JP2005293996A - レバー嵌合式コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 一つのコネクタで極数等の変更に対応させることができる適用範囲が広く、製造が容易で低価格のレバー嵌合式コネクタを提供する。
【解決手段】 複数のコネクタハウジング20を分離可能に連結して合体した第1コネクタ本体18を有する第1コネクタ部10と、第1コネクタ部10が嵌合されるフード部14を有する第2コネクタ部12と、第1コネクタ部10の両側部に突設されたボス部48に回動自在に支持され、第1コネクタ部10を第2コネクタ部12のフード部14内に嵌合させるレバー16とを備えたレバー嵌合式コネクタにおいて、前記第1コネクタ部10が、第1コネクタ本体18の両側部を挟着するように枠型に形成されて第1コネクタ本体18をコネクタハウジング20の合体方向に装脱着可能に保持すると共に、両側部に前記ボス部48が突設されたホルダー40を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は第1、第2コネクタ部をレバーを操作することで嵌合させるレバー嵌合式コネクタに関するものである。
レバー嵌合式コネクタは極数が多くなって嵌合力を必要とする第1、第2コネクタ部の嵌合に適したコネクタであり、車両等に配索されたワイヤーハーネス等の回路の分岐接続に使用される。
この種のコネクタの一例としては、雌状端子を収容する複数の端子収容室が並列して設けられた3個のコネクタハウジングを凹凸嵌合により連結した状態で基板の両側に固定した第1コネクタ本体を有する第1コネクタ部と、第1コネクタ部が嵌合されるフード部及びフード部に収容され第1コネクタ部の嵌合により前記雌状端子と接続される雄状端子を有する第2コネクタ部と、第1コネクタ部の前記基板の各コネクタハウジング間に回転支持軸を貫通させることにより基板の両側部に突設されたボス部に回動自在に支持され、第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に嵌合させるレバーとを備えたレバー嵌合式コネクタが提案されている(特許文献1参照)。
また、他の例としては、雌状端子を収容する複数の端子収容室が並列して設けられた第1乃至第3のコネクタハウジングを結合片により分離可能に連結して合体した第1コネクタ本体を有する第1コネクタ部と、第1コネクタ部が嵌合されるフード部及びフード部内に収容され、第1コネクタ部の嵌合により前記雌状端子と接続される雄状端子を有する第2コネクタ部と、いずれか一つのコネクタハウジングの両側部に突設されたボス部に回動自在に支持され、第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に嵌合させるレバーとを備えたレバー嵌合式コネクタが提案されている(特許文献2参照)。
特開2001−167846号公報(発明の詳細な説明の項の段落0015乃至段落0018、図1、2及び4) 特開2000−228247号公報(発明の詳細な説明の項の段落0024乃至段落0041、図1乃至3)
車両等の仕様変更等によりワイヤーハーネス等の回路に使用されるレバー嵌合式コネクタの極数等を変更する必要が生じた場合、前者のコネクタ(特許文献1記載のもの)は、第1コネクタ部の基板に複数のコネクタハウジングが固定されているので、コネクタハウジングの連結位置(組合せ位置)や合体層数(組合せ層数)を変更することが容易でなく、所望の極数等に対応するコネクタを新たに用意する必要があり、コネクタの製造に手数がかかりコストが高くなる問題がある。
後者のコネクタ(特許文献2記載のもの)は、第1コネクタ部の複数のコネクタハウジングが分離可能に連結されているので、コネクタハウジング極数等を変更する必要が生じた場合、レバーを取り換えることなく共用してコネクタハウジングの合体層数を変更することが可能になる。しかしながら、いずれか一つのコネクタハウジングの両側部にじかにレバーを回動自在に支持するボス部が突設されているため、コネクタハウジングの合体層数の変更により、ボス部の位置が第1コネクタ本体の長手方向にずれて、ボス部にレバーを的確に支持することができず、第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に嵌合させることが困難になる恐れがある。また、このような問題が生じた場合、レバーを的確に支持することができる他のコネクタハウジングにボス部を突設するか、ボス部の付いたコネクタハウジングを新たに準備することも考えられるが、コネクタの製造に手数がかかりコストが高くなる。このようなわけで、後者のコネクタは極数等の変更に対応させることが可能であるが、一つのコネクタで極数等の変更に対応できる適用範囲が制限され、自由度が狭くなるという問題がある。
