JP2005294186A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加熱コイル8に高周波電流を供給するインバータ3と、インバータ3に駆動信号を与えるインバータ駆動回路5と、加熱コイル8の電流を回生させる還流ダイオード9と、負荷電流を検知する負荷電流検知回路11と、設定電力指示回路7と、入力電力を演算し出力する入力電力検知回路2と、入力電力検知回路2の出力に基づきインバータを制御し且つ負荷電流検知回路11の出力に上限値を設けてインバータ駆動回路5に信号を与える制御回路6と、インバータ駆動回路5の駆動信号オン時間を計測するオン時間計測回路6cを備え、制御回路6で与えられる負荷電流検知回路11の出力上限値を、オン時間計測回路6cで計測されるオン時間と設定電力指示回路7の出力により変化させる制御アルゴリズムを備える。
【選択図】図1
Description
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、還流ダイオードの過昇防止ができる誘導加熱調理器を得ることを目的とする。
前記制御回路は、前記インバータ駆動回路の前記駆動信号のオン時間を計測するオン時間計測回路を備え、前記設定電力に基づいて、前記オン時間計測回路で計測された前記駆動信号のオン時間が、一定時間以下は変化し、前記一定時間を超えたときに一定となるように負荷電流上限値を設定し、前記オン時間計測回路で計測された前記駆動信号オン時間が前記一定時間よりも短く、かつ、前記負荷電流検知回路で検知された負荷電流が、前記負荷電流上限値よりも大きいときに、前記駆動信号オン時間を短くして前記検知された負荷電流が前記負荷電流上限値となるようにしたものである。
図1はこの発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の回路図、図2はこの発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の動作フロー図、図3はこの発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の動作波形図、図4はこの発明の実施の形態1における駆動信号オン時間と負荷電流上限値との関係図である。
しかし、トッププレートに載置された鍋の材質が非磁性SUS304等で低インピーダンス特性を有する場合には、過大な負荷電流が流れるため図2bに示すように還流ダイオード9の電流91bも過大となるので、インバータ駆動回路4の駆動信号41bのオン時間をTonbと短くすることで実際の入力電力が設定電力と一致するように制御される(図3のS3〜S4)。
次に、図4に示すように負荷電流上限値がオン時間で変化する領域と変化しない領域の境界時間t0と駆動信号オン時間Tonを比較する(S8)。Tonがt0より大きい場合にはそのままTonで動作を持続し(S11)、Tonがt0以下の場合には、負荷電流検知回路11で検知される負荷電流が制御回路6で与えられる負荷電流上限値を越えるかどうか比較し(S9)、負荷電流が負荷電流上限値に達しない時はそのままTonで動作持続し(S11)、負荷電流が負荷電流上限値を超える時にはオン時間をTon’(<Ton)と短くして(S10)、負荷電流を負荷電流上限値に一致させる。そして、このオン時間Ton’で動作を持続する(S12)。
実施の形態1では、設定電力に基づいて、駆動信号オン時間の経過とともに、一定時間以内は増加し、一定時間を超えたときに一定となるように負荷電流上限値を設定したが、本実施の形態は、設定電力及びオン時間Ton値毎で変化させる負荷電流上限値を、設定電力及びオン時間Tonをパラメータとしたテーブルで与えて動作させるものである。
図5はこの発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の制御回路6の負荷電流上限値設定部6b記憶された負荷電流上限値テーブル、図6はこの発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の動作フロー図である。
構成は実施の形態1の図1において、制御回路6の負荷電流上限値設定部6bに負荷電流上限値テーブルが記憶されている。他の構成は同じなので説明を省略する。
図5は設定電力とオン時間で決定される負荷電流上限を定めた負荷電流上限テーブルであり、I1は実施の形態1の図4のIcに相当し、負荷電流上限値の負荷電流上限値一定領域の負荷電流上限値(下降を不要とする値を意味する)を示す。I2からI5は図4の負荷電流上限値可変領域の負荷電流上限値を示し、I1>I2>I3>I4>I5である。
図5において、例えば、設定電力が2.2kWの時、オン時間計測回路6cによるオン時間Tonが18μsecであった場合、負荷電流上限値はI3であり、また、設定電力が例えば3.0kWの時、オン時間Tonが11μsecであった場合、負荷電流上限値はI5である。
また、実施の形態1の図4の境界時間t0は、例えば、設定電力が1.3kWならばt0=15μsec、設定電力が2.2kWであればto=25μsecである。
ステップS16で計測された駆動信号オン時間TonとステップS11で設定された設定電力から図5に示した負荷電流上限テーブルにより負荷電流上限値を求め、ステップS17で検知された負荷電流が負荷電流上限テーブルから求めた負荷電流上限値に達しない時はそのままTonで動作持続し(S20)、負荷電流が負荷電流上限値を超える時にはオン時間をTon’(<Ton)に変化させ(S19)、負荷電流を負荷電流上限値に一致させる。そして、このオン時間Ton’で動作を持続する(S21)。
