JP2005295927A - トラクタに連結する畦形成機 - Google Patents

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Kazuhito Sasaki
一仁 佐々木
Toshimitsu Soma
敏光 相馬
Norio Matsuhashi
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Abstract

【課題】 トラクタに連結する畦形成機において、左右に各別の整畦作業機構を配設してもので、伝動軸間に離反可能なクラッチ機構を設けていたが長時間使うと爪の嵌合に不具合があった。
【解決手段】 トラクタに連結機構により機枠を連結し、該機枠の進行方向左右両側部に整畦作業機構を各別に配設し、該左右両側部の整畦作業機が機枠に対して一方が整畦作業位置に位置し、他方が上方の退避位置に位置する上下昇降装置を配設した畦形成機である。この機枠にはトラクタから入力される油圧ポンプユニットを設けて、前記した左右両側部の整畦作業機構に各別の油圧モータを設けて、該油圧ポンプユニットと該油圧モータは油圧バルブを介して配管して、左右の整畦作業機構の駆動を切り換えすることを特徴としたもので、従来の動力接離の爪クラッチが排除されて簡単な構成であり、メンテナンス性も向上したものである。
【選択図】 図4

Description

本発明は、水田を形成する畦の造成作業や修復作業に用いられる畦形成機に関するものである。
従来この種の畦形成機として、例えば「走行機体に連結機構により機枠を連結し、該機枠の一方側方位置に主整畦機構を下方の作業位置と上方の退避位置との間で上下揺動可能に配設し、機枠の他方側方位置に補助整畦機構を下方の作業位置と上方の退避位置との間で上下揺動可能に配設し、該主整畦機構及び補助整畦機構に畦面を圧接回転により回転整畦可能な回転整畦体を配設してなることを特徴とする整畦機」(特許文献1)の構造が知られる。そして、この従来構造による整畦機は、主整畦機構を作業位置に位置させると共に補助整畦機構を退避位置に上昇位置させ、走行機体を旧畦に沿って走行して主整畦機構の回転整畦体により畦面を回転整畦することができ、そして、この整畦作業を行った後、補助整畦機構を下方の作業位置に位置させると共に主整畦機構を上方の退避位置に上昇位置させ、走行機体を逆回りに走行しつつ補助整畦機構の回転整畦体により未整畦処理部分を整畦作業することができ、主整畦機構及び補助整畦機構により未整畦処理部分を含んで良好に整畦作業を行うことができる。
特開2002−325503号公報
しかしながら上記従来構造の場合は、畦形成作業位置と、非作業位置である退避位置とに上下揺動する昇降装置を設けるとともに機枠側の伝達軸と整畦作業機構側との駆動軸とは互いに嵌合離反可能なクラッチ機構により連結している。従って、長時間使うとクラッチ機構支持リンク部材がガタ付いて爪の嵌合する際に衝突したり、損耗する問題があった。
上記課題を解決するために、トラクタに連結機構により機枠を連結し、該機枠の進行方向左右両側部に整畦作業機構を各別に配設し、該左右両側部の整畦作業機が機枠に対して一方が整畦作業位置に位置し、他方が上方の退避位置に位置する上下昇降装置を配設した畦形成機において、機枠にはトラクタから入力される油圧ポンプユニットを設けて、前記した左右両側部の整畦作業機構に各別の油圧モータを設けて、該油圧ポンプユニットと該油圧モータは油圧バルブを介して配管して、左右の整畦作業機構の駆動を切り換えすることを特徴としたトラクタに連結する畦形成機を提供したものである。
本発明の機枠には、トラクタから入力される油圧ポンプユニットを設けて、左右両側部の整畦作業機構には各別の油圧モータを設けて、該油圧ポンプユニットと該油圧モータは油圧バルブを介して配管して左右の駆動を切り換えする構成であるから、整畦作業位置と非作業位置とに変更する切り換え時にも、従来の動力接離の爪クラッチの嵌合動作もなくなりメンテナンスも向上するとともに簡単な構成で堅牢に製作できる効果がある。
以下、本発明を実施した図面に基づいて構成を説明する。図1乃至図7は本発明の実施形態を示すものである。走行機体は公知のトラクタが用いられ、三点リンク方式の連結機構を有するもので、図面では省略している。
