JP2005290578A - 灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物 - Google Patents

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Abstract

【課題】濃色に染色され、且つ染色堅牢度に優れる灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物を提供する。
【解決手段】灰色の顔料や染料を繊維原料に着色した灰色原着超極細ポリエステル繊維において、灰色原着成分(dope dyed component)含有が3wt%から15wt%であり、且つ一本の繊維の細さが0.01から0.5デニールである灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物であり、整染の段階において追染をし、各種異なる色に深染することで、柔軟且つきめの細かい感触を提供すると同時に耐水洗性、耐摩擦性、耐日光性の何れにも優れる染色堅牢度を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は灰色の顔料や染料で繊維原料を着色した灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物に係り、特に整染段階において追染され、各色に深染された織物であり、柔軟できめの細やかな感触、及び極めて優れた耐水洗性、耐摩擦性、及び耐日光性の染色堅牢度を具有する灰色原着超極細繊維、及び、該超極細繊維より構成される織物に関わる。
公知の技術によれば、例えば、特許文献1に開示されているように、一本の繊維の細さが0.5デニールより低い超極細糸により構成される織物は感触が柔軟できめも細かいことから市場で好評を得ており、衣料用や家庭の様々な個所で使用されている。
WO 02/088444
しかし、上述のような超極細繊維は細いことから表面積が相対して大きくなっており、染料の添加量が飽和状態でも超極細繊維による織物の濃色を高めて染めることができない、或いは染めることができたとしても、繊維の構造中に滲入させることができず、染色堅牢度に劣り、現在では超極細繊維により構成される織物は、薄い色にしか染められないことが欠点となっている。
また、韓国のKOLON社による前記特許文献1(WO 02/088444)中において原着成分を具有する超極細繊維により構成される織物が提供されており、これにより織物の耐水洗性染色堅牢度、及び耐日光性染色堅牢度が改善されている。
カーボンブラックや顔料、及び染料などの原着成分を調合することで所望の色を提供するのであるが、この方法では、原着成分の色調合と色合わせが難しいほか、色を変えようとする場合にはルート内に他の原着成分の残留があってはならないことから、長時間に渡り水を流したり清掃したりしなければならず、これらの問題点が欠点として存在した。
そこで、本発明は、上述の欠点に鑑み、効果的に濃色に染色され、且つ染色堅牢度に優れる灰色で繊維原料を着色した灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物を提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、灰色原着超極細ポリエステル繊維において、灰色原着成分(dope dyed component)含有が3wt%から15wt%であり、且つ一本の繊維の細さが0.01から0.5デニールであることを特徴とする灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物である。
請求項2の発明は、前記灰色原着超極細ポリエステル繊維において、一本の繊維の細さが0.03から0.5デニールであることを特徴とする請求項1記載の灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物である。
請求項3の発明は、前記灰色原着超極細ポリエステル繊維において、一本の繊維の細さが0.7デニールであることを特徴とする請求項1記載の灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物である。
請求項4の発明は、前記灰色原着超極細繊維は、該灰色原着超極細ポリエステル繊維を材質とし、且つ灰色原着成分を具有する加工糸、或いは原糸、或いはATY(Air Textured Yarn)として製造されることを特徴とする請求項1記載の灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物である。
請求項5の発明は、前記灰色原着超極細繊維は、沸水収縮率が15%以上の高収縮繊維との複合を経た後、異収縮灰色原着超極細加工糸として製造されることを特徴とする請求項4記載の灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物である。
請求項6の発明は、前記灰色原着超極細繊維は、沸水収縮率が15%以上の高収縮繊維との複合を経た後、異収縮灰色原着超極細原糸として製造されることを特徴とする請求項4記載の灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物である。
