部11aを支持するとともに、筐体1とフィルタ部材10の外郭とを気密するように構成したものである。これによれば、山折の頂部11bを気密する支持部材1aを不要とすることができるため、さらに部品コストの低減が図れる。
(他の実施形態)
以上の第1実施形態では、フィルタ部材10を支持する二つの支持部材1a、1bを筐体1に形成して、この支持部材1a、1bでフィルタ部材10の両端部10aに形成された山折の頂部11bもしくは谷折の下端部11aを支持するとともに、気密するように構成したが、図3に示すように、空気流れ下流側の支持部材1bを支持のみするように部分的に形成しても良い。これによれば、第1実施形態で述べたように、万が一、山折の頂部11bで気密洩れが起きても、末端の谷折において気密する方向に風圧を受けるため気密不良を発生することはない。
本発明の第1実施形態におけるフィルタ装置の全体構成を示す模式図である。 本発明の第2実施形態におけるフィルタ装置の全体構成を示す模式図である。 他の実施形態におけるフィルタ装置の全体構成を示す模式図である。 (a)および(b)は従来技術におけるフィルタ装置の全体構成を示す模式図である。
符号の説明
1…筐体
1a、1b…支持部材
10…フィルタ部材
10a…両端部
11…濾過部

Claims (5)

  1. 空気通路を形成する筐体(1)に配設され、空気中の粉塵、埃を除去する濾過部(11)が所定のピッチに基づいて山折、谷折を交互に配列するように形成されたフィルタ部材(10)を備えるフィルタ装置であって、
    前記フィルタ部材(10)は、空気流れ下流側の両端に谷折を配置させて前記所定のピッチよりも小さいピッチの谷折、山折からなる両端部(10a)を形成するとともに、
    前記両端部(10a)に形成された少なくとも一つの山折の頂部で前記筐体(1)と前記フィルタ部材(10)の外郭とを気密するように前記筐体(1)に配設されることを特徴とするフィルタ装置。
  2. 前記フィルタ部材(10)は、前記両端部(10a)に形成された少なくとも一つの谷折の下端部で前記筐体(1)と前記フィルタ部材(10)の外郭とを気密するように前記筐体(1)に配設されることを特徴とするフィルタ装置。
  3. 前記筐体(1)には、前記フィルタ部材(10)を支持する支持部材(1a、1b)が設けられ、
    前記支持部材(1a、1b)は、前記フィルタ部材(10)の前記両端部(10a)を支持するとともに、前記両端部(10a)に形成された山折の頂部もしくは谷折の下端部で前記筐体(1)と前記フィルタ部材(10)の外郭とを気密することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフィルタ装置。
  4. 空気通路を形成する筐体(1)に配設され、空気中の粉塵、埃を除去する濾過部(11)が所定のピッチに基づいて山折、谷折を交互に配列するように形成されたフィルタ部材(10)を備えるフィルタ装置であって、
    前記フィルタ部材(10)は、空気流れ下流側の両端に谷折を配置させて前記所定のピッチよりも小さいピッチの谷折、山折からなる両端部(10a)を形成するとともに、
    前記両端部(10a)に形成された少なくとも二つの谷折の下端部で前記筐体(1)と前記フィルタ部材(10)の外郭とを気密するように前記筐体(1)に配設されることを特徴とするフィルタ装置。
  5. 前記筐体(1)には、前記フィルタ部材(10)を支持する支持部材(1b)が設けられ、
    前記支持部材(1b)は、前記フィルタ部材(10)の前記両端部(10a)を支持するとともに、前記両端部(10a)に形成された谷折の下端部で前記筐体(1)と前記フィルタ部材(10)の外郭とを気密することを特徴とする請求項4に記載のフィルタ装置。
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