JP2005294763A - 量子ドットの形成方法及び半導体素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体の高指数面であっても、その表面に均一性に優れた量子ドットを低コストで形成することができる量子ドットの形成方法、及び該形成方法により平面視が略円形の量子ドットが形成された半導体素子を提供する。
【解決手段】 t0 〜t1 ,t2 〜t3 ,…,t2k〜t2k+1の時間、Inを基板へ照射し、t1 〜t2 ,t3 〜t4 ,…,t2k-1〜t2kの時間、Inの基板への照射を停止する。このようにして、In分子の基板への照射と未照射とを繰り返す。一方、t0 〜t2k+1の時間、Asを連続的に基板へ照射する。例えば、2.5秒間、In分子を基板へ照射した後、1秒間、基板への照射を停止する処理シーケンスを10回繰り返す。一方、34秒間、As分子を基板へ連続して照射する。これにより、その膜厚が臨界膜厚となるまでは、2次元的なエピタキシャル膜が形成され、膜厚が臨界膜厚となった後は、量子ドットの核であるグレインの成長に寄与する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、量子ドット(Quantum Dot)の形成方法に関し、より具体的には、均一性に優れた量子ドットを低コストで形成するための量子ドットの形成方法、及び該形成方法により量子ドットが形成された半導体素子に関する。
微細加工技術に代表される半導体製造技術の進展によって、集積度の向上に加えて、量子サイズ効果を利用した量子ドットレーザ(Quantum Dot Laser)、単一電子トランジスタ(Single Electron Transistor)等のデバイスが提案されている。特に、電子のド・ブロイ波長と同程度の寸法(大きさ)を有する量子ドットは、その中に電子を0次元的に閉じ込め、電子のエネルギー準位を離散化、すなわち、状態密度をデルタ関数とすることが可能となる。量子ドットは、このような電子の閉じ込め効果(量子サイズ効果)が多岐に渡り顕在化するため、従来の枠を超越した性能を有するデバイスの基本構造として脚光を浴びている。
このような量子ドットを形成する方法として、S−K(Stransky-Krastanov)モード成長法と呼ばれる自己形成方法が広く知られている(例えば、非特許文献1参照。)。通常、基板に薄膜を形成する場合、その双方の格子定数が一致する基板と薄膜とを用いる必要がある。これは、格子定数が大きく相違すると、エピタキシャル成長時に歪力が生じるため、欠損が生じて薄膜の平面構造が不均一になるためである。
S−Kモード成長法は、上述した薄膜形成における原則とは逆に、格子定数が大きく異なる材料、例えば、基板よりも格子定数が大きい薄膜をエピタキシャル成長させ、エピタキシャル成長時に生じる歪力を積極的に利用して、基板に量子ドットを自己形成させようというものである。S−Kモード成長法は、従来のリソグラフィ等のトップダウン的要素を有する微細加工技術の枠を越え、これまでの半導体の製造方法に大きなパラダイム変化を与えるものとして期待されている。
S−Kモード成長法を利用して、例えば、III−V族化合物半導体のガリウム砒素(以下、GaAs)基板の(100)面に、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法により砒素(以下、As)分子とインジウム(以下、In)分子とを連続的に供給することにより、均一性に優れた量子ドットを形成することができる。このような方法で形成された量子ドットは、図15(a)に示すように、面密度が8.5×1010cm-2、高さが6nmのドーム状であり、その寸法ばらつきの程度は±10%程度であり、極めて均一性に優れる。
ディー・レオナルド(D.Leonard)他4名著,「応用物理学論文集vol.63(Applied Physics Letters Volume63)」 1993年12月6日,3203−3205ページ
ところで、基板には、その結晶の方位から様々な面が存在しており、例えばGaAsにおいては、一般的な(100)面の他に、(211)A、(311)A、(411)A面などの高指数面が存在する。
しかしながら、従来の形成方法によって基板の(311)A面に量子ドットを形成した場合、形成される量子ドットは、図15(b)に示すように、面密度が2.16×1010cm-2、高さが8nmであり、(100)面に形成される量子ドットに比べ、面密度が略1/4と低く、かつ、その形状は、図16に示すように、平面視が略3角形の鏃状で不均一になるという問題があった。これは、量子ドットが、下地に形成された歪場に沿って自己組織的に配列し、高指数面(n11)(n=2,3,4)では、その表面における原子の配列方向に成長するためと考えられる。
