JP2005295099A - 光伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 伝送路ファイバの断線箇所から高出力光を放射する可能性のある光機器を、瞬時に停止する。
【解決手段】 制御回路161は、従来と同様に、監視光受信器152で受信された監視光O1に基づき、光増幅器131を制御する第一の機能を有する。また、制御回路161は、監視光受信器151で受信された監視光O2の強度が一定以下である場合に、光ファイバ111で断線等が発生したと判断し、光増幅器131を介して上り回線L1の信号光S1の伝送を停止する第二の機能を有する。この第二の機能により、光ファイバ111の断線箇所から高出力光が放射されることを防止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、信号光及び監視光を伝送する伝送路ファイバとその途中に設けられた中継局とを有する光伝送システムに関する。
図3は、光伝送システムの第一従来例を示す構成図である。以下、この図面に基づき説明する。
光伝送システム50は、互いに逆方向となる信号光S1,S2と互いに逆方向となる監視光O1,O2とを伝送する伝送路ファイバ51と、伝送路ファイバ51の途中に設けられた中継局A,Bとを備えたものである。伝送路ファイバ51は、上り回線L1及び下り回線L2を有する。上り回線L1は、信号光S1及び監視光O1を同じ方向に伝送する。下り回線L2は、信号光S2及び監視光O2を同じ方向に伝送する。信号光S1及び監視光O1と信号光S2及び監視光O2とは、互い逆方向に伝送される。中継局Aは、上り回線L1側に設けられた中継部521と、下り回線L2側に設けられた中継部522とを有する。
中継部521は、上り回線L1の途中に挿入され信号光S1を入力及び出力する光増幅器531と、光増幅器531の入力側に設けられ監視光S1を分波する監視光分波器541と、監視光分波器541で分波された監視光O1を受信する監視光受信器551と、監視光受信器551で受信された監視光O1に基づき光増幅器531を制御する制御回路561と、監視光O1を送信する監視光送信器571と、光増幅器531の出力側に設けられ監視光送信器571から送信された監視光O1を合波する監視光合波器581とを有する。
中継部522は、下り回線L2の途中に挿入され信号光S2を入力及び出力する光増幅器532と、光増幅器532の入力側に設けられ監視光O2を分波する監視光分波器542と、監視光分波器542で分波された監視光O2を受信する監視光受信器552と、監視光受信器552で受信された監視光O2に基づき光増幅器532を制御する制御回路562と、監視光O2を送信する監視光送信器572と、光増幅器532の出力側に設けられ監視光送信器572から送信された監視光O2を合波する監視光合波器582とを有する。
なお、中継局Bと中継局Aとは同じ構成であるので、これらの同じ構成要素には符号の下二桁を同じにしてある。
次に、光伝送システム50の動作を説明する。
図面左上の中継部521について説明するが、全ての中継部522,621,622で同じ動作である。まず、監視光分波器541及び監視光受信器551は、図示していない前段から送信された監視光O1を信号光S1と分波して受信する。そして、受信した情報には制御パラメータ(中継部521や光増幅器531をどのような条件で制御するかという情報)が含まれるので、監視光受信器551はその情報を制御回路561に渡す。制御回路561は、渡された制御パラメータに基づいて光増幅器531を制御し、制御した結果について光増幅器531からモニタを通して受け取る。監視光送信器571及び監視光合波器581は、制御回路561によって新たな情報が追加された監視光O1を、信号光S1と合波して次段に送信する。このように、監視光O1によって中継部521の動作が遠隔操作される。
