JP2005296692A - 遊技機 - Google Patents

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Makoto Hoya
誠 保谷
Fumihiro Okado
文宏 岡戸
Tatsunori Taketomi
辰徳 武臣
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Abstract

【課題】8ビットコンピュータから構成される演算処理装置にて当たり判定の演算処理を行なう遊技機において、その当たり判定に際し、所定数のビット列を一まとまりの単位データとして二つの単位データを上位と下位として一つの数値を表わしこの数値からなる乱数が予め定められた数値と一致するか否かで当たりか否かを判定する場合であっても、処理時間を低減できるようにする。
【解決手段】2バイトの乱数データが予め決められた素数の判定データと一致するか否かを判定するにあたり、上位と下位とに分離してそれぞれを単位データとして判定に使用する。具体的には、上位データに基づいて比較テーブルを特定し(ステップ120)、下位データはその特定された比較テーブル内の各データと比較するのみとした(ステップ130)。これにより、演算時間を短くすることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技機に関し、特に、パチンコ機などの遊技機において柄合わせによる当たり判定に使用して好適な遊技機に関する。
パチンコ機などの遊技機では、乱数を発生させて当たりか否かを判定するものが知られている。
コンピュータでは、演算の処理の際に八個のビット列を一まとまりとした1バイトを単位データとして使用する。1バイトの単位データは、八個のビット列の各ビットに重み付けをして10進法で256個の値を表わせる。
パチンコ機においては、特定の入賞口に遊技球が入ったときに乱数を発生させ、その数値と予め決められている判定値とを比較して大当たりの判定を行なう。判定値が複数必要となるときには、不正防止のため、素数を用いることが好ましい。また、素数のみからなる判定値を多く使用する場合、発生させる乱数のとりうる範囲が広くなければならない。
このため、従来、この種の遊技機では、2バイトで表わされる数値からなる乱数を記憶し、この乱数と予め決められている2バイトからなる複数の判定値とを順番に比較し、一致したときに大当たりと判定していた。
上述した従来の遊技機においては、2バイトの数値の判定を行なっているが、従来使用されている8ビットコンピュータではデータが2バイトで構成されていると判定する処理時間が大幅に増え、他の処理に支障を来たすという課題があった。特に、パチンコ機などにおいては、当たりの判定とともに柄合わせの処理も行なわなければならず、処理時間がかかるとスムーズな柄合わせを行なえなくなるという課題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、処理時間を低減させることが可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、所定数のビット列を一まとまりの単位データとして演算処理を行なう場合に、二つの単位データを上位と下位として一つの数値を表わし、この数値が予め定められた数値と一致するか否かで当たりか否かを判定する遊技機において、上位または下位の単位データが表わす数値だけの比較テーブルを備えるとともに、各比較テーブルに当たりを判定するための判定データを記憶せしめた当たりデータ記憶手段と、当たり判定を行なう上位と下位の二つの単位データを取得し、上位と下位の単位データのうち比較テーブルの数に対応する側の単位データが表わす数値で上記データ記憶手段における一つの比較テーブルを特定するとともに、当該比較テーブルの判定データと残りの単位データが表わす数値とに基づいて当たりか否かを判定する判定手段とを具備する構成としてある。
また、上記比較テーブルが一つの単位データが表わす数値よりも少ない数の判定データを記憶する領域を備えて判定データを記憶し、各領域の判定データと単位データの値とを比較して判定するように構成してもよい。
さらに、上記比較テーブルを一つの単位データが表わす数値と同じだけの領域を備えて所定の領域に判定データを記憶し、単位データの値で領域を特定してその領域内の判定データの有無に基づいて判定するように構成してもよい。
上記のように構成した発明においては、当たりデータ記憶手段が、上位または下位の単位データが表わす数値だけの比較テーブルを備えており、各比較テーブルに当たりを判定するための判定データを記憶しているため、判定手段は、当たり判定を行なう上位と下位の二つの単位データを取得すると、上位と下位の単位データのうち比較テーブルの数に対応する側の単位データが表わす数値で上記データ記憶手段における一つの比較テーブルを特定し、当該比較テーブルの判定データと残りの単位データが表わす数値とに基づいて当たりか否かを判定する。
また、各比較テーブルが一つの単位データが表わす数値よりも少ない数の判定データを記憶する領域を備えた場合には、一方の単位データに基づいて一つの比較テーブルを特定した後、他方の単位データとこの各領域に記憶された判定データとを比較する。
さらに、比較テーブルを一つの単位データが表わす数値と同じだけの領域を備えた場合には、所定の領域に判定データを記憶し、単位データの値で領域を特定してその領域内の判定データの有無に基づいて判定する。
以上説明したように本発明は、一つの単位データで比較テーブルを特定する処理と、一つの単位データと比較テーブル内の判定データとを判定する処理を行なうため、実質的には一つの単位データと比較テーブル内の判定データとの判定となって演算が極めて簡単となり、演算時間も短縮することが可能な遊技機を提供することができる。
また、各比較テーブルが一つの単位データが表わす数値よりも少ない数の判定データを記憶する領域を備えた場合には、少ない領域に記憶した判定データと一つの単位データとを比較するので、演算時間を短くすることができる。
さらに、比較テーブルを一つの単位データが表わす数値と同じだけの領域を備えた場合には、単位データは領域の特定にのみ使用されるので、判定データの有無だけを判定すればよく、演算時間を短くすることができる。
以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかるパチンコ機の正面図である。
