JP2006120394A - 誘導加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】如何なる場合でも被加熱体の材質を見極め、最適な駆動周波数で高周波インバータを駆動する誘導加熱装置を提供することを目的とする。
【解決手段】材質判別手段8を備え、高周波インバータ1を駆動させて被加熱体6の材質を判別する際に、誘導加熱コイル4を含む共振回路のインピーダンスが変化した場合には、材質判別を行うための高周波インバータ1の駆動を複数回行うようにした。これによって、例え、材質判別制御中に被加熱体6が移動してインピーダンスが変化したような場合でも材質判別を間違えることなく正確に材質判別を行うことができる。その結果、その材質を加熱する際に最もロスの少ない駆動周波数で制御することが可能となり、省エネルギーで利便性の高いものとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭で使用される誘導加熱装置に関するものである。
従来、この種の誘導加熱装置は、誘導加熱コイルから高周波磁界が発生し、電磁誘導による渦電流のために調理鍋などの被加熱体を加熱するものである。そして、被加熱体を加熱するにあたっては、材質判別手段で被加熱体の材質を判別し、その材質を加熱するのに適した駆動周波数と導通比にて高周波インバータを駆動して効率よく被加熱体を加熱している(例えば、特許文献1参照)。
これは、図6に示すように、高周波インバータ1、電源2を備えている。高周波インバータ1は、スイッチング素子3、誘導加熱コイル4、誘導加熱コイル4と直列接続された共振コンデンサ5で構成されている。そして、調理鍋などの被加熱体6は誘導加熱コイル4により加熱されるものであり、被加熱体6の材質を材質判別手段8で判別するものである。
この構成において、高周波インバータ1は材質判別手段8の判別結果より、被加熱体6を加熱する上で最も加熱しやすい駆動周波数とスイッチング素子3の導通比で駆動する。高周波インバータ1より供給された高周波電流によって誘導加熱コイル4からは高周波磁界が発生し、被加熱体6内には電磁誘導による渦電流が流れ、そのジュール熱のために被加熱体6が加熱され、調理が行えるものである。
ここで、材質判別手段8は、図7に示すようにそれぞれの材質の被加熱体6が誘導加熱コイル4や共振コンデンサ5で構成する共振回路の共振周波数の違いを利用する。そして、高周波インバータ1を駆動した際の入力電流と誘導加熱コイル電圧との関係より決められた図8に示すような材質判別領域で被加熱体6の材質を判別し、その材質を加熱するのに適した駆動周波数と導通比にて高周波インバータ1を駆動して効率よく被加熱体6を加熱している。
特開2004−171931号公報
しかしながら、前記従来の構成では、高周波インバータ1の駆動周波数を変更してその際のインバータ出力の大きさを検出し、その検出結果に応じて被加熱体6の材質を判別しているので、被加熱体6が材質判別制御中に移動した場合や、低抵抗金属と高抵抗金属の中間に属するような被加熱体6の場合は、被加熱体の材質を見極めることが難しいものである。
すなわち、被加熱体6を誘導加熱コイル4の中心からずらして置いた場合や、材質判別制御を行っている際に手が当たって被加熱体6が移動した場合にはインピーダンスが変化し、正しく材質判別をできない場合がある。特に、例えば、アルミニウムに代表される低抵抗金属と、ホーロー鍋に代表される高抵抗金属の中間の特性をもつ被加熱体6の場合、図9に示すように、誘導加熱コイル4と共振コンデンサ5の共振周波数をfc、fc’とすると、インバータ駆動周波数がfc/2、fc’/2の時に第2高調波、fc/3、fc’/3の時に第3高調波による共振が起こり、図9のような周波数−入力電力特性となる。高周波インバータ1のロスはスイッチング素子3のスイッチングロスが少ない周波数の低いところが有利であるため、第3高調波の共振に近いところで高周波インバータ1を駆動することが望ましい。その際、低抵抗金属の第3高調波の共振では十分な電力が得られるが、低抵抗金属と高抵抗金属の中間に属するような金属の第3高調波の場合は十分な電力が得られないので、その場合にはfc’/2の第2高調波を利用して加熱すると制御がし易くかつ十分な入力電力が得られる。
しかし、低抵抗金属と高抵抗金属の中間に属するような金属と、低抵抗金属である被加熱体6が誘導加熱コイル4の中心からずれて置かれた場合の共振周波数は、図9に示すようにfc’で同じとなる。したがって、中心からずれて置かれた低抵抗金属が第2高調波の共振に近いところで加熱され、高周波インバータ1のロスが大となっていた。