しかしながら、この第一従来例では、光ファイバの断線時に光機器を停止する機能を備えていない。そこで、次の第二従来例のように、光ファイバの断線時に光機器を停止する機能を有する光伝送システムが知られている。この種の技術は、例えば下記特許文献1に開示されている。
図4は、光伝送システムの第二従来例を示す構成図である。以下、この図面に基づき説明する。第二従来例は、第一従来例の基本機能に、光ファイバの断線時に光機器を停止する機能が追加されたものである。以下、この追加機能を中心に説明する。
光増幅器11a,11b,12a,12bは、エルビウムドープファイバ光増幅器であり、1574〜1609nm程度の波長範囲に波長分割多重された80チャネルの信号光を、光増幅して+24dBm程度の信号光を送出する。監視光送信器21aは、半導体レーザダイオードを搭載したインターフェースモジュールであり、光増幅器11a,11bを含む伝送系(LINE−1)を監視制御するための電気情報を伝送しており、波長が1625nm程度で1チャネルで+5dBm程度の監視光を送出する。監視光送信器22aは、半導体レーザダイオードを搭載したインターフェースモジュールであり、光増幅器12a,12bを含む伝送系(LINE−2)を監視制御するための電気情報を伝送しており、波長が1625nm程度で1チャネルで+5dBm程度の監視光を送出する。すなわち、信号光と監視光は、上りは上り、下りは下りで同じ光ファイバを伝送するように構成される。監視光受信器31b,32bは、フォトダイオードを搭載したインターフェースモジュールであり、監視光によって伝送される電気情報を受信する。入力光モニタ41bは、フォトダイオードであり、入力光を検出する。光合分波器5は、マイクロオプティクス型光パッシブ部品であり、信号光と監視光を合分波する。光ファイバ61a,62aは、80km程度の分散シフトファイバであり、損失が20dB程度である。
例えば、光ファイバ61aの断線が光増幅器11aから4dB程度の場所で発生すると、送出レベル+24dBmの信号光が4dBの損失を受けて+20dBmの信号光となって、光ファイバ61aの断線が発生した部分から放射される。この場合は、光増幅器11aを瞬時に停止することが望ましい。光ファイバ61aの断線が発生すると、信号光が伝搬できなくなるため、瞬時に入力光モニタ41bで入力光が検出されなくなる。入力光が検出されなくなったという情報は、制御回路7bを介して監視光送信器22aにより電気情報として送信される。その情報は、光ファイバ62aを伝送され、監視光受信器32bで受信されて、制御回路7aによって光増幅器11aの動作が停止される。
特開2000−286798号公報
しかしながら、この第二従来例では、光ファイバの断線等に対する光機器の制御が、監視光伝送系を介した制御である。そのため、断線等の部分から高出力光を放射する可能性のある光機器を、瞬時には停止できない。
そこで、本発明の目的は、断線等の部分から高出力光を放射する可能性のある光機器を瞬時に停止できるようにした光伝送システムを提供することにある。
本発明に係る光伝送システムは、互いに逆方向となる第一及び第二の信号光と互いに逆方向となる第一及び第二の監視光とを伝送する伝送路ファイバと、伝送路ファイバに設けられた制御手段とを備えたものである。伝送路ファイバは、第一及び第二の回線を有する。第一の回線は、第一の信号光を伝送するとともに、第一の信号光とは逆方向に第二の監視光を伝送する。第二の回線は、第二の信号光を伝送するとともに、第二の信号光とは逆方向に第一の監視光を伝送する。制御手段は、第一及び第二の回線の第一及び第二の監視光に基づき、第一の回線の第一の信号光を制御するとともに、第二の回線の第二の信号光を制御する。制御手段は、例えば伝送路ファイバの途中に設けられた中継局であるが、伝送路ファイバで接続された二つの送受信局の少なくともどちらか一方に設置してもよい。以下、制御手段が中継局である場合について説明する。