本発明は上記に鑑みて提案されたもので、一つのコネクタで極数等の変更に対応させることができる適用範囲が広く、製造が容易で低価格のレバー嵌合式コネクタを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載されたレバー嵌合式コネクタは、複数のコネクタハウジングを分離可能に連結して合体した第1コネクタ本体を有する第1コネクタ部と、第1コネクタ部が嵌合されるフード部を有する第2コネクタ部と、第1コネクタ部の両側部に突設されたボス部に回動自在に支持され、第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に嵌合させるレバーとを備えたレバー嵌合式コネクタにおいて、前記第1コネクタ部が、第1コネクタ本体の両側部を挟着するように枠型に形成されて第1コネクタ本体をコネクタハウジングの合体方向に装脱着可能に保持すると共に、両側部に前記ボス部が突設されたホルダーを備えることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に記載されたレバー嵌合式コネクタは、請求項1記載のものにおいて、前記ホルダーが、第1コネクタ本体のコネクタハウジングの合体方向に延在して対向配置された一対の挟着片とその基部をつなぐ連結片とで略コ字状枠型に形成されたホルダー基体と、前記両挟着片の側部に突設されたボス部とを備え、ホルダー基体の両挟着片を、第1コネクタ本体の各コネクタハウジングの両側部にコネクタハウジングの合体方向に沿って設けられた係止凹溝に嵌合させて第1コネクタ本体の両側部を挟着し、第1コネクタ本体をコネクタハウジングの合体方向に装脱着し得るように保持することを特徴とするものである。
本発明の請求項3に記載されたレバー嵌合式コネクタは、請求項1又は2記載のものにおいて、前記第1コネクタ本体が、複数層合体されるコネクタハウジングの最後段にコネクタハウジングとほぼ同じ幅と高さを有するカバー体を連結して合体することにより構成され、そのカバー体の両側下部にコネクタハウジングの合体層数に応じて設定された形状又は大きさを有する凸部が設けられ、第2コネクタ部のフード部内の底部にその凸部に適合する形状又は大きさを有し、その凸部が第1コネクタ部の嵌合により挿入される凹部が設けられることを特徴とするものである。
本発明の請求項4に記載されたレバー嵌合式コネクタは、請求項2又は3記載のものにおいて、前記レバーが前記ホルダーの両挟着片の外幅に適合する間隔をおいて対向配置された一対の側壁片とその基部をつなぐ連結片とで略コ字状枠型に形成され、その両側壁片にホルダーのボス部が挿入されるボス部挿入穴が設けられ、両側壁片の先端側下部外側面にレバー支点用突起が設けられており、そのレバーを第1コネクタ部が第2コネクタ部のフード部内に挿入される前に傾斜状態で仮止めするレバー傾斜仮止め手段を備えており、そのレバー傾斜仮止め手段が、前記ホルダーの両挟着片の側部に突設された係止用爪と、前記レバーの両側壁片の下部に、レバーの長手方向に沿って連結片側へ斜め下向きに傾斜するように設けられ、前記係止用爪と係合してレバーを傾斜状態に仮止めする弾性舌片からなる仮止め用アームと、第2コネクタ部のフード部の内側壁に向けて斜め下向きに傾斜したスロープを有し、そのスロープがフード部の内側壁の上部近傍に配置されるように、フード部内に配設され、フード部内に第1コネクタ部が挿入されて係止用アームがスロープに当接したとき、そのアームを外側方へ押し広げて係止用爪との係合を解除し、レバーをボス部を中心として回動可能にするレバー係合解除部とで構成されることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に記載されたレバー嵌合式コネクタによると、枠型のホルダーで第1コネクタ本体の両側部を挟着してコネクタハウジングの合体方向に装脱着可能に保持するので、ワイヤーハーネスの回線、回路の仕様変更等によって、コネクタの極数等を変更する必要が生じても、第1コネクタ部やこれを第2コネクタ部に嵌合させるレバーをその都度取り換える必要がなく、それぞれ一つのものを共用して、第1コネクタ本体を構成する複数のコネクタハウジングの位置換えや合体層数の増減変更を行うことができる。従って、第1コネクタ部を極数等の変更の都度、新規に製造する手間が省け、コネクタのコストを安くすることができる。
また、レバーを回動自在に支持するボス部が第1コネクタ本体、即ち、コネクタハウジング側ではなく、ホルダーの両側部に突設されているので、極数等の変更によりコネクタハウジングの組合せ位置換えや合体層数の変更を行っても、ボス部の位置が第1コネクタ本体の長手方向にずれてしまうことがなく、レバーを的確に支持することができる位置に保持されるから、第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に支障なく、円滑に嵌合させることができる。よって、コネクタの極数等の変更に柔軟に対応させることが可能で、適用範囲(自由度)が広がり、汎用性を高めることができる。
本発明の請求項2に記載されたレバー嵌合式コネクタによると、第1コネクタ本体を保持するホルダーが略コ字状枠型に形成されているので、構造が簡単で小型になるほか、ホルダー基体の両挟着片を第1コネクタ本体の各コネクタハウジングに設けられた係止凹溝に嵌合させて第1コネクタ本体を装脱着し得るように保持するので、極数等の変更が必要になった場合、複数のコネクタハウジングの位置換えや合体層数の増減変更が容易で、コネクタの極数等の変更に迅速に対応することが可能になり、コネクタの製造能率を向上させることができる。