同図において、遊技盤10の中央には特別図柄表示器11が配設されており、この特別図柄表示器11はそれぞれ十五個の図柄を表示すること表示器11L,11M,11Rを左右に三つ並べて構成されている。図2に示すように、各表示器11L,11M,11Rは、それぞれ「0〜14」の値を保持する図柄カウンタ12L,12M,12Rに接続され、各図柄カウンタ12L,12M,12Rに記憶された値に対応する図柄を表示するようになっている。
図柄カウンタ12L,12M,12Rは演算処理装置20に接続されており、同演算処理装置20には、遊技盤10の始動口13に遊技球が入ったか否かを検知する始動口検知スイッチ13aと、大当たりのときに大入賞口14を開放させる条件装置14aとが接続されている。また、演算処理装置20には、「0〜1700」の値をランダムに発生する内部乱数カウンタ21と、はずれ図柄を特定させるはずれ図柄エリア22と、リーチ図柄を特定させるリーチ図柄エリア23と、当たり図柄を記憶しておく当たり図柄エリア24と、大当たりの判定に使用する判定値を記憶する比較テーブルエリア25と、四つのメモリ26a〜26dが備えられている。
内部乱数カウンタ21は「0〜1700」の値をランダムに発生するものであり、電源投入時から所定時間ごとに1ずつ加算している。ここにおいて10進の「0〜1700」を16進で表わすと「0000H〜06A4H」となる。2バイトで表わすと上位データは「00H〜06H」の七つの値を取る。比較テーブルエリア25はこの上位データに対応して七つの比較テーブル25a〜25gを確保している。比較テーブル25a〜25fは五つの領域を備え、比較テーブル25gは四つの領域を備え、合計34個の領域にそれぞれ1バイトの判定データを記憶している。
演算処理装置20では、始動口検知スイッチ13aにて始動口13に遊技球が入賞したのを検知すると、その時点で回転している内部乱数カウンタ21の値とはずれ図柄エリア22とリーチ図柄エリア23と当たり図柄エリア24の値を読み込み、メモリ26aから順番にメモリ26dまでにそれぞれ格納する。
図柄の変動を開始させるとともに、メモリ26a〜26dに格納しておいた内部乱数カウンタ21の値を読み込んで大当たりの判定を行なう。本実施例においては、大当たりとなる確率を二つの場合に応じて変化させており、図3に示すように、低確率時には判定データは五つであり、高確率時には判定データが三十四個になっている。
図4は大当たりの判定処理のフローチャートを示しており、図5および図6は具体的なプログラミング例を示している。
高確率時であると、演算処理装置はステップ100にてメモリ26aから乱数データを取得し、ステップ120にて2バイトの乱数データの上位データに基づいて比較テーブル25a〜25gのいずれか一つを特定する。本実施例においては、上位データが「00H〜06H」のいずれかの値となっており、その値の順番に対応する比較テーブル25a〜25gが特定される。そして、ステップ130にて比較テーブル25a〜25gのうち、特定された比較テーブルに記憶されている判定データの数を読み込むとともに、一つずつ領域の判定データと乱数データの下位データとを比較する。比較して一致したならばステップ140の大当たりの処理を実行するが、一致しない場合は処理を終了する。
このように乱数データと34個の判定データとを比較するに当たって、上位データで比較テーブル25a〜25gを特定すると、実質的には1バイトのデータの比較を五回繰り返すだけとなり、演算時間は短縮される。
一方、低確率時であると、ステップ150にて2バイトの乱数データを2バイトのまま五つの判定データと順番に比較し、一致した場合にステップ140にて大当たりの処理を実行する。低確率の場合には判定データの数が少なく、五回の比較を行なうだけであるので2バイトのまま繰り返して実行する。むろん、この場合においても比較テーブルを特定して参照するようにしてもよい。
なお、本実施例においては、上位データは比較テーブルを特定するのに利用され、下位データは比較テーブル内の領域に記憶されているデータとの比較に利用されている。しかしながら、比較テーブルの領域の数を下位データが取りうる値の数だけ用意していずれかの領域に大当たりの判定データを記憶させるとともに、下位データの値に応じて領域を特定し、その領域に大当たりの判定データが記憶されているか否かに基づいて判定を行なうようにしてもよい。
このように、実施例においては、2バイトの乱数データが予め決められた素数の判定データと一致するか否かを判定するにあたり、上位と下位とに分離してそれぞれを単位データとして判定するようにしたため、演算時間を短くすることができる。
なお、上位と下位のビット長は厳密には同一でなくてもよい。
本発明の一実施例にかかるパチンコ機の正面図である。 判定を行なう制御回路のブロック図である。 判定データを示す図である。 判定処理のフローチャートである。 判定プログラムの具体例を示すコード図である。 判定プログラムの具体例を示すコード図である。
符号の説明
20…演算処理装置
21…内部乱数カウンタ
25…比較テーブルエリア
25a〜25g…比較テーブル
26a〜26d…メモリ

Claims (1)

  1. 所定数のビット列を一まとまりの単位データとして、8ビットコンピュータから構成される演算処理装置にて演算処理を行なう場合に、二つの単位データを上位と下位として一つの数値を表わし、この数値からなる乱数が予め定められた数値と一致するか否かで当たりか否かを判定する遊技機において、
    前記上位または下位の単位データ(以下、第1単位データといい、もう一方の単位データを第2単位データという)と一致する数値で識別される比較テーブルをそれぞれ備えるとともに、各比較テーブルには当たりを判定するための判定データを、第1単位データが表わす数値と一致する比較テーブル内において当該第1単位データとともに前記一つの数値を表わす第2単位データと一致する数値として記憶せしめたデータ記憶手段と、
    当たり判定を行なう第1単位データ及び第2単位データを取得し、第1単位データが表わす数値と一致する比較テーブルを特定し、その特定された比較テーブル内の各判定データのいずれかと第2単位データが表わす数値とが一致するか否かにより当たりか否かを判定する判定手段と
    を具備することを特徴とする遊技機。
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