JP2005294210A - コネクタとプリント基板との組付け構造および組付け方法 - Google Patents

コネクタとプリント基板との組付け構造および組付け方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005294210A
JP2005294210A JP2004111303A JP2004111303A JP2005294210A JP 2005294210 A JP2005294210 A JP 2005294210A JP 2004111303 A JP2004111303 A JP 2004111303A JP 2004111303 A JP2004111303 A JP 2004111303A JP 2005294210 A JP2005294210 A JP 2005294210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
press
terminal
printed circuit
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004111303A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Murakami
弘志 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2004111303A priority Critical patent/JP2005294210A/ja
Publication of JP2005294210A publication Critical patent/JP2005294210A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

【課題】 コネクタ部とプリント基板との間の間隔を少なくして小型化を図ることができるコネクタとプリント基板との組付け構造および組付け方法を提供する。
【解決手段】 コネクタハウジング12の底壁12aから突出する各プレスフィット端子13の基板接続部13bを所要の整列位置に位置決め保持する位置決め孔14aを備えた端子整列部材14を各基板接続部13bの先端付近に装着した後、プリント基板21とコネクタハウジング13とを対向させてスルーホール22に基板接続部13bの先端を位置合わせする。次いでプリント基板21とコネクタ部11とを近接させる方向に押圧することにより、圧接部13cをスルーホール22内に圧入すると同時に端子整列部材14をコネクタハウジング12側に押圧移動させてプリント基板21との間に挟持する。
【選択図】 図1

Description

本発明はコネクタとプリント基板との組付け構造および組付け方法に関し、詳しくはコネクタ部とプリント基板との間の組付け寸法の小型化を図るものである。
従来、特許文献1に記載されているようにプレスフィット端子を用いることで、半田付け等の面倒な作業を要することなくコネクタと基板との電気的な接続を可能にする方法が広く採用されている。
このようなプレスフィット端子を、例えば図6(B)に示すように、ケース1に一体成形されたコネクタ部2とケース1に重ね合わせるようにして取り付けられるプリント基板3との間の接続部材として用いることで、組立て工数の削減を図ることが可能となる。
ケース1に設けられたコネクタ部2は、箱型のコネクタハウジング4と、一端に端子接続部5aを有すると共に他端に基板接続部5bを備えた複数の直線状のプレスフィット端子5とからなっている。このプレスフィット端子5は、端子接続部5aをコネクタハウジング4内に所要間隔で配置すると共に基板接続部5bをコネクタハウジング4の底壁4aを貫通して外部に突出させるようにしてコネクタハウジング4にモールド固定している。
このように構成されたコネクタ部2のプレスフィット端子5をプリント基板3のスルーホール3aに圧入して電気的接続を図るには、図5(A)(B)に示すように、先ず接続すべきケース1のコネクタ部2とプリント基板3を対向させ、更にプリント基板3の上面にはプレスフィット端子5の基板接続部5bを受け入れる貫通孔6aを備えた押圧金型6を対向させておく。次いで、プレスフィット端子5をスルーホール3aの所要間隔に整合させるために櫛刃状のアライメント治具7を、プレスフィット端子5の圧接部5cの基部側に設けた鍔部5dとコネクタハウジング4の底壁4aとの間に横方向から挿入配置する。
次いで、図6(A)に示すように、押圧金型6をプレス機によりコネクタ部2側に相対的に移動させることでアライメント治具7にガイドされた基板接続部5bの先端をプリント基板3のスルーホール3a内に挿入し、更に押圧することで圧接部5cを圧入する。しかる後、図6(B)に示すように、アライメント治具7および押圧金型6を退避させることによりコネクタ部2とプリント基板3との接続を完了するようにしている。