本発明の請求項3に記載されたレバー嵌合式コネクタによると、第1コネクタ部を第2コネクタ部に嵌合させる際、第1コネクタ本体のカバー体に設けられたコネクタハウジングの合体層数に応じて設定された形状又は大きさを有する凸部が、第2コネクタ部内において、前記カバー体の凸部に適合する形状又は大きさを有する凹部だけに挿入される。従って、もしも所望以外の合体層数のコネクタハウジングが連結、合体された第1コネクタ部を第2コネクタ部に嵌合させようとすると、前記凸部が前記凹部に挿入せず、第2コネクタ部への嵌合が困難になるので、第1、第2コネクタ部の誤結合を確実に防止することができる。
本発明の請求項4に記載されたレバー嵌合式コネクタによると、第1コネクタ部のホルダーに突設された係止用爪と、レバーに設けられた係止用アームと、第2コネクタ部に設けられたスロープを有するレバー係合解除部とで構成されるレバー傾斜仮止め手段を備えているので、第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に挿入する前は、レバーを確実に傾斜状態に仮止めすることができ、また、第1コネクタ部の挿入後は、レバーの仮止め状態を外してレバーを傾斜した仮止め状態から水平の伏倒状態に円滑に回動させることができ、レバーを所定の押圧力で押し下げて、第1コネクタ部を第2コネクタ部に嵌合させる作業を円滑に行うことができる。
次に、本発明の実施形態を図面により詳細に説明する。図1は本発明に係るレバー嵌合式コネクタの一実施形態を示すもので、コネクタハウジングの合体層数が8層の第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に挿入後、嵌合させる前の状態の断面図、図2は同A−A線矢視図、図3は同B−B線矢視図、図4は同C−C線矢視図、図5は図1の状態から第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に嵌合させた状態の断面図、図6は図5のD−D線矢視図である。
本実施形態のレバー嵌合式コネクタは、図1乃至6に示すように、第1コネクタ部10と、第1コネクタ部10が嵌合されるフード部14を有する第2コネクタ部12と、第1コネクタ部10を第2コネクタ部12のフード部14内に挿入して嵌合させるレバー16と備える。
第1コネクタ部10は、例えば、FFC(フレキシブルフラットケーブル)等の電線Wが接続された雌状端子24を収容する複数の端子収容室22(図17参照)が並列して設けられた複数(本実施形態では8個)のコネクタハウジング20をハウジング連結手段26により横方向(雌状端子24の挿入方向と直交する方向)に分離可能に連結(積層)して合体(本実施形態では8層合体)した第1コネクタ本体18を有する。
ハウジング連結手段26は、各コネクタハウジング20の両側部において、端子収容室22内への雌状端子24の挿入方向に沿った前後端部に2個所、計4個所に設けられると共に、各ハウジング連結手段26は雌状端子24の挿入方向と直交する方向に離隔して対向配置された一対のコ字状の係合凹部28とこれに係合するフック状の係合凸部30とからなる。そして、前後端部のハウジング連結手段26の係合凹部28に、そのコネクタハウジング20に連結して合体される隣のコネクタハウジング20において対応するハウジング連結手段26の係合凸部30が若干の遊びを生じるように係合して、コネクタハウジング20同士を相互に少し相対移動し得るように分離可能に連結されて合体されるようになっている。
第1コネクタ本体18を構成する8個のコネクタハウジング20は、その両側部にコネクタハウジングの合体方向に沿って、後記のホルダー40の挟着片44が嵌合される係止凹溝32が設けられる。この係止凹溝32は、図4、6、17に示すように、両側方に開口すると共に、開口部側に奥側部よりも狭くなるように内側に突出するタブ32aが形成され、これに嵌合された前記挟着片44が側方へ外れないようになっている。また、各コネクタハウジング20の両側部の前端部側(雌状端子24が挿入される側と反対側)に設けられたハウジング連結手段26の係合凹部28と係合凸部30との間には、雌状端子24の挿入方向に延在する案内凹溝34が設けられ、第2コネクタ部12のフード部14における底部近傍の内側壁に第1コネクタ部10の挿入方向に沿って設けられた後記の案内リブ66と係合して、フード部14内に挿入、嵌合された第1コネクタ部10が位置決め保持されるようになっている。
更に、第1コネクタ本体18が8層合体されるコネクタハウジング20の最後段には、コネクタハウジング20とほぼ同じ幅と高さを有し、コネクタハウジング20よりも薄肉厚に形成された角板状のカバー体36が、四隅に係合凸部30を有するハウジング連結手段26により連結されて合体されている。このカバー体36の両側部にも、コネクタハウジング20に設けられたものと同じ形状、大きさの係止凹溝32が同じ位置にコネクタハウジング20の合体方向に沿って設けられる。