量子ドットの形状が不均一であったり、その平面視の形状が3角形・4角形などの多角形である場合には、その形状に起因して発光スペクトル幅が広がり、結果的に光出力が低下するという問題があった。つまり、デバイスを高性能化するには、量子ドットが、微細(略10nm)であり、広範囲に渡って均一に形成され、かつドーム状であることが好ましく、単色性に優れた発光素子を実現するには、量子ドットを均一に形成することが必要である。
また、GaAsの(100)面及び(311)A面を利用した横型接合(Lateral Junction)デバイスを、極めて簡単な方法で、かつ低コストで製造するためには、GaAsの(100)面及び(311)A面の双方に、均一性が優れた量子ドットを高密度で形成することが必要である。
本発明者は、S−Kモード成長法における結晶の成長プロセスについて研究を行った結果、量子ドットを構成する複数の材料(In,As)のうち、表面拡散距離が長い方の材料(In)を間欠的に、他方の材料(As)を連続的に、GaAs基板へ供給することにより、基板の(311)A面にも、高密度の量子ドットが均一に形成できるとの知見を得た。つまり、量子ドットの自己形成は、2次元的なエピタキシャル膜が成長した後に生じ、下地に形成された歪場に沿って自己組織的にAsとInとからなるグレインが配列するため、グレインの効率的な成長を促進すべく、材料を基板に供給するタイミングが重要であるとの知見を得た。
本発明は、この知見を得てなされたものであり、量子ドットの形成に必要な複数の材料のうち、少なくとも1つの材料を半導体(例えば基板)に間欠的に供給することにより、半導体の高指数面であっても、その表面に均一性に優れたドーム状の量子ドットを低コストで形成することができる量子ドットの形成方法の提供を目的とする。
また本発明は、膜厚が、該膜に歪みが生じる臨界膜厚となるまでは、量子ドットの形成に必要な複数の材料を半導体に連続的に供給し、膜厚が臨界膜厚となった後は、複数の材料のうち、少なくとも1つの材料を半導体に間欠的に供給することにより、半導体の高指数面であっても、その表面に均一性に優れたドーム状の量子ドットを低コストかつ短時間で形成することができる量子ドットの形成方法の提供を目的とする。
更に本発明は、従来の方法では困難であった半導体の高指数面及び低指数面に、均一性が優れ、かつその形状がドーム状の量子ドットが形成された半導体素子の提供を目的とする。
第1発明に係る量子ドットの形成方法は、半導体の表面に、複数の材料を供給して膜を成長させて量子ドットを形成する量子ドットの形成方法において、前記複数の材料のうち、少なくとも1つの材料を間欠的に供給することを特徴とする。
第1発明にあっては、膜は、その膜厚が該膜に歪みが生じる臨界膜厚(Critical Thickness)になるまで2次元的に成長し、その膜厚が臨界膜厚となった場合、膜に歪力が生じ、その表面に量子ドットの核となるグレインが局所的に形成される。そして、複数の材料のうち、少なくとも1つの材料を間欠的に供給することによって、その材料が他の材料と結合してグレインが成長し、均一性が優れた量子ドットが形成される。
第2発明に係る量子ドットの形成方法は、第1発明において、前記膜の膜厚が該膜に歪が生じる臨界膜厚となるまでは、前記複数の材料を前記半導体の表面に連続的に供給し、前記膜の膜厚が前記臨界膜厚となった後は、前記複数の材料のうち、少なくとも1つの材料を間欠的に供給することを特徴とする。
第2発明にあっては、膜厚が臨界膜厚となるまでは、量子ドットの形成、すなわちグレインの形成に影響する虞がないため、量子ドットの形成に必要な複数の材料を連続的に供給して、量子ドットの形成に要する時間を短縮する。
第3発明に係る量子ドットの形成方法は、第1発明又は第2発明において、前記膜の格子定数は、前記半導体の格子定数より大きいことを特徴とする。
第3発明にあっては、格子定数が半導体の格子定数より大きい膜をエピタキシャル成長させることにより、エピタキシャル成長時に生じる歪力を利用して、半導体に量子ドットを自己形成する。
第4発明に係る量子ドットの形成方法は、第1発明乃至第3発明のいずれかにおいて、間欠的に供給する材料は、前記複数の材料のうちの表面拡散距離が最も長い材料であることを特徴とする。