特開平2−82480号公報
上記のようにアライメント治具7を用いることにより、プレスフィット端子5を所要間隔に整列保持できるため、プレスフィット端子5を一括してスルーホール3a内に圧入することが可能となり、効率的なプリント基板3との接続を実現することができる。しかしながら、プレスフィット端子5の圧入時にアライメント治具7を介在するため、コネクタハウジング4の底壁4aとプリント基板3との間隔を所定幅以下に抑えることができず、よって、コネクタ部2とプリント基板3とを組み込んだユニット全体が大型化する要因となっている。また、アライメント治具7はプレスフィット端子5に対し外方から進退動作させるものであり櫛刃状となっているので、プレスフィット端子5に対しアライメント治具7の進退動作に直交する方向の矯正しかできない。このため、前後左右両方向の矯正を行おうとすれば、二つのアライメント治具7によって直交する2方向から規制しなければならず、これによりコネクタハウジング4の底壁4aとプリント基板3との間隔がより一層大きくなるという問題がある。
本発明は上記した問題に鑑みてなされたもので、コネクタ部とプリント基板との間の間隔を少なくして小型化を図ることができるコネクタとプリント基板との組付け構造および組付け方法を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明は、一端方に相手側端子との端子接続部を備えると共に他端方に圧接部を有する基板接続部を備えた直線状のプレスフィット端子をその中間部分でコネクタハウジングに複数整列固定してなるコネクタ部と、上記プレスフィット端子の圧接部を受け入れるスルーホールを備えたプリント基板とを上記プレスフィット端子の軸線方向に対向させて組み付けてなるコネクタとプリント基板との組付け構造において、
上記コネクタハウジングの底壁から突出する各プレスフィット端子の基板接続部を所要の整列位置に位置決め保持する位置決め孔を備えた端子整列部材を各基板接続部に装着し、上記端子整列部材を装着した状態で各基板接続部の圧接部を上記プリント基板のスルーホールに圧入して、上記端子整列部材をコネクタハウジングとプリント基板との間に挟持してなることを特徴とするコネクタとプリント基板との組付け構造を提供している。
上記構成によれば、コネクタハウジングから突出するプレスフィット端子の基板接続部に対し位置決め孔を有する端子整列部材が予め装着されるため、各プレスフィット端子を前後左右いずれの方向にも所要位置に規制することができる。この端子整列部材は、基板接続部の先端付近に装着されるため、各基板接続部の位置決め精度を向上することができる。また、端子整列部材は、位置決め孔により基板接続部を位置決めするものであるため、一枚の端子整列部材のみで基板接続部の前後左右の位置決めをすることができる。更に、この端子整列部材は基板接続部の先端付近に装着された後、最終的には圧接部の基部側へ押圧されてコネクタハウジングとプリント基板との間に挟持されるものであるため、プレスフィット端子には圧接部の基部を支えるための鍔部を要しないと共に、アライメント治具の挿入スペースも不要となるため、プレスフィット端子の圧入後におけるコネクタハウジングとプリント基板との間の隙間を少なくすることができる。
また、上記基板整列部材にはプリント基板側へ向けて突出する少なくとも2本の位置決め突起を突設する一方、上記プリント基板には上記位置決め突起を受け入れる基準孔を形成し、上記位置決め突起は基板整列部材を上記基板接続部に装着した状態で該基板接続部の先端よりも突出する長さ寸法に設定している。
このようにすれば、基板整列部材により位置決めされた各プレスフィット端子の基板接続部の先端がスルーホール内に挿入されるに先立って基板整列部材の突起がプリント基板の基準孔に挿入されるため、スルーホールに対する基板接続部先端の位置決めをより一層確実なものとすることができる。また、プレスフィット端子の圧接後においては、位置決め突起を介してプリント基板に固定された基板整列部材がプレスフィット端子の圧接部の基部を保持した状態となるため、コネクタ部に対する他のコネクタの嵌合時や、外部の振動の影響を基板整列部材によって吸収することができる。よって、プレスフィット端子の圧接部に無理な応力が作用するのを防止できるので、長期にわたって安定した電気接続状態を維持することができる。
また、上記コネクタハウジングの底壁の外面には、上記端子整列部材を受け入れ可能な凹部を形成するのが好ましい。このように構成すれば、プレスフィット端子のプリント基板に対する圧入後における基板整列部材をコネクタハウジングに形成した凹部内に嵌合することができるので、コネクタハウジングとプリント基板との間の無用な隙間をなくすことができ、このコネクタとプリント基板との組付け構造を用いたユニット等の製品の高さ寸法自体を小さく設定して小型化に貢献することができる。