また、従来の方法では、高周波インバータ1の駆動周波数を変更してその際のインバータ出力の大きさを検出して材質を判別しているが、その駆動周波数を変更している最中に被加熱体6が置かれた場合にも材質を正しく判別するのが困難であった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、被加熱体が材質判別制御中に移動した場合や、低抵抗金属と高抵抗金属の中間に属するような場合など、如何なる場合でも被加熱体の材質を見極め、最適な駆動周波数で高周波インバータを駆動することによって、スイッチング損失が小さく、効率のよい誘導加熱を実現する誘導加熱装置を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱装置は、高周波インバータを駆動させて被加熱体の材質を判別する際に、誘導加熱コイルを含む共振回路のインピーダンスが変化した場合には、材質判別を行うための高周波インバータの駆動を複数回行うようにしたものである。
これによって、例え、材質判別制御中に被加熱体が移動してインピーダンスが変化したような場合でも材質判別を間違えることなく正確に材質判別を行うことができる。その結果、その材質を加熱する際に最もロスの少ない駆動周波数で制御することが可能となり、省エネルギーで利便性の高いものとなる。
本発明の誘導加熱装置は、如何なる場合でも被加熱体の材質判別を正確に行い、最もロスの少ない駆動周波数で制御することが可能となり、省エネルギーで利便性の高いものとなる。
第1の発明は、高周波インバータと、この高周波インバータに電力を供給する電源と、前記高周波インバータを構成するスイッチング素子、誘導加熱コイルおよび共振コンデンサと、誘導加熱コイルにより加熱される被加熱体と、前記高周波インバータの出力の大きさを検出する出力検出手段と、前記出力検出手段の値より前記被加熱体の材質を判別する材質判別手段とを有し、前記高周波インバータを駆動させて前記被加熱体の材質を判別する際に、前記誘導加熱コイルを含む共振回路のインピーダンスが変化した場合には、材質判別を行うための高周波インバータの駆動を複数回行うようにした誘導加熱装置とすることにより、材質判別制御中に被加熱体が移動してインピーダンスが変化したような場合でも材質判別を間違えることなく正確に材質判別を行うことができる。その結果、その材質を加熱する際に最もロスの少ない駆動周波数で制御することが可能となり、省エネルギーで利便性の高いものとなる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、高周波インバータは、複数回の材質判別を行った判別結果が合致した場合に被加熱体の加熱制御を行うことにより、被加熱体が移動することなく安定に置かれていることが確認でき、その際の誘導加熱コイルを含む共振回路のインピーダンスに最も適切な駆動周波数で高周波インバータを駆動して被加熱体を加熱することが可能となるため、高周波インバータのロスを小さくして省エネルギー化がはかれる。
第3の発明は、特に、第2の発明において、高周波インバータは、複数回の材質判別で材質が判別された時の高周波インバータの駆動周波数が合致した場合に被加熱体の加熱制御を行うことにより、例え、同じ材質と判定された場合でも被加熱体と誘導加熱コイルの相対的な位置が異なりインピーダンスが異なる可能性があるため、駆動周波数が合致していることを確認してそのインピーダンスに対して最も適切な駆動周波数で高周波インバータを駆動して被加熱体を加熱することが可能となる。
第4の発明は、特に、第1の発明において、材質判別を行うための高周波インバータ出力値が所定範囲を超えた場合に材質判別をやり直すことにより、被加熱体が移動した場合のようにインバータ出力値が急激に変化すると、その場合は材質判別をやり直して被加熱体が移動していない状態で材質判別を行う。これにより、機器を破壊することなく正確に材質判別を行うことができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、材質判別手段が材質を判別できるまで高周波インバータの制御を継続し、材質判別が可能となった時に高周波インバータの駆動周波数と導通比を固定して高周波インバータの駆動を継続し、材質判別を行う値が変動しない場合に材質判別を完了することにより、被加熱体が移動しているか否かを判別することができ、被加熱体が移動している時には材質判別制御を完了して加熱制御に移行することがないため、機器の破壊を防ぐことができる。