第4発明にあっては、量子ドットの形成に必要な材料のうちの表面拡散距離が最も長い材料を間欠的に供給するという処理シーケンスが、量子ドットとなるグレインの均一な成長(促進)に有効であり、均一性が優れた量子ドットが形成される。
第5発明に係る量子ドットの形成方法は、第1発明乃至第4発明のいずれかにおいて、前記半導体の表面は、高指数面であることを特徴とする。
第5発明にあっては、量子ドットの形成に必要な複数の材料を半導体に連続的に供給する従来の方法では、均一性に優れた量子ドットを高指数面に形成できないが、複数の材料のうち、少なくとも1つの材料を間欠的に供給することにより、高指数面にも均一性に優れた量子ドットを形成でき、量子ドットを形成する下地の半導体の選択自由度が増大する。
第6発明に係る量子ドットの形成方法は、第5発明において、前記半導体はガリウム及び砒素からなる化合物半導体であり、前記高指数面は(311)A面であることを特徴とする。
第6発明にあっては、その表面における原子の配列方向に量子ドットが成長するために困難であったガリウム及び砒素からなる化合物半導体の(311)A面に、均一性が優れた量子ドットを形成することができる。つまり、一度の成長によって、ガリウム砒素の(100)面及び(311)A面の双方に、極めて簡単な方法で、かつ低コストで、均一性が優れた量子ドットを高密度で形成することが可能となる。この場合、Siをドープすることにより、(100)面はn型半導体層、(311)A面はp型半導体層になるため、1種類のドーパントを用いるだけで、n型及びp型の半導体層を同時に形成することができる。
第7発明に係る量子ドットの形成方法は、第6発明において、前記複数の材料は砒素及びインジウムであり、該インジウムを間欠的に供給することを特徴とする。
第7発明にあっては、量子ドットを形成する材料のうちの表面拡散距離が長い方の材料を間欠的に供給するという処理シーケンスが、量子ドットとなるグレインの成長(促進)に有効であり、砒素及びインジウムからなる量子ドットをガリウム及び砒素からなる化合物半導体の(311)A面に形成する場合、表面拡散距離が長いインジウムを間欠的に供給する。
第8発明に係る半導体素子は、高指数面及び低指数面を有する半導体と、前記高指数面及び前記低指数面に複数の材料を供給する際、前記複数の材料のうち、少なくとも1つの材料を間欠的に供給して膜を成長させて形成した量子ドットとを有することを特徴とする。
第8発明にあっては、半導体の高指数面及び低指数面に、複数の材料のうち、少なくとも1つの材料を間欠的に供給して膜を成長させて量子ドットが形成されていることにより、例えばPL特性の波長スペクトル幅が狭くなり、単色性に優れた発光素子を実現することができる。こうして形成した量子ドットを量子ドットレーザに適用した場合、その出力波長の帯域幅が狭くなり、光出力を向上することができる。
第9発明に係る半導体素子は、第8発明において、前記半導体はガリウム及び砒素からなる化合物半導体であり、前記高指数面は(311)A面であることを特徴とする。
第9発明にあっては、ガリウム砒素の(100)面及び(311)A面の双方に、均一性が優れた量子ドットが形成されていることにより、Siをドープすることにより、(100)面はn型半導体層、(311)A面はp型半導体層になるため、1種類のドーパントを用いるだけで、n型及びp型の半導体層を同時に形成することができる。
第10発明に係る半導体素子は、第9発明において、前記複数の材料は砒素及びインジウムであり、間欠的に供給される材料はインジウムであることを特徴とする。
第10発明にあっては、量子ドットを形成する材料のうちの表面拡散距離が長い方の材料を間欠的に供給するという処理シーケンスが、量子ドットとなるグレインの成長(促進)に有効であり、砒素及びインジウムからなる量子ドットをガリウム及び砒素からなる化合物半導体の(311)A面に形成する場合、表面拡散距離が長いインジウムを間欠的に供給することにより、均一性が優れた量子ドットが形成される。
本発明によれば、半導体の高指数面であっても、量子ドットの形成に必要な複数の材料のうち、少なくとも1つの材料を半導体に間欠的に供給することにより、間欠的に供給した材料が他の材料と結合することによってグレインを成長させ、均一性が優れた量子ドットを形成することができる。この結果、極めて簡単な方法で、かつ低コストで、種々の半導体に均一性に優れた量子ドットを高密度に形成することにより、量子ドットレーザ、単一電子トランジスタ等のデバイスを高性能化することができる。
