JP2005293100A - 組立部品発注方法、組立部品発注プログラム及び組立部品発注仲介プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 利用者端末30は、装置のフレーム構造を構成する各部品を特定し、各部品に対応するカタログ記号毎にパーツ番号を付与する。そして、そのフレーム構造の設計図面において、各部品に関連付けてパーツ番号を表示する設計図面を生成し、その設計図面を復元可能なデータを生成する。そして、各部品の種類毎のパーツ番号、カタログ記号、及び数量に関するデータと、設計図面を復元可能なデータとを管理コンピュータ21に送信する。管理コンピュータ21は、メーカ端末40に、設計図面を出力させるとともに、パーツ番号、カタログ記号、及び数量を含むラベルを出力させる。
【選択図】 図2
Description
いて、前記パーツ識別子、部品識別子、及び数量に関するデータとを前記部品提供者端末に送信する第5の段階と、前記部品提供者端末が、前記パーツ識別子と前記部品識別子と前記数量とを関連付けて出力し、前記パーツ識別子毎に前記パーツ識別子を含むラベルを印刷するための処理を行う第6の段階とを備えたことを要旨とする。
前記部品は、前記部品の原型の加工形状を含み、前記部品が前記部品の原型の加工形状である場合は、前記部品識別子は、前記部品の原型を特定する原型識別子と前記加工形状の特定情報とを含み、前記第2の手段を、前記フレーム構造の構成面の属性情報を設定する手段と、前記構成面の属性情報に基づいて部品を特定する手段と、前記部品毎に、前記パーツ識別子を付与する手段として機能させ、構成面の属性情報に基づいて部品を特定する手段は、前記部品が前記原型の加工形状である場合、前記部品を前記原型と前記加工形状とにより特定することを要旨とする。
請求項1又は6に記載の発明によれば、利用者は、利用者端末を用いて、装置の設計を容易に行うことができるとともに、その装置を組み立てるために必要な部品を容易に特定して、利用者端末により生成された発注情報により、特定された部品を発注することができる。
さらに、部品提供者が、パーツ識別子毎のラベルを、そのパーツ識別子に対応する部品に添付することで、利用者は、そのラベルのパーツ識別子と、設計図面のパーツ識別子と照合することにより、組み立てるフレーム構造における部品の配置を容易に特定できる。
、その部品の原型を加工した加工形状である場合には、部品は、原型と加工形状とにより特定され、その原型と加工形状毎にパーツ識別子が付与されるため、利用者は、パーツ識別子を用いて加工形状毎に部品を特定することができる。また、部品の原型と加工形状とが特定され、その加工形状毎に数量が特定されるため、部品提供者は、これに基づいて、効率的に部品を加工して提供することができる。
この発注を受けたメーカは、発注情報に基づいてフレーム部材等のパーツを準備する(W5)。ここで、フレーム部材については、指定された長さに切断する等、必要な加工を施す(W6)。そして、メーカは、加工済のパーツを販売会社に発送する(W7)。
次に、上述した業務フローを実現するためのシステム構成を、図2を用いて説明する。
更に、メーカ端末40には、印刷装置41が接続されている。この印刷装置41は、メーカ端末40からの印刷要求に基づいて印刷を行う。
カタログデータ記憶部22には、図3に示すように、部品コード及び長さ毎にカタログデータ220が記録される。このカタログデータ220は、メーカが販売する部品について登録を行った場合に記録される。なお、このカタログデータ220に対応する部品について利用者端末30を用いて選択し、発注することができるように、販売管理システム20は、更新データを利用者端末30に提供する。本実施形態では、カタログデータ220は、部品コード、長さ及び単価を含んで構成される。
単価データ領域には、部品コード及び長さによって特定されるパーツの単価に関するデータが記録される。
受注番号データ領域には、受け付けた注文を特定するための識別子としての受注番号に関するデータが記録される。
直送先コードデータ領域には、パーツの送り先が、顧客コードによって指定される住所以外である場合について、パーツの送り先(直送先)を識別するための識別子としての直送先コードに関するデータが記録される。
受注明細データ233は、パーツ識別子としてのパーツ番号、部品コード、長さ、及び数量に関するデータを含んで構成される。
部品コードデータ領域には、受注した部品の部品コードに関するデータが記録される。
上記のように構成されたシステムにおいて、利用者が、フレーム構造の設計を行って必要なパーツについて販売者を介してメーカに発注し、提供されたパーツを用いてフレーム構造の組立を行う場合の処理手順を図5〜図12を用いて説明する。
図6に示すように、利用者端末30を用いて、まず、基本形状の設定を行う(ステップS2−1)。具体的には、まず、利用者が、図7に示す基本装置選択画面60において基本形状の選択を行う。
図8に示すように、装置設計画面70には、工程表示部71、装置名表示部72、基本形状表示部73、使用フレーム選択部74、サイズ設定部75、ボルト・ナット選択部76、フレーム重なり設定部77が設けられている。また装置設計画面70には、フレームキャップ選択部78、キャスタ選択部79、次ボタン80、キャンセルボタン81及び戻ボタン82が設けられている。