請求項7の発明は、前記織物とは、該灰色原着超極細繊維を材質とし、ニッティングを経て灰色原着成分を含有する織物であり、且つ該織物の耐水洗性染色堅牢度における変色度が5級以上、且つ耐水洗性染色堅牢度のPETに対する耐汚染度が5級以上、且つ耐水洗性染色堅牢度のNylonに対する汚染度が3級以上、並びに耐乾摩擦性染色堅牢度が5級以上、耐湿摩擦性染色堅牢度が4級以上を達成することを特徴とする請求項4或いは請求項5或いは請求項6記載の灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物である。
請求項8の発明は、前記整染段階にて追染を経ることで各種異なる色に染められると同時に、織物の耐水洗性染色堅牢度の変色度が4級以上、耐水洗性染色堅牢度のPETに対する汚染度が4級以上、並びに耐水洗性染色堅牢度のNylonに対する汚染度が3級以上、耐乾摩擦性染色堅牢度が4級以上、耐湿摩擦性染色堅牢度が3級以上、且つ耐日光性染色堅牢度が3級以上を達成することを特徴とする請求項7記載の灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物である。
すなわち、上記各発明は、灰色の顔料や染料で繊維原料に着色した超極細繊維を用い、該繊維の一本の細さを0.5から0.03デニールとし、且つこれにより織物を構成し、整染の段階で追染を行い各種異なる色に深染することにより、深染後の織物が柔軟性及びきめの細かさを具有すると同時に、耐乾摩擦性染色堅牢度を4級以上、耐湿摩擦性染色堅牢度を3級以上、また耐日光性染色堅牢度を3級以上、耐水洗性染色堅牢度の変色度を4級以上、耐水洗性染色堅牢度のPETに対する汚染度を4級以上、耐水洗性染色堅牢度のNylonに対する汚染度を3級以上にするものである。
本発明によると、超極細繊維の具有する柔軟できめの細かい感触を維持しながら織物を濃色に染色できるという効果が得られる。
本発明は、灰色の顔料や染料で繊維原料を着色する灰色原着成分(dope dyed component)、を含む超極細繊維により織物を構成するべく、整染の段階において、追染(additional dyeing process)を行い、織物を低い染料度の下で各種濃色系統の色に染める。この「濃色系統」は耐水洗性染色堅牢度、耐摩擦性染色堅牢度、及び耐日光性染色堅牢度に優れると同時に、色を変更する細には長時間に渡って排水しなければならないといった公知における欠点をも改善することができるようにする。
本発明の具体的な実施例を説明するが、灰色が、赤、黄、青の三原色の中において何れにとっても色相が偏っておらず、中性色に属することから、灰色の顔料や染料で繊維原料に着色した灰色原着成分を含む超極細繊維は織物として構成されたとき、整染段階で更に追染を行う方式により各色に深染すると、その他の色味を帯びないことで色合わせを行いやすくするものである。灰色原着成分を構成する原料とは、具体的には灰色となる顔料(pigment)と染料(dyestuff)或いはこれらの混合物であり、これら顔料や染料によって組成される灰色着色成分の原料は、超極細繊維に使用するときの堅牢度が優れる。
この、灰色原着成分を重合体中に添加する比率においては特別な制限はないが、但し、一般には3から15wt%が好ましい。何故なら添加量が3wt%より低いときは重合体とむらなく混合されにくくなり色差が生じ易くなっており、逆に15wt%より多いときには紡績性と繊維物性が劣ってしまうと言われているからである。
この他、灰色原着成分の添加形態と方式においては特殊な制限はないが、一般にはマスターバッチ(masterbatch)形態であり、且つ紡績段階で溶解機に注ぐ前に軽量システム(dosing unit)と重合体と共に注ぐ方式が用いられ、特に本発明中では重合体はポリエステルを主とし、該重合体中には二酸化チタンや抗菌成分、抗紫外線成分や難燃成分などの添加剤を加えてもよいものとする。
本発明にて提示する灰色原料着色の超極細繊維は、一本の繊維の細さが0.01から0.5デニールとしている。0.5デニールより大きい場合には、従来の染色方法で濃色に染めると比較的優れた染色堅牢度を具有するため、原着成分で追染をしなくても染色堅牢度が十分であるが、しかし、上述で示めしたように0.5デニール以上と太くなるため、織物に柔軟さときめの細かさが提供できない。
それゆえ、0.01デニールより細いものにするには、織物に柔軟且つきめ細かい感触の提供と同時に原着成分の添加量を高めることで染色堅牢度を高めなければならず、しかし紡績性と繊維物性を劣らせるため不適であることが言える。
よって、本発明の灰色原料着色の超極細繊維において、一本の繊維の細さを0.01から0.5デニールに製造するには特に限定はないが、実施例においてはポリエステル単成分を直接紡ぐ方法、或いはポリエステルとアルカリ液によって容易に溶解除去される共重合体化ポリエステル(alkali easy soluble copolymerised polyester)を複合させる複合紡績(bi-component spinning)により、分割型(split type)や海島型(sea island type)の超極細繊維で複合繊維を製造し、更に、アルカリ液の減量法により、上述のアルカリ液によって容易に溶解除去される共重合体化ポリエステル成分を除去した後、超極細ポリエステル繊維が製造される。一般に一本の繊維の細さが0.25デニールより細いときは紡績生産性を考慮し、複合紡績の後にアルカリ液の減量を行う方式が用いられる。