第一の回線では、第一の信号光と第二の監視光とが互いに逆方向に伝送される。第二の回線では、第二の信号光と第一の監視光とが互いに逆方向に伝送される。第一及び第二の信号光は互いに逆方向であるから、第一の信号光と第一の監視光とは同じ方向を別々の回線で伝送される。すなわち、前述の第一従来例と同様に、第一の監視光によって第一の信号光を制御することができる。一方、第一の回線では、第一の信号光が進む方向から第二の監視光が伝送されてくる。つまり、第二の監視光によって第一の信号光を制御することができる。例えば、第二の監視光の強度が一定以下である場合は、第一の信号光が進む方向の第一の回線に断線等が発生していると判断できる。この場合は、第一の信号光の伝送を停止することによって、断線箇所からの高出力光の放射を防止できる。また、この場合に、第一の回線の第二の監視光の伝送を停止することにより、第一の回線の前段の中継局において第一の信号光の伝送を停止させることができる。
同様に、第二の回線の第二の信号光についても、第一及び第二の回線の第一及び第二の監視光に基づいて制御することができる。
また、中継局は次のような構成にしてもよい。中継局は、第一の回線側に設けられた第一の中継部と、第二の回線側に設けられた第二の中継部とを有する。第一の中継部は、第一及び第二の回線の第一及び第二の監視光に基づき、第一の回線の第一の信号光を制御する。第二の中継部は、第一及び第二の回線の第一及び第二の監視光に基づき、第二の回線の第二の信号光を制御する。例えば、第一の中継部は、第一の回線の第二の監視光の強度が一定以下である場合に、第一の回線の第一の信号光の伝送を停止し、必要に応じ第一の回線の第二の監視光の伝送を停止する。第二の中継部は、第二の回線の第一の監視光の強度が一定以下である場合に、第二の回線の第二の信号光の伝送を停止し、必要に応じ第二の回線の第一の監視光の伝送を停止する。
また、第一及び第二の中継部は、次のような構成にしてもよい。第一の中継部は、第一の回線の途中に挿入され第一の信号光を入力及び出力する第一の光機器と、第一の光機器の出力側に設けられ第二の監視光を分波する第二の監視光分波器と、第二の監視光分波器で分波された第二の監視光を受信する第二の監視光受信器と、第一の光機器を制御する第一の制御回路と、第二の監視光を送信する第二の監視光送信器と、第一の光機器の入力側に設けられ第二の監視光送信器から送信された第二の監視光を合波する第二の監視光合波器とを有する。第二の中継部は、第二の回線の途中に挿入され第二の信号光を入力及び出力する第二の光機器と、第二の光機器の出力側に設けられ第一の監視光を分波する第一の監視光分波器と、第一の監視光分波器で分波された第一の監視光を受信する第一の監視光受信器と、第二の光機器を制御する第二の制御回路と、第一の監視光を送信する第一の監視光送信器と、第二の光機器の入力側に設けられ第一の監視光送信器から送信された第一の監視光を合波する第一の監視光合波器とを有する。そして、第一の制御回路は、第一及び第二の監視光受信器で受信された第一及び第二の監視光に基づき第一の光機器を制御するとともに、第一の監視光送信器を介して第一の監視光を送信する。第二の制御回路は、第一及び第二の監視光受信器で受信された第一及び第二の監視光に基づき第二の光機器を制御するとともに、第二の監視光送信器を介して第二の監視光を送信する。
例えば、第一の制御回路は、第二の監視光受信器で受信された第二の監視光の強度が一定以下である場合に、第一の光機器を介して第一の回線の第一の信号光の伝送を停止し、必要に応じ第二の監視光送信器を介して第一の回線の第二の監視光の伝送を停止する。第二の制御回路は、第一の監視光受信器で受信された第一の監視光の強度が一定以下である場合に、第二の光機器を介して第二の回線の第二の信号光の伝送を停止し、必要に応じ第一の監視光送信器を介して第二の回線の第一の監視光の伝送を停止する。
換言すると、本発明は、光増幅器などの高出力な光機器を含んで構成される光伝送システムにおいて、伝送路ファイバなどの光ファイバの断線や光コネクタの外れなどが発生した時に、安全性を確保するために高出力な光機器を瞬時に停止できるようにしたことを特徴としている。