特に、一度の成長によって、例えばガリウム砒素の(100)面及び(311)A面の双方に、極めて簡単な方法で、かつ低コストで、均一性が優れた量子ドットを高密度で形成するとともに、Siをドープすることにより、(100)面はn型半導体層、(311)A面はp型半導体層になるため、1種類のドーパントを用いるだけで、n型及びp型の半導体層を同時に形成した横型接合デバイスを実現することができる等、優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係る量子ドットの形成方法を示す説明図である。
まず、下地半導体であるGaAs基板10の温度を500℃とし、GaAs基板10の(311)A面10aに、MBE法によってAs分子線21を連続的に、かつIn分子線22を間欠的に照射(詳細は後述する)し、InAsのエピタキシャル膜11を成長させる。エピタキシャル膜11は、その膜厚Tが臨界膜厚Tcになるまで(T<Tc)、基板の格子定数と整合するように均一に2軸性結晶歪を受けた状態で2次元的に成長する(図1(a))。
臨界膜厚Tcは一般的に基板とエピタキシャル膜との格子定数によって決定され、例えば、GaAs基板とInAsのエピタキシャル膜との場合の臨界膜厚Tcは、InAs換算で略1.7モノレイヤ(原子層:略0.5nm)である。なお、各分子線の照射圧力は、4.63×10-6Torrとした。また、エピタキシャル膜を成長させる方法として、MBE法に限定されるものではなく、エピタキシャル成長法であれば有機金属気相成長法、液相成長法などであってもよい。
そして、さらにAs分子線21を連続的に、かつIn分子線22を間欠的に照射することにより、エピタキシャル膜11をさらに成長させ、その膜厚が臨界膜厚Tcとなった場合(T=Tc)、エピタキシャル膜11に歪力(応力)が生じ、その表面に量子ドットの核となるグレインが局所的に形成される。
これは、エピタキシャル膜11の膜厚が臨界膜厚Tcを越えた場合、エピタキシャル膜11の全面に歪みが発生するよりも、グレインを局所的に発生させることの方が結晶学的に安定する、すなわちエネルギー的に低い状態になるためと考えられる。
さらにAs分子線21を連続的に、かつIn分子線22を間欠的に照射することにより、グレインが成長し、グレインの高さが略10nmのInAsからなる量子ドット13が形成される(図1(b))。なお、量子ドット13の寸法は、As分子線21,In分子線22の供給量、すなわち分子線のフラックスと供給時間との積によって決定される。
図2は本発明の実施形態1に係るAs及びInを供給するタイミングを示すタイムチャートであり、同図(a)はInの供給タイミングを示し、同図(b)はAsの供給タイミングを示す。通常、MBE装置は、材料のターゲットへの照射を制御するシャッタが設けられており、このシャッタを開閉することにより、As及びInの基板への供給を制御する。
In用シャッタの開口時間は、t0 〜t1 ,t2 〜t3 ,…,t18〜t19であり、各開口時間の間、すなわち時間t1 〜t2 ,t3 〜t4 ,…,t17〜t18はシャッタを閉口する。このようにして、In分子の基板への照射と未照射とを繰り返す、すなわち、In分子を間欠的に基板へ照射する。一方、As用シャッタの開口時間は、t0 〜t19であり、As分子を連続的に基板へ照射する。
具体的なtの数値は、例えば、t2n=3.5n秒,t2n+1=3.5n+2.5秒(n=0,1,2,…,9)である。すなわち、2.5秒間、In分子を基板へ照射した後、1秒間、基板への照射を停止する処理シーケンスを10回繰り返す。一方、34秒間、As分子を基板へ連続して照射する。なお、InAsの成長速度は、0.099モノレイヤ/秒であり、In分子を2.5秒間、基板へ照射することにより、その膜厚が臨界膜厚となるまでは、0.25モノレイヤ相当のエピタキシャル膜が形成され、エピタキシャル膜の膜厚が臨界膜厚となった後は、グレインの成長に寄与することになる。
図3は量子ドットの形状の変化を示すAFM(Atomic Force Microscope)像である。
同図(a)は、InAs換算で1.5モノレイヤ相当のIn分子とAs分子とを照射したときの平面視であり、グレインの形成は見られず、エピタキシャル膜11が2次元的に成長していることがわかる。換言すれば、照射されたIn分子及びAs分子は、エピタキシャル膜11の成長に寄与するため、エピタキシャル膜11の膜厚Tは、略1.5モノレイヤ(略0.45nm)となる。
同図(b)は、InAs換算で1.7モノレイヤ相当、すなわち臨界膜厚Tc相当のIn分子とAs分子とを照射したときの平面視であり、エピタキシャル膜11の局所的な場所にグレインが形成されていることがわかる。