第6の発明は、特に、第5の発明において、高周波インバータの駆動周波数と導通比を固定した直後は値の変動を許可し、一定時間以降の材質判別を行う値が変動しない場合に材質判別を完了することにより、高周波インバータの駆動周波数と導通比を固定した直後はインバータ出力の応答遅れによって変動するため、その遅れの変動分を無視することで誤判定を防止することができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、材質判別を確定できない場合の回数をカウントし、所定回数以上となった場合に使用者に報知することにより、被加熱体を安定な状態にすることを促し、材質判別を行って効率よく被加熱体を加熱することができる。
第8の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、材質判別を確定できない場合の回数をカウントし、所定回数以上となった場合に高周波インバータを停止することにより、被加熱体が使用者の意図しないところで動いているような場合に加熱制御を行い、危険な状態となることを回避することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の実施の形態1における誘導加熱装置を示すものである。
図1に示すように、本実施の形態における誘導加熱装置は、高周波インバータ1と、この高周波インバータ1に電力を供給する電源2と、前記高周波インバータ1を構成するスイッチング素子3、誘導加熱コイル4および誘導加熱コイル4と直列に接続された共振コンデンサ5と、誘導加熱コイル4により加熱される調理鍋などの被加熱体6と、前記高周波インバータ1のスイッチング素子3、誘導加熱コイル4、共振コンデンサ5、高周波インバータ1に接続された各部の電圧や電流などの出力の大きさを検出する出力検出手段7と、前記出力検出手段7の値より前記被加熱体6の材質を判別する材質判別手段8とを有している。そして、前記高周波インバータ1を駆動させて前記被加熱体6の材質を判別する際に、前記誘導加熱コイル4を含む共振回路のインピーダンスが変化した場合には、材質判別を行うための高周波インバータ1の駆動を複数回行うように構成している。
上記の構成において、誘導加熱装置の駆動について説明する。
電源2は、商用の単相100Vまたは200Vの交流電源をダイオードブリッジで直流化した直流電源を、昇圧コンバータで昇圧されたものを用いる場合が多いが、それに限定するものではない。電源2の電圧を昇圧しておくことによって、高周波インバータ1に同電力を供給する場合に電流を減らすことが可能となり、高周波インバータ1を構成する各部品の部品定格を下げることが可能となり、部品の小型化と低コスト化を可能としてより安価で小型の製品とすることで使用者に便益をもたらすことができるため、電源2の電圧は高い方が望ましい。
電源2によって供給された電力は、スイッチング素子3によって電流経路を切り替えて誘導加熱コイル4に高周波電流として供給される。誘導加熱コイル4からは高周波磁界が発生し、被加熱体6内には電磁誘導による渦電流が流れ、そのジュール熱のために被加熱体6が加熱され、調理が行えるものである。
材質判別手段8は被加熱体6の材質を判別するもので、材質に応じた加熱を行うためのものである。図2に示すように、誘導加熱コイル4と共振コンデンサ5の共振周波数をfcとすると、インバータ駆動周波数がfc/2、fc/3の時にそれぞれ第2高調波、第3高調波による共振が起こり、図2のような駆動周波数−入力電力特性となる。この駆動周波数−入力電力特性は、被加熱体6の材質によって共振ピークの山の高さや中心となる周波数や山のすそ野の広がり方などがそれぞれ異なる。それぞれの被加熱体6で十分な入力電力が得られ、かつインバータを保護するためにどの周波数帯で駆動させるのがよいかはこの駆動周波数−入力電力特性によって決まる。
アルミニウムや銅などの低抵抗金属は、第3高調波で加熱を行っても十分な入力電力が得られるので、スイッチングロスの少ない第3高調波を利用するとよいが、低抵抗金属と高抵抗金属の中間の特性をもつ被加熱体6を第3高調波で駆動させた場合には、駆動周波数−入力電力のピークの山が低いために十分な入力電力が得られず、さらにはインバータを破壊する恐れがある。このような被加熱体6の場合には、第2高調波で駆動させると十分な電力が得られ、かつインバータを保護することができる。このように、被加熱体6の材質によって負荷特性が異なるため、材質に応じて高周波インバータ1の駆動周波数を選択する必要があり、被加熱体6の材質を判別することが必要となる。