本発明によれば、第一の信号光と第一の監視光とが対となって同一方向に伝送され、第二の信号光と第二の監視光とが対となって同一方向に伝送され、第一の信号光及び第一の監視光と第二の信号光及び第二の監視光とが互いに逆方向に伝送される場合に、第一の信号光及び第二の監視光を第一の回線で伝送し、第二の信号光及び第一の監視光を第二の回線で伝送することにより、第一及び第二の信号光をそれぞれ従来通りに第一及び第二の監視光で制御でき、かつ第一及び第二の信号光の進む先での断線等をそれぞれ第二及び第一の監視光で検出できる。したがって、伝送路ファイバの断線等を信号光と逆方向に伝搬する光で検出しているので、断線等の部分から高出力光を放射する可能性のある光機器を瞬時に停止できる。しかも、従来の光伝送システムの配線を変更する程度で、本発明を簡単に実現できる。
図1は、本発明に係る光伝送システムの第一実施形態を示す構成図である。以下、この図面に基づき説明する。
本実施形態の光伝送システム10は、互いに逆方向となる信号光S1,S2と互いに逆方向となる監視光O1,O2とを伝送する伝送路ファイバ11と、伝送路ファイバ11の途中に設けられた中継局A,Bとを備えたものである。伝送路ファイバ11は、上り回線L1及び下り回線L2を有する。上り回線L1は、信号光S1を伝送するとともに、信号光S1とは逆方向に監視光O2を伝送する。下り回線L2は、信号光S2を伝送するとともに、信号光S2とは逆方向に監視光O1を伝送する。中継局Aは、上り回線L1側に設けられた中継部121と、下り回線L2側に設けられた中継部122とを有する。
中継部121は、上り回線L1の途中に挿入され信号光S1を入力及び出力する光増幅器131と、光増幅器131の出力側に設けられ監視光O2を分波する監視光分波器141と、監視光分波器141で分波された監視光O2を受信する監視光受信器151と、光増幅器131を制御する制御回路161と、監視光O2を送信する監視光送信器171と、光増幅器131の入力側に設けられ監視光送信器171から送信された監視光O2を合波する監視光合波器181とを有する。中継部122は、下り回線L2の途中に挿入され信号光S2を入力及び出力する光増幅器132と、光増幅器132の出力側に設けられ監視光O1を分波する監視光分波器142と、監視光分波器142で分波された監視光O1を受信する監視光受信器152と、光増幅器132を制御する制御回路162と、監視光O1を送信する監視光送信器172と、光増幅器132の入力側に設けられ監視光送信器172から送信された監視光O1を合波する監視光合波器182とを有する。
そして、制御回路161は、監視光受信器151,152で受信された監視光O1,O2に基づき光増幅器131を制御するとともに、監視光送信器172を介して監視光O1を送信する。制御回路162は、監視光受信器151,152で受信された監視光O1,O2に基づき光機器132を制御するとともに、監視光送信器171を介して監視光O2を送信する。
制御回路161は、従来と同様に、監視光受信器152で受信された監視光O1に基づき、光増幅器131を制御する第一の機能を有する。また、制御回路161は、監視光受信器151で受信された監視光O2の強度が一定以下である場合に、光ファイバ111で断線等が発生したと判断し、光増幅器131を介して上り回線L1の信号光S1の伝送を停止する第二の機能を有する。この第二の機能により、光ファイバ111の断線箇所から高出力光が放射されることを防止できる。これらの第一及び第二の機能は、制御回路162,261,262も同様に有する。
次に、中継部121の各構成要素について説明する。