また、カバー体36の両側下部には、コネクタハウジング20の合体層数が本実施形態のように8層の場合、その層数に応じて設定された形状又は大きさを有する凸部38a(図2、9、12、13参照)が設けられ、第2コネクタ部12のフード部14内の底部に設けられた、前記凸部38aに適合する形状又は大きさを有する凹部68a(図7参照)に挿入される。なお、コネクタハウジング20の合体層数が、図14に示すように、7層の場合には、その層数に応じて設定された形状又は大きさを有する凸部38bが設けられ、第2コネクタ部12のフード部14内の底部に設けられた、前記凸部38aに適合する形状又は大きさを有する凹部68b(図7参照)に挿入される。コネクタハウジング20の合体層数が、図15に示すように、6層の場合には、その層数に応じて設定された形状又は大きさを有する凸部38cが設けられ、第2コネクタ部12のフード部14内の底部に設けられた、前記凸部38cに適合する形状又は大きさを有する凹部68c(図7参照)に挿入される。更に、コネクタハウジング20の合体層数が、図16に示すように、5層の場合には、その層数に応じて設定された形状又は大きさを有する凸部38dが設けられ、第2コネクタ部12のフード部14内の底部に設けられた、前記凸部38dに適合する形状又は大きさを有する凹部68d(図7参照)に挿入される。
このように、カバー体36にコネクタハウジング20の合体層数に応じて設定された形状又は大きさを有する凸部38a乃至38dが設けられていると、第1コネクタ部10を第2コネクタ部12に嵌合させる際、第1コネクタ本体18のカバー体36に設けられた凸部38a乃至38dが第2コネクタ部12内に設けられている凸部38a乃至38dに適応する凹部68a乃至68dだけに挿入されることになる。従って、もしも所望以外の合体層数のコネクタハウジング20が連結、合体された第1コネクタ部10を第2コネクタ部12に嵌合させようとすると、前記凸部38a乃至38dがそれぞれ適合する凹部68a乃至68dに挿入せず、第2コネクタ部12への嵌合が困難になるので、これにより、第1、第2コネクタ部10、12の誤結合を確実に防止することができる。なお、第1コネクタ本体18を構成するコネクタハウジング20の合体層数はコネクタの想定される最大極数を考慮して多く設定し、第1コネクタ部10(第1コネクタ本体18)、第2コネクタ部12及びレバー16等の大きさ(形状、寸法)等を設計しておくことが望ましい。
また、第1コネクタ部10は、図1乃至6、8乃至13に示すように、8個のコネクタハウジング20が8層合体された第1コネクタ本体18の両側部を挟着するように枠型に形成されて第1コネクタ本体18をコネクタハウジング20の合体方向に装脱着可能に保持するホルダー40を備える。
更に、詳細に述べると、前記ホルダー40は、第1コネクタ本体18のコネクタハウジング20の合体方向に延在して対向配置された一対の挟着片44とその基部をつなぐ四角板状の連結片46とで略コ字状枠型に形成されたホルダー基体42(図22参照)と、前記両挟着片44の側部の好ましくは長手方向の略中央部位に突設された円形軸からなるボス部48とを備え、ホルダー基体42の両挟着片44を、第1コネクタ本体18の各コネクタハウジング20の両側部にコネクタハウジング20の合体方向に沿って設けられた係止凹溝32に嵌合させて第1コネクタ本体18の両側部を挟着する。そして、ホルダー40の連結片46の四隅に設けられた係合凹部28に、第1コネクタ本体18の最前段に位置するコネクタハウジング20に設けられたハウジング連結手段26の係合凸部30を係合させることにより、ホルダー40で第1コネクタ本体18をコネクタハウジング20の合体方向に沿って装脱着し得るように保持する。そのホルダー40のボス部48に前記レバー16が回動自在に支持される。
また、ホルダー40のホルダー基体42における両挟着片44の先端外縁部には、これより側方に突出する鍔部50(図22参照)が設けられ、第1コネクタ部10を第2コネクタ部12のフード部14内に挿入、嵌合させたとき、鍔部50がフード部14の内側壁に当接して第1コネクタ部10の横振れを確実に防止することができるようになっている。更に、前記ホルダー基体42の両挟着片44のボス部48よりも先端寄りの側部に、前記レバー16を第1コネクタ部10が第2コネクタ部12のフード部14内に挿入される前に、傾斜状態で仮止めする後記のレバー傾斜仮止め手段72を構成する略台形状の係止用爪74が突設されている。
このように、第1コネクタ本体18を保持するホルダー40が略コ字状枠型に形成されていると、構造が簡単で小型になるほか、ホルダー基体42の両挟着片44を第1コネクタ本体18の各コネクタハウジング20に設けられた係止凹溝32に嵌合させて第1コネクタ本体18を装脱着し得るように保持するので、極数等の変更が必要になった場合、複数のコネクタハウジング20の位置換えや合体層数の増減変更が容易で、コネクタの極数等の変更に迅速に対応することが可能になり、コネクタの製造能率を向上させることができるので好ましい。