ここで、例えば、アルミニウムに代表される低抵抗金属と、ホーロー鍋に代表される高抵抗金属の中間の特性をもつ被加熱体6について説明すると、誘導加熱装置の被加熱体6は主に鍋になるが、鍋には複数の異なる金属を張り合わせた多層構造になっているものもある。あるいは、鍋の底に鍋を形成する金属とは別の金属を張り合わせているような鍋もあり、その金属の組み合わせや形状などによって、高周波インバータ1側から見た特性が低抵抗金属と高抵抗金属の中間の特性を持つような場合が存在する。
被加熱体6の材質判別は、誘導加熱コイル4および共振コンデンサ5に流れる共振電流、スイッチング素子3の電圧、誘導加熱コイル4および共振コンデンサ5に流れる共振電流周波数、共振コンデンサ5の電圧、入力電流などを出力検出手段7によってこれらの値を検出し、その組み合わせによって被加熱体6の材質判別が可能である。材質判別を行う材質判別手段8は、出力検出手段7の値を入力値として取り込み材質判別を行うが、高周波インバータ1の制御を兼用してもよい。
次に、材質判別を行うための高周波インバータ1の制御方法について説明する。図3のように、アルミや銅に代表される低抵抗金属と、低抵抗金属と高抵抗金属の中間の特性を持つ金属では共振周波数が低抵抗金属の方が高く、また入力電力の山が高くなっている。この特性を利用して、高周波インバータ1は共振点であるfc、またはfc/2、fc/3よりも高い周波数で、ピークの山の谷間にあたる周波数より駆動を始める。高周波インバータ1の駆動周波数をピークの山の谷間とすることで、高周波インバータ1の駆動開始直後に急激に電力が入り、高周波インバータ1の破壊に至ることを避ける。また、共振点よりも高い周波数の山の谷間としたのは、共振点よりも低い周波数で入力電力が大きくなるとスイッチング素子3のロスが大となって破壊に至るためである。
材質判別の一例を説明する。山の谷間の周波数から高周波インバータ1を駆動し、駆動周波数を下げていくと、図3のように、低抵抗金属の入力電力の方が先に入力電力が大となる。すなわち、低抵抗金属の場合は高周波インバータ1の駆動周波数を少し下げるだけで入力電力が大となるのに対して、低抵抗金属と高抵抗金属の中間の特性を持つ金属では駆動周波数を大きく下げなければ入力電力が大とはならない。したがって、被加熱体6が低抵抗金属であるかどうかがわかる。
それぞれの材質の判別は、既述した図8に示すような材質判別の閾値を基準に判別される。その閾値の設計は次の通りである。誘導加熱コイル4の入力インピーダンスが大きく、インバータ電流が小さいと検出された場合、鉄などの高抵抗金属であることが判別される。さらに誘導加熱コイル4の入力インピーダンスが小さく、インバータ電流が大きいと検出され、さらに、高周波インバータ1の駆動周波数が高いと検出された場合、固有抵抗が小さく、共振周波数の高いアルミニウムなどの低抵抗金属であることが判別される。無負荷の場合は、誘導加熱コイル4の入力インピーダンスが小さく、インバータ電流が大きいと検出され、さらに、駆動周波数が低いと検出されることから判別される。
他にも材質を判別する方法としては、インバータの入力電流やスイッチング素子3にかかる電圧、共振コンデンサ5の電圧などから判別することが可能である。例えば、アルミなどの低抵抗金属の場合は、入力電流に対して共振コンデンサ5の電圧が高くなり、鉄系の場合は入力電流に対して共振コンデンサ5の電圧が低いという傾向があるからである。
このようにして、被加熱体6が低抵抗金属であるアルミや銅などの場合は高周波インバータ1の駆動周波数を高周波化し、抵抗を大きくすることで低抵抗金属を加熱することができ、高抵抗金属の場合は低抵抗金属を加熱する駆動周波数よりも低い周波数で高周波インバータ1を駆動することで高周波インバータ1のロスを小さくするといったことが可能となる。また、材質に応じて誘導加熱コイル4や共振コンデンサ5の容量を切り替えるといったことも可能となる。
被加熱体6を加熱するまでの流れを整理すると、高周波インバータ1は駆動周波数−入力電力特性におけるピークの谷間の駆動周波数で高周波インバータの駆動を開始し、駆動周波数を下げていく。その際の出力検出手段7の値より、被加熱体6の材質を材質判別手段8によって判別する。被加熱体6の材質が判別されると、その材質の駆動周波数−入力電力特性に最も適した駆動周波数にて被加熱体6の加熱制御に移行する。加熱制御を開始する駆動周波数は、それぞれの材質であまり入力電力が大きくならない駆動周波数とし、そこから駆動周波数を徐々に下げていくことで入力電力を増加させていく。これは、入力電力を一気に上昇させると機器の破壊につながるからである。