が設けられている。そして、上部及び下部についての各選択ボックスの下には、選択された組み方によるフレーム部材の重なりのイメージが表示される。ここでは、上部及び下部について、それぞれ縦のフレーム部材が突き抜けた形態でフレーム部材が重なるように、フレーム重なりをそれぞれ選択する。
ここでは、フレーム面設定部94において選択されている「右側面」についての定義の詳細設定が表示されている。「右側面」については、「分割面1」で「0」が設定されている。そして、定義一覧の定義名称「0」に対応して面属性「開口」及び接続方法「ブラケット」が表示される。また、「頂点」については、「1−左下」が基準となる頂点として設定されている。これは、面表示部96に示す分割面「1」の左下の頂点を示す。さらに、ブラケットタイプ「厚型」及びタップ穴「無」が設定されている。この定義詳細設定部98では、面表示部96において選択された構成面について定義情報を設定する。この定義詳細設定部98で設定されたデータは、構成面毎に、面定義詳細データとして記録される。
選択して削除ボタン101をクリックすると、選択されていた定義が、定義一覧表示部97から消去される。復帰ボタン102は、削除した定義データを復帰させる場合に用いる。この復帰ボタン102をクリックすると、一旦、定義一覧表示部97から消去された定義が再表示される。確定ボタン103は、上述のように、定義詳細設定部98において定義の設定入力を行った場合に、その定義を登録する場合に用いる。
長データを記録する。さらに、装置設計データ、フレーム面データ、面定義詳細データを用いて、接合部の位置を特定する。
顧客表示欄131には、発注を行う顧客に関する情報と、直送先に関する情報とが表示される。なお、これらの情報は、設定のプルダウンメニューの「お客様情報」を用いて表示される画面において予め入力し、顧客データを記録しておく。この顧客データに基づいて、顧客表示欄131に各情報が表示される。
号を取得し、この受注番号に基づいて、カタログ部品に関するデータと設計図面表示データとを抽出する。そして、この設計データをメーカ端末40に提供する(ステップS1−9)。
・ 上記実施形態では、利用者端末30は、装置のフレーム構造を特定し、そのフレーム構造を構成する各部品を特定し、特定された各部品の種類毎に、それぞれ特定のパーツ番号を付与する。そして、そのフレーム構造の設計図面を生成し、その設計図面において、各部品に関連付けてパーツ番号を表示するための設計図面データを生成する。そして、各部品の種類毎のパーツ番号、部品コード及び長さに関する情報を有するカタログ記号、及び数量に関するデータを含む注文データを管理コンピュータ21に送信する。そして、管理コンピュータが、パーツ番号、カタログ記号及び数量に関するデータをメーカ端末40に送信する。そして、メーカ側で、パーツ番号毎に、パーツ番号、カタログ記号、及び数量を含むラベルを出力する。
より生成された注文データにより発注することができる。
○ 上記実施形態では、利用者端末30は、発注書130をインターネット50を介して管理コンピュータ21に送信した。これに代えて、発注書130を印刷してファクシミリにより管理コンピュータ21の管理を行う販売会社に送信してもよい。この場合、販売会社側で、ファクシミリ受信した発注書130の内容を管理コンピュータ21に投入する。この場合も、形状データ圧縮情報表示欄132に記載の面構成データの圧縮情報を用いれば、設計図面を復元できる。これにより、利用者端末30がインターネット50に接続されていない場合であっても、利用者端末30により作成した発注書130に基づいて、メーカ端末40に設計データを提供できる。
Claims (11)
- 利用者端末と、部品提供者端末と、管理コンピュータとを用いて、組立部品の発注を行う方法であって、
前記利用者端末が、
フレーム構造を特定する第1の段階と、
前記フレーム構造を構成する各部品を特定し、特定された各部品の種類毎に、それぞれ特定のパーツ識別子を付与する第2の段階と、
前記フレーム構造の設計図面を生成し、その設計図面に前記各部品に関連付けて前記パーツ識別子を表示するための設計図面データを生成する第3の段階と、
前記各部品の種類毎の前記パーツ識別子、部品識別子、及び数量に関する情報を含む注文情報を生成する第4の段階と、
前記管理コンピュータが、
前記注文情報を受け付けて、この注文情報に基づいて、前記パーツ識別子、部品識別子、及び数量に関するデータとを前記部品提供者端末に送信する第5の段階と、
前記部品提供者端末が、
前記パーツ識別子と前記部品識別子と前記数量とを関連付けて出力し、前記パーツ識別子毎に前記パーツ識別子を含むラベルを印刷するための処理を行う第6の段階と
を備えたことを特徴とする組立部品発注方法。 - 前記利用者端末が、
前記設計図面データに基づいて、前記設計図面を復元可能な情報を生成する段階と、
前記管理コンピュータが、
前記設計図面を復元可能な情報を受け付けて、前記設計図面を復元可能な情報に基づいて、前記設計図面を復元し、前記設計図面を表示するための設計図面表示データを生成し、前記設計図面表示データを前記部品提供者端末に送信する段階と、
前記部品提供者端末が、
前記設計図面表示データに基づいて前記設計図面を出力する段階と
をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の組立部品発注方法。 - 前記部品は、前記部品の原型の加工形状を含み、
前記部品が前記部品の原型の加工形状である場合は、前記部品識別子は、前記部品の原型を特定する原型識別子と前記加工形状の特定情報とを含み、
前記第2の段階は、
前記フレーム構造の構成面の属性情報を設定する段階と、
前記構成面の属性情報に基づいて部品を特定する段階と、
前記部品毎に、前記パーツ識別子を付与する段階と
を備え、
構成面の属性情報に基づいて部品を特定する段階は、
前記部品が前記原型の加工形状である場合、前記部品を前記原型と前記加工形状とにより特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の組立部品発注方法。 - 前記第1の段階は、
基本形状を特定する段階と、
前記基本形状の構成面を特定して、その構成面の分割位置を特定する分割位置特定段階とを備え、
前記基本形状において、前記特定された構成面を前記特定された分割位置で分割したフレーム構造を特定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の組立部品発注方法。 - 前記分割位置特定段階は、
前記特定した構成面の基準となる頂点を特定し、前記頂点を含む端面を特定し、その端面からの距離を特定することにより、分割位置を特定することを特徴とする請求項4に記載の組立部品発注方法。 - 利用者端末と、部品提供者端末と、管理コンピュータとを用いて、利用者が前記利用者端末により組立部品の発注を行うための組立部品発注プログラムであって、
前記利用者端末を、
フレーム構造を特定する第1の手段と、
前記フレーム構造を構成する各部品を特定し、特定された各部品の種類毎に、それぞれ特定のパーツ識別子を付与する第2の手段と、
前記フレーム構造の設計図面を生成し、その設計図面に前記各部品に関連付けて前記パーツ識別子を表示するための設計図面データを生成する第3の手段と、
前記パーツ識別子毎に前記パーツ識別子を含むラベルを前記部品提供者端末に印刷させ、前記パーツ識別子と部品識別子と数量とを関連付けて前記部品提供者端末に出力させるための前記パーツ識別子、部品識別子及び数量に関する情報を前記管理コンピュータに入力するための注文情報を出力する第4の手段
として機能させるための組立部品発注プログラム。 - 前記利用者端末を、
前記設計図面データに基づいて、前記設計図面を復元可能な情報を生成する手段と、
前記設計図面を前記部品提供者端末に出力させるための前記設計図面を復元可能な情報を前記管理コンピュータに入力するための注文情報を出力する手段
として機能させることを特徴とする請求項6に記載の組立部品発注プログラム。 - 前記部品は、前記部品の原型の加工形状を含み、
前記部品が前記部品の原型の加工形状である場合は、前記部品識別子は、前記部品の原型を特定する原型識別子と前記加工形状の特定情報とを含み、
前記第2の手段を、
前記フレーム構造の構成面の属性情報を設定する手段と、
前記構成面の属性情報に基づいて部品を特定する手段と、
前記部品毎に、前記パーツ識別子を付与する手段
として機能させ、
構成面の属性情報に基づいて部品を特定する手段は、
前記部品が前記原型の加工形状である場合、前記部品を前記原型と前記加工形状とにより特定することを特徴とする請求項6又は7に記載の組立部品発注プログラム。 - 前記第1の手段を、
基本形状を特定する手段と、
前記基本形状の構成面を特定して、その構成面の分割位置を特定する分割位置特定手段として機能させ、
前記基本形状において、前記特定された構成面を前記特定された分割位置で分割したフレーム構造を特定することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1つに記載の組立部品発注プログラム。 - 前記分割位置特定手段を、
前記特定した構成面の基準となる頂点を特定し、前記頂点を含む端面を特定し、その端面からの距離を特定することにより、分割位置を特定する手段として機能させることを特徴とする請求項9に記載の組立部品発注プログラム。 - 利用者端末と、部品提供者端末と、管理コンピュータを用いて、前記管理コンピュータが、利用者から部品提供者への組立部品の発注を仲介するためのプログラムであって、
前記管理コンピュータを、
前記利用者端末において作成された、フレーム構造を構成する各部品の種類毎のパーツ識別子、部品識別子、及び数量に関する情報を含む注文情報を受け付ける手段と、
前記利用者端末において作成された、前記パーツ識別子が前記各部品に関連付けられて表示された前記フレーム構造の設計図面を復元可能な情報を受け付ける手段と、
前記設計図面を復元可能な情報に基づいて、前記設計図面を復元し、前記設計図面を表示するための設計図面表示データを生成する手段と、
前記設計図面表示データを前記部品提供者端末に送信する手段と、
前記部品提供者端末に、前記パーツ識別子と部品識別子と数量とを関連付けて出力させるとともに、前記パーツ識別子を含むラベルを出力させるための前記パーツ識別子、部品識別子、及び数量に関するデータを送信する手段
として機能させることを特徴とする組立部品発注仲介プログラム。
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