JP2005296173A - 重量移動式自立杖 - Google Patents

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Abstract

【課題】 杖を自立させる補助脚を備えた自立杖において、安定した自立状態を維持し、歩行利用時には使用性の良い杖とする。
【解決手段】 杖本体3の下部に開閉自在に補助脚5を設け、補助脚5の上端部に設けた爪11を脚用ラッチ12で係止した状態では補助脚5を閉じた状態に保持し、脚用ラッチ12の係止を解放した状態では補助脚5を開いて自立可能とする。杖本体3の中空内部18内に、各々紐23によりほぼ等間隔に連結した複数の重錘20を移動可能に設け、最上部の重錘20Aが上方に位置する状態で、重錘用ラッチ25の爪29によりこれを保持可能とする。この状態で重錘用ラッチ25の操作レバー30を押して爪27を開放すると、重錘20は全て下方に移動し、その際脚用ラッチ12が開放して補助脚が開く。この状態で杖1を反転させると、重錘20Aが重錘用ラッチ30に保持され、杖使用状態となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、杖の不使用時に自立させることにより、その後の杖の使用を容易に行うことができるようにした自立杖に関し、特に重心の移動によって、より安定した自立を可能にした重量移動式の自立杖に関する。
杖は従来より老人の歩行補助器具として無くてはならないものであり、広く用いられているが、その他、歩行に障害のある人、また障害治療時のリハビリを行う人にとっても重要な道具である。
このような杖はその歩行中の使用時においては杖の握り部を把持して、適宜杖に体重をかけ、或いはバランスをとりながら歩行することとなるが、例えばその歩行中に一時休憩をとるときには、その杖から手を離していたいことが多い。また室内に入るときには杖を玄関等に置いておく必要もある。その際には杖を周囲にある壁等に対して、周囲を歩く人の邪魔にならないように、杖が倒れない範囲でできるだけ垂直に立てかけておくこととなる。
しかしながら、邪魔にならないようにできるだけ垂直に立てかけておくと、風や僅かの振動、僅かの接触等によって容易に転倒してしまう。このように転倒した杖を拾い上げることは、特に杖を利用するような人にとっては苦痛となることが多い。
また、周囲に壁等の適切な立てかけるものが存在しないときには、座っている椅子の座席を利用してほぼ寝かせた状態で立てかけなければならなくなり、或いは地面や床面に寝かせておかざるを得ないこともある。その際には周囲の人の歩行に迷惑を掛けることともなる。
このように杖の不使用時に杖を手放して置いておく際には、その杖の扱いは困難なことが多いため、その対策として例えば特許第3381025号明細書、特開2002−119316号公報、特開2003−052428号公報等に示されるように、杖の下端近傍に三方に開く補助脚を設けて杖を自立可能とし、杖の使用時にはその補助脚を何らかの手段によって閉じるようにしたものが提案されている。
特許第3381025号明細書 特開2002−119316号公報 特開2003−052428号公報
杖の不使用時に杖を自立させておくため、杖の下端近傍に三方に開く補助脚を設けたものにおいては、その補助脚によって杖を自立させることができるものであるが、その杖の重心は杖の長さ方向の略中心位置近傍に設定されているので、この杖をより安定して自立させるには補助脚を大きく作製し、その脚を大きく広げることが必要となる。
このように杖の安定的な自立のために補助脚を大きくすると、杖が重くならざるをえないため長時間これを使用するには不適切である。また、補助脚を大きくすると付近を歩く人に邪魔になり、また接触して転倒することも多くなる。これらの問題を解決するため補助脚をできる限り小さくすると、当然その分だけ倒れやすくなる。
上記のような補助脚を用いても自立が安定しないときには、杖の重心を下端側に配置することが考えられる。しかしながら単に杖の重心を下端側に配置したのでは、質量分布があたかもゴルフクラブに近い状態となる。このような杖を歩行時に使用する際には、杖の通常使用態様として把手部分を中心に杖を揺動させる動作を行うため、先端近くに重心がある杖では使用者が疲労する。また、通常の杖とかなり異なる分布となるため、通常の杖の使用に慣れた人にとっては歩行時に不自然な挙動をすることとなり、使用者や周囲の歩行者等に対して自己を招く危険性がある。