光伝送システム10は、波長分割多重伝送システムである。光増幅器131は、エルビウムドープファイバ光増幅器であり、1574〜1609nm程度の波長範囲に波長分割多重された80チャネルの信号光を光増幅して+24dBm程度の信号光S1を送出する。監視光送信器171は、半導体レーザダイオードであり、波長が1625nm程度で1チャネルで+5dBm程度の監視光O2を送出する。監視光受信器151は、フォトダイオードであり、監視光O2を検出する。監視光分波器141及び監視光合波器181は、マイクロオプティクス型光パッシブ部品であり、信号光S1と監視光O2を合分波する。伝送路ファイバ111は、80km程度の分散シフト光ファイバであり、損失は20dB程度である。制御回路161は、監視光受信器152で検出された監視光O1に基づき光増幅器131を制御する従来の機能と、監視光受信器151で監視光O2が検出されなくなった時に光増幅器131を瞬時に停止する新規な機能とを有する。
次に、光伝送システム10の動作を説明する。
例えば伝送路ファイバ111の断線等が光増幅器131から4dB程度の場所で発生すると、送出レベル+24dBmの信号光が4dBの損失を受けて+20dBmの信号光S1が伝送路ファイバ111の断線箇所から放射される。この場合は光増幅器131を瞬時に停止することが望ましい。伝送路ファイバ111に断線等が発生すると、監視光送信器271から送出した監視光O2が伝搬できなくなるため、瞬時に監視光受信器151で監視光O2が検出されなくなり、制御回路161によって光増幅器131が瞬時に停止される。このようにして、本実施形態では、伝送路ファイバ111の断線等を信号光S1と逆方向に伝搬する監視光O2で検出しているので、断線箇所から高出力光を放射する可能性のある光増幅器131を瞬時に停止できる。
次に、光伝送システム10について、言葉を換えてもう一度説明する。監視光分波器142,242及び監視光合波器182,281は、WDMカプラ等とする。
上り回線L1の信号光S1は、図面左上から入力され、中継局Aの光増幅器131で増幅された後、伝送路ファイバ111を伝送され、中継局Bの光増幅器231で再び増幅された後、図面右上から発信される。一方、下り回線L2の信号光S2は、図面右下から入力され、中継局Bの光増幅器232で増幅された後、伝送路ファイバ112を伝送され、中継局Aの光増幅器132で再び増幅された後、図面左下から発信される。
これに対して、上り回線L1の光増幅器131,231を制御する監視光O1すなわちOSC(Optical Supervisory Channel)信号は、下り回線L2を使って、左下から入力され、中継局Aの監視光分波器142で監視光O1だけが分波される。この監視光O1は、監視光受信器152で受信されて電気信号に変換された後、制御回路161へ送られ光増幅器131を制御した後、監視光送信器172へ送られ再び光信号に変換される。光信号に変換された監視光O1は、再び監視光合波器182で下り回線L2に合波され、伝送路ファイバ112を経て中継局Bに伝送される。なお、中継器Bでも同様の働きが行われている。
一方、下り回線L2の光増幅器132,232を制御する監視光O2は、上り回線L1を使って右上から入力され、中継局Bの監視光分波器241で監視光O2だけが分波される。この監視光O2は、監視光受信器251で受信されて電気信号に変換された後、制御回路262へ送られ光増幅器232を制御した後、監視光送信器271へ送られ再び光信号に変換される。光信号に変換された監視光O2は、再び監視光合波器281で上り回線L1に合波され、伝送路ファイバ111を経て中継局Aに伝送される。なお、中継器Aでも同様の働きが行われている。
ここで、上り回線L1で信号光S1が中継局Aから伝送路ファイバ111を経て中継局Bに伝送されているときに、伝送路ファイバ111で断線等が起こったとする。この場合、中継局Bから伝送路ファイバ111を通って中継局Aに伝送されてくるはずの監視光O2が、中継局Aの監視光受信器151で検出されなくなる。そのため、監視光受信器151がこの情報を制御回路161に送ると、制御回路161が光増幅器131の動作を停止させる。これにより、上り回線L1の光増幅器131を瞬時に停止することができ、伝送路ファイバ111の断線箇所からハイパワーな光が漏れてしまうことを回避できる。