レバー16は、前記第1コネクタ部10のホルダー40の両挟着片44の外幅に適合する間隔をおいて対向配置された一対の側壁片52とその基部をつなぐ連結片54とで略コ字状枠型に形成され、その両側壁片52にホルダー40のボス部48が挿入されるボス部挿入穴56が設けられ、その穴56に挿入されたボス部48を中心にして回動自在に支持される。また、レバー16の両側壁片52の先端側下部の両外側面にはレバー支点用突起58が設けられる。この突起58は、第1コネクタ部10を第2コネクタ部12のフード部14内に挿入後、後記のレバー傾斜仮止め手段72によるレバー16の仮止め状態を解除し、レバー16の連結片54に相当する部位を押圧してレバーを下方に押し込んだとき、レバー16が第1コネクタ本体18に対して回動すると共に、第2コネクタ部12に対して回動する支点の作用をする。これにより、第1コネクタ部10を第2コネクタ部12のフード部14内に挿入して嵌合させることができる。更に、レバー16の連結片54の下側の両側部にはレバー16を伏倒状態に回動させたときに、連結片54側を第2コネクタ部12のフード部14内に案内しながら挿入して保持するためのロックカバー60が設けられ、また、連結片54の下側のロックカバー60間にロック用突起62(図24乃至27参照)が設けれる。このロック用突起62が第2コネクタ部12のフード部14の一方の短辺側の内側壁に設けられたロック用爪70(図1、7参照)と係合し、第2コネクタ部12のフード部14内に伏倒状態で嵌合されたレバー16が逆方向に回動しないように固定(ロック)する。
第2コネクタ部12は、第1コネクタ部10が嵌合される矩形筒状のフード部14と、フード部14内の底部にフード部14内に長手方向及びこれに垂直な方向(幅方向)に所定間隔をおいて突出するように収容され、第1コネクタ部10の嵌合により前記雌状端子24と接続される複数の雄状端子64(図7参照)と、フード部14の底部近傍の対向する両長辺側内側壁に、第1コネクタ部の挿入方向へコネクタハウジング20の連結、合体されるピッチ間隔をおいて設けられ、フード部14内に挿入、嵌合された第1コネクタ部10におけるコネクタハウジング20の案内凹溝34に係合して第1コネクタ部10を位置決め保持する複数の案内リブ66(図1、2等参照)と、フード部14内の底部に設けられ、第1コネクタ本体18のカバー体36の両側下部に設けられた前記凸部38a乃至38dに適合する形状又は大きさを有する複数の凹部68a乃至68dと、フード部14の一方の短辺側の内側壁に設けられ、レバー16のロック用突起62と係合するロック用爪70とを有する。
図7に示すように、例えば、凹部68a、68cは凹部幅(大きさ)が狭く設定されており、凹部68b、68dは凹部68a、68cよりも凹部幅(大きさ)が広く設定されている。また、図7からは明確でないが、凹部68a、68c同士、凹部68b、68d同士の凹部幅もそれぞれ少しずつ異なるように設定されている。これに対応する凸部38a乃至38dの大きさも当然異なるように設定されている。このような構成によると、前記したように、第1、第2コネクタ部10、12の誤結合を確実に防止することができるので好ましい。
本実施形態のレバー嵌合式コネクタは、更に、第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に挿入して嵌合させるレバーを、第1コネクタ部が第2コネクタ部のフード部内に挿入される前に、レバーの連結片側が上向くように傾斜状態で仮止めするレバー傾斜仮止め手段72を備えている(図1、3、5、8、10、24参照)。
このレバー傾斜仮止め手段72は、前記ホルダー40の両挟着片44の側部に突設された台形状の係止用爪74と、前記レバー16の回動中心、即ち、ボス部挿入穴56の中心よりも連結片54側の両側壁片52の下部に、レバー16の長手方向に沿って連結片54側へ斜め下向きに傾斜するように設けられ、前記係止用爪74と係合してレバー16を傾斜状態に仮止めする弾性舌片からなる仮止め用アーム76と、第2コネクタ部12のフード部14の内側壁に向けて斜め下向きに傾斜したスロープ78aを有し、そのスロープ78aがフード部14の内側壁の上部近傍に配置されるように、フード部14内に配設され、フード部14内に第1コネクタ部10が挿入されて係止用アーム76がスロープ78aに当接したとき、そのアーム76を外側方へ押し広げて係止用爪74との係合を解除し、レバー16をボス部48を中心として回動可能にするレバー係合解除部78とで構成される。
このような第1コネクタ部10のホルダー40に突設された係止用爪74と、レバー16に設けられた係止用アーム76と、第2コネクタ部12に設けられたスロープ78aを有するレバー係合解除部78とで構成されるレバー傾斜仮止め手段72を備えることにより、第1コネクタ部10を第2コネクタ部12のフード部14内に挿入する前は、レバー16を確実に傾斜状態に仮止めすることができ、また、第1コネクタ部10の挿入後は、レバー16の仮止め状態を外してレバー16を傾斜した仮止め状態から水平の伏倒状態に円滑に回動させることができ、レバー16を所定の押圧力で押し下げて、第1コネクタ部10を第2コネクタ部12に嵌合させる作業を円滑に行うことができる。