したがって本発明は、杖の不使用時に杖の下端近傍に設けた補助脚を開いて杖を自立させるものにおいて、小さな補助脚でも安定して自立させることができ、通常の使用時にも利用性の良い自立杖を提供することを主たる目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、杖本体と、該杖本体の下部に開閉自在に設けた補助脚と、杖本体に設けた重心移動手段とを備え、前記補助脚は、少なくとも開脚状態と閉脚状態に保持する脚保持手段を有し、前記重心移動手段は、重心を少なくとも杖の上方位置と下方位置に配置する移動重量体と、前記移動重量体を保持する移動重量体保持手段とを有することを特徴とする重量移動式自立杖としたものである。
また、本発明による重量移動式自立杖は、前記移動重量体が、杖の中空内部に移動自在に設けた複数の重錘からなることを特徴とする。
また、本発明による他の重量移動式自立杖は、前記移動重量体保持手段において、前記重錘が杖の中空内部で杖の長さ方向にほぼ均等に配置した状態で保持するラッチを備え、前記ラッチの操作により重錘が落下して下方に移動し、重力によりその状態を保持することを特徴とする。
また、本発明による他の重量移動式自立杖は、前記脚保持部材と前記重心移動手段とを連動し、一方の操作により他方を連動して作動することを特徴とする。
また、本発明による他の重量移動式自立杖は、前記複数の重錘を可撓部材により相互に連結し、重錘が下方に移動した状態から杖を逆転して重錘を均等に配置した状態に移動し、その状態で重錘を前記移動重量体保持手段により保持することを特徴とする。
また、本発明による他の重量移動式自立杖は、前記重錘を弾性体により移動することを特徴とする。
また、本発明による他の重量移動式自立杖は、前記重錘を手動により巻き上げることを特徴とする。
また、本発明による他の重量移動式自立杖は、前記重錘を流体圧により移動することを特徴とする。
また、本発明による他の重量移動式自立杖は、前記重錘を外部動力により移動することを特徴とする。
また、本発明による他の重量移動式自立杖は、前記重錘を利用者の体重により移動することを特徴とする。
また、本発明による他の重量移動式自立杖は、前記移動重量体が、杖の内部に流動自在に設けた流体からなることを特徴とする。
また、本発明による他の重量移動式自立杖は、前記移動重量体が、杖の長さ方向の重量配分を考慮して配置することを特徴とする。
本発明による重量移動自立杖は上記のように構成したので、杖の不使用時における補助脚の利用による杖の自立時には、移動重量体の移動によって重心を下方に移動することができ、補助脚による自立を安定化させることができる。また、補助脚による杖の自立が安定するので、補助脚を大きくする必要が無く、小型の補助脚を用いることにより杖の自立時に補助脚が邪魔にならなくなる。更に、利用者の歩行時における杖の使用時には、重心を下方に移動させることができ、杖の下端側に重心があるものよりも使用しやすい杖とすることができる。
本発明は、補助脚による杖の自立を安定化させ、且つ杖の歩行使用時に使用しやすい杖とするために、杖本体と、該杖本体の下部に開閉自在に設けた補助脚と、杖本体に設けた重心移動手段とを備え、前記補助脚は、少なくとも開脚状態と閉脚状態に保持する脚保持手段を有し、前記重心移動手段は、重心を少なくとも杖の上方位置と下方位置に配置する移動重量体と、前記移動重量体を保持する移動重量体保持手段とを有するように構成することによって実現した。
図1及び図2は本発明の一実施例についてその構造及び機能を示す概要図であり、図1(a)は杖1の使用状態を示し、同図(b)は補助脚5を使用して杖を自立させた状態を示し、図2(a)は補助脚の使用状態から杖の通常使用状態に戻すために杖を反転させる過程の状態を示し、同図(b)は杖の通常使用状態に戻すため杖を反転させた状態を示している。