よって、光伝送システム10は、従来同じ回線を使ってOSC信号を伝送していたのを互いに対向する回線を使って伝送するようにし、更にOSC信号を使って、断線等があった場合に、送信側の光増幅器を瞬時に停止することを可能にしたものである。
図2は、本発明に係る光伝送システムの第二実施形態を示す構成図である。以下、この図面に基づき説明する。ただし、図1と同じ部分は同じ符号を付すことにより説明を省略する。
制御回路161は、監視光受信器151で受信された監視光O2の強度が一定以下である場合に、監視光送信器171を介して上り回線L1の監視光O2の伝送を停止する第三の機能を有する。この場合は、上り回線L1の前段の中継局(図示せず)において信号光S1の伝送を停止させることができる。なお、この第三の機能の代わりに、制御回路162に同様の機能を持たせてもよい。
伝送路ファイバ111に断線等が発生すると、監視光送信器271からの監視光O2が監視光受信器151で検出されなくなる。このとき、制御回路161によって監視光送信器171からの監視光O2の送信が瞬時に停止される。このように、本実施形態では、監視光O2が検出されなくなった中継局Aで前段への監視光O2の送信を停止しているので、伝送路ファイバ111の断線等が発生した場所よりも前段にある高出力な光増幅器を全て瞬時に停止できるという効果が得られる。
なお、上記第一及び第二実施形態は一例であり、具体的な構成要素、波長、波長数、レベルなどに制限されるものではない。特に、光増幅器131は、エルビウムドープファイバ光増幅器以外の光増幅器、光送信器、可変光減衰器(VOA)、ゲートスイッチ(GSW)等でも良い
本発明に係る光伝送システムの第一実施形態を示す構成図である。 本発明に係る光伝送システムの第二実施形態を示す構成図である。 光伝送システムの第一従来例を示す構成図である。 光伝送システムの第二従来例を示す構成図である。
符号の説明
10 光伝送システム
11 伝送路ファイバ
121 中継部
122 中継部
A,B 中継局(制御手段)
L1 上り回線
L2 下り回線
S1,S2 信号光
O1,O2 監視光

Claims (11)

  1. 互いに逆方向となる第一及び第二の信号光と互いに逆方向となる第一及び第二の監視光とを伝送する伝送路ファイバと、この伝送路ファイバに設けられた制御手段と、を備えた光伝送システムにおいて、
    前記伝送路ファイバは、第一及び第二の回線を有し、
    前記第一の回線は、前記第一の信号光を伝送するとともに、この第一の信号光とは逆方向に前記第二の監視光を伝送し
    前記第二の回線は、前記第二の信号光を伝送するとともに、この第二の信号光とは逆方向に前記第一の監視光を伝送し、
    前記制御手段は、前記第一及び第二の回線の前記第一及び第二の監視光に基づき、前記第一の回線の前記第一の信号光を制御するとともに、前記第二の回線の前記第二の信号光を制御する、
    ことを特徴とする光伝送システム。
  2. 前記制御手段は、前記第一の回線の前記第二の監視光の強度が一定以下である場合に、前記第一の回線の前記第一の信号光の伝送を停止し、前記第二の回線の前記第一の監視光の強度が一定以下である場合に、前記第二の回線の前記第二の信号光の伝送を停止する、
    請求項1記載の光伝送システム。
  3. 前記制御手段は、前記第一の回線の前記第二の監視光の強度が一定以下である場合に、前記第一の回線の前記第二の監視光の伝送を停止し、前記第二の回線の前記第一の監視光の強度が一定以下である場合に、前記第二の回線の前記第一の監視光の伝送を停止する、
    請求項2記載の光伝送システム。
  4. 前記制御手段は伝送路ファイバの途中に設けられた中継局である、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の光伝送システム。
  5. 前記中継局は、前記第一の回線側に設けられた第一の中継部と、前記第二の回線側に設けられた第二の中継部とを有し、