図1において、2は機枠を示し、前方にトラクタの三点リンクに連結するためのトップブラケット15及び左右のロアピン14が設けられている。
機枠2の後方には、左右の受金具10,10´を設けて、それぞれ支持フレーム4,4´を介して整畦作業機構1,1´を装備している。16は油圧ポンプユニットを示し、トラクタPTO軸から伝動される入力軸3によって駆動される。油圧ポンプユニット16は油圧バルブユニット18を経由して、左右の整畦作業機構1,1´に取り付けた油圧モータM1,M2のそれぞれに回転力を伝えている。油圧バルブユニット18は本実施例においては、2組の電磁油圧バルブV1,V2から構成されている。
支持フレーム4,4´の基部には支軸9,9´によって整畦作業機構1,1´を畦形成作業の位置と上方の退避位置とに上下昇降可能に配置される。支軸9はブラケット17に連結した昇降機構8である電動シリンダによって上下揺動の回動力を与えられる。
整畦作業機構1,1´は、掘削爪を有した盛土装置5,5´、畦上面の雑草を処理する上面処理装置7,7´及び畦の上面と側面を圧締成形する畦形成装置6,6´を備えている。13は連結アームを示し、左右の整畦作業機構1,1´を吊持している支持フレーム4間を連結している。左右の整畦作業機構1,1´は平面視で対称に構成されている。
24は制御ボックスを示し、電磁バルブV1,V2、作動スイッチS1,S2のメインスイッチ、整畦作業機構1,1´の昇降機構8及び盛土装置5,5´の上下揺動する昇降シリンダ22のスイッチ等を有し、トラクタ駆動のバッテリと連結され通常はトラクタ運転席の近傍へ備えておく。
図2は一側部が整畦作業位置に位置させて、他側部は非作業位置である上方の退避位置に対抗させた状態の後面図である。
この後面図の右側一側は、機枠2に対して支持フレーム4が水平状に保持されて整畦作業機構1を畦の成形作業位置に設定されている。機枠2の中央部に配置されている油圧ポンプユニット16は2組の電磁油圧バルブV1,V2を経由して、左右の整畦作業機構1,1´の入力部を形成する第1伝動ケース19,19´へ回動力を伝える。第1伝動ケース19,19´は上面処理装置を形成する破砕刃の回転軸を回転すると同時に第2伝動ケース20,20´及び第3伝動ケース21,21´を駆動する。
第2伝動ケース20,20´は、畦形成装置6,6´を形成する円錐ディスクの回転軸を駆動するものである。第3伝動ケース21,21´は盛土装置5,5´を形成する掘削刃の回転軸を駆動する。
後面視の他側側の整畦作業機構1´は、昇降機構8の電動シリンダが最短に伸縮調整された状態を示し、一側の支持フレーム4に連結された連結アーム13によって他側部の支持フレーム4´を規制して一体的に連動し支軸9´を支点として上方に揺動されて退避位置に位置している。本実施例の左右の整畦機構1,1´は昇降機構8の伸縮によって、連結アーム13によって連動して一体的に昇降するが、左右の整畦機構1,1´にそれぞれ電動シリンダや油圧シリンダを独立させて配置して畦形成作業位置と非作業位置とに昇降させてもよい。
S1,S2は作動スイッチを示し、前記した電磁油圧バルブV1,V2と連結されており、本実施例におけるS1は後面視右側部の整畦作業機構1を吊持している支持フレーム4の下面が畦形成作業位置に設定されたとき押圧されて電機的にON状態となって回転駆動される。一方の左側部整畦作業機構1´は非作業位置である上方に位置しており、S2は支持フレーム4´の下面から開放されてOFF状態であり駆動されていない。
図3は本発明を実施した一部を切欠いた側面図を示したもので、前方から盛土装置5,上面処理装置7及び畦形成装置6を順次配置して構成する。22は盛土装置5を上下揺動させる昇降シリンダである。23は仕切カバーを示し、盛土装置5の掘削刃によって掘削された土を畦形成装置6側へ強制案内するものである。3は入力軸を示し、後方が油圧ポンプユニット16を回転する。油圧ポンプユニット16は油圧ポンプとオイルタンクから構成されて油圧バルブユニット18へ配管される。