例えば、設定電力が2.2kWで、オン時間Ton=18μsecのときは、図5に示した負荷電流上限テーブルから負荷電流上限値はI3であり、ある鍋で、設定電力が2.2kW、オン時間Ton=18μsecと制御された時の実際の負荷電流がI3を超えてしまった場合は、オン時間Tonを18μsecより小さくして(Ton’として)実際の負荷電流がI3となるように制御する。
なお、この発明の誘導加熱調理器の他に、動信号オン時間によりIHクッキングヒーターの鍋材質判別等にも適用できる。
Claims (2)
- 加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ、このインバータに駆動信号を与えるインバータ駆動回路、前記加熱コイルの電流を回生させる還流ダイオード、前記加熱コイルに流れる負荷電流を検知する負荷電流検知回路、設定電力を指示する設定電力指示回路、入力電流及び入力電圧から入力電力を演算し出力する入力電力検知回路及び前記入力電力検知回路の出力と前記負荷電流検知回路の出力に基づいて前記インバータを制御する制御回路を備えた誘導加熱調理器において、
前記制御回路は、前記インバータ駆動回路の前記駆動信号のオン時間を計測するオン時間計測回路を備え、
前記設定電力に基づいて、前記オン時間計測回路で計測された前記駆動信号のオン時間が、一定時間以下は変化し、前記一定時間を超えたときに一定となるように負荷電流上限値を設定し、前記オン時間計測回路で計測された前記駆動信号オン時間が前記一定時間よりも短く、かつ、前記負荷電流検知回路で検知された負荷電流が、前記負荷電流上限値よりも大きいときに、前記駆動信号オン時間を短くして前記検知された負荷電流が前記負荷電流上限値となるようにしたことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ、このインバータに駆動信号を与えるインバータ駆動回路、前記加熱コイルの電流を回生させる還流ダイオード、前記加熱コイルに流れる負荷電流を検知する負荷電流検知回路、設定電力を指示する設定電力指示回路、入力電流及び入力電圧から入力電力を演算し出力する入力電力検知回路及び前記入力電力検知回路の出力と前記負荷電流検知回路の出力に基づいて前記インバータを制御する制御回路を備えた誘導加熱調理器において、
前記制御回路は、前記インバータ駆動回路の前記駆動信号のオン時間を計測するオン時間計測回路と、
前記設定電力と駆動信号のオン時間に基づいて負荷電流上限値を定めた負荷電流上限値テーブルとを備え、
前記負荷電流上限値テーブルに基づいて前記オン時間計測回路で計測された前記駆動信号オン時間から負荷電流上限値を求め、前記負荷電流検知回路で検知された前記負荷電流が、前記負荷電流上限値テーブルから求めた前記負荷電流上限値よりも大きいときに、駆動信号オン時間を短くして前記負荷電流を前記負荷電流上限値となるようにすることを特徴とする誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004110849A JP2005294186A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004110849A JP2005294186A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | 誘導加熱調理器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005294186A true JP2005294186A (ja) | 2005-10-20 |
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ID=35326859
Family Applications (1)
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JP2004110849A Pending JP2005294186A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005294186A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014093125A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-19 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器 |
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2004
- 2004-04-05 JP JP2004110849A patent/JP2005294186A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014093125A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-19 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器 |
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