図1及び図2に示す杖1においては、中空をなすとともに下端に接地部2を備えた杖本体3と、その杖本体3の上端部に固定された把手4とにより通常の杖としての機能を行うようにしている。この杖1には前記従来例と同様に杖本体3の下端部近傍に補助脚5を備え、通常の使用状態においては図1(a)に実線で示すように上方に引き上げられ閉じられている。
補助脚5としては前記のような従来例に示す各種の補助脚を用いることができるものであるが、図1に示した補助脚5においては杖本体3内を摺動する重錘20と連動して作動することができるようにしている。この補助脚5は、その解放状態を示す図1(b)で明らかなように、杖本体3の外周下端近傍に固定された支持環6に対して、支持アーム7の基端が回動自在に支持されており、支持アーム7の先端は脚8の略中間部を回動自在に支持している。脚8はその上端が可動リング10に回動自在に支持されている。なお、このような支持アーム7と脚8の組は杖本体3の円周方向に互いに120度ずつ等間隔に3個配置している。
可動リング10は杖本体3の外周に上下動自在に嵌合しており、その上方には係止用爪11を突出して設けている。この係止用爪11は図1(a)に示されるように、その上方において杖本体3の外周において支点15を中心に回動自在に設けた、脚保持手段としての脚用ラッチ12の爪13と係合することができるようにしており、脚用ラッチ12はその上部においてスプリング14により脚用ラッチ12の爪13と係止用爪11との係合が開放されるように付勢している。
脚用ラッチ12において支点15を中心として爪13と反対側に作動レバー部16を備え、作動レバー部16は杖本体3に設けた開口17から杖本体3の中空内部18内に嵌入している。その嵌入部分は図1(a)に示すように重錘20がその開口17に位置するとき、その重錘20の側面によってスプリング14に抗して押圧され、脚用ラッチ12の爪13が係止用爪11と係合することができ、図1(b)に示すように重錘20がこの位置にないときには、スプリング14により脚用ラッチ12が回動され、係止用爪11の係合を開放することができるようにしている。また、作動レバー部16に形成した案内用曲面によって、これと接触する重錘20の側面を円滑に案内することができる。
脚8の上端を回動自在に支持し、上方に係止用爪11を設けた可動リング10は、上部がこの可動リング10に固定され下部が支持環6に固定されているスプリング21により常時図中下方に付勢されており、それにより脚用ラッチ12の爪13が図1(a)に示すように係止用爪11と係合している状態から、図1(b)に示すように係合を解除した状態になると、可動リング10は支持環6側に移動して脚8は全体的に下方に移動しつつ、支持アーム7の開放により脚8が図1(b)に示すように開放することによって、杖1が自立できるようにしている。
杖本体3の中空内部18内には図示実施例では、重心移動手段における移動重量体として6個の重錘20を摺動自在に設けており、各重錘20間は可繞部材としての紐23によって例えば図1(a)に示すように、中空内部18内にほぼ等間隔になるように連結されている。紐23の下端は杖本体3の中空内部18における底部24に固定され、上端は複数の重錘20のうち最も上方の重錘20Aに固定されている。また、重錘20には内部に紐23が貫通できるように、また各重錘20が図1(b)のように落下しているときゆるんだ紐22を内部に収容できるように中空部25を形成している。
杖本体3の上部には移動重量体保持手段としての重錘用ラッチ25を設けており、この重錘用ラッチ25の爪29は戻しスプリング26によって図中時計回り方向に付勢され、杖本体3に設けた開口27から中空内部18に入り込むことができるようになっている。この爪29は図1(a)に示すように最も上端部に位置する重錘20Aの下端に係合し、この重錘20Aの落下を防止し、それにより紐23によってこの最上段の重錘20Aに対してその他の重錘20が吊り下げられ、杖の中空内部18内にほぼ等間隔に配置されることとなる。また、爪29の側面には重錘20の移動によって押し込むことができるように案内用曲面を形成している。