また本発明の灰色原着超極細繊維の形態においては、特別に限定はないが、加工糸、原糸、ATY(Air Textured Yarn)或いは沸水収縮率(Boiling Water Shrinkage%)が15%より高い高収縮繊維と複合することにより、異収縮灰色調原着超極細加工糸、或いは異収縮灰色調原着超極細原糸としてもよく、沸水収縮率は15%以上の高収縮糸となり、灰色原着成分を添加すれば尚よい。
灰色の顔料や染料で原料繊維を着色した灰色原着超極細繊維により構成される織物は追染による染色方式を採り、特殊な制限がなく、織物の色とその濃淡においては灰色原着超極細繊維の濃淡度や染色時の染料の色と濃度を調整することにより達成される。具体的には図1の[表1]に示す。
[表1]に示すように、本発明の灰色原着超極細繊維により構成される織物は、耐水洗性染色堅牢度がAATCC 61-2A-1989方法によりテストされており、その変色度においても4級以上を達成しており、またPETに対する汚染(Satin)度でも4級以上を達成しており、Nylonに対する汚染度でも3級以上を達成している。
同様にして、耐摩擦性染色堅牢度においてはAATCC 8-1988によりテストされているが、耐乾摩擦性染色堅牢度は4級以上を達成しており、耐湿摩擦性染色堅牢度でも3級以上を達成している。
耐日光性染色堅牢度においてはAATCC 16E-1982(20hrs)でテストされており、耐日光性染色堅牢度は3級以上が達成されている。
各実施例及び比較例を耐水洗性染色堅牢度、及び耐摩擦性染色堅牢度、並びに耐日光性染色堅牢度において行う際において、以下のテスト方法を採る。
1.耐水洗性染色堅牢度(Colorfastness to Laundering)
AATCC 61-2A-1989 のテスト方法(Test Method AATCC 61-2A-1989)を採用し、それぞれを耐水洗性染色堅牢度の変色度、PETに対する汚染(stain)度、並びにナイロンに対する汚染度の三つの方面に対してテストを行う。数値が大きいほど耐水洗性に優れる。
2.耐摩擦性染色堅牢度(Colorfastness to Crocking)
AATCC 8-1988 のテスト方法(Test Method AATCC 8-1988)を採用し、それぞれに耐乾摩擦性染色堅牢度、及び耐湿摩擦性に対してテストを行う。数値が大きいほど耐摩擦性に優れる。
3.耐日光性染色堅牢度(Colorfastness to Light)
AATCC 16E-1982(20hrs)のテスト方法(Test Method AATCC 16E-1982(20hrs))を採用する。数値が大きいほど耐日光性に優れる。
では実施例1として、Clariant社の製品であるGYAT0610灰色マスターバッチ5wt%を95wt%のPETと十分に混合させて島成分とする。他にポリエチレングリコール及びスルホイソフタル酸等の成分を加え、且つアルカリ液にて容易に溶解除去される共重合体化PETを海成分とする。複合紡績(Bi-component spinning)方式により、灰色原着海島型POY(Partially Oriented Yarn)を形成させ、該POY中の海成分と島成分の比例は30%:70%とし、糸巻き速度は2500m/分とし、繊度は320デニール、フィラメント本数は40本、また一本のフィラメント中の島数は37とする。該海島型POYと沸水収縮率=40%の30d/12f高収縮SDY(Spin Draw Yarn)を複合し、糸撚り加工を経ることで、180d/52f異収縮灰色原着超極細加工繊維ができる。該異収縮灰色原着超極細加工繊維をニッティングにより織物とし、該織物をアルカリ液によって減量を行い、海島型超極細繊維中の海成分を完全に溶解除去し、島成分及び高収縮繊維のみが残り、このとき島成分の単繊維繊度は0.07dpfとなり、減量後の織物は追染をしない状況下で直接耐水洗性染色堅牢度、及び耐摩擦性、及び耐日光性のテストを行う(テスト結果は、図2の[表2]に示す如く)。
実施例2として、上述の実施例1で減量を経た後の織物を、Dianix red XF 2%の染料を用い130℃で追染を行う。赤色に染め上がった後、耐水洗性、及び耐摩擦性、及び耐日光性染色堅牢度のテストを行う(テスト結果は、図2の[表2]に示す如く)。
実施例3として、上述の実施例1で減量を経た後の織物を、Dianix Flavine XF 2%染料を用い130℃で追染を行う。黄色に染め上がった後、耐水洗性、及び耐摩擦性、及び耐日光性染色堅牢度のテストを行う(テスト結果は、図2の[表2]に示す如く)。
実施例4として、上述の実施例1で減量を経た後の織物を、Dianix navy XF 2%染料を用い130℃で追染を行う。青色に染め上がった後、耐水洗性、及び耐摩擦性、及び耐日光性染色堅牢度のテストを行う(テスト結果は[表2]に示す如く)。