    前記第一の中継部は、前記第一及び第二の回線の前記第一及び第二の監視光に基づき、第一の回線の前記第一の信号光を制御し、
    前記第二の中継部は、前記第一及び第二の回線の前記第一及び第二の監視光に基づき、前記第二の回線の前記第二の信号光を制御する、
    請求項4記載の光伝送システム。
  6. 前記第一の中継部は、前記第一の回線の前記第二の監視光の強度が一定以下である場合に、前記第一の回線の前記第一の信号光の伝送を停止し、
    前記第二の中継部は、前記第二の回線の前記第一の監視光の強度が一定以下である場合に、前記第二の回線の前記第二の信号光の伝送を停止する、
    請求項5記載の光伝送システム。
  7. 前記第一の中継部は、前記第一の回線の前記第二の監視光の強度が一定以下である場合に、前記第一の回線の前記第二の監視光の伝送を停止し、
    前記第二の中継部は、前記第二の回線の前記第一の監視光の強度が一定以下である場合に、前記第二の回線の前記第一の監視光の伝送を停止する、
    請求項6記載の光伝送システム。
  8. 前記第一の中継部は、前記第一の回線の途中に挿入され前記第一の信号光を入力及び出力する第一の光機器と、この第一の光機器の出力側に設けられ前記第二の監視光を分波する第二の監視光分波器と、この第二の監視光分波器で分波された前記第二の監視光を受信する第二の監視光受信器と、前記第一の光機器を制御する第一の制御回路と、前記第二の監視光を送信する第二の監視光送信器と、前記第一の光機器の入力側に設けられ前記第二の監視光送信器から送信された前記第二の監視光を合波する第二の監視光合波器とを有し、
    前記第二の中継部は、前記第二の回線の途中に挿入され前記第二の信号光を入力及び出力する第二の光機器と、この第二の光機器の出力側に設けられ前記第一の監視光を分波する第一の監視光分波器と、この第一の監視光分波器で分波された前記第一の監視光を受信する第一の監視光受信器と、前記第二の光機器を制御する第二の制御回路と、前記第一の監視光を送信する第一の監視光送信器と、前記第二の光機器の入力側に設けられ前記第一の監視光送信器から送信された前記第一の監視光を合波する第一の監視光合波器とを有し、
    前記第一の制御回路は、前記第一及び第二の監視光受信器で受信された前記第一及び第二の監視光に基づき前記第一の光機器を制御するとともに、前記第一の監視光送信器を介して前記第一の監視光を送信し、
    前記第二の制御回路は、前記第一及び第二の監視光受信器で受信された前記第一及び第二の監視光に基づき前記第二の光機器を制御するとともに、前記第二の監視光送信器を介して前記第二の監視光を送信する、
    請求項5記載の光伝送システム。
  9. 前記第一の制御回路は、前記第二の監視光受信器で受信された前記第二の監視光の強度が一定以下である場合に、前記第一の光機器を介して前記第一の回線の前記第一の信号光の伝送を停止し、
    前記第二の制御回路は、前記第一の監視光受信器で受信された前記第一の監視光の強度が一定以下である場合に、前記第二の光機器を介して前記第二の回線の前記第二の信号光の伝送を停止する、
    請求項8記載の光伝送システム。
  10. 前記第一の制御回路は、前記第二の監視光受信器で受信された前記第二の監視光の強度が一定以下である場合に、前記第二の監視光送信器を介して前記第一の回線の前記第二の監視光の伝送を停止し、
    前記第二の制御回路は、前記第一の監視光受信器で受信された前記第一の監視光の強度が一定以下である場合に、前記第一の監視光送信器を介して前記第二の回線の前記第一の監視光の伝送を停止する、
    請求項9記載の光伝送システム。
  11. 前記光機器が光増幅器である、
    請求項8乃至10のいずれかに記載の光伝送システム。
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