上記のような重錘用ラッチ25によって、図1(a)のように最上段の重錘20Aを保持している状態から、図中矢印で示すように重錘用ラッチ25の操作レバー30を戻しスプリング26に抗して押圧するとき、重錘用ラッチ25は支点28を中心に反時計方向に回転し、爪29と重錘20Aとの係合を開放し、全ての重錘を杖の中空内部18内で自然落下させ、図1(b)に示すように中空内部18の底部に全てを収納する。
このとき脚用ラッチ12は図1(a)に示すように係止用爪11と係合しスプリング21に抗して上方に保持している状態から、前記のように重錘20が落下することにより脚用ラッチ12の作動レバー部16を押さえていた重錘20の側面が存在しなくなることにより、図1(b)に示すようにスプリング14によって回動され、係止用爪11との係合を解除するので、脚8の上端を支持する可動リング10はスプリング21によって下方に移動される。その結果、前記のように3本の脚8は開放し、最終的8に可動リング10がストッパ31に当接して停止して、図1(b)に示すように杖1の自立を行わせることができる。
このように、図1に示した実施例においては、図1(a)に示す通常の杖の使用状態から、杖上端部の把手4の近傍に設けられている重錘用ラッチ25の操作レバー30を利用者が指で押し込むだけで、図1(b)に示すように杖本体3内の重錘20は全て落下し、重心位置が杖の下部に移動すると共に、補助脚5が開いて杖を自立させることができ、しかもその自立状態は重心位置が下部に存在することによって、その自立状態を安定させることができる。
図1(b)に示すような杖の自立状態から利用者の歩行による杖の使用状態にするには、図2(a)から同図(b)に示すように杖1を反転させる。このとき、例えば図2(a)に示すように杖本体3の接地部2が把手4よりも上方に位置するようになると、中空内部18内の重錘20は自重によって降下する。同時に脚8の上端を支持していた可動リング10もその自重及び脚等の自重によって、スプリング21に抗して把手4側に移動する。それにより、可動リング10の係止用爪11が脚用ラッチ12の係止用爪13と係合し、図2(a)に示すように脚8を閉じた状態に保持する。なお、この状態は最終的に図2(b)に示すように重錘20が全て均等に配置された状態で落ち着くこととなる。
前記のように杖の反転によって杖本体3内の中空内部18では重錘が下方に移動し、少なくとも最終的に図2(b)に示すように杖が完全に反転するか、その過程において、通常使用時に最上段に位置する重錘20Aが紐23によって吊り下げられた状態になるとき、重錘用ラッチ25の爪29がこれと係合し、以降はこの重錘用ラッチ25の操作レバー27を押圧しない限りこの状態を維持する。その後、この杖1を図1(a)に示されるような通常使用状態に反転させて戻す。この状態では杖1の重心が図1(b)に示す自立時よりも上昇し、且つ重量が全長にわたりほぼ均等になるので、歩行時の使用感が従来の杖と同様にすることができ、使用しやすい杖となる。上記のような重錘20については、その形状、重量、全体の量、各部の重錘の重量配分、更には各重錘間の紐の長さ等を任意に設定することにより、杖の通常使用時における重量分布及び杖の全重量を任意に設定することができる。
前記実施例においては重錘の移動に連動して補助脚の開閉を行わせた例を示したが、必ずしも連動させることなく、前記各従来技術と同様に別途開閉手段を用いても良い。また、上記実施例においては移動重量体を重錘のような固体によって作製した例を示したが、それ以外に例えば内部に流体を密封した袋を用い、その袋の底部を杖の中空内部に固定し、上端に前記重錘22Aに示すような補助具を用いてその補助具を前記と同様に重錘用ラッチによって保持可能としても、上記と同様の作用をなすことができる。
また、前記重錘22の代わりに流体を用いる場合には、杖の中空内部下端に流体収納部を設け、また、杖の中空内部全長にわたって管を配置し、補助脚を使用する際には流体を下部の流体収納部に収納して重心を下げ、利用者の歩行時における杖の通常使用時には小型ポンプ等によって管内に流体を入れることにより、杖の重量を均等に分布させることができるようになる。このように、重量移動用として液体或いは粉体の流体を用いる場合には、前記のような重錘を用いるものよりも杖の重量配分を均等にし、或いは利用者に最適な任意の重量配分を容易に実現することができると共に、その重量配分を利用者の好みによって任意に配分するように構成することもできる。