比較例として、TiO2含有量が0.4wt%のPETを島成分とし、ポリエチレングリコール及びスルホイソフタル酸等の成分を加え、アルカリ液で容易に溶解除去されやすい共重合体PETを海成分とし、複合紡績方式により海島型POY(Partially Oriented Yarn)を形成させ、海成分と島成分の比例は30%:70%とし、糸巻き速度は2500m/分、繊度は320デニール、フィラメント本数は40本、また一本のフィラメント中の島数は37とする。該海島型POYと沸水収縮率=40%の30d/12f高収縮SDY(Spin Draw Yarn)とを複合させ、糸撚り加工を経ることで180d/52f異収縮灰色原着超極細加工繊維ができる。該異収縮灰色原着超極細加工繊維をニッティングにより織物とし、該織物をアルカリ液によって減量を行い、海島型超極細繊維中の海成分を完全に溶解除去し、島成分及び高収縮繊維のみが残り、このとき島成分の単繊維繊度は0.07dpfとなり、減量後の織物はDianix Black XF 6%染料を用い130℃で濃い黒色に染め、さらに上述の実施例と同様のテスト方法で耐水洗性、耐摩擦性、及び耐日光性染色堅牢度のテストを行う(テストの結果は、図2の[表2]の如く)。
図2の[表2]に示すように、実施例1は灰色の顔料や染料を繊維原料に着色する灰色原着成分が含まれる超極細繊維がニッティングを経て織物になったものであり、染色堅牢度の耐水洗性、及び耐摩擦性、及び耐日光性は確実に優れていることが言える。実施例2から実施例4において整染段階において、織物を追染して赤色、黄色、青色の各色に染めるとき、他の色味を帯びないことから色合わせが行いやすい。よって、実施例2から実施例4に示す濃色系統の織物における耐水洗性、耐摩擦性、並びに耐日光性染色堅牢度はみな優れていると言える。
また、比較例には灰色原着成分を含まない超極細繊維がニッティングを経て織物となったものであり、整染の段階において、織物を追染して黒色に染めているが、比較例で示す濃色系統の織物は、耐水洗性、耐摩擦性、及び耐日光性染色堅牢度に確実に劣ると言える。
灰色原着超極細繊維の染色堅牢度におけるテスト結果を示す[表1]の図である。 実施例1から実施例4と比較例における染色堅牢度のテスト結果を示す[表2]の図である。

Claims (8)

  1. 灰色原着超極細ポリエステル繊維において、灰色原着成分(dope dyed component)含有が3wt%から15wt%であり、且つ一本の繊維の細さが0.01から0.5デニールであることを特徴とする灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物。
  2. 前記灰色原着超極細ポリエステル繊維において、一本の繊維の細さが0.03から0.5デニールであることを特徴とする請求項1記載の灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物。
  3. 前記灰色原着超極細ポリエステル繊維において、一本の繊維の細さが0.7デニールであることを特徴とする請求項1記載の灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物。
  4. 前記灰色原着超極細繊維は、該灰色原着超極細ポリエステル繊維を材質とし、且つ灰色原着成分を具有する加工糸、或いは原糸、或いはATY(Air Textured Yarn)として製造されることを特徴とする請求項1記載の灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物。
  5. 前記灰色原着超極細繊維は、沸水収縮率が15%以上の高収縮繊維との複合を経た後、異収縮灰色原着超極細加工糸として製造されることを特徴とする請求項4記載の灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物。
  6. 前記灰色原着超極細繊維は、沸水収縮率が15%以上の高収縮繊維との複合を経た後、異収縮灰色原着超極細原糸として製造されることを特徴とする請求項4記載の灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物。
  7. 前記織物とは、該灰色原着超極細繊維を材質とし、ニッティングを経て灰色原着成分を含有する織物であり、且つ該織物の耐水洗性染色堅牢度における変色度が5級以上、且つ耐水洗性染色堅牢度のPETに対する耐汚染度が5級以上、且つ耐水洗性染色堅牢度のNylonに対する汚染度が3級以上、並びに耐乾摩擦性染色堅牢度が5級以上、耐湿摩擦性染色堅牢度が4級以上を達成することを特徴とする請求項4或いは請求項5或いは請求項6記載の灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物。
  8. 前記整染段階にて追染を経ることで各種異なる色に染められると同時に、織物の耐水洗性染色堅牢度の変色度が4級以上、耐水洗性染色堅牢度のPETに対する汚染度が4級以上、並びに耐水洗性染色堅牢度のNylonに対する汚染度が3級以上、耐乾摩擦性染色堅牢度が4級以上、耐湿摩擦性染色堅牢度が3級以上、且つ耐日光性染色堅牢度が3級以上を達成することを特徴とする請求項7記載の灰色原着超極細繊維及び該超極細繊維より構成される織物。

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