被加熱体6の材質と駆動周波数−入力電力特性については既に説明したが、この駆動周波数−入力電力特性は、被加熱体6と誘導加熱コイル4の相対的な位置によっても変化する。被加熱体6の中心と誘導加熱コイル4の中心が水平方向で一致し、かつ、その垂直方向の距離が短いほど駆動周波数−入力電力特性における山のピークの中心周波数は高くなる。したがって、例え、材質は違っても被加熱体6と誘導加熱コイル4の相対的な位置によってはピークの中心にあたる周波数は同じになることがある。但し、ピークの山の高さは材質によって異なるので、十分なパワーが得られるとは限らない。
したがって、次のようなケースが考えられる。材質判別制御中は被加熱体6が誘導加熱コイル4との相対的な距離が離れた状態に置かれている場合、その同じ被加熱体6が誘導加熱コイル4との相対的な距離が最も短い距離にあるときと比べて低い周波数で材質を判別することとなり、材質判別を間違えてしまう。そして、高周波インバータ1は、その間違えた材質で最も効率よく加熱できるパラメータで加熱を開始する。その後、被加熱体6が中心に置かれた場合にロスが大となる駆動周波数で高周波インバータ1を駆動しているため、機器内部に熱がこもって機器を破壊する。それを避けるために入力電力を下げてロスを小さくした場合、被加熱体6を加熱する電力が下がり、火力感がなくなるために使い勝手の悪い誘導加熱装置となってしまう。
本実施の形態における誘導加熱装置では、高周波インバータ1を駆動させて被加熱体6の材質を判別する際、誘導加熱コイル4を含む共振回路のインピーダンスが変化した場合には材質判別を行うための高周波インバータ1の駆動を複数回行うこととする。材質判別制御を1度しか行わないと、被加熱体6がずれた状態で材質判別が行われ、加熱制御に移行後に被加熱体6が移動された場合や、材質判別制御中に被加熱体6が置かれた場合に既述のような理由から、材質判別を間違える。その結果、その材質を加熱するのに最適ではない高周波インバータ1の駆動周波数と導通比で加熱を行っていたために、高周波インバータ1のロスが大となる場合や、最悪の場合は機器の破壊に至ることがあった。高周波インバータ1のロスが大となると、結果として火力が弱くなってしまい、使い勝手の悪い誘導加熱装置となる。本実施の形態においては、材質判別の精度が高まるので最適な駆動周波数と導通比で被加熱体6を加熱することが可能となるため、火力が強く使い勝手のよい誘導加熱装置を実現することが可能となる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における誘導加熱装置について説明する。実施の形態1と基本構成は同一であるのでその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
本実施の形態では、高周波インバータ1は、複数回の材質判別を行った判別結果が合致した場合に被加熱体6の加熱制御を行うことにより、被加熱体6が移動することなく安定に置かれていることが確認でき、その際の誘導加熱コイル4を含む共振回路のインピーダンスに最も適切な駆動周波数で高周波インバータ1を駆動して被加熱体6を加熱することが可能としている。そのため、高周波インバータ1のロスを小さくして省エネルギー化をはかっている。
これは、例えば、1回目と2回目の材質判別制御の間に被加熱体6が入れ替わった場合や、被加熱体6が移動した場合に、1回目と2回目の材質判別の結果が異なる場合があるため、そのような場合には材質判別を確定せず、再度、材質判別を行うか使用者に報知するなどして確実に材質が判別できてから加熱制御に移行することで、高周波インバータ1を最適な周波数と導通比で駆動することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3における誘導加熱装置について説明する。実施の形態1と基本構成は同一であるのでその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
本実施の形態では、高周波インバータ1は、複数回の材質判別で材質が判別された時の高周波インバータ1の駆動周波数が合致した場合に被加熱体6の加熱制御を行うことにより、例え、同じ材質と判定された場合でも被加熱体6と誘導加熱コイル4の相対的な位置が異なりインピーダンスが異なる可能性があるため、駆動周波数が合致していることを確認してそのインピーダンスに対して最も適切な駆動周波数で高周波インバータ1を駆動して被加熱体6の加熱を可能としている。