同図(c)は、InAs換算で2.0モノレイヤ相当のIn分子とAs分子とを照射したときの平面視であり、形成されたグレインが成長していることがわかる。以降、照射されたIn分子及びAs分子はグレインの成長に寄与し、グレインの高さが成長して量子ドット13となる。
このようにして形成した量子ドットの形状は、図4のAFM像に示すように、高さが10nmのドーム状であり、さらに注目すべきは、従来の方法で形成した量子ドット(図16参照)と比較して、量子ドットの均一性が向上されていることである。また、量子ドットの面密度は2.4×1010cm-2であり、従来の方法と比較して略10%の向上を図ることができる。
ドーム状の量子ドットを均一に形成することが可能となるため、例えば、量子ドットレーザに適用した場合、出力波長の帯域幅が狭くなり、光出力を向上することができる。なお、照射したIn分子及びAs分子は、InAs換算で2.5モノレイヤ相当であるが、照射するIn分子及びAs分子の供給量の制御すれば、量子ドットの高さ、またドーム状であるため、その直径を調整することが可能であることは言うまでもない。よって、量子ドットの寸法を制御することが可能となり、所望のPL特性を有する発光素子を実現することができる。
In分子を間欠的に照射する主旨は、GaAs基板10に供給したIn分子がAs分子と結合することによってグレインを成長させ、その成長に要する時間を隔てて、次の成長を支配するIn分子を間欠的に供給し、グレインをさらに成長させて均一性が優れた量子ドット13を形成することにある。従来の形成方法の問題点は、供給したIn分子がAs分子と結合することなく、次の成長を支配するIn分子が連続的に供給されるため、グレインの成長が不均一となってしまうことにある。
次に、GaAs基板10の基板温度に対する量子ドットの品質を評価した。図5は基板温度に対する量子ドットの形状を示すAFM像であり、同図(a)は基板温度が475℃、同図(b)は500℃、同図(c)は525℃の場合である。
図5に示すように、基板温度が低いほど、高密度の量子ドットが形成されることがわかる(面密度:図5(a)>図5(b)>図5(c))。これは、基板温度を低くした場合、照射された分子の表面拡散距離が低下するため、分子がGaAs基板に到達した領域にグレインを生成することになって、グレインがGaAs基板10の(311)A面に高密度で形成されるためと考えられる。従って、基板温度を制御することにより、量子ドットの面密度を調整することができる。
更に、定量的な評価を行うべく、基板温度と量子ドットの面密度及び高さとの関係を評価した。図6は量子ドットの面密度と基板温度との関係を示すグラフ、図7は量子ドットの高さと基板温度との関係を示すグラフであり、具体的数値を表1に示す。
Figure 2005294763
図6及び表1からは、上述したように、基板温度が低いほど、高密度の量子ドットが形成されることがわかり、一方、図7及び表1からは、基板温度が高いほど、量子ドットの高さが高くなることがわかる。これは、基板温度を高くすることにより、照射された分子の表面拡散距離の低下が阻害される、すなわち分子は、基板上を拡散し、すでに生成されたグレインに吸収されるため、グレインが低密度となる。従って、グレインの成長過程においては、照射された分子は低密度のグレインの成長に寄与するため、グレインの寸法が大きくなると考えられる。
つまり、量子ドットを形成する際の基板温度は、量子ドットの面密度及び高さに対して相補的な関係を有しており、所望する量子ドットの品質に対して制御することが求められる。例えば、より高密度な量子ドットを形成したい場合には、基板温度を低くすればよいし、一方、量子ドットの高さをより高くしたい場合には、基板温度を高くすればよい。従って、基板温度を制御することにより、量子ドットの寸法を制御することが可能となり、所望のPL特性を有する発光素子を実現することが可能となる。
なお、本発明は、基板に供給したIn分子がAs分子と結合することによってグレインを成長させ、その成長に要する時間中はIn分子の供給を停止するという処理シーケンスを繰り返し、均一性に優れた量子ドットを形成することにあるため、GaAs基板の(311)A面のみならず、(100)面に対しても有効である。
図8はGaAs基板の(100)面に形成した量子ドットの形状を示すAFM像であり、同図(a)は基板温度が475℃、同図(b)は500℃、同図(c)は525℃の場合である。