他の発明では、上記コネクタハウジングの底壁から突出する各プレスフィット端子の基板接続部を所要の整列位置に位置決め保持する位置決め孔を備えた端子整列部材を各基板接続部の先端付近に装着した後、上記プリント基板とコネクタハウジングとを対向させて上記スルーホールに上記基板接続部の先端を位置合わせし、次いで上記プリント基板とコネクタ部とをプレスフィット端子の軸線方向に沿って近接させることにより上記圧接部をスルーホール内に圧入すると同時に上記端子整列部材をコネクタハウジング側に押圧移動させてプリント基板との間に挟持してなることを特徴とするコネクタとプリント基板との組付け方法を提供している。
このようにすれば、基板整列部材をプレスフィット端子の位置決め用部材として用いた後、スルーホールへの圧接部の圧入作業と同時に基板整列部材をコネクタハウジングとプリント基板との間に挟持する方向に移動させることができるため、基板整列部材を取り外す必要がなく、従来の方法に比しその作業性を向上することができる。
また、上記基板整列部材にはプリント基板側へ向けて突出する少なくとも2本の位置決め突起を突設する一方、上記プリント基板には上記位置決め突起を受け入れる基準孔を形成し、該基準孔に上記位置決め突起を挿入した後に上記プレスフィット端子の基板接続部の先端を上記プリント基板のスルーホールへ挿入するようにしている。
このようにすることで、スルーホールへのプレスフィット端子の挿入に先立って基板整列部材の位置決め突起がプリント基板の基準孔に挿入されるので、基板整列部材により整列規制された各プレスフィット端子端子の基板接続部全体を正確に個々のスルーホールに対応させることができる。
また、上記コネクタハウジングの底壁の外面には、上記端子整列部材を受け入れ可能な凹部を備え、上記スルーホールへの圧接部の圧入操作時に上記端子整列部材を上記凹部内に押し込むようにしている。
これにより、基板整列部材をコネクタハウジングの凹部内に嵌合して収容することができるため、基板整列部材の存在によってコネクタハウジングとプリント基板との間に余分な隙間ができるのを防止できる。
以上の説明より明らかなように、本発明のコネクタとプリント基板との組付け構造および組付け方法によれば、外部からプレスフィット端子の圧接部の基部へ進退可能に配置されるアライメント治具を要しないため、その配置スペースが不要となり、コネクタ部とプリント基板との組付け後におけるコネクタハウジングとプリント基板との間の間隔を小さくすることができる。また、組付け時の作業性を向上することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明のコネクタとプリント基板との組付け構造の実施形態を示し、例えば自動車に搭載される各種の電子制御ユニットのように、ワイヤハーネスのコネクタが接続されるコネクタ部11を一体的に備えた合成樹脂製のケース10と、多数の電子部品等の実装部品Pが装着されたプリント基板21とを含むユニットの組付け構造に適用している。コネクタ部11は、ケース10の所要部位に1箇所または複数箇所配置された一端が開口する箱型のコネクタハウジング12と、このコネクタハウジング12の底壁12aを貫通して内外両方向に突出する直線状のプレスフィット端子13と、別体で成形されてプレスフィット端子13の配列状態を矯正する端子整列部材14とからなっている。
プレスフィット端子13は、図1(B)(C)に示すように、ピン状の金属製部材から構成され、コネクタハウジング12内に突出する一端を相手側コネクタ(図示せず)に対する端子接続部13aとすると共に、底壁12aから垂直に外方へ突出する他端方をプリント基板21に対する基板接続部13bとしている。基板接続部13bの途中位置にはプリント基板21において導電路に設けられたスルーホール22に接続される圧接部13cを設けている。圧接部13cは、スルーホール22の内径より若干大きめの幅寸法に設定されると共に、本実施形態においては断面N型をなし、スルーホール22に圧接されたときに中心方向へ弾性変形してスルーホール22の内周に対し所要の接触圧で接触可能な構造となっている。また基板接続部13bの先端部はスルーホール22への案内部13dとしてスルーホール22の内径より小さい幅寸法となるようにテーパー状に細くなる形状としている。
また、プレスフィット端子13はコネクタハウジング12の底壁12aの所要位置に固定するため、本実施形態では中央部分に係合突部13eを外方へ突設し、コネクタハウジング12の成形時にモールド成形することで、プレスフィット端子13をケース10に一体化するようにしている。