図2に示すような、駆動周波数−入力電力特性は、被加熱体6の材質と、被加熱体6と誘導加熱コイル4との相対的な位置関係によっても変化する。また、図9に示すように、被加熱体6の中心と誘導加熱コイル4の中心が水平方向で一致し、かつ、その垂直方向の距離が短いほど駆動周波数−入力電力特性における山のピークの中心周波数は高くなり、中心からずらす、あるいは誘導加熱コイル4との距離が離れると共振の山が低い周波数にずれて行く。したがって、例え、同じ被加熱体6であっても違う材質と判別される可能性がある。また、同じ材質と判別されたとしても、図8に示すような材質判別閾値を越えるときの高周波インバータ1の駆動周波数は被加熱体6と誘導加熱コイル4との相対的な位置関係によって異なるので、複数回の材質判別で材質が判別されたとき、すなわち、材質判別閾値を超えたときの駆動周波数が一致した場合に被加熱体6が誘導加熱コイル4との相対的な位置関係が変わることなく材質判別が行われたことが確認できるため、被加熱体6の加熱制御に移行する。被加熱体6と誘導加熱コイル4との相対的な位置関係が変化しているような状態で加熱制御に移行すると、その加熱制御を行っている高周波インバータ1の駆動周波数で加熱するのに相応しくないような位置、すなわち、インピーダンスとなっていると、高周波インバータ1のロスが大となる場合や、最悪の場合は機器の破壊に至る。
実際の使用シーンで考えると、誘導加熱装置の被加熱体6としては調理用の鍋などであるが、鍋を移動させたり持ち上げたりすることによってインピーダンスは絶えず変化するため、その間に材質判別制御を行うと、既述のような状況が起こる。これまでは最初の材質判別の結果に基づいて高周波インバータ1を駆動することになるが、本実施の形態においては、被加熱体6が静止してから加熱を行うため、より確実に材質判別ができ、高周波インバータ1の最適な制御が可能となる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4における誘導加熱装置について説明する。実施の形態1と基本構成は同一であるのでその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
本実施の形態では、材質判別を行うための高周波インバータ出力値が所定範囲を超えた場合に材質判別をやり直すことにより、被加熱体6が移動した場合のようにインバータ出力値が急激に変化すると、その場合は材質判別をやり直して被加熱体6が移動していない状態で材質判別を行うようにしている。これにより、機器を破壊することなく正確に材質判別を行うことができる。
被加熱体6の材質判別は、誘導加熱コイル4および共振コンデンサ5に流れる共振電流、スイッチング素子3の電圧、誘導加熱コイル4および共振コンデンサ5に流れる共振電流周波数、共振コンデンサ5の電圧、入力電流などを出力検出手段7によってこれらの値を検出し、その組み合わせによって被加熱体6の材質判別を行っている。
例えば、入力電流と誘導加熱コイル電圧で材質判別を行う場合、図6のように、材質判別閾値が設定でき、被加熱体6の代表的な材質では高周波インバータ1の駆動周波数を変化させていく材質判別制御で図6のような軌跡を描くことが事前にわかっている。この軌跡は、被加熱体6の材質や形状などによって異なるものの、材質が異なるものと比べるとその差違は少ない。つまり、材質が同じであればおおまかな軌跡は事前にわかっている。
このため、材質判別を行うための高周波インバータ1の制御時において、出力検出手段7によって検出されるインバータ出力値が所定の範囲を超えた場合に材質判別をやり直すことによって、被加熱体6が材質判別制御中に移動したことを検出し、確実に材質判別を行うために材質判別をやり直すこととしている。
被加熱体6の移動検出は、図4のように、被加熱体6が静止しているときの出力検出値の軌跡と比べて被加熱体6が移動した場合には軌跡が折れ曲がるため、簡単に検出することができる。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5における誘導加熱装置について説明する。実施の形態1と基本構成は同一であるのでその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
本実施の形態では、材質判別手段8が材質を判別できるまで高周波インバータ1の制御を継続し、材質判別が可能となった時に高周波インバータ1の駆動周波数と導通比を固定して高周波インバータ1の駆動を継続し、材質判別を行う値が変動しない場合に材質判別を完了することにより、被加熱体6が移動しているか否かを判別することができ、被加熱体6が移動している時には材質判別制御を完了して加熱制御に移行することがないようにしている。このため、機器の破壊を防ぐことができる。