図5と同様に、(100)面に対しても、基板温度が低いほど、高密度の量子ドットが形成されることがわかる(面密度:図8(a)>図8(b)>図8(c))。また、図9の量子ドットの面密度と基板温度との関係を示すグラフ、図10の量子ドットの高さと基板温度との関係を示すグラフに示すように、(100)面に対しても、量子ドットを形成する際の基板温度は、量子ドットの面密度及び高さに対して相補的な関係を有しており、基板温度を制御して所望する量子ドットを形成することが可能である。なお、その具体的数値を表2に示す。
Figure 2005294763
つまり、一度の成長によって、GaAsの(100)面及び(311)A面の双方に、極めて簡単な方法で、かつ低コストで、均一性が優れた量子ドットを高密度で形成することが可能となる。従って、Siをドープすることにより、(100)面をn型半導体層、(311)A面をp型半導体層として、1種類のドーパントを用いるだけで、n型及びp型の半導体層を同時に形成した横型接合デバイスの特性を向上することができる。
なお、As及びInを供給するタイミングは、図2に示した数値に限定されるものではなく、例えば、Inを1.25秒間照射し、1秒間照射を停止する処理シーケンスを20回繰り返してもよい。この場合、1回の照射によってInAs換算で0.125モノレイヤ相当のエピタキシャル膜が順次積層され、エピタキシャル膜が臨界膜厚になった後は、グレインが成長して量子ドットとなる。
また、供給したInがAsと結合した後に、次の成長を支配するInを間欠的に供給することが好ましいため、Inを照射する時間は短いほうが好ましい。ただし、その場合、量子ドットを形成するのに要する時間が増加するという欠点がある。また、Inの照射を停止する時間を2秒及び3秒として、量子ドットを形成したが、その形状は図4のAFM像と同様の結果を得た。Inの照射を停止する時間は、In分子の表面拡散距離によって決定され、As分子と結合するまでの時間以上、具体的には1秒以上であればよいが、生産の効率性を考慮すれば、照射を停止する時間は短いことが好ましい。
次に、量子ドットを活性層に用いた量子ドットレーザについて説明する。図11は本発明に係る縦型接合型の量子ドットレーザの構造を示す模式的断面図である。
量子ドットレーザ40は、(311)A面41aを有するp型GaAs基板41に各種の半導体層を順次積層した構造を有する。p型GaAs基板41には、GaAsからなるp型バッファ層42、Al0.3 Ga0.7 Asからなるp型クラッド層43が、それぞれ300nmの厚さで積層されている。また、p型クラッド層43の上面には、超格子層34が積層されており、超格子層34は、図13に示すように、厚さ2nmのGaAs34aと厚さ2nmのAlAs34bとが1層毎に積層され、それぞれ10層が積層された構造を有する。
そして、超格子層34の上面には、厚さ300nmのGaAsからなるp型バッファ層45を介して、上述した方法によって形成された平面形状が略円形のInAsの量子ドットからなる活性層46が積層されている。また、活性層46の上面には、厚さ100nmのGaAsからなるキャップ層47が積層され、量子ドットが埋め込まれている。キャップ層47の上面には、厚さ300nmのAl0.3 Ga0.7 Asからなるn型クラッド層48、及び厚さ300nmのGaAsからなるn型コンタクト層49が積層されている。
p型GaAs基板41の裏面を所定厚さ除去した後に、その裏面に電極材料を蒸着によって形成するとともに、所定パターンにエッチングしてp側電極を形成し、同様に、n型コンタクト層49上に電極材料を蒸着によって形成するとともに、所定パターンにエッチングしてn側電極を形成する。活性層46に形成された量子ドットは、その平面形状が略円形であり、かつ均一性に優れているため、その出力波長の帯域幅が従来より狭くなり、光出力を向上することができる。
図12は本発明に係る横型接合型の量子ドットレーザの構造を示す模式的断面図である。
量子ドットレーザ30はGaAs基板31を基体とし、その中央に段差(傾斜面)31bを有している。GaAs基板の主面31aは(311)A面であり、傾斜面31bは(100)面である。なお、傾斜角度は略25°であり、このようなGaAs基板31は、(311)A面を有する基板を、リン酸系のエッチング液を用いたウェットエッチングを行うことにより、傾斜面を安定して形成することが可能である。