端子整列部材14は合成樹脂製の板状部材からなり、図2(A)(B)に示すように、コネクタハウジング12に固定されたプレスフィット端子13の正規の配列状態に合致する間隔にて複数の位置決め孔14aを形成している。この位置決め孔14aはプレスフィット端子13における端子接続部13aの断面形状に対応しており、案内部13dより広く、圧接部13cより若干狭い寸法設定とされ、端子整列部材14を各端子接続部13aの先端から装着したとき、端子整列部材14が圧接部13cの手前位置の先端付近まで自然に挿入される寸法設定としている。また、端子整列部材14の長さ方向両端部には平板面に対し垂直方向、即ち組立て時のプリント基板21側に向けて突出する2本の位置決め突起14bを一体突設している。この位置決め突起14bはピン状をなし、先端部には先細り状の導入部14cを形成している。一方、プリント基板21には端子整列部材14を挿入すべき複数のスルーホール22が配置された領域付近において、端子整列部材14の位置決め突起14bを受け入れて端子整列部材14を所要位置に位置決めするための基準孔23を形成している。即ち、端子整列部材14が基準孔23に挿入された状態において、端子整列部材14の位置決め孔14aとスルーホール22との配置状態が完全に合致した状態となるようにしている。
また、ケース10においてコネクタハウジング12の底壁12aには、端子整列部材14の大きさに対応する凹部15を凹設し、端子整列部材14が押圧されて下降したとき、端子整列部材14を凹部15内に受け入れ可能としている。この凹部15は、深さ寸法を端子整列部材14の厚みと合致させることで端子整列部材14を収容したとき端子整列部材14の外面とコネクタハウジング12の底壁12aとが面一となるようにしている。
次に、本発明のコネクタとプリント基板との組付け方法について説明する。
先ず、図3(A)に示すように、ケース10におけるコネクタハウジング12の底壁12aから上方へ突出する複数のプレスフィット端子13の基板接続部13bに対し、端子整列部材14の各位置決め孔14aを対応させて端子整列部材14を挿入する。このとき、端子整列部材14の位置決め突起14bが上方へ突出した状態とする。端子整列部材14は基板接続部13b先端の圧接部13c付近まで挿入され、これにより基板接続部13bは位置決め孔14aによって真っ直ぐ軸線方向に沿った正規の配列状態に矯正される。
次に、端子整列部材14が装着されたケース10をプレス機(図示せず)の所要位置にセットすると共に、プレスフィット端子13の基板接続部13bの配列にスルーホール22を対応させるようにしてプリント基板21をプレスフィット端子13の軸方向対向位置にセットする。更に、プリント基板21の上方には、スルーホール22の配列に対応する逃し孔31aを備えた押圧型31を配置する。次いで、プレス機を作動させてプリント基板21とケース10とを相対的に近接移動させると、図3(B)に示すように、先ず、端子整列部材14の位置決め突起14bの先端が基準孔23に挿入され、これにより端子整列部材14を介してプリント基板21のスルーホール22と基板接続部13bとが正規の配列状態に合致した状態となる。
続いて、プリント基板21とケース10とを更に近接させると、端子整列部材14に規制された各基板接続部13bは先端の案内部13dから順次スルーホール22内に挿入される。そして、端子整列部材14がプリント基板21の下面に当接した時点で、端子整列部材14は下方に押圧されるので、基板接続部13bのスルーホール22内への挿入が進むのに伴って端子整列部材14は圧接部13cを超えて相対的に下方へ移動する。なお、端子整列部材14は合成樹脂製からなるので、各位置決め孔14aが圧接部13cにより押し広げられながら移動することになる。端子整列部材14の下方移動に伴って各基板接続部13bは更にスルーホール22内へ挿入され、案内部13dに続いて圧接部13cが所要深さ位置まで挿入されると、圧接部13cはスルーホール22の内周面に押圧されて中心方向へ弾性変形し、これにより各プレスフィット端子13とスルーホール22とが所要の接圧により電気的に接続された状態となる。一方、基板接続部13bの配列矯正作用を終えた端子整列部材14は更に下方へ移動し、ついには底壁12aに設けた凹部15内に収容された状態となる。
上記のように、端子整列部材14は基板接続部13bの配列状態を正規の状態に矯正するものであって従来のようにプレス機による押圧時にプレスフィット端子の鍔部を支持するものではないので、端子整列部材14の板圧は必要最小限とすることができる。このため基板接続部13bによる矯正完了後はコネクタハウジング12とプリント基板21との間に介在させておいても高さ方向のサイズが従来と比べて大きくなることはない。特にケース10の底壁12aに設けた凹部15に端子整列部材14を嵌合収容するようにしたものでは、端子整列部材14の介在による高さ方向のサイズに全く影響を与えることがない。また、端子整列部材14は位置決め孔14aによって基板接続部13bを全周方向から位置矯正するものであるため、従来の外部側方から挿入するアライメント治具に比し位置矯正の精度を向上させることができる。更に、端子整列部材14の介在によりプレスフィット端子13はプリント基板21の裏面側で隙間無く保持された状態となるので、製品全体に加わる振動等の影響をプレスフィット端子13に及ぼしにくくなり、プレスフィット端子13のスルーホール22に対する接続信頼性を向上することができる。