ここで、材質判別制御を行うと、例えば、入力電流と誘導加熱コイル電圧で材質判別を行う場合、図8のように、高周波インバータ1の駆動周波数を変化させていくと、原点側から図のような軌跡を描き、さらに駆動周波数を変化させていくとやがて材質判別閾値を越えて材質が判別できる。
このような材質判別制御において、図8の軌跡が材質判別閾値を越えて材質判別手段8が材質を判別できるまで高周波インバータ1の制御を継続し、その材質判別が可能となった時の高周波インバータ1の駆動周波数と導通比で固定して高周波インバータ1の駆動を継続し、材質判別を行う値が変動しない場合に材質判別を完了して加熱制御に移行する。
このような制御とすることによって、材質判別が完了直後に被加熱体6がした場合を想定し、そのような場合には材質判別を確定しない使用とすることで材質判別をより確実にすることができる。
これは、高周波インバータ1の駆動周波数と導通比を固定して動作させた場合、図5に示すように被加熱体6が静止した状態では出力検出手段7で検出した値はほとんど変化しないのに対して、被加熱体6が移動した場合には値が大きく変化する。このような特性を利用して、被加熱体6が静止しているか否かを判別することができる。
図8において、横軸方向の0点は、軌跡が材質判別閾値を越えて材質判別手段8が材質を判別できたときの出力検出手段7の検出値を表し、高周波インバータ1の駆動周波数と導通比を固定して継続的に動作している間の出力検出手段7の検出値が横軸の右方向にプロットされている。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6における誘導加熱装置について説明する。実施の形態1と基本構成は同一であるのでその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
本実施の形態では、高周波インバータ1の駆動周波数と導通比を固定した直後は値の変動を許可し、一定時間以降の材質判別を行う値が変動しない場合に材質判別を完了することにより、高周波インバータ1の駆動周波数と導通比を固定した直後はインバータ出力の応答遅れによって変動するため、その遅れの変動分を無視することで誤判定を防止している。
実施の形態5で説明したとおり、高周波インバータ1の駆動周波数と導通比を固定して継続的に動作させて出力検出手段7の検出値が変動していないかどうかを確認しているが、図5に示すとおり、高周波インバータ1の駆動周波数を固定してから数回の出力検出手段7の検出値は変動している。
これは、高周波インバータ1の駆動周波数と導通比を固定した直後はインバータ出力の応答遅れによって変動するため、その遅れの変動分を無視することで誤判定を防止することができるためである。
(実施の形態7)
次に、本発明の実施の形態7における誘導加熱装置について説明する。実施の形態1と基本構成は同一であるのでその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
本実施の形態では、材質判別を確定できない場合の回数をカウントし、所定回数以上となった場合に使用者に報知することにより、被加熱体を安定な状態にすることを促し、材質判別を行って効率よく被加熱体を加熱することができるようにしている。
すなわち、実施の形態1〜6で説明してきたような方法で材質判別を確実に行うことができるが、材質判別が確定できない場合が発生すれば、被加熱体6は加熱されない状態となる。そのような状態が続くと、誘導加熱装置の使用者にとっては被加熱体6がいつまでも加熱されず、使用上とても不便なものとなる。
したがって、ここでは、材質判別を確定できない場合の回数をカウントし、所定回数以上となった場合に使用者に報知するようにしている。報知の仕方としては、音による報知であってもよいし、液晶やLEDの点灯などの表示による報知、または音と表示の組合せであってもよい。
材質判別を確定できない理由としては、被加熱体6が誘導加熱コイル4との相対的な位置関係が変化していることが原因であるため、使用者に被加熱体6が移動しているために材質判別ができないことを報知することによって、被加熱体6が静止するように促すことができる。誘導加熱装置の被加熱体6としては調理鍋などであるので、鍋を振って調理するという状況は発生する確率が高く、報知は使用者に便益を与えることができる。
(実施の形態8)
次に、本発明の実施の形態7における誘導加熱装置について説明する。実施の形態1と基本構成は同一であるのでその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