本実施形態のレバー嵌合式コネクタは以上のような構成になっている。次に、第1コネクタ部10を第2コネクタ部12のフード部14内に挿入して嵌合させる手順について、図17乃至27を参照しながら説明する。
先ず、第1コネクタ部10の第1コネクタ本体18を構成するコネクタハウジング20の端子収容室22内に電線Wが接続された雌状端子24を挿入して収容する(図17、18参照)。
次に、このコネクタハウジング20をハウジング連結手段26により横方向に積層しながら8層に連結して合体することにより第1コネクタ本体18を形成する(図19参照)。
次に、この第1コネクタ本体18を構成する最後段のコネクタハウジング20にハウジング連結手段26により、カバー体36を連結して合体する(図20、21参照)。なお、カバー体36は、これが連結されてない状態の第1コネクタ本体18をホルダー40で挟着して保持した後、ホルダー40の両挟着片44に嵌合させて前記最後段のコネクタハウジング20にハウジング連結手段26により連結して合体するようにしてもよい。
次に、この第1コネクタ本体18を構成するコネクタハウジング20及びカバー体36の両側部に設けられた係止凹溝32に、ホルダー40の両挟着片44を挿入して嵌合させ、若しくは、反対に、ホルダー40の両挟着片44に第1コネクタ本体18側の両係止凹溝32を挿入して嵌合させることにより、第1コネクタ本体18の両側部を挟着する。そして、ホルダー40の連結片46の四隅に設けられた係合凹部28に、第1コネクタ本体18の最前段のコネクタハウジング20に設けられたハウジング連結手段26の係合凸部30を係合させることにより、ホルダー40で第1コネクタ本体18をコネクタハウジング20の合体方向に沿って装脱着し得るように保持し、第1コネクタ部10を形成する(図22、23参照)。
次に、この第1コネクタ部10のボス部48がレバー16のボス部挿入穴56に挿入し得るように、レバー16の両側壁片52を両側方に少し広げてボス部挿入穴56にボス部48を挿入し、第1コネクタ部10のボス部48にレバー16を回動自在に支持すると共に、レバー傾斜仮止め手段72で傾斜状態に仮止め保持する(図24、25参照)。
次に、このような状態で第1コネクタ部10を、図26に示すように、第2コネクタ部12のフード部14内に挿入する。この挿入操作により、レバー傾斜仮止め手段72の仮止め用アーム76の先端部分がレバー係合解除部78のスロープ78aに当接して外側方へ押し広げられ、係止用爪74との係合が解除され、レバー16の仮止め状態が外される。
次に、レバー16の連結片54に相当する部位を押圧して下方に押し込んで、レバー16が、第1コネクタ部10に対しボス部48を中心にして、また、第2コネクタ部12に対してレバー支点用突起58を支点として、傾斜した仮止め状態から水平の伏倒状態に回動させる。このレバー回動操作により、第1コネクタ部10を第2コネクタ部12のフード部14内奥部まで押し下げて第2コネクタ部12に嵌合させて第1コネクタ部10の雌状端子24を第2コネクタ部12の雄状端子64と接続する。これと同時に、第1コネクタ部10のカバー体36の凸部38aを第2コネクタ部12のフード部14内に設けられた凹部68aに挿入し、レバー16をロック用爪70に係合して固定する(図27参照)。なお、第1コネクタ部10のコネクタハウジング20の合体層数が誤って8層ではなく、例えば、7層になっている場合には、カバー体36の凸部38aが第2コネクタ部12の凹部68bに挿入しようとするが、大きさが合わないので挿入せず、第1、第2コネクタ部10、12の誤結合を防止することができる。
前記実施形態のレバー嵌合式コネクタは、第1コネクタ部10のコネクタハウジング20の合体層数が8層の例であるが、コネクタの極数等の変更により、コネクタハウジング20の合体層数を、例えば、図16に示すように、5層に変更する必要が生じた場合には、前記第1コネクタ部10よりレバー16を外し、ホルダー40の連結片46側のハウジング連結手段26の係合を解除して、ホルダー40から第1コネクタ本体18を取り外す。次いで、第1コネクタ本体18を構成する8個のコネクタハウジング20の中から3個の不要なコネクタハウジング20をハウジング連結手段26の係合を解除して外したり、必要に応じて、残りのコネクタハウジング20の配置換えや新規なコネクタハウジング20との交換等を行ったりして、必要な5個のコネクタハウジング20をハウジング連結手段26で連結して合体し、更に、最後段のコネクタハウジング20にカバー体36を連結して合体して、新規な第1コネクタ本体18を形成する。そして、この第1コネクタ本体18をホルダー40で挟着して、装脱着可能に保持して新規な第1コネクタ部10を形成する(図28参照)。