なお、上記実施形態では、コネクタハウジング12の底壁12aの外面に端子整列部材14を受け入れ可能な凹部15を形成した例を示したが、凹部15を設けずコネクタハウジング12とプリント基板21との間に端子整列部材14を挟持したものであってもよい。また、プレスフィット端子13として圧接部13cの断面をN型とした例を示したが、圧接部13cの形状については特に限定せず、プレスフィット端子として一般的に採用されている針孔形状等種々の形状に対応可能である。更に、上記実施形態ではコネクタハウジング12に対するプレスフィット端子13の固定をモールド成形により実施した例を示したが、圧入等の他の手段により固定するものであってもよい。また、端子整列部材14の位置決め突起14bは3本以上とする設定でもよい。
本発明のコネクタとプリント基板との組付け構造を示し、(A)は縦断面図、(B)はX−X断面図、(C)はプレスフィット端子のY−Y断面図である。 (A)は端子整列部材の斜視図、(B)は(A)の長さ方向の断面図である。 (A)(B)はコネクタとプリント基板との組付け方法における押圧工程を示す断面図である。 プレス機による押圧完了後の状態を示す断面である。 (A)(B)は従来のコネクタとプリント基板との組付け方法を示す斜視図である。 (A)(B)従来のアライメント治具を用いた組付け方法の押圧工程を示す断面図である。
符号の説明
12 コネクタハウジング
12a 底壁
13 プレスフィット端子
13a 端子接続部
13b 基板接続部
13c 圧接部
14 端子整列部材
14a 位置決め孔
14b 位置決め突起
15 凹部
21 プリント基板
22 スルーホール
23 基準孔

Claims (6)

  1. 一端方に相手側端子との端子接続部を備えると共に他端方に圧接部を有する基板接続部を備えた直線状のプレスフィット端子をその中間部分でコネクタハウジングに複数整列固定してなるコネクタ部と、上記プレスフィット端子の圧接部を受け入れるスルーホールを備えたプリント基板とを上記プレスフィット端子の軸線方向に対向させて組み付けてなるコネクタとプリント基板との組付け構造において、
    上記コネクタハウジングの底壁から突出する各プレスフィット端子の基板接続部を所要の整列位置に位置決め保持する位置決め孔を備えた端子整列部材を各基板接続部先端付近に装着し、上記端子整列部材を装着した状態で各基板接続部の圧接部を上記プリント基板のスルーホールに圧入して、上記端子整列部材をコネクタハウジングとプリント基板との間に挟持してなることを特徴とするコネクタとプリント基板との組付け構造。
  2. 上記基板整列部材にはプリント基板側へ向けて突出する少なくとも2本の位置決め突起を突設する一方、上記プリント基板には上記位置決め突起を受け入れる基準孔を形成し、上記位置決め突起は基板整列部材を上記基板接続部に装着した状態で該基板接続部の先端よりも突出する長さ寸法に設定している請求項1に記載のコネクタとプリント基板との組付け構造。
  3. 上記コネクタハウジングの底壁の外面には、上記端子整列部材を受け入れ可能な凹部を形成している請求項1または請求項2のいずれかに記載のコネクタとプリント基板との組付け構造。
  4. 一端方に相手側端子との端子接続部を備えると共に他端方に圧接部を有する基板接続部を備えた直線状のプレスフィット端子をその中間部分でコネクタハウジングに複数整列固定してなるコネクタ部と、上記プレスフィット端子の圧接部を受け入れるスルーホールを備えたプリント基板とを上記プレスフィット端子の軸線方向に対向させて組み付けてなるコネクタとプリント基板との組付け方法であって、
    上記コネクタハウジングの底壁から突出する各プレスフィット端子の基板接続部を所要の整列位置に位置決め保持する位置決め孔を備えた端子整列部材を各基板接続部の先端付近に装着した後、上記プリント基板とコネクタハウジングとを対向させて上記スルーホールに上記基板接続部の先端を位置合わせし、次いで上記プリント基板とコネクタ部とをプレスフィット端子の軸線方向に沿って近接させることにより上記圧接部をスルーホール内に圧入すると同時に上記端子整列部材をコネクタハウジング側に押圧移動させてプリント基板との間に挟持してなることを特徴とするコネクタとプリント基板との組付け方法。
  5. 上記基板整列部材にはプリント基板側へ向けて突出する少なくとも2本の位置決め突起を突設する一方、上記プリント基板には上記位置決め突起を受け入れる基準孔を形成し、該基準孔に上記位置決め突起を挿入した後に上記プレスフィット端子の基板接続部の先端を上記プリント基板のスルーホールへ挿入するようにしている請求項4に記載のコネクタとプリント基板との組付け方法。