本実施の形態では、材質判別を確定できない場合の回数をカウントし、所定回数以上となった場合に高周波インバータ1を停止することにより、被加熱体6が使用者の意図しないところで動いているような場合に加熱制御を行い、危険な状態となることを回避することを可能としている。
これは、誘導加熱装置の使用者が気のつかないところで、例えば、被加熱体6が移動したような場合、加熱を継続すると危険な可能性があるため、高周波インバータ1を停止することによって機器の安全性を向上させている。
このように、本発明の誘導加熱装置においては、材質判別手段8の判別精度を高めるために材質判別制御を複数回行い、材質判別の判別精度を高めることができる。また、それによってその被加熱体6に最適な駆動周波数と導通比で高周波インバータ1を駆動することができるため、機器のロスを少なくすることが可能となり、火力感を下げることなく使い勝手のよい誘導加熱装置を実現することができるものである。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱装置では、如何なる場合でも被加熱体の材質判別を正確に行い、最もロスの少ない駆動周波数で制御することが可能となり、省エネルギーで利便性の高いものとなるので、誘導加熱調理器などに適用でき使い勝手の向上がはかれる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱装置の概略構成図 同誘導加熱装置の駆動周波数−入力電力特性を示す図 同誘導加熱装置において被加熱体の材質が異なる場合の駆動周波数−入力電力特性を示す図 同誘導加熱装置における材質判別制御中の出力検出値の軌跡を示す図 同誘導加熱装置における駆動周波数固定時の出力検出値の変化を示す図 従来の誘導加熱装置の概略構成図 同誘導加熱装置において被加熱体の材質が異なる場合の駆動周波数−入力電力特性を示す図 同誘導加熱装置における材質判別領域を示す図 同誘導加熱装置において被加熱体が移動した場合の駆動周波数−入力電力特性を示す図
符号の説明
1 高周波インバータ
2 電源
3 スイッチング素子
4 誘導加熱コイル
5 共振コンデンサ
6 被加熱体
7 出力検出手段
8 材質判別手段

Claims (8)

  1. 高周波インバータと、この高周波インバータに電力を供給する電源と、前記高周波インバータを構成するスイッチング素子、誘導加熱コイルおよび共振コンデンサと、誘導加熱コイルにより加熱される被加熱体と、前記高周波インバータの出力の大きさを検出する出力検出手段と、前記出力検出手段の値より前記被加熱体の材質を判別する材質判別手段とを有し、前記高周波インバータを駆動させて前記被加熱体の材質を判別する際に、前記誘導加熱コイルを含む共振回路のインピーダンスが変化した場合には、材質判別を行うための高周波インバータの駆動を複数回行うようにした誘導加熱装置。
  2. 高周波インバータは、複数回の材質判別を行った判別結果が合致した場合に被加熱体の加熱制御を行う請求項1に記載の誘導加熱装置。
  3. 高周波インバータは、複数回の材質判別で材質が判別された時の高周波インバータの駆動周波数が合致した場合に被加熱体の加熱制御を行う請求項2に記載の誘導加熱装置。
  4. 材質判別を行うための高周波インバータ出力値が所定範囲を超えた場合に材質判別をやり直す請求項1に記載の誘導加熱装置。
  5. 材質判別手段が材質を判別できるまで高周波インバータの制御を継続し、材質判別が可能となった時に高周波インバータの駆動周波数と導通比を固定して高周波インバータの駆動を継続し、材質判別を行う値が変動しない場合に材質判別を完了する請求項1〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
  6. 高周波インバータの駆動周波数と導通比を固定した直後は値の変動を許可し、一定時間以降の材質判別を行う値が変動しない場合に材質判別を完了する請求項5に記載の誘導加熱装置。
  7. 材質判別を確定できない場合の回数をカウントし、所定回数以上となった場合に使用者に報知する請求項1〜6のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
  8. 材質判別を確定できない場合の回数をカウントし、所定回数以上となった場合に高周波インバータを停止する請求項1〜6のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
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