上記実施例においては重錘が自立のため下方に移動した状態から元の通常使用状態に戻すに際して、杖を反転させることにより重錘を移動した例を示したが、それ以外にこの重錘を別途設けた小型のモータにより上下動させるようにしても良い。このときには重錘の一つをモータとし、紐を電源コードとすることもできる。
また、下方に移動した重錘を上方に移動するには、更に種々の手段を採用することができ、例えばバネのような弾性体を使用する方法、手動による巻き上げ、流体による移動手段等も利用でき、更に、使用者が杖に体重を掛けると重錘が上昇する機構等が利用でき、杖の構造が複雑になることや重量の問題が解決できれば、電池や燃料による外部動力で駆動させることもできる。なお、重錘の重量移動の効果を高くするためには、杖本体は軽量で且つ内部に空洞があっても充分な強度をもつ材料であることが好ましい。
本発明による重量移動式自立杖は、老人等の歩行時に用いるほか、歩行練習のリハビリ用に使用することができ、更には登山用杖等種々の分野に利用することができる。
本発明の実施例の断面図であり(a)は杖の利用状態を示し、(b)は杖の自立状態を示す。 本発明の実施例において杖の自立状態から杖の利用状態に戻す過程を示す断面図であり、(a)は杖を反転させる過程を示し、(b)は完全に反転させた状態を示す。
符号の説明
1 杖
2 接地部
3 杖本体
4 把手
5 補助脚
6 支持環
7 支持アーム
8 脚
9 可動リング
10 係止用爪
11 係止用爪
12 脚用ラッチ
13 爪
14 スプリング
15 支点
16 作動レバー部
17 開口
18 中空内部
19 中空部
20 重錘
21 スプリング
23 紐
24 底部
25 重錘用ラッチ
26 スプリング
27 開口
28 支点
29 爪
30 操作レバー

Claims (12)

  1. 杖本体と、該杖本体の下部に開閉自在に設けた補助脚と、杖本体に設けた重心移動手段とを備え、
    前記補助脚は、少なくとも開脚状態と閉脚状態に保持する脚保持手段を有し、
    前記重心移動手段は、重心を少なくとも杖の上方位置と下方位置に配置する移動重量体と、前記移動重量体を保持する移動重量体保持手段とを有することを特徴とする重量移動式自立杖。
  2. 前記移動重量体は、杖の中空内部に移動自在に設けた複数の重錘からなることを特徴とする請求項1記載の重量移動式自立杖。
  3. 前記移動重量体保持手段は、前記重錘が杖の中空内部で杖の長さ方向にほぼ均等に配置した状態で保持するラッチを備え、前記ラッチの操作により重錘が落下して下方に移動し、重力によりその状態を保持することを特徴とする請求項2記載の重量移動式自立杖。
  4. 前記脚保持部材と前記重心移動手段とを連動し、一方の操作により他方を連動して作動することを特徴とする請求項1記載の重量移動式自立杖。
  5. 前記複数の重錘は可撓部材により相互に連結し、重錘が下方に移動した状態から杖を逆転して重錘を均等に配置した状態に移動し、その状態で重錘を前記移動重量体保持手段により保持することを特徴とする請求項2記載の重量移動式自立杖。
  6. 前記重錘を弾性体により移動することを特徴とする請求項1記載の重量移動式自立杖。
  7. 前記重錘を手動により巻き上げることを特徴とする請求項1記載の重量移動式自立杖。
  8. 前記重錘を流体圧により移動することを特徴とする請求項1記載の重量移動式自立杖。
  9. 前記重錘を外部動力により移動することを特徴とする請求項1記載の重量移動式自立杖。
  10. 前記重錘を利用者の体重により移動することを特徴とする請求項1記載の重量移動式自立杖。
  11. 前記移動重量体は、杖の内部に流動自在に設けた流体からなることを特徴とする請求項1記載の重量移動式自立杖。
  12. 前記移動重量体は、杖の長さ方向の重量配分を考慮して配置することを特徴とする請求項1記載の重量移動式自立杖。
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