  6. 上記コネクタハウジングの底壁の外面には、上記端子整列部材を受け入れ可能な凹部を備え、上記スルーホールへの圧接部の圧入操作時に上記端子整列部材を上記凹部内に押し込むようにしている請求項4または請求項5のいずれかに記載のコネクタとプリント基板との組付け方法。
JP2004111303A 2004-04-05 2004-04-05 コネクタとプリント基板との組付け構造および組付け方法 Withdrawn JP2005294210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004111303A JP2005294210A (ja) 2004-04-05 2004-04-05 コネクタとプリント基板との組付け構造および組付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004111303A JP2005294210A (ja) 2004-04-05 2004-04-05 コネクタとプリント基板との組付け構造および組付け方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005294210A true JP2005294210A (ja) 2005-10-20

Family

ID=35326878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004111303A Withdrawn JP2005294210A (ja) 2004-04-05 2004-04-05 コネクタとプリント基板との組付け構造および組付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005294210A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012151063A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ及び端子整列部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012151063A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ及び端子整列部材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108075268B (zh) 电路基板用电连接器及其制造方法
US20080299796A1 (en) Electrical connector
JP2023076911A (ja) 端子および連鎖端子
US11424569B2 (en) Board connector
KR102538789B1 (ko) 다접점 커넥터
US11233346B2 (en) Board-to-board connector
KR20060016726A (ko) 커넥터
US20090156048A1 (en) Electrical Connector And Contact Insertion Guide
JP5298249B1 (ja) 基板間コネクタのソケット及び基板間コネクタ
US20220328991A1 (en) Board mount connector and connector-mounted board
JP4984823B2 (ja) シールド板およびシールド板が取り付けられる基板実装型コネクタ
JP4240401B2 (ja) コネクタ
JPH09320706A (ja) プリント基板用コネクタ
US20070281543A1 (en) Multipole Pin Strip
JP2000195615A (ja) 誤差吸収コネクタ
JP2004192976A (ja) 端子の圧入用冶具及びその圧入装置
US20090156044A1 (en) Electrical Connector and Contact Insertion Guide
JP2005302614A (ja) コネクタとプリント基板との組付け構造および組付け方法
JP5203099B2 (ja) 垂直型smtコネクタ
JP2005294210A (ja) コネクタとプリント基板との組付け構造および組付け方法
US11183784B2 (en) Interposer and method for manufacturing interposer
JP2021114397A (ja) コネクタ
JP2006313690A (ja) オンボードコネクタ
JPH0831510A (ja) コネクタ構造
US20030032329A1 (en) Connector for printed circuit board

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605