次に、前記したのと同様な方法で、この第1コネクタ部10のボス部48にレバー16を回動自在に支持すると共に、レバー傾斜仮止め手段72で傾斜状態に仮止め保持し(図29参照)、次いで、この第1コネクタ部10を、図30に示すように、第2コネクタ部12のフード部14内に挿入し、レバー傾斜仮止め手段72によるレバー16の仮止め状態を外し、レバー16を下方に押し込んで傾斜した仮止め状態から水平の伏倒状態に回動させ、第1コネクタ部10を第2コネクタ部12のフード部14内奥部まで押し下げて、第2コネクタ部12に嵌合させ、第1、第2コネクタ部10、12の接続を行う(図31参照)。第1コネクタ部10の合体層数が前記5層以外の場合にも同様な方法で極数等の変更に迅速、且つ、的確、容易に対応させることが可能である。
前記実施形態のレバー嵌合式コネクタは、第1コネクタ部10と第2コネクタ部12を各々1個備える例であるが、いずれか一方又は両方を複数個備え、任意に選択された第1コネクタ部10と第2コネクタ部12を嵌合させてコネクタを構成するようにしてもよい。例えば、T、Y型分岐接続の場合には、2個の第1コネクタ部10と1個の第2コネクタ部12を備え、その第2コネクタ部12に2個のフード部14を形成し、各フード部14内に第1コネクタ部10をレバー16で嵌合させることも可能である。また、第1、第2コネクタ部10、12の少なくとも一方を電線W以外の機器、パネル等の支持体に接続するようにしてもよい。
本発明のレバー嵌合式コネクタによると、前記実施形態に示すように、枠型のホルダー40で第1コネクタ本体18の両側部を挟着してコネクタハウジング20の合体方向に装脱着可能に保持するので、ワイヤーハーネスの回線、回路の仕様変更等によって、コネクタの極数等を変更する必要が生じても、第1コネクタ部10やこれを第2コネクタ部12に嵌合させるレバー16をその都度取り換える必要がなく、それぞれ一つのものを共用して、第1コネクタ本体18を構成する複数のコネクタハウジング20の位置換えや合体層数の増減変更を行うことができる。従って、第1コネクタ部10を極数等の変更の都度、新規に製造する手間が省け、コネクタのコストを安くすることができる。
また、レバー16を回動自在に支持するボス部48が第1コネクタ本体18、即ち、コネクタハウジング20側ではなく、ホルダー40の両側部に突設されているので、極数等の変更によりコネクタハウジング20の組合せ位置換えや合体層数の変更を行っても、ボス部48の位置が第1コネクタ本体18の長手方向にずれてしまうことがなく、レバー16を的確に支持することができる位置に保持されるから、第1コネクタ部10を第2コネクタ部12のフード部14内に支障なく、円滑に嵌合させることができる。よって、コネクタの極数等の変更に柔軟に対応させることが可能で、適用範囲(自由度)が広がり、汎用性を高めることができる。
本発明に係るレバー嵌合式コネクタの一実施形態を示すもので、コネクタハウジングの合体層数が8層の第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に挿入後、嵌合させる前の状態の断面図である。 図1のA−A線矢視図である。 図1のB−B線矢視図である。 図1のC−C線矢視図である。 図1の状態から第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に嵌合させた状態の断面図である。 図5のD−D線矢視図である。 図1に示す第2コネクタ部の平面図である。 図1に示す第1コネクタ部にレバーを回動自在に支持させた状態の正面図である。 図8のE−E線矢視図である。 図8のF−F線矢視図である。 図1、8に示す第1コネクタ部の正面図である。 図1、8に示す第1コネクタ部の平面図である。 図1、8に示す第1コネクタ部の右側面図である。 本発明において、コネクタハウジングの合体層数が7層の第1コネクタ部を示す平面図である。 本発明において、コネクタハウジングの合体層数が6層の第1コネクタ部を示す平面図である。 本発明において、コネクタハウジングの合体層数が5層の第1コネクタ部を示す平面図である。 図1に示すレバー嵌合式コネクタを組み立てる際、第1コネクタ部10のコネクタハウジングの端子収容室内に電線が接続された雌状端子を挿入する状態の斜視図である。 図17に示すコネクタハウジングの端子収容室内に雌状端子を挿入した状態の斜視図である。 図18に示すコネクタハウジングを8層に連結して合体した第1コネクタ本体の斜視図である。 図19に示す第1コネクタ本体の最後段のコネクタハウジングにカバー体を連結して合体する状態の斜視図である。 図20に示す最後段のコネクタハウジングにカバー体を連結して合体した第1コネクタ本体の斜視図である。 図21に示す第1コネクタ本体の両側部の係止凹溝にホルダーの両挟着片を嵌合させて、第1コネクタ本体の両側部を挟着する状態の斜視図である。 図22に示す第1コネクタ本体をホルダーで挟着し、コネクタハウジングの合体方向に装脱着し得るように保持した第1コネクタ部の斜視図である。 図23に示す第1コネクタ部のボス部にレバーを回動自在に支持する状態の斜視図である。 図24に示す第1コネクタ部のボス部にレバーを傾斜状態で回動自在に支持した状態の斜視図である。 図25に示す状態の第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に挿入する状態の斜視図である。 