GaAs基板31aの上面には、GaAsからなるバッファ層32、Al0.3 Ga0.7 Asからなるクラッド層33が、それぞれ300nmの厚さで積層されている。また、クラッド層33の上面には、超格子層34が積層されており、超格子層34は、図13に示すように、厚さ2nmのGaAs34aと厚さ2nmのAlAs34bとが1層毎に積層され、それぞれ10層が積層された構造を有する。
そして、超格子層34の上面には、厚さ300nmのGaAsからなるバッファ層35を介して、上述した方法によって形成された平面形状が略円形のInAsの量子ドットからなる活性層36が積層されている。また、活性層36の上面には、厚さ100nmのGaAsからなるキャップ層37が積層され、量子ドットが埋め込まれている。なお、所定のキャリア濃度のSiをドープすることにより、主面である(311)A面側がp型領域に、傾斜面である(100)面側がn型領域になっている。
このようにして、p型領域とn型領域とが基板の横方向に接合された横型接合デバイスを実現することができる。このように、量子ドットの平面形状が略円形であることにより、その出力波長の帯域幅が狭くなり、光出力を向上することができる。なお、量子ドットレーザは一例であって、SET、LED、PL素子などのデバイスに適用されることは言うまでもない。
(実施形態2)
図14は本発明の実施形態2に係るAs及びInを供給するタイミングを示すタイムチャートであり、同図(a)はInの供給タイミングを示し、同図(b)はAsの供給タイミングを示す。
In用シャッタの開口時間は、t0 〜t1 ,t2 〜t3 ,…,t8 〜t9 であり、各開口時間の間、すなわち時間t1 〜t2 ,t3 〜t4 ,…,t7 〜t8 はシャッタを閉口する。このようにして、In分子の基板への照射と未照射とを繰り返す、すなわち、In分子を間欠的に基板へ照射する。一方、As用シャッタの開口時間は、t0 〜t9 であり、As分子を連続的に基板へ照射する。
具体的なtの数値は、例えば、t0 〜t1 =15.0秒、t2 〜t3 ,t4 〜t5 ,…,t8 〜t9 =2.5秒,t1 〜t2 ,t3 〜t4 ,…,t7 〜t8 =1.0秒である。すなわち、InAsの成長速度は、0.099モノレイヤ/秒であるため、エピタキシャル膜の膜厚が臨界膜厚(1.7モノレイヤ)となるまで、例えば膜厚が1.5モノレイヤになるまでは、In分子を連続的に基板へ照射する。その後、2.5秒間、In分子を基板へ照射した後、1秒間、基板への照射を停止する処理シーケンスを4回繰り返す。一方、29秒間、As分子を基板へ連続して照射する。
このように、エピタキシャル膜の膜厚が臨界膜厚となるまで、Inを連続的に照射する。量子ドットの自己形成は、エピタキシャル膜の膜厚が臨界膜厚に成長した後に生じ、下地に形成された歪場に沿って自己組織的に配列するため、臨界膜厚に成長するまでは従来のようにInを連続的に照射したとしても、量子ドットの形状に影響する虞がない。そこで、臨界膜厚に成長するまではInを連続的に照射して、量子ドットの形成に要する時間を短縮したのが実施形態2である。なお、エピタキシャル膜の膜厚が臨界膜厚となった後のIn分子の照射タイミングについては、実施形態1と同様であり、具体的なtの数値は図14に示したものに限定されるものではない。
なお、各実施形態では、GaAs基板、特に、その(311)A面にInAsの量子ドットを形成する場合(InAs/GaAs)について説明したが、その他の高指数面に対しても有効である。また、格子定数が異なり、S−Kモード成長が生じる組み合わせ、例えば、InGaAs/GaAs,InP/GaAs,GaSb/GaAs,GaAsSb/GaAs,InGaAs/InP,GaAsSb/InP,InP/InAlAs,GaAs/GaP,GaAsP/GaP,ZnTeSe/ZnSe,ZnSe/ZnS,GaN/AlN,InAlN/AlN,InAlN/GaN,SiGe/Siに対しても有効である。
また、量子ドットを形成する材料(本例ではIn)の表面拡散距離が長いほど、分子の供給を停止するという本発明の処理シーケンスが、量子ドットとなるグレインの成長(促進)に寄与するため有効である。例えば、III族原子では、原子番号の大きなものほど表面拡散距離が長い、つまり、In>Ga>Alの関係を有するため、Inは、略500℃という比較的低温で均一性に優れた量子ドットを形成することができる。