図4は動力の伝達を示した図で、機枠2の後方中央に油圧ポンプユニット16を配置してなり、トラクタからの動力ほ自在継手25によって伝動される入力軸3と連結されている。油圧ポンプユニット16の側部には油圧バルブユニット18が設置されている。油圧バルブユニット18は2組の電磁油圧バルブV1,V2から構成されて、左右の整畦作業機構1,1´の入力部である第1伝動ケース19,19´に設けた油圧モータM1,M2へ配管されている。油圧モータM1,M2は、整畦作業機構1,1´の第1伝動ケース19へ伝動される。第1伝動ケース19の動力は、第2伝動ケース20,第3伝動ケース21ヘチェーン伝動により回転力を伝えている。
図5は後面視で左側(他側部)の整畦作業機構1´側が畦形成作業位置に位置して、右側(一側側)が非作業位置である退避位置へ位置した状態を示したもので、この時昇降装置8は最大長さに伸ばした時である。この時、作動スイッチS1はOFF状態で作動スイッチS2はON状態である。
図6は昇降装置8を中途に伸縮した場合で、左右両者の整畦作業機構1,1´が地上に浮上した状態で移動の際に便利である。この時、作動スイッチS1,S2は両者ともOFF状態にある。
図7は油圧ポンプユニット16の動作を示すフロー図であり、油圧ポンプPは入力軸3より回動力を与えられると左右の整畦作業機構1,1´を駆動する油圧モータM1,M2の駆動切換をする2系統の電磁油圧バルブV1,V2が配置される。作動スイッチS1,S2は整畦作業機構1,1´がそれぞれ整畦作業位置に設定した時にONされて自動的に駆動され、非作業位置である上方へ回動した時にOFF状態となる。又、作動スイッチS1,S2を設けない場合は、制御ボックス24に対して電磁油圧バルブV1,V2へのON,OFFを指示するスイッチを設ければよい。
本発明を実施した平面図 一側部が整畦作業位置に位置させた後面図 側面図 動力伝達を示す平面図 他側部を整畦作業位置に位置させた後面図 左右の整畦作業機構を地上から浮上させた移動時の後面図 油圧ポンプユニットのフロー図
符号の説明
1,1´ 整畦作業機構
2 機枠
3 入力軸
4,4´ 支持フレーム
5,5´ 盛土装置
6,6´ 畦形成装置
7,7´ 上面処理装置
8 昇降機構
9,9´ 支軸
10,10´ 受金具
13 連結アーム
14 ロアピン
15 トップブラケット
16 油圧ポンプユニット
17 ブラケット
18 油圧バルブユニット
19,19´ 第1伝動ケース
20,20´ 第2伝動ケース
21,21´ 第3伝動ケース
22 昇降シリンダ
23 仕切カバー
24 制御ボックス
25 自在継手
M1,M2 油圧モータ
S1,S2 作動スイッチ

Claims (1)

  1. トラクタに連結機構により機枠を連結し、該機枠の進行方向左右両側部に整畦作業機構を各別に配設し、該左右両側部の整畦作業機が機枠に対して一方が整畦作業位置に位置し、他方が上方の退避位置に位置する上下昇降装置を配設した畦形成機において、機枠にはトラクタから入力される油圧ポンプユニットを設けて、前記した左右両側部の整畦作業機構に各別の油圧モータを設けて、該油圧ポンプユニットと該油圧モータは油圧バルブを介して配管して、左右の整畦作業機構の駆動を切り換えすることを特徴としたトラクタに連結する畦形成機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012085536A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 畦塗り機
JP2013179847A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Fuji Trailer Manufacturing Co Ltd 整畦機
JP2013201926A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Fuji Trailer Manufacturing Co Ltd 整畦機
JP2013255446A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Fuji Trailer Manufacturing Co Ltd 整畦機

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