レバーを図26の状態から下方に押し込んで傾斜した仮止め状態から水平の伏倒状態に回動させ、第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に嵌合させた状態の斜視図である。 コネクタハウジングの合体層数が5層の第1コネクタ本体をホルダーで挟着し、コネクタハウジングの合体方向に装脱着し得るように保持した第1コネクタ部の斜視図である。 図28に示す第1コネクタ部のボス部にレバーを傾斜状態で回動自在に支持した状態の斜視図である。 図29に示す状態の第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に挿入する状態の斜視図である。 レバーを図30の状態から下方に押し込んで傾斜した仮止め状態から水平の伏倒状態に回動させ、第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に嵌合させた状態の斜視図である。
符号の説明
10 第1コネクタ部
12 第2コネクタ部
14 フード部
16 レバー
18 第1コネクタ本体
20 コネクタハウジング
22 端子収容室
24 雌状端子
26 ハウジング連結手段
28 係合凹部
30 係合凸部
32 係止凹溝
32a タブ
34 案内凹溝
36 カバー体
38a 凸部
38b 凸部
38c 凸部
38d 凸部
40 ホルダー
42 ホルダー基体
44 挟着片
46 連結片
48 ボス部
50 鍔部
52 側壁片
54 連結片
56 ボス部挿入穴
58 レバー支点用突起
60 ロックカバー
62 ロック用突起
64 雄状端子
66 案内リブ
68a 凹部
68b 凹部
68c 凹部
68d 凹部
70 ロック用爪
72 レバー傾斜仮止め手段
74 係止用爪
76 係止用アーム
78 レバー係合解除部
78a スロープ
W 電線

Claims (4)

  1. 複数のコネクタハウジングを分離可能に連結して合体した第1コネクタ本体を有する第1コネクタ部と、第1コネクタ部が嵌合されるフード部を有する第2コネクタ部と、第1コネクタ部の両側部に突設されたボス部に回動自在に支持され、第1コネクタ部を第2コネクタ部のフード部内に嵌合させるレバーとを備えたレバー嵌合式コネクタにおいて、前記第1コネクタ部が、第1コネクタ本体の両側部を挟着するように枠型に形成されて第1コネクタ本体をコネクタハウジングの合体方向に装脱着可能に保持すると共に、両側部に前記ボス部が突設されたホルダーを備えることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
  2. 前記ホルダーが、第1コネクタ本体のコネクタハウジングの合体方向に延在して対向配置された一対の挟着片とその基部をつなぐ連結片とで略コ字状枠型に形成されたホルダー基体と、前記両挟着片の側部に突設されたボス部とを備え、ホルダー基体の両挟着片を、第1コネクタ本体の各コネクタハウジングの両側部にコネクタハウジングの合体方向に沿って設けられた係止凹溝に嵌合させて第1コネクタ本体の両側部を挟着し、第1コネクタ本体をコネクタハウジングの合体方向に装脱着し得るように保持することを特徴とする請求項1記載のレバー嵌合式コネクタ。
  3. 前記第1コネクタ本体が、複数層合体されるコネクタハウジングの最後段にコネクタハウジングとほぼ同じ幅と高さを有するカバー体を連結して合体することにより構成され、そのカバー体の両側下部に、コネクタハウジングの合体層数に応じて設定された形状又は大きさを有する凸部が設けられ、第2コネクタ部のフード部内の底部にその凸部に適合する形状又は大きさを有し、その凸部が第1コネクタ部の嵌合により挿入される凹部が設けられることを特徴とする請求項1又は2記載のレバー嵌合式コネクタ。
  4. 前記レバーが前記ホルダーの両挟着片の外幅に適合する間隔をおいて対向配置された一対の側壁片とその基部をつなぐ連結片とで略コ字状枠型に形成され、その両側壁片にホルダーのボス部が挿入されるボス部挿入穴が設けられ、両側壁片の先端側下部外側面にレバー支点用突起が設けられており、そのレバーを第1コネクタ部が第2コネクタ部のフード部内に挿入される前に傾斜状態で仮止めするレバー傾斜仮止め手段を備えており、そのレバー傾斜仮止め手段が、前記ホルダーの両挟着片の側部に突設された係止用爪と、前記レバーの両側壁片の下部に、レバーの長手方向に沿って連結片側へ斜め下向きに傾斜するように設けられ、前記係止用爪と係合してレバーを傾斜状態に仮止めする弾性舌片からなる仮止め用アームと、第2コネクタ部のフード部の内側壁に向けて斜め下向きに傾斜したスロープを有し、そのスロープがフード部の内側壁の上部近傍に配置されるように、フード部内に配設され、フード部内に第1コネクタ部が挿入されて係止用アームがスロープに当接したとき、そのアームを外側方へ押し広げて係止用爪との係合を解除し、レバーをボス部を中心として回動可能にするレバー係合解除部とで構成されることを特徴とする請求項2又は3記載のレバー嵌合式コネクタ。
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