本発明の実施形態1に係る量子ドットの形成方法を示す説明図である。 本発明の実施形態1に係るAs及びInを供給するタイミングを示すタイムチャートである。 量子ドットの形状の変化を示すAFM像(写真)である。 量子ドットの形状を示すAFM像(写真)である。 基板温度に対する量子ドットの形状を示すAFM像(写真)である。 量子ドットの面密度と基板温度との関係を示すグラフである。 量子ドットの高さと基板温度との関係を示すグラフである。 GaAs基板の(100)面に形成した量子ドットの形状を示すAFM像(写真)である。 GaAs基板の(100)面に形成した量子ドットの面密度と基板温度との関係を示すグラフである。 GaAs基板の(100)面に形成した量子ドットの高さと基板温度との関係を示すグラフである。 本発明に係る縦型接合型の量子ドットレーザの構造を示す模式的断面図である。 本発明に係る横型接合型の量子ドットレーザの構造を示す模式的断面図である。 超格子層の構造を示す模式的断面図である。 本発明の実施形態2に係るAs及びInを供給するタイミングを示すタイムチャートである。 GaAs基板に形成した従来の量子ドットの形状を示すAFM像(写真)である。 従来の量子ドットの形状を示すAFM像(写真)である。
符号の説明
10 GaAs基板
10a (311)A面
11 エピタキシャル膜
13 量子ドット
21 As分子線
22 In分子線
30 量子ドットレーザ(横型接合型)
31 GaAs基板
31a 主面((311)A面)
31b 傾斜面((100)面)
32 バッファ層
33 クラッド層
34 超格子層
35 バッファ層
36 活性層
37 キャップ層
40 量子ドットレーザ(縦型接合型)
41 p型GaAs基板
41a (311)A面
42 p型バッファ層
43 p型クラッド層
45 p型バッファ層
46 活性層
47 キャップ層
48 n型クラッド層
49 n型コンタクト層

Claims (10)

  1. 半導体の表面に、複数の材料を供給して膜を成長させて量子ドットを形成する量子ドットの形成方法において、
    前記複数の材料のうち、少なくとも1つの材料を間欠的に供給すること
    を特徴とする量子ドットの形成方法。
  2. 前記膜の膜厚が該膜に歪が生じる臨界膜厚となるまでは、前記複数の材料を前記半導体の表面に連続的に供給し、
    前記膜の膜厚が前記臨界膜厚となった後は、前記複数の材料のうち、少なくとも1つの材料を間欠的に供給すること
    を特徴とする請求項1に記載の量子ドットの形成方法。
  3. 前記膜の格子定数は、前記半導体の格子定数より大きいこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の量子ドットの形成方法。
  4. 間欠的に供給する材料は、前記複数の材料のうちの表面拡散距離が最も長い材料であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の量子ドットの形成方法。
  5. 前記半導体の表面は、高指数面であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の量子ドットの形成方法。
  6. 前記半導体はガリウム及び砒素からなる化合物半導体であり、前記高指数面は(311)A面であること
    を特徴とする請求項5に記載の量子ドットの形成方法。
  7. 前記複数の材料は砒素及びインジウムであり、該インジウムを間欠的に供給すること
    を特徴とする請求項6に記載の量子ドットの形成方法。
  8. 高指数面及び低指数面を有する半導体と、
    前記高指数面及び前記低指数面に複数の材料を供給する際、前記複数の材料のうち、少なくとも1つの材料を間欠的に供給して膜を成長させて形成した量子ドットと
    を有することを特徴とする半導体素子。
  9. 前記半導体はガリウム及び砒素からなる化合物半導体であり、前記高指数面は(311)A面であること
    を特徴とする請求項8に記載の半導体素子。
  10. 前記複数の材料は砒素及びインジウムであり、間欠的に供給される材料はインジウムであること
    を特徴とする請求項9に記載の半導体素子。
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JP2009231601A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Pioneer Electronic Corp 量子ドットの形成方法
JP2018113324A (ja) * 2017-01-11 2018-07-19 国立大学法人 和歌山大学 光デバイス及び光デバイスの製造方法

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